JPH0627109A - 免疫測定法及び免疫測定用試薬キット - Google Patents

免疫測定法及び免疫測定用試薬キット

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JPH0627109A
JPH0627109A JP4084595A JP8459592A JPH0627109A JP H0627109 A JPH0627109 A JP H0627109A JP 4084595 A JP4084595 A JP 4084595A JP 8459592 A JP8459592 A JP 8459592A JP H0627109 A JPH0627109 A JP H0627109A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より高感度で、正確な測定が可能な免疫測定
法を提供する。 【構成】 測定しようとする物質に、結合性物質を結合
した水不溶化担体、1重鎖の遺伝子を結合した結合性物
質、及び前記遺伝子に対して相補的な塩基配列を持つ1
重鎖の遺伝子と標識物質の複合体、を反応させて生成す
る免疫複合体中の標識量を測定する免疫測定法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、免疫測定法および免疫
測定用試薬に関する。更に詳しくは、ヘテロジニアスな
免疫測定法および免疫測定用試薬キットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘテロジニアスなサンドイッチ免
疫測定法においては、測定しようとする物質(以下
「測定物質」という。)に、「測定物質」に対する抗体
もしくは抗原を水不溶性担体に結合した物、及び標識さ
れた、「測定物質」に対する抗体もしくは抗原を反応さ
せて免疫複合体を生成する方法を用いてきた。更に、
「測定物質」に、「測定物質」に対する抗体(動物種A
が産生したもの)を水不溶性担体に結合した物、「測定
物質」に対する抗体(動物種Bが産生したもの)、及び
標識された、動物種Bの産生した抗体に対する抗体を反
応させて免疫複合体を生成する方法[例えば、WO 80/02
747,EP-119736など、及びシ゛ャーナル オフ゛ ヒストケムサイトケム,8
巻,1131頁,1979年発行(GUESDON,J.L.,TERNYNCK,T.,and
AVRAMEAS,S.:J.Histochem.Cytochem.,8:1131,1979)な
ど];「標識物質」に、「測定物質」に対する抗体を
水不溶性担体に結合した物、ビオチンと「測定物質」に
対する抗体の結合体、及び標識されたアビジンを反応さ
せ免疫複合体を生成する方法などが知られている。ヘテ
ロジニアスな競合免疫測定法においても、標識される物
質を「測定物質」と同じ免疫反応特性を有する物質にす
ることで、サンドイッチ免疫測定法と同様な測定法が可
能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、免疫測定法にお
いては、更に感度を向上させる要求が高まっているが、
上記の方法では、免疫複合体中の標識量を増すことは
難しいため、更に高感度な測定とすることは難しい。ま
た、上記の方法では、動物種間の交差反応の無い抗体
を使用する必要が有り、また、血清検体中に抗体に干渉
する物質が存在する場合、測定値が異常を示すことがあ
る。上記の方法は、免疫複合体中の標識量を増すこと
ができるが、非特異的な吸着も大きく、結果的に高感度
な測定とならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するため鋭意検討した結果、塩基配列が相補的な関
係のある2種類の1重鎖核酸を用い、内1種類は標識さ
せる方法を利用した免疫測定法により更に感度が上昇す
ることを見いだし、本発明に到達した。すなわち本発明
は、下記の測定法およびの測定用試薬キットにより
構成される。 :測定しようとする物質(以下「測定物質」とい
う。)に、下記「固定化物質」、下記「第1核酸結合
体」及び下記「標識第2核酸」を反応させて生成する免
疫複合体(A)中あるいは未反応の「標識第2核酸」中
の標識量を測定することを特徴とする免疫測定法。 固定化物質:「測定物質」と特異的な結合性を有する物
質(以下「結合性物質」という。)と水不溶性担体との
結合体。 第1核酸結合体:「結合性物質」、あるいは「測定物
質」と同じ免疫反応特性を有する物質と、1重鎖のデオ
キシリボ核酸またはリボ核酸(以下「第1核酸」とい
う。)との結合体。 標識第2核酸:「第1核酸」と相補的な塩基配列を有す
る1重鎖のデオキシリボ核酸またはリボ核酸(以下「第
2核酸」という。)に、標識剤を結合させた物質。 :上記記載の、「固定化物質」、「第1核酸結合
体」および「標識第2核酸」を構成品として含む免疫測
定用試薬キット。
【0005】本発明において、「測定物質」としては、
免疫測定法が利用できる物であれば特に限定は無い。例
えば、ハプテン(ジゴキシン、サイロキシン、トリヨー
ドサイロニン、コルチゾールなど)、ホルモン(甲状腺
刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、インスリン、成長ホ
ルモンなど)、血清タンパク質(免疫グロブリン、C−
反応性蛋白など)、腫瘍関連抗原(α−フェトプロテイ
ン、癌胎児性抗原、胎児性フェリチンなど)、ウイルス
及びウイルス関連抗原(風疹ウイルス、ヘルペスウイル
ス、HBs抗原、HBc抗原など)などがあげられる。
【0006】「固定化物質」における該水不溶性担体と
しては、例えば、ケイ酸無機担体(ガラス、シリカゲル
など)、および有機担体(プラスチック、ニトロセルロ
ース、デキストランなど)があげられる。表面にアミノ
基、チオール基、カルボキシル基、活性エステル基など
の官能基をもつものが、「結合性物質」と結合させ易い
ため好ましい。また、その形状は、粒子状、シート状、
チューブ状などいずれの形もとりうるが、より好ましい
例としては、粒径0.1〜50μm程度の微粒子状であ
る。
【0007】本発明において用いられる「第1核酸」と
「第2核酸」は、共にデオキシリボ核酸(DNA)もし
くはリボ核酸(RNA)から選ばれる、1重鎖の核酸で
あり、塩基配列が相補的な関係にある。従って、「第1
核酸」と「第2核酸」はハイブリダイズすることが可能
である。「第1核酸」と「第2核酸」は相補的な配列で
あればどの様な1重鎖のDNAまたはRNAも用いるこ
とが可能であるが、分子内でループ構造の生じない塩基
配列が良い。好ましい例として、「第1核酸」を構成す
るリボヌクレオチドまたはデオキシリボヌクレオチドの
単位の種類が、1種類であるものがあげられる。この単
位としては、アデニル酸、ウリジル酸、グアニル酸、シ
チジル酸、デオキシチミジル酸、デオキシアデニル酸、
デオキシグアニル酸、デオキシシチジル酸があげられ、
従って、これらから1種類が選ばれたものが好ましい。
また、1種類のヌクレオチド単位から構成される「第1
核酸」に対して、「第2核酸」は、「第1核酸」の任意
の部分で対応結合できるメリットがある。なお、「第2
核酸」の塩基配列は、「第1核酸」の塩基配列に対応し
て相補的に決まる。
【0008】「第1核酸」、「第2核酸」を構成するリ
ボヌクレオチド単位あるいはデオキシリボヌクレオチド
単位の個数は、10から1,000の範囲が良い。10
より少ない場合、ハイブリダイズの結合力が低く、1,
000を越える場合、分子量が大きすぎるため反応性が
低下し好ましくない。
【0009】また、「第2核酸」は「第1核酸」の1部
分のみに対応する1重鎖のDNAもしくはRNAでも良
い、すなわち「第1核酸」より短い核酸を使用すること
ができる。従って1分子の「第1核酸」に複数の「第2
核酸」が結合することができる利点がある。特に好まし
くは、「第1核酸」が1種類のヌクレオチドから構成さ
れた核酸である場合であり、より短い「第2核酸」は、
「第1核酸」の任意の部分に結合できるため、効率的に
多くの分子が「第1核酸」に結合することができる。即
ち、「第1核酸結合体」上に「標識第2核酸」をより多
く結合した形で、該免疫複合体(A)が生成されるた
め、測定感度を向上することになる。好ましい、「第2
核酸」の鎖長は、「第1核酸」の1/100〜1/2の
範囲内にある鎖長である。
【0010】「第1核酸」及び「第2核酸」は、従来既
知の方法で合成あるいは生体より抽出して使用できる。
好ましいものは、合成法により作成された核酸で、その
末端にアミノ基などの官能基を導入されたものである。
導入された官能基は、「結合性物質」あるいは「測定物
質」と同じ免疫反応特性を有する物質、および標識剤と
の結合に便利である。
【0011】「固定化物質」は、従来既知の方法で行う
ことができる。例えば、ポリスチレン担体にタンパク質
を物理吸着する方法、水不溶性担体の表面の官能基に
「結合性物質」のもつアミノ基などを共有結合する方法
がある。結合の後、担体の表面及び表面の未反応官能基
を適当なタンパク質、核酸、界面活性剤などでブロッキ
ングすることも通常行われる。
【0012】「結合性物質」としては、「測定物質」に
対し特異的な結合性を有するものであり、抗体、抗原、
レクチン、プロテインAなどがあげられるが、「測定物
質」に対応できる範囲で自由に選択することが可能であ
る。さらに「固定化物質」と「第1核酸結合体」に用い
られる、「結合性物質」は、必ずしもおなじ物質である
必要はない。「結合性物質」の好ましい例としては、
「測定物質」に対するモノクローナル抗体があげられ
る。この場合、「固定化物質」と「第1核酸結合体」に
各々用いられモノクローナル抗体は、「測定物質」に対
する認識部位が各々異なる抗体であればさらに良い。
【0013】「測定物質」と同じ免疫反応特性を有する
物質としては、「測定物質」と同一の物質、「測定物
質」の断片で、「測定物質」の免疫反応特性を有するも
の、「測定物質」と「結合性物質」との反応に関与しな
い物質と、「測定物質」との複合体などがあげられる。
【0014】「第1核酸結合体」である、「結合性物
質」、あるいは「測定物質」と同じ免疫反応特性を有す
る物質と「第1核酸」の結合体は、従来知られている蛋
白分子の架橋結合法を使用して作成できる。例えば、
「結合性物質」にチオール基を導入し、「第1核酸」に
導入されたアミノ基との間を2架橋性試薬で結合するこ
とにより「第1核酸結合体」ができる。
【0015】「第1核酸結合体」が、「結合性物質」と
「第1核酸」を結合させた物質である場合、本発明の方
法は、サンドイッチ免疫測定法の原理にもとづく方法で
ある。また、「第1核酸結合体」が、「測定物質」と同
じ免疫反応特性を有する物質と、「第1核酸」を結合さ
せた物質である場合、本発明の方法は、競合免疫測定に
もとづく方法である。
【0016】「標識第2核酸」に用いられる標識する物
質(標識剤)としては、例えば、アイソトープ、酵素、
蛍光体および発光体があげられる。これらはいずれも公
知のものを使用することができる。例えば、アイソトー
プとしては、125Iなど、酵素としては、西洋ワサビペ
ルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、β−ガラク
トシダーゼなど、蛍光体としてはユーロピウム誘導体な
ど、発光体としては、N−メチルアクリジウム誘導体な
どがあげられる。
【0017】「標識第2核酸」の作成は、上記いずれの
タイプも、従来公知のタンパク質と標識剤の結合方法を
応用して行うことができる。例えば、酵素により標識す
る方法としては、ナカネ等、ジェー.ヒストケム.サイ
トケム.,22;1084,1974に記載の方法など
があげられる。蛍光体により標識する方法としては、ア
イ.ヘミラ,エス.ダブク,エトール.;アナル.バイ
オケム.,137:335,1984記載の方法などが
あげられる。発光体により標識する方法としては、エ
イ.ウッドヘッド,アイ.ウイークス;クリン.ケ
ム.,29:1480,1983記載の方法などがあげ
られる。
【0018】本発明における、反応の順序および条件に
ついて以下に述べる。反応の順序としては、種々の順が
とりうるが、好ましい例として、「測定物質」に「第
1核酸結合体」及び「固定化物質」を逐次あるいは同時
に反応させた後、更に「標識第2核酸」を反応させるこ
とにより該免疫複合体(A)を得る;「測定物質」に
「固定化物質」を反応させた後、更に「第1核酸結合
体」および「標識第2核酸」を逐次あるいは同時に反応
させることにより該免疫複合体(A)を得る;「測定
物質」に、「固定化物質」と「第1核酸結合体」および
「標識第2核酸」を同時に反応させることにより該免疫
複合体(A)を得る;「測定物質」に「第1核酸結合
体」および「標識第2核酸」を逐次あるいは同時に反応
さた後、更に「固定化物質」を反応せる;などがある。
各反応における構成成分の投入順序、未反応物の除去な
どは、適宜行うことができる。
【0019】反応を行う温度、各反応を行う溶液の組
成、pHなどは、通常免疫測定及びハイブリダイゼイシ
ョンアッセイで行われる条件で可能である。例えば、温
度としては、5〜60℃、pHとしては5〜9が好まし
く、反応を行う溶液は、適当な緩衝液に塩類、タンパク
質、界面活性剤などを必要により添加した物が好まし
い。
【0020】反応の結果、生成する免疫複合体(A)中
に、「測定物質」の量におうじて標識剤が存在すること
になる。未反応物を除去した後、標識剤の量を測定する
こと、または未反応物中の標識剤量を測定することで、
「測定物質」の量を決定することが可能である。標識剤
の量の測定は、標識剤の種類と共に種々の方法をとりう
るが、いずれも当業者により自由に選択できるものであ
る。測定された標識量を、既知量の「測定物質」を測定
した場合の標識量と比較することにより、検体中の測定
物質量を決定できる。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が本発明はこれに限定されるものではない。
【0022】実施例1 この実施例は、本発明によるα−フェトプロテイン(A
FP)の測定を、長さの異なる合成DNAを用い行った
ものである。
【0023】1)ポリデオキシアデニル酸、及びポリデ
オキシチミジル酸の合成 自動DNA合成機(アプライドバイオシステムズジャパ
ン(株)製、モデル392)を用いて、装置添付の使用
法にもとずき、ヌクレオチド数10、50、100のポ
リデオキシアデニル酸を各々合成し、更に5´末端にア
ミノヘキシルリンカー(アプライドバイオシステムズジ
ャパン(株)製、Aminolink2)によりアミノ
基を導入した。合成した各々の鎖長のアミノ基導入ポリ
デオキシアデニル酸は、カラムで精製した後、蒸留水に
溶解し次の操作に用いた。同様にヌクレオチド数10、
50、100のアミノ基導入ポリデオキシチミジル酸を
合成した。
【0024】2)ポリデオキシアデニル酸結合抗体の作
成 抗AFP抗体(ダコ社製)から、イー.イシカワ,エ
ム.イマガワ,エトール.,ジェー.イムノアッセイ,
4;209,1983記載の方法でFab´抗体を作成
した。1)で合成した各々の鎖長のアミノ基導入ポリデ
オキシアデニル酸溶液(核酸量1mg)とFab´抗体
(10mg)をリン酸緩衝液(0.1モル、pH6.
0、1mMのEDTA含有)2ml中で混合融解し、1
0μlのジメチルホルムアミドに溶解した2架橋性試薬
N−(γ−マレイミドブチリルオキシ)スクシンイミド
(GMBS;同仁化学製)0.2mgを添加し、30℃
で2時間反応した。リン酸緩衝液で透析し、未反応GM
BSを除去し、ポリデオキシアデニル酸結合抗AFP抗
体とした。4℃で保存し、使用時、0.1%牛血清アル
ブミン含有リン酸緩衝液で希釈して用いた。
【0025】3)抗AFP抗体結合微粒子の作成 表面に活性エステル基を有するコポリマー粒子(国産化
学(株)製、ASUコポリマー;平均粒子径1μm)1
0mgを2mlのリン酸緩衝液(0.02モル、pH
7.2)で2回洗浄遠心し、0.5mlのリン酸緩衝液
に懸濁した。抗AFP抗体(ダコ社製)1mgを微粒子
懸濁液に加え、室温で8時間反応した。0.1%牛血清
アルブミン含有リン酸緩衝液で2回洗浄したのち、0.
1%牛血清アルブミン含有リン酸緩衝液2mlに懸濁
し、使用するまで4℃で保存した。
【0026】4)ポリデオキシチミジル酸結合ペルオキ
シダーゼの作成 西洋ワサビペルオキシダーゼ(東洋紡社製)1mgをリ
ン酸緩衝液(0.1モル、pH6.0、1mM EDT
A含有)1ml中で融解し、0.1mgの2−イミノチ
オラン塩酸塩を添加し37℃、30分反応した。反応液
をゲル濾過カラムにかけ未反応の2−イミノチオランを
除き、チオール基導入ペルオキシダーゼとした。
【0027】アミノ基導入ポリデオキシチミジル酸溶液
に、ジメチルホルムアミドに溶解した2架橋性試薬N−
(γ−マレイミドブチリルオキシ)スクシンイミド(G
MBS;同仁化学製)0.2mgを添加し、30℃で2
時間反応した。リン酸緩衝液で透析し、未反応GMBS
を除去した。チオール基導入ペルオキシダーゼ溶液を加
え、4℃、8時間反応し、ポリチミジル酸結合ペルオキ
シダーゼとした。4℃で保存し、使用時、0.1%牛血
清アルブミン含有リン酸緩衝液で希釈して用いた。
【0028】5)測定操作 血清検体50μlと希釈したポリデオキシアデニル酸結
合抗AFP抗体50μl及び抗AFP抗体結合微粒子懸
濁液5μlを試験管中で37℃、15分反応した後、蒸
留水2mlで微粒子を3回洗浄遠心した。上清をすて、
希釈したポリデオキシチミジル酸結合ペルオキシダーゼ
溶液100μlを加え、粒子を再懸濁し37℃、15分
反応した後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗浄遠心し
た。上清をすて、基質液(過酸化水素含有O−フェニレ
ンジアミン溶液)0.5mlをくわえ粒子を再懸濁し3
7℃、15分反応した。遠心し上清の吸光度を492n
mで測定した。既知濃度のAFPを含む標準溶液を同様
に測定し作成した検量線から、検体中のAFP濃度を読
み取った。標準溶液は市販AFP測定キット「グラザイ
ムAFP−EIA TEST」(和光純薬より発売)の
ものを使用した。
【0029】6)測定結果 ヌクレオチド数の異なる、ポリデオキシアデニル酸結合
抗AFP抗体とポリデオキシチミジル酸結合ペルオキシ
ダーゼを各々組み合わせて標準AFPを測定した結果を
表1に示した。抗体に結合した核酸の鎖長が短い場合、
やや感度が低いが、抗体に結合した核酸の鎖長に対し
て、標識の結合した核酸の短い場合、感度の向上が認め
られる。
【0030】
【表1】
【0031】正常人及び肝癌患者の血清検体をヌクレオ
チド数100と10の組合せで測定した結果を表2に示
した。
【0032】
【表2】
【0033】比較例1 この比較例は、従来行われている方法での測定を示した
ものである。
【0034】1)アビジン結合ペルオキシダーゼの作成 西洋ワサビペルオキシダーゼ(東洋紡社製)1mgをリ
ン酸緩衝液(0.1モル、pH6.0、1mM EDT
A含有)1ml中で融解し、0.1mgの2−イミノチ
オラン塩酸塩を添加し37℃、30分反応した。反応液
をゲル濾過カラムにかけ未反応の2−イミノチオランを
除き、チオール基導入ペルオキシダーゼとした。卵白ア
ビジン(シグマ社製)1mgを含むリン酸緩衝液(0.
1M、pH6.0)1mlに、ジメチルホルムアミドに
溶解した2架橋性試薬N−(γ−マレイミドブチリルオ
キシ)スクシンイミド(GMBS;同仁化学製)0.2
mgを添加し、30℃で2時間反応した。リン酸緩衝液
で透析し、未反応GMBSを除去した。チオール基導入
ペルオキシダーゼ溶液を加え、4℃、8時間反応した
後、ゲル濾過カラムを通し未反応物を除き、アビジン結
合ペルオキシダーゼとした。4℃で保存し、使用時、
0.1%牛血清アルブミン含有リン酸緩衝液で希釈して
用いた。
【0035】2)ビオチン化抗AFP抗体の作成 抗AFP抗体(ダコ社製)1mgを含むリン酸緩衝液1
mlに、NHS−ビオチン(N−Hydoroxysu
ccinimido−biotin;PIERCE社
製)0.5mgを溶解したジメチルホルムアミド20μ
lを添加し、37℃、90分反応した。ゲル濾過により
未反応物を除去し、抗体画分をえビオチン化抗体とし
た。1%BSA含有リン酸緩衝液で希釈し用いた。
【0036】3)測定操作 血清検体50μlと希釈したビオチン化抗AFP抗体5
0μl及びアビジン結合微粒子懸濁液5μlを試験管中
で37℃、15分反応した後、蒸留水2mlで微粒子を
3回洗浄遠心した。上清をすて、希釈したペルオキシダ
ーゼ標識抗AFP抗体溶液100μlを加え、粒子を再
懸濁し37℃、15分反応した後、蒸留水2mlで微粒
子を3回洗浄遠心した。上清をすて、基質液(過酸化水
素含有O−フェニレンジアミン溶液)0.5mlをくわ
え粒子を再懸濁し37℃、15分反応した。遠心し上清
の吸光度を492nmで測定した。既知濃度のAFPを
含む標準溶液を同様に測定し作成した検量線から、検体
中のAFP濃度を読み取った。
【0037】4)測定結果 実施例1と同じ、標準溶液、正常人及び肝癌患者の血清
検体の測定結果を前記表2に示した。実施例1よりバッ
クグラウンド(標準0濃度の吸光度)が高く、測定吸光
度も低いため測定感度が劣ってる。従って、正常人血清
の測定値が不正確である。また、正常人血清であるにも
かかわらず異常に高値を示したり、患者血清でも低値を
示す検体があり臨床的に問題のある結果となった。
【0038】実施例2 この実施例は生体より分離した遺伝子を利用した本発明
によるフェリチン測定の例である。
【0039】1)ファージDNAの精製 M13クローニングキット(東洋紡社製)を用い、キッ
ト添付の説明書にしたがい、菌体からファ−ジ2重鎖D
NA、培養上清からファージ1重鎖DNAを精製した。
M13ファ−ジは約7000のヌクレオチド(7Kb)
より構成されている。
【0040】 2)1重鎖DNA結合抗フェリチン抗体の作成 1)で精製した1重鎖DNAを機械的に攪拌した後、シ
ョ糖密度勾配遠心法により、1Kbの長さの画分を得
た。この1重鎖DNA10μgを1mlのリン酸緩衝液
(0.1モル、pH6.0)に溶解した液に、5μgの
2−イミノチオラン塩酸塩を添加し37℃、30分反応
し、チオール基を導入した。3倍量のエタノールを加え
DNAを沈澱して回収し、再度1mMのEDTA含有リ
ン酸緩衝液に溶解し、チオール基導入1重鎖DNAとし
た。
【0041】抗フェリチン抗体(ダコ社製)1mgを含
むリン酸緩衝液(0.1モル、pH6.0)1mlに、
ジメチルホルムアミドで溶解したGMBS0.5mgを
添加し30℃、90分反応した。リン酸緩衝液に対して
透析し、未反応のGMBSを除去した後、チオール基導
入1重鎖DNA溶液と混合し8時間反応した後、ゲルろ
過カラムにより未反応物を除去し、1重鎖DNA結合抗
フェリチン抗体とした。
【0042】3)32P標識DNAの作成 1)で精製した2重鎖DNA(RF−DNA)に、テ
ー.マニアチス,エトール.,モレキュラークローニン
グ:109−112,コールドスプリングハーバーラボ
ラトリイ(1982)に記載のニックトランスレイショ
ン法を用いて、32Pを導入した。導入後、RF−DNA
を超音波により破壊し、アガロースゲル電気泳動によ
り、鎖長500〜300bp、200〜50bp以下の
2つの画分を得た。使用時に、70℃で加熱して32P標
識1重鎖DNAとして用いた。
【0043】4)抗フェリチン抗体結合微粒子の作成 表面に活性エステル基を有するコポリマー粒子(国産化
学(株)製、ASUコポリマー;平均粒子径1μm)1
0mgを2mlのリン酸緩衝液(0.02モル、pH
7.2)で2回洗浄遠心し、0.5mlのリン酸緩衝液
に懸濁した。抗フェリチン抗体(ダコ社製)1mgを微
粒子懸濁液に加え、室温で8時間反応した。0.1%牛
血清アルブミン含有リン酸緩衝液で2回洗浄したのち、
0.1%牛血清アルブミン含有リン酸緩衝液2mlに懸
濁し、使用するまで4℃で保存した。
【0044】5)測定操作 標準フェリチン溶液50μlと希釈した1重鎖DNA結
合抗フェリチン抗体50μl及び抗フェリチン抗体結合
微粒子懸濁液5μlを試験管中で37℃、15分反応し
た後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗浄遠心した。上清
をすて、希釈し加熱処理した32P標識DNA溶液100
μlを加え、粒子を再懸濁し37℃、30分反応した
後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗浄遠心した。上清を
すて、シンチレーションカウンターで32Pからのカウン
トを測定した。標準フェリチンは、市販フェリチン測定
キット「グラオザイム フェリチン」(和光純薬より発
売)のものを使用した。
【0045】6)測定結果 本実施例での、フェリチンの検量線を図1、図2に示し
た。図1は、32P標識DNAの鎖長が500〜300b
pの場合の結果である。図2は、32P標識DNAの鎖長
が200〜50bpの場合の結果である。鎖長の短い方
が、測定感度がより高くなっている。
【0046】実施例3 本実施例は、本発明によるサイロキシン(T4)の競合
免疫測定の例である。
【0047】 1)ポリデオキシアデニル酸結合サイロキシンの作成 T4(カルバイオケミストリー社製)1mgにジメチル
ホルムアミド1mlを加え、溶解した。この溶液1ml
に0.2mgの2−イミノチオラン塩酸塩を加え、室温
で1時間反応した後、ゲルろ過により未反応の2−イミ
ノチオラン塩酸塩を除去し、チオール基導入T4とし
た。実施例1で作成したアミノ基導入ポリデオキシアデ
ニル酸(ヌクレオチド数100)をリン酸緩衝液に溶解
し、ジメチルホルムアミドで溶解したGMBS0.1m
gを添加し、37℃、90分反応した後、ゲルろ過によ
り未反応GMBSを除き、核酸画分を得た。核酸画分に
チオール基導入T4を添加し、37℃、90分反応した
のち、ゲルろ過により未反応物を除去し、ポリデオキシ
アデニル酸結合サイロキシンとした。
【0048】2)抗T4抗体結合微粒子の作成 表面に活性エステル基を有するコポリマー粒子(国産化
学(株)製、ASUコポリマー;平均粒子径1μm)1
0mgを2mlのリン酸緩衝液(0.02モル、pH
7.2)で2回洗浄遠心し、0.5mlのリン酸緩衝液
に懸濁した。抗T4抗体(ダコ社製)1mgを微粒子懸
濁液に加え、室温で8時間反応した。0.1%牛血清ア
ルブミン含有リン酸緩衝液で2回洗浄したのち、0.1
%牛血清アルブミン含有リン酸緩衝液2mlに懸濁し、
使用するまで4℃で保存した。
【0049】3)測定方法 標準T4溶液(T4をT4フリー血清に溶解したもの)
50μlと抗T4抗体結合微粒子懸濁液5μlおよび希
釈したポリアデニル酸結合サイロキシン溶液50μlを
37℃、15分反応した。反応後、蒸留水2mlで微粒
子を2回洗浄遠心した。上清をすて、実施例1で作成し
たポリデオキシチミジル酸(ヌクレオチド数50)結合
ペルオキシダーゼの希釈溶液200μlを加え、37
℃、15分反応した。反応後、蒸留水2mlで微粒子を
2回洗浄遠心した。上清をすて、基質液(過酸化水素含
有O−フェニレンジアミン溶液)0.5mlを加え粒子
を再懸濁し37℃、15分反応した。遠心し上清の吸光
度を492nmで測定した。
【0050】4)測定結果 本実施例での、T4測定の検量線を図3に示した。短時
間の測定条件で、充分な測定感度を示した。
【0051】
【発明の効果】本発明は、相補的な塩基配列を有する2
本の1重鎖核酸が、ハイブリダイズすることを利用した
免疫測定法である。従来、免疫測定法では、高感度な測
定を行うために、種々の方法が行われてきたが、充分な
効果は獲られなかった。すなわち、免疫複合体中の標識
量を充分に増やし、かつ、バックグラウンドを下げるこ
とを同時に達成した方法は無かった。本発明は、核酸の
ハイブリダイズ形成を利用することにより、免疫複合体
中の標識量を増すことが可能である。特に、1重鎖核酸
とより短い1重鎖核酸を反応することで、結合する標識
量を著しく増し、測定感度を向上することが可能となっ
た。また、測定のバックグラウンドも低いため、低値の
正確性も向上している。さらに、検体中に存在する干渉
物質の影響を受け難く、臨床的に誤った測定値を示すこ
とが無い。以上のように、本発明は、高感度で正確な免
疫測定を可能とする方法および測定用試薬を提供するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例2において、鎖長500〜300bpの
32P標識DNAを用いて、標準フェリチンを測定したと
きの検量線である。
【図2】実施例2において、鎖長200〜50bpの32
P標識DNAを用いて、標準フェリチンを測定したとき
の検量線である。
【図3】実施例3において、標準T4溶液を測定したと
きの検量線である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定しようとする物質(以下「測定物
    質」という。)に、下記「固定化物質」、下記「第1核
    酸結合体」及び下記「標識第2核酸」を反応させて生成
    する免疫複合体(A)中あるいは未反応の「標識第2核
    酸」中の標識量を測定することを特徴とする免疫測定
    法。 固定化物質:「測定物質」と特異的な結合性を有する物
    質(以下「結合性物質」という。)と水不溶性担体との
    結合体。 第1核酸結合体:「結合性物質」、あるいは「測定物
    質」と同じ免疫反応特性を有する物質と、1重鎖のデオ
    キシリボ核酸またはリボ核酸(以下「第1核酸」とい
    う。)との結合体。 標識第2核酸:「第1核酸」と相補的な塩基配列を有す
    る1重鎖のデオキシリボ核酸またはリボ核酸(以下「第
    2核酸」という。)に、標識剤を結合させた物質。
  2. 【請求項2】 「第1核酸」を構成するリボヌクレオチ
    ドもしくはデオキシリボヌクレオチドから選ばれる単位
    の種類が、1種類である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 「結合性物質」が、「測定物質」に対す
    る、抗体または抗原である請求項1または2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 「第1核酸」及び「第2核酸」を各々構
    成するリボヌクレオチドまたはデオキシリボヌクレオチ
    ドから選ばれる単位の個数が、10〜1,000である
    請求項1〜3のいずれか記載の方法。
  5. 【請求項5】 「第2核酸」を構成するリボヌクレオチ
    ドまたはデオキシリボヌクレオチドから選ばれる単位の
    個数が、「第1核酸」を構成する同様の単位の個数の1
    /100〜1/2である請求項1〜4のいずれか記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか記載の、「固定
    化物質」、「第1核酸結合体」および「標識第2核酸」
    を構成品として含む免疫測定用試薬キット。
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