JPH06267636A - コネクタ用接続片の製造方法 - Google Patents

コネクタ用接続片の製造方法

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JPH06267636A
JPH06267636A JP5450893A JP5450893A JPH06267636A JP H06267636 A JPH06267636 A JP H06267636A JP 5450893 A JP5450893 A JP 5450893A JP 5450893 A JP5450893 A JP 5450893A JP H06267636 A JPH06267636 A JP H06267636A
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connector
connecting piece
metal plate
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Kenichi Hatakeyama
健一 畠山
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NEC Tohoku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コネクタ用接続片の製造方法において、プレス
工程で使用される金属板素材の廃材となる部分を最小限
にし、材料を効率よく使用するとともに、コネクタへの
組立工程における工数削除をはかる。 【構成】キャリア14と一体構造の複数個の接続片10
をキャリア14と接続片10との連結部の端面18に対
して90度より小さい所定の角度で平行に配列されるよ
うに打抜き加工する第1の製造工程と、第1の製造工程
で生成された複数個の接続片10をキャリアの端面18
に近い位置で折曲げ、端面18に対して垂直に形成した
状態で隣接する接続片10の中心線同士の間隔15Aが
接続片を圧入するコネクタの隣接する孔同士の間隔と同
一の寸法に保持される第2の製造工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタ用接続片の製造
方法に関し、特に接続片の製造および組立を効率よく行
うことができるコネクタ用接続片の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタ用接続片の製造方法にお
いて、図4(a)の平面図は打抜き加工された状態を示
し、対応する接続先の接続片(図示せず)に対してある
圧力で接触する部分となる長さLを有する接触部31
と、コネクタとして使用する際に導線を巻き付ける部分
となる長さMを有する接続部32からなる接続片37を
金属板から複数個打ち抜いた状態を示す。ここでキャリ
ア34は打ち抜きプレスに金属板を装着して金属板を移
動させて行く部分で、所定ピッチNの間隔の孔を利用し
て金属板を例えば矢印の方向に送り打ち抜いて行く。こ
こでキャリアの端面38と垂直に打ち抜き加工される接
続片37と隣席する接続片37とのピッチ33と間隙3
6とは、金属板の廃材を少なくする条件と打ち抜きプレ
スの打ち抜き型の大きさが許す範囲でできるだけ狭くす
る。ハーフカット35は個片の接続片37として切り離
す部分であり、わずかに切り込みを入れた形状になって
いる。最終的にハーフカット35の部分でキャリア34
と切り離されて図4(b)の平面図に示すとおり接続片
37が個片として製作される。
【0003】次にこの接続片37をコネクタに組込む方
法は、図5の斜視図に示す樹脂等で成形されたコネクタ
本体37に設けられた所要の個数の孔38が所定の位置
関係で配置さており、これらの孔38に接続片37を1
個ずつ圧入していた。したがってコネクタ本体の孔のピ
ッチ15Bと図4(a)の接続片間のピッチ33とは相
違しており、ピッチ33は廃材を少なくするために狭い
幅に設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のコネクタ用
接続片の製造方法は接続片をキャリアから切り離して単
品状態とした接続片をコネクタの孔に圧入しているの
で、多大の工数を要し組立効率が悪い欠点がある。
【0005】本発明の目的は複数個の接続片の製造をで
きるだけ廃材の少ない製法とする。また、あらかじめコ
ネクタに組み込む工程を考慮に入れて製造し、組立ての
工数を大幅に短縮する接続片の製造方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタ用接続
片の製造方法はキャリアの一体構造の複数個の接続片を
前記キャリアと前記接続片との連結部の端面に対して9
0度より小さい所定の角度で平行に配列されるように打
抜き加工する第1の製造工程と、前記第1の製造工程で
生成された前記複数個の接続片を前記キャリアの前記端
面に近い位置で折曲げ前記端面に対して垂直に形成した
状態で隣接する前記接続片の中心線同士の間隔が前記接
続片を圧入するコネクタの隣接する孔同士の間隔と同一
の寸法に保持される第2の製造工程とを有する。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の平面図であり、図1
(a)は打抜きプレスにより金属板から接触部11,接
続部12からなる接続片10を複数個打ち抜いた状態を
示す。図1(b)は図1(a)の打ち抜いた複数個の接
続片10を折曲げた状態を示す。また、図2は図1
(b)の状態のキャリア14が連結されたままの複数個
の接続片10をコネクタ本体の対応する孔38に圧入す
る組立工程を示す説明図である。
【0008】次に本実施例の製造工程は、まず、図1
(a)において金属板から打ち抜かれた複数個の接続片
10はキャリア14と一体構造になっている。また、各
接続片10は所定の間隙16を保持し、かつキャリア1
4の端面18に対して90°より小さい角度θをなして
配列されている。この角度θは図1(b)により説明す
る折曲げ工程で折曲げによる破損がなく接続片同士のピ
ッチ15Aが後述する所定の寸法を保持できる範囲でで
きるだけ小さい値をとる。ここで打抜き加工する金属板
の幅は接続片の長さL+Mとすると(L+M)Sinθ
となり、かつ間隔16が小さいので、角度θが小さい程
金属板材料および廃材が少なくなる。
【0009】次に図1(b)に示す折曲げ工程では、各
接続片10は従来例と同様の機能を有する長さLの接触
部11,長さMの接続部12からなる接続片10と切断
部となるハーフカット13と、各接続片10と一体とな
っているキャリア14とから構成される。ここで接続片
10の折曲り部17は各接続片10の中心線がキャリア
14の各接続片を連結している端面18と直角になるよ
うに折り曲げる個所である。この折曲げられた状態でピ
ッチ15Aは後述するコネクタ37の孔のピッチ15B
と同一寸法に形成される。
【0010】次に図2により組立工程を説明する。コネ
クタ本体37は図5に示す従来例と同様の構造である
が、挿入される孔38は接続片10と対応する4個のみ
を示している。ここで隣接する孔38同士の中心間のピ
ッチ15Bは隣接する接続片10同士のピッチ15Aと
同じ寸法である。したがってキャリア14に連結された
複数個の接続片10は一回の圧入動作で対応する孔38
に挿入される。この圧入動作を完了した後に、複数の接
続片10はハーフカット13の個所で一回の切断動作に
より切断される。以上説明したように組立工程の作業が
大幅に簡略化される。なお、第1の製造工程である打抜
きによる廃材を少なくする手段としては、図3の平面図
に示すように、キャリア23とキャリア24にそれぞれ
連結された複数の接続片21と接続22とを間隙25を
利用して交互に配置する方法もある。ただし、この場合
には接続片10間のピッチ15Aは前述したようにコネ
クタの孔のピッチ15Bと合わせる必要があるので、接
続片の幅が間隙25の間に収まり、かつ打抜き型の余ゆ
うがある場合に限定される。この場合には前述した折曲
げ工程はもちろん不要となる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、キャリア
とある角度をもたせて接続片を形成する工程と、キャリ
アと接続片との連結部の近くを曲げ加工する工程と、キ
ャリアに付属したままの複数の接続片をコネクタの孔に
1回の圧入動作で挿入する組立工程とを採用した製造方
法とすることにより、打抜き加工の金属板材料と打抜き
加工の廃材を少なくすることができる。また、組立工程
における接続片の挿入に要する工数を大幅に短縮するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の打抜き加工された接続片の
製造工程を示す平面図である。
【図2】図1(b)の状態の接続片をコネクタに挿入す
る組立工程を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例における打抜き加工の別の実
施例を示す平面図である。
【図4】従来例のコネクタ用接続片の製造方法の製造工
程を示す平面図である。
【図5】図4の従来例による組立工程を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10,21,22 接続片 11 接触部 12 接続部 13 ハーフカット 14,23,24 キャリア 15A,15B ピッチ 16,25 間隙 17 折曲げ部 18 端面 37 コネクタ本体 38 孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアと一体構造の複数個の接続片を
    前記キャリアと前記接続片との連結部の端面に対して9
    0度より小さい所定の角度で平行に配列されるように打
    抜き加工する第1の製造工程と、前記第1の製造工程で
    生成された前記複数個の接続片を前記キャリアの前記端
    面に近い位置で折曲げ前記端面に対して垂直に形成した
    状態で隣接する前記接続片の中心線同士の間隔が前記接
    続片を圧入するコネクタの隣接する孔同士の間隔と同一
    の寸法に保持される第2の製造工程とを有することを特
    徴とするコネクタ用接続片の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の製造工程で生成されたキャリ
    アと一体構造の複数個の接続片を前記コネクタの孔に1
    回の圧入動作で挿入する第1の組立工程と、前記第1の
    組立工程が完了した後に前記接続片それぞれにあらかじ
    め設けられたハーフカットされた切り込み部の位置で切
    断する第2の組立工程とを有することを特徴とする請求
    項1記載のコネクタ用接続片の製造方法。
JP5054508A 1993-03-16 1993-03-16 コネクタ用接続片の製造方法 Expired - Fee Related JP3056013B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075988A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Dowa Metaltech Kk 板材の打抜き加工方法

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