JPH06264546A - 合成耐力床パネル - Google Patents
合成耐力床パネルInfo
- Publication number
- JPH06264546A JPH06264546A JP5053886A JP5388693A JPH06264546A JP H06264546 A JPH06264546 A JP H06264546A JP 5053886 A JP5053886 A JP 5053886A JP 5388693 A JP5388693 A JP 5388693A JP H06264546 A JPH06264546 A JP H06264546A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- panel
- floor panel
- bearing floor
- composite bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブレースとしての機能を併せ持ち、かつ、ブ
ラケットを必要としないではりに固定できる床パネルを
提供する。 【構成】 矩形枠状に構成されたフレーム１の両面に表
面パネル２と裏面パネル３を添え付け、かつ、前記フレ
ーム１の端部にはり５のフランジ5aに固定するための固
定片４を前記表面パネル２と面一な状態に突設して構成
する。
ラケットを必要としないではりに固定できる床パネルを
提供する。 【構成】 矩形枠状に構成されたフレーム１の両面に表
面パネル２と裏面パネル３を添え付け、かつ、前記フレ
ーム１の端部にはり５のフランジ5aに固定するための固
定片４を前記表面パネル２と面一な状態に突設して構成
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、合成耐力床パネルに
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術及び解決しようとする課題】一般に、鉄骨
構造の建物において、はりの上にＰＣ板等からなる床板
を敷設するには、床板をはりの上に単に架け渡すだけで
あった。このため、床板に水平力を負担する働きは期待
できず、他に水平プレースを取り付ける必要があった。
また、パネルのそり等のためにパネル間に段さが生ずる
ことがあり、その後の仕上げ工事がしにくい等の課題が
った。さらに、床レベルを低くする等の目的で、床板を
はりの内側に落とし込んで、床板とはりとを面一にする
には、床板落とし込み用のブラケットをはりの側部にあ
らかじめ取り付けておく必要があり、余計な部品を必要
とし煩わしい等の課題もあった。
構造の建物において、はりの上にＰＣ板等からなる床板
を敷設するには、床板をはりの上に単に架け渡すだけで
あった。このため、床板に水平力を負担する働きは期待
できず、他に水平プレースを取り付ける必要があった。
また、パネルのそり等のためにパネル間に段さが生ずる
ことがあり、その後の仕上げ工事がしにくい等の課題が
った。さらに、床レベルを低くする等の目的で、床板を
はりの内側に落とし込んで、床板とはりとを面一にする
には、床板落とし込み用のブラケットをはりの側部にあ
らかじめ取り付けておく必要があり、余計な部品を必要
とし煩わしい等の課題もあった。
【０００３】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、ブレースとしての機能を併せ持ち、か
つ、ブラケットを必要としないではりに固定できるよう
にした合成耐力床パネルを提供することを目的とする。
なされたもので、ブレースとしての機能を併せ持ち、か
つ、ブラケットを必要としないではりに固定できるよう
にした合成耐力床パネルを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明に係る合成耐力
床パネルは、矩形枠状に構成されたフレームの両面にパ
ネルを添え付け、かつ、前記フレームの端部にはりのフ
ランジに固定するための固定片を前記表面パネルと面一
な状態に突設することにより構成されている。
床パネルは、矩形枠状に構成されたフレームの両面にパ
ネルを添え付け、かつ、前記フレームの端部にはりのフ
ランジに固定するための固定片を前記表面パネルと面一
な状態に突設することにより構成されている。
【０００５】
実施例１．図１は、この発明に係る合成耐力床パネルの
一実施例を示し、図において、符号１は合成耐力床パネ
ルのフレーム、２及び３はこのフレーム１の両面に添え
付けられる表面パネル及び裏面パネル、そして、符号４
は合成耐力床パネルをはり５の上フランジ5aに固定する
ための固定片である。
一実施例を示し、図において、符号１は合成耐力床パネ
ルのフレーム、２及び３はこのフレーム１の両面に添え
付けられる表面パネル及び裏面パネル、そして、符号４
は合成耐力床パネルをはり５の上フランジ5aに固定する
ための固定片である。
【０００６】フレーム１は溝形鋼や山形鋼等の鋼材より
はり5,5 間に落とし込めるような大きさの矩形枠状に構
成され、かつ、中央部に中桟1a、各コーナ部にガセット
プレート1bを取り付ける等して可能な限り剛性が高めら
れている。また、表面パネル２及び裏面パネル３にはセ
メント系パネルが使用され、この表面パネル２及び裏面
パネル３はフレーム１の剛性をさらに高めるもので、フ
レーム１の両面にビス止めする等して一体的に取り付け
られている。
はり5,5 間に落とし込めるような大きさの矩形枠状に構
成され、かつ、中央部に中桟1a、各コーナ部にガセット
プレート1bを取り付ける等して可能な限り剛性が高めら
れている。また、表面パネル２及び裏面パネル３にはセ
メント系パネルが使用され、この表面パネル２及び裏面
パネル３はフレーム１の剛性をさらに高めるもので、フ
レーム１の両面にビス止めする等して一体的に取り付け
られている。
【０００７】固定片４には山形鋼等のアングル材が使用
され、固定片４はアングル材をフレーム１の端部にその
一片が表面パネル２とほぼ面一に突出した状態に溶接す
ることにより形成されている。また、固定片４には複数
個の取付孔4aと、必要により柱やボルト頭をかわすため
の切欠部4bが形成されている。
され、固定片４はアングル材をフレーム１の端部にその
一片が表面パネル２とほぼ面一に突出した状態に溶接す
ることにより形成されている。また、固定片４には複数
個の取付孔4aと、必要により柱やボルト頭をかわすため
の切欠部4bが形成されている。
【０００８】このように構成された合成耐力パネルはは
り5,5 間に架け渡され、かつ、両端の固定片４をはり５
の上フランジ5aに添え付け、取付孔4aと上フランジ5aの
取付孔5b間に固定ボルト６を締着することによりはり５
に固定されている。そして、地震等の水平力に対して
は、フレーム１と正面パネル２及び裏面パネル３とが一
体となって抵抗する。
り5,5 間に架け渡され、かつ、両端の固定片４をはり５
の上フランジ5aに添え付け、取付孔4aと上フランジ5aの
取付孔5b間に固定ボルト６を締着することによりはり５
に固定されている。そして、地震等の水平力に対して
は、フレーム１と正面パネル２及び裏面パネル３とが一
体となって抵抗する。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る合
成耐力床パネルによれば、パネルをはりの内側に落とし
込んで取り付けることができるので、パネルをブレース
として機能させることができ、ブレースを省略できる効
果がある。
成耐力床パネルによれば、パネルをはりの内側に落とし
込んで取り付けることができるので、パネルをブレース
として機能させることができ、ブレースを省略できる効
果がある。
【００１０】また、従来必要であった落とし込み用のブ
ラケットが不要になり、また、ＰＣ板よりはるかに軽い
ので、余計な手間暇を必要とせず、また、運搬等の取り
扱いも容易になり、施工の省力化が図れる効果がある。
ラケットが不要になり、また、ＰＣ板よりはるかに軽い
ので、余計な手間暇を必要とせず、また、運搬等の取り
扱いも容易になり、施工の省力化が図れる効果がある。
【００１１】さらに、固定片は表面パネルとほぼ面一に
突設され、その結果、合成耐力パネルはその大部分がは
りの内側に落とし込まれた状態に設置されるので、床レ
ベルを低くできる効果もある。
突設され、その結果、合成耐力パネルはその大部分がは
りの内側に落とし込まれた状態に設置されるので、床レ
ベルを低くできる効果もある。
【図１】この発明に係る合成耐力床パネルの取付状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図２】この発明に係る合成耐力床パネルの一実施例の
フレームの平面図である。
フレームの平面図である。
【図３】図３に示すフレームの側面図である。
【図４】従来の床パネルの取付方法の一例を示す縦断面
図である。
図である。
１…フレーム、２…表面パネル、３…裏面パネル、４…
固定片、５…はり、６…固定ボルト。
固定片、５…はり、６…固定ボルト。
Claims (1)
- 【請求項１】 鉄骨軸組構造の梁構面内に取り付けられ
る合成耐力床パネルにおいて、矩形枠状に構成されたフ
レームの両面にパネルを添え付け、かつ、前記フレーム
の端部にはりのフランジに固定するための固定片を前記
表面パネルと面一な状態に突設してなることを特徴とす
る合成耐力床パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5053886A JPH06264546A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 合成耐力床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5053886A JPH06264546A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 合成耐力床パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264546A true JPH06264546A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12955222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5053886A Withdrawn JPH06264546A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 合成耐力床パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06264546A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010009298A3 (en) * | 2008-07-16 | 2010-04-29 | Nucor Corporation | Load bearing apparatus and system |
| JP2019190102A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | 株式会社竹中工務店 | 床構造 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5053886A patent/JPH06264546A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010009298A3 (en) * | 2008-07-16 | 2010-04-29 | Nucor Corporation | Load bearing apparatus and system |
| JP2019190102A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | 株式会社竹中工務店 | 床構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |