JPH0626980U - フィッシングゲームマシン - Google Patents
フィッシングゲームマシンInfo
- Publication number
- JPH0626980U JPH0626980U JP075798U JP7579892U JPH0626980U JP H0626980 U JPH0626980 U JP H0626980U JP 075798 U JP075798 U JP 075798U JP 7579892 U JP7579892 U JP 7579892U JP H0626980 U JPH0626980 U JP H0626980U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 魚釣りの醍醐味をその場所へ行かなくても味
わいながらゲームとし楽しむことが出来るゲームマシ
ン。 【構成】 電動リール23と巻取用駆動装置25間を釣
糸27にて連結し、巻取用駆動装置25の回転の早遅
と、巻取用駆動装置25に内蔵するブレーキ25bとク
ラッチ盤25aによる回転・停止・スリップを釣糸27
より電動リール23を設けたリール竿22に魚信或は魚
の引きとして伝えるようにしたもの。
わいながらゲームとし楽しむことが出来るゲームマシ
ン。 【構成】 電動リール23と巻取用駆動装置25間を釣
糸27にて連結し、巻取用駆動装置25の回転の早遅
と、巻取用駆動装置25に内蔵するブレーキ25bとク
ラッチ盤25aによる回転・停止・スリップを釣糸27
より電動リール23を設けたリール竿22に魚信或は魚
の引きとして伝えるようにしたもの。
Description
【0001】
本考案はコインを使用して魚釣りのゲームを楽しむフィッシングゲームマシン に関するものである。
【0002】
生活水準の向上の伴い、余暇を趣味や娯楽などに用いるようになり、趣味の中 でも海や川等にて行うフィッシングは急速に人気が出て釣ブームとなり年々釣人 口が増加して来ている。 又、娯楽も電子機器類の発達によって高度で複雑なゲームを楽しむことが出来 るゲーム機が開発されて来ている。
【0003】
しかしこのようにゲーム機が開発されていても、今ブームのフィッシングに関 連するゲーム機は無いため釣りの感触を味わうにはやはり海や川へ又、手近な所 では釣掘りへ行かなくてはならずゲーム上非常に不都合を感じていた。
【0004】
本考案はこのような不都合を解消し、海や川での釣りの醍醐味をそこへ行かな くても味わいながらゲームとして楽しく行うことが出来るようにしたフィッシン グゲームマシンを提供せんとするものである。
【0005】 即ち、台板上に設けたカムにて船床を揺動可能とし座席を船床上の適位置に設 け、コイン投入口と、アジ用スイッチとハマチ用スイッチと鯛用スイッチ等の任 意魚種のスイッチを設けた魚種選択スイッチ盤と、タイマーと、釣り上げた魚数 をカウントする読取表示器とを上面適位置に設けたコントロールボックスを座席 前方の船床上に設け、手巻ハンドル付の電動リールを設けたリール竿を支体にて コントロールボックス上に着脱可能に設置し負担が或る大きさになると止めるブ レーキと空転するクラッチ盤を内蔵する巻取用駆動装置に巻取ドラムを直結し、 ′リール竿に対応させ台板上の適位置に設け、電動リールに巻き込んだ釣糸をリ ール竿を通して巻取ドラムと連結し、大型テレビ等からなるスクリーンの上下左 右にスピーカーを設け、アンプとビデオデッキを適位置に設置し配線にてそれぞ れ作動可能としたものである。 なお作動にはあらゆる内容を収録したソフトを使用する。
【0006】
コントロールボックスにソフトを又ビデオデッキにビデオテープを入れて準備 しておく。 そしてゲームをするためコインをコイン投入口に投入すると、カムが動いて船 体を揺動させると共に、アンプも入りスクリーンに海の風景を音響(例えば海鳥 等の泣き声は上のスピーカー、波の音は下のスピーカー)と共に映し出す。 魚種選択スイッチ盤の任意スイッチを押すと、タイマーが入りソフトより該当 する内容を選択し信号として発信出来る状態となる。 スイッチを押して数秒たつと、弱い引きの信号が出て巻取用駆動装置がゆっく り回動と停止を数回繰返して浮子が沈む状態を作りリール竿に魚信を伝える。 この時、リール竿を持ち上げ釣糸を引張ると一瞬巻取ドラムが止まって魚を掛 けた状態となり、コントロールボックスがそれをキャッチし、次の信号引き強く を出し巻取用駆動装置を早く回し、魚が暴れて引く状態となり竿先を弓形にする 。
【0007】 そして巻取ドラムの巻取に逆らって電動リールにて釣糸を巻取って行くが、電 動リールの巻取力が巻取ドラムの巻取力より大きくなるとブレーキにて一瞬止ま ったり、クラッチ盤にて空転状となったりするので、そのチャンスを逃がさず電 動リールにて手早く釣糸を巻き取って行く。 電動リールで元の状態まで釣糸を巻取ると、一匹が釣れたとみなしカウントさ れ読取表示器に表示される。 このようにしてタイマーの時間内に同じ動作を繰返して何匹でも魚を釣り読取 表示器に表示された数字にて景品等が出て来る。 又、巻取ドラムにて所定量を巻取ると魚が逃げたとしてその回は終わり次へ移 行してゲームを続行する。 このように巻取用駆動装置の回転の早遅と、電動リールと巻取用駆動装置間に おける釣糸の張緩によって、魚信と取り込み或は取り逃がしの感触を味わうこと が出来る。
【0008】
以下本考案の一実施例を図面について説明する。 図中1は台板であって、先端を球状とした支柱2を適位置に突設し、案内溝3 aを穿設した案内板3を端部に任意数を直立設置している。 4はプーリ5と傘歯車9を直結する駆動装置であって、前記台板1上の適位置 に設けている。 6は揺動軸であって、駆動装置4と平行に台板1の端部に軸受7にて設け、プ ーリ8を中間軸を介してプーリ5に対応して設けると共に、任意形状のカム10 を左右適位置に設けている。 11は揺動軸であって、揺動軸6と直交させ台板1の側端部に軸受7にて設け 、傘歯車9に噛合う傘歯車12を適位置に設け任意形状のカム13を左右適位置 に設けている。
【0009】 14は船床であって、裏面中央に凹状の軸受体14aを設け、端面に適数の案 内ピン15を案内溝3aに挿入可能に突設し、軸受体14aを支柱2上に載置し 案内ピン15を案内溝3aに挿入して台板1上にカム10,13にて揺動可能に 設置している。 16は座席であって、船床14上面の中央片側寄り上に設けている。 17はコンピュータを内蔵するコントロールボックスであって、コイン投入口 18と、アジ用スイッチ19aとハマチ用スイッチ19bと鯛用スイッチ19c 等を設けた魚種選択スイッチ盤19と、適時間にセットしたタイマー20と、釣 り上げた魚数を読み取る読取表示器21とを上面の適位置に設け、配線にてコン ピュータと連動自在としている。
【0010】 22は手巻ハンドル23aの電動リール23を設けたリール等であって、コン トロールボックス17上面中央に突設する断面半円の受部24aを適角度に上部 に設置した支体24上に竿先22aを座席16と反対にして着脱可能に設けてい る。 25は巻取ドラム26を直結し且つ回転方向と逆方向に力が働くと空転状態と なるクラッチ盤25aと、ブレーキが掛かって回転が止まるブレーキ25bを内 蔵した巻取用駆動装置であって、電動リール23に巻いた釣糸27をリール竿2 2に沿って竿先22aより巻取ドラム26に巻取り、台板1上リール竿22に対 応して適位置に設けている。 28は各種の表示を設ける表示箇所28aを上部に設け、台板1上で座席16 正面に設けた画像装置であって、100インチのテレビ等からなるスクリーン2 9の上下の左右にスピーカー30a,30bを複数箇設け、且つ下方スピーカー 30b内側にアンプ31とビデオデッキ32を設けてコインの投入によりコンピ ュータに連動可能としている。 なお表示箇所28aにはタイマー20や読取表示器21のようにゲーム進行上 必要なものを設けるようにしても良い。
【0011】 使用に当たっては、任意に組込んだソフトをコントロールボックス17に、又 ビデオデッキ32にビデオテープを設けて準備をして置く。 そしてコインをコイン投入口18に投入すると各機能が作動可能となると共に 、駆動装置4が作動しプーリ5,8を介して揺動軸6を回しカム10を回転させ 接する船体14を支柱2を支点として揺動させる。又、揺動軸6の回転は傘歯車 9,12を介して揺動軸11に伝わりカム13を回転させ船体14を他方向へ揺 動させ船のローリングの感じを出している。 コイン投入後始めに自分の釣りたい魚の種類を選んで魚種選択スイッチ盤19 より例えばハマチ用スイッチ19bを押すと、それに該当する部分がソフト内よ り選択されコントロールボックス17より作動するよう準備される。
【0012】 このようにハマチ用スイッチ19bを押すと同時に、予め所定時間に設定され たタイマー20が動くと共に、巻取用駆動装置25も動き釣糸27をゆっくり巻 取ドラム26上に巻いて行く。 そして数秒が過ぎコントロールボックス17からハマチに合わせた信号、例え ば弱い引きの信号が送られて来ると、それに従って巻取用駆動装置25がゆっく り回り止まる動作を数回繰返して釣糸27を巻取ドラム26に少しづゝ巻取って 行く。 この時リール竿22では、巻取用駆動装置25が回っている時が浮子が沈む感 じとなり釣糸27を通して持っている竿22に魚の当たりとして感じられる。 この様に魚の当たりと感じらた時、それに合わせてリール竿22を持ち上げて 釣糸27を引張り巻取ドラム26を一瞬止め魚を掛けた状態とする。
【0013】 巻取用駆動装置25が一瞬止まるとこの作動をコントロールボックス17内の コンピューターがキャッチし新しい強い引きの信号を送って来る。 その信号によって巻取用駆動装置25が早く回り巻取ドラム26に釣糸27を 巻取りリール竿22を引張り弓なり状にし、この引張る力が強くなると電動リー ル23のドラムがスリップして釣糸27が引出されて巻取ドラム26に巻取られ て行く。この釣糸27が引出される状態に応じて竿先22aの弓なり状が変化し て掛った魚が逃げ暴れる状態となる。 竿先22aが弓なり状になると、釣糸27の巻取が継続されている中で、電動 或は手動で電動リール23に少しづゝ釣糸27を手早く巻取って行く。
【0014】 そして電動リール23の巻取りの力が巻取用駆動装置25の回転力より強い場 合には、瞬間的にブレーキ25bが働いて回転を止めたり或はクラッチ盤25a が働いて巻取ドラム26が空転し、釣糸27の電動リール23への巻取りを容易 にするので、この間に電動リール23の巻取りを多くして早く釣糸27を電動リ ール23に巻取って行き、元の状態に戻った時に魚が一匹釣れたとカウントされ 読取表示器21に数字し、表示される。 このように一匹が釣れ再び数秒たつと、前述と同じ要領で二匹目そして三匹目 とタイマー20の時間内でより多くを釣って行く。 なお、電動リール23への巻取りが出来ず巻取ドラム26に一定量の釣糸27 が巻取られると釣り逃がしとなり始からやり直しとなる。 このようにリール竿22で釣っている間、ビデオデッキ32よりスクリーン2 9に海の風影が出て、カモメ等の海鳥類の泣き声は上スピーカー30aより、又 船に当たる波の音や飛沫等は下スピーカー30bより出し海釣りの雰囲気を作り 出す。
【0015】
上述の如く本考案は、コントロールボックス内のコンピュータによる制御によ って、回転の早遅と回転・停止・スリップとを組合わせて、釣糸を通して色々な 魚の当たり(魚信)や魚の引きをリール竿に与え、ゲーム者がリール竿を通して 釣りの醍醐味を味わうことが出来且つ、スクリーンや音響等に加えて船床のロー リングから臨場感を出し、種々な魚釣りとゲームをミックスした楽しいひととき を過ごすことが出来る等多くの特長を有し実用上非常に優れた考案である。
【図1】本考案の正面図である。
【図2】本考案の平面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
1 台板 2 支柱 3 案内板 3a 案内溝 4 駆動装置 5 プーリ 6 揺動軸 7 軸受 8 プーリ 9 傘歯車 10 カム 11 揺動軸 12 傘歯車 13 カム 14 船床 14a 軸受体 15 案内ピン 16 座席 17 コントロールボックス 18 コイン投入口 19 魚種選択スイッチ盤 19a アジ用スイッチ 19b ハマチ用スイッチ 19c 鯛用スイッチ 20 タイマー 21 読取表示器 22 リール竿 22a 竿先 23 電動リール 23a 手巻ハンドル 24 支体 24a 受部 25 巻取用駆動装置 25a クラッチ盤 25b ブレーキ 26 巻取ドラム 27 釣糸 28 画像装置 28a 表示箇所 29 スクリーン 30a 上スピーカー 30b 下スピーカー 31 アンプ 32 ビデオデッキ
Claims (3)
- 【請求項1】 船床14の適位置にコントロールボック
ス17を設け、コイン投入口18と任意魚種スイッチを
設けた魚種選択スイッチ盤19と、タイマー20と、釣
った魚数をカウントする読取表示器21とを画像装置2
8上部の表示箇所28a或はコントロールボックス17
の適位置に設け、電動リール23付のリール竿22を支
体24にてコントロールボックス17上に着脱可能に設
置し、一定以上の負荷にて作用するブレーキ25bとク
ラッチ盤25aを内蔵し巻取ドラム26を直結する巻取
用駆動装置25を、リール竿22に対応して台板1上の
適位置に設け、釣糸27をリール竿22を通して電動リ
ール23と巻取ドラム26を連結したことを特徴とする
フィッシングゲームマシン。 - 【請求項2】 大型テレビ等からなるスクリーン29の
適位置にスピーカー30a,30b及びアンプ31とビ
デオデッキ32を設け、コントロールボックス17に配
線にて接続し、コイン投入時に連動可能とした請求項1
記載のフィッシングゲームマシン。 - 【請求項3】 座席16をコントロールボックス17に
対応させて適位置に設けた台板1上にカム10,13を
回動自在に設けて船床14を揺動可能とした請求項1記
載のフィッシングゲームマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992075798U JP2567140Y2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | フィッシングゲームマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992075798U JP2567140Y2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | フィッシングゲームマシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626980U true JPH0626980U (ja) | 1994-04-12 |
JP2567140Y2 JP2567140Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=13586585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992075798U Expired - Fee Related JP2567140Y2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | フィッシングゲームマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567140Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180063604A (ko) * | 2016-12-02 | 2018-06-12 | 창원대학교 산학협력단 | 원격낚시를 이용한 낚시 시뮬레이터 |
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---|---|---|---|---|
KR101642632B1 (ko) | 2012-06-13 | 2016-07-25 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 강대의 연속 어닐링 방법, 강대의 연속 어닐링 장치, 용융 아연 도금 강대의 제조 방법 및 용융 아연 도금 강대의 제조 장치 |
JP5655956B2 (ja) | 2012-06-13 | 2015-01-21 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の連続焼鈍方法および溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP1992075798U patent/JP2567140Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
KR20180063604A (ko) * | 2016-12-02 | 2018-06-12 | 창원대학교 산학협력단 | 원격낚시를 이용한 낚시 시뮬레이터 |
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JP2567140Y2 (ja) | 1998-03-30 |
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