JPH06268889A - 同期分離装置 - Google Patents

同期分離装置

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JPH06268889A
JPH06268889A JP24727191A JP24727191A JPH06268889A JP H06268889 A JPH06268889 A JP H06268889A JP 24727191 A JP24727191 A JP 24727191A JP 24727191 A JP24727191 A JP 24727191A JP H06268889 A JPH06268889 A JP H06268889A
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signal
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sync separation
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Toyohiro Shibayama
豊広 芝山
Koichi Matsunaga
晃一 松永
Tetsuo Ito
徹夫 伊藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弱電界時のノイズ成分の多い複合映像信号か
らノイズのない同期信号を分離し、また、同期レベルの
低い複合映像信号に対しても十分な検出能力をもち、安
定した同期信号を分離する。 【構成】 同期信号の尖端を保持する機能を備えた第1
の同期分離回路5〜23と、前記第1の同期分離回路5
〜23とは異なる放電時定数を有する第2の同期分離回
路24〜34のそれぞれの出力を論理和回路35〜37
で演算し、最終的な同期分離出力としてとり出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電界強度が非常に弱い
とき、雑音成分の多い複合映像信号、および、映像信号
の同期信号レベルの変動に対しても、安定した同期分離
信号を抽出しうる同期分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来用いられている差動型の同
期分離回路である。図3中、1は入力端子、2は電源電
圧端子、3は出力端子、4は接地端子、5,6,9,1
0,11はNPNトランジスタ、7,8,12はPNP
トランジスタ、13,14,15は電流源、16,17
はエミッタ抵抗、18は放電用抵抗、19,20は負荷
抵抗、21,22はバイアス抵抗、23はピークホール
ド用コンデンサである。
【0003】通常受信時、入力端子1に図4(a)に示
すような負極性の複合映像信号が入力されると、PNP
トランジスタ7,8で構成されるミラー回路を介して負
荷抵抗19に図4(b)の実線のような正パルスが現わ
れる。
【0004】一方、トランジスタ9のエミッタと接地端
子間には、ピークホールド用コンデンサ23および放電
用抵抗18が挿入されている。このため複合映像信号の
同期期間、ピークホールドが行われ、映像期間では放電
用抵抗18による放電が行われる。その結果、トランジ
スタ11のベースには、トランジスタ12、および抵抗
22,21で電位調整された図4(b)の一点鎖線のよ
うな鋸歯状波が発生する。
【0005】図4(b)に実線と一点鎖線で示すそれぞ
れの波形が電圧比較され、出力端子3に図4(c)に示
すような同期分離出力が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来の同期
分離装置において、電界強度が非常に弱いとき、入力端
子1には、図4(d)に示すような雑音成分の多い波形
が入力される。さらに何らかの要因で同期パルスレベル
が通常レベルに比べて低い場合が起こりうる。この時、
負荷抵抗19には、ノイズ成分を含み、出力振幅の異な
る図4(e)の実線のような正パルスが発生する。
【0007】この場合、トランジスタ11ベースの基準
電圧{ΔV1≒V1〔1−R21/(R 21+R22)〕}は、
図4(f)に示すように同期分離出力のノイズレベルに
影響をおよぼす。
【0008】また、ピークホールド用コンデンサ23,
放電用抵抗18で決まる放電時定数(τ1=C23×
18)が小さいと、同期パルスレベルが低いとき、図4
(e)から明らかなように、同期レベルが検出できない
ことがある。したがって、安定した同期分離信号を得よ
うとすると、抵抗22,21による基準電圧の設定、お
よびピークホールド用コンデンサ23,放電用抵抗18
による時定数の決定が非常に重要で、その最適値を求め
るのがきわめて困難であった。
【0009】本発明は上記課題を解決する同期分離装置
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の同期分離装置は、同期信号の尖端を保持する
機能を有する第1の同期分離回路と、前記第1の同期分
離回路とは異なる放電時定数を有する第2の同期分離回
路を備え、第1,第2の同期分離回路のそれぞれの出力
の論理和を最終的な同期分離出力としてとり出すもので
ある。
【0011】
【作用】この構成によると、第1および第2の同期分離
回路の放電時定数を適当に選ぶことにより、弱電界時に
おいてもノイズ成分が少なく、また、同期期間の入力レ
ベル変動に対しても同期信号の検出が可能で、安定した
同期信号を得ることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例における同期信号分
離装置を示すものである。図2は図1の各部の信号波形
である。図1と図2において、図3,図4と同一の部分
には同じ番号を付与している。
【0013】図1においては、図3と同一番号を付した
素子で第1の同期分離回路を構成している。そして、ト
ランジスタ24,25,26,27、ピークホールド用
コンデンサ30、放電用抵抗31、定電流源28,2
9、抵抗32,33,34で第2の同期分離回路を構成
している。トランジスタ35,36と定電流源37で論
理和回路を構成している。38は出力端子である。
【0014】以上のように構成された本実施例の同期分
離装置について、以下その動作を説明する。
【0015】第1の同期分離回路と同様に、第2の同期
分離回路においても、負荷抵抗19に出力される信号の
同期期間はピークホールド用コンデンサ30でピークホ
ールドされ、映像期間では抵抗31によって放電する。
その結果、トランジスタ26のベースには、トランジス
タ27、および抵抗34,33で電位調整された鋸歯状
波が印加される。第1の同期分離出力をトランジスタ1
0のコレクタより、第2の同期分離出力をトランジスタ
25のコレクタよりそれぞれ取り出し、論理和回路であ
るトランジスタ35,36のベースにそれぞれ印加し、
出力端子38より最終的な同期分離信号を出力する。
【0016】以上が一般的な信号の流れであるが、ここ
で、図2(a)に示すような雑音成分の多い入力信号が
図1の入力端子1に印加された場合を考える。この場
合、従来と同様にトランジスタ10,25のベースには
図2の(b)に示すような同期信号が印加され、トラン
ジスタ11のベースには同期信号の尖端よりΔV1≒V1
〔1−R22/(R21+R22)〕だけ低く、時定数τ1
放電する信号が加えられる。そして差動アンプを構成す
るトランジスタ10,11のコレクタには図2(c)の
ような波形が得られる。ΔV1の設定にも依存するが、
同期パルス期間内には、ノイズ成分が含まれる。また、
同期パルスレベルが変動し、レベルが下がった場合にお
いても、放電によって、トランジスタ11の比較電圧が
下がるため、同期パルスが図2(c)のように出力され
る。
【0017】一方、トランジスタ26のベースには、次
の電圧が現われる。 ΔV2≒V1〔1−R34/(R33+R34)〕>ΔV1 この電圧ΔV2を、図2(b)のようにノイズ成分を検
出しないレベルに設定し、また、放電用抵抗31,ピー
クホールド用コンデンサ30の時定数τ2を第1の同期
分離回路の時定数τ1より大きくしておく。この時の出
力パルスは、図2(d)のように同期パルス期間にノイ
ズは含まれないが、図2(a)のような同期レベルの低
い信号に対しては検出されないことがある。
【0018】次に、この図2(c),図2(d)の出力
信号をトランジスタ35,36のベースにそれぞれ入力
すると、電位の低い側の信号が出力され、図2(e)の
ように、ノイズ成分がなく、同期信号の検出もれのな
い、同期分離信号が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1,第2の同
期分離回路を備え、第1,第2の同期分離出力の論理和
をとって出力する同期分離装置であり、電界強度の弱い
電波を受信する場合においても、ノイズのない同期分離
信号が得られる。また、同期レベルの低い入力信号に対
しても十分な検出能力を持ち、安定した同期分離信号の
分離ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における同期分離装置の回路
【図2】本発明の一実施例における同期分離装置の各部
の信号波形図
【図3】従来の同期分離装置の回路図
【図4】従来の同期分離装置の各部信号波形図
【符号の説明】
1 入力端子 2 電源端子 4 接地端子 5〜23 第1の同期分離回路を構成する素子 24〜34 第2の同期分離回路を構成する素子 35〜37 論理和回路を構成する素子 38 出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複合映像信中の同期信号の尖端を保持する
    機能を有する第1の同期分離回路と、前記第1の同期分
    離回路とは異なる放電時定数を有する第2の同期分離回
    路と、前記第1,第2の同期分離回路のそれぞれの出力
    を演算する論理和回路とを備えた同期分離装置。
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