JPH062698U - ウエハ枚葉搬送装置 - Google Patents

ウエハ枚葉搬送装置

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Publication number
JPH062698U
JPH062698U JP718093U JP718093U JPH062698U JP H062698 U JPH062698 U JP H062698U JP 718093 U JP718093 U JP 718093U JP 718093 U JP718093 U JP 718093U JP H062698 U JPH062698 U JP H062698U
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JP
Japan
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wafer
power supply
linear motor
supply terminal
terminal
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Withdrawn
Application number
JP718093U
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English (en)
Inventor
寿 大西
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエハ搬送作業において作業待ち時間の発生
をなくすとともに、ウエハカセットの汚染を製造装置の
中へ持ち込むことがないウエハ枚葉搬送装置を提供す
る。 【構成】 電源供給用カプラ5aの電源供給用端子10
と電源受給用端子9とが接続されると、電磁石13は磁
石12を引きつけ、ウエハ固定用ツメ8aの先端部分が
開きウエハ1が解放される。これにより、ウエハ移動ロ
ボット2aに対してローディング可能な状態になる。そ
の後、所定の製造工程による処理がなされると、ウエハ
1はリニアモータ台車3に載せられる。そして、ウエハ
搬送装置が移動する直前に電源受給用端子9と電源供給
用端子10とを切り離すことにより、ウエハ固定用ツメ
8aがウエハ1を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、半導体デバイス製造システムにおけるウエハ搬送に用いて好適な ウエハ枚葉搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイス製造システムにおけるウエハ搬送作業は、一般的にウエハカセ ットにウエハを収納することによって行われている。すなわち、従来におけるこ のウエハ搬送作業は、ウエハカセットにウエハを数10枚(一般的には20〜3 0枚)入れた後、このウエハカセットを、リニアモータや無人車等で搬送してい た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、従来においてはウエハカセットにウエハを数10枚入れてか ら搬送を行っていたため、製造装置から製造装置の工程間において作業待ち時間 が発生し、ウエハに酸化膜成長や塵埃が付着する機会が多くなるという欠点があ った。また、ウエハカセットが汚染していた場合、それが製造装置の中の工程内 に持ち込まれる畏れがあるという問題点があった。 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、作業待ち時間の発生 をなくすとともに、ウエハカセットの汚染を製造装置の中へ持ち込むことがない ウエハ枚葉搬送装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、所定の軌道を走行する走行手段と、前記走行手段 が所定のウエハ移載位置に完全に停止している場合に検出信号を出力する検出手 段と、前記走行手段上に設けられるとともに、前記検出手段が検出信号を出力し ているときは半導体ウエハを離脱可能に支持し、前記検出手段が検出信号を出力 していないときは前記半導体ウエハを離脱不能に支持するウエハ支持部とを具備 することを特徴とする。
【0005】
【作用】
検出手段は、走行手段が所定のウエハ移載位置に完全に停止している場合に検 出信号を出力する。ウエハ支持部は、前記走行手段上に設けられるとともに、前 記検出手段が検出信号を出力しているときは半導体ウエハを離脱可能に支持し、 前記検出手段が検出信号を出力していないときは前記半導体ウエハを離脱不能に 支持する。
【0006】
【実施例】
次に、この考案の実施例について図1〜図5を参照して説明する。
【0007】 §1−1.第1の実施例の構成 図1は、この考案の第1の実施例の全体構成を示す斜視図である。この図にお いて、1はウエハであり、周知のようにシリコンロッドを輪切りにし研磨した円 板状のものである。2aおよび2bは、それぞれ、装置Aおよび装置Bに備え付 けられたウエハ移載ロボットであり、リニアモータ台車3に備えられているウエ ハ台7との間でウエハ1の移載を行う。
【0008】 4はリニアモータレールであり、リニアモータ台車3の移動路である。リニア モータ台車3はこのリニアモータレール4の上を図中矢印で示した方向に自由自 在に移動する。5aおよび5bは電源供給用カプラであり、リニアモータ台車3 に対して電気的なエネルギーを供給するためのものである。
【0009】 ここで、同図に示すリニアモータ台車3の拡大図を図2に示す。 この図において、7はウエハ置台でありウエハ1の下面外縁部を支持する台で ある。8aはウエハ固定用ツメである。このウエハ固定用ツメ8aはウエハ置台 7上のウエハ1を固定するためのツメである。9は電源供給用端子10を接続可 能な電源受給用端子である。
【0010】 次に、図3に示すリニアモータ台車3の断面図を参照して、リニアモータ台車 3の内部構成について説明する。 13は電磁石であり、電源受給用端子9から電流が供給されると磁石12と引 き合うようになっている。15aおよび15bはバネであり、そのバネ定数は電 源受給用端子9から電流が供給されない場合にはウエハ固定用ツメ8aがウエハ 1を固定する程度に設定されている。逆に、電源受給用端子9から電流が供給さ れる場合には、磁石12と電磁石13の引き合う力によってウエハ固定用ツメ8 aがウエハ1を解放する程度に設定される。11は台車停止検出センサであり、 リニアモータ台車3が所定位置に完全に停止している間検出信号を出力する。
【0011】 §1−2.第1の実施例の動作 次に、上記構成によるこの実施例の動作について、図1に示すリニアモータ台 車3が図示の位置から矢印VTR3aに示す方向に移動する場合を例にとって説 明する。この場合、リニアモータ台車3が矢印VTR3aに沿って走行している ときは図3に示すように、バネ15aのバネ力によりウエハ固定用ツメ8aがウ エハ1を挟持する。
【0012】 次に、リニアモータ台車3が装置Aに移動し所定位置に停止すると、これが台 車停止検出センサ11によって検出される。すると、電源供給用カプラ5aの電 源供給用端子10と電源受給用端子9とが連結される。これにより電磁石13に 電流が供給されるため、電磁石13は磁界を発生し磁石12を引きつける。そし て、ウエハ固定用ツメ8aは、矢印VTR1bおよび矢印VTR2bの方向にそ れぞれ支点O1および支点O2を中心にして回動する。この結果、ウエハ固定用 ツメ8aの先端部分が開き、ウエハ1が解放される。
【0013】 これにより、ウエハ1はウエハ置台7に単に載せられた状態になるため、ウエ ハ移載ロボット2aに対してローディング可能な状態になる。そして、ウエハ1 がウエハ移載ロボット2aによって装置Aに移載される。そして所定の処理がな された後、再び、ウエハ移載ロボット2aを介してリニアモータ台車3に載せら れる。そしてリニアモータ台車3を移動させる直前に、電源供給用端子9と電源 受給用端子10とを切り離すことにより、ウエハ固定用ツメ8aがウエハ1を固 定する。そして、リニアモータ台車3は、次の製造工程に向かって移動する。
【0014】 §2−1.第2の実施例の構成 次に、この考案の第2の実施例について、図4に示す斜視図を参照し説明する 。なお、第1の実施例と同様な構成については同一符号を付し、説明を省略する 。
【0015】 8bはウエハ固定用ツメであり、凹部16によってウエハを固定するものであ る。13は電磁石であり、電源受給用端子9から電流が供給されると磁石12と 引き合うようになっている。15cはバネであり、そのバネ定数は電源受給用端 子9から電流が供給されない場合にはウエハ置台7と磁石貼付台14とが支点O 3を中心にしてVTR4aの方向に傾斜する程度に設定されている。逆に、電源 受給用端子9から電流が供給される場合には、磁石12と電磁石13の引き合う 力によってウエハ置台7が水平になる程度に設定されている。
【0016】 §2−2.第2の実施例の動作 次に、この実施例の動作について説明する。リニアモータ台車3が矢印VTR 3aに沿って走行しているときは、図4に示すように、バネ15cによるバネ力 によりウエハ置台7が傾斜する。その結果、ウエハ固定用ツメ8bに設けられた 凹部16が重力によりウエハ1を固定した状態に保つ。
【0017】 次に、リニアモータ台車3が装置Aに移動したことが台車停止検出センサ11 によって検出される。すると、電源供給用カプラ5aの電源供給用端子10と電 源受給用端子9とが連結される。これにより電磁石13に電流が供給されるため 、電磁石13は磁界を発生し、磁石12を引きつける。ウエハ固定用ツメ8bは 、矢印VTR4bの方向に支点O3を中心として回動する。この結果、ウエハ置 台7が上述した傾斜状態から水平状態になる。
【0018】 これにより、ウエハ1はウエハ置台7から水平方向に対して移載可能状態にな る。すなわち、ウエハ移載ロボット2aに対してローディング可能な状態になる 。そして、ウエハ1がウエハ移載ロボット2aによって装置Aに移載される。そ して所定の処理がなされた後、ウエハは再びウエハ移載ロボット2aを介して装 置Aからリニアモータ台車3の凹部16にはめ込まれる。そしてリニアモータ台 車3の移動直前に、電源受給用端子9と電源供給用端子10とを切り離すことに より、ウエハ置台7が傾斜し、ウエハ固定用ツメ8bの凹部16がウエハ1を重 力により固定する。そして、リニアモータ台車3は、次の製造工程に向かって移 動する。
【0019】 なお、ウエハ1のローディング作業については、リニアモータ台車3の電源が OFFであり、かつ、電源受給用端子9からエネルギーが供給されている状態を 判断することによって行っても良い。
【0020】 §3−1.第3の実施例の構成 次に、第3の実施例について説明する。図5は第3の実施例の構成を示す断面 図である。この図において、17a,17bは電極であり、それぞれの表面は高 絶縁性材17c,17dでコーティングされている。ウエハ1は、これら電極1 7a,17bの上に載置される。また、18は高絶縁性材から成る絶縁台である 。電極17a,17bは、この絶縁台18を介してリニアモータ台車3の上に固 定されている。これにより、電極17a,17bは、互いに電気的に絶縁されて いる。
【0021】 また、電極17a,17bは、それぞれリード線21を介して電源受給用端子 9に接続されており、この電源受給用端子9に電源供給用端子10(図示略)が 接続されることにより、導通されるようになっている。
【0022】 §3−2.第3の実施例の動作 次に、この実施例の動作について、図5に示すリニアモータ台車3が図1に示 した装置Bの位置から装置Aの位置へ矢印VTR3aに沿って移動する場合を例 として説明する。まず、ウエハ1を載置したリニアモータ台車3が装置Bの位置 から走行を開始する直前に、電源受給用端子9と電源供給用端子10(図示略) とが接続され、電極17a,17b間に直流電圧が印加される。これにより、ウ エハ1は静電気力によって電極17a,17bに吸引され、固定される。
【0023】 そして、電源受給用端子9と電源供給用端子10(図示略)との接続が切り離 された後、リニアモータ台車3は、矢印VTR3aに沿って走行を開始する。こ の場合、走行中においては、電極17a,17bが互いに電気的に絶縁されてい るため、ウエハ1は残留した静電気によって吸引され続け、電極17a,17b 上で固定された状態となる。
【0024】 次に、リニアモータ台車3が装置Aの位置に移動して停止すると、これが台車 停止検出センサ11(図3参照)によって検出される。これにより、電源受給用 端子9と図示しない短絡用端子とが接続され、電極17a,17bがショートさ れる。この結果、ウエハ1に対する静電気力が消滅し、ウエハ1は単に電極17 a,17b上に載せられた状態になる。そして、ウエハ1がウエハ移載ロボット 2aによって装置Aに移載され、所定の処理が施される。こうして、再びウエハ 移載ロボット2aによってウエハ1がリニアモータ台車3に載せられると、再び 電源供給用端子10により電極17a,17b間に直流電圧が印加され、ウエハ 1が静電気力によって固定される。 なお、この実施例では、電極17a,17bを電源供給用端子10と異なる短 絡用端子によってショートさせるようにしたが、電源供給用端子10が電極17 a,17b間の直流電圧の印加と短絡とを兼ねるよう構成しても良い。
【0025】 §4.実施例効果 既述した第1〜第3の実施例においては、走行中、ウエハ1の固定にエネルギ ーの供給を必要としないため、ウエハ枚葉搬送装置の小型軽量化および搬送速度 の高速化が可能になる。また、ウエハ1は、台車3上のウエハ固定用ツメ8a, 8bあるいは電極17a,17bによって、少ない接触面積で一枚毎に固定され るため、塵埃等の付着率が低下する。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、ウエハカセットを使用せず、一枚毎 にウエハを移動可能なため、従来のような作業待ち時間の発生をなくすことがで き、ウエハカセットの汚染が製造装置の中に持ち込まれることがない。 また、走行中、ウエハの固定にエネルギーの供給を必要としないため、ウエハ 枚葉搬送装置の小型軽量化および搬送速度の高速化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図2】本考案の第1の実施例の構成を示す拡大図であ
る。
【図3】本考案の第1の実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図4】本考案の第2の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図5】本考案の第3の実施例の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
3 リニアモータ台車(走行手段) 5a,5b 電源供給用カプラ 7 ウエハ置台(ウエハ支持部) 8a,8b ウエハ固定用ツメ(ウエハ支持部) 9 電源受給用端子 10 電源供給用端子 12 磁石 13 電磁石 14 磁石貼付台(ウエハ支持部) 15a,15b,15c バネ(ウエハ支持部) 17a,17b 電極(ウエハ支持部) 18 絶縁台(ウエハ支持部) 21 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65G 43/08 Z

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の軌道を走行する走行手段と、 前記走行手段が所定のウエハ移載位置に完全に停止して
    いる場合に検出信号を出力する検出手段と、 前記走行手段上に設けられるとともに、前記検出手段が
    検出信号を出力しているときは半導体ウエハを離脱可能
    に支持し、前記検出手段が検出信号を出力していないと
    きは前記半導体ウエハを離脱不能に支持するウエハ支持
    部とを具備することを特徴とするウエハ枚葉搬送装置。
JP718093U 1992-04-21 1993-02-25 ウエハ枚葉搬送装置 Withdrawn JPH062698U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP718093U JPH062698U (ja) 1992-04-21 1993-02-25 ウエハ枚葉搬送装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-25727 1992-04-21
JP2572792 1992-04-21
JP718093U JPH062698U (ja) 1992-04-21 1993-02-25 ウエハ枚葉搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062698U true JPH062698U (ja) 1994-01-14

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ID=26341441

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JP718093U Withdrawn JPH062698U (ja) 1992-04-21 1993-02-25 ウエハ枚葉搬送装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970508