JPH06263635A - 抗腫瘍性を有する避妊および月経周期調節用薬剤、その使用方法とその製法 - Google Patents

抗腫瘍性を有する避妊および月経周期調節用薬剤、その使用方法とその製法

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JPH06263635A JP3251261A JP25126191A JPH06263635A JP H06263635 A JPH06263635 A JP H06263635A JP 3251261 A JP3251261 A JP 3251261A JP 25126191 A JP25126191 A JP 25126191A JP H06263635 A JPH06263635 A JP H06263635A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 2−ヨードメラトニン(N−アセチル−2−
ヨード−5−メトキシトリプタミン)と、2−ブロモメ
ラトニン(N−アセチル−2−ブロモ−5−メトキシト
リプタミン)と、それらの誘導体と、プロゲスタジンの
組合せからなる抗腫瘍性を有する避妊および月経周期の
調節用薬剤。 【効果】 メラトニンの活性を高め、その服用量を減ら
すことができて、抗腫瘍性を有する避妊および月経周期
の調節作用を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗腫瘍性、特に、乳腫瘍
および黒色腫の治療用の抗腫瘍性、抗促進性の、予防的
な、治療に効く性質を有する避妊および月経周期調節用
薬剤、その使用方法とその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】メラトニン(melatonin)の作
用のメカニズムについての数年にわたる研究・実験の結
果、そのインドールは今日最も重要な松果腺のホルモン
生成物と考えられるようになった。
【0003】受容器官の研究分野での進展は、中枢神経
系(SNC)でのメラトニンの2つの重要な受容箇所の
部位限定をもたらした。つまり、脳下垂体の正中隆起
(median eminence,pars tub
eralis of thepituitary gl
end)と視床下部の視交差上核(supra chi
asmatic nuclei of the hyp
othalamus)である。
【0004】徹底した研究によって、メラトニンの作用
のメカニズムとその2つのハロゲン誘導体(2−ブロ
モ、2−ヨードメラトニン)の生物学的根拠が判明し
た。
【0005】いくつかの研究グループが行った実験で、
以前に発見された実験結果のいくつかがが確認され、一
定の実験条件下で、メラトニンの繁殖阻止能力がSNC
と脳下垂体のホルモン反応因子に対するインドールの直
接作用に関連づけられることが判った。
【0006】従って、これまでの研究から、メラトニン
が人間の避妊薬として使用され得ることが判明してい
る。
【0007】実際、メラトニンをプロゲスチン化合物
(ノルエシステロン:norethisterone)
と組み合わせて、強力な避妊薬としての使用が可能であ
ること、更に、それは低い妊娠リスク(1%未満)、よ
り低い血管障害のリスク(エストロゲン化合物は不使
用)、月経前および月経時の痛みの軽減、更年期前の痛
みの軽減(メラトニンとそのアゴニストには鎮静効果が
あることが知られている)等の利点があることが最近の
研究で判明している。
【0008】近年、プロゲスチン誘導体はもとより、ノ
ルエシステロンが単独で避妊薬として使用され、これら
は一般的に「ミニピル」と呼ばれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、「ミニピル」
として使用された場合、ノルエシステロンは妊娠防止効
果があまり高くなかった(約2.35%)。
【0010】他のプロゲスチン化合物、例えば1−ノル
ゲストレルの場合は少ない服用量(0.08〜0.16
mg)でよりよい効果が生じることが判明している。
【0011】一方、メラトニンは、その避妊作用を発揮
するためには比較的多量の服用(100〜200mg)
が必要であることが判明している。
【0012】本発明の主たる目的は、同じ薬効でありな
がら、服用量を大幅に減少できる薬剤とその使用方法と
その薬剤の製法を提供することにある。更に、他の目的
としては、所定の指示および安全条件のもとで、服用レ
ベルを低下させるようメラトニンの活性を改善すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的および以下の記
載から明らかになる他の目的を達成するために、本発明
にかかる抗腫瘍性を有する避妊および月経周期調節用薬
剤の特徴構成は、N−アセチル−2−ヨード−5−メト
キシトリプタミンまたは2−ヨードメラトニンと、N−
アセチル−2−ブロモ−5−メトキシトリプタミンまた
は2−ブロモメラトニンと、その誘導体と、プロゲスタ
ジン(progestagen)の組合せからなること
にある。
【0014】尚、避妊および月経周期を調節する性質を
持った人体用の薬剤は、プロゲスチン物質と組み合わせ
た用量20〜40mgの2−ヨードメラトニンまたは2
5〜50mgの2−ブロモメラトニンを含むことが好ま
しい。
【0015】本発明にかかる抗腫瘍性を有する避妊およ
び月経周期調節用薬剤の使用方法の特徴構成は、前記薬
剤の服用において、メラトニン、2−ヨードメラトニン
または2−ブロモメラトニンとプロゲスチンとの組合せ
を服用し、ついで、2−ヨードメラトニンまたはメラト
ニンまたは2−ブロモメラトニンだけを服用することに
ある。
【0016】更に、本発明にかかる抗腫瘍性を有する避
妊および月経周期調節用薬剤の製法の特徴構成は、この
薬剤を構成する2−ヨードメラトニン(つまりN−アセ
チル−2−ヨード−5−メトキシトリプタミン)と2−
ブロモメラトニン(N−アセチル−2−ブロモ−5−メ
トキシトリプタミン)の製法として、メラトニンに夫々
N−ヨウ化コハク酸イミドまたはブロモコハク酸イミド
を反応させて製造されることにある。
【0017】
【発明の作用・効果】本発明によれば、メラトニンの活
性を高め、その服用量を減らすために、ハロゲン化誘導
体が使用され、それによってメラトニンに対するアゴニ
ストの質が極めて高くなる。
【0018】特に、体内と体外の両方で生物学的に活性
度が高いことが判明していて、より具体的にはメラトニ
ンの約7〜10倍の活性を持つ2−ヨードメラトニンお
よび2−ブロモメラトニンが使用される。
【0019】更に、2−ヨードメラトニンまたは2−ブ
ロモメラトニンまたはその両者の使用によって、全体と
して、組成中でのプロゲスチン化合物の量を少なくでき
る。
【0020】しかも、上記効果を生じながら、副作用の
可能性が更に低くなる。
【0021】メラトニンまたは2−ヨードメラトニンま
たは2−ブロモメラトニンをプロゲスタジン(ノルエシ
ステロン, 1−ノルゲストレル、ノルゲストレル等)と
組み合わせて、避妊および月経周期調節剤として使用し
た長期治療を中止すると、治療を受けた女性の受精能力
が正常レベルに回復することが判明している。
【0022】
【実施例】以下に、実施例について説明する。
【0023】臨床実験に関しては、18歳から46歳ま
での女性患者82人に、以下のような物質の組合せで予
備テストが実施された。
【0024】a)1日の用量がそれぞれ100〜200
mgと0.30〜0.50mgのメラトニンとノルエス
シテロン。
【0025】b)1日の用量がそれぞれ100〜200
mgと0.08〜0.16mgのメラトニンと1−ノル
ゲストレル。
【0026】c)1日の用量がそれぞれ20〜40mg
と0.30〜0.50mgの2−ヨードメラトニンとノ
ルエシステロン。
【0027】d)1日の用量がそれぞれ20〜40mg
と0.35〜0.80mgの2−ヨードメラトニンとノ
ルゲストレル。
【0028】e)1日の用量がそれぞれ20〜40mg
と0.08〜0.16mgの2−ヨードメラトニンと1
−ノルエシステロン。
【0029】f)1日の用量がそれぞれ25〜50mg
と0.30〜0.50mgの2−ブロモメラトニンとノ
ルエシステロン。
【0030】g)1日の用量がそれぞれ20〜40mg
と0.35〜0.80mgの2−ブロモメラトニンとノ
ルゲストレル。
【0031】h)1日の用量がそれぞれ20〜40mg
と0.08〜0.16mgの2−ブロモメラトニンと1
−ノルエシステロン。
【0032】これらは主として避妊の目的で使用され
た。
【0033】4ヶ月間の治療後、34歳の患者1人を除
いて妊娠の記録はなかった。この患者は、メラトニンと
ノルエシステロンの組合せの服用を12日間任意で中断
していた。
【0034】従って、2−ヨードメラトニンおよび2−
ブロモメラトニンとプロゲスチン誘導体(ノルエシステ
ロン, 1−ノルゲストレル、ノルゲストレル等)との組
合せは治療例の99%の避妊効果を生じ、この組合せに
よって、他の組合せで必要とされる量に対して、プロゲ
スチン化合物の使用量を低減できることが指摘できる。
【0035】更に、エストロゲンの使用を避けることに
よって、血管障害、ステロイド依存腫瘍形成等すべての
副作用の恐れが大幅に低減される。
【0036】しかも、2−ヨードメラトニンおよび2−
ブロモメラトニンの用量はメラトニンの5〜10倍少な
くてよい。
【0037】更に、月経時とそれに先行する時期の痛み
が軽減されることが報告され、上記組合せの服用を中止
することによって受精能力が回復する。
【0038】最良の服用方法は、2−ヨードメラトニン
またはメラトニンまたは2−ブロモメラトニンとプロゲ
スチン誘導体の1つとの組合せを23日間服用し、それ
に続く5日間、2−ヨードメラトニンまたはメラトニン
または2−ブロモメラトニンだけを服用することであ
る。
【0039】松果腺(メラトニン分泌腺)と腫瘍の成長
および広がりとの間において、考えられる関係は以前か
ら仮説が立てられたが、そのインドールとその誘導体の
作用の様相と位置は現在でも広い研究の対象である。
【0040】いくつかの新生物に冒されている患者の場
合にメラトニンの末梢血しょうレベルが変化したことが
報告されている。又、同種の新生物の場合、排尿中の代
謝産物の値が低くなることが分かった。
【0041】メラトニン分泌の変化を示すことにもなる
松果腺の過形成が、異なる種類の新生物症状で死亡した
患者に認められた。
【0042】体外および体内で2−ヨードメラトニンと
2−ブロモメラトニンの強力な抗腫瘍効果が認められ
た。
【0043】体外の場合、2−ヨードメラトニンと2−
ブロモメラトニンでいくつかの人の新生細胞線を治療す
ると、成長の用量依存抑制が生じた(卵巣細胞線SK−
OV−3およびJA、膀胱がん腫RT−112および乳
がん腫MCF−7細胞)。
【0044】本発明者が行った研究と実験では、2−ヨ
ードメラトニンと2−ブロモメラトニンで体外治療を行
った場合、人の悪性黒色腫の転移巣(methasta
tic nodules)の一次培養中での成長の75
%を超える抑制が得られ、人の他の黒色腫の一次培養で
は、対象となった11人中6人に成長抑制が得られた。
【0045】一方、2−ヨードメラトニンと2−ブロモ
メラトニンは、細胞線MCF−7の成長を用量依存的に
抑制し、メラトニンはエストロゲン受容体数を一時的に
増加させた。
【0046】他のホルモン又は成長因子の受容体の表現
(expression)に対する2−ヨードメラトニ
ンと2−ブロモメラトニンの考え得る影響は、未だ明ら
かでない。
【0047】人の悪性黒色腫の中にはエストロゲン受容
体を表現するものがあり、その存在は良好な予後に関係
していると思われる。2−ヨードメラトニンと2−ブロ
モメラトニンを使用した、悪性黒色腫のエストロゲン受
容体の表現に対する体内および体外治療の効果は、未だ
広い研究の対象である。
【0048】しかし、本発明者の研究所で得られた結果
は、2−ヨードメラトニンと2−ブロモメラトニンが、
B−16黒色腫又はMS−2繊維肉腫を移植したマウス
(複数)における腫瘍の肺への転移と局部成長の数を減
少させることを証明している。
【0049】このデータは、2−ヨードメラトニンと2
−ブロモメラトニンによる新生細胞の増殖の抑制が、特
定の受容体に結合させること(binding)による
ことを示唆している。
【0050】最近、2−(1251)−ヨードメラトニ
ンの特効性がある飽和可能な結合(binding)の
表現が、人と実験用動物の両方から得た細胞培養、新生
物および過形成で証明・確認された。
【0051】しかし、2−ヨードメラトニン、2−ブロ
モメラトニンおよびメラトニンの結合は、正常の組織で
は高い親和力を持ち、飽和可能で特効性があり、新生組
織では結合親和性がずっと低くなることが実験で証明さ
れた。
【0052】メラトニン、2−ヨードメラトニンおよび
2−ブロモメラトニンを使用した長期治療は避妊および
月経周期調節効果があり、人で証明されたように腫瘍の
進行を止め、部分的に退縮させる例が数例ある。これ
は、3つのインドール誘導体が、標準的な化学療法に適
合して、抗腫瘍剤として作用することを示している。
【0053】より最近のデータは、2−ヨードメラトニ
ンと2−ブロモメラトニンが、腫瘍形成ビールスに感染
された細胞線ばかりでなく、黒色腫、乳腺がん等のある
種の新生物の細胞膜に結合することを示している。
【0054】2−ヨードメラトニンと2−ブロモメラト
ニンは、腫瘍の進行中および初期の段階の両方で作用す
ると考えられ、エストロゲン依存腫瘍のエストラジオー
ルの分裂効果(mitogenic effect)を
抑制する作用を持つことも考えられる。
【0055】血液、生化学および電気泳動試験、並びに
器官、骨髄の状態および重量の試験、および組織学的試
験では、メラトニン、2−ヨードメラトニンおよび2−
ブロモメラトニンで治療した後の毒性が認められていな
い。
【0056】乗り物酔い防止作用(anitcinet
osic action)に関し、例えば自動車、船お
よび飛行機の旅行に関連した神経不全性障害(neur
ovegetative problems)との関連
で、インドール誘導体の作用について予め述べておきた
い。考慮すべき重要事項が2つある。
【0057】それは、(1)頚筋肉構成、および(2)
半規官、卵形嚢、網膜から延びた伝達路等の平衡と直接
関係する器官、である。
【0058】光は、網膜への到達の仕方によって、眼筋
肉の緊張状態の調節に影響する。
【0059】これらの筋肉の緊張は、頚筋肉の緊張状態
および体全体の筋肉の状態に作用する他の基底層へ伝わ
る。
【0060】従って、3〜4のフィードバック現象が生
じる。そして、これら伝達路すべての伝達速度は大体6
0m/msであるから、発生全体は非常に短い時間しか
かからないと言える。
【0061】物体がはっきり見えるのは、その物体の構
造に関し、距離と大きさに基づいて筋肉の緊張状態が自
己調節されたときである。
【0062】網膜のレベルでのメラトニンの作用は明確
にされている。2−ヨードメラトニンと2−ブロモメラ
トニンの両方とも、メラトニンと非常によく似て、この
器官の刺激によるドーパミンの分泌の強力な抑制剤であ
ることが判明し、知覚速度に関して、ディスクシェディ
ング(disk shedding)等の局部適応イベ
ントの制御に寄与すると考えられる。
【0063】一方、網膜から離れたメラトニンの作用部
位、例えば視神経および周辺組織の異なる部分等、も関
連性があり得る。
【0064】松果体におけるメラトニンの合成が不良の
場合、メラトニン、2−ヨードメラトニンおよび2−ブ
ロモメラトニンと、メラトニンの内因性生合成を促進す
る物質、例えばアセチル補酵素Aとが共同作用して、ノ
ルエピネフィリン(norepinephrine)の
インヒビターを再利用(reuptake)すると都合
がよい。
【0065】従って、メラトニン、2−ヨードメラトニ
ン又は2−ブロモメラトニンとアセチル補酵素Aの組合
せは、メラトニンの生成を刺激するだけでなく、よりよ
い性能又は神経内分泌構造をもたらす。
【0066】本発明は、2−ブロモメラトニンおよび2
−ヨードメラトニンの合成法にも関するもので、この方
法は以下の式にもとづいて実施される。
【0067】2−ブロモメラトニンの合成 (N−アセチル−2−ブロモ−5−メトキシトリプタミ
ン)
【0068】
【化3】
【0069】メラトニン(1.16g、5mM)の無水
酢酸(10ml)溶液に、攪拌下、ブロモコハク酸イミ
ド(NBS:0.89g:5mM)の無水酢酸(30m
l)溶液を徐々に加える。
【0070】反応混合物を、窒素気流下、室温にて3時
間攪拌する。最後に、氷水浴にて冷却下、50%水酸化
ナトリウム溶液を用い、pH7になるよう中和するが、
この操作も窒素雰囲気下で行う。そうするとクリーム状
の懸濁液が得られる。
【0071】水相をクロロホルムで4回抽出する。抽出
した有機相を合し、飽和食塩水で2回洗浄した後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を減圧下留去すると黄
褐色の油状の粗生成物2gが得られる。
【0072】粗生成物はフラッシュクロマトグラフィ
(シリカゲル 80:1、酢酸エチルシクロヘキサン
8:2)を用いて精製すると0.7g(収率45%)の
生成物が得られる。
【0073】生成物は酢酸エチル−ヘキサンから再結晶
する。融点:146〜149℃(on Kofle
r)。
【0074】この反応は酢酸エチルを移動相に用いた薄
層クロマトグラフィ(TLC)によって追跡することが
できる。
【0075】核磁気共鳴スペクトル(NMR)によっ
て、得られた生成物の構造が確認できる。
【0076】2−ヨードメラトニンの合成 (N−アセチル−2−ヨード−5−メトキシトリプタミ
ン)
【0077】
【化4】
【0078】メラトニン(2.32g、10mM)のク
ロロホルム(70ml)溶液に、−20℃にて、N−ヨ
ウ化コハク酸イミド(NIS:2.25g:10mM)
を加え、反応混合物を−20℃で4.5時間攪拌する。
【0079】その有機溶液を2規定の炭酸ナトリウム溶
液(1回)、水(2回)で洗浄し、そして次に無水硫酸
ナトリウムで乾燥する。
【0080】溶媒を減圧下留去し、粗生成物をフラッシ
ュクロマトグラフィ(無水アルミナ40:1、酢酸エチ
ル)を用いて精製すると0.5gの生成物を得る。これ
をごく少量のヘキサンを加えた酢酸エチルから再結晶す
る。融点142℃の生成物0.4g(収率10〜12
%)を得る。
【0081】NMRスペクトルにより、得られた生成物
の構造の確認を行う。
【0082】毒性 メラトニンを事例として、急性毒性試験が次のようにし
て行われた。 1)ラット 腹腔内 LD50=462mg/kg 2)ラット 経口 LD50=800mg/kg
以上 3)ラビット 静脈内 LD50=394mg/kg (観察期間14日)
【0083】そして、亜急性毒性は、 4)ラビット 皮下 LD50=192mg/kg
以上(観察期間25日)
【0084】血液化学および電気泳動試験、並びに器
官、骨髄の状態および重量を決定する試験、および組織
学的試験では、特に毒性を示さなかった。そして、個々
の化合物および組合せの毒性が低いというこれらの結果
に基づいて臨床実験を始めるについて、肯定的な意見が
なされている。
【0085】2−ヨードメラトニンと2−ブロモメラト
ニンの毒性については、急性毒性試験が次のように行わ
れた。 1)ラット 経口 LD50=200mg/k
g以上 3)マウス 経口と腹腔内 LD50=100mg/k
g以上
【0086】ここに開示された発明はいくつかの改変な
いし変更が可能で、それらすべてが請求の範囲に含まれ
る。
【0087】尚、本明細書に示された投与、服用に関す
る詳細は、治療を受ける個々の患者に応じて変更でき
る。そのような変更は、避妊の治療、月経周期調節治
療、乳腫瘍および黒色腫等の腫瘍予防治療、そして抗促
進的治療で、主としてメラトニン、2−ヨードメラトニ
ンおよび2−ブロモメラトニンとその誘導体の単独又は
組合せによる使用に基づく本発明の範囲から逸脱せずに
行える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボジダール・スタンコヴ イタリア国 20127 ミラノ ヴィア・プ ランディナ 7 (72)発明者 エルマンノ・デュランティ イタリア国 20127 ミラノ ヴィア・プ ランディナ 7 (72)発明者 ルイジ・ディ・ベッラ イタリア国 20127 ミラノ ヴィア・プ ランディナ 7 (72)発明者 アルド・ラグッツィ イタリア国 20127 ミラノ ヴィア・プ ランディナ 7

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗腫瘍性を有する避妊および月経周期の
    調節作用を持った人体用薬剤であって、2−ヨードメラ
    トニン(N−アセチル−2−ヨード−5−メトキシトリ
    プタミン)と、2−ブロモメラトニン(N−アセチル−
    2−ブロモ−5−メトキシトリプタミン)と、それらの
    誘導体と、プロゲスタジンの組合せからなる、抗腫瘍性
    を有する避妊および月経周期の調節用薬剤。
  2. 【請求項2】 前記プロゲスタジンがノルエシステロ
    ン、1−ノルゲストレル、ノルゲストレルから選ばれた
    ものである請求項1に記載の薬剤。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の薬剤の服用において、
    メラトニン、2−ヨードメラトニンまたは2−ブロモメ
    ラトニンとプロゲスチンとの組合せを服用し、ついで、
    2−ヨードメラトニンまたはメラトニンまたは2−ブロ
    モメラトニンだけを服用する薬剤の使用方法。
  4. 【請求項4】 前記メラトニン、2−ヨードメラトニン
    または2−ブロモメラトニンとプロゲスチンとの組合せ
    を23日間服用し、それに続く5日間、前記2−ヨード
    メラトニンまたはメラトニンまたは2−ブロモメラトニ
    ンだけを服用する請求項3に記載の薬剤の使用方法。
  5. 【請求項5】 1日の用量がそれぞれ100〜200m
    gと0.30〜0.50mgのメラトニンとプロゲスチ
    ンの誘導体であるノルエシステロンからなる請求項4に
    記載の薬剤の使用方法。
  6. 【請求項6】 1日の用量がそれぞれ100〜200m
    gと0.08〜0.16mgのメラトニンとプロゲスチ
    ンの誘導体である1−ノルゲストレルからなる請求項4
    に記載の薬剤の使用方法。
  7. 【請求項7】 1日の用量がそれぞれ20〜40mgと
    0.30〜0.50mgの2−ヨードメラトニンとプロ
    ゲスチンの誘導体であるノルエシステロンからなる請求
    項4に記載の薬剤の使用方法。
  8. 【請求項8】 1日の用量がそれぞれ20〜40mgと
    0.35〜0.80mgの2−ヨードメラトニンとプロ
    ゲスチンの誘導体であるノルゲストレルからなる請求項
    4に記載の薬剤の使用方法。
  9. 【請求項9】 1日の用量がそれぞれ20〜40mgと
    0.08〜0.16mgの2−ヨードメラトニンとプロ
    ゲスチンの誘導体である1−ノルエシステロンからなる
    請求項4に記載の薬剤の使用方法。
  10. 【請求項10】 1日の用量がそれぞれ25〜50mg
    と0.30〜0.50mgの2−ブロモメラトニンとプ
    ロゲスチンの誘導体であるノルエシステロンからなる請
    求項4に記載の薬剤の使用方法。
  11. 【請求項11】 1日の用量がそれぞれ20〜40mg
    と0.80〜0.16mgの2−ブロモメラトニンとプ
    ロゲスチンの誘導体である1−ノルゲストレルからなる
    請求項4に記載の薬剤の使用方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の薬剤を製造するため
    の2−ヨードメラトニン(N−アセチル−2−ヨード−
    5−メトキシトリプタミン)の製法であって、化1で表
    せることを特徴とする薬剤の製法。 【化1】
  13. 【請求項13】 前記2−ヨードメラトニンの製法であ
    って、メラトニン(2.32g、10mM)のクロロホ
    ルム(70ml)溶液を調製し、この溶液を−20℃に
    冷却し、冷却された溶液にN−ヨウ化コハク酸イミド
    (NIS:2.25g:10mM)を加えて反応混合物
    を生成し、この混合物を−20℃で4.5時間攪拌し、
    その有機溶液を2規定の炭酸ナトリウム溶液、水で洗浄
    し、そして洗浄された有機溶液を無水硫酸ナトリウムで
    乾燥することを特徴とする請求項12に記載の薬剤の製
    法。
  14. 【請求項14】 前記2−ヨードメラトニンの製法であ
    って、前記混合物から溶媒を減圧下留去して粗物質を生
    成し、前記粗物質をフラッシュクロマトグラフィ(無水
    アルミナ 40:1、酢酸エチル)を用いて精製するこ
    とによって所期量(0.5g)の生成物を得、これをご
    く少量のヘキサンを加えた酢酸エチルから再結晶させ、
    融点142℃の生成物0.4g(収率10〜12%)を
    得ることを特徴とする請求項12に記載の薬剤の製法。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の薬剤を製造するため
    の2−ブロモメラトニン(N−アセチル−2−ブロモ−
    5−メトキシトリプタミン)の製法であって、化2で表
    せることを特徴とする薬剤の製法。 【化2】
  16. 【請求項16】 前記2−ブロモメラトニン製法であっ
    て、メラトニン(1.15g、5mM)の無水酢酸(1
    0ml)溶液に、攪拌下、ブロモコハク酸イミド(NB
    S:0.89g:5mM)の無水酢酸(30ml)溶液
    を徐々に加えることを特徴とする請求項15に記載の薬
    剤の製法。
  17. 【請求項17】 前記2−ブロモメラトニン製法であっ
    て、反応混合物を、窒素気流下、室温にて3時間攪拌
    し、前記混合物を氷水浴にて冷却し、窒素雰囲気下で5
    0%水酸化ナトリウム溶液を用い、pH7になるよう中
    和し、クリーム状の懸濁液を得ることを特徴とする請求
    項15に記載の薬剤の製法。
  18. 【請求項18】 前記2−ブロモメラトニン製法であっ
    て、水相をクロロホルムで4回抽出し、抽出した有機相
    を合し、飽和食塩水で2回洗浄した後、無水硫酸ナトリ
    ウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去して黄褐色の油状の粗
    生成物2gを得ることを特徴とする請求項15に記載の
    薬剤の製法。
  19. 【請求項19】 前記粗生成物をフラッシュクロマトグ
    ラフィ(シリカゲル80:1、酢酸エチルシクロヘキサ
    ン 8:2)を用いて精製して0.7g(収率45%)
    の生成物が得、酢酸エチル−ヘキサンを融点:146〜
    149℃(on Kofler)に結晶させ、この反応
    が酢酸エチルを移動相に用いた薄層クロマトグラフィ
    (TLC)によって達成されることを特徴とする請求項
    18に記載の薬剤の製法。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載の2−ヨードメラトニ
    ンと2−ブロモメラトニンからなる人体用薬剤であっ
    て、避妊、乳腫瘍および黒色腫の腫瘍予防治療作用、お
    よび抗促進作用を持つことを特徴とする薬剤。
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