JPH0626386Y2 - 液体塗布具 - Google Patents
液体塗布具Info
- Publication number
- JPH0626386Y2 JPH0626386Y2 JP1987197465U JP19746587U JPH0626386Y2 JP H0626386 Y2 JPH0626386 Y2 JP H0626386Y2 JP 1987197465 U JP1987197465 U JP 1987197465U JP 19746587 U JP19746587 U JP 19746587U JP H0626386 Y2 JPH0626386 Y2 JP H0626386Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- liquid
- shaft
- valve
- knock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coating Apparatus (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、白毛染やアイライナー等の液体塗布具の気
密保持と液漏れ防止の構造に関する。
密保持と液漏れ防止の構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種の塗布具に対しては様々な提案がなされて
いるが、気密保持と液漏れ防止に関して不充分なものが
多かった。
いるが、気密保持と液漏れ防止に関して不充分なものが
多かった。
(考案が解決しようとする課題) そこで、この考案は上記従来のもののもつ欠点を改善す
るものであり、液体を充填するカートリッジを簡単な構
成をもつものとし、キャップによる閉塞時には、弁によ
り液の流路を完全に閉塞して、気密の保持と液漏れを防
止すると共に、上記カートリッジを流入管に対しノック
により摺動可能にして液体を塗布体まで供給するもので
ある。
るものであり、液体を充填するカートリッジを簡単な構
成をもつものとし、キャップによる閉塞時には、弁によ
り液の流路を完全に閉塞して、気密の保持と液漏れを防
止すると共に、上記カートリッジを流入管に対しノック
により摺動可能にして液体を塗布体まで供給するもので
ある。
(課題を解決するための手段) そのために、液体を充填したカートリッジを、カートリ
ッジ開口部に嵌着される止め栓を介して、軸内に設けた
流入管に対して摺動可能に密嵌し、更に連結軸内のスプ
リングに抗してカートリッジを押圧するノックを軸後方
に設け、前記流入管を経て塗布体まで連通する液体流出
路の途中に上記連結軸に固定する弁を塗布体を保持する
ホルダー後方に設け、塗布体に被冠するキャップの閉蓋
により、上記弁とホルダーが当接して閉塞するよう構成
されるものである。
ッジ開口部に嵌着される止め栓を介して、軸内に設けた
流入管に対して摺動可能に密嵌し、更に連結軸内のスプ
リングに抗してカートリッジを押圧するノックを軸後方
に設け、前記流入管を経て塗布体まで連通する液体流出
路の途中に上記連結軸に固定する弁を塗布体を保持する
ホルダー後方に設け、塗布体に被冠するキャップの閉蓋
により、上記弁とホルダーが当接して閉塞するよう構成
されるものである。
(作用) 上記構成を具えるので、カートリッジ後部を押圧するこ
とにより、カートリッジ容積を縮小し内部液体を先端に
向け案内し、塗布部より外部に流出して塗布するもので
あり、キャップによる閉塞時に弁に当接するようホルダ
ーを移動させ流路を閉鎖するものであるから、液漏れを
防止するとともにノックカバーの誤作動による液体の漏
出を防止するものであり、使用前は周知のようにカート
リッジ開口端に嵌着する止め栓がボールにより封止され
ているから化粧料の漏出を防止でき、更には、連結軸が
あるため使い捨てとなるカートリッジの構成を簡単にし
てコストを低減できるものである。
とにより、カートリッジ容積を縮小し内部液体を先端に
向け案内し、塗布部より外部に流出して塗布するもので
あり、キャップによる閉塞時に弁に当接するようホルダ
ーを移動させ流路を閉鎖するものであるから、液漏れを
防止するとともにノックカバーの誤作動による液体の漏
出を防止するものであり、使用前は周知のようにカート
リッジ開口端に嵌着する止め栓がボールにより封止され
ているから化粧料の漏出を防止でき、更には、連結軸が
あるため使い捨てとなるカートリッジの構成を簡単にし
てコストを低減できるものである。
(実施例) この考案を、図に示す実施例により更に説明する。
第1図はこの考案の実施例であるノック式アイライナー
(1)であり、このアイライナー(1)は、先端に備え
る毛筆等の塗布体(30)に連通する流入管(39)に
対して密嵌摺動するカートリッジ(4)を内蔵する軸
(2)と、軸(2)に塗布体(30)を被冠して螺合さ
れるキャップ(3)と、上記軸(2)内に内蔵されるカ
ートリッジ(4)を押圧するノック(21)から構成さ
れる。そして、キャップ(3)を軸(2)に螺合すると
ホルダー(32)と一体の係止突出部(41)に当接す
るキャップ(3)の段部(42)はスプリング(6)の
弾発に抗してホルダー(32)を後方に押下げ、弁(2
2)を閉じ液体の流出を阻止する。さらに上記流入管
(39)内に内挿された弁(22)の軸部外筒には液体
案内用スリット(48)をもち、このスリット(48)
は弁(22)後方で側方に開口する。ノック(21)
は、スプリング(44)を介挿してスリーブ(16)に
摺動自在に内挿され、スリーブ(16)は係合凸起(4
0)により軸(2)に固定されており、ノック(21)
を押圧することにより、軸(2)内に内蔵されたカート
リッジ(4)を前方に向け押勢する。こうして、アイラ
イナー(1)の使用時、キャップ(3)をとり、ノック
(21)を押圧するとカートリッジ(4)はスプリング
(8)を圧縮しながら前進し、化粧料すなわち液体
(5)を流入管(39)内のスリット(48)を通り芯
管(33)を経て、塗布体(30)に浸出し、塗布が可
能となる。ノック(21)の押圧を解除すると、ノック
(21)とカートリッジ(4)はスプリング(44)と
スプリング(8)により元の位置へもどり、このとき、
空気が塗布体(30)から芯管(33)とスリット(4
8)を通りカートリッジ(4)内に流入する。カートリ
ッジ(4)の交換は、軸(2)から螺合部(45)をは
ずしてカートリッジ84)と連結軸(15)を流入管
(39)より取出し流入管(39)からはずし、新しい
ものを嵌入する。そして、止め栓(37)に密封保持さ
れていたボール(17)が内方にはずれる。止め板(3
6)は連結軸後端の軸部(43)内にスプリング(8)
により付勢されて摺動自在に内挿され、この止め板(3
6)によりスプリング(8)が連結軸(15)内より外
へ脱出することがない。キャップ(3)を螺合すると、
キャップ(3)内壁の段部(42)は係止突出部(4
1)と当接し、ホルダー(32)をスプリング(6)に
抗して後方に押勢し、弁(22)を閉じるのでキャップ
(3)を螺合したままでノック(21)を押圧しても液
体が漏出することはない。又、段部(42)を突出部
(41)とで気密保持され、塗布体(30)が乾燥して
しまうこともない。
(1)であり、このアイライナー(1)は、先端に備え
る毛筆等の塗布体(30)に連通する流入管(39)に
対して密嵌摺動するカートリッジ(4)を内蔵する軸
(2)と、軸(2)に塗布体(30)を被冠して螺合さ
れるキャップ(3)と、上記軸(2)内に内蔵されるカ
ートリッジ(4)を押圧するノック(21)から構成さ
れる。そして、キャップ(3)を軸(2)に螺合すると
ホルダー(32)と一体の係止突出部(41)に当接す
るキャップ(3)の段部(42)はスプリング(6)の
弾発に抗してホルダー(32)を後方に押下げ、弁(2
2)を閉じ液体の流出を阻止する。さらに上記流入管
(39)内に内挿された弁(22)の軸部外筒には液体
案内用スリット(48)をもち、このスリット(48)
は弁(22)後方で側方に開口する。ノック(21)
は、スプリング(44)を介挿してスリーブ(16)に
摺動自在に内挿され、スリーブ(16)は係合凸起(4
0)により軸(2)に固定されており、ノック(21)
を押圧することにより、軸(2)内に内蔵されたカート
リッジ(4)を前方に向け押勢する。こうして、アイラ
イナー(1)の使用時、キャップ(3)をとり、ノック
(21)を押圧するとカートリッジ(4)はスプリング
(8)を圧縮しながら前進し、化粧料すなわち液体
(5)を流入管(39)内のスリット(48)を通り芯
管(33)を経て、塗布体(30)に浸出し、塗布が可
能となる。ノック(21)の押圧を解除すると、ノック
(21)とカートリッジ(4)はスプリング(44)と
スプリング(8)により元の位置へもどり、このとき、
空気が塗布体(30)から芯管(33)とスリット(4
8)を通りカートリッジ(4)内に流入する。カートリ
ッジ(4)の交換は、軸(2)から螺合部(45)をは
ずしてカートリッジ84)と連結軸(15)を流入管
(39)より取出し流入管(39)からはずし、新しい
ものを嵌入する。そして、止め栓(37)に密封保持さ
れていたボール(17)が内方にはずれる。止め板(3
6)は連結軸後端の軸部(43)内にスプリング(8)
により付勢されて摺動自在に内挿され、この止め板(3
6)によりスプリング(8)が連結軸(15)内より外
へ脱出することがない。キャップ(3)を螺合すると、
キャップ(3)内壁の段部(42)は係止突出部(4
1)と当接し、ホルダー(32)をスプリング(6)に
抗して後方に押勢し、弁(22)を閉じるのでキャップ
(3)を螺合したままでノック(21)を押圧しても液
体が漏出することはない。又、段部(42)を突出部
(41)とで気密保持され、塗布体(30)が乾燥して
しまうこともない。
(考案の効果) 以上のとおり、脱着自在、交換が容易なカートリッジよ
り適量の液体を塗布部あるいは塗布体へ浸出させて塗布
し、不使用時はキャップをすることにより流路を弁によ
り閉止し液体の漏出を阻止できるため、無駄なく揮発
性、着色性液体を安全に使うことが可能となり、更には
使い捨てとなるカートリッジの構造を簡単としコストの
低減を図ることができる優れた効果をもつものである。
り適量の液体を塗布部あるいは塗布体へ浸出させて塗布
し、不使用時はキャップをすることにより流路を弁によ
り閉止し液体の漏出を阻止できるため、無駄なく揮発
性、着色性液体を安全に使うことが可能となり、更には
使い捨てとなるカートリッジの構造を簡単としコストの
低減を図ることができる優れた効果をもつものである。
第1図はこの考案の実施例の拡大断面図である。 1…塗布具、2…軸、3…キャップ、4…カートリッ
ジ、5…液体、6,8,44…スプリング、13…Oリ
ング、15…連結軸、21…ノック、22…弁、30…
塗布体、32…ホルダー、36…止め板、37…止め
栓、39…流入管
ジ、5…液体、6,8,44…スプリング、13…Oリ
ング、15…連結軸、21…ノック、22…弁、30…
塗布体、32…ホルダー、36…止め板、37…止め
栓、39…流入管
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 47/28 H 8208−3E 47/42 B 8208−3E 83/00
Claims (1)
- 【請求項1】液体を充填したカートリッジ(4)を、カ
ートリッジ開口部に嵌着される止め栓(37)を介し
て、軸(2)内に設けた流入管(39)に対して摺動可
能に密嵌し、更に連結軸(15)内のスプリング(8)
に抗してカートリッジ(4)を押圧するノック(21)
を軸(2)後方に設け、前記流入管(39)を経て塗布
体(30)まで連通する液体流出路の途中に上記連結軸
(15)に固定する弁(22)を、塗布体(30)を保
持するホルダー(32)後方に設け、塗布体(30)に
被冠するキャップ(3)の閉蓋により、上記弁(22)
とホルダー(32)が当接して閉塞するよう構成された
液体塗布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987197465U JPH0626386Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 液体塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987197465U JPH0626386Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 液体塗布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01101669U JPH01101669U (ja) | 1989-07-07 |
JPH0626386Y2 true JPH0626386Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31488015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987197465U Expired - Lifetime JPH0626386Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 液体塗布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626386Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2511817Y2 (ja) * | 1990-02-23 | 1996-09-25 | 三菱鉛筆株式会社 | 液体塗布具 |
JP6475925B2 (ja) * | 2014-05-16 | 2019-02-27 | 三菱鉛筆株式会社 | 液体塗布具及びそれに用いる液体容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61188970U (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-25 | ||
JPS62136279U (ja) * | 1986-02-21 | 1987-08-27 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP1987197465U patent/JPH0626386Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01101669U (ja) | 1989-07-07 |
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