JPH0627047A - 磁粉探傷装置用小型センサヘッド - Google Patents

磁粉探傷装置用小型センサヘッド

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JPH0627047A
JPH0627047A JP20190792A JP20190792A JPH0627047A JP H0627047 A JPH0627047 A JP H0627047A JP 20190792 A JP20190792 A JP 20190792A JP 20190792 A JP20190792 A JP 20190792A JP H0627047 A JPH0627047 A JP H0627047A
Authority
JP
Japan
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light
light source
side filter
filter
magnetic powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP20190792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Horigome
秀和 堀籠
Megumi Tanaka
恵 田中
Hideya Tanabe
英也 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPH0627047A publication Critical patent/JPH0627047A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小径管内面等に存在する表面および表面近傍
の傷の探傷が容易に行えるように小型化する。 【構成】 棒状紫外線光源1と、光源1の周囲に取り付
けられた、スリットが形成された隔壁2と、スリットの
出側に取り付けられた投光側フィルタ3と、フィルタ3
と蛍光磁粉が散布された被探傷物面Aとの間に取り付け
られたシリンドリカルレンズ4と、前記蛍光磁粉から発
せられる蛍光のみを透過させるための受光側フィルタ5
と、フィルタ5を透過した蛍光から被探傷物面Aの画像
信号を得るためのラインセンサ7と、フィルタ5を透過
した蛍光をラインセンサ7の受光部上に結像させるため
のロッドレンズアレイ6とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁粉探傷装置用セン
サヘッド、特に、小径管内面等に存在する表面傷の探傷
が容易に行えるように小型化された磁粉探傷装置用セン
サヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼板や鋼管等の鋼材の表面傷を探傷する
方法として、蛍光磁粉探傷法が広く採用されている。蛍
光磁粉探傷法は、概略、以下のような方法である。
【0003】被探傷物を磁化すると表面および表面近傍
の傷部分においては、漏洩磁束が発生する。この状態
で、例えば、湿式法の場合、蛍光体を付着させた鉄粉、
即ち、蛍光磁粉を液体に混ぜたものからなる磁粉液を被
探傷物面に散布すると、表面および表面近傍の傷部分に
蛍光磁粉が引き寄せられる。これに紫外線を照射する
と、蛍光体が発光して表面および表面近傍の傷部分が強
調される。
【0004】従来、上述した蛍光磁粉探傷法として、実
公昭57-2926 号公報、実開昭57-168055 号公報に開示さ
れているように、撮像管を使用した磁粉探傷装置によっ
て表面傷を画像信号としてとらえる方法、あるいは、ラ
イン状の光センサーおよびセルフォックレンズを使用し
た表面疵検査装置が、特開平4-66850号公報に開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小径管
の内面傷等を探傷する場合には、小径管のような狭隘部
分に挿入可能な程度に小型化された磁粉探傷装置用セン
サヘッドを使用しないと画像信号による探傷が行えな
い。
【0006】そこで、狭隘部分の表面傷をも探傷するこ
とが可能な磁粉探傷装置用小型センサヘッドの開発が強
く望まれていたが、かかるセンサヘッドは、未だ提案さ
れていない。
【0007】従って、この発明の目的は、小径管のよう
な狭隘部分に挿入可能な程度に小型化された磁粉探傷装
置用センサヘッドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、棒状紫外線
光源と、前記光源の周囲に前記光源と間隔をあけて取り
付けられた、前記光源の軸線方向に沿ってスリットが形
成された隔壁と、前記スリットの出側に取り付けられ
た、前記光源に含まれる可視光を除去するための投光側
フィルタと、前記投光側フィルタと蛍光磁粉が散布され
た被探傷物面との間に取り付けられた、前記投光側フィ
ルタを透過する紫外線を前記被探傷物面に線状に集光さ
せるためのシリンドリカルレンズと、前記光線からの紫
外線が前記被探傷物面に照射されることによって前記蛍
光磁粉から発せられる蛍光のみを透過させるための受光
側フィルタと、前記受光側フィルタを透過した蛍光から
前記被探傷物面の画像信号を得るためのラインセンサ
と、前記受光側フィルタを透過した蛍光を前記ラインセ
ンサの受光部上に結像させるためのロッドレンズアレイ
とからなることに特徴を有するものである。
【0009】この発明の磁粉探傷装置用小型センサヘッ
ドの一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
【0010】図1は、この発明の磁粉探傷装置用小型セ
ンサヘッドの一実施態様を示す概略正面図、図2は、こ
の発明の磁粉探傷装置用小型センサヘッドの一実施態様
を示す概略斜視図である。
【0011】図1および図2において、1は、棒状の低
圧水銀ランプからなる光源である。光源1は、棒状ラン
プを直接センサヘッド内に設置する以外に、櫛状に束ね
た複数本の光ファイバにより球状ランプ等の光源から導
光するもの、アレイ状に配列したLED 、あるいは、球状
ランプ等の光源から石英ロッド等により導光するもの等
であっても良い。
【0012】2は、光源1の周囲に光源1と間隔をあけ
て取り付けられたアルミニウム板等からなる隔壁であ
る。隔壁2の一部には、光源1の軸線方向に沿ってスリ
ット2Aが形成されている。隔壁2は、光源1からの紫外
線を遮光する作用を有している。光源1からの紫外線を
遮光するために、光源1の管壁に、紫外線を反射させる
ためのアルミニウム等の反射膜を形成しても良い。水銀
ランプからなる光源1が温度上昇すると、照度が大きく
変化するとともに、後述するラインセンサ等の周辺機器
に損傷を与える虞れがある。従って、光源1と隔壁2と
の間に形成された間隙Sに冷却用空気を流すようにする
と良い。
【0013】3は、スリット2Aの出側に取り付けられ
た、光源1に含まれる可視光を除去するための投光側フ
ィルタである。磁粉探傷法では、上述したように、蛍光
磁粉に紫外線を照射し、これによって蛍光磁粉から発せ
られる微弱な可視光を、前記ラインセンサによって検出
するものであるが、このとき、光源1からの紫外線に含
まれる可視光成分は、S/N 比を低下させる原因となる。
そこで、主として紫外線のみを透過させる必要がある。
投光側フィルタはこのために設けられたものである。
【0014】4は、投光側フィルタ3と蛍光磁粉が散布
された被探傷物面Aとの間に取り付けられた、投光側フ
ィルタ3を透過する紫外線を被探傷物面Aに線状に集光
させるための、スリットSに沿って取り付けられたシリ
ンドリカルレンズである。
【0015】5は、光線1からの紫外線が被探傷物面A
に照射されることによって蛍光磁粉から発せられる蛍光
から赤外線および紫外線を除去し、蛍光のみを透過させ
るための受光側フィルタである。前記ラインセンサとし
てCCD センサを使用すると、CCD センサは、赤外域およ
び紫外域にも感度がある。そこで、蛍光磁粉から発せら
れる蛍光のみを透過させる必要がある。受光側フィルタ
はこのために設けられたものである。
【0016】6は、受光側フィルタ5を透過した蛍光を
ラインセンサの受光部に結像させるためのロッドレンズ
アレイであり、ロッドレンズを櫛状に並べたものであ
る。
【0017】7は、CCD センサ等からなるラインセンサ
である。ラインセンサ7は、ロッドレンズアレイ6を透
過して連続的に送られてくる被探傷物面Aの蛍光を、被
探傷物面Aあるいは磁粉探傷装置の相対的な移動に同期
してスキャンしながら順次、後述する磁粉探傷装置本体
に送る。
【0018】磁粉探傷装置本体等(図示せず)は、ライ
ンセンサ7からの被探傷物面Aの画像信号によって被探
傷物面Aの画像をモニターに写し、また、表面傷の有無
の検出等を可能にする。この他、磁粉探傷装置本体等
は、光源1に電流を供給し且つ光源1と隔壁2との間に
形成された間隙Sに冷却用空気を流す機能を有してい
る。
【0019】上述したように構成されている、この発明
のセンサヘッドによって、例えば、図2に示すように、
小径管8の内面傷を探傷するには、小径管8内にセンサ
ヘッドを挿入し、回転ローラ(図示せず)上の小径管8
をローラを回転させることによって一方向に回転させ
る。
【0020】光源1からの紫外線は、スリット2Aから投
光側フィルタ3を透過する。この過程で紫外線中に含ま
れる可視光成分が除去される。このようにして、可視光
成分が除去された紫外線は、シリンドリカルレンズ4に
よって小径管8上に線状に集光する。
【0021】紫外線が照射されることによって小径管8
上の蛍光磁粉からは蛍光が発せられる。この蛍光中に含
まれる紫外線および赤外線は、受光側フィルタ5を透過
することによって除去される。このようにして、紫外線
および赤外線が除去された蛍光は、ロッドレンズアレイ
6を透過してラインセンサ7の受光部に結像する。
【0022】ラインセンサ7は、ロッドレンズアレイ6
からの小径管8の蛍光をスキャンしながら順次、磁粉探
傷装置本体等に送る。磁粉探傷装置本体等は、このよう
にして送られてくる小径管8の画像信号を、フレームメ
モリ(画面に対応してアドレス付けされたメモリ)上に
順次、書き込むことによって小径管8の2次元の展開画
像を得る。これによって、小径管8の内面傷が確実且つ
容易に探傷できる。
【0023】なお、この発明は、上述した小径管8の内
面探傷に限定されるものではなく、小径管8中央部、管
外面、棒鋼外面、鋼板、形鋼等の傷の探傷を行えること
はいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、小型であるので小径管の内面探傷が容易且つ確実に
行えるといった有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の磁粉探傷装置用センサヘッドの一実
施態様を示す概略正面図である。
【図2】この発明の磁粉探傷装置用センサヘッドの一実
施態様を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1:光源、 2:隔壁、 3:投光側フィルタ、 4:シリンドリカルレンズ、 5:受光側フィルタ、 6:ロッドレンズアレイ、 7:ラインセンサ、 8:小径管。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状紫外線光源と、前記光源の周囲に前
    記光源と間隔をあけて取り付けられた、前記光源の軸線
    方向に沿ってスリットが形成された隔壁と、前記スリッ
    トの出側に取り付けられた、前記光源に含まれる可視光
    を除去するための投光側フィルタと、前記投光側フィル
    タと蛍光磁粉が散布された被探傷物面との間に取り付け
    られた、前記投光側フィルタを透過する紫外線を前記被
    探傷物面に線状に集光させるためのシリンドリカルレン
    ズと、前記光線からの紫外線が前記被探傷物面に照射さ
    れることによって前記蛍光磁粉から発せられる蛍光のみ
    を透過させるための受光側フィルタと、前記受光側フィ
    ルタを透過した蛍光から前記被探傷物面の画像信号を得
    るためのラインセンサと、前記受光側フィルタを透過し
    た蛍光を前記ラインセンサの受光部上に結像させるため
    のロッドレンズアレイとからなることを特徴とする磁粉
    探傷装置用小型センサヘッド。
  2. 【請求項2】 前記光源と前記隔壁との間に形成された
    間隙に、前記光源の冷却用空気を流すための手段を備え
    ていることを特徴とする、請求項1記載のセンサヘッ
    ド。
JP20190792A 1992-07-06 1992-07-06 磁粉探傷装置用小型センサヘッド Pending JPH0627047A (ja)

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Cited By (6)

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