JPH0626594Y2 - テーブルへの洗面器取付構造 - Google Patents

テーブルへの洗面器取付構造

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JPH0626594Y2
JPH0626594Y2 JP1988020811U JP2081188U JPH0626594Y2 JP H0626594 Y2 JPH0626594 Y2 JP H0626594Y2 JP 1988020811 U JP1988020811 U JP 1988020811U JP 2081188 U JP2081188 U JP 2081188U JP H0626594 Y2 JPH0626594 Y2 JP H0626594Y2
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JP
Japan
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mounting
washbasin
adhesive
mounting component
component
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JP1988020811U
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JPH01124876U (ja
Inventor
渡 小口
祐一 林
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば洗面カウンターのテーブルの裏面に洗面
器を取り付ける場合などに用いられる部品に関する。
[従来の技術] 洗面カウンターのテーブルの裏面に洗面器を取り付ける
場合、該テーブル裏面にボルト保持用の部品を接着し、
該取付用部品に保持されたボルトに取付用治具を支持さ
せ、該治具にて洗面器を支えるようにしている。この種
の従来例を第12図を参照して説明する。
第12図において符号10は洗面カウンターのテーブル
であって、その裏面側に洗面器12が取り付けられてい
る。符号14は洗面器12を取り付けるための取付用部
品であって、該取付用部品14にボルト16を介して取
付用治具18が取り付けられており、該治具18によっ
て洗面器12が支承されている。
なお、取付用治具18は取付用部品14の下面に密着さ
れるプレート18aと、該プレート18aに溶接により
固着されたコ字形のロッド18bとを備えており、該ロ
ッド18bの先端が洗面器12の取り付け穴12aに差
し込まれている。
この部品14の詳細な構成について第10図及び第11
図を参照して説明する。この従来の取付用部品14は、
全体形状が方形板状のものであって、上面14aには溝
14bが穿設され、該溝14bの中央部分にはボルト1
6の挿通孔14cが貫通されている。
ボルト16はその頭部16aに回り止め16bが溶接に
より固着されている。この回り止め16bは溝14bに
嵌合し、ボルト16にナット20をねじ込む際の該ボル
ト16の回動止めを行うためのものである。符号22は
座金を示す。
この取付用部品14は、第10図に示す如く、上面14
aにチューブなどから押し出された接着剤24が付着さ
れる。次いで回り止め16b付きのボルト16が上方か
ら挿通された状態にて、第12図に示す如く、該上面1
4aをテーブル10の下面に押し付ける。
接着剤24が十分に硬化した後、治具18のプレート1
8aを取付用部品14の下面にあてがい、次いで座金2
2を介してナット20を締め込むことにより治具18を
固定する。この際、ロッド18bの先端を洗面器12の
取り付け穴12aに差し込んでおき、ナット20を締め
込むことにより治具18の取り付けと洗面器12のテー
ブル10への取り付けを同時に行う。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の取付用部品14にあっては、接着剤24が部
品上面14aの全面に均一に行き渡らず、接着強度が不
足することがある。これを防ぐためには、接着剤を上面
14aに多量に付けなければならず、接着剤の材料コス
トが嵩む。
また、取付用部品14をテーブル10に押し付けるに際
し、上面14aの縁部からはみ出す接着剤24の量が多
くなり、この接着剤を拭き取らねばならない場合も生ず
る。
[課題を解決するための手段] 本考案のテーブルへの洗面器取付構造は、テーブルの洗
面器設置孔の下側に洗面器を取付部材によって取り付け
た構造であって、該取付部材は、上面が該洗面器設置孔
の周縁部下面に接着剤で接着された取付用部品と、基端
側が該取付用部品に固定されると共に先端側が該洗面器
の外縁部を支承している取付用治具とを備えてなるテー
ブルへの洗面器取付構造において、該取付用部品の上面
の縁部には接着剤の溢れ止め用の凸部が周設され、且
つ、該取付用部品の周縁部のうち洗面器と反対側には、
該凸部の一部が切り欠かれた形状の接着剤の流出部が設
けられていることを特徴とするものである。
[作用] 本考案のテーブルへの洗面器取付構造においては、取付
用部品の上面の縁部に凸部が周設されているため、テー
ブル下面に取付用部品の上面を押し付けるに際し接着剤
が該凸部でせき止められ、接着剤は取付用部品の上面全
体に均一に延ばされる。そのため、接着剤が取付用部品
とテーブル下面との間に満遍なく介在し、接合強度が高
いものとなる。
また、上記の如く接着剤の溢れ止めが図れるので、接着
剤の使用量をいたずらに増大させる必要もなく、接着剤
の使用量の適正化が図れる。
更に、接着剤の使用量が適正量であるから、流出部から
はみ出す接着剤の量も少なくなり、余剰分を拭き取る等
の作業が不要である。
加えて、取付用部品の流出部は洗面器と反対側に設けら
れている。この流出部からはみ出た接着剤が洗面器と反
対側に残留することになる。このため、取付用部品の洗
面器と反対側がテーブル下面に強固に接着される。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例について詳細に説明
する。第1図〜第6図は本考案の実施例に係るテーブル
への洗面器取付構造を示すものであり、第1図は取付用
部品の斜視図、第2図は同部品の裏面斜視図、第3図は
第1図のIII−III線に沿う断面図、第4図はテーブルへ
の洗面器取付構造を示す断面図、第5図及び第6図は接
着工程の説明図である。
第4図に示されるように、テーブル10の洗面器設置孔
の下側に洗面器12が取付部材により取り付けられてい
る。取付部材は洗面器設置孔の周縁部下面に接着剤で接
着された取付用部品26と、基端側が取付用部品26に
固定されると共に先端側が洗面器12の外縁部を支承し
ている取付用治具18により構成されている。
取付用部品26は略方形板状のものであり、その上面の
縁部には接着剤のはみ出し防止用の凸部28が周設され
ている。この凸部28の一部は切り欠かれており接着剤
の流出部30とされている。
取付用部品26の中央部にはボルト16の挿通孔32が
厚さ方向に貫通されており、該ボルト挿通孔32の上面
側開口にはボルト16の頭部16aを係止するための6
角形状の凹部よりなる係止部34が設けられている。
なお、本実施例では取付用部品26は合成樹脂製とされ
ており、裏面には凹部36が設けられ、合成樹脂の使用
量の削減を図るように構成されている。
取付用治具18は板状のプレート18aと該プレート1
8aに固定されたコ字形のロッド18bとで構成されて
いる。
本実施例の取付用部品26をテーブル下面に接着する場
合、まず第5図に示す如くその上面26aにチューブ等
から押し出された接着剤24を盛り付ける。そして、第
6図に示す如く流出部30と反対側の凸部28aの側か
らテーブル10の下面に押し当て、次第に流出部30側
もテーブル10の下面に押し付ける。ここで流出部30
は、洗面器12の反対側に位置するようにしておく。
接着剤24はテーブル10の下面と部品上面26aとの
間で挟まれ、上面26aの全面に広がる。この際、凸部
28が周設されているので、接着剤24は流出部30の
側へ向って流れ、流出部30以外の縁部からはみ出すこ
とが防止される。取付用部品26をテーブル10の下面
に押し付け終わると、接着剤24は流出部30からわず
かにはみ出た状態となる。
接着剤が十分に硬化した後、取付用治具18のプレート
18aを取付用部品26の下面にあてがい、次いでボル
ト16に座金22を介してナット20を締め込む。この
際、取付用治具18のロッド18bの先端は洗面器12
の取り付け穴12aに差し込んでおく。ナット20を十
分に締め込むことにより、洗面器12をテーブル10に
しっかりと止めつけることが可能となる。なお、ボルト
頭部16aが前記係止部34に係止されているので、ナ
ット20を締め込む際にボルト16が共回りすることが
ない。
上記の如く、本実施例の取付用部品26によれば、凸部
28が設けられているので接着剤24が取付用部品上面
26aの流出部30以外の部分からははみ出すことがな
く、多量の接着剤を用いることなく該接着剤を取付用部
品上面26aの全面に行き渡るようにすることができ
る。また、接着剤の使用量を適正量とすることにより、
流出部30からはみ出す量も少なく、拭き取り等の作業
が不要である。
なお、流出部30からはみ出た接着剤は、第4図に示す
如く流出部30の外側に残留する。このように接着剤が
流出部30の外側にも存在すると、該流出部30側にお
ける取付用部品26とテーブル10との接合強度が高い
ものとなる。従って、本実施例におけるようにこの流出
部30が洗面器12と支承する際の引張荷重側となるよ
うに配置すると、洗面器12の取付を極めて堅固なもの
とすることができる。因みに、第4図では、洗面器12
の重量は矢印Aの如く取付用部品26に加えられ、流出
部30の側に引張荷重が作用する。
上記実施例では取付用部品26が方形であるが、本考案
にあっては第7、8図に示す円形、六角形の他、楕円
形、六角形以外の多角形など各種形状にすることができ
る。係止部34の形状も、要するにボルト16が共回り
しないようにボルト頭部16aを係止できれば良く、四
角形など六角形以外の形状としても良い。
本考案においては、第9図に示す如く流出部30を長く
取り、例えば方形の取付用部品26の隣接する二辺に跨
がるように設けても良い。
[効果] 以上の通り、本考案のテーブルへの洗面器取付構造によ
れば、接着剤が取付用部品とテーブルとの間の広い面に
介在されるようになり、取付用部品のテーブルへの接着
強度が高められる。特に、取付用部品の流出部は洗面器
と反対側に設けられているため、取付用部品のテーブル
への接合強度は極めて高いものとなり、洗面器のテーブ
ルへの取付は著しく堅固になる。
また、本考案によれば、接着剤の使用量が適正量とな
り、接着剤材料コストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は取付用部品の斜視図、第2図は裏面より見た同
部品の斜視図、第3図は第1図のIII−III線に沿う断面
図、第4図はテーブルへの洗面器取付構造を示す断面
図、第5図は接着剤の付着状態を示す平面図、第6図は
同側面図である。第7図、第8図、第9図は別の実施例
を示す平面図である。第10図は従来例を示す断面図、
第11図は同斜視図、第12図は従来例の取付状態を示
す断面図である。 10…テーブル、12…洗面器、 14…取付用部品、16…ボルト、 18…取付用治具、20…ナット、 26…取付用部品、28…凸部、 30…流出部、34…係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルの洗面器設置孔の下側に洗面器を
    取付部材によって取り付けた構造であって、該取付部材
    は、上面が該洗面器設置孔の周縁部下面に接着剤で接着
    された取付用部品と、基端側が該取付用部品に固定され
    ると共に先端側が該洗面器の外縁部を支承している取付
    用治具とを備えてなるテーブルへの洗面器取付構造にお
    いて、 該取付用部品の上面の縁部には接着剤の溢れ止め用の凸
    部が周設され、且つ、該取付用部品の周縁部のうち洗面
    器と反対側には、該凸部の一部が切り欠かれた形状の接
    着剤の流出部が設けられていることを特徴とするテーブ
    ルへの洗面器取付構造。
JP1988020811U 1988-02-19 1988-02-19 テーブルへの洗面器取付構造 Expired - Lifetime JPH0626594Y2 (ja)

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JPH01124876U JPH01124876U (ja) 1989-08-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56116480U (ja) * 1980-01-31 1981-09-07
JPH0316943Y2 (ja) * 1985-12-28 1991-04-10
JPS62125174U (ja) * 1986-01-27 1987-08-08

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JPH01124876U (ja) 1989-08-25

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