JPH06263902A - 易接着性ポリエステルフィルム - Google Patents

易接着性ポリエステルフィルム

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JPH06263902A
JPH06263902A JP7761993A JP7761993A JPH06263902A JP H06263902 A JPH06263902 A JP H06263902A JP 7761993 A JP7761993 A JP 7761993A JP 7761993 A JP7761993 A JP 7761993A JP H06263902 A JPH06263902 A JP H06263902A
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JP
Japan
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film
water
wax
polyester film
acid
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JP7761993A
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English (en)
Inventor
Jun Hirata
純 平田
Takeo Kitagawa
健雄 北川
Takashi Mimura
尚 三村
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、水
溶性共重合ポリエステルと、酸化ワックスまたは酸化ワ
ックスとロジン変性ワックスを主体とした混合物の塗膜
が形成されてなる易接着性ポリエステルフィルム。 【効果】水溶性、接着性、易滑平滑性、耐ブロッキング
性等に優れ、磁気記録材料、各種写真材料、包装材料、
電気絶縁材料、一般工業材料等に好適な易接着性ポリエ
ステルフィルムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は易接着性ポリエステルフ
ィルムに関するものである。詳しくは易滑性、接着性、
耐ブロッキング性などに優れ、磁気記録材料、各種写真
材料、包装材料、電気絶縁材料、一般工業材料などに使
用される基材フィルムとして好適な易接着ポリエステル
フィルムに関するものである。特に磁気記録材料に使用
される基材フィルムとして好適な易接着ポリエステルフ
ィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル、特にポリエチレンテレフ
タレ−ト、ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリエチレン
ナフタレ−トあるいはポリ−1,4−シクロヘキサンジ
メチレンテレフタレ−ト及びこれらを主体とするポリエ
ステルは優れた物理的、化学的特性を有しており、繊
維、フィルムあるいはシ−トさらにはその成型品として
広く使用されている。特に、ポリエステルフィルムは耐
熱性、耐薬品性、機械的特性において優れた性質を有す
るために、磁気記録材料、各種写真材料、包装材料、電
気絶縁材料、一般工業材料等多くの用途に用いられてい
る。
【0003】これらの用途においてはポリエステルフィ
ルム単体で使用されることは無く、フィルム表面に種々
の被覆物、例えば磁性体塗料、ケミカルマット塗料、ジ
アゾ感光塗料、ゼラチン組成物、ヒ−トシ−ル付与組成
物、インクなどを塗布あるいは印刷して使用される。
【0004】特に、磁気テ−プやフロッピ−ディスク等
に用いられるフィルムには、磁気記録の高信頼性、高密
度化のために平坦性、平滑性が求められているととも
に、磁性体塗料とベ−スフィルムとの接着力の向上が強
く求められている。しかし、フィルムに磁性体塗料への
接着力を付与すると、逆にフィルム間でブロッキングを
生じたり、表面平滑性のために滑り性が悪く、巻取り、
スリット等で各種トラブルを発生し磁気記録性能が悪化
したりする。このため、フィルムの接着性付与には、易
滑性が良好で、フィルム間のブロッキング現象を生じさ
せない、さらにはフィルム表面に塗布あるいは印刷され
る種々の被覆物に含有されている各種溶剤に対しても抵
抗力のある方法や易接着物質が望まれている。
【0005】しかしながら、一般にポリエステル自体が
不活性で接着性に乏しいため、フィルム表面に種々の被
覆物、例えば磁性体塗料、ケミカルマット塗料、ジアゾ
感光塗料、ゼラチン組成物、ヒ−トシ−ル付与組成物、
インクなどを塗布あるいは印刷する際には、該被覆物と
の接着性を良好とするためにフィルム表面にコロナ放電
あるいはプラズマ等の物理的な処理やアルカリあるいは
アミン類の化学薬品を使用した化学的な処理をする方
法、さらには易接着性物質をコ−ティングする方法など
が知られている。しかし、物理的あるいは化学的な表面
処理方法は工程が煩雑となり、コストアップとなるばか
りでなく、十分な接着性が得られない。
【0006】一方、易接着性物質をコ−ティングする方
法はポリエステルフィルムの製造工程内で実施でき、コ
スト面で有利であり、かつ、種々の被覆物に対応できる
接着性物質を選択することが可能である。さらに、ポリ
エステルフィルムの取り扱い性、フィルム製造時の作業
性の点から、種々の水分散あるいは水溶性共重合ポリエ
ステルおよび該共重合ポリエステルをポリエステルフィ
ルムに積層あるいは塗布することが提案されて来た。例
えば、特公昭47−40873号公報、特開昭50−1
21336号公報にはポリエステルにポリエチレングリ
コ−ル及びエステル形成スルホン酸金属塩化合物を共重
合したもの、特開昭50−83497号公報、特開昭5
4−3848号公報、特開昭56−144150号公
報、特開昭57−70153号公報、特開昭57−70
177号公報および特開昭59−1215318号公報
にはエステル形成スルホン酸金属塩化合物および脂肪族
ジカルボン酸成分を共重合したものあるいはポリエステ
ルフィルムに積層あるいは塗布したものなどがある。ま
た、特公昭64−10189にはポリエステルフィルム
にコポリエステルエ−テル樹脂と高級脂肪酸ワックスの
混合物を塗布したものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては次のような問題点がある。すなわ
ち従来の水分散あるいは水溶性共重合ポリエステルおよ
び該共重合ポリエステルをポリエステルフィルムに積層
あるいは塗布したものは、水分散あるいは水溶性を向上
させる目的で、エステル形成スルホン酸金属塩化合物と
ポリエチレングリコ−ルあるい脂肪族ジカルボン酸成分
等を併用したものがあるが、水分散あるいは水溶性は十
分でなかったり、あるいは、ポリエチレングリコ−ル、
脂肪族ジカルボン酸成分を多量に共重合するため、ポリ
エステルのガラス転移温度が著しく低下し、接着性は発
現するものの、フィルムの易滑性、耐ブロツキング性、
耐溶剤性などに劣り、巻取やスリットの作業性が著しく
低下するなどの欠点がある。
【0008】本発明はこれらの欠点を解消せしめ、易滑
性、接着性、水溶性、耐ブロッキング性などに優れ、磁
気記録材料等に使用される基材フィルムとして好適な易
接着ポリエステルフィルムを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の目的
は、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、水溶性
共重合ポリエステルと酸化ワックスまたは酸化ワックス
とロジン変性ワックスとを主体とした混合物の塗膜が形
成されてなる易接着性ポリエステルフィルムをその骨子
とするものである。
【0010】本発明における水溶性共重合ポリエステル
とは、公知のもので特に限定されないが、全ジカルボン
酸成分のうち、60モル%以上が芳香族ジカルボン酸、
7〜40モル%(好ましくは10〜20モル%)がエス
テル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物であり、全
グリコ−ル成分のうち60重量%以上が脂肪族または脂
環族グリコ−ル、0〜40重量%(好ましくは1〜18
重量%)がジエチレングリコ−ルからなるものが好まし
い。全ジカルボン酸成分が上記の場合、接着性が向上
し、全グリコ−ル成分が上記の場合、接着性が向上しブ
ロッキング性が改善される。
【0011】また、本発明における、水溶性共重合ポリ
エステルの芳香族ジカルボン酸成分としては、テレフタ
ル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,5−ジメチルテレ
フタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、ビフェニ
ルジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、
1,2−ビス(フェノキシ)エタン−p,p' −ジカル
ボン酸およびそれらのエステル形成性誘導体を用いるの
がより好ましい。また、エステル形成性スルホン酸アル
カリ金属塩化合物としては、スルホテレフタル酸、5−
スルホイソフタル酸、4−スルホフタル酸、4−スルホ
ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、スルホ−p−キシ
リレングリコ−ル、2−スルホ−1,4−ビス(ヒドロ
キシエトキシ)ベンゼンなどのアルカリ金属塩(スルホ
ン酸のアルカリ金属塩)およびこれらのエステル形成性
誘導体を用いるのがより好ましい。
【0012】なお、上記のエステル形成性アルカリ金属
塩化合物のうち、5−スルホイソフタル酸、スルホテレ
フタル酸のナトリウムおよびこれらのエステル形成性誘
導体を用いるのが最も好ましい。
【0013】本発明における水溶性共重合ポリエステル
のグリコ−ル成分の脂肪族または脂環族グリコ−ルとし
ては、例えば、エチレングリコ−ル、1,3−プロパン
ジオ−ル、1,4−ブタンジオ−ル、1,4−シクロヘ
キサンジメタノ−ルなどを用いるのがより好ましい。
【0014】本発明のポリエステルフィルムに積層する
水溶性共重合ポリエステルの製造方法としては、例えば
酸成分としてテレフタル酸、イソフタル酸、アジピン
酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸成分およびグリ
コ−ル成分としてエチレングリコ−ル、ジエチレングリ
コ−ルからなる水溶性共重合ポリエステルについて説明
すると、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、5
−ナトリウムスルホイソフタル酸およびエチレングリコ
−ル、ジエチレングリコ−ルとを直接エステル化反応さ
せるか、テレフタル酸ジメチル、イソフタル酸ジメチ
ル、アジピン酸ジメチル、5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸ジメチルおよびエチレングリコ−ル、ジエチレン
グリコ−ルとをエステル交換反応させる第一段階と、こ
の第一段階の反応生成物を重縮合反応させる第二段階と
によって製造する方法等を挙げることができる。
【0015】この際、反応触媒として、従来公知のアル
カリ金属、アルカリ土類金属、マンガン、コバルト、亜
鉛、アンチモン、ゲルマニウム、チタン化合物等が用い
られ、さらに着色防止剤としてリン化合物等を用いても
良い。
【0016】また、本発明のポリエステルフィルムに積
層する水溶性共重合ポリエステルの極限粘度は特に限定
されないが、接着性の点で0.3以上が好ましく、さら
には0.35以上が好ましく、特には0.4以上が好ま
しい。
【0017】また、該水溶性共重合ポリエステルには必
要に応じて、難燃剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、顔料、
染料、脂肪酸エステル、ワックスなどの有機滑剤あるい
はポリシロキ酸などの消泡剤を配合してもよく、さらに
は滑り性などを付与する目的でクレ−、マイカ、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、カオリン、湿式および乾式法シ
リカ、コロイド状シリカ、リン酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、アルミナなどの無機粒子、さらにはアクリル酸
類、スチレンなどを構成成分とする有機粒子等を配合し
ても良い。
【0018】本発明のポリエステルフィルムに積層する
水溶性共重合ポリエステルは、水に溶解し、水溶液とし
て使用する。この水溶液とは物理的、化学的な意味で厳
密性を有するものではなく、水に大部分が溶解し、一部
が微分散しているようなものも含むものである。
【0019】本発明における酸化ワックスとは、特に限
定されるものではないが、エチレン鎖のワックス分を空
気酸化等の方法で酸化してカルボキシル基や水酸基等を
付加したものが好ましく用いられる。分子量、融点など
も特に限定されないが、分子量1000以上を有するも
のが好ましい。
【0020】また、ロジン変性ワックスとは、特に限定
されるものではないが、本発明においては特に下記化合
物からなる組成物が好ましい。すなわち{ロジンまたは
不均化ロジン、または水添ロジン・α,β置換エチレン
(α置換基:カルボキシル、β置換基:水素またはメチ
ルまたはカルボキシル)付加物}・アルキルまたはアル
ケニル(各炭素数1〜8)ポリ(繰り返し単位:1〜
6)アルコ−ルのエステル付加物を用いるのが特に好ま
しい。
【0021】本発明における酸化ワックス(A)は単独
で用いてもよいが、ロジン変性ワックス(B)は易滑性
付与効果の点で(A)と混合して使用することが好まし
い。(A)および(B)を混合して使用する場合の混合
比率は特に限定されるものではないが、(A)/(B)
は10/90〜90/10、好ましくは20/80〜8
0/20、更に好ましくは30/70〜70/30とす
るのが好ましい。混合比率(A)/(B)を90/10
以下とするのは水に乳化あるいは懸濁させる場合の均一
分散性が良好で均一な塗布膜を得るのに好適であること
による。また、10/90以上とするのは塗布後の易滑
性が良好であることによる。
【0022】本発明の合成ワックスの易滑性付与効果に
ついては十分解明されていないが、従来の天然ワックス
等に比べ本発明の合成ワックスはその表面自由エネルギ
ーの分散力成分が大きく、かつ極性力成分が小さいこと
によるもので、水溶性共重合ポリエステルとの混合系に
おいても同様の効果を示していると推定している。
【0023】また、本発明の効果を損なわない範囲で上
記酸化ワツクス(A)とロジン変性ワックス(B)の混
合物中あるいは(A)単独に更にオイル状物質を加えて
も良い。ここでオイル状物質とは常温で液体あるいはペ
−スト状のオイルであり、植物油、油脂、鉱物油、合成
潤滑油などがある。その中でも鉱物油、合成潤滑油が好
適であり、中でも合成潤滑油が特に好ましい。合成潤滑
油としては例えばオレフィン重合油、ジエステル油、ポ
リアルキレングリコ−ル油、シリコ−ン油などを挙げる
ことができる。
【0024】上記オイル状物質は、前記ワックス(A)
又は(A)+(B)の混合物100重量部に対して50
重量部以下、好ましくは20重量部以下添加するのが望
ましい。
【0025】上記組成物中には本発明の効果を阻害しな
い範囲内で各種添加剤を併用することができる。例えば
帯電防止剤、耐熱剤、耐酸化防止剤、有機、無機の粒
子、顔料などが挙げられる。
【0026】本発明における塗膜(皮膜)とは、上記の
水溶性共重合ポリエステルと上記の酸化ワックス(A)
または酸化ワックス(A)+ロジン変性ワックス(B)
の混合物とを主体(主成分)とした混合物で形成される
ものである。なお、水溶性共重合ポリエステルとワック
スとを主体としたとは、該混合物が塗膜の80重量%以
上、好ましくは90重量%以上含まれていることが望ま
しい。
【0027】本発明においては、塗膜に対し、水溶性共
重合ポリエステル70〜99.9重量%、さらに好まし
くは85〜99重量%、ワックスが30〜0.1重量
%、さらに好ましくは15〜1重量%混合されているこ
とが好ましい。水溶性共重合ポリエステルが70重量%
以下では接着性が劣るようになるので好ましくない。逆
に99.9重量%以上では易滑性、耐ブロッキング性に
劣るようになるので好ましくない。上記の範囲内である
場合、接着性、易滑性、耐ブロッキング性の両立と言う
点で好ましい。なお、塗膜には他の成分として、公知の
シランカップリング剤等の架橋剤を添加しても良い。
【0028】なお、塗膜の厚みは特に限定されないが、
0.001〜1μm、特に0.01〜0.2μmが好ま
しい。
【0029】本発明におけるポリエステルフィルムと
は、周知の方法で形成したポリエステルフィルム、すな
わち、ポリエステルを溶融してシ−トに押出し、これを
少なくとも一方向に延伸して形成したフィルムで、その
フィルムの機械特性としては通常のバランスタイプ、一
軸方向に強力化されたタイプ、二軸方向に強力化された
タイプのいずれかであることが望ましい。また、ポリエ
ステルフィルムの表面は平滑であることが望ましく、具
体的にはフィルムの表面粗さは、触針式表面粗さ計のカ
ットオフ値0.08mmで、Ra値が0.003〜0.
030μmの範囲内にあることが望ましい。
【0030】なお、Ra値とは、触針式表面粗さ計から
得られる断面曲線から適当なカットオフ値を用いてうね
りを除いた粗さ曲線において、中心線(中心線より上の
部分と下の部分の面積が等しくなるようにして求められ
る)からの粗さ曲線の高さ(低さ)の絶対値の算術平均
である(DIN 4768による)。
【0031】上記フィルムを形成するポリエステルは、
線状ポリエステルを主体とするものであればどのような
ものでも良い。たとえば、ポリエチレンテレフタレ−
ト、ポリテトラメチレンテレフフタレ−ト、ポリ−1,
4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレ−ト、ポリ
エチレン−2,6−ナフタリンジカルボキシレ−ト、ポ
リエチレン−p−オキシベンゾエ−トなどがその代表例
である。
【0032】また、上記のポリエステルはホモポリエス
テルであってもコポリエステルであっても良い。コポリ
エステルの場合、共重合する成分としては、例えば、ジ
エチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ネオペン
チルグリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、p−キシリ
レングリコ−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル
などのジオ−ル成分、アジピン酸、セバシン酸、フタル
酸、イソフタル酸、2,6−ナフタリンジカルボン酸、
5−ナトリウムスルホイソフタル酸などのジカルボン酸
成分、トメリット酸、ピロメリツト酸などの多官能カル
ボン酸成分、p−オキシエトキシ安息香酸などが挙げら
れる。なお、共重合の場合、共重合する成分は20モル
%以下が望ましい。
【0033】本発明のフィルムの製法について説明す
る。ただし、これに限定されるものではない。実質的に
無配向、結晶性のポリエチレンテレフタレ−ト原料を、
270℃〜290℃に溶融してシ−ト状に押出し、20
〜30℃のキャスティングドラムで冷却固化して、未延
伸シ−トとし、続いて二軸延伸、熱処理してフィルムを
製造する。二軸延伸は縦、横逐次延伸あるいは二軸同時
延伸のいづれでもよく、延伸倍率は特に限定されるので
はないが、通常は縦、横それぞれ2.0〜5.0倍が適
当である。あるいは、縦、横延伸後、縦、横いずれかの
方向に再延伸してもよい。また、ポリエステルの厚みは
特に限定されるものではないが、2〜200μmが好ま
しく用いられる。
【0034】本発明の易接着ポリエステルフィルムの易
接着層塗膜の積層方法はポリエステルフィルムの製造工
程中に塗布し、基材と共に延伸する方法が最も好まし
い。例えば、溶融押し出しされた結晶配向前のポリエス
テルフィルムを長手方向に2.5〜5倍程度延伸し、連
続的に塗布する面にコロナ放電処理を施し、その処理面
に塗布液を塗布する。塗布されたフィルムは段階的に加
熱されたゾ−ンを通過しつつ乾燥され、幅方向に2.5
〜5倍程度延伸される。さらに連続的に150〜250
℃の加熱ゾ−ンに導かれ結晶配向を完了させる方法によ
って得られる。この場合に用いる塗布液は環境汚染や防
爆性の点で水系が好ましい。基材フィルム上への塗布の
方法は公知の塗布方法、例えばリバ−スコ−ト法、グラ
ビアコ−ト法、ロッドコ−ト法、ダイコ−ト法、ワイア
−バ−法などを用いることができる。上記塗布層(易接
着層)中には本発明の効果を阻害しない範囲内で公知の
添加剤、例えば耐熱安定剤、耐酸化安定剤、耐候安定
剤、紫外線吸収剤、有機の易滑剤、顔料、染料、有機ま
たは無機の微粒子、充填剤、帯電防止剤、核剤などを配
合しても良い。
【0035】なお、塗料組成としては、水溶性共重合ポ
リエステルは、水中に水溶性共重合ポリエステルを0.
5〜10重量%程度含むものが好ましい。水溶性共重合
ポリエステル塗料は、例えば90℃程度の温湯に水溶性
共重合ポリエステルを加え、攪拌することにより調製す
ることができる。ワックス塗料は、水中にワックス成分
を1〜30重量%程度含むものが好ましい。非イオン性
界面活性剤、リン酸エステル、オレイン酸アンモニウ
ム、2−アミノ−2−メチルプロパノール等を例えば1
重量%程度加えることにより、ワックスの水への分散が
容易になるので好ましい。上記水溶性共重合ポリエステ
ル塗料とワックス塗料とは混合後、ポリエステルフィル
ムに塗布することが好ましい。
【0036】次に本発明の易接着性ポリエステルフィル
ムの製造方法について説明するが、当然これに限定され
るものではない。PETを常法に従って乾燥後、溶融押
出し、押出しされたシ−ト状溶融体を冷却固化せしめて
未延伸PETフィルムを作る。このフィルムを80〜1
20℃に加熱して長手方向に2.0〜5.0倍延伸して
一軸配向フィルムとする。このフィルムの片面にコロナ
放電処理を施し、この処理面に所定の濃度に水で希釈し
た本発明の範囲の水性塗剤を塗布する。次いで、この塗
布されたフィルムを90〜140℃に加熱しつつ幅方向
に2.5〜5.0倍延伸し、引き続いて160〜240
℃の熱処理ゾ−ン中に導き、1〜10秒間熱処理を行
う。この熱処理中に必要に応じて幅方向に3〜12%の
弛緩処理を施しても良い。かくして得られた易接着性ポ
リエステルフィルムの巻取性、スリット性は良好であ
り、塗布層側に用途に応じた塗剤を塗布することによ
り、各種用途、例えば磁気記録材料、セロファン用イン
ク、オフセット用インク、紫外線硬化インクなどの各種
インク印刷用、電子写真トナ−易接着用、ケミカルマッ
ト塗料易接着用、ジアゾ塗料易接着用、蒸着用などの無
機質被覆用などの基材フィルムとして好適に使用される
ものである。
【0037】特性値の測定方法および評価方法 本発明における特性の測定方法および効果の評価方法は
次のとうりである。
【0038】 (1)共重合ポリエステルの極限粘度:[η] o−クロロフェノ−ル溶媒を用い、25℃で測定した。
【0039】(2)共重合ポリエステルの水溶性 共重合ポリエステル2gを水100g中に入れ、80
℃、2時間撹拌溶解して冷却後、2μmフィルタ−で瀘
過する。溶解状態および瀘上物量によって共重合ポリエ
ステルの水溶性を判定した。 ○:水溶液は透明あるいは僅かに白濁しているが、瀘上
物はほとんど認められなかった。 △:水溶液はやや白濁しており、瀘上物が認められた。 ×:溶解しにくい、あるいは水溶液は強く白濁してお
り、多量の瀘上物が認められた。
【0040】(3)密着性 共重合ポリエステルおよびワックスの水溶液をポリエス
テルフィルム基板上に塗布し、易接着層を設けたけ易接
着層面に磁性体塗料(ダイフェラコ−トCAD−430
1:大日精化工業(株)製)100重量部と硬化剤であ
るスミジュ−ルN75(住友バイエル(株)製)1重量
部からなる塗料を乾燥後で5μmになるようにバ−コ−
タ−で塗布し、100℃、5分間乾燥して被覆層を設け
た。該被覆面にセロハン粘着テ−プ(ニチバン(株)
製)を貼り、線圧50kg/cmのニップロ−ルを通過
させた後、180度方向に急速に剥離する。その時のセ
ロハン粘着テ−プに付着した被覆面の面積を求めて接着
性を判定した。 ◎:セロハン粘着テ−プに付着した被覆面の面積が5%
未満であり、接着性に優れている。 ○:セロハン粘着テ−プに付着した被覆面の面積が5%
〜10%未満であり、接着性にやや優れている。 △:セロハン粘着テ−プに付着した被覆面の面積が10
〜30%未満であり、接着性にやや劣る。 ×:セロハン粘着テ−プに付着した被覆面の面積が30
%以上であり、接着性に劣る。
【0041】(4)耐ブロッキング性 易接着層を設けたフィルムの易接着層面と二軸配向PE
Tフィルムを重ね合わせたもの(重ね面積:3cm×4
cm)に500g/12cm2 の加重をかけて60℃、
80%RH中で72時間放置した後、重ね合わせ部のせ
ん断応力をテンシロン引張り試験機を用い引張り速度2
0cm/分で測定し、下記基準で判定した。 ○:0kg/cm2 以上1kg/cm2 未満 △:1kg/cm2 以上3kg/cm2 未満 ×:3kg/cm2 以上
【0042】 (5)易滑性(静摩擦係数μs 、動摩擦係数μd ) フィルム同士の摩擦係数は、ASTM−D−1894−
63に準じ、静摩擦係数μs 、動摩擦係数μd を新東科
学(株)製表面性測定機HEIDON−14DRを用い
て、サンプル移動速度200mm/分、荷重200g、
接触面積63.5mm×63.5mmの条件で測定し、
アナライジングレコ−ダ−TYPE:HEIDON36
55E−99で記録し評価した。一般に厚みが10μm
程度の薄いフィルムの長尺品(2万m前後)を巻く場合
の易滑性の要求値としては、好ましくはμs で0.65
以下であり、以下の基準により易滑性を判定した。 ○:μs =0.65未満 △:μs =0.65以上0.80未満 ×:μs =0.80以上
【0043】(6)塗布層の厚み 日立製作所製透過型電子顕微鏡HU−12型を用い、積
層フィルムの超薄断面切片を観察し、厚みを求めた。
【0044】(7)表面粗さ(Ra) JIS−B−0601に従い、株式会社小坂研究所製の
触針型表面粗さ計BE−3Eを用い、カットオフ0.0
25mm、測定長4mmで平均表面粗さRa(μm)測
定した。
【0045】
【発明の効果】本発明は、ポリエステルフィルムの少な
くとも片面に、水溶性共重合ポリエステルと酸化ワック
スまたは酸化ワックスとロジン変性ワックスとを主体と
した混合物の塗膜が形成されてなる易接着性ポリエステ
ルフィルムであり、水溶性、かつ優れた易滑平滑性、接
着性、耐ブロッキング性などを有し、磁気記録材料等に
使用される基材フィルム等に好ましく用いられる。
【0046】次に実施例に基づいて本発明を説明するが
必ずしもこれに限定されるものではない。
【0047】
【実施例】実施例1 粒径0.5〜1.5μmの析出粒子(重合工程中に析出
した粒子)を0.15重量%および粒子径約1.5μm
の炭酸カルシウム粒子を0.2重量%含有するPETペ
レット(極限粘度0.63dl/g)を充分に乾燥した
後、押出機に供給して280℃で溶融押出し、10μm
カットの金属焼結フィルタ−で瀘過した後、T字型口金
よりシ−ト状に押出し、これを表面温度30℃の冷却ド
ラムに巻き付けて冷却固化せしめた。この間のシ−トと
冷却ドラム表面との密着性を向上させるため、シ−ト側
にワイヤ−電極を配置して6,000Vの直流電圧を印
加した。かくして得られた未延伸PETフィルムを95
℃に加熱して長手方向に3.5倍延伸し、一軸延伸フィ
ルムとした。このフィルムの片面に空気雰囲気中でコロ
ナ放電処理を施し、その処理面にグラビアコ−ト方式で
下記組成の塗料を二軸延伸後の塗布層厚みが0.04μ
mになるように塗布した。
【0048】 [塗料組成] 1)水溶性共重合ポリエステル 90重量部 TPA/SSIA‖EG 87.5 / 12.5 ‖100 モル% TPA :テレフタル酸 SSIA:5-ナトリウムスルホイソフタル酸 EG:エチレングリコ−ル
【0049】上記水溶性共重合ポリエステルを90℃の
温湯中で、2wt%濃度となるように1時間撹拌溶解
し、室温に冷却後瀘過して水溶性共重合ポリエステル塗
剤とした。 2)ワックス 酸化ワックス 10重量部
【0050】上記酸化ワックスを水分散体とするため非
イオン性界面活性剤、燐酸エステル、オレイン酸アンモ
ニウム、2−アミノ−2−メチルプロパノ−ルを各1重
量部添加し、水中で強撹拌し、さらに超音波分散機で全
固形分比率が2重量%の水分散体を作成した。2wt%
濃度の水溶性共重合ポリエステル90重量部、および2
wt%濃度の酸化ワックス10重量部を良く混合撹拌し
本発明の塗剤とした。塗布された一軸延伸フィルムをテ
ンタ−内に導き110℃の予熱工程で水分を乾燥させた
後、120℃に加熱しつつクリップで把持しながら幅方
向に4.0倍延伸し、続いて210℃で5秒間熱処理を
施し、塗布層厚み0.04μm、フィルム厚み10μm
の易接着性ポリエステルフィルムを得た。得られたフィ
ルムの特性を表2に示す。このフィルムは易滑性、磁性
塗料密着性、耐ブロッキング性、表面平滑性に優れたも
のであつた。
【0051】実施例2 添加ワックスの種類、配合比を下記の様に変更した他は
実施例1と全く同様にして塗布層厚み0.04μm、フ
ィルム厚み10μmの易接着性ポリエステルフィルムを
得た。
【0052】 [塗料組成] 1)水溶性共重合ポリエステル TPA/SSIA‖EG 94重量部 87.5 / 12.5 ‖100モル % 2)ワツクス (a)酸化ワックス 65重量部 (b)ロジン変性ワックス 35重量部 6重量部 {水添ロジン・αβ置換エチレン(α置換基:カルボキ
シル基、β置換基:メチル)付加物}・アルキル(炭素
数6)ポリ(繰り返し単位:5)アルコ−ルのエステル
化合物
【0053】上記(a)+(b)を水分散体とするため
非イオン界面活性剤、燐酸エステル、オレイン酸アンモ
ニウム、2−アミノ−2−メチルプロパノ−ルを各1重
量部添加し、水中で強撹拌し、さらに超音波分散機で全
固形分比率が2.0重量%の水分散体を作成した。
【0054】得られた易接着性ポリエステルフィルムの
特性を表2に示す。
【0055】実施例3 実施例1のSSIAの共重合量を15wt%にし、酸化
ワックスとロジン変性ワックスの配合比を35/65と
し、水溶性共重合ポリエステル85重量部に対し15重
量部ワックスを添加する他は実施例1と全く同様にして
塗布層厚み0.04μm、フィルム厚み10μmの易接
着性ポリエステルフィルムを得た。得られた易接着性ポ
リエステルフィルムの特性を表2に示す。
【0056】実施例4 表1の組成の如く、ワックスとして酸化ワックスのみを
使用し、水溶性共重合ポリエステル96重量部に対し4
重量部添加した他は実施例1と全く同様にして、塗布層
厚み0.04μm、フィルム厚み10μmの易接着性ポ
リエステルフィルムを得た。得られた易接着性ポリエス
テルフィルムの特性を表2に示す。
【0057】比較例1 表1に示すように易接着層として、TPA/SSIA‖
EG=87.5/12.5‖100モル%からなる濃度
2wt%の水溶性共重合ポリエステルを単独で用いた他
は実施例1と全く同様にして塗布層厚み0.04μm、
フィルム厚み10μmの易接着性ポリエステルフィルム
を得た。得られた易接着性ポリエステルフィルムの特性
を表2に示すが、易滑性に劣り、耐ブロッキング性にも
劣るフィルムであった。
【0058】比較例2 表1に示す通り、実施例1で使用したのと同組成の濃度
2wt%からなる水溶性共重合ポリエステルを用い、濃
度2wt%のカルナウバワックスを水溶性共重合ポリエ
ステル93重量部に対し、7重量部添加した他は実施例
1と全く同様にして塗布層厚み0.04μm、フィルム
厚み10μmの易接着性ポリエステルフィルムを得た。
得られた易接着性ポリエステルフィルムの特性を表2に
示すが、易滑性に劣るフィルムであった。
【0059】比較例3 比較例2と同組成の濃度2wt%からなる水溶性共重合
ポリエステルを用い、濃度2wt%のパラフィンワック
スを水溶性共重合ポリエステル93重量部に対し、7重
量部添加した他は実施例1と全く同様にして塗布層厚み
0.04μm、フィルム厚み10μmの易接着性ポリエ
ステルフィルムを得た。得られた易接着性ポリエステル
フィルムの特性を表2に示すが、易滑性に劣るフィルム
であった。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムの少なくとも片面
    に、水溶性共重合ポリエステルと、酸化ワックスまたは
    酸化ワックスとロジン変性ワックスとを主体とした混合
    物の塗膜が形成されてなることを特徴とする易接着性ポ
    リエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 該塗膜が、水溶性共重合ポリエステル7
    0〜99.9重量%、酸化ワックス又は酸化ワックスと
    ロジン変性ワックス30〜0.1重量%を主体とした混
    合物で形成されてなることを特徴とする請求項1記載の
    易接着性ポリエステルフィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001032756A1 (en) * 1999-11-02 2001-05-10 Teijin Limited Coated hollow polyester molding, method of reclaiming the same, and solution for surface coating
JP2004339374A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Toyobo Co Ltd 熱収縮性ポリエステル系フィルム

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