JPH0626777U - かみそり組立体 - Google Patents

かみそり組立体

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JPH0626777U
JPH0626777U JP4571093U JP4571093U JPH0626777U JP H0626777 U JPH0626777 U JP H0626777U JP 4571093 U JP4571093 U JP 4571093U JP 4571093 U JP4571093 U JP 4571093U JP H0626777 U JPH0626777 U JP H0626777U
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JP
Japan
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assembly
blade
razor
handle
shaving
Prior art date
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Pending
Application number
JP4571093U
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English (en)
Inventor
エイ. トロッタ,ロバート
アール. チョーク,ドナルド
Original Assignee
ザ ジレツト カンパニー
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Filing date
Publication date
Application filed by ザ ジレツト カンパニー filed Critical ザ ジレツト カンパニー
Publication of JPH0626777U publication Critical patent/JPH0626777U/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B21/00Razors of the open or knife type; Safety razors or other shaving implements of the planing type; Hair-trimming devices involving a razor-blade; Equipment therefor
    • B26B21/08Razors of the open or knife type; Safety razors or other shaving implements of the planing type; Hair-trimming devices involving a razor-blade; Equipment therefor involving changeable blades
    • B26B21/14Safety razors with one or more blades arranged transversely to the handle
    • B26B21/38Safety razors with one or more blades arranged transversely to the handle with provision for reciprocating the blade by means other than rollers

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  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドル組立体上で枢動するブレード組立体
を有し、ハンドル組立体によってかみそり組立体全体に
振動運動を与えて、ブレード組立体を往復振動させ、2
枚のブレードのスライド運動をさせるようにしたかみそ
り組立体を提供する。 【構成】 かみそり組立体は、ブレード組立体(2)お
よびハンドル組立体(70)を有する。ブレード組立体
(2)は、髭剃り中に独立して移動可能な第1および第
2のブレード(28,28)を有する。ブレード組立体
(2)およびハンドル組立体(70)は、ブレード組立
体(2)が髭剃り中ハンドル組立体上で枢動することが
できるように相互に連結されている。さらに、ハンドル
組立体(70)は、さらにブレード組立体(2)に振動
運動を伝える振動誘起装置(310,314)を有して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は湿式シェービング装置に関するものであり、より具体的には、全体と して振動運動にさらされるかみそり組立体に関するものである。この組立体にお いてはシェービング操作の際ハンドル組立体上で枢動出来るブレード組立体が配 設されており、当該ブレード組立体はシェービング操作の際互いに独立的に移動 可能な個別のブレード組立体部品を備えている。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
シェービング操作を容易にするかみそりハンドルに接続することが出来、これ と共に用いるかみそりブレード組立体を提供することは当業界では周知である。 米国特許第3,724,070号(フランシス、W、ドリオン、ジュニアに対し 1973年4月3日に認可された)はブレード装置の切削(カッティング)エッ ジ部分のそれぞれ前方及び後方において被シェービング表面と噛合うようにさた ブレード組立体表面間に当該ブレード装置が保持されているブレード組立体を示 している。そのような表面は一般的には「ガード表面」及び「キャップ表面」と 称されている。
【0003】 更には前記ブレード組立体をシェービング操作の際かみそりハンドル上で枢動 するようにすれば、ブレード組立体が被シェービング表面の形状により密着して 追従することを許容するので、そのような安全かみそり組立体のシェービング効 率を改良することが出来るということも知られている。米国特許第3,935, 639号(ジョン、C、テリ等に対して1976年2月3日認可)及び米国特許 第3,938,247号(ネルソン、C、ガーボネル等に対して1976年2月 17日認可)は前記特許第3,724,070号のブレード組立体をして、それ がシェービング操作の際枢動運動するのを許容するようにされたかみそりハンド ルを例示している。米国特許第3,950,849号(ロジャ、L、ペリに対し て1976年4月20日認可)は枢動運動するようにされた修整されたブレード 組立体を例示している。米国特許第4,026,016号(ウォレン、I、ニッ センに対して1977年5月31日認可)及び米国特許第4,083,104号 (ウォレン、I、ニッセンに対して1978年4月11日認可)はシェービング 操作の際ブレード組立体がハンドル上で枢動するシェービングシステムを有する ブレード組立体及びかみそりハンドルをそれぞれ例示している。前記特許第4, 026,016号及び第4,083,104号に示されたシェービングシステム は世界中に知れわたることになった。
【0004】 シェービング効率を上げられる別の手段はブレード組立体を全体として静止状 態に保持するも、その個々の部品はシェービング中に出会う力に反応して移動す ることを許容することである。米国特許第4,168,571号(ジョン、F、 フランシスに対して1979年9月25日認可)には前記ガード、キャップ及び ブレード装置の各々が互いに独立して動的に移動可能なブレード組立体が示され ている。米国特許第4,270,268号(チェスタ、F、ジャコブソンに対し て1981年6月2日認可)は前記ガード及びブレード装置が独立的に移動可能 なブレード組立体を示している。
【0005】 米国特許第4,492,024号(チェスタ、F、ジャコブソンに対して19 85年1月8日認可)には、シェービング操作の際かみそりハンドル上で全体と して枢動運動が出来るようにされた安全かみそりブレード組立体にして、更にシ ェービング装置の際出会う力に反応してブレード組立体内を移動可能なブレード 装置を備えている安全かみそりブレード組立体が開示されている。
【0006】 米国特許第4,498,235号(チェスタ、F、ジャコブソンに対して19 85年2月12日認可)及び米国特許出願第660,950号(チェスタ、F、 ジャコブソンが1984年10月15日出願)、米国特許出願第660,952 号(チェスタ、F、ジャコブソンが1984年10月15日出願)には前記特許 第4,492,024号のタイプのかみそりブレード組立体の特定の実施例が開 示されている。
【0007】 米国特許第3,648,368号及び第3,772,779号(両社ともポー ル、W、ダグラス及びジョセフ、E、コーラに対してそれぞれ1972年3月1 4日及び1973年11月20日に認可された)にはハンドル部分の各々電気モ ータと、該モータによって回転可能なシャフトと、該シャフトの自由端部上に偏 心装着されたおもりとを装着したかみそりにして、前記シャフトが回転するとか みそりの振動、特にそのヘッド部分の振動が誘起されて、ブレード装置に対する スライシング運動を付与できるかみそりが開示されている。
【0008】
【課題を解決するため手段】
本考案の1つの特徴は安全かみそり組立体であって、ヘッド組立体、即ち、ブ レード組立体(以下、ブレード組立体と称する。)及びハンドル組立体と、該ブ レード及びハンドル組立体をしてシェービング操作の際前記ブレード組立体が前 記ハンドル組立体上で枢動出来るように枢着せしめる装置とを有し、前記ブレー ド組立体は内部に2枚のブレードを備え、当該ブレードの各々はシェービング操 作の際互いに独立に、かつブレード組立体の残りの部分と独立に移動出来るよう 装着されており、前記ハンドル組立体はかみそり組立体全体を振動させ、ブレー ド組立体を往復振動させ、2枚のブレードのスライシング運動を実現させるため の装置を組込んでいる安全かみそり組立体を提供している。
【0009】 種々の新規な詳細構造および部品の組合せを含む本考案の前述の特徴及び他の 特徴を以下付図を参照してより具体的に説明し、実用新案登録請求の範囲におい て指摘することにする。
【0010】 本考案を具現している特定の機器は例示のみのためのものであり、決して本考 案を限定するためのものではないことを理解されたい。本考案の原理及び特徴は 本考案の範囲から離脱することなく種々の数多い実施例において採用することが 出来よう。
【0011】 図面を参照すると、これらの図には本考案の例示的実施例が図示されており 、同図から本考案の新規な特徴及び利点が明らかとなろう。
【0012】
【実施例】
付図を参照すると、例示的かみそりブレード組立体は正面及び背面壁部分8、 10によって連結された第1及び第2の端部部分4,6を備えたボディ部材2を 含んでいることがわかろう。
【0013】 前記ボデイ部材2の背面壁部分10は組立体の切削装置の後方でそるべき皮膚 と噛合い、通常のかみそりブレード組立体の「キャップ」部分の機能を果し、そ の位置を占める、上側部分14を備えている。そのような部分14は前述の理由 により以後「キャップ部分」と呼ばれる。
【0014】 端部部分4,6の各々にはフレーム部分12を横切って配された相対する溝1 6が設けられている。フレーム部分12の1つには前記第1の端部部分4近くに おいてばねフィンガ18が設けられており、該フィンガは前記フレームから前記 正面及び背面壁8,10とほぼ平行をなして延びている。前記フィンガ18には 上側表面22を備えた上向き端部部分20が設けられている。同様にして、フレ ーム部分12の別の1つには第2の端部部分6に類似の形状のばねフィンガ18 ′が設けられており、該フィンガは上側表面22′を備えた上向き端部部分20 ′を有している。図1に示されるように、前記フィンガ18,18′は、互いに 整合されかつ相対する方向に延びており、フィンガ18はボディ部材2の第1の 端部部分4に向けて延びているのに対して、フィンガ18′はボディ部材の第2 の端部部分6に向けて延びている。前記フィンガ18及び18′は、また一対の 溝16と整合されている。前記第1の端部部分4にはそこから図1及び図2で見 てボディ部材の内向きかつ上向きに延びるばねフィンガ17が設けられている。 フィンガ17の各々には上側表面21を備えた上向き端部部分19が設けられて いる。同様にして、前記第2の端部部分6には類似の形状のばねフィンガ17′ が設けられており、該フィンガは上側表面21を備えた上向きに端部部分19′ を有している。前記フィンガ17,17′は一般的に反対方向に延びており、フ ィンガ17は前記第1の端部部分4からほぼ第2の端部部分6に向けて延びると ともに、フィンガ17′は前記第2の端部部分6からほぼ第1の端部部分4に向 けて延びている。フィンガ17,17′の各々は一対の溝16と整合している。
【0015】 前記組立体は1つのガード部分24(図3〜図6)を含んでおり、該部分はそ の両端においてスライド部材26を備えている。前記スライド部材26は正面壁 部分8に最も近い一対の相対する溝16内に収納されている。前記ガード部分の 底部はばねフィンガ18,18′の表面22,22′上に係合している。前記ス ライド部材26の下側エッジはそれらの溝16の底部上方に係合しているので、 前記ガード部分24はその下方のばねフィンガ18,18′の偏倚力に対抗して 前記溝内へと更に移動することが出来る。前記ガード部分を支持するばねフィン ガは一群のばねフィンガを有しているが、それらの目的は前記ガード部分を弾性 的に支持することである。シェービング操作の場合、前記ガード部分は切削装置 の前方のシェービング表面上を移動する。
【0016】 前記組立体は更にブレード装置28(図3、図5及び図6)を含んでおり、該 装置はブレードベース部分30と、前記ベース部分から延びる切削エッジ部分3 2と、同ベース部分の両端におけるスライド部分とを有している。ブレードベー ス部分30の単なる延長部(エキステンション)とすることも出来る前記スライ ド部分は一対の相対する溝16内に収納されている。ブレード切削エッジ部分3 2の下側34(図5)は一対のばねフィンガ17,17′の表面21,21′と 係合している。同時に、前記ブレードベース部分30の1つの表面はフィンガ端 部部分19,19′の後方表面23,23′(図1及び図5)と噛合って、図5 に示すように、ブレードベース部分をその溝16内へと後方に押圧せしめている 。前記スライド部分の下側エッジはそれらの溝の底部から隔置されているので、 ブレードはそのベース部分が係合しているばねフィンガ17,17′の偏倚力に 対抗して溝16内へと更に移動することが出来る。ブレードベース部分30を支 持する前記ばねフィンガは別のセットのばねフィンガを有しており、これらのフ ィンガの目的はブレード装置をのせて弾性的に支持し、同ブレード装置が溝16 内で安定した位置へと押圧されるようにすることである。
【0017】 例示の実施例においては、前記ブレード装置は第2のブレード28′(図5) を含んでおり、同ブレードはベース部分30′と、切削エッジ部分32′と、ス ライド部分とを備え、全ての部分は前述の第1のブレード装置と類似に装着され ている。前記第2のブレードのスライド部分はキャップ部分14の真近における 第3の対の相対する溝16内に収納されており、ベース部分30′はばねフィン ガ表面21,21′上に係合している。第2のブレードを支持するばねフィンガ は更に別のセットのばねフィンガを有しており、該フィンガは第2のブレードを 弾性的に指示し、同第2のブレードを溝16内の安定位置へと押圧せしめている 。シェービング操作においては、前記第2のブレードは第1のブレードの後方に おいてシェービング表面上を移動する。
【0018】 前記ガード部分24並びに第1及び第2のブレード28,28′は端部部分4 ,6内の溝42(図1及び図2)内に収納されたばねクランプ40(図3〜図6 )よって定位置にクランプされている。クランプ40はガード部分24並びにブ レード28,28′と噛合い、これらをしてばねフィンガ上にわずかの応力が作 用する地点へと溝16内に押入せしめている。
【0019】 ボディ部材2及びフレーム部分12の下側には2つのエキステンション44, 46が配設されており、これらは自由端部においてそれぞれ内向きに延びる相対 するレール48,50を備えている。なお各レールはそれぞれ弧状の上側表面5 2,54(図2及び図4)を備えている。前記エキステンションは枢着装置を有 しており、該装置によって前記ブレード組立体はかみそりハンドルへと着脱自在 にかつ枢動的に取付けることが可能とされている。図2及び図4を参照すると、 ブレード組立体ボディ部材下側には付加的にカム装置56が設けられており、同 装置はブレード組立体を所定の位置へと押圧せしめるよう作動するカム従動子を 収納するようにされている。
【0020】 再び図2及び図4に言及すると、ブレード組立体レール48,50はボディ部 材2の下表面94,96並びに弧状ストラット95,97とともに以下に説明す るかみそりハンドルシェル軸受を収納するようにされた弧状溝98,100を画 成している。前記シェル軸受は1つの枢着装置を有しており、該装置は前述のブ レード組立体枢着装置と協働してブレード組立体をかみそりハンドル組立体に枢 着し易くしている。
【0021】 シェービング操作の際には、前記ガード部分24及びブレード28,28′は ばねフィンガの偏倚力に対抗してお互いに独立に移動する。同時に、前記ブレー ド支持ばねフィンガはブレードベース部分を後方に押圧することにより同ベース 部分を実質的にそれらの整合された平面内に保持せしめている。同時に前記ブレ ード組立体は全体としてハンドル上で枢動し、シェービングされる表面の輪郭に 従動する。
【0022】 図6に示される実施例においてはガード部分24及び背面壁部分10の一方( 後者が例示されている)には、米国特許第2,292,418号,第4,170 ,821号及び米国特許第2,024,082号に開示された一般的タイプのシ ェービング補助装置200が設けられている。
【0023】 前記シェービング補助装置200は、好ましくは、例示の目的で図8に示され たキャップ部分14のような、皮膚と噛合う表面に固定された材質によるボディ の形態をなしているのが良い。
【0024】 前記シェービング補助装置の材質は好ましくはモールド成形されたか、押出し されたか又は他の方法で成形された、嫌水性材料と通水性かつ親水性の高分子材 料との混合材料を有しているのが好ましく、かくすればシェービング操作の際シ ェービングすべき領域上に存在する水が前記親水性材料中にしみこみ潤滑剤とし て作用することが期待出来る。
【0025】 別法として、前記ガード部分及びキャップ部分24,14の1つ又はそれ以上 は前記シェービング補助装置混合物材料から形成することが出来る。
【0026】 作動中において、シェービングに先立ってシェービング表面を水で濡らすこと は、前記水溶性物質の一部分がシェービング中浸出して、シェービング表面を潤 滑し、ブレード組立体のキャップ及び/又はガード部分とシェービング表面の間 の摩擦を減少させるように作用する。かくて、シェービング領域をシェービング に先立って単に濡らすことによって快適かつ効果的なシェービング作業を行なう ことが出来る。
【0027】 図7から図10について言及すると、本考案の1つの例示的実施例はグリップ 部分72を備えたかみそりハンドル組立体70を含んでいる。グリップ部分72 の一方の端部には凹所74(図7)が設けられており、該凹所にはモールド成形 されたプラスチックヘッド部分76が配設されている。部分76は接続部分82 によって締結された2つのアーム78,80を有しており、これらは図10に例 示するように互いにピン83によって取付けることが出来る。前記グリップ部分 72には更にカバー部材86が設けられており、該部材86は一対の突起88( 図10)を含んでいる。なお突起88は接続部分82に対してはヘッド部分76 をグリップ部分72に対してしっかり緊定するような態様で配設されている。ア ーム78,80の各々はその自由端部上においてそれぞれシェル軸受90,92 を配設せしめている。
【0028】 ハンドル凹所74内にはコイルばね102及びプランジャ部材104が配設さ れており、前記ばねは前記プランジャをプランジャ部材104の自由端部106 の方向に偏倚せしめている。ブレード組立体がハンドル組立体に接続されている 時には、プランジャ部材104の自由端部106はばね102により押圧されて ブレード組立体カム装置56と噛合っている。ブレード組立体の枢動作動の際に は、前記プランジャ端部106は前記カム装置56と係合し、ブレード組立体を 所定の位置、すなわちプランジャ端部106がカム装置56の頂部と係合する位 置へと押圧せしめる。
【0029】 特に図10を参照すると、アーム78,80はハンドルの側面を越えて延び、 そしてヘッド部分76内に配設されたリーフばね又はワイヤばねによって外向き に偏倚されている。ブレード組立体をハンドル組立体に接続するためには、オペ レータはアーム78,80を互いに向けて、ばね81の偏倚力に対抗して内向き に押圧し、前記シェル軸受90,92を互いに向けて移動せしめる。
【0030】 前記プランジャ部材104には相対して延びるアーム107,108(図10 )が設けられており、各アームはそこから直立するディテント110,112を 備えている。シェル軸受90,92の各々にはそれぞれディテント110,11 2を収納するようにされた開口114,116が設けられてる。シェル軸受90 ,92が互いに向けて内向きに押圧されるに従い、開口114,116はそれぞ れディテント110,112と整合する。そのような整合の際、ばね102はプ ランジャ部材104を押圧し、それによりディテント110,112を図10で 眺めて上向きに押圧するので、ディテント110,112は開口114,116 に進入し、アーム78,80を内側に屈曲した位置へと緊定せしめる。オペレー タがアーム78,80を解放すると、該アームは前記内側に屈曲した位置にロッ クされたままとなる。
【0031】 前記シエル軸受90,92は次にブレード組立体下側弧状ストラット95,9 7に対抗して押圧され、プランジャ部材104が図10で見て下向きに押圧され 、ディテント110,112は開口114,116から取外され、アーム78, 80もその際解放される。アーム78,80が解放される際該アームは、ばね8 1の影響のもとで、互いに遠去かる反対方向へと外向きにはね動く。かくてシェ ル軸受90,92は弧状溝98,100に進入する。ばねで偏倚されたプランジ ャ部材104はカム装置56と噛合い、カム装置の頂部を探し、かくてブレード 組立体を「中立」位置へと押圧せしめる。
【0032】 シェービング操作の際、前記ガード部分24とブレード28,28′はばねフ ィンガ18,18′の偏倚力に対抗して互いに独立に移動する。同時に、ブレー ド組立体は全体としてシェービング表面の輪郭に従動するようハンドル上で枢動 する。
【0033】 使用済みのブレード組立体をすてる場合には、オペレータは単にアーム78, 80を押圧して、シェル軸受90,92を弧状溝98,100から除去し、ブレ ード組立体を解放してやれば良い。
【0034】 ハンドル組立体70内には電池308と電気モータ310(図11)が配設さ れている。かみそりのヘッド部分の方向へモータ310から延びて1本の回転可 能なシャフト312が設けられており、その自由端部上にはおもり314が配置 されている。前記おもり314はシャフト上に偏心して装着されているので、お もりの重心は同おもりの回転軸線からはずれている。図11にはフライホイール タイプのおもりが例示されており、該おもりはその重心がシャフト312の回転 軸線からずれて装着されている。ハンドル部材内にはまたスイッチ装置318が 設けられている。
【0035】 前記スイッチ318は回転運動するように装着されており、オペレータの親指 又は人指し指による如く、端部ピース338′を動かすことによって回転させる ことが出来る。
【0036】 作動の際、オペレータはスイッチ318を回転させる。電池308からの電気 エネルギはモータ310へと向けられる。モータ310が付勢されると、シャフ ト312が回転し、それにより偏心装着されたか、非平衡状態のおもり314が 回転する。前記おもりの装着が偏心していること、すなわち同おもりが重心がお もり回転軸線からずれていること並びに同おもりがヘッド部分近くに配置されて いることは前記ヘッド部分、従ってブレードの振動を誘起せしめる。そのような 振動はブレード28,28′に振動するスライシング運動を伝達せしめ、以って 切削を容易ならしめる。
【0037】 本考案は決してここに説明され及び/又は図示された特定の構造に限定される ものではなく、本開示の範囲内における修整物又は均等物をも有しているという ことを理解されたい。例えば、ある状況下においては前記ガード部分を移動出来 ないようにすることが好ましい。1つの代替的実施例はブレード組立体ボディ部 材に移動不可にて固定されたガード部分にして、全ての他の点においては前述の 説明に従った構造及び作動態様を有するガード部分を含んでいる。更に別の例と して、前記ブレード装置は説明した2枚のブレード構造ではなく単一のブレード を含むことが可能であり、当該単一ブレードは1つの可動又は静止ガード部分と 関連して用いられる。更に、前記ブレード装置は付図、特に図5においてベース 部分及びカッタ部分を形成するよう曲げ成形された単一金属片として示されてい るが、代替例として当業界周知のように1枚薄肉ブレードを接続した折り曲げ支 持部材を提供することも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1つの実施例を例示するブレード組立
体の一形態のハウジング部分の頂部平面図である。
【図2】前記ハウジング部分の正面図である。
【図3】本考案の1つの実施例を例示するブレード組立
体の一形態の頂部平面図である。
【図4】前記組立体の正面図である。
【図5】図3の線V−Vに沿ってとられた、前記ブレー
ド組立体の断面図である。
【図6】内部にシェービング補助機構を備えた、本考案
の代替的実施例を例示する別の形態のブレード組立体の
頂部平面図である。
【図7】本考案の1つの実施例を例示するハンドル組立
体の一形態の側面図である。
【図8】同組立体の正面図である。
【図9】同組立体の背面図である。
【図10】上記ハンドル組立体に取付けられたブレード
組立体の断面図であり、同ブレード組立体のほぼ長手方
向中心線に沿って眺めたものであり、簡明さのため幾つ
かの部品は切取って示してある。
【図11】上記ブレード組立体に取付けられているのが
示されている、かみそりハンドル組立体の断面図であ
り、立面にて示されている。
【符号の説明】
2 ブレード組立体 12 フレーム部材 28 ブレード 56 カム装置 76 ヘッド組立体 104 プランジャ 200 ひげ剃り補助装置 308 電池 310 モータ 314 おもり

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド組立体とハンドル組立体とを含む
    かみそり組立体にして、前記ヘッド組立体がシェービン
    グ操作中に互いに独立的にそして前記ヘッド組立体の残
    りの部分と独立的に個々の移動をするために取り付けら
    れた第1および第2のブレードを含み、シェービング操
    作中に前記ヘッド組立体が前記ハンドル組立体上で枢動
    できるように、前記ヘッド組立体およびハンドル組立体
    が前記ヘッド組立体を前記ハンドル組立体に枢着するた
    めの相補的な枢着装置を有し、前記ヘッド組立体がそこ
    にカム装置を有しそして前記ハンドル組立体がそこにお
    いて前記カム装置に係合して前記枢着装置上の前記ヘッ
    ド組立体を中立位置へ偏倚する操作を可能にするばね偏
    倚されたプランジャを有し、そして振動誘起装置を前記
    ハンドル組立体に設け、前記ヘッド組立体を振動しかつ
    往復切削運動を前記個々の可動ブレードに伝えることを
    特徴とするかみそり組立体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のかみそり組立体におい
    て、シェービング補助装置が前記ヘッド組立体に固定さ
    れ、前記シェービング補助装置が嫌水性物質および親水
    性高分子物質によって形成されていることを特徴とする
    かみそり組立体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかの1項に記
    載のかみそり組立体において、前記ヘッド組立体がシェ
    ービング操作中に前記第1および第2ブレードとは独立
    的にそして前記ヘッド組立体の残りのものとも独立的に
    個々の移動をするために前記ヘッド組立体に取り付けら
    れたガード部分を含むことを特徴とするかみそり組立
    体。
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