JP2509840B2 - 免疫測定法及び免疫測定用試薬キット - Google Patents

免疫測定法及び免疫測定用試薬キット

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JP2509840B2
JP2509840B2 JP4082723A JP8272392A JP2509840B2 JP 2509840 B2 JP2509840 B2 JP 2509840B2 JP 4082723 A JP4082723 A JP 4082723A JP 8272392 A JP8272392 A JP 8272392A JP 2509840 B2 JP2509840 B2 JP 2509840B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、免疫測定法および免疫
測定用試薬キットに関する。更に詳しくは、ヘテロジニ
アスな免疫測定法および免疫測定用試薬キットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘテロジニアスな免疫測定法にお
いては、サンドイッチ法を例にして述べると次のような
方法が行われている。測定しようとする物質(以下
「測定物質」という。)に、「測定物質」に対する抗体
あるいは抗原を直接水不溶性担体に結合したもの、及び
標識された、「測定物質」に対する抗体もしくは抗原を
反応させて免疫複合体を生成する方法を用いていた。さ
らに「測定物質」に、抗Fc抗体を水不溶性担体に結
合した物、Fc部分を有する、「測定物質」に対する抗
体、及び標識され、かつFc部分を持たない、「測定物
質」に対する抗体を反応させて免疫複合体を生成する方
法(特開昭59−43360号公報など);「測定物
質」に、抗ハプテン抗体を水不溶性担体に結合した物、
ハプテンと「測定物質」に対する抗体との結合体、及び
標識された、「測定物質」に対する抗体を反応させて免
疫複合体を生成する方法(特開昭59−23251号公
報など);「測定物質」に、アビジンを水不溶性担体
に結合した物、ビオチンを結合した、測定物質に対する
抗体、及び標識された、測定物質に対する抗体を反応さ
せて免疫複合体を生成する方法(特開昭59−2245
62号公報など)などが知られている。上記何れの方法
も、標識される物質を、「測定物質」と同じ免疫反応特
性を有する物質とすることで、免疫競合法として使用さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、免疫測定法にお
いては、更に測定感度を向上させる要求が高まっている
が、上記の方法では、水不溶性担体に結合する抗体量
を増すことは難しく、より高感度な測定法を実現できな
い。また、「測定物質」と抗体の反応が、液相と固相の
反応となるため、反応速度の点で不利である。また、上
記の方法では、血清検体中に存在する抗体の影響を受
け、正確な測定ができない場合がある。また、標識され
る抗体のFc部分を完全に除去しなければならないとい
う技術的な問題もある。更にの方法と同様に水不溶性
担体に結合した抗体量により性能が規制されてしまう。
上記の方法では、ハプテン結合抗体の非特異的な吸着
が大きく、測定感度が大きく向上しない。また、力価の
高い抗ハプテン抗体を得ることは難しいという問題もあ
る。更にの方法と同様に水不溶性担体に結合した抗体
量により性能が規制されてしまう。上記の方法は、免
疫複合体中の標識量が多くなる点で有利であるが、血清
検体に含まれる干渉物質の影響をうけ、正確な測定値と
ならない場合がある。また、非特異的な吸着も比較的大
きく、測定感度は余り向上しない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するため鋭意検討した結果、塩基配列が相補的な関
係にある2種類の核酸を用い、1種類は水不溶性担体に
結合させる方法を応用した免疫測定法を用いれば従来よ
り測定感度が向上することを見いだし、本発明に到達し
た。すなわち本発明は、下記の測定法およびの測定
用試薬キットにより構成される。 測定しようとする物質(以下「測定物質」という。)
に、下記「固定化第1核酸」、下記「第2核酸結合物
質」及び下記「標識結合物質」を反応させて生成する免
疫複合体(A)中あるいは未反応の「標識結合物質」中
の標識量を測定することを特徴とする免疫測定法。固定
化第1核酸: 1重鎖の、リボヌクレオチドもしくはデ
オキシリボヌクレオチドの単位の種類が1種類である配
列のDNAもしくはRNA(以下「第1核酸」とい
う。)と水不溶性体との結合体。第2核酸結合物質:
「測定物質」と特異的な結合性を有する物質(以下
「結合性物質」という。)と、「第1核酸」と相補的な
塩基配列を有する、1重鎖のDNAもしくはRNA(以
下「第2核酸」という。)との結合体。標識結合物質:
「結合性物質」、あるいは「測定物質」と同じ免疫反
応特性を有する物質に、標識剤を結合させた物質。 上記項記載の「固定化第1核酸」、「第2核酸結合
物質」および「標識結合物質」を構成品として含む免疫
測定用試薬キット。
【0005】本発明の方法を用いることができる「測定
物質」としては、免疫測定法が利用できる物であればよ
く、特に限定は無い。例えば、ハプテン(ジゴキシン、
サイロキシン、トリヨードサイロニン、コルチゾールな
ど)、ホルモン(甲状腺刺激ホルモン、黄体形成ホルモ
ン、インスリン、成長ホルモンなど)、血清タンパク質
(免疫グロブリン、C−反応性蛋白など)、腫瘍関連抗
原(α−フェトプロテイン、癌胎児性抗原、胎児性フェ
リチンなど)、およびウイルスならびにウイルス関連抗
原(風疹ウイルス、ヘルペスウイルス、HBs抗原、H
Bc抗原など)があげられる。
【0006】「固定化第1核酸」における該水不溶性担
体としては、従来蛋白質やDNAの不溶化に用いられて
いる水不溶性担体が使用できる。例えば、ケイ酸無機担
体(ガラス、シリカゲルなど)、および有機担体(プラ
スチック、ニトロセルロース、ナイロン、デキストラン
など)があげられる。この担体は、表面にアミノ基、チ
オール基、カルボキシル基、アルデヒド基、活性エステ
ル基などの官能基をもつものが、「第1核酸」と結合さ
せ易いためより好ましい。また、その形状は、粒子状、
シート状、チューブ状などいずれの形もとりうるが、よ
り好ましい例としては、粒径0.1〜50μm程度の微
粒子状である。
【0007】DNA(デオキシリボ核酸)は、デオキシ
リボヌクレオチド単位から構成され、RNA(リボ核
酸)は、リボヌクレオチド単位から構成される。1重鎖
のDNAもしくはRNAは、2本で結合し2重鎖を形成
する(「ハイブリダイズ」と表現される)ことができ
る。その場合、デオキシリボヌクレオチドまたはリボヌ
クレオチドの配列(以下、塩基配列という。)が、相補
的に対応した配列である必要がある。即ち、ハイブリダ
イズするためには、リボヌクレオチドまたはデオキシリ
ボヌクレオチドの有する塩基部分[アデニン(A)、グ
アニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)、ウラシ
ル(U)]が相補的に、AとTまたはU、GとCのよう
に対応結合する、塩基配列を、互いに持つ核酸で有るこ
とが必要である。
【0008】本発明において用いられる、「第1核酸」
と「第2核酸」は、共に1重鎖のDNAもしくはRNA
であり、塩基配列が相補的な関係にある。従って、「第
1核酸」と「第2核酸」は、ハイブリダイズすることが
可能である。「第1核酸」と「第2核酸」は、塩基配列
が相補的な関係であり、「第1核酸」を構成するリボヌ
クレオチドまたはデオキシリボヌクレオチドの単位の種
類が、1種類である配列があげられる。この単位として
は、アデニル酸、ウリジル酸、グアニル酸、シチジル
酸、デオキシチミジル酸、デオキシアデニル酸、デオキ
シグアニル酸、デオキシシチジル酸があげられ、これら
から1種類が選ばれる。なお、「第2核酸」の塩基配列
は、「第1核酸」の塩基配列に対応して相補的に決ま
る。「第1核酸」が、1種類のヌクレオチド単位から構
成される核酸であるので、「第2核酸」は、「第1核
酸」の任意の部分で対応結合できるというメリットがあ
る。
【0009】「第1核酸」、「第2核酸」を各々構成す
るデオキシリボヌクレオチド単位もしくはリボヌクレオ
チド単位の個数は、10から10,000の範囲が良
い。10より少ないと、ハイブリダイズの結合力が低
く、10,000を越えると、分子量が大きすぎるた
め、相互の反応性が低下する。
【0010】また、「第2核酸」は「第1核酸」の1部
分のみに対応する1重鎖のDNAもしくはRNAでも良
い、すなわち「第1核酸」より短い核酸を使用すること
ができる。この場合、1分子の「第1核酸」に複数の
「第2核酸」が結合することができる利点がある。「第
1核酸」が、1種類のヌクレオチド単位から構成される
ので、短い「第2核酸」は、「第1核酸」の任意の部分
に対応結合でき、より多くの分子が結合できる。即ち、
「固定化第1核酸」上に「第2核酸結合物質」を多く結
合した形で用いることができるため、測定感度を向上す
ることになる。
【0011】「第1核酸」及び「第2核酸」は、いずれ
も従来既知の方法で合成あるいは生体より抽出して使用
できる。好ましいものは、合成法により作成された核酸
で、その末端にアミノ基などの官能基が導入されたもの
である。導入された官能基は、「水不溶性担体」および
「結合性物質」との結合に便利である。
【0012】「固定化第1核酸」は、従来既知の方法で
作成することができる。例えば、ニトロセルロースフィ
ルターに1重鎖DNAを物理吸着する方法、水不溶性担
体の表面の官能基と「第1核酸」の末端に導入されたア
ミノ基などの官能基とを共有結合する方法などがある。
結合の後、担体の表面及び表面の未反応官能基を適当な
タンパク質、核酸、界面活性剤などで、ブロッキングす
ることも通常行われる。
【0013】「結合性物質」としては、「測定物質」に
対し特異的な結合性を有するものであり、抗体、抗原、
レクチン、プロテインAなどがあげられるが、「測定物
質」に対応できる範囲で自由に選択することが可能であ
る。さらに「第2核酸結合物質」と「標識結合物質」に
用いられる、「結合性物質」は、必ずしもおなじ物質で
ある必要はない。「結合性物質」の好ましい例として
は、「測定物質」に対するモノクローナル抗体があげら
れる。この場合、「第2核酸結合物質」と「標識結合物
質」に各々用いられるモノクローナル抗体は、「測定物
質」に対する認識部位が各々異なる抗体であればさらに
良い。
【0014】「測定物質」と同じ免疫反応特性を有する
物質として、「測定物質」と同一の物質、「測定物質」
の断片で、「測定物質」の免疫反応特性を有するもの、
「測定物質」と「結合性物質」との反応に関与しない物
質と、「測定物質」との複合体などがあげられる。
【0015】「第2核酸結合物質」である、「結合性物
質」あるいは「測定物質」と同じ免疫反応特性を有する
物質」と、「第2核酸」の結合体は、従来知られている
蛋白分子の架橋結合法を使用して作成できる。例えば、
「結合性物質」にチオール基を導入し、「第2核酸」の
末端に導入されたアミノ基との間を2架橋性試薬で結合
することにより、「第2核酸結合物質」を得ることがで
きる。
【0016】「標識結合物質」に用いられる標識する物
質(標識剤)としては、例えば、アイソトープ、酵素、
蛍光体および発光体があげられる。これらはいずれも公
知のものを使用することができる。例えば、アイソトー
プとしては、125Iなど、酵素としては、西洋ワサビ
ぺルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、β−ガラ
クトシダーゼなど、蛍光体としてはユーロピウム誘導体
など、発光体としては、N−メチルアクリジウム銹導体
などがあげられる。
【0017】「標識結合物質」が、「結合性物質」と標
識剤を結合させた物質である場合、本発明の方法は、サ
ンドイッチ免疫測定法の原理にもとづく方法である。ま
た、「標識結合物質」が、「測定物質」と同じ免疫反応
特性を有する物質と標識剤を結合させた物質である場
合、本発明の方法は、競合免疫測定にもとづく方法であ
る。
【0018】「標識結合物質」は、上記の何れのタイプ
の場合も従来公知の標識方法で作成することができる。
例えば、酵素により標識する方法としては過ヨウ素酸酸
化法(ナカネ等、ジェー.ヒストケム.サイトケム.,
22;1084,1974)があげられる。蛍光体によ
り標識する方法としては、アイ.ヘミラ,エス.ダブ
ク,エトール.;アナル.バイオケム.,137:33
5,1984に記載の方法などがあげられる。発光体に
より標識する方法としては、エイ.ウッドヘッド,ア
イ.ウイークス;クリン.ケム.,29:1480,1
983に記載の方法などがあげられる。
【0019】本発明の方法では、「測定物質」と、「第
2核酸結合性物質」および「標識結合性物質」を液相で
個別に或は同時に反応することが可能である。従って、
本発明の方法は、固相と液相の反応である従来の方法よ
り反応速度が速く、短時間に高感度な測定が可能とな
る。また、「第1核酸」と「第2核酸」が形成するハイ
ブリダイズは、検体中の物質に干渉されることが少ない
ので、ブランクが低くより正確な測定が期待できるとと
もに、異常な測定値を示さない。
【0020】反応の順序としては、種々の順がとりうる
が、好ましい例としては、「測定物質」に「第2核酸
結合物質」及び「標識結合物質」を逐次あるいは同時に
反応させた後、更に「固定化第1核酸」と反応させるこ
とにより該免疫複合体(A)を得る;「測定物質」に
「第2核酸結合物質」及び「固定化第1核酸」を逐次あ
るいは同時に反応させた後、更に「標識結合物質」を反
応させることにより該免疫複合体(A)を得る;「測
定物質」に、「固定化第1核酸」と「第2核酸結合物
質」を反応させた複合体、及び「標識結合物質」を逐次
あるいは同時に反応させることにより該免疫複合体
(A)を得る;「測定物質」に「固定化第1核酸」、
「第2核酸結合物質」及び「標識結合物質」を同時に反
応させることにより該免疫複合体(A)を得る;などが
ある。各反応に用いる成分の投入順序、未反応物の除去
などは、適宜行うことができる。
【0021】各反応を行う温度、各反応を行う溶液の組
成、pHなどは、通常免疫測定および核酸のハイブリダ
イゼイションで行われる条件で可能である。例えば、温
度としては、5〜60℃、pHとしては5〜9が好まし
く、反応を行う溶液は、適当な緩衝液に塩類、タンパク
質、界面活性剤などを必要により添加した物が好まし
い。
【0022】反応の結果、生成する免疫複合体(A)中
に、「測定物質」の量に応じて標識剤が存在することに
なる。未反応物を除去した後、該免疫複合体中の標識剤
の量を測定すること、または未反応物中の標識剤の量を
測定することで、「測定物質」の量を決定することが可
能である。標識剤の量の測定は、標識剤の種類に応じ
て、種々の方法をとりうるが、当業者により自由に選択
できるものである。測定された標識量を、既知量の「測
定物質」を測定した場合の標識量と比較することによ
り、検体中の「測定物質」の量を決定できる。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が本発明はこれに限定されるものではない。
【0024】実施例1 この実施例は、本発明によるα−フェトプロテイン(A
FP)の測定を、長さの異なる合成DNAを用いて行っ
たものである。
【0025】1)ポリデオキシアデニル酸の合成 自動DNA合成機(アプライドバイオシステムズジャパ
ン(株)製、モデル392)を用いて、装置添付の使用
法にもとづき、ヌクレオチド数10、50、100のポ
リデオキシアデニル酸を各々合成し、更に5´末端にア
ミノヘキシルリンカー[アプライドバイオシステムズジ
ャパン(株)製、Aminolink2]によりアミノ
基を導入した。合成した各々の鎖長のアミノ基導入ポリ
デオキシアデニル酸は、カラムで精製した後、蒸留水に
溶解し次の操作に用いた。
【0026】2)ポリデオキシアデニル酸結合微粒子の
作成 表面に活性エステル基を有するコポリマー粒子[国産化
学(株)製、ASUコポリマー;平均粒子径1μm]1
0mgを2mlのリン酸緩衝液(0.02モル、pH
7.2)で2回洗浄遠心し、0.5mlのリン酸緩衝液
に懸濁した。上記1)で作成した各々の鎖長のアミノ基
導入ポリデオキシアデニル酸溶液(核酸量1mg)を微
粒子懸濁液に加え、室温で8時間反応した。0.1%牛
血清アルブミン含有リン酸緩衝液で2回洗浄したのち、
0.1%牛血清アルブミン、1mMEDTA含有トリス
塩酸緩衝液2mlに懸濁し、使用するまで4℃で保存し
た。
【0027】3)ポリチミジル酸結合抗AFP抗体の作
成 ヌクレオチド数10、50、100のアミノ基導入ポリ
チミジル酸を各々1)と同様に合成した。抗AFP免疫
グロブリン抗体(ダコ社製)から、イー.イシカワ,エ
ム.イマガワ,エトール.,ジェー.イムノアッセイ,
4;209,1983に記載の方法でFab´抗体を作
成した。各々の鎖長のアミノ基導入ポリチミジル酸溶液
(核酸量1mg)とFab´抗体(10mg)をリン酸
緩衝液(0.1モル、pH6.0、1mM EDTA含
有)2m1中で混合融解し、10μlのジメチルホルム
アミドに溶解した2架橋性試薬N−(γ−マレイミドブ
チリルオキシ)スクシンイミド(GMBS;同仁化学
製)0.2mgを添加し、30℃で2時間反応した。リ
ン酸緩衝液で透析し、未反応GMBSを除去し、ポリチ
ミジル酸結合抗AFP抗体とした。4℃で保存し、使用
時、0.1%牛血清アルブミン含有リン酸緩衝液で希釈
して用いた。
【0028】4)ペルオキシダーゼ標識抗AFP抗体の
作成 抗AFP免疫グロブリン抗体(ダコ社製)を、エス.ヨ
シタケ,エム.イマガワ,イー.イシカワ,エトー
ル.,ジェー.バイオケム.,92;1413,198
2記載の方法で、ペルオキシダーゼI−C(東洋紡
(株)製)と結合した。この試薬は、1%ウシ血清アル
ブミン含有燐酸緩衝液(pH7.2)で希釈して使用し
た。
【0029】5)測定操作 血清検体50μlと希釈した各々のポリチミジル酸結合
抗AFP抗体50μl及び各鎖長のポリデオキシアデニ
ル酸結合微粒子懸濁液5μlを試験管中で37℃、15
分反応した後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗浄遠心し
た。上清をすて、希釈したペルオキシダーゼ標識抗AF
P抗体溶液100μlを加え、粒子を再懸濁し37℃、
15分反応した後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗浄遠
心した。上清をすて、基質液(過酸化水素含有o−フェ
ニレンジアミン溶液)0.5mlをくわえ粒子を再態濁
し37℃、15分反応した。遠心し上清の吸光度を49
2nmで測定した。既知濃度のAFPを含む標準溶液を
同様に測定し作成した検量線から、検体中のAFP濃度
を読み取った。標準溶液は市販AFP測定キット「グラ
ザイムAFP−EIA TEST」(和光純薬より発
売)のものを使用した。
【0030】6)測定結果 ヌクレオチド数の異なる、ポリデオキシアデニル酸結合
微粒子とポリチミジル酸結合抗AFP抗体を各々組み合
わせて標準AFPを測定した結果を下記表1に示した。
固相のヌクレオチド数が少ない場合やや感度の低下が認
められる。固相のヌクレオチド数に対して抗体側のヌク
レオチド数が少ない場合、感度の上昇が認められる。
【0031】
【表1】
【0032】正常人及び肝癌患者の血清検体をヌクレオ
チド数50の組合せで測定した結果を下記表2に示し
た。
【0033】
【表2】
【0034】実施例2 この実施例は、生体より分離した遺伝子を利用した本発
明によるフェリチン測定の例である。
【0035】1)ファージDNAの精製 M13クローニングキット(東洋紡社製)を用い、キッ
ト添付の説明書にしたがい、ファージDNAを精製し
た。菌体からは、2重鎖DNAが分離でき、培養上清か
らは、1重鎖DNAがえられた。M13ファージは約
7,000のヌクレオチド(7Kb)より構成されてい
る。
【0036】2)ファージDNA結合フィルターの作成 M13ファージの2重鎖DNAを制限酵素BamHI
(東洋紡社製)で切断し、直鎖DNAとした後、アルカ
リ処理をおこない1重鎖DNAとした。ナイロンメンブ
レンフィルター(Gene Screen;New E
ngland Nuclear社製)に1重鎖DNA溶
液を塗布したのち、紫外線を照射してフィルターにDN
Aを固定した。0.1%BSA含有トリス塩酸緩衝液中
で4℃で使用まで保存した。
【0037】3)1重鎖DNA結合抗フェリチン抗体の
作成 1)で調製した1重鎖DNAを機械的に攪拌した後、シ
ョ糖密度勾配遠心法により、1Kb、4Kb、7Kbの
長さの画分をえた。この各1重鎖DNA10μgを1m
lのリン酸緩衝液(0.1モル、pH6.0)に溶解し
た液に、5μgの2−イミノチオラン塩酸塩を添加し3
7℃、30分反応し、チオール基を導入した。3倍量の
エタノールを加えDNAを沈澱して回収し、再度1mM
のEDTA含有リン酸緩衝液に溶解し、チオール基導入
1重鎖DNA溶液とした。
【0038】抗フェリチン抗体(ダコ社製)1mgを含
むリン酸緩衝液(0.1モル、pH6.0)1mlに、
ヂメチルホルムアミドで溶解したGMBS0.5mgを
添加し30℃、90分反応した。リン酸緩衝液に対して
透折し未反応GMBSを除去したのち、チオール基導入
1重鎖DNA溶液と混合し8時間反応し、1重鎖DNA
結合抗フェリチン抗体溶液とした。
【0039】4)ペルオキシダーゼ標識抗フェリチン抗
体の作成 抗フェリチン抗体(ダコ社製)を用い、実施例1の4)
に記載の方法により、ペルオキシダーゼ標識抗フェリチ
ン抗体を作成した。
【0040】5)測定操作 ファージDNA結合フィルターを直径8mmの円形に切
抜いた。標準フェリチン溶液50μlと希釈した1重鎖
DNA結合抗フェリチン抗体50μl及び切り抜いたフ
ィルター1枚を試験管中で37℃、30分反応した後、
蒸留水2mlでフィルターを3回洗浄した。上清をす
て、希釈したペルオキシダーゼ標識抗フェリチン抗体溶
液100μlを加え、37℃、30分反応した後、蒸留
水2mlでフィルターを3回洗浄した。上清をすて、基
質液(過酸化水素含有o−フェニレンジアミン溶液)
0.5mlをくわえ37℃、30分反応した。上清の吸
光度を492nmで測定した。標準溶液は市販フェリチ
ン測定キット「グラオザイム フェリチン」(和光純薬
より発売)のものを使用した。
【0041】6)測定結果 測定結果を下記表3に示した。1重鎖DNA結合抗フェ
リチン抗体のDNA鎖長が長くなると反応性がやや低下
していることが判る。
【0042】
【表3】
【0043】比較例1 この比較例は、従来行われている方法での測定を示した
ものである。
【0044】1)アビジン結合微粒子の作成 実施例1の2)記載の微粒子10mgにアビジン(シグ
マ社製)1mgを実施例1の2)に記載の方法で結合し
た。
【0045】2)ビオチン化抗AFP抗体の作成 抗AFP抗体(ダコ社製)1mgを含むリン酸緩衝液1
mlに、NHS−ビオチン(N−Hydoroxysu
ccinimido−biotin;PIERCE社
製)0.5mgを溶解したジメチルホルムアミド20μ
lを添加し、37℃、90分反応した。ゲル濾過により
未反応物を除去し、抗体画分を得、ビオチン化抗体とし
た。1%BSA含有リン酸緩衝液で希釈し用いた。
【0046】3)測定操作 血清検体50μlと希釈したビオチン化抗AFP抗体5
0μl及びアビジン結合微粒子懸濁液5μlを試験管中
で37℃、15分反応した後、蒸留水2mlで微粒子を
3回洗浄遠心した。上清をすて、希釈したペルオキシダ
ーゼ標識抗AFP抗体溶液100μlを加え、粒子を再
懸濁し37℃、15分反応した後、蒸留水2mlで微粒
子を3回洗浄遠心した。上清をすて、基質液(過酸化水
素含有o−フェニレンジアミン溶液)0.5mlをくわ
え粒子を再懸濁し37℃、15分反応した。遠心し上清
の吸光度を492nmで測定した。既知濃度のAFPを
含む標準溶液を同様に測定し作成した検量線から、検体
中のAFP濃度を読み取った。
【0047】4)測定結果 実施例1と同じ、標準溶液、正常人及び肝癌患者の血清
検体の測定結果を前記表2に示した。実施例1よりバッ
クグラウンド(標準0濃度の吸光度)が高く、測定吸光
度も低いため測定感度が劣ってる。従って、正常人血清
の測定値が不正確である。また、正常人血清であるにも
かかわらず異常に高値を示したり、患者血清でも低値を
示す検体があり臨床的に問題のある結果となった。
【0048】実施例3 本実施例は、本発明における各試薬の反応順を変えて測
定した場合について比較したものである。
【0049】1)用いた試薬 実施例1で作成したポリデオキシアデニル酸結合微粒子
およびポリチミジル酸結合抗AFP抗体のうち、ヌクレ
オチド数50の鎖長の物を用いた。ペルオキシダーゼ標
識抗体及び基質液は、同じものを用いた。
【0050】2)測定操作A 標準AFP溶液50μlと希釈したポリチミジル酸結合
抗AFP抗体50μl及びポリデオキシアデニル酸結合
微粒子懸濁液5μlを試験管中で37℃、15分反応し
た後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗浄遠心した。上清
をすて、希釈したペルオキシダーゼ標識抗AFP抗体溶
液100μlを加え、粒子を再懸濁し37℃、15分反
応した後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗浄遠心した。
上清をすて、基質液(過酸化水素含有o−フェニレンジ
アミン溶液)0.5mlをくわえ粒子を再懸濁し37
℃、15分反応した。遠心し上清の吸光度を492nm
で測定した。
【0051】3)測定操作B 標準AFP溶液50μlと希釈したボリチミジル酸結合
抗AFP抗体50μl及び希釈したペルオキシダーゼ標
識抗AFP抗体溶液50μlを試験管中で37℃、15
分反応した後、更にボリデオキシアデニル酸結合微粒子
懸濁液5μlを加え、37℃、15分反応した。反応の
後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗浄遠心した。上清を
すて、基質液(過酸化水素含有o−フェニレンジアミン
溶液)0.5mlをくわえ粒子を再懸濁し37℃、15
分反応した。遠心し上清の吸光度を492nmで測定し
た。
【0052】4)測定操作C ボリデオキシアデニル酸結合微粒子懸濁液5μlとポリ
チミジル酸結合抗AFP抗体50μlを試験管中で37
℃、15分反応した後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗
浄遠心した。上清を除去し、1%BSA含有リン酸緩衝
液50μl及び標準AFP溶液50μlを加え37℃、
15分反応した後、更に希釈したペルオキシダーゼ標識
抗AFP抗体溶液50μlをくわえ37℃、15分反応
した。反応後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗浄遠心し
た。上清をすて、基質液(過酸化水素含有o−フェニレ
ンジアミン溶液)0.5mlをくわえ粒子を再懸濁し3
7℃、15分反応した。遠心し上清の吸光度を492n
mで測定した。
【0053】5)測定結果 結果を下記表4に示した。何れの反応順でも測定が可能
であった。
【0054】
【表4】
【0055】実施例4 本実施例は、本発明によるサイロキシン(T4)の競合
免疫測定法の例である。
【0056】1)ポリチミジル酸結合抗サイロキシン
(T4)抗体の作成 抗T4抗体(ダコ社製)を用いて実施例1の3)に記載
の方法で、ポリチミジル酸結合抗T4抗体を作成した。
【0057】2)酵素標識T4の作成 ペルオキシダーゼ(東洋紡社製)10mgをリン酸緩衝
液(0.02M、pH8.0)2mlに溶解し、これに
1.5%グルタルアルデヒド水溶液200μlを加え、
室温で20時間反応させた。反応後、反応液をリン酸緩
簡液(0.02M、pH8.0)に対して透析し、未反
応物を除去し活性化ペルオキシダーゼをえた。
【0058】T4(カルバイオケミストリー社製)1m
gにジメチルホルムアミド1mlを加え、溶解した。こ
の溶解液1mlを先の活性化ペルオキシダーゼ溶液に加
え、室温で12時間反応した。反応後、反応混合物をゲ
ル瀘過カラムに通し、酵素活性および免疫活性を示す画
分を集め、酵素標識T4とした。
【0059】3)測定方法 標準T4溶液(T4をT4フリー血清に溶解したもの)
50μlと希釈した50μlの酵素標識T4および希釈
したポリチミジル酸結合抗T4抗体溶液50μlを試験
管内で37℃、15分反応した。反応後、ポリデオキシ
アデニル酸結合微粒子(実施例1に記載した物と同じ)
懸濁液5μlを加え更に37℃、15分反応した。反応
の後、蒸留水2mlで微粒子を3回洗浄遠心した。上清
をすて、基質液(過酸化水素含有o−フェニレンジアミ
ン溶液)0.5mlをくわえ粒子を再懸濁し37℃、1
5分反応した。遠心し上清の吸光度を492nmで測定
した。
【0060】4)測定結果 図1に本実施例による、T4測定の検量線を示した。
【0061】
【発明の効果】本発明は、塩基配列が相補的な関係にあ
る2種類の核酸を用い、1種類は水不溶性坦体に結合さ
せる方法を応用した免疫測定法を用いることで、より高
感度で、より正確な測定を可能とする免疫測定法および
免疫測定用キットを提供できることを示したものであ
る。すなわち、塩基配列が相補的な関係にある2種類の
核酸を用い、1種類は水不溶性担体に結合させる方法を
応用した免疫測定法を用いることで次のような効果があ
る。 水不溶性担体に結合する免疫複合体の量を増やすこと
が可能であり、そのため高感度な測定が可能となる。特
に、「第1核酸」の鎖長より短い鎖長の「第2核酸」を
用いた場合、著しく測定感度が向上する。 従来の方法に比べて、測定のブランクが低いため、低
値の測定値の正確性が高い。 検体中の、干渉物質の影響を受けることが少なく、誤
った測定値を示すことが無い。 「測定物質」と、「第2核酸結合物質」及び「標識結
合物質」を液相で反応することができるため、短時間で
高感度な測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例4において、標準T4溶液を測定したと
きの検量線である。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定しようとする物質(以下「測定物
    質」という。)に、下記「固定化第1核酸」、下記「第
    2核酸結合物質」及び下記「標識結合物質」を反応させ
    て生成する免疫複合体(A)中あるいは未反応の「標識
    結合物質」中の標識量を測定することを特徴とする免疫
    測定法。固定化第1核酸: 1重鎖の、リボヌクレオチ
    ドもしくはデオキシリボヌクレオチドの単位の種類が1
    種類である配列のDNAもしくはRNA(以下「第1核
    酸」という。)と水不溶性体との結合体。第2核酸結
    合物質: 「測定物質」と特異的な結合性を有する物質
    (以下「結合性物質」という。)と、「第1核酸」と相
    補的な塩基配列を有する、1重鎖のDNAもしくはRN
    A(以下「第2核酸」という。)との結合体。標識結合
    物質; 「結合性物質」、あるいは「測定物質」と同じ
    免疫反応特性を有する物質に、標識剤を結合させた物
    質。
  2. 【請求項2】 「結合性物質」が、「測定物質」に対す
    る、抗体または抗原である請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 「第1核酸」及び「第2核酸」を各々構
    成するリボヌクレオチドもしくはデオキシリボヌクレオ
    チドから選ばれる単位の個数が10〜10,000であ
    る請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 該免疫複合体(A)が,「測定物質」に
    「第2核酸結合物質」及び「標識結合物質」を反応させ
    て生成する複合体に、更に「固定化第1核酸」を反応さ
    せて生成する複合体である請求項1〜3のいずれかに記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 該免疫複合体(A)が,「測定物質」に
    「第2核酸結合物質」及び「固定化第1核酸」を反応さ
    せて生成する複合体に、更に「標識結合物質」を反応さ
    せて生成する複合体である請求項1〜3のいずれかに記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 該免疫複合体(A)が,「測定物質」
    に、「固定化第1核酸」と「第2核酸結合物質」を反応
    させて生成する複合体、及び「標識結合物質」を反応さ
    せて生成する複合体である請求項1〜3のいずれかに記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか記載の、「固定
    化第1核酸」、「第2核酸結合物質」および「標識結合
    物質」を構成品として含む免疫測定用試薬キット。
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