JPH0626658Y2 - 天井の装飾構造 - Google Patents

天井の装飾構造

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JPH0626658Y2
JPH0626658Y2 JP1986181313U JP18131386U JPH0626658Y2 JP H0626658 Y2 JPH0626658 Y2 JP H0626658Y2 JP 1986181313 U JP1986181313 U JP 1986181313U JP 18131386 U JP18131386 U JP 18131386U JP H0626658 Y2 JPH0626658 Y2 JP H0626658Y2
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JP
Japan
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ceiling
plate
female
male
edging
Prior art date
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Application number
JP1986181313U
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English (en)
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JPS6385715U (ja
Inventor
康利 久保田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、周縁に実構造を有する板状のロックウール板
やインシュレーションボードなどの天井とクロス張りな
どの天井とを室内の天井下面に併用するための構造に関
する。
【背景技術】
従来の天井施工方法であると、板状の天井材を実結合し
ながら天井下地に敷設する方法と、クロスなどのシート
天井材を天井下地に貼る場合とがある。ロックウール板
やインシュレーションボードなどの板状の天井材4は、
周縁に雄実部と雌実部とが設けられており、施工時には
雄実部と雌実部とを互いに実結合させて第8図のように
天井下地の下面全面に敷設されていた。一方、クロス張
りなどの場合には天井下地の下面全面にクロスを継ぎな
がら、あるいは一枚のクロスを接着剤などにより貼りつ
けていた。しかしながら、板状の天井材4を天井下地の
一部(例えば、第8図の破線で囲まれた部分)にだけ敷
設すると、この敷設された天井材4の端縁の雄実部や雌
実部が納まらないため、天井下地の全面に敷設するしか
なく、天井の一部を板状の天井材4により構成し、他の
部分をシート天井とすることはできなかった。
【考案の目的】
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは周縁に実加工された板
状の天井材とシート天井とを併用ないし混用することが
できるようにし、多様な天井構成を可能にすることにあ
る。
【考案の開示】
本考案天井の装飾構造は、板状の天井下地1の下面にシ
ート天井材8を張った部分と複数の板状の天井材4を張
った部分とを設け、板状の天井材4を張った部分の周囲
に縁取り材7a,7bを配設し、隣合う板状の天井材4
同士が雄実部2と雌実部3との実嵌合で接合され、縁取
り材7a,7bの内面にのみ板状の天井材4の雄突部2
や雌突部3と嵌合する雌実6や雄実5を設けて端部に位
置する板状の天井材4の雄実部2や雌実部3と縁取り材
7a,7bの内面の雄実5や雌実6と実嵌合し、縁取り
材7a,7b、板状の天井材4をシート天井材8よりも
下方に突出させて成ることを特徴とするものである。し
かして、板状の天井下地1の下面にシート天井材8を張
った部分と複数の板状の天井材4を張った部分とを設
け、板状の天井材4を張った部分の周囲に縁取り材7
a,7bを配設することで、天井面の仕上げ材料が異な
り且つ仕上げ材料の異なる部分における立体化をはかる
ことができ、この場合における複数の板状の天井材4同
士の接合及び端部に位置する板状の天井材4と縁取り材
7a,7bとの接合を収まりよくおこなうことができる
ことになる。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述する。ロック
ウール板やインシュレーションボードなどの化粧用の板
状の天井材4の周縁には、第4図に示すように、隣合う
二辺には雄実部2が突設されており、他の隣合う二辺に
は雌実部3が凹設されており、これらの雄実部2と雌実
部3とを互いに実結合することにより天井材4同士を一
体的に接続することができるようになっている。また、
天井材4の雌実部3の裏面側からは固定片9が延出され
ている。また、縁取り材7a,7bはプラスチックや
木、アルミニウムなどの素材により形成されており、一
方の縁取り材7aの一側には天井材4の雌実部3と嵌合
する雄実5が設けられており、他方の縁取り材7bの一
側には天井材4の雄実部2と嵌合する雌実6が設けられ
ており、両縁取り材7a,7bの表面には額縁状の装飾
が施されている。また、雌実6を有する縁取り材7bの
裏面側からも固定片10が突設されている。 しかして、例えば第2図のように天井の施工パターンが
決まったら、天井材4の敷設される領域の縁の二辺に当
たる位置に雌実6を有する縁取り材7bを配設し、縁取
り材7bの裏面を接着剤により天井下地1に接着すると
共に固定片10から天井下地1に釘またはステープルを
打って縁取り材7bをしっかりと固定する。この後、天
井材4の雄実部2を縁取り材7bの雌実6に実嵌合させ
ると共に接着し、天井材4の雄実部2と雌実部3同士を
実結合させながら、所定の領域に天井材4を敷き詰め
る。このとき、各天井材4の雌実部3側の縁の固定片9
は釘またはステープルにより天井下地1に固定され、雄
実部2側の縁は雄実部2を雌実部3もしくは雌実6に結
合させることにより固定されており、釘やステープルを
表面に出すことなく、固定できるのである。さらに、こ
うして敷設された天井材4の雌実部3には縁取り材7a
の雄実5を嵌合させて縁取り材7aが取り付けられ、縁
取り材7aは天井下地1に接着される。この後、天井下
地1の天井材4が敷設されていない面にはクロスなどの
シート天井材8が接着されるのである。ところで、本考
案において内面側にのみ雌実6、雄実5を設けた縁取り
材7a,7bの長手方向の端部は平面視で45°の角度
で切断してあって、図2に示すようにこの45°の角度
で切断した部分同士を突き合わせることで直角に接続し
てある。 第7図には他のパターンで天井材4とシート天井材8と
を配設した例を示してあるが、この他にも種々のパター
ンで施工することができ、多様な天井構成を実現できる
ものである。 なお、既存のクロス張り天井などの場合にも、後付けで
シート天井材8の上から部分的に板状の天井材4と縁取
り材7a,7bとを施工することにより、板状の天井材
4とシート天井材8とを合わせて施工できる。
【考案の効果】
本考案は、叙述のごとく板状の天井下地の下面にシート
天井材を張った部分と複数の板状の天井材を張った部分
とを設け、板状の天井材を張った部分の周囲に縁取り材
を配設し、隣合う板状の天井材同士が雄実部と雌実部と
の実嵌合で接合され、縁取り材の内面にのみ板状の天井
材の雄突部や雌突部と嵌合する雌実や雄実を設けて端部
に位置する板状の天井材の雄実部や雌実部と縁取り材の
内面の雄実や雌実と実嵌合し、縁取り材、板状の天井材
をシート天井材よりも下方に突出させてあるので、天井
面が立体化し且つ天井の仕上げ材料が異なる天井面部分
において上記天井面の立体化ができるようにするに当た
り、天井下地そのものに何ら立体化加工やあるいは開口
部を形成することなく、単に板状の天井下地の下面にシ
ート天井材を張った部分と複数の板状の天井材を張った
部分とを設け、板状の天井材を張った部分の周囲に縁取
り材を配設することで、天井面の仕上げ材料が異なり且
つ仕上げ材料の異なる部分における立体化をはかること
ができ、しかも複数の板状の天井材同士の接合及び端部
に位置する板状の天井材と縁取り材との接合を収まりよ
くおこなうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は同上
の天井の下面図、第3図は同上の天井材同士の接続構造
を示す断面図、第4図は同上の天井材の平面図、第5図
及び第6図は夫々雄実及び雌実を設けられた縁取り材の
斜視図、第7図は本考案の他の施工例を示す天井の下面
図、第8図は従来例の説明図である。 1……天井下地、2……雄実部、3……雌実部、4……
天井材、5……雄実、6……雌実、7a,7b……縁取
り材、8……シート天井材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状の天井下地の下面にシート天井材を張
    った部分と複数の板状の天井材を張った部分とを設け、
    板状の天井材を張った部分の周囲に縁取り材を配設し、
    隣合う板状の天井材同士が雄実部と雌実部との実嵌合で
    接合され、縁取り材の内面にのみ板状の天井材の雄突部
    や雌突部と嵌合する雌実や雄実を設けて端部に位置する
    板状の天井材の雄実部や雌実部と縁取り材の内面の雄実
    や雌実と実嵌合し、縁取り材、板状の天井材をシート天
    井材よりも下方に突出させて成る天井装飾構造。
JP1986181313U 1986-11-26 1986-11-26 天井の装飾構造 Expired - Lifetime JPH0626658Y2 (ja)

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JP1986181313U JPH0626658Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26 天井の装飾構造

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JP1986181313U JPH0626658Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26 天井の装飾構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6385715U JPS6385715U (ja) 1988-06-04
JPH0626658Y2 true JPH0626658Y2 (ja) 1994-07-20

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ID=31126069

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JP1986181313U Expired - Lifetime JPH0626658Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26 天井の装飾構造

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619456Y2 (ja) * 1979-02-28 1986-03-25
JPS6215372Y2 (ja) * 1981-03-31 1987-04-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6385715U (ja) 1988-06-04

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