JPH06265335A - 圧延ロールの肌荒れ検出装置 - Google Patents
圧延ロールの肌荒れ検出装置Info
- Publication number
- JPH06265335A JPH06265335A JP5049293A JP5049293A JPH06265335A JP H06265335 A JPH06265335 A JP H06265335A JP 5049293 A JP5049293 A JP 5049293A JP 5049293 A JP5049293 A JP 5049293A JP H06265335 A JPH06265335 A JP H06265335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- surface roughness
- rolling roll
- roughness
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B38/00—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2267/00—Roll parameters
- B21B2267/10—Roughness of roll surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧延ロール表面の粗度を直接に検出して圧延
ロール表面の局所的な肌荒れや摩耗の度合を検知し、ス
タンドの制御量や圧延ロールの組替え時期を正確に判定
して製品の品質低下を防止する。 【構成】 圧延ロール表面を軸線方向に走査する表面粗
度測定器2を圧延ロール1に近接させる。
ロール表面の局所的な肌荒れや摩耗の度合を検知し、ス
タンドの制御量や圧延ロールの組替え時期を正確に判定
して製品の品質低下を防止する。 【構成】 圧延ロール表面を軸線方向に走査する表面粗
度測定器2を圧延ロール1に近接させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延ロール表面の粗度
を圧延中あるいは圧延間に検出する圧延ロールの肌荒れ
検出装置に関するものである。
を圧延中あるいは圧延間に検出する圧延ロールの肌荒れ
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧延ロールの表面性状は特開平2
−182310号公報に示されるように、各スタンドで
の圧延荷重の振動数とその振幅から肌荒れ指数を演算で
求めたり、特開平2−255207号公報に示されるよ
うに、各スタンドの先進率と圧下率から摩耗係数を演算
で求めている。これらはいずれも圧延ロール表面の粗度
を直接的に検出しないため、圧延ロール全体が摩耗して
る場合には肌荒れ指数や摩耗係数によって肌荒れを検出
できるが、局所的な肌荒れに対しては検出が難しく、圧
延ロールの摩耗状況を的確に把握してスタンドを制御し
たり、圧延ロールを組替えたりすることができず、製品
の品質低下を招き、歩留りが悪くなるという問題があっ
た。
−182310号公報に示されるように、各スタンドで
の圧延荷重の振動数とその振幅から肌荒れ指数を演算で
求めたり、特開平2−255207号公報に示されるよ
うに、各スタンドの先進率と圧下率から摩耗係数を演算
で求めている。これらはいずれも圧延ロール表面の粗度
を直接的に検出しないため、圧延ロール全体が摩耗して
る場合には肌荒れ指数や摩耗係数によって肌荒れを検出
できるが、局所的な肌荒れに対しては検出が難しく、圧
延ロールの摩耗状況を的確に把握してスタンドを制御し
たり、圧延ロールを組替えたりすることができず、製品
の品質低下を招き、歩留りが悪くなるという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、圧延
ロール表面の粗度を直接に検出して圧延ロール表面の局
所的な肌荒れや摩耗の度合を検知し、圧延ロールの組替
え時期を正確に判定して製品の品質低下を防止すること
にある。
ロール表面の粗度を直接に検出して圧延ロール表面の局
所的な肌荒れや摩耗の度合を検知し、圧延ロールの組替
え時期を正確に判定して製品の品質低下を防止すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧延ロール表
面を軸線方向に走査する表面粗度測定器を圧延ロールに
近接させて設けたことを特徴とするものである。
面を軸線方向に走査する表面粗度測定器を圧延ロールに
近接させて設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】圧延中あるいは圧延間に、圧延ロール表面に近
接して設けらる表面粗度測定器を圧延ロールの軸線方向
に走査させ、圧延ロール表面の粗度を直接検出し、圧延
ロール表面の肌荒れ状態を検査する。そして肌荒れの状
態に応じて圧延ロールを組替えて製品の品質低下を防ぐ
ものである。
接して設けらる表面粗度測定器を圧延ロールの軸線方向
に走査させ、圧延ロール表面の粗度を直接検出し、圧延
ロール表面の肌荒れ状態を検査する。そして肌荒れの状
態に応じて圧延ロールを組替えて製品の品質低下を防ぐ
ものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。1は圧延ロール、2は半導体レーザよりな
る非接触式の表面粗度測定器であり、該表面粗度測定器
2は圧延ロールの軸線方向に走査して圧延ロール表面の
粗度を検出するもので、圧延ロール1と近接した位置に
設けられている。3は圧延ロール1から離れた位置から
圧延ロール全体を監視するカメラであり、該カメラ3に
より圧延ロール表面上の肌荒れが発見されたら、表面粗
度測定器1を肌荒れ個所に移動させて圧延ロール表面を
走査させるものである。4は表面粗度測定器2を案内す
るガイドレールである。
に説明する。1は圧延ロール、2は半導体レーザよりな
る非接触式の表面粗度測定器であり、該表面粗度測定器
2は圧延ロールの軸線方向に走査して圧延ロール表面の
粗度を検出するもので、圧延ロール1と近接した位置に
設けられている。3は圧延ロール1から離れた位置から
圧延ロール全体を監視するカメラであり、該カメラ3に
より圧延ロール表面上の肌荒れが発見されたら、表面粗
度測定器1を肌荒れ個所に移動させて圧延ロール表面を
走査させるものである。4は表面粗度測定器2を案内す
るガイドレールである。
【0007】このように構成されたものは、圧延中ある
いは圧延間に、圧延ロール表面をカメラ3により常時監
視し、圧延ロール表面に異常が発見されたら表面粗度測
定器2を異常個所まで移動させる。そして異常個所を表
面粗度測定器2で走査して圧延ロール1の表面粗度を検
出する。圧延ロールのロール肌グレードは図3のグラフ
に示されるようにロール表面粗度によって変る。このロ
ール肌グレードの変動により鋼板の疵グレードも図4の
グラフに示されるように変わるので、圧延ロール表面の
肌荒れ状態に応じて、圧延ロールの組み替えを行って製
品の品質の安定をはかるものである。
いは圧延間に、圧延ロール表面をカメラ3により常時監
視し、圧延ロール表面に異常が発見されたら表面粗度測
定器2を異常個所まで移動させる。そして異常個所を表
面粗度測定器2で走査して圧延ロール1の表面粗度を検
出する。圧延ロールのロール肌グレードは図3のグラフ
に示されるようにロール表面粗度によって変る。このロ
ール肌グレードの変動により鋼板の疵グレードも図4の
グラフに示されるように変わるので、圧延ロール表面の
肌荒れ状態に応じて、圧延ロールの組み替えを行って製
品の品質の安定をはかるものである。
【0008】なお、実施例ではカメラ3により圧延ロー
ル1を監視し、肌荒れが発見された時のみ、表面粗度測
定器2により圧延ロール表面の粗度を検出するようにし
て表面粗度検出器2の劣化を防止しているが、表面粗度
検出器2を常時走査させて圧延ロール1の表面粗度を検
出しても良いことは勿論である。また実施例では表面粗
度検出器2を半導体レーザを使用した非接触式のものと
しているが、圧延ロール表面に探査針を接触させて表面
粗度を検出しても良いことは勿論である。
ル1を監視し、肌荒れが発見された時のみ、表面粗度測
定器2により圧延ロール表面の粗度を検出するようにし
て表面粗度検出器2の劣化を防止しているが、表面粗度
検出器2を常時走査させて圧延ロール1の表面粗度を検
出しても良いことは勿論である。また実施例では表面粗
度検出器2を半導体レーザを使用した非接触式のものと
しているが、圧延ロール表面に探査針を接触させて表面
粗度を検出しても良いことは勿論である。
【0009】
【発明の効果】本発明は、前記説明によって明らかなよ
うに、圧延ロール表面を表面粗度検出器により走査して
圧延ロール表面の肌荒れを検出するようにしたから、従
来では、見過ごされていた圧延ロールの局所的な肌荒れ
も確実に検出できることとなり、常に安定した品質が維
持できる。また圧延ロール表面の粗度を正確に検出でき
るので使用限度に余裕を持たせることなく圧延ロールを
使用することができ、圧延ロールの組替えを最小限にす
る事が可能となって圧延におけるランニングコストを大
幅に低減できることとなるもので、従来の問題点を解決
した圧延ロールの粗度検出器として業界にもたらすとこ
ろ極めて大なものである。
うに、圧延ロール表面を表面粗度検出器により走査して
圧延ロール表面の肌荒れを検出するようにしたから、従
来では、見過ごされていた圧延ロールの局所的な肌荒れ
も確実に検出できることとなり、常に安定した品質が維
持できる。また圧延ロール表面の粗度を正確に検出でき
るので使用限度に余裕を持たせることなく圧延ロールを
使用することができ、圧延ロールの組替えを最小限にす
る事が可能となって圧延におけるランニングコストを大
幅に低減できることとなるもので、従来の問題点を解決
した圧延ロールの粗度検出器として業界にもたらすとこ
ろ極めて大なものである。
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例の制御を示すフローチャート図
である。
である。
【図3】本発明の実施例のロール表面粗度とロール肌グ
レードとの関係を示すグラフである。
レードとの関係を示すグラフである。
【図4】本発明の実施例のロール肌グレードと鋼板の疵
グレードとの関係を示すグラフである。
グレードとの関係を示すグラフである。
1 圧延ロール 2 表面粗度検出器 3 カメラ
Claims (2)
- 【請求項1】 圧延ロール表面を軸線方向に走査する表
面粗度測定器(2) を圧延ロール(1) に近接させて設けた
ことを特徴とする圧延ロールの肌荒れ検出装置。 - 【請求項2】 圧延ロール表面全体を監視するカメラ
(3) を圧延ロール(1)から離して設けたことを特徴とす
る請求項1 に記載の圧延ロールの肌荒れ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049293A JPH06265335A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 圧延ロールの肌荒れ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049293A JPH06265335A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 圧延ロールの肌荒れ検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06265335A true JPH06265335A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12860431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5049293A Withdrawn JPH06265335A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 圧延ロールの肌荒れ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06265335A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001208506A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-08-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 測長ローラシステム |
CN103424090A (zh) * | 2012-05-25 | 2013-12-04 | 中原工学院 | 一种轴承沟道表面粗糙度在线测量仪 |
CN112840207A (zh) * | 2018-10-08 | 2021-05-25 | Sms集团有限公司 | 用于测量滑动支承或引导元件的磨损状态的设备和方法 |
JP2021146362A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 尾高ゴム工業株式会社 | ロールの表面状態の計測装置 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5049293A patent/JPH06265335A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001208506A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-08-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 測長ローラシステム |
JP4565687B2 (ja) * | 2000-01-28 | 2010-10-20 | 大日本印刷株式会社 | 測長ローラシステム |
CN103424090A (zh) * | 2012-05-25 | 2013-12-04 | 中原工学院 | 一种轴承沟道表面粗糙度在线测量仪 |
CN112840207A (zh) * | 2018-10-08 | 2021-05-25 | Sms集团有限公司 | 用于测量滑动支承或引导元件的磨损状态的设备和方法 |
US11788982B2 (en) | 2018-10-08 | 2023-10-17 | Sms Group Gmbh | Device and method for measuring a wear condition of plain bearing or guide elements |
JP2021146362A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 尾高ゴム工業株式会社 | ロールの表面状態の計測装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |