JPH0714263B2 - 充電回路 - Google Patents

充電回路

Info

Publication number
JPH0714263B2
JPH0714263B2 JP5326194A JP32619493A JPH0714263B2 JP H0714263 B2 JPH0714263 B2 JP H0714263B2 JP 5326194 A JP5326194 A JP 5326194A JP 32619493 A JP32619493 A JP 32619493A JP H0714263 B2 JPH0714263 B2 JP H0714263B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
charging
secondary battery
circuit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5326194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06269135A (ja
Inventor
勝昭 舌間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Hitachi Maxell Ltd filed Critical Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP5326194A priority Critical patent/JPH0714263B2/ja
Publication of JPH06269135A publication Critical patent/JPH06269135A/ja
Publication of JPH0714263B2 publication Critical patent/JPH0714263B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はインバータ式の充電回
路であって、特に動作状態を表示可能としたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の充電回路における充電状態
表示は、専ら充電を現在行なっているか停止しているか
を、表示ランプの点灯で単に表示するだけの簡単なもの
が一般的であった。これは、従来の充電回路が0.1C
程度の低速な充電を長時間かけて行うものが主流であ
り、充電をし続けても過充電の問題は発生しないため
に、充電状態をそれほど詳細に表示する必要性それ自体
が認められなかったからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1C電
流による高速充電を行う場合、満充電時を的確に検知し
て充電制御をしないと、過充電状態になることは避けら
れない。それにともなって、インバータ回路の動作状態
それ自体も充電の各段階に対応して大幅に変わる為、こ
の変化状態を的確に表示することが要望されている。
【0004】本発明はかかる要望に鑑みてなされたもの
であって、インバータ回路の動作状態に的確に対応した
表示が安定してなされる充電回路を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる充電回路
は、図1にその基本的な構成を概略的に示す如く、一次
コイル20に流れる電流をスイッチング素子19でオン
オフ規制し、出力コイル23から二次電池16へ充電電
流を供給するインバータ回路13と、そのインバータ回
路13の動作状態を表示する表示回路18とを備えてい
る。
【0006】上記した表示回路18には、上記インバー
タ回路13の作動に伴って発生される出力側電圧Vsの
入力と連動してオンするスイッチング部76と、該スイ
ッチング部76のオン動作と連動して、二次電池16か
ら通電される表示部85とを備え、その表示部85にお
ける表示内容が、上記出力コイル23から二次電池16
に対する充電電流の大きさに対応して変更表示されるこ
とを特徴とする。
【0007】なお上記したインバータ回路13を、スイ
ッチ30のオン操作と連動して、負荷31が二次電池1
6の両端に接続されるものとし、上記表示回路18のス
イッチング部76が、前記スイッチ30のオン操作と連
動して、強制的にオフされる様に構成することができ
る。
【0008】
【作用】上記した構成により、インバータ回路13に入
力電圧を印加するのと連動して、出力コイル23から二
次電池16に対して充電電流を供給して、充電を開始す
る。それと同時に、例えば四次コイル35から取り出さ
れた電圧Vsが表示回路18のスイッチング部76に印
加されてオンし、図2(a)の如く、二次電池16から
安定した電圧が表示部85に印加される。
【0009】一方、出力コイル23の両端からは、例え
ばダイオード42により二次電池16に対する充電方向
の電圧が選択的に取り出され、それを更に抵抗43およ
びコンデンサ44で積分することにより、二次電池16
に対する充電電流の大きさに対応した電圧が出力され
る。かかる電圧を表示部85に印加し、その電圧の大き
さに対応して、例えば2つの発光ダイオード72・73
を切り換え発光させることにより、大電流による充電中
か、満充電が近くなって充電電流の絞り込みを行なって
いるか等の表示を行う。
【0010】更に充電電流の絞り込みが行われ、補充電
状態になると電圧発生部32から出力される電圧Vsの
値が極めて小さくなるため、図2(b)の如くスイッチ
ング部76をオフして表示部85に対する二次電池16
からの給電を断ち、二次電池16の消耗を防止する。
【0011】一方、インバータ回路13を作動して二次
電池16に対する充電中に、スイッチ30をオンして負
荷31に対しても通電した場合、例えばスイッチ接点3
0aをオンしてスイッチ部76に入力される電圧Vsを
バイパスし、スイッチ部76が強制的にオフされる結
果、二次電池16から表示部85に対する通電が強制的
に絶たれ、負荷31に対する供給電流の減少を防止する
のである。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記の如く、表示部85に対す
る給電を二次電池16側から行うとともに、インバータ
回路13の出力側の電圧Vsで表示部85に対する給電
時期を規制する様に構成したので、インバータ回路13
から二次電池16の充電中は安定した表示動作が行なえ
るとともに、インバータ回路13が充電動作を停止する
と、二次電池16の不要な消耗を未然に防止できる。
【0013】更に、インバータ回路13を作動中に負荷
31へ通電すると、表示部85に対する二次電池16か
らの給電を強制的に停止する様に構成したので、負荷駆
動時におけるインバータ回路13および二次電池16の
負担が有効に軽減される。
【0014】
【実施例】次に本発明を、図3に例示する如く、二次電
池に対する充電と並行してモータの様な負荷駆動を並行
して実行可能とする、電気かみそりの様な小型電気機器
に実施した一例に基づいて更に詳細に説明する。
【0015】電源プラグの様な所定の給電手段を介して
入力された商用交流電圧10は、ダイオードブリッジを
備えた整流回路11によって全波整流された後、充電部
12に印加される。ここで入力される商用交流電圧10
の範囲は、200〜240Vの上域の電圧を使用する国
および100〜120Vの下域電圧を使用する国を考慮
して、100〜240Vに設定されている。
【0016】充電部12は、商用交流電圧10より周波
数の高いパルス電圧を発生するインバータ回路13と、
そのインバータ回路13より発生されたパルス電圧を印
加して充電する二次電池16と、商用交流電圧10の大
小に応じてインバータ回路13からの出力を増減する出
力制御回路15と、二次電池16が満充電になったこと
を検出するとインバータ回路13の出力を規制する満充
電制御回路17と、充電状況の表示を行う表示回路18
とから構成される。
【0017】インバータ回路13は、スイッチング素子
19として備えたトランジスタのコレクタ側に、一次コ
イル20と該一次コイル20の両端に接続されてスイッ
チング素子19のオフ時に発生する衝撃電圧を吸収する
衝撃吸収部21とを介装するとともに、ベースとエミッ
タ間に帰還部22を備え、更に一次コイル20と同一鉄
心上に出力コイル23を巻いている。
【0018】帰還部22は、一次コイル20と同一鉄心
上に巻かれた帰還コイル24の一端をスイッチング素子
19のベース端に繋ぎ、帰還コイル24の他端とスイッ
チング素子19のエミッタ間にコンデンサ25を接続す
る。更に帰還コイル24とコンデンサ25の接続点に
は、抵抗26を介して定電圧ダイオード27で安定化さ
せた電圧を印加するとともに、スイッチング素子19の
エミッタ端には、前記定電圧ダイオード27よりツエナ
ー電圧の低い定電圧ダイオード28を接続している。
【0019】したがって、インバータ回路13への電圧
印加と同時に、定電圧ダイオード27の両端に安定化電
圧が発生し、かかる電圧によりコンデンサ25が充電さ
れる。コンデンサ25の両端電圧がスイッチング素子1
9のターンオン電圧を超えると、該スイッチング素子1
9はオンして一次コイル20に電流が流れはじめ、かか
る電流の増加により帰還コイル24に電圧が発生する。
この電圧が、スイッチング素子19のベース・エミッタ
間を通じてコンデンサ25を上記と逆方向に急速に充電
し、かかるコンデンサ25の充電電圧が阻止電圧となっ
てスイッチング素子19をオフする。このスイッチング
素子19のオフ後は、定電圧ダイオード27の両端電圧
が抵抗26を通じてコンデンサ25に印加され、コンデ
ンサ25を正方向に充電して、上記オンオフ動作を繰り
返す。
【0020】ここでスイッチング素子19のオン時に一
次コイル20側に蓄えられたエネルギーは、スイッチン
グ素子19のオフ期間に、出力コイル23に接続された
二次電池16に向けて整流用ダイオード29により選択
的に取り出される。
【0021】本発明にあっては更に、アース側に備えた
スイッチ30を介し、負荷31として備えたモータを出
力コイル23と並列に接続される様にしている。したが
って、スイッチ30の切り換えにより二次電池16に対
する充電を単独で、あるいは充電と負荷駆動を同時に並
行して行なえる様にしている。
【0022】出力制御回路15は、基準電圧V1および
回路駆動用の電圧Vsを発生する第1電圧発生部32
と、入力電圧検出用の電圧V2を発生する第2電圧発生
部33と、基準電圧V1と検出電圧V2とを比較して、
所定の制御信号を発生する出力制御部34とから構成さ
れる。
【0023】第1電圧発生部32は、一次コイル20と
同一鉄心上に巻いた四次コイル35から充電期間中に出
力される電圧を、大容量のコンデンサ36、定電圧ダイ
オード37およびトランジスタ38で安定化したもので
あって、かかる電圧を更に定電圧ダイオード39で安定
化したのち、抵抗40・41で分圧して出力制御部34
に基準電圧V1として印加する。
【0024】第2電圧発生部33は、出力コイル23の
両端に、ダイオード42を介して抵抗43およびコンデ
ンサ44からなる積分回路を接続するとともに、コンデ
ンサ44の両端の電圧を抵抗45・46で分圧してい
る。したがって、商用交流電圧10が100〜240V
程度の範囲内で変化した場合、かかる電圧の変化に対応
し、出力コイル23からは二次電池16に供給される充
電電流の平均値に対応して変化する検出電圧V2が取り
出されるので、この検出電圧V2の上下変動に対応した
インバータ回路13における出力制御を出力制御部34
により行なわせる様にしている。
【0025】出力制御部34は、第1および第2の2組
の比較器47・48を備える。両比較器47・48には
オープンコレクタタイプのものが使用され、プラス側入
力端に基準電圧V1を、マイナス側入力端に検出電圧V
2を印加し、検出電圧V2の値が基準電圧V1より十分
低い間は、出力端はオープン状態を維持するが、検出電
圧V2が基準電圧V1と略等しい間は抵抗を介して接地
され、更に検出電圧V2が基準電圧V1を十分超える
と、出力端は直接接地される。
【0026】第1比較器47は、出力端49を、インバ
ータ回路13における抵抗26と定電圧ダイオード27
の接続点に繋ぎ、入力電圧が上昇して検出電圧V2が基
準電圧V1を十分超えると、第1比較器47の出力側が
オンして出力端49を接地することによりインバータ回
路13の発振を強制的に停止するものであって、使用す
る商用交流電圧10が設定値を超えて上昇した場合に、
二次電池16に過大な充電電流が流れるのを防止する。
【0027】第2比較器48は、出力端50を抵抗51
を介して第1電圧発生部32に繋ぐとともに、抵抗52
を介してスイッチング素子19のベース端に各々接続し
ている。従って、検出電圧V2が基準電圧V1を十分下
回るとき、第2比較器48の出力端50はオープン状態
となり、スイッチング素子19のベース端に、第1電圧
発生部32からの出力電圧Vsが抵抗51を通じて印加
され、スイッチング素子19のオフ期間に帰還部22の
コンデンサ25に流入する電流量を増大してオフ期間を
短縮し、充電時に出力コイル23から出力される電圧の
パルスレートを上げて、入力電圧が低電圧時において充
電電流が減少するのを防止する。
【0028】ところで、スイッチ30をオンして負荷3
1をインバータ回路13からの出力で駆動した際、負荷
31に大電流が流れて検出電圧発生部33に供給される
電流量が減少する結果、検出電圧V2の上昇が抑えら
れ、入力電圧が高くなっても制御部34が低電圧時の制
御を行い、スイッチング素子19に過大な電流が流れ
て、該スイッチング素子19を破損する虞れがある。そ
こで本実施例にあっては、第2比較器48の出力端50
を抵抗53を介してスイッチ30に接続することによ
り、電圧発生部32から出力される電圧を抵抗53で分
圧し、スイッチング素子19のベース端に印加する電圧
値を下げて発振周波数の上昇を抑えている。
【0029】満充電制御回路17は、二次電池16の充
電が進んで満充電状態になった時、該二次電池16への
充電を停止して、1C充電時における過充電を防止せん
とするものであって、満充電制御部80と第3電圧発生
部81とから構成される。
【0030】第3電圧発生部81は、抵抗54およびダ
イオード55を直列接続したものを二次電池16の両端
に並列につないで、ダイオード55の定電圧作用を利用
して基準電圧V3を形成する一方、抵抗56・57で二
次電池16の両端電圧に比例した電圧V4を取り出し、
満充電制御部80で基準電圧V3と比較する様に構成し
ている。
【0031】なお、両電圧V3・V4の発生部81を常
時二次電池16に接続すると、二次電池16は過度に放
電してしまう。そこでスイッチング素子として比較器5
8を利用し、前記ダイオード55および抵抗57のアー
ス側を比較器58の出力端59に繋ぎ、第1電圧発生部
32からの出力電圧Vsを比較電圧として使用すること
により、インバータ回路13が作動して二次電池16の
充電中、すなわち満充電制御回路17における制御を必
要とする期間中のみ、所定の電圧Vsを比較器58に印
加し、第3電圧発生部81を作動させる。
【0032】満充電制御部80は、比較器60の出力端
61を抵抗62を介して第1電圧発生部32に接続する
一方、トランジスタ63のベース端に定電圧ダイオード
64を介して繋ぐ。トランジスタ63は、コレクタ端を
低値の抵抗65を介してスイッチング素子19のベース
端に接続する一方、ベース・エミッタ間に抵抗66を接
続することにより、検出電圧V4が基準電圧V3を下回
る間は、比較器60の出力端61がアースされてトラン
ジスタ63はオフ状態を維持して、インバータ回路13
は通常の充電動作を行う。
【0033】しかし、検出電圧V4が基準電圧V3を超
えて満充電状態に達したことを検出すると、比較器60
の出力端61はオープンし、第1電圧発生部32からの
出力電圧Vsが定電圧ダイオード64と抵抗66を直列
接続したものの両端に印加されて、該定電圧ダイオード
64が導通する。すると、トランジスタ63にベース電
流が流れてオンし、スイッチング素子19のベース端を
アースしてインバータ回路13の発振を停止し、二次電
池16への充電を止めて過充電を防止する。
【0034】本発明は表示回路18の構成に特徴を有す
るものであって、赤、緑等の2色の発光ダイオード72
・73を点滅させて充電状態を表示させる。すなわち、
第1トランジスタ74のエミッタ端を二次電池16のプ
ラス極に繋ぎ、ベース端をコンデンサ44と抵抗43の
接続点に繋ぐとともに、コレクタ端に発光ダイオード7
2を介装する。
【0035】前記第1トランジスタ74のエミッタ端に
は、第2トランジスタ75のエミッタ端を、コレクタ端
には第2トランジスタ75のベース端を各々接続すると
ともに、第2トランジスタ75のコレクタ端に発光ダイ
オード73を繋ぐ。更に、両発光ダイオード72・73
のカソード側を第3トランジスタ76のコレクタ端に繋
ぎ、該第3トランジスタ76のベース端を第1電圧発生
部32の出力端に接続するとともに、ベース・エミッタ
間に上記スイッチ30と連繋して開閉するスイッチ接点
30aを接続している。
【0036】かかる構成により、スイッチ接点30aの
開放時すなわち負荷31の停止時において装置を作動さ
せると、インバータ回路13が作動して充電を開始する
とともに、第1電圧発生部32から電圧Vsが出力され
て第3トランジスタ76をオンする。この時、第2電圧
発生部33から第1トランジスタ74のベース端に印加
される電圧は高く、従って該第1トランジスタ74はオ
フ状態を保つ。
【0037】そこで、二次電池16のプラス極から第2
トランジスタ75のベース、発光ダイオード72および
第3トランジスタ76を通って第2トランジスタ75に
ベース電流が流れ、該第2トランジスタ75をオンして
発光ダイオード73に電流を流して点灯し、充電中であ
ることを表示する。
【0038】ここで二次電池16の充電がすすみ、満充
電状態に近づくと、満充電制御回路17が働き、インバ
ータ回路13の発振動作は間欠的となる。それに伴い、
第2電圧発生部33から第1トランジスタ74のベース
端に印加される電圧値も徐々に下がり、第1トランジス
タ74はオンしてコレクタ電流が流れ、発光ダイオード
72を点灯しはじめる。それと同時に、第2トランジス
タ75のベース・エミッタ間の電圧が低下して、ベース
電流が減少して発光ダイオード73に流れるコレクタ電
流も減少し、発光ダイオード73の照度を下げて満充電
状態に達したことを表示する。
【0039】更に充電がすすむと、第2トランジスタ7
5がオフして発光ダイオード73は完全に消灯する一
方、第1トランジスタ74がオンして発光ダイオード7
2のみが常時点灯し、充電が終了したことを表示するの
である。
【0040】また、スイッチ30をオンして負荷31駆
動している場合は、該スイッチ30と連動してオンオフ
するスイッチ接点30aがオンし、第3トランジスタ7
6をオフすることにより、2つの発光ダイオード72・
73を共に消灯して負荷駆動中であることを表示するの
である。
【0041】
【他の実施例】図4は本発明の他の実施例であって、基
本的には上記実施例と構成を同じくするが、下記の点に
おいて相違する。
【0042】すなわち、インバータ回路13において、
スイッチング素子19のエミッタ端に二次電池16を繋
いで、エミッタ端の電位の安定化を図っている。また、
第1電圧発生部32における四次コイル35からの出力
は、特に安定化処理を施すことなく取り出され、従って
基準電圧発生用ではなく、各部の駆動用としてのみ使用
される。
【0043】なおこの場合、基準電圧V1は満充電制御
回路17における基準電圧V3と同様に、第3電圧発生
部81に備えたダイオード69の両端から取り出され
る。ここで二次電池16は、1セル当たり3〜4mV/
℃程度の温度特性を有するが、ダイオード69の順方向
電圧が0.6V、ダイオード55の順方向電圧が1.5
V付近で且つ二次電池16と同程度の温度特性のものを
各々使用するとともに、抵抗70・70aの抵抗値を調
整することにより、温度係数を補正して二次電池16の
電圧変動をキャンセルし、十分安定化された基準電圧V
1・V3が取り出せる様にしている。
【0044】ところで定電圧充電においては、低電圧で
充電を行うと、充電時間が長くなったり充電不足になる
虞れもある。一方、高電圧で充電すると、充電時間は短
いが、充電初期に大電流が流れる。そこで本実施例にお
ける満充電制御回路17は、比較器60の出力端61に
コンデンサ71を接続し、抵抗62とともに積分回路が
構成され、従って満充電制御回路17の制御がかかる以
前は、低電圧による安定した定電圧充電を行い、制御が
かかり始めるとパルス状のオン信号を積分し、前記実施
例では基準電圧V3を検出電圧V4が超える毎に小刻み
に行なっていた制御を遅らせて実行することにより、実
質的に高電圧による定電圧充電に移行させ、短時間で充
電電流の絞り込みが行われる様にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す電気回路図であ
る。
【図2】図1の動作状態を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例を示す電気回路図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す電気回路図である。
【符号の説明】
13 インバータ回路 15 出力制御回路 16 二次電池 17 満充電制御回路 18 表示回路 19 スイッチング素子 20 一次コイル 23 出力コイル 30 スイッチ 31 負荷 32 第1電圧発生部 33 第2電圧発生部 34 出力制御部 35 四次コイル 72 発光ダイオード 73 発光ダイオード 74 第1トランジスタ 75 第2トランジスタ 76 第3トランジスタ(スイッチング部) 85 表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次コイル(20)に流れる電流をスイ
    ッチング素子(19)でオンオフ規制し、出力コイル
    (23)から二次電池(16)へ充電電流を供給するイ
    ンバータ回路(13)と、該インバータ回路(13)の
    動作状態を表示する表示回路(18)とを備え、 上記表示回路(18)に、 上記インバータ回路(13)の作動に伴って発生される
    出力側電圧Vsの入力と連動してオンするスイッチング
    部(76)と、 該スイッチング部(76)のオン動作と連動して、二次
    電池(16)から通電される表示部(85)とを備え、 該表示部(85)における表示内容が、上記出力コイル
    (23)から二次電池(16)に対する充電電流の大き
    さに対応して変更表示されることを特徴とする充電回
    路。
  2. 【請求項2】 上記したインバータ回路(13)は、ス
    イッチ(30)のオン操作と連動して、負荷(31)が
    二次電池(16)の両端に接続されるものであり、 上記表示回路(18)のスイッチング部(76)は、前
    記スイッチ(30)のオン操作と連動して、強制的にオ
    フされる請求項1記載の充電回路。
JP5326194A 1993-11-29 1993-11-29 充電回路 Expired - Lifetime JPH0714263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5326194A JPH0714263B2 (ja) 1993-11-29 1993-11-29 充電回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5326194A JPH0714263B2 (ja) 1993-11-29 1993-11-29 充電回路

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60034851A Division JPH0667128B2 (ja) 1985-02-23 1985-02-23 充電回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06269135A JPH06269135A (ja) 1994-09-22
JPH0714263B2 true JPH0714263B2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=18185074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5326194A Expired - Lifetime JPH0714263B2 (ja) 1993-11-29 1993-11-29 充電回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0714263B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6060515B2 (ja) 2011-12-22 2017-01-18 ソニー株式会社 電子機器および給電システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06269135A (ja) 1994-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5179335A (en) Battery charger
EP0881739B1 (en) Vehicle generator controller
EP0709953A1 (en) Control system for AC generator
US20090195221A1 (en) Capacitor charger with a modulated current varying with an input voltage and method thereof
US6219493B1 (en) Electronic flash device of a separate excitation oscillating type
JPH0690531A (ja) 充電装置
US5663629A (en) Battery charger which detects the battery charging status
US4760323A (en) Voltage regulator for generator
EP0223293B1 (en) Power-supply circuit
JP2015226445A (ja) 充電装置
JPH0714263B2 (ja) 充電回路
US4642548A (en) Control apparatus for charging generator
JP3267730B2 (ja) 自動電圧切換式電源回路
JPH082151B2 (ja) 充電回路
JPH06269133A (ja) 充電回路
JPH049022B2 (ja)
JPH06269134A (ja) 充電回路
JPH047654Y2 (ja)
JPS6146131A (ja) 充電回路
JPH0667128B2 (ja) 充電回路
JPH061956B2 (ja) 充電回路
JPH0154942B2 (ja)
JPH0632759Y2 (ja) 充電回路
JPH0321182Y2 (ja)
JPH07147734A (ja) 直列電池の充電装置