JPH0430717B2 - - Google Patents

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JPH0430717B2
JPH0430717B2 JP59045436A JP4543684A JPH0430717B2 JP H0430717 B2 JPH0430717 B2 JP H0430717B2 JP 59045436 A JP59045436 A JP 59045436A JP 4543684 A JP4543684 A JP 4543684A JP H0430717 B2 JPH0430717 B2 JP H0430717B2
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press
terminal
circular arc
parts
hole
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JP59045436A
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、印刷配線板のスルーホール部に電気
導体の端子を圧入することにより、機械的固定お
よび電気的接続を行なう端子の圧入部分の構造及
び該端子の製造方法に関するものである。
〔発明の背景〕
従来この種の端子において印刷配線板のスルー
ホール部に圧入する部分の構造は、第1に中空穴
を設けて梁構造にしたもの、第2に金属板を切裂
き、曲げ加工を施して梁構造にしたもの第3に断
面形状をM,W,NあるいはV等のアコーデイオ
ン構造にしたもの、第4に断面形状においてU溝
を有し外形が円弧のいわゆる割ピン構造のものが
あつた。
しかるに、上述して従来の構造においては、以
下のような欠点があつた。まず第1,第2の従来
構造においては、中空穴加工、あるいは切裂き曲
げ加工は、小型化が困難であるため、印刷配線板
への電子部分の高密度実装化が図れない。また第
3の従来構造においては、スルーホールと接触す
る部分が限られた微小部分であるため、圧入後必
要とする機械的固定力を得るためには、スルーホ
ールの微小部分に大きな力をかけることになり、
スルーホールを圧潰破損するおそれがある。また
第4の従来構造においては、外形が円弧であるた
め、圧入後例えば端子に巻付け布線を施す場合の
端子かかるトルクでスルーホール内で端子が滑つ
て回るおそれがある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、スルーホールを圧潰破損する
ことなく、経時変化のない安定した機械的固定お
よび電気的接続を小形に実現する圧入固定端子及
びその製造方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、端子の圧入部の断面形状を、内縁部
はU字形状となすとともに、外縁部は複数個の円
弧部と複数個の直線部で形成せしめ、円弧部を上
記スルーホール部への圧接部とし、かつ、内縁部
の内壁円と外縁部の円弧部をほぼ同心円とし、上
記スルーホール部に圧入固定されたときに応力が
加わる部分の内縁部と外縁部の厚さをほぼ均等に
したことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を、図面に示した一実施例により
詳細に説明する。第1図は、本発明による端子3
を印刷配線板1に設けたスルーホール2に圧入す
る過程を示す斜視図である。端子3は、銅合金等
の電気導体からなり、その圧入部4がスルーホー
ル2に対して圧入状態になつて、端子3′のよう
に印刷配線板1に固定される。
ここで端子3の圧入部4の断面形状は、第2図
に示す如く、内側にU溝5を有し、外側は複数個
の円弧部6a,6b,6c,6dおよび複数個の
直線部7a,7b,7cを交互に組合せている。
第3図は、端子3の圧入部4がスルーホール2
に圧入された状態を示す断面図である。スルーホ
ール2の内壁導体8と端子3の圧入部4′は端子
3の円弧部6a,6b,6cおよび6dでのみ接
触し、直線部7a,7b,7cでは接触しない。
ここで端子圧入部4′は、スルーホール内壁導体
8によつて中心方向の力を受けて縮むが、圧入部
4′の縮み反力は、円弧部6a,6b,6c,6
dの接触部で集中的に受けるため、強固な接触と
なる。
次に、第1図乃至第3図に示した端子3の製造
方法を、第4図乃至第6図によつて説明する。第
4図a〜cは、金属板から第1図に示した端子3
を得る工程を示す平面図、第5図a〜cは第4図
a〜cの加工を行なわしめるプレス型の要部断面
図、第6図a〜cは、それぞれ第4図a〜cのX
−X拡大断面図である。
まず、第4図a及び第5図aに示す金属板M
は、第5図aに示す抜き型9(雄型9a,雌型9
b)によつて端子3a周縁の不要部分が打ち抜か
れ、その圧入部4aは第6図aに示すように断面
が矩形状とれる。なお、端子3aの上・下端は、
後の切断工程を容易になすために、例えばV字形
の切込みが設けられる。勿論この切込みは、第5
図aに示す抜き型9によつて形成することができ
る。
次に、第6図aに示した矩形状断面をもつ圧入
部4aは、第5図bに示す第1の絞り型10(雄
型10a,雌型10b)によつて絞り加工が施さ
れ第6図bに示すように略V字形の圧入部4bに
加工される。その平面図を第4図bに示す。
そして、第6図に示した略V字形の圧入部4b
は、第5図cに示す第2の絞り型11(雄型11
a,雌型11b)によつて第2の絞り加工が施さ
れ、第6図c、即ち第2図に示すような圧入部4
が得られるものである。その平面図を第4図cに
示す。最後に、第4図cに示した端子3cは、そ
の上・下端が金属板Mから切り離され、第1図に
示す端子3となる。
なお上記製造工程においては、絞り工程を2つ
としたが、加工条件によつては1つ或いは3つ以
上となしても良い。また第5図においては理解を
早めるために3つのプレス型を独立に動作せしめ
るように説明したが、例えば第5図a〜cの3つ
のプレス型を、金属板Mの送り方向に端子3a間
のピツチのn倍(nは1以上の整数)の位置に並
設し、3つのプレス型を同時に動作するようにな
せば、プレス駆動系がより簡略化される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、端子とスルーホール内壁との
接触部は、複数個の部分的円弧部で力が集中する
ため、機械的には強固な固定、電気的には安定し
た接続が得られる。また接触部はスルーホール内
壁円と端子の接触部円弧はほぼ同心円の関係にあ
るため、接触面相互のなじみは良く力が集中して
もスルーホール内壁導体を圧潰破損することはな
い。さらに非接触部を直線部で形成し、かつ、内
縁部の内壁円と外縁部の円弧部をほぼ同心円に
し、スルーホール部に圧入固定されたときに応力
が加わる部分の内縁部と外縁部の厚さをほぼ均等
にしたので経時変化により接触力が変化すること
がなく、信頼性の高い接続が得られる。一方、断
面形状としては、マイクロプレス加工の得意とす
るU溝形成を基本としているため、小形化に対し
ては充分対応がとれる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の一実施例を示すもので
ああり、第1図は全体斜視図、第2図は端子の圧
入部の断面図、第3図はスルーホールに圧入した
状態における端子圧入部の断面図、第4図a〜c
は端子の製造工程を示す平面図、第5図a〜cは
プレス型の要部断面図、第6図a〜cはそれぞれ
第4図a〜cのX−X拡大断面図である。 1……印刷配線板、2……スルーホール、3…
…端子、4……圧入部、5……U溝、6……円弧
部、7……直線部、8……スルーホール内壁導
体、9……抜き型、10……第1の絞り型、11
……第2の絞り型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 印刷配線板の円筒状のスルーホール部に圧入
    固定する端子において、該端子の圧入部の断面形
    状を、内縁部はU字形状となすとともに、外縁部
    は複数個の円弧部と複数個の直線部で形成せし
    め、該円弧部を上記スルーホール部への圧接部と
    し、かつ、該内縁部の内壁円と該外縁部の該円弧
    部をほぼ同心円とし、上記スルーホール部に圧入
    固定されたときに応力が加わる接触面部分の円弧
    部と非接触面部分の直線部の厚さをほぼ均等にし
    たことを特徴とする圧入固定端子。 2 上記円弧部を4個形成するとともに、該円弧
    部間に各々直線部を形成せしめ、上記4個の円弧
    部を圧接部として構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の圧入固定端子。 3 金属板から端子を残し該端子周縁の不要部分
    を打ち抜く第1の工程と、該第1の工程によつて
    残された端子の圧入部の断面形状を略V字形に絞
    り加工せしめる第2の工程と、該第2の工程によ
    つて絞り加工された略V字形断面形状を更に内側
    はU字形状となすとともに外側は複数個の円弧部
    と複数個の直線部を持つように絞り加工せしめる
    第3の工程と、該第3の工程の後上記金属板から
    端子を切断する第4の工程とを少なくとも含む圧
    入固定端子の製造方法。
JP59045436A 1984-03-12 1984-03-12 圧入固定端子及びその製造方法 Granted JPS60189879A (ja)

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JPS60189879A JPS60189879A (ja) 1985-09-27
JPH0430717B2 true JPH0430717B2 (ja) 1992-05-22

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JP3166706B2 (ja) 1998-04-14 2001-05-14 日本電気株式会社 プレイスインコンタクト

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6059676A (ja) * 1983-08-04 1985-04-06 システム・コンタクト・ゲゼルシャフト・フュア・エレクトロニッシェ・バウエレメンテ・エム・ベ−・ハ− コンプライアントプレス嵌め電気接点およびその製造方法

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