JP2577873B2 - 釣りゲーム機 - Google Patents

釣りゲーム機

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JP2577873B2
JP2577873B2 JP22352194A JP22352194A JP2577873B2 JP 2577873 B2 JP2577873 B2 JP 2577873B2 JP 22352194 A JP22352194 A JP 22352194A JP 22352194 A JP22352194 A JP 22352194A JP 2577873 B2 JP2577873 B2 JP 2577873B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釣り動作を模擬的に表
現してゲームに応用した釣りゲーム機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のゲーム機の中には、未知の結果の
予想を娯楽要素に取り入れたものがある。例えば競馬ゲ
ーム機では、まだ知られていないレース結果等を遊技者
が予想し、メダル等の遊技媒体を投入するとともに上記
予想結果を入力するように構成され、予想が当たった遊
技者には所定枚数のメダル等を払い出すように構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ゲーム機として
は、小型でかつ興奮度の高いものが要望される。ここで
「釣り」は、その動作をするのに広いスペースはいら
ず、しかも、竿を上げるまでは何が釣れたのか分からな
いというスリリングな要素をもっており、この釣りをう
まくゲームに応用できれば、上記要望に十分応えること
が可能になる。
【0004】本発明は、このような事情に鑑み、釣りを
巧みにゲーム化することにより、遊技性に富んだゲーム
機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、釣竿をもつ釣り人形及び釣り
穴をゲーム盤に設け、このゲーム盤の下方に、複数種の
釣上げ対象模型を支持しかつそのうちの一つを選択的に
上記釣り穴を通じてゲーム盤上に上昇させる釣上げ対象
支持手段を設けるとともに、上記釣上げ対象模型のうち
予め定めた釣上げ対象模型を上記釣上げ対象支持手段に
より上昇させる釣上げ対象制御手段と、上記釣り穴から
上昇する釣上げ対象模型を遊技者が予想して入力するた
めの予想入力部と、この予想入力部に対応して設けら
れ、遊技者に報酬を提供する報酬提供部と、上記予想入
力部で入力された予想釣上げ対象模型の種類と上記釣上
げ対象支持手段が実際に上昇させた釣上げ対象模型の種
類とが合致した場合に上記入力が行われた予想入力部に
対応する報酬提供部から報酬を提供させる報酬提供制御
手段とを備えたものである(請求項1)。
【0006】上記報酬提供部としては、上記予想入力動
作を可能にするための遊技媒体を払い出す遊技媒体提供
部が好適であり、上記報酬提供制御手段としては、上記
遊技媒体提供部から所定数の遊技媒体を提供させる遊技
媒体払出制御手段が好適である(請求項2)。
【0007】この場合、各釣上げ対象模型の種類に応じ
て倍率を設定し、倍率の高い種類の釣上げ対象模型ほど
上記釣上げ対象支持手段に支持される個数を少なく設定
するとともに、上記予想入力部で入力された予想釣上げ
対象模型の種類と上記釣上げ対象支持手段が実際に上昇
させた釣上げ対象模型の種類とが合致した場合に上記予
想入力について投入された遊技媒体の投入数に上記倍率
を乗じた枚数の遊技媒体を払い出させるように上記遊技
媒体払出制御手段を構成するのが、より好ましい(請求
項3)。
【0008】また、上記ゲーム機では、上記ゲーム盤に
おいて上記釣り人形を中心とする円周上の複数の位置に
上記釣り穴を設け、上記釣上げ対象支持手段として、上
記ゲーム盤の下方で上記釣り人形の直下方の位置を中心
に旋回可能に構成され、上記円周上に複数種の釣上げ対
象模型を支持する模型支持体と、この模型支持体を旋回
駆動する模型旋回駆動手段と、上記模型支持体に支持さ
れた釣上げ対象模型のうちの一つを選択的に昇降させる
模型昇降手段とを備えるとともに、上記釣り人形を旋回
させる人形旋回駆動手段と、上記釣り人形を旋回させた
後、この釣り人形の釣竿が上記釣り穴のうち予め定めた
特定釣り穴を向く角度位置に同釣り人形を停止させるよ
うに上記人形旋回駆動手段を制御する人形旋回制御手段
とを備え、上記模型支持体を旋回させた後、この模型支
持体上の釣上げ対象模型のうち予め定めた釣上げ対象模
型が上記特定釣り穴の下方に位置する角度で模型支持体
を停止させ、かつこの位置で上記模型昇降手段により上
記釣上げ対象模型を上記特定釣り穴を通じてゲーム盤上
に上昇させるように上記釣上げ対象制御手段を構成する
ことにより、後述のようなより優れた効果が得られる
(請求項4)。
【0009】この場合、上記釣り穴の個数を釣上げ対象
模型の全個数よりも少なくするとともに、上記模型昇降
手段として、上記模型支持体に昇降可能に支持され、上
端に上記釣上げ対象模型が固定された昇降軸と、上記模
型支持体の下方で各釣り穴に対応する位置に設けられ、
昇降軸を押し上げる押し上げ状態と解放する解放状態と
に切換えられる押し上げ装置とを備え、模型支持体の旋
回停止後、上記特定釣り穴の下方の位置する押し上げ装
置を上記解放状態から押し上げ状態に切換えるように上
記釣上げ対象制御手段を構成したり(請求項5)、上記
釣り人形の下方に上下方向に延びる共通中心軸を設け、
この共通中心軸に上記釣り人形と模型支持体の双方を支
持するとともに、これら釣り人形と模型支持体の少なく
とも一方を上記共通中心軸に対して相対回転可能に構成
したりする(請求項6)ことにより、さらに優れたもの
となる。
【0010】また、上記ゲーム機では、上記釣り人形の
釣竿に釣り糸をセットするとともに、この釣り糸を巻上
げ及び巻下げする釣り糸駆動手段と、上記釣上げ対象模
型の上昇に同期して上記釣り糸駆動手段に上記釣り糸の
巻上げを行わせる釣り糸駆動制御手段とを備えるのが、
より好ましく(請求項7)、この場合、上記釣り糸の先
端に磁石を取付けるとともに、各釣上げ対象模型におい
て少なくとも上記磁石に接する部分を磁性体で構成すれ
ば、さらに効果的となる(請求項8)。
【0011】
【作用】請求項1記載のゲーム機によれば、次の手順で
ゲームが進められる。
【0012】遊技者が自己の予想する釣上げ対象模型
の種類(例えばタコ、エビ等)を入力する。
【0013】入力終了後、釣上げ対象制御手段の制御
の下、釣上げ対象支持手段が、前もって定められた釣上
げ対象模型を釣り穴の下方に位置させ、この釣り穴を通
じてゲーム盤上に上昇させる(釣上げ動作の模擬)。こ
の上昇までの間、遊技者は、釣り穴からどの釣上げ対象
模型が釣上げられるのか分からず、自己の予想した釣上
げ対象模型が釣上げられるのを期待することになる。
【0014】報酬提供制御手段は、上記予想入力部で
入力された予想釣上げ対象模型の種類と、実際に釣り穴
を通じて上昇させた釣上げ対象模型の種類とを比較し、
両者が合致した場合に、この入力が行われた予想入力部
に対応する報酬提供部から報酬を提供させる。すなわ
ち、予想が的中した遊技者に報酬を提供させる。
【0015】ここで、請求項2記載のゲーム機では、上
記報酬として、予想入力を可能にするための遊技媒体が
提供されるため、遊技者はこの遊技媒体を用いてさらに
多くの回数、ゲームを楽しむことができる。
【0016】特に、請求項3記載のゲーム機では、各釣
上げ対象模型の種類に応じて倍率が設定され、倍率の高
い種類の釣上げ対象模型ほどその個数が少なく設定され
る一方、予想が当たった場合には遊技媒体投入数に上記
倍率を乗じた枚数の遊技媒体が払い出されるので、ルー
ルはより複雑になり、遊技性が増す。
【0017】請求項4記載のゲーム機では、ゲーム盤上
で釣り人形が旋回し、その釣竿が特定釣り穴を向いた時
点で釣り人形が止められる。ゲーム盤の下方では、各種
の釣上げ対象模型を支持する模型支持体が上記釣り人形
と同軸回りに旋回し、上記特定釣り穴の下方に特定の釣
上げ対象模型が位置する角度で模型支持体が停止し、こ
の釣上げ対象模型が上記特定釣り穴から上昇する。従っ
て遊技者は、どの種類の釣上げ対象模型が釣上げられる
かだけでなく、この釣上げ対象模型がどの釣り穴から釣
上げられるかも分からないので、興奮度はより高まる。
【0018】ここで、上記釣上げ対象模型を上昇させる
模型昇降手段は、各釣上げ対象模型毎に設けても良い
が、請求項5記載のように、上記模型支持体の下方で各
釣り穴に対応する位置に押し上げ装置を設け、特定釣り
穴の下方に位置する押し上げ装置を作動させて昇降軸と
ともに釣上げ対象模型を押し上げるようにすれば、昇降
手段の数は釣り穴の個数分にとどまる。
【0019】また、請求項6記載のゲーム機では、上下
方向に延びる共通中心軸に釣り人形と模型支持体の双方
が支持されているので、簡単な構造で両者の旋回中心軸
が確実に一致する。しかも、釣り人形と模型支持体の少
なくとも一方が上記共通中心軸に対して相対回転可能で
あるため、釣り人形及び模型支持体の旋回速度及び旋回
方向は各々独立して自由に設定が可能である。
【0020】請求項7記載のゲーム機では、上記釣り人
形の釣竿にセットされた釣り糸が上記釣上げ対象模型の
上昇に同期して巻き上げられるため、遊技者にはあたか
も釣り糸の巻上げで釣上げ対象模型が釣上げられたかの
ように見える。
【0021】さらに、請求項8記載のゲーム機では、上
記釣り糸の先端に取付けられた磁石が錘の役目を果たし
て釣り糸にたえず張力が与えられるとともに、上記磁石
が釣上げ対象模型に吸着することにより、釣り糸と釣上
げ対象模型とが確実に接触し、釣上げ動作がよりリアル
に表現される。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0023】図1に示す釣りゲーム機は、ハウジング1
0を備え、このハウジング10側壁の複数個所(図例で
は互いに90°ずつ離間する4個所)に、硬貨投入口1
2、スピーカー14、及びメダル払出皿16がそれぞれ
設けられている。
【0024】ハウジング10の上部には水平なゲーム盤
18が設けられ、このゲーム盤18がドーム状の透明カ
バー20によって上方から覆われている。そして、この
ゲーム盤18の中央に釣り人形(図例ではペンギン人
形)22が設けられ、この釣り人形22を中心とする円
周上に、ゲーム盤18を貫く複数(図例では4つ)の釣
り穴24が設けられている。
【0025】このゲーム機の内部構造を図2に示す。上
記ゲーム盤18とハウジング底壁26との間には、水平
な内壁28が設けられ、この内壁28上に支持ケース3
0が固定されており、この支持ケース30の天壁に、上
下に延びる共通中心軸32が固定されている。この共通
中心軸32の上端には軸受33を介して人形テーブル3
4が回転可能に支持され、この人形テーブル34上に前
記釣り人形22が立設されている。
【0026】上記人形テーブル34の直ぐ下方の位置で
は被駆動プーリ(歯付プーリ)36が軸受38を介して
共通中心軸32の周囲に相対回転可能に取付けられ、こ
の被駆動プーリ36と上記人形テーブル34とが上下方
向のロッド35を介して相対回転不能に連結されてい
る。ハウジング10の内壁において上記被駆動プーリ3
6の側方の位置には人形旋回モータ(人形旋回駆動手
段)40が固定され、その出力軸に駆動プーリ(歯付プ
ーリ)41が固定されている。そして、この駆動プーリ
41と上記被駆動プーリ36とが伝動ベルト(歯付ベル
ト)42を介して連結されており、上記人形旋回モータ
40の作動で上記人形テーブル34が共通中心軸32を
中心に旋回駆動されるようになっている。
【0027】なお、上記人形旋回モータ40は、その出
力軸の回転位相を検出するロータリエンコーダ40eを
内蔵している。また、上記人形テーブル34の近傍に
は、光センサ等からなる基準位置センサ45(図6)が
配設されており、上記人形テーブル34が旋回して予め
定められた基準角度位置を通過するたびに上記基準位置
センサ45から検出信号が出力されるようになってい
る。
【0028】上記共通中心軸32の中間部位には、軸受
43を介して模型テーブル(模型支持体)44が相対回
転可能に取付けられている。この模型テーブル44の中
央部下面には被駆動プーリ(歯付プーリ)46が固定さ
れ、この被駆動プーリ46も軸受48を介して共通中心
軸32に相対回転可能に取付けられている。一方、前記
支持ケース30の天壁にはテーブル旋回モータ(模型旋
回駆動手段)50が固定され、その出力軸に固定された
駆動プーリ(歯付プーリ)51が伝動ベルト(歯付ベル
ト)52を介して上記被駆動プーリ46に連結されてお
り、このテーブル旋回モータ50の作動で上記模型テー
ブル44が共通中心軸32を中心に旋回駆動されるよう
になっている。
【0029】なお、このテーブル旋回モータ50も、そ
の出力軸の回転位相を検出するロータリエンコーダ50
eを内蔵している。また、上記模型テーブル44の近傍
にも、光センサ等からなる基準位置センサ53(図6)
が配設されており、上記模型テーブル44が旋回して予
め定められた基準角度位置を通過するたびに上記基準位
置センサ53から検出信号が出力されるようになってい
る。
【0030】模型テーブル44において、前記釣り穴2
4の直下方に位置する円周上には、これら釣り穴24よ
りも多数の貫通穴54が設けられ、各貫通穴54に昇降
軸56が挿通されている。模型テーブル44の上面にお
ける各貫通穴54の周縁部には筒状のフランジ部材58
が固定され、このフランジ部材58の内径は、上記貫通
穴54の内径よりも小径で上記昇降軸56の外径よりも
大径とされている。昇降軸56の下端にはつば部57が
形成され、このつば部57と上記フランジ部材58との
間に圧縮ばね59が介設されており、この圧縮ばね59
の弾発力で昇降軸56が下方に付勢されている。
【0031】そして、各昇降軸56の上端に、釣上げ対
象模型60が固定されている。この実施例では、釣上げ
対象模型60として、図3(a)〜(f)に示すような
タコ模型61、イカ模型62、アジ模型63、エビ模型
64、フグ模型65、及びマンボウ模型66の計6種の
模型が互いに異なる個数ずつ(その個数の大小について
は後述する。)が用意され、これらは鉄等の磁性体で形
成されている。なお、模型の種類としては、上記以外に
も、カニ等の魚介類やクジラ等の哺乳類、あるいは生物
以外のもの(例えば宝箱)等、自由に設定が可能であ
る。
【0032】さらに、前記内壁28において、各釣り穴
24の下方の位置(すなわち4つの位置)には、ブラケ
ット47を介して押し上げ装置49が固定されている。
各押し上げ装置49は、上下に延びるプランジャ49a
を有し、このプランジャ49aを昇降駆動するためのモ
ータと、その回転駆動力を上下方向の駆動力に変換する
ラック及びピニオンからなる伝達機構とを内蔵し、上記
モータに制御信号が入力されることにより、上記プラン
ジャ49aが図2右側に示す下位置と同図右側に二点鎖
線で示す上位置との間を昇降し、このプランジャ49a
が上位置まで上昇した状態で上方の昇降軸56を押し上
げ、釣上げ対象模型60を上記釣り穴24を通じてゲー
ム盤22の上方へ上昇させるように構成されている。
【0033】前記図1に示すように、釣り人形22には
釣竿70が設けられており、この釣竿70に釣り糸71
がセットされるとともに、この釣り糸71の先端に磁石
75が取付けられている。そして、上記釣竿70の基部
に設けられたリール72の回転に伴って、上記釣り糸7
1が巻上げ、あるいは巻下げられるようになっている。
【0034】このリール72の回転駆動機構を説明す
る。前記図2に示すように、人形テーブル34の側壁に
はモータハウジング73が固定され、このモータハウジ
ング73内に、図4に示すようなリール駆動モータ74
が収納されている。このリール駆動モータ74は、その
出力軸の回転位相を検出するロータリエンコーダ74e
を内蔵し、上記出力軸には駆動プーリ(歯付プーリ)7
6が固定されている。
【0035】モータハウジング73にはブラケット78
が立設され、その上端にスリーブ80が横向きに固定さ
れており、このスリーブ80内に前記リール72が回転
可能に保持されている。このリール72の中心部分には
水平軸82が固定され、この水平軸82が軸受84,8
6を介してブラケット78の上端に回転可能に支持され
ている。そして、この水平軸82に被駆動プーリ(歯付
プーリ)88が固定され、この被駆動プーリ88が伝動
ベルト(歯付ベルト)89を介して上記被駆動プーリ7
6に連結されており、上記リール駆動モータ74の正逆
方向の作動で上記リール72の正逆回転駆動、すなわち
釣り糸の巻上げ及び巻下げが行われるようになってい
る。
【0036】なお、図4において72aはリール72の
取手であり、この取手72aに上記釣り人形22の腕が
連結され、この腕がリール72と一体回転するように構
成されている。また、上記リール72の近傍には、光セ
ンサ等からなる基準位置センサ77(図6)が配設され
ており、上記リール72が回転して予め定められた基準
角度位置を通過するたびに上記基準位置センサ77から
検出信号が出力されるようになっている。
【0037】前記図1に示したハウジング10におい
て、各メダル投入口12等の直上方の位置には、操作部
90が設けられている。各操作部90は、図5に示すよ
うに、6つの予想入力ボタン91a,91b,91c,
91d,91e,91fと、入力メダル数表示部92
a,92b,92c,92d,92e,92fと、残り
時間表示部93と、当たり枚数表示部94と、クレジッ
ト数表示部95と、払出指令ボタン96と、メダル投入
口97とを備えている。
【0038】予想入力ボタン91a〜91fは、遊技者
の予想する釣上げ対象模型60の種類(タコ、イカ、ア
ジ、エビ、フグ、マンボウ)を入力するものであり、各
種類に応じて設けられている。そして、これら予想入力
ボタン91a〜91fのいずれかが操作された後、メダ
ル投入口97が押された回数が、その予想種類に対する
メダル投与数として指定、入力されるようになってい
る。入力メダル数表示部92a〜92fは、各予想入力
ボタン91a〜91fの傍らに付設され、各種類に投じ
られたメダル総数を表示するものである。
【0039】残り時間表示部93は、遊技者に対して与
えられる操作時間の残り秒数を表示するものである。こ
の実施例では、釣り動作前に遊技者がメダル投入及び予
想入力できる時間が一定に制限されており(例えば1
分)、この一定の操作時間が経過すると自動的に釣り動
作を開始するようにしているので、その残り時間を遊技
者に知らせるため、残り時間表示部93が設けられてい
る。
【0040】当たり枚数表示部94は、予想が当たった
メダルの総数を表示するものであり、クレジット数表示
部95は、メダル投入口97から投入されたメダル数を
表示するものである。払出指令ボタン96は、まだメダ
ルが残っている(すなわちクレジット数が0になってい
ない)状態でゲームを中断するときに操作するものであ
り、この払出指令ボタン96の操作で、上記クレジット
数と同数のメダルがメダル払出皿16に払い戻される。
【0041】なお、この実施例では、釣上げ対象模型6
0の種類に応じて互いに異なった倍率が設定されてお
り、倍率が高い釣上げ対象模型60ほどその個数が少な
く設定されている。
【0042】上記メダル投入口97の奥には、図6に示
すメダル投入センサ17が設けられ、このメダル投入セ
ンサ17によりメダル投入枚数が検出されるようになっ
ている。このメダル投入センサ17の他、上記基準位置
センサ45,53,77、及び前記各ロータリエンコー
ダ40e,50e,74eといった各検出器類と、上記
操作部90とが、図6に示すような制御装置100に接
続されている。この制御装置100は、コンピュータに
より構成され、メダル払出制御手段102、人形旋回制
御手段104、釣上げ対象制御手段106、及び釣り糸
駆動制御手段108を備えている。
【0043】メダル払出制御手段102は、メダル投入
センサ17により検出された投入枚数を確認し、前記操
作部90で予想入力された釣上げ対象模型60の種類
と、実際に釣上げられた釣上げ対象模型60の種類とが
合致した場合に、メダル払出装置110に払出指令信号
を出力し、上記予想入力を行った遊技者に対し、投与さ
れたメダル数に上記倍率を乗じた枚数のメダルをメダル
払出皿16に払い出させるものである。
【0044】人形旋回制御手段104は、基準位置セン
サ45及びロータリエンコーダ40eの検出信号に基づ
いて人形旋回モータ40の作動を制御するものである。
具体的には、上記操作時間経過後、上記人形旋回モータ
40を作動させて人形テーブル34を一定時間旋回さ
せ、その後制動し、釣り人形22の釣竿70が予め乱数
発生的に定めた特定釣り穴24を向く角度位置で人形テ
ーブル34を停止させるものである。なお、この停止角
度位置は、上記基準位置センサ45により検出される基
準位置と、ロータリエンコーダ40eにより検出される
回転位相とから把握可能である。
【0045】釣上げ対象制御手段106は、基準位置セ
ンサ53及びロータリエンコーダ50eの検出信号に基
づいてテーブル旋回モータ50の作動を制御するととも
に、押し上げ装置49の通電制御を行うものである。具
体的には、上記人形旋回モータ40とほぼ同期してテー
ブル旋回モータ50を作動させ、模型テーブル44を一
定時間旋回させた後、これを制動し、予め乱数発生的に
定めた特定の釣上げ対象模型60が上記特定釣り穴24
の下方に位置する角度で模型テーブル44を停止させる
とともに、その停止後、上記特定釣り穴24の下方の押
し上げ装置49を選択してこれに制御信号を出力し、プ
ランジャ49aを上昇させるように構成されている。な
お、上記模型テーブル44の停止角度位置は、上記基準
位置センサ53により検出される基準位置と、ロータリ
エンコーダ50eにより検出される回転位相とから把握
可能である。
【0046】釣り糸駆動制御手段108は、基準位置セ
ンサ77及びロータリエンコーダ74eの検出信号に基
づいてリール駆動モータ74の作動を制御するものであ
る。具体的には、上記人形テーブル34の旋回中、適宜
リール72を巻下げ方向に駆動し、人形テーブル34及
び模型テーブル44の停止後、さらに巻下げて磁石75
を釣り穴24内に挿入後、今度は上記押し上げ装置49
の押し上げによる釣上げ対処模型60の上昇動作に同期
して上記リール72を巻上げ方向に駆動させるものであ
る。
【0047】次に、このゲーム機の作用を、図7のフロ
ーチャートを併せて参照しながら説明する。
【0048】まず、ゲームを開始する前に、乱数発生的
に4つの釣り穴24のうちの一つを特定釣り穴と定め、
数ある釣上げ対象模型60のうちの一つを釣上げ予定模
型として定め、その後、操作時間を開始させる(ステッ
プS1)。この操作時間が終了するまで(ステップS3
でNO)、遊技者にはメダル投入動作及び予想入力操作
の機会が与えられる(ステップS2)。このときの予想
入力内容及びメダル投入数は、メダル払出制御手段10
2によって各遊技者毎に記憶される。
【0049】操作時間終了後(ステップS3でYE
S)、人形テーブル34と模型テーブル44の旋回駆動
が個別に開始される(ステップS4)。上記人形テーブ
ル34の旋回に伴って釣り人形22も自転し、釣竿70
先端は釣り穴24上を旋回する。人形テーブル34の停
止後、リール72の駆動で釣り糸71が適量巻下げられ
(ステップS5)、磁石75はゲーム盤18のすぐ上の
位置まで下降する。
【0050】なお、この時の人形テーブル34と模型テ
ーブル44の旋回開始タイミングは同時でもよいし、ず
れていてもよい。両テーブル34,44の旋回方向も、
相互逆であっても良いし、同じであってもよい。ただ
し、同じにする場合には、両者の旋回速度を変えること
が望ましい。
【0051】一定時間経過後、模型テーブル44の旋回
制動が開始され、このテーブル44は所定位置で停止す
る(ステップS6)。具体的に、人形テーブル34は、
釣り人形22のもつ釣竿70の先端が前記特定釣り穴2
4の上方に位置する角度で停止し、模型テーブル44
は、予め決められた特定の釣上げ対象模型60が上記特
定釣り穴24の下方に位置する角度で停止する。
【0052】この状態で、一旦釣り糸71が巻下げら
れ、磁石75が上記特定釣り穴24内に挿入されて、そ
の下方の釣上げ対象模型60の上面に吸着する(ステッ
プS7)。次いで、上記特定釣り穴24の下方の押し上
げ装置49に制御信号が入力されてそのプランジャ49
aが上方に突出し、昇降軸56と一体に上記特定の釣上
げ対象模型60をゲーム盤18の上方まで押し上げ、こ
れと同時に、釣り糸71は巻き上げられる。このように
して釣り動作が模擬的に行われ、遊技者はどの模型60
が釣れたかを知る。
【0053】そして、この釣上げられた釣上げ対象模型
60の種類を見事予想した遊技者に対しては、そのメダ
ル投入数に上記種類に対応する倍率を乗じた枚数のメダ
ルが払い出される(ステップS9)。これにより、上記
遊技者は、さらに多くの回数分、ゲームを楽しむことが
可能になる。一つのゲームが終了した後は、上記押し上
げ装置49が逆作動して上記釣上げ対象模型60が下降
するとともに、釣り糸71が巻戻され(ステップS1
0)、次のゲームが同様に繰り返される。
【0054】以上のように、この釣りゲーム機によれ
ば、模擬的な釣り動作が終了するまで遊技者は何が釣れ
るか分からず、その予想を楽しむことができる。また、
釣り動作自体には特別広いスペースは不要なので、ゲー
ム機全体もコンパクトに収めることが可能である。
【0055】なお、本発明はこのような実施例に限定さ
れるものでなく、例として次のような態様をとることも
可能である。
【0056】(1) 上記実施例では、予想が的中した時の
報酬としてメダルを払い出しているが、これに代え、菓
子等の景品を提供するようにしてもよい。また、メダル
等のような有形のものを用いず、その個数に相当する点
数を前もって与えて操作部90に表示し、予想が的中し
た場合にはそれに相当する点数を加算するようにしても
よい。倍率設定も特に要せず、どの模型が当たっても一
律に同じ数だけ遊技媒体を提供するようにしてもよい
が、上記倍率設定によりルールをさらに複雑化でき、よ
りレベルの高い遊技の提供が可能になる。
【0057】(2) 上記実施例では、複数の釣り穴24を
設け、その中心で釣り人形22を旋回させるものを示し
たが、釣り穴24を単一にし、釣り人形22を静止させ
たままにしても、上記釣り穴24から釣上げられる釣上
げ対象模型を不規則的に定めることにより、ゲームは成
立する。ただし、上記実施例のような構成にすれば、遊
技者は、どの種類の釣上げ対象模型60が釣上げられる
かだけでなく、この釣上げ対象模型60がどの釣り穴2
4から釣上げられるかも分からないので、興奮度はより
高まり、遊技性が増す。
【0058】(3) 釣上げ対象模型60を昇降させる模型
昇降手段は、各模型60毎に設けてもよい。ただし、上
記実施例のように、各釣り穴24の下方にのみ押し上げ
装置49を設け、特定釣り穴の下方に位置する押し上げ
装置49を選択してこの押し上げ装置49で釣上げ対象
模型60及び昇降軸56を押し上げるようにすれば、押
し上げ装置49の個数を模型60の個数よりも少ない釣
り穴24の個数に抑えることができ、装置全体をより小
型化及び低廉化できる。
【0059】(4) 上記人形テーブル34と模型テーブル
44とは、それぞれ別の旋回中心軸で支持するようにし
てもよい。ただし、上記実施例のように単一の共通中心
軸32に両テーブル34,44を支持させれば、簡素な
構造で両テーブル34,44の旋回中心軸を確実に一致
させることができる。そして、上記実施例のように両テ
ーブル34,44を共通中心軸32に対して相対回転可
能とし、もしくは一方のみを相対回転可能とすれば、両
テーブル34,44の旋回速度及び旋回方向を個別に設
定できるようになる。
【0060】(5) 上記釣竿70に対し、特に釣り糸71
をセットしなくても、釣りゲームを成立させることは可
能である。ただし、上記実施例のように、釣竿70にセ
ットした釣り糸71を釣上げ対象模型60の上昇に同期
して巻き上げるようにすれば、あたかも釣り糸71の巻
上げで釣上げ対象模型60が釣上げられたかのように見
え、視覚的にも遊技者を楽しませることができる。特
に、上記実施例のように、釣り糸先端に磁石75を取付
けて、釣上げ対象模型全体60、もしくは上記磁石75
に接触する部分を含む一部を鉄等の磁性体で構成すれ
ば、上記磁石75の自重で釣り糸71にたえず張力を与
え、釣り人形22の旋回等による振動で釣り糸71がた
わむといった不自然さを防げるとともに、上記磁石75
と釣上げ対象模型60との吸着で両者を確実に連動させ
ることができ、釣上げ動作をよりリアルに表現できる。
【0061】(6) 上記実施例では、予想入力前に、釣上
げる模型60を予め決めているが、予想入力後、旋回直
前に釣上げる模型60を定めるようにしてもよい。特定
釣り穴24の決定についても同様である。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明は、釣竿をもつ釣り
人形及び釣り穴をゲーム盤に設ける一方、このゲーム盤
の下方に複数の釣上げ対象模型を支持しておき、上記釣
り穴から釣上げ対象模型を釣上げる動作を模擬的に表現
して、この時釣上げられる模型の種類を遊技者に予想さ
せるものであるので、動作に広いスペースを要さず、し
かも釣り穴から何が釣れるか分からないという釣りの特
性を十分に活かして、小型でありながら遊技性に十分富
んだゲーム機を提供できる効果がある。
【0063】ここで、請求項2記載のゲーム機では、上
記報酬として、予想入力をするための遊技媒体を提供す
るので、遊技者はこの遊技媒体を用いてさらに多くの回
数、ゲームを楽しむことができ、遊技者にとって特に価
値のある報酬を提供できる効果がある。
【0064】特に、請求項3記載のゲーム機では、各釣
上げ対象模型の種類に応じて倍率を設定し、倍率の高い
種類の釣上げ対象模型ほどその個数が少なく設定する一
方、予想が当たった場合には遊技媒体投入数に上記倍率
を乗じた枚数の遊技媒体を払い出すようにしているの
で、ルールをより複雑化にし、遊技レベルを高めること
ができる効果がある。
【0065】請求項4記載のゲーム機では、上記ゲーム
盤に複数の釣り穴を周方向に並設し、その中心で釣り人
形を旋回させ、その釣り竿が特定釣り穴を向く角度で旋
回を停止させる一方、ゲーム盤の下方で模型支持体を旋
回させ、特定の釣上げ対象模型が上記特定釣り穴の下方
に位置する角度で停止させるようにしているので、上記
旋回中、どの種類の釣上げ対象模型が釣上げられるかだ
けでなく、この釣上げ対象模型がどの釣り穴から釣上げ
られるかも分からない状態にでき、遊技者により高い興
奮を与えることができる効果がある。
【0066】ここで、請求項5記載のゲーム機では、上
記模型支持体の下方で各釣り穴に対応する位置に押し上
げ装置を設け、特定釣り穴の下方に位置する押し上げ装
置を作動させて昇降軸とともに釣上げ対象模型を押し上
げるようにしているので、必要な押し上げ装置の個数を
最小限にとどめてゲーム機全体をより小型化及び低廉化
できる効果がある。
【0067】また、請求項6記載のゲーム機では、上下
方向に延びる共通中心軸に釣り人形と模型支持体の双方
を支持しているので、簡単な構造で両者の旋回中心軸を
確実に一致させることができる。しかも、釣り人形と模
型支持体の少なくとも一方を上記共通中心軸に対して相
対回転可能としているので、釣り人形及び模型支持体の
旋回速度及び旋回方向を各々独立して自由に設定するこ
とができる。
【0068】請求項7記載のゲーム機では、上記釣り人
形の釣竿にセットした釣り糸を上記釣上げ対象模型の上
昇に同期して巻き上げるようにしているので、あたかも
釣り糸の巻上げで釣上げ対象模型が釣上げられたかのよ
うに見せることができ、遊技者を視覚的にも楽しませる
ことができる効果がある。
【0069】特に、請求項8記載のゲーム機では、上記
釣り糸の先端に磁石を取付け、釣上げ対象模型において
少なくとも上記磁石に接触する部分を磁性体としている
ので、上記磁石の自重で釣り糸を張った状態に保持でき
るとともに、上記磁石と釣上げ対象模型との吸着で両者
を確実に連動させることができ、釣上げ動作をよりリア
ルに表現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における釣りゲーム機の斜視
図である。
【図2】上記釣りゲーム機の要部を示す断面正面図であ
る。
【図3】(a)〜(f)は上記釣りゲーム機に用いられ
る釣上げ対象模型の斜視図である。
【図4】上記釣りゲーム機に設けられるリール駆動機構
を示す一部断面正面図である。
【図5】上記釣りゲーム機の操作部を示す平面図であ
る。
【図6】上記釣りゲーム機に装備される制御装置の機能
構成を示すブロック図である。
【図7】上記釣りゲーム機の作用を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 ハウジング 16 メダル払出皿(遊技媒体提供部) 18 ゲーム盤 22 釣り人形 24 釣り穴 32 共通中心軸 34 人形テーブル 40 人形旋回モータ(人形旋回駆動手段) 44 模型テーブル(模型支持体) 49 押し上げ装置 50 テーブル旋回モータ(模型旋回駆動手段) 56 昇降軸 60 釣上げ対象模型 70 釣竿 71 釣り糸 72 リール 74 リール駆動モータ(釣り糸駆動手段) 75 磁石 90 操作部 97 メダル投入口 100 制御装置 102 メダル払出制御手段 104 人形旋回制御手段 106 釣上げ対象制御手段 108 釣り糸駆動制御手段

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣竿をもつ釣り人形及び釣り穴をゲーム
    盤に設け、このゲーム盤の下方に、複数種の釣上げ対象
    模型を支持しかつそのうちの一つを選択的に上記釣り穴
    を通じてゲーム盤上に上昇させる釣上げ対象支持手段を
    設けるとともに、上記釣上げ対象模型のうち予め定めた
    釣上げ対象模型を上記釣上げ対象支持手段により上昇さ
    せる釣上げ対象制御手段と、上記釣り穴から上昇する釣
    上げ対象模型を遊技者が予想して入力するための予想入
    力部と、この予想入力部に対応して設けられ、遊技者に
    報酬を提供する報酬提供部と、上記予想入力部で入力さ
    れた予想釣上げ対象模型の種類と上記釣上げ対象支持手
    段が実際に上昇させた釣上げ対象模型の種類とが合致し
    た場合に上記入力が行われた予想入力部に対応する報酬
    提供部から報酬を提供させる報酬提供制御手段とを備え
    たことを特徴とする釣りゲーム機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の釣りゲーム機において、
    上記報酬提供部として、上記予想入力動作を可能にする
    ための遊技媒体を払い出す遊技媒体提供部を備え、上記
    報酬提供制御手段として、上記遊技媒体提供部から所定
    数の遊技媒体を提供させる遊技媒体払出制御手段を備え
    たことを特徴とする釣りゲーム機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の釣りゲーム機において、
    各釣上げ対象模型の種類に応じて倍率を設定し、倍率の
    高い種類の釣上げ対象模型ほど上記釣上げ対象支持手段
    に支持される個数を少なく設定するとともに、上記予想
    入力部で入力された予想釣上げ対象模型の種類と上記釣
    上げ対象支持手段が実際に上昇させた釣上げ対象模型の
    種類とが合致した場合に上記予想入力について投入され
    た遊技媒体の投入数に上記倍率を乗じた枚数の遊技媒体
    を払い出させるように上記遊技媒体払出制御手段を構成
    したことを特徴とする釣りゲーム機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の釣りゲ
    ーム機において、上記ゲーム盤において上記釣り人形を
    中心とする円周上の複数の位置に上記釣り穴を設け、上
    記釣上げ対象支持手段として、上記ゲーム盤の下方で上
    記釣り人形の直下方の位置を中心に旋回可能に構成さ
    れ、上記円周上に複数種の釣上げ対象模型を支持する模
    型支持体と、この模型支持体を旋回駆動する模型旋回駆
    動手段と、上記模型支持体に支持された釣上げ対象模型
    のうちの一つを選択的に昇降させる模型昇降手段とを備
    えるとともに、上記釣り人形を旋回させる人形旋回駆動
    手段と、上記釣り人形を旋回させた後、この釣り人形の
    釣竿が上記釣り穴のうち予め定めた特定釣り穴を向く角
    度位置に同釣り人形を停止させるように上記人形旋回駆
    動手段を制御する人形旋回制御手段とを備え、上記模型
    支持体を旋回させた後、この模型支持体上の釣上げ対象
    模型のうち予め定めた釣上げ対象模型が上記特定釣り穴
    の下方に位置する角度で模型支持体を停止させ、かつこ
    の位置で上記模型昇降手段により上記釣上げ対象模型を
    上記特定釣り穴を通じてゲーム盤上に上昇させるように
    上記釣上げ対象制御手段を構成したことを特徴とする釣
    りゲーム機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の釣りゲーム機において、
    上記釣り穴の個数を釣上げ対象模型の全個数よりも少な
    くするとともに、上記模型昇降手段として、上記模型支
    持体に昇降可能に支持され、上端に上記釣上げ対象模型
    が固定された昇降軸と、上記模型支持体の下方で各釣り
    穴に対応する位置に設けられ、昇降軸を押し上げる押し
    上げ状態と解放する解放状態とに切換えられる押し上げ
    装置とを備え、模型支持体の旋回停止後、上記特定釣り
    穴の下方の位置する押し上げ装置を上記解放状態から押
    し上げ状態に切換えるように上記釣上げ対象制御手段を
    構成したことを特徴とする釣りゲーム機。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の釣りゲーム機に
    おいて、上記釣り人形の下方に上下方向に延びる共通中
    心軸を設け、この共通中心軸に上記釣り人形と模型支持
    体の双方を支持するとともに、これら釣り人形と模型支
    持体の少なくとも一方を上記共通中心軸に対して相対回
    転可能に構成したことを特徴とする釣りゲーム機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の釣りゲ
    ーム機において、上記釣り人形の釣竿に釣り糸をセット
    するとともに、この釣り糸を巻上げ及び巻下げする釣り
    糸駆動手段と、上記釣上げ対象模型の上昇に同期して上
    記釣り糸駆動手段に上記釣り糸の巻上げを行わせる釣り
    糸駆動制御手段とを備えたことを特徴とする釣りゲーム
    機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の釣りゲーム機において、
    上記釣り糸の先端に磁石を取付けるとともに、各釣上げ
    対象模型において少なくとも上記磁石に接する部分を磁
    性体で構成したことを特徴とする釣りゲーム機。
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