JPH06267209A - 記録再生装置のヘッドシーク機構 - Google Patents

記録再生装置のヘッドシーク機構

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JPH06267209A
JPH06267209A JP5445793A JP5445793A JPH06267209A JP H06267209 A JPH06267209 A JP H06267209A JP 5445793 A JP5445793 A JP 5445793A JP 5445793 A JP5445793 A JP 5445793A JP H06267209 A JPH06267209 A JP H06267209A
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JP
Japan
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head
media address
tracks
data
zone
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JP5445793A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Wachi
滋明 和智
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CAV(回転角速度一定)フォーマットと略
同様の手法でゾーニングされたCAVフォーマットの記
録ディスクについてヘッドのシークを行う。オーバーシ
ュート等を発生することなく、しかも、シーク時間を短
縮する。 【構成】 各ゾーンのメディアアドレス範囲のデータ、
各ゾーンのトラック数のデータ及び各ゾーンの1トラッ
ク当たりのセクター数のデータをメモリ7に記憶し、こ
のデータを用いて演算手段8が現在メディアアドレスか
ら目標メディアアドレスまでのトラック本数を演算し、
この演算したトラック本数に光学ヘッド2の飛び越した
トラック本数が近づくに従って光学ヘッド2の減速度を
小さくするようヘッド送りサーボ回路3が制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるゾーニングさ
れたCAV(回転角速度一定)フォーマットの記録ディ
スクに最適な記録再生装置のヘッドシーク機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CAV(回転角速度一定)フォーマット
の記録ディスクは、各トラックに記録されたメディアア
ドレス(ID部)が同一半径方向に並んでおり、内外周
を問わず1トラックのセクター数が同じである。そのた
め、1トラック分のセクター数さえ認識すれば、単純な
計算でヘッドのシーク動作を行うことができる。
【0003】また、従来はヘッドの読み出した現在メデ
ィアアドレスのトラックから目標メディアアドレスのト
ラックまでのトラック本数(TN)を算出すると、図5
に示す如く、目標トラックまでの前半は一定の加速度で
加速し、後半は一定の減速度で減速する速度プロファイ
ルでヘッドのシークを行っていた。
【0004】ところで、上記CAVフォーマットを基本
として、ゾーニングされたCAVフォーマットが提案さ
れている。このゾーニングされたCAVフォーマット
は、全トラックを複数のゾーンに区分し、同一ゾーン内
でのみメディアアドレスが同一半径方向に並んでいる。
各ゾーン毎に記録ディスクの回転速度を可変する以外は
CAVフォーマットの記録ディスクと略同様のサーボで
記録・再生を実行し、記録周波数を全体的に高めること
によって高密度記録を可能とするフォーマットである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
ゾーニングされたCAVフォーマットは、各ゾーン毎に
1トラック当たりのセクター数が異なるため、従来のよ
うな手段では現在メディアアドレスから目標メディアア
ドレスまでのトラック本数を算出できないという問題が
ある。
【0006】また、従来のような一定加速と一定減速の
みの組み合わせの速度プロファイルではシーク時間をで
きるだけ早くしようとすると、減速比が大きくなり過ぎ
てオーバーシュート、揺動等が発生するという問題があ
る。
【0007】そこで、本発明はゾーニングされたCAV
フォーマットの記録ディスクを用いる装置にあっても、
CAVフォーマットと略同様の手法でシークが可能であ
る記録再生装置のヘッドシーク機構を提供することを課
題とする。又、他の本発明はオーバーシュート、揺動等
を発生することなく、しかも、できるだけシーク時間を
短くできる記録再生装置のヘッドシーク機構を提供する
ことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の請求項1に係る発明の記録再生装置のヘッドシーク機
構は、各ゾーンのメディアアドレス範囲のデータ、各ゾ
ーンのトラック数のデータ及び各ゾーンの1トラック当
たりのセクター数のデータをそれぞれ記憶するメモリ
と、このメモリの読み出しを制御可能であり、ヘッドの
読み出した現在メディアアドレスと目標メディアアドレ
スが入力されると演算に必要なデータを前記メモリから
読み出すコントローラと、現在メディアアドレス、目標
メディアアドレス及び前記コントローラの読み出したデ
ータに基づき現在メディアアドレスのトラックから目標
メディアアドレスのトラックまでのトラック本数を算出
する演算手段と、この演算手段の演算結果に基づき前記
ヘッドのシークを制御するヘッド送りサーボ回路とを備
えたものである。
【0009】また、請求項2に係る発明の記録再生装置
のヘッドシーク機構は、ヘッドの読み出した現在メディ
アアドレスのトラックから目標メディアアドレスのトラ
ックまでのトラック本数を算出する演算手段と、前記ヘ
ッドのシークに際して前記ヘッドが飛び越すトラック本
数をカウントし、前記演算手段の算出したトラック本数
に対する前記カウント値に基づき前記ヘッドシークの移
動速度を制御し、前記カウント値が前記演算手段の算出
したトラック本数に近づくに従って減速度を小さくする
ヘッド送りのサーボ回路とを備えたものである。
【0010】さらに、請求項3に係る発明の記録再生装
置のヘッドシーク機構は、各ゾーンのメディアアドレス
範囲のデータ、各ゾーンのトラック本数のデータ及び各
ゾーンの1トラック当たりのセクター数のデータをそれ
ぞれ記憶するメモリと、このメモリの読み出しを制御可
能であり、ヘッドの読み出した現在メディアアドレスと
目標メディアアドレスが入力されると演算に必要なデー
タを前記メモリから読み出すコントローラと、現在メデ
ィアアドレス、目標メディアアドレス及び前記コントロ
ーラの読み出したデータに基づき現在メディアアドレス
のトラックから目標メディアアドレスのトラックまでの
トラック本数を算出する演算手段と、前記ヘッドのシー
クに際して前記ヘッドが飛び越すトラック本数をカウン
トし、前記演算手段の算出したトラック本数に対する前
記カウント値に基づき前記ヘッドの移動速度を制御し、
前記カウント値が前記演算手段の算出したトラック本数
に近づくに従って減速度を小さくするヘッド送りサーボ
回路とを備えたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、ゾーニングされたC
AVフォーマットの記録ディスクにあって、コントロー
ラに現在メディアアドレスと目標メディアアドレスが入
力されると、この演算に必要なメモリのデータを読み出
し、演算手段がこれらのデータ等より目標トラックまで
のトラック数を算出し、ヘッド送りサーボ回路がこの算
出結果に基づきヘッドをシークさせる。
【0012】請求項2の発明によれば、コントローラに
現在メディアアドレスと目標メディアアドレスが入力さ
れると、演算手段が目標トラックまでのトラック数を算
出し、ヘッド送りサーボ回路がこの算出結果のトラック
数に対するカウント値に基づきヘッドの移動速度を制御
して算出結果のトラック数にヘッドの飛び越しトラック
数が近づくに従って減速度を小さくするよう速度プロフ
ァイルを決定する。
【0013】請求項3の発明によれば、ゾーニングされ
たCAVフォーマットの記録ディスクにあって、コント
ローラに現在メディアアドレスと目標メディアアドレス
が入力されると、この演算に必要なメディアアドレスの
データをコントローラが読み出し、演算手段がこれらの
データ等より目標トラックまでのトラック数を算出し、
ヘッド送りサーボ回路がこの算出結果のトラック数に対
するカウント値に基づきヘッドの移動速度を制御して算
出結果のトラック数にヘッドの飛び越しトラック数が近
づくに従って減速度を小さくするよう速度プロファイル
を決定する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1から図4は本発明の一実施例を示し、この実施
例では記録再生装置である光磁気ディスクドライブ装置
のヘッドシーク機構に適用した場合を示す。
【0015】図1にはヘッドシーク機構の回路ブロック
図が示されている。図1において、光磁気ディスクD
は、ゾーニングされたCAVフォーマットにて構成さ
れ、この光磁気ディスクDはスピンドルモータM1にて
回転駆動される。このスピンドルモータM1はスピンド
ルサーボ回路1のサーボ信号によって回転数等が制御さ
れる。
【0016】光学ヘッド2は、光磁気ディスクDの半径
方向に光学ヘッド送りモータM2の駆動力で移動自在に
構成され、光学ヘッド送りモータM2はヘッド送りサー
ボ回路3のサーボ信号によって制御される。又、光学ヘ
ッド2のピックアップしたMO信号はアドレスデコーダ
4に供給され、アドレスデコーダ4は復調したメディア
アドレスをコントローラ5に出力する。さらに、光学ヘ
ッド2で得たトラッキングエラー信号はゼロクロス検出
回路6に供給され、ゼロクロス検出回路6はトラッキン
グエラー信号がゼロレベルになる毎にパルスをヘッド送
りサーボ回路3のU/Dカウンタ9に出力する。
【0017】前記コントローラ5はメモリ7の読み出し
と共に演算手段8を制御する。メモリ7は、下記表1に
示す如く光ディスクDの各ゾーン(Z0〜Zn)のメディ
アアドレス範囲のデータ(Z0:ID0〜IDn,Z1:I
n+1〜ID2n,…)、各ゾーンのトラック数のデータ
(Z0:T1個,Z1:T2個,…)及び各ゾーンの1トラ
ック当たりのセクター数のデータ(Z0:S0個,Z1
1個,…)のデータテーブルを有する。
【0018】
【表1】
【0019】コントローラ5は記録再生モード時にはア
ドレスデコーダ4のメディアアドレスが入力されると、
メモリ7のデータテーブルを参照してこの現在メディア
アドレスIDcの属するゾーンZ(N)を認識し、この
ゾーン信号をスピンドルサーボ回路1に出力する。スピ
ンドルサーボ回路1はゾーン信号に応じた回転スピード
とするべくスピンドルモータM1を制御する。
【0020】また、コントローラ5は図示しないホスト
コンピュータよりロジカルブロックアドレス(LBA)
が出力されると、このロジカルブロックアドレスに対応
する光磁気ディスクD上の目標メディアアドレスID0
を認識する。そして、メモリ7のデータテーブルを参照
して現在メディアアドレスIDcの属するゾーンZ
(N)、目標メディアアドレスの属するゾーンZ(N+
n)又はZ(N−n)、ゾーンZ(N)とゾーンZ(n
+1)又はZ(n−1)の境のID、ゾーンZ(N+
n)又はZ(N−n)とゾーンZ(N+n−1)又はゾ
ーンZ(N−n+1)の境のID、ゾーンZ(N)のセ
クター数、ゾーンZ(N+n)又はZ(N−n)のセク
ター数、ゾーンZ(N)からゾーンZ(N+n)又はZ
(N−n)までの各ゾーンのトラック数をそれぞれ読み
出し、これらのデータと共に現在メディアアドレスID
c及び目標メディアアドレスID0を演算手段8に出力す
る。
【0021】演算手段8は、これらのデータより現在メ
ディアアドレスIDcのトラックから目標メディアアド
レスID0のトラックまでのトラック本数TNを下記式よ
り算出する。即ち、図2に示す如くID0>IDcの場合
には、
【0022】
【数1】
【0023】の式を演算する。
【0024】また、図3に示す如くID0<IDcの場合
には、
【0025】
【数2】
【0026】の式を演算する。
【0027】また、コントローラ5はシークモードが選
択されるとヘッド送りサーボ回路3のU/Dカウンタ9
にクリアー信号及び演算手段8の算出したトラック本数
Nの2分の1値をU/Dカウンタ9に出力すると共に
初期設定回路10に現在メディアアドレスIDcと目標
メディアアドレスID0の大小情報を出力する。初期設
定回路10はIDo>IDcのとき「1」、IDo<IDc
のとき「0」のデータをエクスクルーシブオア12及び
第1切換スイッチSW1に出力する。
【0028】U/Dカウンタ9は、クリアー信号によっ
てカウント値をクリアーする。そして、ゼロクロス検出
回路6の出力するパルスをアップカウントし、このカウ
ント値がTN/2になると今度はゼロクロス検出回路6
の出力するパルスをダウンカウントする。これらのカウ
ント値は常時平方根演算器11に出力される。又、U/
Dカウンタ9はアップカウント時には「1」信号をエク
スクルーシブオア12に出力し、ダウンカウント時には
「0」信号をエクスクルーシブオア12に出力する。さ
らに、U/Dカウンタ9はカウント値がP1(TN
2)、ダウンカウント時のカウント値がP2,P3となる
とそのデータ(K設定信号)をゲイン可変アンプ13に
出力する。
【0029】前記平方根演算器11はU/Dカウンタ9
のカウント値の平方根データをゲイン可変アンプ13に
出力する。このゲイン可変アンプ13は前記U/Dカウ
ンタ9のK設定信号に基づきゲイン可変した値を演算器
14に出力する。
【0030】一方、速度センサ15は光学ヘッド2の移
動速度を検出し、この速度データは第1切換スイッチS
1のa選択端子にそのまま導かれていると共に反転ア
ンプ16を介して第1切換スイッチSW1のb選択端子
に導かれている。第1切換スイッチSW1は「1」信号
のときa選択端子を、「0」信号のときb選択端子をそ
れぞれ選択し、第1切換スイッチSW1の選択した速度
データは演算器14に供給されている。即ち、第1切換
スイッチSW1は光学ヘッド2の移動方向を決定し、a
選択端子の選択時には図2の正方向に、b選択端子の選
択時には図2の負方向に移動する。
【0031】演算器14はゲイン可変アンプ13のデー
タ(理論速度データ)と第1切換スイッチSW1のデー
タ(実際速度データ)との差を演算し、この差信号は第
2切換スイッチSW2のa選択端子にそのまま導かれて
いると共に反転アンプ17を介して第2切換スイッチS
2のb選択端子に導かれている。第2切換スイッチS
2はエクスクルーシブオア12の出力が「0」信号の
ときa選択端子を、「1」信号のときb選択端子をそれぞ
れ選択し、選択した差信号はドライブ回路18に供給さ
れている。即ち、第2切換スイッチSW2は光学ヘッド
2の加速・減速を決定し、a選択端子の選択時には加速
し、b選択端子の選択時には減速する。ドライブ回路1
8は差信号に基づくドライブ信号を光学ヘッド送りモー
タM2に出力する。
【0032】上記構成によれば、ロジカルブロックアド
レス(LBA)がコントローラ5に入力されると、コン
トローラ5はシークモードに移る。即ち、ロジカルブロ
ックアドレスより光磁気ディスクD上の目標メディアア
ドレスID0を認識し、且つ、アドレスデコーダ4のア
ドレスデコーダより現在メディアアドレスIDcを知
る。そして、コントローラ5は上述の如くメモリ7と演
算手段8を制御して現在メディアアドレスIDcのトラ
ックから目標メディアアドレスID0のトラックまでの
トラック本数TNを得る。従って、従来のCAVフォー
マットの場合と比較して多少メモリ7のデータ量が多
く、又、演算手段8の演算式が複雑になるが略同様にト
ラック本数TNを算出できる。
【0033】そして、算出したトラック本数のTN/2
値がカウンタ9に出力され、例えばIDc<ID0の場合
には第1切換スイッチSW1及び第2切換スイッチSW2
が共にa選択端子に接続される。U/Dカウンタ9はT
N/2値までアップカウントしてそのカウント値に基づ
く速度データが演算器14に出力され、この速度データ
に追従するべく光学ヘッド2の移動速度が制御される。
U/Dカウンタ9のアップカウント時はゲイン可変アン
プ13のゲインがK1値であるため、図4に示すように
一定比で加速される。
【0034】U/Dカウンタ9のカウント値がTN/2
になると、今度はダウンカウントを開始する。U/Dカ
ウンタ9のカウント値がTN/2の時点で第2切換スイ
ッチSW2の接続がb選択端子に切り換えられると共に
ゲイン可変アンプ13のゲインがK2値に切り換えられ
て図4に示すように一定の減速度で減速される。
【0035】U/Dカウンタ9のカウント値がP2にな
ると、ゲイン可変アンプ13のゲインがK3値に切り換
えられ、次にP3になるとゲイン可変アンプ13のゲイ
ンがK4値に切り換えられ、図4に示す如く光学ヘッド
2の減速度がその都度小さくされる。そして、U/Dカ
ウンタ9のカウント値がゼロになった時点で停止され、
この際には光学ヘッド2の減速度が十分に小さくなって
いるため、光学ヘッド2はオーバーシュート、揺動等を
することなく停止される。
【0036】尚、この実施例では本発明を光磁気ディス
クドライブ装置に適用したが、光ディスクドライブ装置
や磁気ディスクドライブ装置等にも同様に適用できる。
【0037】尚、この実施例においては、シーク距離の
中間地点で加速から減速に切り換えるよう構成したが、
中間地点の手前又は中間地点を過ぎた時点で切り換えて
も良く、又、この実施例では減速度を3段階に切り換え
たが、2段階でも、又は、4段階以上に切り換えるよう
構成しても良い。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、各ゾーンのメディアアドレス範囲のデータ、各ゾー
ンのトラック数のデータ及び各ゾーンの1トラック当た
りのセクター数のデータをメモリに記憶し、このデータ
等を用いて現在メディアアドレスのトラックから目標メ
ディアアドレスのトラックまでのトラック本数を演算で
求めるよう構成したので、CAVフォーマットの場合に
較べて多少データ記憶量が多くなるが略同様の手法でゾ
ーニングされたCAVフォーマットのシークが可能であ
るという効果がある。
【0039】また、請求項2の発明によれば、目的のト
ラックに近づくに従ってヘッドの減速度を小さくするよ
う制御したので、オーバーシュート、揺動等を発生する
ことなく、しかも、シーク時間の短縮が可能であるとい
う効果がある。
【0040】さらに、請求項3の発明によれば、各ゾー
ンのメディアアドレス範囲のデータ、各ゾーンのトラッ
ク数のデータ及び各ゾーンの1トラック当たりのセクタ
ー数のデータをメモリに記憶し、このデータ等を用いて
現在メディアアドレスのトラックから目標メディアアド
レスのトラックまでのトラック本数を演算で求め、目的
のトラックに近づくに従ってヘッドの減速度を小さくす
るよう制御したので、CAVフォーマットの場合に較べ
て多少データ記憶量が多くなるが略同様の手法でゾーニ
ングされたCAVフォーマットのシークが可能であると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】光磁気ディスクドライブ装置のヘッドシーク機
構の回路ブロック図(実施例)。
【図2】光磁気ディスクのゾーニングのフォーマット図
(実施例)。
【図3】光磁気ディスクのゾーニングのフォーマット図
(実施例)。
【図4】ヘッドシーク時の速度プロファイルを示すグラ
フ(実施例)。
【図5】ヘッドシーク時の速度プロファイルを示すグラ
フ(従来例)。
【符号の説明】
2…光学ヘッド(ヘッド) 3…ヘッド送りサーボ回路 5…コントローラ 7…メモリ 8…演算手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ゾーンのメディアアドレス範囲のデー
    タ、各ゾーンのトラック数のデータ及び各ゾーンの1ト
    ラック当たりのセクター数のデータをそれぞれ記憶する
    メモリと、 このメモリの読み出しを制御可能であり、ヘッドの読み
    出した現在メディアアドレスと目標メディアアドレスが
    入力されると演算に必要なデータを前記メモリから読み
    出すコントローラと、 現在メディアアドレス、目標メディアアドレス及び前記
    コントローラの読み出したデータに基づき現在メディア
    アドレスのトラックから目標メディアアドレスのトラッ
    クまでのトラック本数を算出する演算手段と、 この演算手段の演算結果に基づき前記ヘッドのシークを
    制御するヘッド送りサーボ回路とを備えたことを特徴と
    する記録再生装置のヘッドシーク機構。
  2. 【請求項2】 ヘッドの読み出した現在メディアアドレ
    スのトラックから目標メディアアドレスのトラックまで
    のトラック本数を算出する演算手段と、 前記ヘッドのシークに際して前記ヘッドが飛び越すトラ
    ック本数をカウントし、前記演算手段の算出したトラッ
    ク本数に対する前記カウント値に基づき前記ヘッドの移
    動速度を制御し、前記カウント値が前記演算手段の算出
    したトラック本数に近づくに従って減速度を小さくする
    ヘッド送りサーボ回路とを備えたことを特徴とする記録
    再生装置のヘッドシーク機構。
  3. 【請求項3】 各ゾーンのメディアアドレス範囲のデー
    タ、各ゾーンのトラック数のデータ及び各ゾーンの1ト
    ラック当たりのセクター数のデータをそれぞれ記憶する
    メモリと、 このメモリの読み出しを制御可能であり、ヘッドの読み
    出した現在メディアアドレスと目標メディアアドレスが
    入力されると演算に必要なデータを前記メモリから読み
    出すコントローラと、 現在メディアアドレス、目標メディアアドレス及び前記
    コントローラの読み出したデータに基づき現在メディア
    アドレスのトラックから目標メディアアドレスのトラッ
    クまでのトラック本数を算出する演算手段と、 前記ヘッドのシークに際して前記ヘッドが飛び越すトラ
    ック本数をカウントし、前記演算手段の算出したトラッ
    ク本数に対する前記カウント値に基づき前記ヘッドの移
    動速度を制御し、前記カウント値が前記演算手段の算出
    したトラック本数に近づくに従って減速度を小さくする
    ヘッド送りサーボ回路とを備えたことを特徴とする記録
    再生装置のヘッドシーク機構。
JP5445793A 1993-03-16 1993-03-16 記録再生装置のヘッドシーク機構 Pending JPH06267209A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628575B1 (en) 2000-09-29 2003-09-30 Fujitsu Limited Track jump method for ZCAV system and storage apparatus employing ZCAV system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628575B1 (en) 2000-09-29 2003-09-30 Fujitsu Limited Track jump method for ZCAV system and storage apparatus employing ZCAV system

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