JPH0626645Y2 - 板状体の接続治具 - Google Patents
板状体の接続治具Info
- Publication number
- JPH0626645Y2 JPH0626645Y2 JP1984145000U JP14500084U JPH0626645Y2 JP H0626645 Y2 JPH0626645 Y2 JP H0626645Y2 JP 1984145000 U JP1984145000 U JP 1984145000U JP 14500084 U JP14500084 U JP 14500084U JP H0626645 Y2 JPH0626645 Y2 JP H0626645Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- packing
- cross
- shaped
- sectional shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は隣接して接合される板状体の接合治具に関す
るものである。
るものである。
従来の技術 一般の建築構造物において、外壁板のような板状体を下
地板の上に建込む場合に上下の外壁板の端縁辺を重ねた
り、端縁部に形成された凹凸部を相互に噛合せたり、或
は適宜なシーリング材を上下外壁板間の隙間に設けて水
切りを行つて雨水の侵入を防止するようにしている。
地板の上に建込む場合に上下の外壁板の端縁辺を重ねた
り、端縁部に形成された凹凸部を相互に噛合せたり、或
は適宜なシーリング材を上下外壁板間の隙間に設けて水
切りを行つて雨水の侵入を防止するようにしている。
しかし乍ら、この様な外壁板端縁の処理において、外壁
板の端縁を重ね合せることは熟練作業となつて面倒であ
り、また凹凸部の噛合せによる嵌合は外壁板の端縁に凹
凸部を形成することが厄介で手間と費用がかゝり、更に
シーリング材によるシールではシーリング材の固定に困
難をきたし、時間の経過によつてシーリング材と外壁板
端縁との間に隙間が生じて雨水の浸入が起る等の欠点が
みられる。
板の端縁を重ね合せることは熟練作業となつて面倒であ
り、また凹凸部の噛合せによる嵌合は外壁板の端縁に凹
凸部を形成することが厄介で手間と費用がかゝり、更に
シーリング材によるシールではシーリング材の固定に困
難をきたし、時間の経過によつてシーリング材と外壁板
端縁との間に隙間が生じて雨水の浸入が起る等の欠点が
みられる。
考案の目的 従つて、この考案の目的は、この様な従来における問題
を解決するために外壁板のような板状体の間に固形のパ
ツキンを設けてこのパツキンを支持金具により固定保持
することによつて板状体間を完全に且つ簡単にシールで
き、手間と費用もかゝらない好適な板状体の接続治具を
提供することにある。
を解決するために外壁板のような板状体の間に固形のパ
ツキンを設けてこのパツキンを支持金具により固定保持
することによつて板状体間を完全に且つ簡単にシールで
き、手間と費用もかゝらない好適な板状体の接続治具を
提供することにある。
考案の構成 この考案に依れば、板状体の接続治具は、上下に隣接す
る板状体の上下縁部の前面側の溝部により形成される隙
間の断面形状に対応した断面形状を有し、背面後方側に
断面形状Ｔ字形の中空切欠き部が形成され且つ合成ゴム
の様な弾性材料から造られたパッキン、パッキンの中空
切欠き部に係止される断面形状Ｔ字形の係止部と、下地
材に取付けるための支持部とを有し、硬質プラスチック
材や金属板から造られた支持金具、から成ることを特徴
としている。
る板状体の上下縁部の前面側の溝部により形成される隙
間の断面形状に対応した断面形状を有し、背面後方側に
断面形状Ｔ字形の中空切欠き部が形成され且つ合成ゴム
の様な弾性材料から造られたパッキン、パッキンの中空
切欠き部に係止される断面形状Ｔ字形の係止部と、下地
材に取付けるための支持部とを有し、硬質プラスチック
材や金属板から造られた支持金具、から成ることを特徴
としている。
この考案の他の目的と特長および利点は以下の添付図面
に沿つての詳細な説明から明らかになろう。
に沿つての詳細な説明から明らかになろう。
考案の実施例 図面の第１、２図に示される様に、この考案の板状体の
接続治具は上下に隣接して接合される外壁板の様な板状
体１，１の間の隙間に設けられる固形のパツキン３と、
このパツキン３に形成された断面形状Ｔ字形の中空切欠
き部４に係合される支持金具５とから主に構成されてい
る。外壁板の様な板状体１は通常の建築構造物に使用さ
れる有機質または無機質の適宜な材料の板材で、例えば
下地板２の上に適宜な固定手段で建込まれるもので、第
１図に示される如く下縁部および上縁部に適宜な形状の
溝部１ａ，１ｂが設けられている。従つて、板状体１，
１の建込みのときに上下縁部の間に図示の様な断面形状
の隙間が板状体１，１間の接合部にできる。この様な隙
間の断面形状に適合した断面形状を有したパツキン３が
合成ゴムや他の適宜な弾性材料からつくられ、背面後に
断面形状Ｔ字形の中空切欠き部４が形成されている。勿
論、この中空切欠き部４は他の適宜な形状に形成するこ
とができる。
接続治具は上下に隣接して接合される外壁板の様な板状
体１，１の間の隙間に設けられる固形のパツキン３と、
このパツキン３に形成された断面形状Ｔ字形の中空切欠
き部４に係合される支持金具５とから主に構成されてい
る。外壁板の様な板状体１は通常の建築構造物に使用さ
れる有機質または無機質の適宜な材料の板材で、例えば
下地板２の上に適宜な固定手段で建込まれるもので、第
１図に示される如く下縁部および上縁部に適宜な形状の
溝部１ａ，１ｂが設けられている。従つて、板状体１，
１の建込みのときに上下縁部の間に図示の様な断面形状
の隙間が板状体１，１間の接合部にできる。この様な隙
間の断面形状に適合した断面形状を有したパツキン３が
合成ゴムや他の適宜な弾性材料からつくられ、背面後に
断面形状Ｔ字形の中空切欠き部４が形成されている。勿
論、この中空切欠き部４は他の適宜な形状に形成するこ
とができる。
この様な固形のパツキン３を固定保持するための支持金
具５は硬質プラスチツク材や適宜な金属板からつくら
れ、パツキン３の中空切欠き部４に係止される断面形状
Ｔ字形の係止部６と、支持金具５を例えば下地板２にく
ぎやタツピングねじ８によつて取付けるための支持部７
とを有している。
具５は硬質プラスチツク材や適宜な金属板からつくら
れ、パツキン３の中空切欠き部４に係止される断面形状
Ｔ字形の係止部６と、支持金具５を例えば下地板２にく
ぎやタツピングねじ８によつて取付けるための支持部７
とを有している。
考案の効果 この様に構成されたこの考案の板状体の接続治具によつ
てパツキン３を取付固定するには、間柱や軽量鉄骨に通
常の手段によつて固定された下地板２上に外壁板のよう
な板状体１を建込む場合に、支持金具５の係止部６を所
定のパツキン３の中空切欠き部４に係止し、支持部７に
て所定の位置で下地板２にくぎやタツピングねじ８によ
り取付けて固定し、こうして固定して取付けたパツキン
３の上または下に板状体１を建込んでいけば、パツキン
３は上下の板状体１，１間の接合部の形状に適合した形
状をなしているために板状体１，１の上下端縁の溝部１
ａ，１ｂにしつかり嵌合し、板状体１，１間を完全にシ
ールして雨水の浸入を阻止することができる。
てパツキン３を取付固定するには、間柱や軽量鉄骨に通
常の手段によつて固定された下地板２上に外壁板のよう
な板状体１を建込む場合に、支持金具５の係止部６を所
定のパツキン３の中空切欠き部４に係止し、支持部７に
て所定の位置で下地板２にくぎやタツピングねじ８によ
り取付けて固定し、こうして固定して取付けたパツキン
３の上または下に板状体１を建込んでいけば、パツキン
３は上下の板状体１，１間の接合部の形状に適合した形
状をなしているために板状体１，１の上下端縁の溝部１
ａ，１ｂにしつかり嵌合し、板状体１，１間を完全にシ
ールして雨水の浸入を阻止することができる。
この様に、この考案に従えば板状体間の接合部の隙間に
適合した断面形状を有する固形のパツキンを形成し、且
つ該パツキンに中空切欠き部を設けて、この中空切欠き
部に係止される係止部を有した支持金具によつてパツキ
ンを固定して取付けるだけで、隣接する板状体間の接合
部を簡単な構成のパツキンと支持金具により完全に且つ
容易に、しかも安価にシールすることができる等の効果
が得られるものである。
適合した断面形状を有する固形のパツキンを形成し、且
つ該パツキンに中空切欠き部を設けて、この中空切欠き
部に係止される係止部を有した支持金具によつてパツキ
ンを固定して取付けるだけで、隣接する板状体間の接合
部を簡単な構成のパツキンと支持金具により完全に且つ
容易に、しかも安価にシールすることができる等の効果
が得られるものである。
第１図はこの考案の板状体の接続治具を用いて取付けら
れた板状体を示す側断面概要図、第２図はこの考案の板
状体の接続治具のパツキンと支持金具の斜視図である。
図中、１：板状体、２：下地板、３：パツキン、４：中
空切欠き部、５：支持金具、６：係止部、７：支持部。
れた板状体を示す側断面概要図、第２図はこの考案の板
状体の接続治具のパツキンと支持金具の斜視図である。
図中、１：板状体、２：下地板、３：パツキン、４：中
空切欠き部、５：支持金具、６：係止部、７：支持部。
Claims (1)
- 【請求項１】上下に隣接する板状体(1)の上下縁部の前
面側の溝部(1a、1b)により形成される隙間の断面形状に
対応した断面形状を有し、背面後方側に断面形状Ｔ字形
の中空切欠き部(4)が形成され且つ合成ゴムの様な弾性
材料から造られたパッキン(3)、 パッキン(3)の中空切欠き部(4)に係止される断面形状Ｔ
字形の係止部(6)と、下地材に取付けるための支持部(7)
とを有し、硬質プラスチック材や金属板から造られた支
持金具(5)、 から成ることを特徴とする板状体の接続金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984145000U JPH0626645Y2 (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 板状体の接続治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984145000U JPH0626645Y2 (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 板状体の接続治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6162107U JPS6162107U (ja) | 1986-04-26 |
| JPH0626645Y2 true JPH0626645Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=30703258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984145000U Expired - Lifetime JPH0626645Y2 (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 板状体の接続治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626645Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6012986B2 (ja) * | 1977-07-30 | 1985-04-04 | 松下電工株式会社 | 無機硬化体の製造方法 |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP1984145000U patent/JPH0626645Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6162107U (ja) | 1986-04-26 |
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