JPH11162611A - コネクタ端子の製造方法 - Google Patents

コネクタ端子の製造方法

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JPH11162611A
JPH11162611A JP32453797A JP32453797A JPH11162611A JP H11162611 A JPH11162611 A JP H11162611A JP 32453797 A JP32453797 A JP 32453797A JP 32453797 A JP32453797 A JP 32453797A JP H11162611 A JPH11162611 A JP H11162611A
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JP
Japan
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connector
connector terminals
connector terminal
terminals
terminal
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JP32453797A
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English (en)
Inventor
Koji Kano
宏司 狩野
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料の歩留りおよび製造設備のコストを削減
しながら寸法あるいは形状の異なる2種類のコネクタ端
子を合理的に製造する。 【解決手段】 帯状の金属板母材6の両側縁に沿って形
成された第1接続部7および第2接続部8間を架橋する
第1コネクタ端子4および第2コネクタ端子5を、相互
に逆方向を向くように交互に配置してプレスにより打ち
抜き成形する。c点およびd点を切断すると、第1接続
部7と一体の複数の第1コネクタ端子4が、第2接続部
8と一体の複数の第2コネクタ端子5から分離される。
隣接する第1コネクタ端子4の間隔2pおよび隣接する
第2コネクタ端子5の間隔2pは、それらが挿入される
コネクタハウジングの端子嵌着孔の間隔に等しく設定さ
れており、第1コネクタ端子4および第2コネクタ端子
5はそれぞれ一括して前記端子嵌着孔に挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1接続部で一体
に接続された複数の第1コネクタ端子および第2接続部
で一体に接続された複数の第2コネクタ端子を、それら
の長手方向が帯状の金属板母材の長手方向に直交するよ
うに配列して該金属板母材からプレス打ち抜きにより成
形するコネクタ端子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】接続部に所定ピッチで接続された複数の
コネクタ端子を金属板母材からプレスにより打ち抜き、
それら複数のコネクタ端子を、接続部に所定ピッチで接
続された状態のままコネクタハウジングの端子嵌着孔に
挿入するものが、特開昭59−16288号公報により
既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開昭
59−16288号公報に記載されたものは、金属板母
材から複数のコネクタ端子をプレス打ち抜きする際に、
そのコネクタ端子の配列ピッチがコネクタハウジングの
端子嵌着孔のピッチにより規制されるため、それらコネ
クタ端子の配列ピッチを小さくして金属板母材の歩留り
を向上させることができない問題がある。またコネクタ
が形状の異なる2種類のコネクタ端子を有する場合に
は、それぞれのコネクタ端子に対して別個のプレス金型
が必要になるために設備コストが嵩む問題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、材料の歩留りおよび製造設備のコストを削減しなが
ら寸法あるいは形状の異なる2種類のコネクタ端子を合
理的に製造することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、第1接続部で一体に
接続された複数の第1コネクタ端子および第2接続部で
一体に接続された複数の第2コネクタ端子を、それらの
長手方向が帯状の金属板母材の長手方向に直交するよう
に配列して該金属板母材からプレス打ち抜きにより成形
するコネクタ端子の製造方法において、第1コネクタ端
子および第2コネクタ端子を交互に配列するとともに、
隣接する第1コネクタ端子の間隔と、隣接する第2コネ
クタ端子の間隔とを、それらが挿入されるコネクタハウ
ジングの端子嵌着孔の間隔に一致させたことを特徴とす
る。
【0006】上記構成によれば、複数の第1コネクタ端
子が第1接続部に一体に接続されて一纏めにされ、複数
の第2コネクタ端子が第2接続部に一体に接続されて一
纏めにされるので、両コネクタ端子がバラバラに混じり
合うことが防止されて管理が容易になる。また第1コネ
クタ端子および第2コネクタ端子を1個のプレス金型に
より同一の金属板母材から同時に成形することが可能に
なってコストが削減されるだけでなく、両コネクタ端子
の製造個数を自動的に一致させて無駄を省くことができ
る。また第1接続部に接続されて整列状態にある複数の
第1コネクタ端子、あるいは第2接続部に接続されて整
列状態にある複数の第2コネクタ端子を一括してコネク
タハウジングの端子嵌着孔に挿入することができるの
で、それらコネクタ端子を1個ずつ端子嵌着孔に挿入す
る場合に比べて作業性が大幅に向上する。しかも第1コ
ネクタ端子の配列間隔をコネクタハウジングの端子嵌着
孔の配列間隔に一致させたために隣接する第1コネクタ
端子間に無駄な空間が形成されても、その空間を利用し
て第2コネクタ端子を配列することにより、金属板母材
の歩留りを向上させることができる。
【0007】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、第1コネクタ端子および第2コネク
タ端子は長手方向両端側にそれぞれ幅広部および幅狭部
を一体に備えており、第1コネクタ端子の幅広部および
幅狭部がそれぞれ第2コネクタ端子の幅狭部および幅広
部に対向するように配列したことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、第1コネクタ端子の幅
広部および幅狭部をそれぞれ第2コネクタ端子の幅狭部
および幅広部に対向させたので、第1、第2コネクタ端
子の幅広部どうしを対向させた場合に比べて、隣接する
コネクタ端子間の間隔を減少させて金属板母材の歩留り
を更に向上させることができる。
【0009】また請求項3に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、金属板母材から第1コネクタ端子お
よび第2コネクタ端子をプレス打ち抜きしたとき、第1
コネクタ端子の一端および第2コネクタ端子の他端は金
属板母材の一方の側縁に沿って形成した前記第1接続部
に接続され、且つ第1コネクタ端子の他端および第2コ
ネクタ端子の一端は金属板母材の他方の側縁に沿って形
成した前記第2接続部に接続されており、第1コネクタ
端子の他端を第2接続部から切断し、且つ第2コネクタ
端子の他端を第1接続部から切断することにより、第1
接続部と一体に接続された複数の第1コネクタ端子を、
第2接続部と一体に接続された複数の第2コネクタ端子
から分離することを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、第1コネクタ端子およ
び第2コネクタ端子をプレス打ち抜きしたときに金属板
母材の両側縁に沿って形成される第1、第2接続部を利
用し、その第1接続部で複数の第1コネクタ端子を一体
に接続し、その第2接続部で複数の第2コネクタ端子を
一体に接続するので、金属板母材の歩留りを更に向上さ
せることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1〜図5は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は雄端子コネクタの正面図、図2は図1の2−
2線断面図、図3は第1コネクタ端子および第2コネク
タ端子の平面図、図4は金属板母材から第1、第2コネ
クタ端子をプレス打ち抜きした状態を示す図、図5は第
1コネクタ端子群および第2コネクタ端子群を分離した
状態を示す図である。
【0013】図1および図2に示す雄端子コネクタCは
合成樹脂で一体成形したコネクタハウジング1を備えて
おり、このコネクタハウジング1に図示せぬ雌コネクタ
ハウジングが嵌合する筒状のガイド部2と、このガイド
部2の後端を閉塞する壁部3とが形成される。2列に配
列された11本の第1コネクタ端子4…および11本の
第2コネクタ端子5…の中間部が、前記壁部3に間隔2
pで形成した端子嵌着孔9…,10…(図2参照)にそ
れぞれ圧入されており、それら第1、第2コネクタ端子
4…,5…の一端はコネクタハウジング1のガイド部2
内に突出するとともに、他端はコネクタハウジング1の
外部に延出して直角に折り曲げられる。コネクタハウジ
ング1のガイド部2内に突出する第1、第2コネクタ端
子4…,5…の一端は、図示せぬ雄端子コネクタの雌端
子に結合可能であり、またコネクタハウジング1の外部
に延出して直角に折り曲げられた第1、第2コネクタ端
子4…,5…の他端は、図示せぬプリント基板に直接接
続される。
【0014】図3に示すように、第1コネクタ端子4お
よび第2コネクタ端子5は、すずメッキあるいは亜鉛メ
ッキを施して防錆処理した真ちゅう製の母材からプレス
打ち抜きで成形したもので、それぞれ幅広部4w,5w
と、幅狭部4n,5nとを備える。第1コネクタ端子4
および第2コネクタ端子5の幅広部4w,5wは同一形
状を有しているが、第1コネクタ端子4の幅狭部4nの
長さは第2コネクタ端子5の幅狭部5nよりも短くなっ
ている。
【0015】図4に示すように、第1コネクタ端子4…
および第2コネクタ端子5…は一定幅の帯状に形成され
た共通の金属板母材6からプレスにより打ち抜かれる。
第1コネクタ端子4…および第2コネクタ端子5…は、
それらの長手方向a−aが金属板母材6の長手方向b−
bに対して直交する方向に配置される。また第1コネク
タ端子4…および第2コネクタ端子5…は交互に配置さ
れ、且つ第1コネクタ端子4…および第2コネクタ端子
5…は相互に逆方向を向いて配置される。即ち、第1コ
ネクタ端子4…の幅広部4w…と第2コネクタ端子5…
の幅狭部5n…とが相互に向かい合うとともに、第1コ
ネクタ端子4…の幅狭部4n…と第2コネクタ端子5…
の幅広部5w…とが相互に向かい合っている。
【0016】そして、金属板母材6の一方の側縁に沿っ
て形成された第1接続部7に第1コネクタ端子4…の幅
広部4w…の先端と第2コネクタ端子5…の幅狭部5n
…の先端とが接続され、金属板母材6の他方の側縁に沿
って形成された第2接続部8に第1コネクタ端子4…の
幅狭部4n…の先端と第2コネクタ端子5…の幅広部5
w…の先端とが接続される。
【0017】このように、共通の金属板母材6から形状
の異なる第1コネクタ端子4…および第2コネクタ端子
5…を同時に打ち抜くことにより、金属板母材6が一種
類で済むだけでなく、第1コネクタ端子4…用のプレス
金型と第2コネクタ端子5…用のプレス金型とを1つに
纏めることが可能になり、コストの削減に寄与すること
ができる。
【0018】仮に第1コネクタ端子4…および第2コネ
クタ端子5…を別個にプレス打ち抜きすると仮定する
と、それらの配列間隔をコネクタハウジング1の端子嵌
着孔9…,10…の配列間隔2pに等しく設定した場合
に、隣接する第1コネクタ端子4…間、あるいは隣接す
る第2コネクタ端子5…間に無駄なスペースが発生し、
金属板母材6の歩留りが低下する問題がある。しかしな
がら、本実施例の如く、第1コネクタ端子4…および第
2コネクタ端子5…を交互に配置することにより、それ
らの配列間隔をpに減少させて金属板母材6の歩留りを
向上させるこができる。
【0019】また第1コネクタ端子4…および第2コネ
クタ端子5…を交互に配置し、且つ第1コネクタ端子4
…の幅広部4w…および幅狭部4nがそれぞれ第2コネ
クタ端子5…の幅狭部5n…および幅広部5wに対向す
るように、第1コネクタ端子4…および第2コネクタ端
子5…を相互に逆方向に配置したので、幅広部4w,5
wどうしを対向させる場合に比べて、隣接する第1コネ
クタ端子4…および第2コネクタ端子5…間の間隔pを
小さくして金属板母材6の歩留りを向上させることがで
きる。しかも第1コネクタ端子4…および第2コネクタ
端子5…の製造個数が自動的に一致するので、第1、第
2のコネクタ端子4…,5…の製造個数が不一致になっ
て無駄が発生することがない。
【0020】次工程において、第1接続部7と第2コネ
クタ端子5…の幅狭部5n…とをc点(図4参照)にお
いて切り離し、且つ第2接続部8と第1コネクタ端子4
…の幅狭部4n…とをd点(図4参照)において切り離
すことにより、図5に示すように、第1接続部7に一体
に連なる第1コネクタ端子4…と、第2接続部8に一体
に連なる第2コネクタ端子5…とを分離する。この状態
で、隣接する第1コネクタ端子4…の間隔は2pに等し
くなり、且つ隣接する第2コネクタ端子5…の間隔は2
pに等しくなる。
【0021】このように、第1コネクタ端子4…および
第2コネクタ端子5…のプレス打ち抜き時に金属板母材
6の両側縁に形成される第1接続部7および第2接続部
8を利用し、第1接続部7を介して第1コネクタ端子4
…どうしを一纏めにし、第2接続部8を介して第2コネ
クタ端子5…どうしを一纏めにすることにより、金属板
母材6の歩留りを向上させることができ、しかも第1コ
ネクタ端子4…および第2コネクタ端子5…が相互に混
じり合うのを防止しながら第1コネクタ端子4…および
第2コネクタ端子5…を分離することができる。
【0022】次工程において、11個の第1コネクタ端
子4…がグループを構成するように第1接続部7を所定
間隔で切断し、また11個の第2コネクタ端子5…がグ
ループを構成するように第2接続部8を所定間隔で切断
する。そして第1接続部7に接続された11個の第1コ
ネクタ端子4…の幅狭部4n…をコネクタハウジング1
の11個の端子嵌着孔9…に挿入して固定した後、第1
接続部7を幅広部4w…からe点(図5参照)において
切断し、更にコネクタハウジング1から突出する幅狭部
4n…を一括して折り曲げ加工する(図2参照)。同様
に、第2接続部8に接続された11個の第2コネクタ端
子5…の幅狭部5n…をコネクタハウジング1の11個
の端子嵌着孔10…に挿入して固定した後、第2接続部
8を幅広部5w…からf点(図5参照)において切断
し、更にコネクタハウジング1から突出する幅狭部5n
…一括して折り曲げ加工する(図2参照)。
【0023】このように、第1接続部7に接続された複
数の第1コネクタ端子4…は間隔2pで整列しているた
め、それらをコネクタハウジング1に間隔2pで形成し
た端子嵌着孔9…に一括して挿入することができ、また
第2接続部8に接続された複数の第2コネクタ端子5…
は間隔2pで整列しているため、それらをコネクタハウ
ジング1に間隔2pで形成した端子嵌着孔10…に一括
して挿入することができる。その結果、第1コネクタ端
子4…および第2コネクタ端子5…を1本ずつ端子嵌着
孔9…,10…に挿入する場合に比べて、その作業性が
大幅に向上する。
【0024】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0025】例えば、実施例ではコネクタハウジング1
の端子嵌着孔9…に挿入した11個の第1コネクタ端子
4…を第1接続部7から切り離した後に折り曲げ加工し
ているが、第1コネクタ端子4…を折り曲げ加工した後
に第1接続部7を切断することもできる。同様に、コネ
クタハウジング1の端子嵌着孔10…に挿入した11個
の第2コネクタ端子5…を第2接続部8から切り離した
後に折り曲げ加工する代わりに、第2コネクタ端子5…
を折り曲げ加工した後に第2接続部8を切断することも
できる。尚、実施例のように、第1コネクタ端子4…を
折り曲げ加工した後に第2コネクタ端子5…を折り曲げ
加工することにより、第2コネクタ端子5…の折曲加工
時に第1、第2コネクタ端子4…,5…の干渉を回避し
て作業性を向上させることができる。
【0026】また、第1コネクタ端子4…の挿入、切
断、折り曲げ(あるいは挿入、折り曲げ、切断)の後
に、第2コネクタ端子5…の挿入、切断、折り曲げ(あ
るいは挿入、折り曲げ、切断)を行う代わりに、第2コ
ネクタ端子5…の挿入、切断、折り曲げ(あるいは挿
入、折り曲げ、切断)の後に、第1コネクタ端子4…の
挿入、切断、折り曲げ(あるいは挿入、折り曲げ、切
断)を行うことも可能である。更に、第1、第2コネク
タ端子4…,5…の挿入→第1、第2コネクタ端子4
…,5…の切断→第1、第2コネクタ端子4…,5…の
折り曲げという手順、あるいは第1、第2コネクタ端子
4…,5…の挿入→第1、第2コネクタ端子4…,5…
の折り曲げ→第1、第2コネクタ端子4…,5…の切断
という手順を採用することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、複数の第1コネクタ端子が第1接続部に一体
に接続されて一纏めにされ、複数の第2コネクタ端子が
第2接続部に一体に接続されて一纏めにされるので、両
コネクタ端子がバラバラに混じり合うことが防止されて
管理が容易になる。また第1コネクタ端子および第2コ
ネクタ端子を1個のプレス金型により同一の金属板母材
から同時に成形することが可能になってコストが削減さ
れるだけでなく、両コネクタ端子の製造個数を自動的に
一致させて無駄を省くことができる。また第1接続部に
接続されて整列状態にある複数の第1コネクタ端子、あ
るいは第2接続部に接続されて整列状態にある複数の第
2コネクタ端子を一括してコネクタハウジングの端子嵌
着孔に挿入することができるので、それらコネクタ端子
を1個ずつ端子嵌着孔に挿入する場合に比べて作業性が
大幅に向上する。しかも第1コネクタ端子の配列間隔を
コネクタハウジングの端子嵌着孔の配列間隔に一致させ
たために隣接する第1コネクタ端子間に無駄な空間が形
成されても、その空間を利用して第2コネクタ端子を配
列することにより、金属板母材の歩留りを向上させるこ
とができる。
【0028】また請求項2に記載された発明によれば、
第1コネクタ端子の幅広部および幅狭部をそれぞれ第2
コネクタ端子の幅狭部および幅広部に対向させたので、
第1、第2コネクタ端子の幅広部どうしを対向させた場
合に比べて、隣接するコネクタ端子間の間隔を減少させ
て金属板母材の歩留りを更に向上させることができる。
【0029】また請求項3に記載された発明によれば、
第1コネクタ端子および第2コネクタ端子をプレス打ち
抜きしたときに金属板母材の両側縁に沿って形成される
第1、第2接続部を利用し、その第1接続部で複数の第
1コネクタ端子を一体に接続し、その第2接続部で複数
の第2コネクタ端子を一体に接続するので、金属板母材
の歩留りを更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】雄端子コネクタの正面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】第1コネクタ端子および第2コネクタ端子の平
面図
【図4】金属板母材から第1、第2コネクタ端子をプレ
ス打ち抜きした状態を示す図
【図5】第1コネクタ端子群および第2コネクタ端子群
を分離した状態を示す図
【符号の説明】
1 コネクタハウジング 4 第1コネクタ端子 4n 幅狭部 4w 幅広部 5 第2コネクタ端子 5n 幅狭部 5w 幅広部 6 金属板母材 7 第1接続部 8 第2接続部 9 端子嵌着孔 10 端子嵌着孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1接続部(7)で一体に接続された複
    数の第1コネクタ端子(4)および第2接続部(8)で
    一体に接続された複数の第2コネクタ端子(5)を、そ
    れらの長手方向が帯状の金属板母材(6)の長手方向に
    直交するように配列して該金属板母材(6)からプレス
    打ち抜きにより成形するコネクタ端子の製造方法におい
    て、 第1コネクタ端子(4)および第2コネクタ端子(5)
    を交互に配列するとともに、隣接する第1コネクタ端子
    (4)の間隔と、隣接する第2コネクタ端子(5)の間
    隔とを、それらが挿入されるコネクタハウジング(1)
    の端子嵌着孔(9,10)の間隔に一致させたことを特
    徴とする、コネクタ端子の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1コネクタ端子(4)および第2コネ
    クタ端子(5)は長手方向両端側にそれぞれ幅広部(4
    w,5w)および幅狭部(4n,5n)を一体に備えて
    おり、第1コネクタ端子(4)の幅広部(4w)および
    幅狭部(4n)がそれぞれ第2コネクタ端子(5)の幅
    狭部(5n)および幅広部(5w)に対向するように配
    列したことを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ端
    子の製造方法。
  3. 【請求項3】 金属板母材(6)から第1コネクタ端子
    (4)および第2コネクタ端子(5)をプレス打ち抜き
    したとき、第1コネクタ端子(4)の一端および第2コ
    ネクタ端子(5)の他端は金属板母材(6)の一方の側
    縁に沿って形成した前記第1接続部(7)に接続され、
    且つ第1コネクタ端子(4)の他端および第2コネクタ
    端子(5)の一端は金属板母材(6)の他方の側縁に沿
    って形成した前記第2接続部(8)に接続されており、
    第1コネクタ端子(4)の他端を第2接続部(8)から
    切断し、且つ第2コネクタ端子(5)の他端を第1接続
    部(7)から切断することにより、第1接続部(7)と
    一体に接続された複数の第1コネクタ端子(4)を、第
    2接続部(8)と一体に接続された複数の第2コネクタ
    端子(5)から分離することを特徴とする、請求項1に
    記載のコネクタ端子の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251487A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Alps Electric Co Ltd スパイラル接触子及びスパイラルシート並びにスパイラル接触子の製造方法
WO2011096499A1 (ja) 2010-02-03 2011-08-11 矢崎総業株式会社 コネクタ端子の製造方法及び多段コネクタの組立方法
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