JPH06266835A - 描画方式 - Google Patents

描画方式

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JPH06266835A
JPH06266835A JP5092693A JP5092693A JPH06266835A JP H06266835 A JPH06266835 A JP H06266835A JP 5092693 A JP5092693 A JP 5092693A JP 5092693 A JP5092693 A JP 5092693A JP H06266835 A JPH06266835 A JP H06266835A
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JP5092693A
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Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、線画の線切れを抽出して接続し、
描画する描画方式に関し、線画の線切れ部分を抽出して
接続し、線切れ部分の探索時間を削減、線画の彩色の失
敗を防止、および細かい部分の線切れをつなぐ作業を軽
減することを目的とする。 【構成】 線切れの端点を検出するパターンを予め登録
する端点パターンテーブル71と、端点に接続する相手
の端点の接続範囲を予め登録する接続範囲テーブル81
とを備え、入力された線画について、端点パターンテー
ブル71と照合を行って一致する線切れのパターンの端
点を全て抽出し、これら抽出した端点に対応する接続範
囲テーブル81を参照して相手の端点が接続範囲内とし
て見つかったときに両者を接続(あるいは接続した後に
その部分を強調表示)するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線画の線切れを抽出し
て接続し、描画する描画方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アニメーション制作システムは、
図10のようなシステム構成によってアニメーションの
図形を描画する場合、以下のような手順で描画してい
た。
【0003】(1) オペレータが背景およびセル画
を、入力装置(カラースキャナ、TVカメラなど)21
を使い、入力する。 (2) (1)で入力したセル画を画像メモリ23に格
納する。
【0004】(3) オペレータがセル画に彩色処理を
施す。 (4) 彩色したセル画と、背景とを合成などの処理を
行い、出力装置(VTRなど)24に出力したり、フレ
ームメモリ25に展開してCRT26に表示したりす
る。
【0005】この際、(3)のセル画に彩色処理を施す
場合に、線画の内部を色で塗りつぶすようにしていた。
以下図10の構成および動作を簡単に説明する。
【0006】図10は、従来のシステム構成図を示す。
図10において、入力装置21は、セル画を入力するも
のであって、カラースキャナやTVカメラなどである。
【0007】ポインティングデバイス22は、画面上に
各種指示、例えばセル画の彩色を指示したりなどするた
めのものであって、マウスやタブレットなどである。画
像メモリ23は、入力装置21から入力した画像、例え
ばセル画を格納するものである。
【0008】出力装置24は、各種出力を行なうもので
あって、ここでは、彩色処理や合成処理を行った後の画
像を録画するVTRである。フレームメモリ25は、C
RT26に表示するための画像を展開するためのメモリ
である。
【0009】CRT26は、フレームメモリ25に展開
された画像(セル画に彩色処理を施し、背景などと合成
した画像など)を表示するディスプレイである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシステ
ムで線画の中を彩色したりする場合、図11の(a)期
待する処理に示すように、(a−1)のセル画を入力装
置21によって入力して画像メモリ23に(a−2)に
示すように格納する。この画像メモリ23に格納した
(a−2)のセル画の内部をオペレータがマウスで彩色
指示した場合、(a−3)に示すように、セル画の内部
を彩色する。
【0011】しかし、図11の(b)問題の処理に示す
ように、(b−1)のセル画を入力装置21によって入
力して画像メモリ23に(b−2)に示すように格納し
た際に、何らかの原因によって当該セル画の一部に線切
れが生じてしまった場合、セル画の内部の彩色指示を行
なうと、(b−3)に示すように、この線切れの部分か
らつながっている外の部分も非所望に描画してしまうと
いう問題が発生した。この非所望の描画が発生した場
合、もう一度セル画の入力からやり直さなければならな
いと共に、入力した線画を画面上に表示し、オペレータ
が子細に線切れの部分を探してつなぐという操作を行っ
た後に、彩色を行なうという煩雑な操作が要求されてし
まうという問題があった。この際、画面上でつながって
いるように見えても実際はつながっていないことがしば
しばあり、結局彩色に失敗してしまう場合があった。
【0012】本発明は、これらの問題を解決するため、
線画の線切れ部分を抽出して接続し、線切れ部分の探索
時間を削減、線画の彩色の失敗を防止、および細かい部
分の線切れをつなぐ作業を軽減することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図を示す。図1において、端点抽出部7は、線画につ
いて端点パターンテーブル71と照合を行って一致する
線切れのパターンの端点を抽出するものである。
【0014】端点パターンテーブル71は、線切れの端
点を検出するパターンを予め登録したものである。端点
接続処理部8は、抽出した端点に対応する接続範囲テー
ブル81を参照して相手の端点が見つかったときに両者
を接続するものである。
【0015】接続範囲テーブル81は、検出した端点に
接続する相手の端点の接続範囲を予め登録したものであ
る。
【0016】
【作用】本発明は、図1に示すように、端点抽出部7が
入力された線画について端点パターンテーブル71と照
合を行って一致する線切れのパターンの端点を全て抽出
し、端点接続処理部8が抽出した端点に対応する接続範
囲テーブル81を参照して相手の端点が見つかったとき
に両者を接続するようにしている。
【0017】この際、相手の端点が見つかったときに両
者を接続し、閉領域を作成してその内部を、指示に基づ
いて彩色するようにしている。従って、線画の線切れ部
分を抽出して接続し、描画することにより、線切れ部分
の探索時間を削減したり、線画の彩色の失敗を防止した
り、および細かい部分の線切れをつなぐ作業を軽減した
りすることが可能となる。
【0018】
【実施例】次に、図1から図9を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の原理構成図を示す。図1
において、制御部1は、全体を統括制御するものであっ
て、ここでは、オペレータが入力指示したことに対応し
て、入力装置2を起動してセル画を取り込んで画像メモ
リ6に格納したり、端点抽出部7や端点接続処理部8を
起動したりなどするものである。
【0020】入力装置2は、カラースキャナやTVカメ
ラなどの線画(セル画)の入力を行なうものである。ポ
インティングデバイス3は、マウスやタブレットなどで
あって、処理の依頼や、線切れの補間のための座標を画
面上から指示したりなどするものである。
【0021】フレームメモリ4は、CRT5上に表示す
る画像を展開して格納するメモリであって、R(赤)、
G(緑)、B(青)の3原色で表示する画像に展開して
格納するメモリである。
【0022】CRT5は、カラー画像を表示するもので
あって、フレームメモリ4から読み出したR、G、Bの
ビデオ信号をもとにカラー画像を表示するものである。
画像メモリ6は、線画(セル画)を格納するメモリであ
って、R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色で表示す
る画像を格納するメモリである。線画を複数格納できる
容量をもったものである。
【0023】端点抽出部7は、入力された線画(セル
画)の端点部分の座標の抽出を行なうものであって、線
画について端点パターンテーブル71と照合を行って一
致する線切れのパターンの端点(座標)および端点の向
きを抽出して端点情報テーブル72に格納するものであ
る。
【0024】端点パターンテーブル71は、線切れの端
点を検出するパターンを予め登録したものである(図6
参照)。端点情報テーブル72は、端点抽出部7が検出
した線切れのパターンの端点(座標)および端点の向き
(端点番号)を格納するものである。
【0025】端点接続処理部8は、端点情報テーブル7
2に格納された端点の座標および端点の向き(端点番
号)をもとに、端点の接続を行なうものである(図4な
ど参照)。
【0026】接続範囲テーブル81は、検出した端点に
接続する相手の端点の接続範囲を予め登録したものであ
る(図8参照)。接続点リスト82は、端点接続処理部
8が端点情報テーブル72に格納されている情報をもと
に接続範囲内の相手の端点を求めて格納したリストであ
る(図9参照)。
【0027】孤立点リスト83は、端点接続処理部8が
端点情報テーブル72に格納されている情報をもとに接
続範囲内の相手の端点を求めて、相手が存在しないとき
の端点を格納したリストである(図9参照)。
【0028】出力装置9は、線画の線切れの端点の接続
処理を行い、更にその内部を着色した後の画像を出力す
る装置(VRT)などである。次に、図2のフローチャ
ートに示す順序に従い、図1の構成の全体の動作を説明
する。
【0029】図2において、S1は、画像入力する。こ
れは、図1の入力装置2から線画(セル画)として、例
えば図3の(a)のセル画を読み込み、画像メモリ6に
図3の(b)に示すように格納する。ここで、図3の
(b)の画像メモリ6上のセル画は図示のように線切れ
を起こしている。
【0030】S2は、線画の切れている部分の抽出を行
なう。これは、端点抽出部7が、S1で格納した画像メ
モリ6上の線画の線切れの部分の抽出を行なう。詳述す
れば、画像メモリ6上で所定領域(例えば3×3ドッ
ト)について、線切れのパターンを格納した端点パター
ンテーブル71中のパターンとパターンマッチングを行
い、一致したときにそのパターンの線切れを起こしてい
るとして、その線切れの座標および端点番号を端点情報
テーブル72に格納する(図4から図6を用いて後述す
る)。これを繰り返すことにより、線画の線切れの全て
の端点が端点情報テーブル72に格納されることとな
る。
【0031】S3は、線切れ部分の接続を行なう。これ
は、S2で抽出して保存した端点情報テーブル72中の
線切れの端点の情報をもとに、接続範囲内の端点を相互
に接続して線切れの部分の接続を行なう。
【0032】S4は、残った線切れ部分の強調表示する
(色を変える)。これは、S2で抽出して保存した端点
情報テーブル72中の線切れの端点の情報をもとに、接
続範囲内の端点でなかった、孤立点について強調表示す
る(色を変える)。
【0033】S5は、オペレータが修正する。これは、
S4の強調表示を見たオペレータがこの孤立点の部分に
ついてマウスなどを使用して線画の修正を行なう。S6
は、塗りつぶしを行なう。これは、S5までで線画の線
切れの部分が自動接続および孤立点などについてはオペ
レータが手修正を行い、線切れがなくなったので、線画
の内部の色指定を行ったことに対応して、線画の内部を
塗りつぶす。
【0034】以上によって、線画を入力したことに対応
して、当該線画を含む画像から所定領域(ここでは3×
3ドット)を順次取り出して、端点パターンテーブル7
1とパターンマッチングを行って一致する線切れの端点
の座標および向き(端点番号)を端点情報テーブル72
に格納した後、当該端点情報テーブル72中の端点情報
をもとに接続範囲内の端点を相互に接続し、孤立点につ
いては強調表示してオペレータが修正する。そして、線
切れがなくなった線画について、その内部を指定された
色で塗りつぶす。これにより、線画の線切れについて自
動的に抽出して接続し、簡単な作業で線画の内部を塗り
つぶすことが可能となる。
【0035】以下順次詳細に説明する。図3は、本発明
のセル画と画像メモリ格納例を示す。図3の(a)は、
セル画(線画)を示す。これは、入力装置2が読み取っ
たセル画(線画)である。
【0036】図3の(b)は、図3の(a)のセル画を
読み取って画像メモリ6に格納した様子を示す。ここで
は、セル画の線に線切れが3箇所で発生した状態に画像
メモリ6に格納されている。以下図3の(b)の画像メ
モリ6に格納された線切れの発生した線画(セル画)を
もとに具体的に説明する。ここで、左上を原点(0、
0)とし、右方向をX軸、下方向をY軸とする。
【0037】図4は、本発明の線切れの抽出・修正フロ
ーチャートを示す。図4において、S11は、端点を抽
出して、端点情報テーブル72に格納する。これは、例
えば図3の(b)の画像メモリ6上で所定領域(3×3
ドットの矩形領域)を切り出し、線切れのパターンであ
る図6の端点パターンテーブル71に登録されているい
ずれかのパターンと合致するかのパターンマッチングを
行い、合致するときにそのときの座標(左上の座標)お
よび端点の向きを表す端点番号を、図6の端点情報テー
ブル72に示すように格納する。これにより、図3の
(b)の画像メモリ6上の線画の線切れの端点について
その座標および向きを表す端点番号を図6の(b)の端
点情報テーブル72に図示のように全て格納する。
【0038】S12は、切れている点の相手を見つけ、
接続点リスト82に格納する。これは、S11で格納し
た端点情報テーブル72中の端点情報をもとに、接続範
囲内の接続する相手の端点を見つけ(図7を用いて後述
する)、図9の接続点リスト82に示すように対として
格納する。
【0039】S13は、接続点リスト82を元に繋がる
であろう線を強調表示する。S14は、オペレータが選
択する。これは、S13で強調表示した繋がるであろう
線のうちから、適切なものを選択する。
【0040】S15は、選択された線を接続して表示す
る。尚、この際、接続点リスト82中の接続するであろ
う端点について自動接続してその旨の色で表示してお
き、孤立点についてのみ強調表示し、オペレータによる
選択、更に修正した接続を行なうようにしてもよい。
【0041】以下図5および図6を用いて線画の線切れ
の抽出を詳細に説明し、図7から図9を用いて抽出した
端点情報をもとに線切れの接続について詳細に説明す
る。図5は、本発明の端点抽出フローチャートを示す。
ここで、 ・x、yは図3の(b)の画像メモリ6上の座標の値で
ある。
【0042】・DX、DYは図3の(b)の画像メモリ
6上のセル画のX方向、Y方向のサイズである。図5に
おいて、S21は、yに1を代入して初期化する。
【0043】S22は、y<(DY−1)か判別する。
YESの場合には、S23に進む。一方、NOの場合に
は、Y方向について全て処理したので、終了する(EN
D)。
【0044】S23は、xに1を代入して初期化する。
S24は、x<(DX−1)か判別する。YESの場合
には、S26に進む。一方、NOの場合には、X方向に
ついて全て処理したので、S25でyに+1加算してS
22に戻る。
【0045】S26は、端点パターンと、一致するか判
別する。これは、現在の座標(x、y)の点について、
図6の端点パターンテーブル71の8つの端点パターン
と照合していずれかと一致するか判別する(線切れして
いるか判別する)。YESの場合には、線切れと判明し
たので、S27で端点情報テーブル72にx、yと、一
致した端点番号を格納し、S28でxに+1加算してS
24に戻る。一方、S26のNOの場合には、線切れが
ないと判明したので、S28でxに+1加算してS24
に戻る。
【0046】以上の処理を、図3の(b)の画像メモリ
6上の線画(セル画)について行なうと、線切れの座標
(x、y)および端点番号として、図6の端点情報テー
ブル72に示すように得られる。
【0047】図6は、本発明の端点パターンテーブル/
端点情報テーブル例を示す。端点パターンテーブル71
の例は、線画の線切れおよびその方向を検出するための
パターンである。ここでは、3×3ドットの矩形につい
て、図示のように8通りのパターンによって線切れおよ
びその方向を検出するようにしている。
【0048】端点情報テーブル72の例は、端点パター
ンテーブル71を使用し、図3の(b)の画像メモリ6
上の線画(セル画)についてその端点の座標(X座標、
Y座標)および端点の向きを表す端点番号を求めて格納
したものである。
【0049】図7は、本発明の接続点リスト抽出フロー
チャートを示す。ここで、 ・R1は、カウンタR1であって、ここでは、図6の端
点情報テーブル72の先頭から順次1つづつ計数するカ
ウンタであり、接続する相手の端点を求めるためのもの
である。
【0050】・R2は、カウンタR2であって、ここで
は、R1の接続する相手となる端点を計数するカウンタ
である。図7において、S81は、R1に1を代入して
初期化する。これにより、図6の端点情報テーブル72
に端点Noの1をポイントする。
【0051】S82は、R1が終了か判別する。これ
は、R1の値が図6の端点情報テーブル72に端点No
として設定されているか判別する。初期状態のR1=1
の場合には、あるので、YESとなる。NOの場合に
は、端点情報テーブル72について全ての端点Noにつ
いて処理を終了したので、一連の処理を終わる(EN
D)。
【0052】S83は、端点情報R1番目の端点パター
ンの接続範囲を求める()。これは、例えばR1=1
に対応する図6の端点情報テーブル72の端点No=1
から、端点情報として、 ・X座標=14 ・Y座標= 7 ・端点番号=4 を取り出す。そして、このうちの端点番号=4をもと
に、図8の(a)の接続範囲テーブル81の端点番号=
4のパターンに示す、太線の矩形(4×4ドットの矩
形)の接続範囲を図8の(b)のように求める。この
図8の(b)の●の座標が(14、7)である。
【0053】S84は、R2←R1+1する。これは、
R1に+1加算した値をR2にする。S85は、R2が
終了か判別する。これは、R2の値が図6の端点情報テ
ーブル72に端点Noとして設定されているか判別す
る。初期状態のR2=2の場合には、あるので、YES
となる。NOの場合には、端点情報テーブル72につい
て全ての端点Noについて処理を終了したので、一連の
処理を終わる(END)。
【0054】S86は、端点情報R1番目に対応する接
続点が1つもない。YESの場合には、S89で孤立点
リスト83にR1を格納し、S87に進む。NOの場合
には、S87に進む。
【0055】S87は、R1に+1加算してS82に戻
る。S8Aは、の範囲内に端点情報のR2番目の端点
情報が含まれるか判別する。これは、S83で求めた図
8の(b)の接続範囲に、R2の端点情報が含まれ、
接続する相手の端点があるか判別する。ここでは、端点
番号R2=2の座標(11、10)が含まれ、YESと
なり、S8Bで接続点リスト82にR2を格納し、S8
Cに進む。一方、NOの場合には、S8Cに進む。
【0056】S8Cは、R2に+1加算してS85に戻
る。以上によって、例えば図6の端点情報テーブル72
の先頭のR1=1(端点No=1)を取り出し、このと
きの端点番号=4から接続範囲を図8の(a)の接続
範囲テーブル81の端点番号=4を選び、図8の(b)
に示すような接続範囲を求める。そして、この接続
範囲に含まれる相手の端点を図6の端点情報テーブル7
2から求めると端点No=2が見つかったので、この端
点No=2を接続相手の端点として図9の接続点リスト
82に、 端点No 接続する端点No 1 2 として格納する。同様にして、 端点No 接続する端点No 4 6 を格納する。これにより、線画の線切れの端点につい
て、接続範囲内に含まれる他の端点を検出して接続点リ
スト82に格納することが可能となる。この際、接続範
囲内に含まれない端点は、図8の孤立点リスト83に格
納しておく。
【0057】図8は、本発明の接続範囲テーブル例を示
す。図8の(a)は、接続範囲テーブルを示す。ここで
は、接続範囲を 接続範囲X=4 接続範囲Y=4 の場合である。太線の内部の4×4ドットが接続範囲で
ある。
【0058】図8の(b)は、接続点リストの説明図を
示す。ここに示す4×4ドットの矩形が、図8の(a)
の端点番号=4の太線の接続範囲を拡大して判り易く
表示したものである。ここで、図示の下記のような接
続範囲となっている。
【0059】 □□□● □□□□ □□□□ □□□□ この●の位置が図6の端点情報テーブル72に端点No
=1の座標(14、7)である。この接続範囲に含ま
れる相手の端点を探すと、図7の端点情報テーブル72
の端点No=2の座標(11、10)が図示の下記◎の
ように含まれることとなる。
【0060】 □□□● □□□□ □□□□ ◎□□□ 従って、これら両者は接続するものとして検出されたこ
ととなり、図9の接続点リストに端点No=1、接続す
る端点No=2として格納する。
【0061】図9は、本発明の接続点リスト/孤立点リ
スト例を示す。接続点リスト82は、接続する端点No
を格納するものである。ここでは、既述しように、図3
の(b)の画像メモリ6上の線画について、図示のよう
に接続する端点Noを求めて 端点No 接続する端点No 1 2 4 6 と格納する。
【0062】孤立点リスト83は、接続相手の無い端点
Noを格納するものである。ここでは、既述しように、
図3の(b)の画像メモリ6上の線画について、図示の
ように接続する相手の無い端点Noを求めて 端点No 3 5 と格納する。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力された線画について、端点パターンテーブル71と
照合を行って一致する線切れのパターンの端点を全て抽
出して端点情報テーブル72に格納し、これら抽出した
端点に対応する接続範囲テーブル81を参照して相手の
端点が接続範囲内として見つかったときに両者を接続
(あるいは接続した後にその部分を強調表示)する構成
を採用しているため、線画の線切れの部分を自動的に接
続したり、孤立点を強調表示して手修正によって容易に
修正したりすることができる。これらにより、(1)
線切れ部分の探索時間を削減したり、(2) 線画の彩
色の失敗を防止してやり直しの時間を軽減したり、
(3) 細かい部分の線切れをつなぐ作業を軽減したり
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例構成の動作フローチャートであ
る。
【図3】本発明のセル画と画像メモリ格納例である。
【図4】本発明の線切れの抽出・修正フローチャートで
ある。
【図5】本発明の端点抽出フローチャートである。
【図6】本発明の端点パターンテーブル/端点情報テー
ブル例である。
【図7】本発明の接続点リスト抽出フローチャートであ
る。
【図8】本発明の接続範囲テーブル例である。
【図9】本発明の接続点リスト/孤立点リスト例であ
る。
【図10】従来のシステム構成図である。
【図11】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:制御部 2:入力装置 3:ポインティングデバイス 4:フレームメモリ 5:CRT 6:画像メモリ 7:端点抽出部 71:端点パターンテーブル 72:端点情報テーブル 8:端点接続処理部 81:接続範囲テーブル 82:接続点リスト 83:孤立点リスト 9:出力装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線画の線切れを抽出して接続し、描画する
    描画方式において、 線切れの端点を検出するパターンを予め登録する端点パ
    ターンテーブル(71)と、 端点に接続する相手の端点の接続範囲を予め登録する接
    続範囲テーブル(81)とを備え、 入力された線画について、上記端点パターンテーブル
    (71)と照合を行って一致する線切れのパターンの端
    点を全て抽出し、これら抽出した端点に対応する上記接
    続範囲テーブル(81)を参照して相手の端点が接続範
    囲内として見つかったときに両者を接続するように構成
    したことを特徴とする描画方式。
  2. 【請求項2】上記相手の端点が接続範囲内として見つか
    ったときに両者を接続し、閉領域を作成してその内部
    を、指示に対応した彩色を行なうように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の描画方式。
JP5092693A 1993-03-11 1993-03-11 描画方式 Withdrawn JPH06266835A (ja)

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JP5092693A JPH06266835A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 描画方式

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009516A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Hitachi Ltd 図面管理装置
JP2010026017A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Nikon Systems Inc 画像表示方法、プログラム、及び、画像表示装置
JP2021033686A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 株式会社セルシス 画像領域抽出処理方法及び画像領域抽出処理プログラム

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