JPH06268352A - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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Publication number
JPH06268352A
JPH06268352A JP19414593A JP19414593A JPH06268352A JP H06268352 A JPH06268352 A JP H06268352A JP 19414593 A JP19414593 A JP 19414593A JP 19414593 A JP19414593 A JP 19414593A JP H06268352 A JPH06268352 A JP H06268352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed wiring
wiring board
resistance
joint
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19414593A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Kawakami
伸 川上
Satoru Haruyama
哲 春山
Hirotaka Okonogi
弘孝 小此木
Katsutomo Nikaido
勝友 二階堂
Norihito Mukai
規人 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon CMK Corp
CMK Corp
Original Assignee
Nippon CMK Corp
CMK Corp
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Publication date
Application filed by Nippon CMK Corp, CMK Corp filed Critical Nippon CMK Corp
Priority to JP19414593A priority Critical patent/JPH06268352A/ja
Publication of JPH06268352A publication Critical patent/JPH06268352A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーボンペーストの印刷時における印刷カス
レの発生を防止および抵抗値の調整を行う。 【構成】 本発明は、接合ランド部間に絶縁下地層15
を設けるとともに抵抗調整用の空隙を設け、かつこの絶
縁下地層15および抵抗調整用の空隙部18を介して前
記抵抗部を抵抗ペーストにより形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板に関し、
特に、プリント配線回路中に印刷により抵抗部を設けた
プリント配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリント配線板のパターン回路中
に要求される抵抗部については、パターン回路中に予め
形成された抵抗接合部にチップ部品から成る抵抗をハン
ダ付けすることにより実装する方法が実施されてきた
が、かかるチップ部品の実装による抵抗部の形成に換え
て、近年においてはカーボンペーストをスクリーン印刷
により印刷し、これを硬化することによりプリント配線
板のパターン回路中の抵抗接合部間に抵抗部を形成する
方法が開発され実施されている。
【0003】しかして、同方法によってパターン回路中
の接合部間に抵抗部を形成したプリント配線板を示すの
が、図8であり、同図において、1はプリント配線板、
2はこのプリント配線板1の基板3上側に形成されたパ
ターン回路、4は基板3上側に形成されたパターン回路
2中、抵抗部の接合部2a,2bを残して、当該パター
ン回路2上側に施されたレジスト、5は前記レジスト4
の形成後、カーボンペーストをスクリーン印刷するとと
もにこれを硬化することによりパターン回路2中の前記
接合部2a,2b間に形成された抵抗部を示すものであ
るる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来の
カーボンペーストをスクリーン印刷し、これを硬化して
パターン回路2中の接合部2a,2b間に抵抗部5を形
成したプリント配線板1においては、前記接合部2a,
2b間に、同接合部2a,2bの厚味(通常35μmの
銅箔の厚味)分の段差を有し、その段差部分によってカ
ーボンペーストのスクリーン印刷自体にカスレ、特に接
合部2a,2bのエッヂ部2c,2dにカーボンペース
トが入りずらく、印刷カスレを発生し、勢い、同部分の
接合不良等に基づく抵抗部5自体の性能低下による製品
不良の発生原因となっていた。
【0005】因って、本発明はかかるプリント配線板に
おける抵抗部形成上の欠点に鑑みて開発されたもので、
カーボンペーストの印刷時における印刷カスレの発生を
防止および抵抗値の調整のできるプリント配線板の提供
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明プリント配線板
は、プリント配線回路中の接合ランド部間に抵抗部を形
成したプリント配線板において、前記接合ランド部間に
絶縁下地層を設けるとともに抵抗調整用の空隙部を設
け、かつこの絶縁下地層および抵抗調整用の空隙部を介
して、前記抵抗部を抵抗ペーストにより形成したことを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は、抵抗部を抵抗ペーストを印刷して設
けるに当り、パターン回路中の接合部間に絶縁下地層を
設けることにより前記接合部間の段差部分を除去した状
態にて抵抗ペーストの印刷を実施し得るとともに接合部
間に設けた空隙部により抵抗値の調整並びに抵抗部の接
合面積の増大による接合作用の向上を計りつつ実施し得
るものである。
【0008】
【実施例1】図1は本発明プリント配線板の実施例1を
示す図2A−A断面図、図2は本発明プリント配線板の
実施例1を示す要部の平面図、図3および図4は本発明
プリント配線板の製造方法の製造工程中の要部を示し、
図3は図4のB−B断面図、図4は要部の平面図であ
る。
【0009】さて、図において、10は本発明プリント
配線板を示し、11は当該プリント配線板10の絶縁基
板、12はこの絶縁基板11上側に形成したパターン回
路、13はパターン回路12における抵抗部の接合ラン
ド部、14は前記パターン回路12の上側に施されたア
ンダーレジスト層、15はこのアンダーレジスト層14
の形成と同時に前記接合ランド部13間に形成した絶縁
下地層、18は前記絶縁下地層15の形成に当たり、こ
の下地層15の凹部に設けた抵抗調整用の空隙部、16
は前記接合ランド部13の接合部17間に、前記絶縁下
地層15を介層するとともに前記空隙部18に抵抗ペー
ストを充填した状態にて形成した抵抗部をそれぞれ示す
ものである。
【0010】しかして、前記プリント配線板10におけ
る抵抗部16は、図3および図4の工程を経て、絶縁下
地層15および空隙部18を設けた後、形成したもので
ある。すなわち、前記パターン回路12を絶縁基板11
上側に公知の方法にて形成した後、このパターン回路1
2の接合ランド部13間に所要の抵抗値から成る抵抗部
16をカーボンペーストを印刷し、これを硬化して形成
するに先き立ってパターン回路12上側に施されるアン
ダーレジスト層14を形成するに当たり、同アンダーレ
ジストをスクリーン印刷する際に、前記接合ランド部1
3間の接合17を残してアンダーアレジストのスクリー
ン印刷を施し、接合ランド部13間に絶縁下地層15お
よび空隙部18を形成する(尚、空隙部18はアンダー
レジストのスクリーン印刷時に接合部17の段差の存在
により形成し得るものである)。
【0011】しかる後に、接合ランド部13間に抵抗部
16を形成すべく、同接合ランド部13間に、前記絶縁
下地層15を介層した状態にて所要の配合組成から成る
カーボンペーストをスクリーン印刷にて印刷するととも
にこれを硬化することにより、抵抗部16を前記接合ラ
ンド部13の接合部17を介して電気的に接続しつつ接
合ランド部13間に形成するものである。又、同時に空
隙部18によって抵抗ペースト印刷時における抵抗ペー
ストの量が調整でき、両接合部17間の抵抗部16の抵
抗値を任意に調整選択設計し得る。
【0012】尚、前記絶縁下地層15の形成は、アンダ
ーレジスト層14の形成と同時に形成する場合について
説明したが、その他のレジスト層、例えばソルダーレジ
スト被膜等の形成工程に関連して形成することも可能で
あり、これらのレジスト被膜の形成とは別個に前記抵抗
部16の形成に先き立って形成することも可能である。
【0013】
【実施例2】図5〜図7は、本発明プリント配線板の実
施例2を示すもので、図5は絶縁下地層および空隙部を
形成した状態を示す図6のC−C断面図、図6は同平面
図、図7は本発明プリント配線板の断面図である。
【0014】しかして、同図において、20は本発明実
施例2のプリント配線板を示すもので、前記実施例1の
プリント配線板10においては、絶縁下地層15の形成
に当たり、接合ランド部13間の段差により形成される
凹部により空隙部18を形成したのであるが、かかる実
施例においては、図5,図6に示す如く、アンダーレジ
スト層14の形成と同時に形成する絶縁下地層15は空
隙部18を残して形成するものである。
【0015】従って、その他の構成並びに製造方法につ
いては前記実施例1と同一であるので説明を省略すると
ともに図5及び図6中、実施例1と同一構成部部につい
ては同一番号を付して示す。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、プリント配線板の回路
中に形成する抵抗部をスクリーン印刷等の印刷方法によ
り形成する場合に、当該抵抗部の接合部間に絶縁下地層
を介層して抵抗部を形成することにより、前記接合部間
における段差を除去した状態下に形成することができ、
前記抵抗部を形成する抵抗ペーストの印刷時のカスレを
防止し、適確かつ均一性のある抵抗部を形成するととも
に、空隙部により抵抗部の抵抗値の調整を行いつつ下地
層との接合強度の増大を計れ、この種プリント配線板の
製造精度を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プリント配線板の実施例1を示す図2の
A−A 断面図である。
【図2】本発明プリント配線板の実施例1を示す要部の
平面図である。
【図3】本発明プリント配線板の製造工程中の要部を示
す図4のB−B断面図である。
【図4】本発明プリント配線板の製造工程の要部を示す
要部の平面図である。
【図5】実施例2を示す絶縁下地層および空隙部を形成
した状態を示す断面図である。
【図6】C−C断面図である。
【図7】本発明に係るプリント配線板の断面図である。
【図8】従来のプリント配線板を示す断面図である。
【符号の説明】
1,10 プリント配転板 2,12 パターン回路 3,11 絶縁基板 4,14 アンダーレジスト層 6,16 抵抗部 2a,2b,13 接合ランド部 15 絶縁下地層 17 接合部 18 空隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二階堂 勝友 埼玉県入間郡三芳町藤久保1106 日本シイ エムケイ株式会社内 (72)発明者 向井 規人 埼玉県入間郡三芳町藤久保1106 日本シイ エムケイ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線回路中の接合ランド部間に
    抵抗部を形成したプリント配線板において、前記接合ラ
    ンド部間に絶縁下地層を設けるとともに抵抗調整用の空
    隙部を設け、かつこの絶縁下地層および抵抗調整用の空
    隙部を介して、前記抵抗部を抵抗ペーストにより形成し
    たことを特徴とするプリント配線板。
JP19414593A 1993-07-09 1993-07-09 プリント配線板 Pending JPH06268352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19414593A JPH06268352A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 プリント配線板

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JP19414593A JPH06268352A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 プリント配線板

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JP62150979A Division JPH0691306B2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17 プリント配線板の製造方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731802B2 (ja) * 1977-04-04 1982-07-07
JPS63314888A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Cmk Corp プリント配線板の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731802B2 (ja) * 1977-04-04 1982-07-07
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