JPH06269133A - 充電回路 - Google Patents

充電回路

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JPH06269133A
JPH06269133A JP5326192A JP32619293A JPH06269133A JP H06269133 A JPH06269133 A JP H06269133A JP 5326192 A JP5326192 A JP 5326192A JP 32619293 A JP32619293 A JP 32619293A JP H06269133 A JPH06269133 A JP H06269133A
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charging
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Katsuaki Shitama
勝昭 舌間
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Maxell Holdings Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力電圧の大幅な変動に対しても、インバー
タ回路13の安定した発振制御を可能とするとともに、
負荷31の大幅な変動に対しても、インバータ回路13
のスイッチング素子19に過大な電流が流れて破損する
のを未然に防止する。 【構成】 インバータ回路13の出力側から、二次電池
16に対する充電電流の大きさに対応して変化する信号
を取り出す。かかる検出信号の値が設定値を下回ったこ
とを比較器48が判定すると、バイアス電圧をスイッチ
ング素子19のベース端に印加してインバータ回路13
の発振周波数を上昇させ、出力コイル23からの出力電
流を増大させる。更にスイッチ30をオンして負荷31
に通電するのと連動して、抵抗53およびスイッチ30
でバイアス電圧をバイパスし、インバータ回路13にお
ける発振周波数の上昇量を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はインバータ式の充電回
路、特に充電と負荷駆動とを並行して行なえる様にした
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型電気機器が世界中で携帯使用
され、それに伴ってその充電回路で対応させるべき商用
交流電圧の範囲も広がる傾向にあることに鑑み、スイッ
チの切り換えの様な面倒な手間を必要とすることなく、
自動的に入力電圧の違いに対応できる充電回路の開発が
要請されている。かかる要請に対し、入力電圧が低い範
囲を基準とし、高い範囲に入るとインバータ回路におけ
るスイッチング素子のオフ期間を長くする出力制御を行
うことにより、入力電圧の大幅な変化にかかわらず、充
電電流を一定にするものが知られる(例えば、特開昭5
6−115141号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
充電回路にあっては、インバータ回路の発振出力を負荷
駆動にも利用しようとすると、入力電圧の上限域で発振
の停止期間が長くなり、インバータ回路からの出力で形
成される電圧の値それ自体が不安定となる虞れがあるな
ど、モータの様な負荷変動の大きい場合には不都合が大
きい。
【0004】本発明はかかる不都合に鑑みてなされたも
のであって、充電電流の減少を検出するとインバータ回
路の発振周波数を上昇させる出力制御を行うとともに、
負荷駆動時にはその周波数の上昇割合を減らすことによ
り、入力電圧の大幅な変動に対してインバータ回路の安
定した発振制御を可能とするとともに、負荷の大幅な変
動に対しても、インバータ回路のスイッチング素子に過
大な電流が流れて破損するのを未然に防止することがで
きる充電回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる充電回路
は、図1にその基本的な構成を概略的に示す如く、一次
コイル20と直列接続されたスイッチング素子19をオ
ンオフ規制し、出力コイル23から二次電池16へ充電
電流を供給するとともに、スイッチ30のオン操作と連
動して、負荷31を二次電池16と並列に接続可能とし
たインバータ式のものである。
【0006】本発明にあっては更に、上記二次電池16
に対する充電電流が設定値より下回ると、インバータ回
路13の発振周波数を設定値より上昇させる制御を行う
一方、上記スイッチ30のオン操作と連動して、前記発
振周波数の設定値からの上昇量を減少させることを特徴
とする。
【0007】
【作用】上記した構成により、図1で示す如く、スイッ
チ30をオフして負荷31に対する通電を絶って専ら二
次電池16の充電を行なっている場合において、インバ
ータ回路13に対する入力電圧が低いことに起因し、出
力コイル23から二次電池16へ供給される充電電流が
設定値より低いことが出力制御部48で判定されると、
例えば直流電圧32が抵抗51および52を介してスイ
ッチング素子19のベース端に印加される。すると、イ
ンバータ回路13の帰還部に備えたコンデンサ25に対
する、スイッチング素子19のオフ期間中における充電
電流量が増加される結果、インバータ回路13の発振周
波数を増加させ、二次電池16に対する充電出力を増加
させる出力制御が行われる。
【0008】一方、図2(a)の様にインバータ回路1
3に対する入力電圧が充分に高く、したがって上記した
周波数を増加させる出力制御が行われていない状態にあ
っても、図2(b)の様にスイッチ30をオンして負荷
31に通電すると、二次電池16に対する充電電流量が
減少して、上記した発振周波数を増大させる出力制御が
行われる傾向にある。しかしながらこの時、例えばスイ
ッチ30に接続された抵抗53で制御部48の出力端を
分流して抵抗51による電圧降下量を増大させることに
より、スイッチング素子19に印加されるバイアス電圧
を減少させて周波数の上昇量を減少し、スイッチング素
子19に流れる電流を抑制するのである。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記の如く、充電電流の減少を
検出するとインバータ回路13の発振周波数を上昇させ
る出力制御を行うとともに、スイッチ30をオンして負
荷駆動するのと連動して周波数の上昇割合を減らすこと
により、入力電圧の大幅な変動に対してインバータ回路
13の安定した発振制御を可能とするとともに、負荷の
大幅な変動に対しても、インバータ回路13のスイッチ
ング素子19に過大な電流が流れて破損するのを未然に
防止することができる。
【0010】
【実施例】次に本発明を、図3に例示する如く、二次電
池に対する充電と並行してモータの様な負荷駆動を並行
して実行可能とする、電気かみそりの様な小型電気機器
に実施した一例に基づいて更に詳細に説明する。
【0011】電源プラグの様な所定の給電手段を介して
入力された商用交流電圧10は、ダイオードブリッジを
備えた整流回路11によって全波整流された後、充電部
12に印加される。ここで入力される商用交流電圧10
の範囲は、200〜240Vの上域の電圧を使用する国
および100〜120Vの下域電圧を使用する国を考慮
して、100〜240Vに設定されている。
【0012】充電部12は、商用交流電圧10より周波
数の高いパルス電圧を発生するインバータ回路13と、
そのインバータ回路13より発生されたパルス電圧を印
加して充電する二次電池16と、商用交流電圧10の大
小に応じてインバータ回路13からの出力を増減する出
力制御回路15と、二次電池16が満充電になったこと
を検出するとインバータ回路13の出力を規制する満充
電制御回路17と、充電状況の表示を行う表示回路18
とから構成される。
【0013】インバータ回路13は、スイッチング素子
19として備えたトランジスタのコレクタ側に、一次コ
イル20と該一次コイル20の両端に接続されてスイッ
チング素子19のオフ時に発生する衝撃電圧を吸収する
衝撃吸収部21とを介装するとともに、ベースとエミッ
タ間に帰還部22を備え、更に一次コイル20と同一鉄
心上に出力コイル23を巻いている。
【0014】帰還部22は、一次コイル20と同一鉄心
上に巻かれた帰還コイル24の一端をスイッチング素子
19のベース端に繋ぎ、帰還コイル24の他端とスイッ
チング素子19のエミッタ間にコンデンサ25を接続す
る。更に帰還コイル24とコンデンサ25の接続点に
は、抵抗26を介して定電圧ダイオード27で安定化さ
せた電圧を印加するとともに、スイッチング素子19の
エミッタ端には、前記定電圧ダイオード27よりツエナ
ー電圧の低い定電圧ダイオード28を接続している。
【0015】したがって、インバータ回路13への電圧
印加と同時に、定電圧ダイオード27の両端に安定化電
圧が発生し、かかる電圧によりコンデンサ25が充電さ
れる。コンデンサ25の両端電圧がスイッチング素子1
9のターンオン電圧を超えると、該スイッチング素子1
9はオンして一次コイル20に電流が流れはじめ、かか
る電流の増加により帰還コイル24に電圧が発生する。
この電圧が、スイッチング素子19のベース・エミッタ
間を通じてコンデンサ25を上記と逆方向に急速に充電
し、かかるコンデンサ25の充電電圧が阻止電圧となっ
てスイッチング素子19をオフする。このスイッチング
素子19のオフ後は、定電圧ダイオード27の両端電圧
が抵抗26を通じてコンデンサ25に印加され、コンデ
ンサ25を正方向に充電して、上記オンオフ動作を繰り
返す。
【0016】ここでスイッチング素子19のオン時に一
次コイル20側に蓄えられたエネルギーは、スイッチン
グ素子19のオフ期間に、出力コイル23に接続された
二次電池16に向けて整流用ダイオード29により選択
的に取り出される。
【0017】本発明にあっては更に、アース側に備えた
スイッチ30を介し、負荷31として備えたモータを出
力コイル23と並列に接続される様にしている。したが
って、スイッチ30の切り換えにより二次電池16に対
する充電を単独で、あるいは充電と負荷駆動を同時に並
行して行なえる様にしている。
【0018】出力制御回路15は、基準電圧V1および
回路駆動用の電圧Vsを発生する第1電圧発生部32
と、入力電圧検出用の電圧V2を発生する第2電圧発生
部33と、基準電圧V1と検出電圧V2とを比較して、
所定の制御信号を発生する出力制御部34とから構成さ
れる。
【0019】第1電圧発生部32は、一次コイル20と
同一鉄心上に巻いた四次コイル35から充電期間中に出
力される電圧を、大容量のコンデンサ36、定電圧ダイ
オード37およびトランジスタ38で安定化したもので
あって、かかる電圧を更に定電圧ダイオード39で安定
化したのち、抵抗40・41で分圧して出力制御部34
に基準電圧V1として印加する。
【0020】第2電圧発生部33は、出力コイル23の
両端に、ダイオード42を介して抵抗43およびコンデ
ンサ44からなる積分回路を接続するとともに、コンデ
ンサ44の両端の電圧を抵抗45・46で分圧してい
る。したがって、商用交流電圧10が100〜240V
程度の範囲内で変化した場合、かかる電圧の変化に対応
し、出力コイル23からは二次電池16に供給される充
電電流の平均値に対応して変化する検出電圧V2が取り
出されるので、この検出電圧V2の上下変動に対応した
インバータ回路13における出力制御を出力制御部34
により行なわせる様にしている。
【0021】出力制御部34は、第1および第2の2組
の比較器47・48を備える。両比較器47・48には
オープンコレクタタイプのものが使用され、プラス側入
力端に基準電圧V1を、マイナス側入力端に検出電圧V
2を印加し、検出電圧V2の値が基準電圧V1より十分
低い間は、出力端はオープン状態を維持するが、検出電
圧V2が基準電圧V1と略等しい間は抵抗を介して接地
され、更に検出電圧V2が基準電圧V1を十分超える
と、出力端は直接接地される。
【0022】第1比較器47は、出力端49を、インバ
ータ回路13における抵抗26と定電圧ダイオード27
の接続点に繋ぎ、入力電圧が上昇して検出電圧V2が基
準電圧V1を十分超えると、第1比較器47の出力側が
オンして出力端49を接地することによりインバータ回
路13の発振を強制的に停止するものであって、使用す
る商用交流電圧10が設定値を超えて上昇した場合に、
二次電池16に過大な充電電流が流れるのを防止する。
【0023】第2比較器48は、出力端50を抵抗51
を介して第1電圧発生部32に繋ぐとともに、抵抗52
を介してスイッチング素子19のベース端に各々接続し
ている。従って、検出電圧V2が基準電圧V1を十分下
回るとき、第2比較器48の出力端50はオープン状態
となり、スイッチング素子19のベース端に、第1電圧
発生部32からの出力電圧Vsが抵抗51を通じて印加
され、スイッチング素子19のオフ期間に帰還部22の
コンデンサ25に流入する電流量を増大してオフ期間を
短縮し、充電時に出力コイル23から出力される電圧の
パルスレートを上げて、入力電圧が低電圧時において充
電電流が減少するのを防止する。
【0024】ところで、スイッチ30をオンして負荷3
1をインバータ回路13からの出力で駆動した際、負荷
31に大電流が流れて検出電圧発生部33に供給される
電流量が減少する結果、検出電圧V2の上昇が抑えら
れ、入力電圧が高くなっても制御部34が低電圧時の制
御を行い、スイッチング素子19に過大な電流が流れ
て、該スイッチング素子19を破損する虞れがある。そ
こで本発明にあっては、第2比較器48の出力端50を
抵抗53を介してスイッチ30に接続することにより、
電圧発生部32から出力される電圧を抵抗53で分圧
し、スイッチング素子19のベース端に印加する電圧値
を下げて、発振周波数の上昇を抑えている。
【0025】満充電制御回路17は、二次電池16の充
電が進んで満充電状態になった時、該二次電池16への
充電を停止して、1C充電時における過充電を防止せん
とするものであって、満充電制御部80と第3電圧発生
部81とから構成される。
【0026】第3電圧発生部81は、抵抗54およびダ
イオード55を直列接続したものを二次電池16の両端
に並列につないで、ダイオード55の定電圧作用を利用
して基準電圧V3を形成する一方、抵抗56・57で二
次電池16の両端電圧に比例した電圧V4を取り出し、
満充電制御部80で基準電圧V3と比較する様に構成し
ている。
【0027】なお、両電圧V3・V4の発生部81を常
時二次電池16に接続すると、二次電池16は過度に放
電してしまう。そこでスイッチング素子として比較器5
8を利用し、前記ダイオード55および抵抗57のアー
ス側を比較器58の出力端59に繋ぎ、第1電圧発生部
32からの出力電圧Vsを比較電圧として使用すること
により、インバータ回路13が作動して二次電池16の
充電中、すなわち満充電制御回路17における制御を必
要とする期間中のみ、所定の電圧Vsを比較器58に印
加し、第3電圧発生部81を作動させる。
【0028】満充電制御部80は、比較器60の出力端
61を抵抗62を介して第1電圧発生部32に接続する
一方、トランジスタ63のベース端に定電圧ダイオード
64を介して繋ぐ。トランジスタ63は、コレクタ端を
低値の抵抗65を介してスイッチング素子19のベース
端に接続する一方、ベース・エミッタ間に抵抗66を接
続することにより、検出電圧V4が基準電圧V3を下回
る間は、比較器60の出力端61がアースされてトラン
ジスタ63はオフ状態を維持して、インバータ回路13
は通常の充電動作を行う。
【0029】しかし、検出電圧V4が基準電圧V3を超
えて満充電状態に達したことを検出すると、比較器60
の出力端61はオープンし、第1電圧発生部32からの
出力電圧Vsが定電圧ダイオード64と抵抗66を直列
接続したものの両端に印加されて、該定電圧ダイオード
64が導通する。すると、トランジスタ63にベース電
流が流れてオンし、スイッチング素子19のベース端を
アースしてインバータ回路13の発振を停止し、二次電
池16への充電を止めて過充電を防止する。
【0030】表示回路18は、出力コイル23の両端
に、発光ダイオード67および過電流制限用の抵抗68
を繋いだものであって、満充電制御回路17における制
御が行われていない期間は、出力コイル23から十分な
電力が取り出されて、発光ダイオード67は正常に点灯
するが、満充電制御回路17の作動期間が長くなってイ
ンバータ回路13の停止期間が長くなると、発光ダイオ
ード67は点滅をはじめて、満充電状態となったことを
表示する。
【0031】
【他の実施例】図4は本発明の他の実施例であって、基
本的には上記実施例と構成を同じくするが、下記の点に
おいて相違する。
【0032】すなわち、インバータ回路13において、
スイッチング素子19のエミッタ端に二次電池16を繋
いで、エミッタ端の電位の安定化を図っている。また、
第1電圧発生部32における四次コイル35からの出力
は、特に安定化処理を施すことなく取り出され、従って
基準電圧発生用ではなく、各部の駆動用としてのみ使用
される。
【0033】なおこの場合、基準電圧V1は満充電制御
回路17における基準電圧V3と同様に、第3電圧発生
部81に備えたダイオード69の両端から取り出され
る。ここで二次電池16は、1セル当たり3〜4mV/
℃程度の温度特性を有するが、ダイオード69の順方向
電圧が0.6V、ダイオード55の順方向電圧が1.5
V付近で且つ二次電池16と同程度の温度特性のものを
各々使用するとともに、抵抗70・70aの抵抗値を調
整することにより、温度係数を補正して二次電池16の
電圧変動をキャンセルし、十分安定化された基準電圧V
1・V3が取り出せる様にしている。
【0034】ところで定電圧充電においては、低電圧で
充電を行うと、充電時間が長くなったり充電不足になる
虞れもある。一方、高電圧で充電すると、充電時間は短
いが、充電初期に大電流が流れる。そこで本実施例にお
ける満充電制御回路17は、比較器60の出力端61に
コンデンサ71を接続し、抵抗62とともに積分回路が
構成され、従って満充電制御回路17の制御がかかる以
前は、低電圧による安定した定電圧充電を行い、制御が
かかり始めるとパルス状のオン信号を積分し、前記実施
例では基準電圧V3を検出電圧V4が超える毎に小刻み
に行なっていた制御を遅らせて実行することにより、実
質的に高電圧による定電圧充電に移行させ、短時間で充
電電流の絞り込みが行われる様にしている。
【0035】更にまた表示回路18は、赤、緑等の2色
の発光ダイオード72・73を点滅させて充電状態を表
示させる。すなわち、第1トランジスタ74のエミッタ
端を二次電池16のプラス極に繋ぎ、ベース端をコンデ
ンサ44と抵抗43の接続点に繋ぐとともに、コレクタ
端に発光ダイオード72を介装する。
【0036】前記第1トランジスタ74のエミッタ端に
は、第2トランジスタ75のエミッタ端を、コレクタ端
には第2トランジスタ75のベース端を各々接続すると
ともに、第2トランジスタ75のコレクタ端に発光ダイ
オード73を繋ぐ。更に、両発光ダイオード72・73
のカソード側を第3トランジスタ76のコレクタ端に繋
ぎ、該第3トランジスタ76のベース端を第1電圧発生
部32の出力端に接続するとともに、ベース・エミッタ
間に上記スイッチ30と連繋して開閉するスイッチ接点
30aを接続している。
【0037】かかる構成により、スイッチ接点30aの
開放時すなわち負荷31の停止時において装置を作動さ
せると、インバータ回路13が作動して充電を開始する
とともに、第1電圧発生部32から電圧Vsが出力され
て第3トランジスタ76をオンする。この時、第2電圧
発生部33から第1トランジスタ74のベース端に印加
される電圧は高く、従って該第1トランジスタ74はオ
フ状態を保つ。
【0038】そこで、二次電池16のプラス極から第2
トランジスタ75のベース、発光ダイオード72および
第3トランジスタ76を通って第2トランジスタ75に
ベース電流が流れ、該第2トランジスタ75をオンして
発光ダイオード73に電流を流して点灯し、充電中であ
ることを表示する。
【0039】ここで二次電池16の充電がすすみ、満充
電状態に近づくと、満充電制御回路17が働き、インバ
ータ回路13の発振動作は間欠的となる。それに伴い、
第2電圧発生部33から第1トランジスタ74のベース
端に印加される電圧値も徐々に下がり、第1トランジス
タ74はオンしてコレクタ電流が流れ、発光ダイオード
72を点灯しはじめる。それと同時に、第2トランジス
タ75のベース・エミッタ間の電圧が低下して、ベース
電流が減少して発光ダイオード73に流れるコレクタ電
流も減少し、発光ダイオード73の照度を下げて満充電
状態に達したことを表示する。
【0040】更に充電がすすむと、第2トランジスタ7
5がオフして発光ダイオード73は完全に消灯する一
方、第1トランジスタ74がオンして発光ダイオード7
2のみが常時点灯し、充電が終了したことを表示するの
である。
【0041】また、スイッチ30をオンして負荷31駆
動している場合は、該スイッチ30と連動してオンオフ
するスイッチ接点30aがオンし、第3トランジスタ7
6をオフすることにより、2つの発光ダイオード72・
73を共に消灯して負荷駆動中であることを表示するの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す電気回路図であ
る。
【図2】図1の動作状態を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例を示す電気回路図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す電気回路図である。
【符号の説明】
13 インバータ回路 15 出力制御回路 16 二次電池 17 満充電制御回路 19 スイッチング素子 20 一次コイル 23 出力コイル 24 帰還コイル 25 コンデンサ 26 抵抗 30 スイッチ 32 第1電圧発生部 33 第2電圧発生部 34 出力制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次コイル(20)と直列接続されたス
    イッチング素子(19)をオンオフ規制し、出力コイル
    (23)から二次電池(16)へ充電電流を供給すると
    ともに、スイッチ(30)のオン操作と連動して、負荷
    (31)を二次電池(16)と並列に接続可能としたイ
    ンバータ式の充電回路であって、 上記二次電池(16)に対する充電電流が設定値より下
    回ると、インバータ回路(13)の発振周波数を設定値
    より上昇させる制御を行う一方、 上記スイッチ(30)のオン操作と連動して、前記発振
    周波数の設定値からの上昇量を減少させることを特徴と
    する充電回路。
JP5326192A 1993-11-29 1993-11-29 充電回路 Expired - Lifetime JPH0714259B2 (ja)

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JP5326192A JPH0714259B2 (ja) 1993-11-29 1993-11-29 充電回路

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JP60034851A Division JPH0667128B2 (ja) 1985-02-23 1985-02-23 充電回路

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Publication Number Publication Date
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JPH0714259B2 JPH0714259B2 (ja) 1995-02-15

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JP5326192A Expired - Lifetime JPH0714259B2 (ja) 1993-11-29 1993-11-29 充電回路

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JP (1) JPH0714259B2 (ja)

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JPH0714259B2 (ja) 1995-02-15

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