JPH0440754Y2 - - Google Patents

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JPH0440754Y2
JPH0440754Y2 JP16260085U JP16260085U JPH0440754Y2 JP H0440754 Y2 JPH0440754 Y2 JP H0440754Y2 JP 16260085 U JP16260085 U JP 16260085U JP 16260085 U JP16260085 U JP 16260085U JP H0440754 Y2 JPH0440754 Y2 JP H0440754Y2
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JP
Japan
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spray
cartridge container
cylindrical
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cylindrical cover
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内部に交換可能なカートリツジ容器
を収容したカートリツジ式スプレーに関する。
〔従来の技術〕
香水用などのスプレーは携帯して使用する必要
があることから、小形に形成されるのが一般的で
ある。しかし、小形に形成されるといつても、そ
の構造は一般的に大形のものと同様で、実開昭55
−49798号公報に記載されているように、部品点
数が多く、その構造が複雑にならざるを得ない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、部品点数が多く、構造が複雑であると
製造コストが嵩み、高価にならざるを得ない。
本考案は、このような点に艦みなされたのもの
で、携帯用スプレーの構造を簡単なものにして安
価に提供することを第1の技術的課題とする。
ところで、香水やオーデコロン等は通常半日か
ら一日の間は十分その香りの持続性があるため、
携帯するに当たつて、一回分の使用量だけあれば
十分である。
そこで、これに対応して、スプレー自体も容器
部分を小さくして一回使用できれば良いとしても
構わない。むしろ、一回限りのものとすれば、ス
プレーヘツドを往復動させる必要は無いので、そ
の分構造を簡易にでき、安価なものとすることが
できる。但し、使捨てにしてしまうと却つて高価
である。
本考案の第2の技術的課題は、前記第1の技術
的課題に対応して、構造を簡単にするため、一時
の使用は一回限りではあるが、カートリツジ式に
してカートリツジ容器の交換により何度でも再使
用可能な携帯用スプレーとすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次
のような技術的手段をとつた。
すなわち、上部に口部1を有するカートリツジ
容器2を、有底の筒状カバー3に収容し、この筒
状カバー3の上端開口部にスプレー本体5を着脱
自在に取り付け、このスプレー本体5内面には筒
状部8を設けるとともに、この筒状部8から外部
に通じる噴霧ノズル部9を設け、さらに、筒状部
8内にピストン管15を嵌入するとともに、筒状
部8内にピストン管15の開口端をばね16で閉
鎖する方向に付勢された逆止弁17を設け、ま
た、このピストン管15の先端には環状に形成さ
れて前記カートリツジ容器2内に水密かつ摺動自
在に嵌入するピストン18を設けてカートリツジ
式スプレーとした。
〔作用〕
使用に際しては筒状カバー3を外し、スプレー
本体5の頭とカートリツジ容器2の底部を摘まん
で両者を押し縮めるようにすると、ピストン18
がカートリツジ容器2内に押し込まれ、カートリ
ツジ容器2内の流動体がピストン管15を通つ
て、ばね16の付勢力に抗して逆止弁17を開
き、噴霧ノズル部9から外部に噴出される。
このカートリツジ容器2内に収容されるべき流
動体としては、香水の他、ヘヤーリキツドなどの
整髪料やその他の液体化粧料、あるいはシヤンプ
ー、練り歯磨等であり、旅行に携帯する必要があ
るものに特に好適である。
噴霧ノズル部9は、このスプレーを香水用とす
る場合などには香水が霧状に噴出されるようにす
る必要があるが、シヤンプーなどを収容した場合
は霧状に噴出するようにする必要はない。
また、筒状カバー3へのスプレー本体5の取付
手段によつては、第5図に示すように、筒状カバ
ー3を外さずに噴出操作をできるようにすること
も可能である。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
上部に口部1を有するカートリツジ容器2が有
底の筒状カバー3内に着脱自在に収容されてい
る。そして、このカートリツジ容器2は香水一回
分の使用量に対応する容積で、その内径が口部1
から底部までストレートに同一となつている。
前記、筒状カバー3の上端開口部にスプレー本
体5が着脱自在に取り付けられている。このスプ
レー本体5は筒状カバー3と同様に筒状で、下端
部が筒状カバー3内に嵌合する嵌合部6となつて
おり、この嵌合部6の下端両側に一対の嵌合ガイ
ド脚7が垂設されている。ガイド脚7を垂設した
のは、筒状カバー3に対するスプレー本体5の嵌
合を確実なものとするには嵌合部6の丈を長くす
る必要があるが、あまり長いとカートリツジ容器
2が埋もれて押すことができなくなるからで、ス
プレー本体5の筒状カバー3への嵌合を確実にす
るとともに、カートリツジ容器2を押すことがで
きるようにするためこのガイド脚7を必要とする
からである。
このスプレー本体5内面には筒状部8が垂設さ
れ、この筒状部8から外部に通じる噴霧ノズル部
9が設けられている。この噴霧ノズル部9は周囲
を液体流路とした円柱駒を側方に向けて設け、こ
の円柱駒10に端面を閉鎖板で閉塞した筒状のス
プレーチツプ11を嵌合し、閉鎖板の中央にノズ
ル孔を穿設するとともに、閉鎖板の内面に図示し
ないが噴出する液体に回転力を付与する螺旋溝を
ノズル孔に向かつて形成したものである。
さらに、筒状部8内にはピストン管15が嵌入
されているとともに、この筒状部8内にピストン
管15の開口端をばね16で閉鎖する方向に付勢
された玉状逆止弁17が設けられている。
また、このピストン管15の先端には環状に形
成されて前記カートリツジ容器2内に水密かつ摺
動自在に嵌入するピストン18が設けらている。
次にこの実施例のカートリツジ式スプレーに香
水を入れて使用する場合につき説明する。
使用に際しては筒状カバー3を外し、スプレー
本体5の頭と香水の入つたカートリツジ容器2の
底部を摘まんで両者を押し縮めるようにすると、
ピストン18がカートリツジ容器2内に押し込ま
れ、カートリツジ容器2内の流動体がピストン管
15を通つて、ばね16の付勢力に抗して玉状逆
止弁17を開き、噴霧ノズル部9から外部に噴霧
される。
このスプレーによるポンプ作用は一回限りであ
るため、再度使用する場合は使用済みのカートリ
ツジ容器2を取り外し、香水を入れてある補充用
のカートリツジ容器2を装填して使用する。この
補充用のカートリツジ容器2にはキヤツプ21が
螺着され、補充用の香水などが収容されている。
次に、他の実施例を第3図及び第4図に基づい
て説明する。
これは、逆止弁17とこれをピストン管15側
に付勢するばね16とが先の実施例と異なり、棒
の途中にリングばね16を形成するとともに、棒
の先端にくさび形の逆止弁17を設けて形成した
ものである。
また、噴霧ノズル部9がすり鉢状凹部20で形
成され、筒状部8からこのすり鉢状凹部22に続
くノズル内面側に螺旋溝を形成してある。
なお、以上の孔の各実施例では、いずれも筒状
カバー3を外して使用するが、第5図に示すよう
に、筒状カバー3に周方向に向かう部分と軸方向
に向かう部分とで形成されるL字状溝25を形成
し、スプレー本体5の嵌合部6にこのL字状溝2
5内に挿入される突起26を突設し、不使用時に
は突起26をL字状溝25の周方向に向かう部分
に位置させ、使用時には突起26をL字状溝25
の軸方向に向かう部分に位置させ、筒状カバー3
をスプレー本体5から外さなくとも噴霧操作でき
るようにしても良い。また、このような手段とし
ては、L字状溝25と突起26によらずとも、ス
プレー本体5と筒状カバー3の両方に段部を形成
することにより同様の作用をするようにすること
もできる。
但し、先の実施例のように筒状カバー3を使用
の都度外すようにするものの方が、筒状カバー3
を取り付けた状態ではスプレーが作動しないの
で、携帯時に液漏れ等のおそれがない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、小形化に適して携帯に便利で
あり、構造が簡単で部品点数が少なく、安価に製
造することができる。また、カートリツジ容器2
の交換により、何度でも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図はその分解斜視図、第3図は他の実施例を示
す縦断面図、第4図はその逆止弁部分の斜視図、
第5図は別の実施例を示す斜視図である。 1……カートリツジ容器の口部、2……カート
リツジ容器、3……筒状カバー、5……スプレー
本体、8……筒状部、9……噴霧ノズル部、15
……ピストン管、16……ばね、17……逆止
弁、18……ピストン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に口部1を有するカートリツジ容器2を、
    有底の筒状カバー3に収容し、この筒状カバー3
    の上端開口部にスプレー本体5を着脱自在に取り
    付け、このスプレー本体5内面には筒状部8を設
    けるとともに、この筒状部8から外部に通じる噴
    霧ノズル部9を設け、さらに、筒状部8内にピス
    トン管15を嵌入するとともに、筒状部8内にピ
    ストン管15の開口端をばね16で閉鎖する方向
    に付勢された逆止弁17を設け、また、このピス
    トン管15の先端には環状に形成されて前記カー
    トリツジ容器2内に水密かつ摺動自在に嵌入する
    ピストン18を設けたカートリツジ式スプレー。
JP16260085U 1985-10-23 1985-10-23 Expired JPH0440754Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16260085U JPH0440754Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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JP16260085U JPH0440754Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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Publication Number Publication Date
JPS6272157U JPS6272157U (ja) 1987-05-08
JPH0440754Y2 true JPH0440754Y2 (ja) 1992-09-24

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ID=31090016

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JP16260085U Expired JPH0440754Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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