JPH06268920A - 信号処理装置 - Google Patents
信号処理装置Info
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- JPH06268920A JPH06268920A JP5053894A JP5389493A JPH06268920A JP H06268920 A JPH06268920 A JP H06268920A JP 5053894 A JP5053894 A JP 5053894A JP 5389493 A JP5389493 A JP 5389493A JP H06268920 A JPH06268920 A JP H06268920A
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Abstract
のできる小型で低価格な信号処理装置を提供する。 【構成】 複数の信号源(S1−S4)からの出力信号を
保持する信号保持手段(C11−C14)に、保持された複
数の信号のうち少なくとも2つ以上を混合して複数の混
合信号を出力する信号混合手段(M31−M34)を設け
る。 【効果】 信号源の数よりも少ない混合信号が得られる
ので信号数が少なくなっている分処理速度を高められ
る。この時、この混合信号は基になる複数の信号源の個
別信号に対応したものであるから情報を実質的に破壊せ
ず処理できる。
Description
装置等に用いられる複数の個別信号を処理する信号処理
装置に関する
される半導体記憶装置やイメージセンサーにおいては、
メモリセルやフォトセルのような信号源からの出力信号
をシフトレジスタを用いての垂直走査及び水平走査によ
るXYアドレス方式で順次時系列的に外部に出力するよ
うな構成が採用されている。
明する。図1及び図2はそれぞれ従来の信号処理装置の
回路構成図及びその駆動タイミングチャートである。
るタイプのフォトセルに代表される信号源であり、これ
らの光信号は、スイッチ素子としてのN型MOSトラン
ジスタM11、M12…M14、M21、M22…M24及び信号保
持手段としての容量素子C11、C12…C14を介して、時
系列的に出力線5に出力される。
れるパルスが立上がると、各セルM11〜M14の光信号
は、容量素子C11〜C14に読み出され保持される。その
後、端子1に印加されるパルスが立下り、走査回路11
が動作を開始し、時刻t2において、信号線L1に選択
用のパルスが出力される。この時、容量素子C11に保持
されていた信号が出力線5に出力され、出力アンプ10
を通して、端子12に出力される。
刻t4において、端子2にリセット用パルスが印加され
ると出力線5は、端子3のリセット用基準電位にリセッ
トされる(t5)。
出力動作とリセット動作とがくり返し行われ信号源S1
−S4から並列に読み出され容量素子C11−C14に保持
された信号は時系列信号に変換される。
100個以上、最近では十万個以上にも及ぶようになっ
ている。
短くしても全信号源からの信号を時系列信号として出力
するのに必要な時間の短縮には限界がある。
うな場合には、信号源から出力される信号は可視映像で
あることが多い。このような映像の場合暗やみ中のマッ
チの火のように一つのフレームのうちごく小さな領域に
のみ明信号があり残りは暗信号で占められるような場合
が生じる。
理装置では全てのセルの信号を時系列的に出力して外部
のランダムアクセスメモリに格納した後に必要な映像信
号処理を行っていた。
ては従来の装置で十分であるが、ある一部分の信号のみ
を用いて処理するような場合には、全セルをアクセスす
る為に不用な信号を出力する為の時間が生じてしまい、
処理速度の向上を妨げる原因になっていた。
な信号出力を行う装置に共通の技術課題となっている。
技術課題を解決し、処理速度を向上させることのできる
信号処理装置を提供することを目的とする。
成で信号の処理が行える小型で低価格な信号処理装置を
提供することを目的とする。
信号とを出力する機能をもつ、1つの半導体チップに集
積化できる信号処理装置を提供することにある。
を達成する為の手段(構成)は、複数の信号源と該信号
源からの出力信号を保持する為の複数の信号保持手段と
を有する信号処理装置において、前記複数の信号保持手
段に保持された前記複数の出力信号のうち少なくとも2
つ以上の独立した前記出力信号を混合して複数の独立し
た混合信号を出力する信号混合手段を有することを特徴
とする信号処理装置である。
該信号源からの出力信号を保持する為の複数の信号保持
手段とを有する信号処理装置において、前記複数の信号
保持手段に保持された出力信号のうち少なくとも2つ以
上の独立した出力信号を混合して少なくとも2つ以上の
混合信号を出力する為の信号混合手段と、前記複数の信
号源からの出力信号をそれぞれ個別に出力する為の個別
信号出力手段と、を具備することを特徴とする信号処理
装置である。
適宜混合することにより信号源の数よりも少ない数の混
合信号が得られる。
なくなる為に信号処理速度を大巾に高めることができ
る。又、扱う独立信号の数が少なくなる為、周辺回路の
規模も小さくなり、システムへの応用性が広がる。
信号を代表するものでありその情報が破壊されたもので
はないので、大まかな情報を処理する場合に特に有効で
ある。
は、多数の信号源からの出力信号を全て時系列的に出力
しメモリに格納してから所望の処理を行うのではなく、
予め選択された群(ブロック)内の複数の信号源からの
出力信号を混合した後に、該混合信号を時系列的に出力
するものである。
のうち20個を1ブロックとして計10個のブロックに
分割する。そして信号混合手段を各ブロックに設けブロ
ック内の独立した20個信号を混合して計10個の混合
信号を得る。従って、10個の混合信号を全信号源の代
表信号として扱う為に、後段の信号処理システムの規模
は200個ではなくその20分の1の10個の独立事象
を扱う小規模なもので済む。
表されるイメージセンサーにおいては上述した混合すべ
き信号源として隣接した複数のフォトセルを指定すれ
ば、混合しない場合に比べ解像度は低下するもののイメ
ージを読取る動作としては通常の動作と同じである。
のイメージの傾向を読取りたい場合に本発明は好適に用
いられるのである。
の傾向を読取った後に、該イメージ内の限られた領域内
のみを高解像度で読み取りたい場合には、信号混合手段
の動作を制御することにより、混合信号の読み取りを行
った後に、信号混合手段を非動作として必要なブロック
内の各セルの個別の信号の読み取りを行うことができ
る。
抵抗体などの受動素子や、ダイオードやトランジスタな
どの能動素子が用いられる。とりわけ信号源として好ま
しいのは情報をもつ電気信号を発生する光導電素子や光
起電力素子等のフォトセルである。フォトセルのなかで
もゲートに電荷を蓄積する電界効果トランジスタや静電
誘導トランジスタ又は後述するベースに電荷を蓄積する
バイポーラトランジスタを用いた非破壊読出し型のフォ
トセルがより好ましく用いられる。
ては容量素子やラッチ回路が用いられ、アナログ信号を
扱う場合には容量素子を含むサンプル・ホールド回路が
具体的に用いられる。
としては、複数の容量素子を接続するスイッチ素子とし
てのトランジスタや電荷結合素子が好ましい。
するが、本発明はこれら実施例に限定されることはな
く、本発明の目的が達成される範囲内であれば構成要素
の均等物への置換、材料の変更等がなされたものも含
む。
の回路図及び、図4に示すタイミングチャートを用いて
簡単に説明する。
1 、S2 、…を1次元状に配列し、2画素単位でその平
均信号を出力する様に構成したものである。
1′とスイッチ素子としてのMOSFETM31、M32…
M34、出力線5′及び容量素子C2 ′等が設けられてい
る点が従来の構成とは異なる点である。
ック)単位で時系列的に処理される。
FETMR′が接続されており、端子2′へのクロック
パルスの印加により出力線5′の容量素子C2 ′の電位
を端子3′の基準電位にリセットする。又、10′は1
0と同じ増幅器、20′は20と同様の出力端子であ
る。
出し用パルスが印加され、セルS1、S2 、…からの光
信号がそれぞれ同時に容量素子C11、C12、…に読出さ
れる。
から出力線N1 に走査パルスが出力されると、2つのM
OSトランジスタM31、M32が同時にON状態になり、
S1S2 に蓄積され光信号の平均信号が出力線5′の容
量素子C2 ′に出力され出力アンプ10′を通して増幅
されて端子12′に供給される。その後時刻t3におい
て、端子2′にリセット用パルスが印加されると、トラ
ンジスタMR′がON状態になり、出力線5′はリセッ
トされる。以上の走査を全ブロック分行なう事により、
ブロック信号読出しが終了する。
の選出が終了すると、再度端子1にパルスを印加し、セ
ルS1 、S2 …の光信号を容量素子C11、C12、…に読
み出し、(時刻t4 )走査回路11を駆動し、各セルの
光信号を今度はセル単位で時系列に読み出す。
駆動開始し任意のセルで駆動を終了できるものにすれ
ば、必要なブロックのみの信号を読み出すことができ
る。
可能なものなら、ブロック読み出しで得られた画像情報
と実質的に同一時刻の光信号を取り出すことも可能であ
る。
大見忠弘と田中信義に付与された「光電変換装置(Ph
otoelectric converter)」とい
う名称の米国特許第4,791,469号の明細書或い
は発明者田中らに付与された「固定パターンノイズの低
減された光電変換装置(Photoelectricc
onversion device with red
uced fixed pattern noise
s)」というタイトルの米国特許第4,810,896
号の明細書に記載されている、容量負荷にエミッタが接
続されたバイポーラトランジスタのベースに光生成され
た電荷を蓄積するのを用いることが望ましい。
による信号処理装置の回路図である。実施例1と異なる
点は1つの信号源からの出力信号を増幅器と2つのスイ
ッチ素子を介して2つの容量素子で保持する点である。
こうして、実施例1では2回行う必要のある容量素子へ
の信号保持動作を1回で済ませることができる。
パルスが印加され全セルS1 −S4の信号が増幅器A1
−A4 にて増幅され容量素子C11−C14、C11′−
C14′に同時に保持される。
FETM31、M32がオンすることにより2つの容量素子
C11′、C12′に保持されている出力信号の平均値が容
量素子C2 ′に現われ増幅器10′により更に増幅され
て端子12′に出力される。その後、出力線5′の電位
がリセット用MOSFETMR′によりリセットされた
後、シフトパルスN2 により2つの容量素子C13′、C
14′に保持された出力信号の平均が出力される。これを
順次行いブロック毎の平均値を時系列的に端子12′へ
出力する。
に、走査回路11が動作し、シフトパルスが順次出力線
L1−L4に供給されて容量素子C11−C14に保持され
ている各セルの出力信号が順次時系列に端子12へ出力
される。
出し型のセルを用いることができる。
られるものであり、信号源の出力インピーダンスが充分
に低いものであれば増幅器は省略できる。
3の実施例による信号処理装置の回路図及びその駆動タ
イミングチャートを示す。
素子同士を共通に接続するスイッチ素子が設けられてい
る。
査回路を1つにする。ということと、駆動方法を簡単に
する。ことという2つの特徴がある。
され、セルS1 、S2 …からの光信号が容量素子C11、
C12…に同時に読み出される。
スが印加されるとスイッチ素子としてのMOSトランジ
スタM31、M32、…がオン状態になる。こうして、容量
素子C11とC12、又、容量素子C13とC14がそれぞれ共
通に接続されるため、2つの容量素子C11、C12…に読
み出された信号電圧をそれぞれV1 、V2 、…、2つの
容量素子が接続された後の電圧をVc12 、Vc12 、…と
すると、
パルスが出力線L1に印加されると、MOSトランジス
タM21がオン状態になり、2つの容量素子C11及びC
12上の信号は出力線5に転送される。この時の出力線5
に現われる電圧をV0 、出力線5のリセット電位である
端子3の電位を0vとすると、両者は、
状態で、出力線L2にパルスが印加されMOSトランジ
スタM22がオンするので容量素子C12の信号は出力さ
れずにリセットされる。その後は同様に平均値の出力と
リセットがくり返される。
セット動作の為L1やL3へのパルスに比べて実際には
極めてパルス巾で済むので平均値出力の為の走査時間は
全セルの走査時間に比べて短い時間で済む。
信号が容量素子C11−C14に保持される。その後は端子
4に印加されるパルスはローレベルのまま、順次MOS
FETM21−M24がオンにすることにより、各容量素子
C11−C14に保持された信号が順次時系列的に端子12
に現われる。
する実施例2のごとく、信号源の出力に増幅器を設ける
構成及び/又は1信号源当たり、複数の保持手段を設け
る構成を採用することにより、信号源から保持手段への
読出し動作は1回で済み、信号源として破壊読出し型の
光電変換セルも採用できるという効果が得られる。
による信号処理装置の回路図を示す。
に適用し、縦方向の複数画素(セル)(本実施例では2
画素)の平均信号を出力する様にしたものである。
トを用いて簡単に説明する。
から駆動選択線H1にパルスが印加される。この時点か
ら1行分のセルS11、S12、S13、S14から光信号が垂
直線51、52、53、54にそれぞれ読出され、時刻
t2 において端子30にパルスが印加されると、MOS
トランジスタM11、M12、M13、M14がオン状態にな
り、容量素子C11、C13、C15、C17に保持される。
の信号S21、S22、S23、S24がそれぞれ容量C12、C
14、C16、C18に読み出される。
1、L2、L3、L4にパルスが逐次印加され、2つの
容量素子C11とC12、C13とC14、C15とC16、及びC
17とC18に蓄積された1対の光信号の平均信号が端子2
0に出力される。
向に隣接するセルの平均信号が順次時系列的に出力され
た後は、次の2つの駆動選択線H3、H4が選択されて
2つの列方向に隣接するセルの平均信号が順次時系列的
に出力される。
よる信号処理装置の回路図である。本実施例5は前述の
実施例3を2次元センサに応用したものである。本実施
例による信号混合動作は2行毎に容量素子への信号保持
が終了した後、端子4にパルスを印加し、2つの容量素
子を接続して平均信号を得て続いて該平均信号を順次走
査する。
ートである。
端子30にクロックパルスを印加してMOSトランジス
タM11−M14をオンして容量素子C11、C13、C15、C
17に信号を保持させる。次に駆動選択線H2を選択する
とともに端子31にパルスを印加してMOSトランジス
タM21−M24をオンしてもう一方の容量素子C12、
C14、C16、C18に信号を保持させる。
ランジスタM31−M34をオンしてそれぞれ一対の容量素
子を接続し垂直ライン毎に2つのセルの出力信号の平均
値を得る。その後は端子2へのリセットパルスの印加と
出力線L1−L4へのパルスの印加の組合わせにより平
均値の出力とリセット動作がくり返し行われる。
択線H1−H4を順次1つづつ選択して容量素子C11、
C13、C15、C17に信号を保持した後、パルスL1、L
3により順次走査されるので各セル毎の出力信号が時系
列信号として端子12に増幅されて現われる。
による信号処理装置の回路図である。
21、S12、S22という4つのセルからの信号を保持した
後、混合し4つの信号の平均値が得られるように構成さ
れている。
グチャートである。
らの信号を保持した後混合して、パルスL1により端子
12にその平均値を増幅して出力し、その後リセット動
作を期間TRS中行い、続いて次の隣接する4つのセルか
らの保持された信号を混合し出力し、再びリセット動作
を行う。
図15に示すように各セルからの信号を順次端子12に
出力する。
例を示す。
S1 、S2 、S3 、S4 を1次元状に配列し、各信号源
からの信号とともに隣接する信号の平均信号も出力する
様にしたものである。
ートを用いて、簡単に説明する。
が立ち上がり、MOSトランジスタMij(i=1〜4、
j=1〜3)がオン状態になり、各信号源から、信号が
容量素子Cij(i=1〜4、j=1〜3)に読出され
る。ここで、各信号源Si(i=1〜4)にはそれぞ
れ、3つの容量素子Cij(j=1〜3)が並列接続され
ており、この3つの容量素子にはSiからの同じ信号が
読み出される。
(i=1〜4)に設定しておく。時刻t4 、及び時刻t
8 にそれぞれL1、L2のパルスが立上り、それぞれC
11、C12上の信号が出力線5上に読出され、端子12に
出力される。この時、C11、C12上の信号電圧をV1 と
すると、端子3のリセット電圧をGNDとすると、V1
が出力線5上に読出された時の電圧はそれぞれ
MOSトランジスタT13、T21が同時にオン状態にな
り、C13及びC21上の電圧が出力線5上に読出される。
C21、C22、C23上の信号電圧をV2 とすると、この
時、出力線5上に読出される信号電圧は
が出力された事になる。
号の出力、次にSi、Si+1の平均信号の出力、続いてS
i+1の信号の出力というように本来の信号源の信号の間
に、隣接する信号源の平均信号が、シリアルに出力され
ることにより、疑似的に解像度を向上させることができ
る。
号源は、1次元状の配列としたが、信号源を2次元状に
配列し、縦方向の信号に対しても、同じ動作を行なえ
ば、2次元状に、解像度を向上させることができる。
て、フォトセルからの信号を、輪郭強調した信号として
出力する例がある。
として、ラプラシアン
(i,j)を、 f′(i,j)=5f(i,j)−{f(i+1,j)+f(i−1,j)+ f(i,j+1)+(i,j−1)}−(6.2) に変換する手法が知られている(Rosenfeld、
Kak:「Digital Picture Proc
esSing」、Academic Press)。
である。つまり、元画像からその画像のラプラシアン
(水平・垂直方向の隣接する画像の平均値)を引くこと
により、画像のぼけを弱め、画像の鮮鋭化が実現でき
る。
明する。
4)には、信号保持容量Cij(j=1〜3)が3コ並列
接続されており、それぞれの値はCi2 =3Ci1=3C
i3=3C(i=1〜4)−(6.4)となる様に設定さ
れている。
ず各画素Si(i=1〜4)からの信号を容量Cij(i
=1〜4、j=1〜3)に読出す。次に走査回路12に
より、容量Cijに保持された信号を出力線5に転送する
際に、従来例と異なる。つまり、例えば、L1にパルス
が印加されるとMOSトランジスタT13、T22、T31が
オン状態になり、容量C22に保持された電荷は出力線5
に転送されると同時に、容量C13、C31に保持された電
荷は出力線5′に転送される。ここで容量C13、C22、
C31に保持された信号電圧をそれぞれV1 、V2 、V3
とすると、この転送動作により、出力線5、5′の電位
は、出力線5、5′のリセット電位(端子3、3′の電
位)をGNDレベルとして
に接続されるMOSトランジスタTmn(m=1〜4、n
=1〜3)のドレイン寄生容量及び配線容量であり、本
実施例においては、出力線5にダミーのMOSトランジ
スタを接続し、配線形状を同じくする事により、C3 、
C3 ′を一致させる事ができ、かつ、ダミー容量CDを
Cに設定することにより、(6.5)、(6.6)の分
母を同じくすることができる。従ってV5 −V5 ′を差
分を30によって得ることによって、(6.3)式の演
算を、光電変換装置上で行なうことができ、画像を鮮鋭
化することができる。
光電変換装置を例に挙げたが、2次元光電変換装置の場
合も全く同様に、(6.2)式の演算を同一チップ上で
行なうことにより、画像を鮮鋭化させることができるこ
とは明らかである。
的とする為、(6.3)式を用いた演算を行なっている
が、 f″(i)=2f(i)−{f(i−1)+f(i+1)}−(6.7) の演算を行なうことにより、輪郭部分の像のみを出力す
ることもできる。具体的には図18上の信号保持容量の
値をCi2=2Ci1=2Ci3=2C(i=1〜4)−
(6.8)に設定することにより、実現できる。
全く同様に、実現できることは明らかである。また、本
実施例では、保持容量を(6.4)、(6.8)式の値
に設定しているが、必要に応じて、この値を変更するこ
とは簡単である。
た場合、ゲート、基板間の電圧に対して、容量値は図1
9の様な特性を示すことが知られている。従って、本発
明においても、保持手段をMOS容量で構成し、基板電
位を変える事により、その容量値を外部から調整でき
る。
よる信号処理装置の回路図を、図21にその駆動タイミ
ングチャートを示す。
査回路11′とMOSトランジスタM51、M52を設けた
点が図6に示した実施例3と回路上異なる点である。
て端子1にハイレベルのパルスが入力し、全セルS1 −
S4 の出力信号が容量素子C11−C14にそれぞれ保持さ
れる。次に時刻t2 に端子4にハイレベルのパルスが印
加され隣接する2つの容量素子同士が接続され信号を混
合する。時刻t3 にて端子2にハイレベルのパルスが印
加され共通の出力線5が一旦端子3のリセット電位にリ
セットされる。
レベルのパルスがMOSトランジスタM51のゲートに
入力されて平均値が出力される。
レベルのパルスがシフトして平均値出力を時系列的に増
幅して端子12に出力する。
個別信号の出力動作を行う。時刻t5 にて全セルS1 −
S4 の信号を容量素子C11−C14に保持する。次いで、
走査回路11より時刻t6 にハイレベルのシフトパルス
がMOSトランジスタM21のゲートに印加されセルS
1 の信号が端子12に出力される。ハイレベルのパルス
が出力線L1−L4をシフトしていくことにより、全セ
ルの信号が順次時系列信号として増幅されて端子12に
現われる。
たシステムを示すブロック図である。信号源としてのセ
ルアレイ100からの200個全ての出力信号は信号保
持手段としてのサンプル・ホールド回路101に200
セル分の信号として個別に保持される。
02によりまずは隣接する4つの信号を混合し、独立し
た50個の混合信号を生成する。混合信号処理回路10
4では圧縮された信号を処理して高解像度の信号処理を
行うべき領域を決定し領域指定信号を個別信号処理回路
103に供給する。個別信号処理回路では指定された領
域として例えばS1 −S4 の第1ブロックが指定されれ
ば、該第1ブロックに対応するサンプル・ホールド回路
101の個別信号のみを取り出して信号処理を行う。
された混合信号による低解像度(低密度)の情報が得ら
れるので、全信号の大まかな情報が得られる。一方、出
力端子からは特定の領域の高解像度(高密度)の情報が
得られるので、全信号のうち一部の詳細な情報を得るこ
とができる。
数の混合信号を処理すればよいので、信号の処理速度が
向上する。
である。
である。
チャートである。
である。
である。
チャートである。
である。
チャートである。
図である。
グチャートである。
グチャートである。
図である。
グチャートである。
グチャートである。
図である。
グチャートである。
図である。
量の特性を示す線図である。
図である。
グチャートである。
テムのブロック図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 複数の信号源と該信号源からの出力信号
を保持する為の複数の信号保持手段とを有する信号処理
装置において、前記複数の信号保持手段に保持された出
力信号のうち少なくとも2つ以上の独立した出力信号を
混合して複数の独立した混合信号を出力する信号混合手
段を有することを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項2】 前記信号保持手段は容量素子である請求
項1に記載の信号処理装置。 - 【請求項3】 前記信号保持手段は可変容量素子である
請求項1に記載の信号処理装置。 - 【請求項4】 前記信号源は光電変換素子である請求項
1に記載の信号処理装置。 - 【請求項5】 前記信号源と前記信号保持手段の間には
増幅器が介在されている請求項1に記載の信号処理装
置。 - 【請求項6】 前記増幅器は対応する前記信号源からの
前記出力信号と基準信号との差分をとる回路を含む請求
項5に記載の信号処理装置。 - 【請求項7】 少なくとも4つの信号源と該信号源から
の出力信号を保持する為の複数の信号保持手段とを有す
る信号処理装置において、前記複数の信号保持手段に保
持された出力信号のうち少なくとも2つ以上の独立した
出力信号を混合して少なくとも2つ以上の混合信号を出
力する為の信号混合手段と、前記複数の信号源からの出
力信号をそれぞれ個別に出力する為の個別信号出力手段
と、を具備することを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項8】 前記信号混合手段は少なくとも2つの前
記信号保持手段同士を接続するスイッチと走査回路とを
含み、前記個別信号出力手段は前記信号保持手段毎に設
けられたスイッチと走査回路とを含む請求項7に記載の
信号処理装置。 - 【請求項9】 前記信号混合手段により得られた情報を
基にして、前記個別信号出力手段により出力すべき個別
信号を選択することを特徴とする請求項7に記載の信号
処理装置。 - 【請求項10】 前記信号混合手段により前記複数の信
号源の全てからの混合信号を出力した後、該混合信号に
基づいて、前記複数の信号源のうち所定数の信号源から
の個別信号を出力する請求項7に記載の信号処理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05389493A JP3437208B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 信号処理装置 |
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