JPH06183968A - 概日リズム治療用薬剤、これに用いる化合物およびその合成方法 - Google Patents
概日リズム治療用薬剤、これに用いる化合物およびその合成方法Info
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- JPH06183968A JPH06183968A JP5159817A JP15981793A JPH06183968A JP H06183968 A JPH06183968 A JP H06183968A JP 5159817 A JP5159817 A JP 5159817A JP 15981793 A JP15981793 A JP 15981793A JP H06183968 A JPH06183968 A JP H06183968A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 概日リズム障害の治療に利用できる化合物、
このような化合物を含有する薬剤、化合物の合成方法を
提供する。 【構成】 概日リズムの障害となる疾患の治療に特に有
効な、次式等のトリプタミンタイプの合成医薬用。 (Rは、CH3,C6H11,C6H5等、R2はH)
このような化合物を含有する薬剤、化合物の合成方法を
提供する。 【構成】 概日リズムの障害となる疾患の治療に特に有
効な、次式等のトリプタミンタイプの合成医薬用。 (Rは、CH3,C6H11,C6H5等、R2はH)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概日リズムの障害とな
る疾患の治療に特に有効な、トリプタミン核を有する薬
剤、新規な化合物およびその合成方法に関する。
る疾患の治療に特に有効な、トリプタミン核を有する薬
剤、新規な化合物およびその合成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自然環境において、体内リズムは昼夜の
規則的反復、及び、それよりも緩慢なサイクル(月や季
節)に順応する。特に先進諸国においては、人工暖房や
人工光が使用されているにもかかわらず、人間の周期性
は明確に知覚できるものであり、ある種の環境下におい
ては極めて重要なものである(例えば、季節憂欝症(S
easonal Affective Disorde
r)、又は冬季憂欝症)。現在においても、人間は昼行
性であることに変わりはないが、現在の社会組織は、我
々の生理機能と環境との間の対応性の欠如を生じさせる
ことが多い。N−アセチル−5−メトキシトリプタミン
は、脊髄の松果体によって周期的に分泌されるホルモン
であり、その分泌は、松果体内、脳脊髄内及び抹消血液
内において、夜間に集中している。
規則的反復、及び、それよりも緩慢なサイクル(月や季
節)に順応する。特に先進諸国においては、人工暖房や
人工光が使用されているにもかかわらず、人間の周期性
は明確に知覚できるものであり、ある種の環境下におい
ては極めて重要なものである(例えば、季節憂欝症(S
easonal Affective Disorde
r)、又は冬季憂欝症)。現在においても、人間は昼行
性であることに変わりはないが、現在の社会組織は、我
々の生理機能と環境との間の対応性の欠如を生じさせる
ことが多い。N−アセチル−5−メトキシトリプタミン
は、脊髄の松果体によって周期的に分泌されるホルモン
であり、その分泌は、松果体内、脳脊髄内及び抹消血液
内において、夜間に集中している。
【0003】松果体によるN−アセチル−5−メトキシ
トリプタミンの合成と分泌は、体内時計によって制御さ
れる体内リズムによって特徴付けられる。このリズムの
相は、光による光周期と同期しており、それ故、N−ア
セチル−5−メトキシトリプタミンは、環境からの光周
期情報の主たる変換物質の一つと考えられている。事
実、このホルモンの最も重要な働きは、光周期性の高い
動物における生殖能力への影響である。
トリプタミンの合成と分泌は、体内時計によって制御さ
れる体内リズムによって特徴付けられる。このリズムの
相は、光による光周期と同期しており、それ故、N−ア
セチル−5−メトキシトリプタミンは、環境からの光周
期情報の主たる変換物質の一つと考えられている。事
実、このホルモンの最も重要な働きは、光周期性の高い
動物における生殖能力への影響である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここ数年間において本
出願人によって行われた研究により、中枢神経システム
におけるN−アセチル−5−メトキシトリプタミンのレ
セプタに対して高い親和性を有し、生物学的効果を生み
出す数多くの化合物の合成、特性及び評価が可能になっ
た。従って、これらの新しいトリプタミン誘導体を、概
日リズム障害や疾患(時間疾患chronopatho
logies)の治療に利用することが出来ると考えら
れる。特に予期していなかった最も驚くべき事実は、核
及び側鎖を置換することによって、作動薬(アゴニス
ト)又は、基本分子の10ないし30倍もの活性度を備
えた拮抗作用を有するトリプタミン誘導体を得ることが
出来るということである。そこで、本発明の目的は、新
しいトリプタミン誘導体を用いて、概日リズム障害や疾
患(時間疾患chronopathologies)の
治療に利用できる化合物を提供すること、このような化
合物を含有する薬剤を提供すること、及び該化合物の合
成方法を提供することにある。
出願人によって行われた研究により、中枢神経システム
におけるN−アセチル−5−メトキシトリプタミンのレ
セプタに対して高い親和性を有し、生物学的効果を生み
出す数多くの化合物の合成、特性及び評価が可能になっ
た。従って、これらの新しいトリプタミン誘導体を、概
日リズム障害や疾患(時間疾患chronopatho
logies)の治療に利用することが出来ると考えら
れる。特に予期していなかった最も驚くべき事実は、核
及び側鎖を置換することによって、作動薬(アゴニス
ト)又は、基本分子の10ないし30倍もの活性度を備
えた拮抗作用を有するトリプタミン誘導体を得ることが
出来るということである。そこで、本発明の目的は、新
しいトリプタミン誘導体を用いて、概日リズム障害や疾
患(時間疾患chronopathologies)の
治療に利用できる化合物を提供すること、このような化
合物を含有する薬剤を提供すること、及び該化合物の合
成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の特徴構成は、概日リズムの障害となる疾患
の治療に特に有効な、トリプタミンタイプの合成医薬用
であって、下記式によって作られる化合物である点にあ
る。
め、本発明の特徴構成は、概日リズムの障害となる疾患
の治療に特に有効な、トリプタミンタイプの合成医薬用
であって、下記式によって作られる化合物である点にあ
る。
【0006】
【化18】
【0007】前記化合物を次表に示す。
【0008】
【表3】 化合物 R R1 R2 2a CH3 -- H 2b C6H11 -- H 2c C6H5 -- H 3a Br -- H 3b Br -- Br 4a CH3 CH3 H 4b C3H7 CH3 H 4c C6H11 CH3 H 4d C6H5 CH3 H 4e CH3 シクロプロピル H 4f C3H7 シクロプロピル H 4g C6H5 シクロプロピル H 4h Br シクロプロピル H 4i I シクロプロピル H 4j Br CH3 H 4k I CH3 H 4l Br CH3 Br
【0009】本発明の化合物として、下記式によって表
される2−置換−3−(2−ニトロビニール)−5−メ
トキシインドールであってもよい。
される2−置換−3−(2−ニトロビニール)−5−メ
トキシインドールであってもよい。
【0010】
【化19】
【0011】更に本発明の化合物として、下記式によっ
て表される2−置換−3−(2−ニトロビニール)−5
−メトキシインドールであってもよい。
て表される2−置換−3−(2−ニトロビニール)−5
−メトキシインドールであってもよい。
【0012】
【化20】
【0013】更に本発明の化合物として、下記式によっ
て表される2−置換−3−(2−ニトロビニール)−5
−メトキシインドールであってもよい。
て表される2−置換−3−(2−ニトロビニール)−5
−メトキシインドールであってもよい。
【0014】
【化21】
【0015】更に本発明の化合物として、下記式によっ
て表される2−置換−5−メトキシトリプタミンであっ
てもよい。
て表される2−置換−5−メトキシトリプタミンであっ
てもよい。
【0016】
【化22】
【0017】更に本発明の化合物として、下記式によっ
て表される2,6−置換−5−メトキシトリプタミンで
あってもよい。
て表される2,6−置換−5−メトキシトリプタミンで
あってもよい。
【0018】
【化23】
【0019】本発明の薬剤の特徴構成は、下記式によっ
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有する点にある。
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有する点にある。
【0020】
【化24】
【0021】本発明の薬剤として、下記式によって表さ
れるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプタミン
を含有するものでもよい。
れるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプタミン
を含有するものでもよい。
【0022】
【化25】
【0023】更に、本発明の薬剤として、下記式によっ
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
【0024】
【化26】
【0025】更に、本発明の薬剤として、下記式によっ
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
【0026】
【化27】
【0027】更に、本発明の薬剤として、下記式によっ
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
【0028】
【化28】
【0029】更に、本発明の薬剤として、下記式によっ
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
【0030】
【化29】
【0031】更に、本発明の薬剤として、下記式によっ
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
【0032】
【化30】
【0033】更に、本発明の薬剤として、下記式によっ
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
【0034】
【化31】
【0035】更に、本発明の薬剤として、下記式によっ
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
【0036】
【化32】
【0037】更に、本発明の薬剤として、下記式によっ
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
て表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシトリプ
タミンを含有するものでもよい。
【0038】
【化33】
【0039】更に、本発明の薬剤として、下記式によっ
て表されるN−アシル−2,6−置換−5−メトキシト
リプタミンを含有するものでもよい。
て表されるN−アシル−2,6−置換−5−メトキシト
リプタミンを含有するものでもよい。
【0040】
【化34】
【0041】本発明の化合物として、下記表にその特性
を示すものでよい。
を示すものでよい。
【0042】
【表4】 化合物 Ka ± Se Ki(l/Ka) 活性度 (L/mole) (moles/L) 4a 2.3E+9 ± 7.7E+8 4.33E-10 作動薬 4b 2.4E+8 ± 1.7E+7 4.30E-9 作動薬 4c 1.9E+8 ± 7.1E+7 5.30E-9 半拮抗剤 4d 1.8E+10 ± 5.6E+9 5.70E-11 拮抗剤 4e 1.5E+9 ± 4.1E+8 6.30E-10 作動薬 4f 5.5E+7 ± 7.1E+6 1.8 E-8 不活性 4g 4.1E+9 ± 5.1E+8 2.40E-10 半拮抗剤 4h 4.6E+8 ± 2.2E+7 2.10E-10 作動薬 4i 1.0E+10 ± 2.1E+9 1.0 E-10 作動薬 4j 1.7E+10 ± 5.9E+9 5.80E-11 作動薬 4k 4.6E+10 ± 5.9E+9 2.10E-11 作動薬 4l 1.5E+10 ± 3.1E+9 6.7 E-11 作動薬 メラトニン 6.5E+8 ± 7.1E+7 1.5 E-9 作動薬
【0043】本発明の作動薬の特徴構成は、上記した化
合物の少なくとも一つを含有する薬剤であって、前記化
合物は概日リズム障害の治療に対して有効で、複数の時
間ゾーンを短時間で移動する人間の非同期化症状を除去
する点にある。
合物の少なくとも一つを含有する薬剤であって、前記化
合物は概日リズム障害の治療に対して有効で、複数の時
間ゾーンを短時間で移動する人間の非同期化症状を除去
する点にある。
【0044】更に本発明の作動薬として、トリプタミン
構造体を有し、前記化合物は人間の睡眠障害及び、非同
期化症状を有する視覚障害者の治療に有効な化合物を含
むことが好ましい。
構造体を有し、前記化合物は人間の睡眠障害及び、非同
期化症状を有する視覚障害者の治療に有効な化合物を含
むことが好ましい。
【0045】更に本発明の薬剤は、活性成分として上記
化合物の少なくとも一つを有する薬剤であって、高齢化
に関連する疾患の治療と、概日リズムの不調、睡眠障
害、免疫不全の治療とに有効であることである。
化合物の少なくとも一つを有する薬剤であって、高齢化
に関連する疾患の治療と、概日リズムの不調、睡眠障
害、免疫不全の治療とに有効であることである。
【0046】更に本発明の作動薬が、活性成分として上
記化合物の少なくとも一つを有し、前記化合物が、腫瘍
の治療と防止、更に排卵のコントロールとに有効な点に
ある。
記化合物の少なくとも一つを有し、前記化合物が、腫瘍
の治療と防止、更に排卵のコントロールとに有効な点に
ある。
【0047】更に本発明の薬剤は、活性成分として上記
化合物の少なくとも一つを有し、前記化合物が、季節憂
欝症の治療、生殖サイクルにおいて季節性を有する動物
の処置と、ハイポサラミック無月経症の治療に有効な拮
抗剤である。
化合物の少なくとも一つを有し、前記化合物が、季節憂
欝症の治療、生殖サイクルにおいて季節性を有する動物
の処置と、ハイポサラミック無月経症の治療に有効な拮
抗剤である。
【0048】本発明にかかる前記化合物の合成方法の特
徴構成は、第1段階において、0℃に冷却されたトリフ
ロロ酢酸(TFA)中の1−ジメチルアミノ−2−ニト
ロエチレンの溶液に、5−メトキシ 2−置換インドー
ルを添加する点にある。
徴構成は、第1段階において、0℃に冷却されたトリフ
ロロ酢酸(TFA)中の1−ジメチルアミノ−2−ニト
ロエチレンの溶液に、5−メトキシ 2−置換インドー
ルを添加する点にある。
【0049】本発明にかかる合成方法として、前記反応
物を室温で約0.5時間攪拌し、次に、これを氷水に注
ぎ、エチルアセテート又は塩化メチレンで抽出すること
が好ましい。
物を室温で約0.5時間攪拌し、次に、これを氷水に注
ぎ、エチルアセテート又は塩化メチレンで抽出すること
が好ましい。
【0050】本発明にかかる合成方法として、無水テト
ラハイドロフラン中の粗製2又は2,6−置換5−メト
キシトリプタミン及びトリエタノールアミン(TEA)
の冷溶液に、N−アシル化化合物を添加し、これによっ
て得られた反応物を約16時間室温で攪拌し続けること
が好ましい。
ラハイドロフラン中の粗製2又は2,6−置換5−メト
キシトリプタミン及びトリエタノールアミン(TEA)
の冷溶液に、N−アシル化化合物を添加し、これによっ
て得られた反応物を約16時間室温で攪拌し続けること
が好ましい。
【0051】本発明にかかる合成方法として、前記溶媒
を蒸発させ、その残留物をエチルアセテートに溶解し、
飽和重炭酸塩溶液で洗浄することが好ましい。
を蒸発させ、その残留物をエチルアセテートに溶解し、
飽和重炭酸塩溶液で洗浄することが好ましい。
【0052】本発明にかかる合成方法として、前記有機
相を減圧下で留去し、その粗製生成物を7:3の割合の
エチルアセテートとシクロヘキサンの混合物を使用して
フラッシュクロマトグラフィーによって純化することが
好ましい。
相を減圧下で留去し、その粗製生成物を7:3の割合の
エチルアセテートとシクロヘキサンの混合物を使用して
フラッシュクロマトグラフィーによって純化することが
好ましい。
【0053】そして、本発明の薬剤として、活性物質が
概日リズムの障害となる疾患の治療に有効である上記化
合物を含むことが有用である。
概日リズムの障害となる疾患の治療に有効である上記化
合物を含むことが有用である。
【0054】
【作用】次に、これらの物質のいくつかの反応式と評価
とによる合成例について記載する。反応式は次の通りで
ある。
とによる合成例について記載する。反応式は次の通りで
ある。
【0055】
【化35】
【0056】5−メトキシ2−置換インドールのニトロ
オレフィン化(2 a−c) 0℃に冷却されたトリフロロ酢酸(TFA)(6cc)
中の1−ジメチルアミノ−2−ニトロエチレン(1.1
6 g,10mM)の溶液に、5−メトキシ2−置換イ
ンドール(10mM)を添加した。反応混合物を窒素雰
囲気下に室温で約0.5時間攪拌した。次に、これを冷
水に注ぎ、エチルアセテート又は塩化メチレンで抽出し
た。減圧状態で有機溶剤を除去し、その残留物を結晶化
によって純化した。
オレフィン化(2 a−c) 0℃に冷却されたトリフロロ酢酸(TFA)(6cc)
中の1−ジメチルアミノ−2−ニトロエチレン(1.1
6 g,10mM)の溶液に、5−メトキシ2−置換イ
ンドール(10mM)を添加した。反応混合物を窒素雰
囲気下に室温で約0.5時間攪拌した。次に、これを冷
水に注ぎ、エチルアセテート又は塩化メチレンで抽出し
た。減圧状態で有機溶剤を除去し、その残留物を結晶化
によって純化した。
【0057】5−メトキシ 2−置換 トリプタミン
(3)の製造 窒素雰囲気下で無水テトラハイドロフラン(THF)
(30cc)中のLiAlH4 (1,14 g, 30
mM)の懸濁液に、無水テトラハイドロフラン(TH
F)(30cc)中の3−(2−ニトロビニール−5−
メトキシ 2−置換インドール(2,5mM)の溶液を
ゆっくりと添加し、この混合物を約45分間還流した。
冷却後、リチウムアルミニウムハイドライドの過剰成分
を破壊すべく、これに注意深く水を添加した。この混合
物をセライト(celite)で濾過処理し、この濾液
を減圧下で濃縮した。 残った水性相を減圧下で蒸発さ
せ、この粗製物を次のステップに使用した。
(3)の製造 窒素雰囲気下で無水テトラハイドロフラン(THF)
(30cc)中のLiAlH4 (1,14 g, 30
mM)の懸濁液に、無水テトラハイドロフラン(TH
F)(30cc)中の3−(2−ニトロビニール−5−
メトキシ 2−置換インドール(2,5mM)の溶液を
ゆっくりと添加し、この混合物を約45分間還流した。
冷却後、リチウムアルミニウムハイドライドの過剰成分
を破壊すべく、これに注意深く水を添加した。この混合
物をセライト(celite)で濾過処理し、この濾液
を減圧下で濃縮した。 残った水性相を減圧下で蒸発さ
せ、この粗製物を次のステップに使用した。
【0058】N−アセチル−2および2,6−置換−5
−メトキシ トリプタミン(4 a−1)の製造 無水テトラハイドロフラン(12cc)中の粗製2又は
2,6−置換5−メトキシトリプタミン(3; 3a,
b)(4mM)及びトリエタノールアミン(TEA)
(4mM)の冷溶液に、新たなアシル化化合物(無水酢
酸)(4mM)を添加し、これによって得られた混合物
を約15時間室温で攪拌し続けた。次に、溶媒を蒸発さ
せ、その残留物をエチルアセテート中に溶解し、飽和重
炭酸塩溶液で洗浄した。有機相を減圧下で留去し、その
粗製生成物をフラッシュクロマトグラフィー(エチルア
セテート−シクロヘキサン 7:3)によって純化し
た。すべての物質の相対的親和性を評価し、従来式テス
トにより生物学的活性度をテストした。下表にトリプタ
ミン類似物の物理化学データを示す。
−メトキシ トリプタミン(4 a−1)の製造 無水テトラハイドロフラン(12cc)中の粗製2又は
2,6−置換5−メトキシトリプタミン(3; 3a,
b)(4mM)及びトリエタノールアミン(TEA)
(4mM)の冷溶液に、新たなアシル化化合物(無水酢
酸)(4mM)を添加し、これによって得られた混合物
を約15時間室温で攪拌し続けた。次に、溶媒を蒸発さ
せ、その残留物をエチルアセテート中に溶解し、飽和重
炭酸塩溶液で洗浄した。有機相を減圧下で留去し、その
粗製生成物をフラッシュクロマトグラフィー(エチルア
セテート−シクロヘキサン 7:3)によって純化し
た。すべての物質の相対的親和性を評価し、従来式テス
トにより生物学的活性度をテストした。下表にトリプタ
ミン類似物の物理化学データを示す。
【0059】
【表5】 化合物 R R1 R2 収率 m.p. 再結晶溶媒 (%) 2a CH3 -- H 58 -- CH2Cl2−ヘキサン 2b C6H11 -- H 60 114 ゜ CH2Cl2−ヘキサン 2c C6H5 -- H 79 170 ゜ CH2Cl2−ヘキサン 3a Br -- H 60 136-138 ゜ EtOAc −ヘキサン 3b Br -- Br 50 146-147 ゜ EtOAc −ヘキサン 4a CH3 CH3 H 50 122 ゜ EtOAc −ヘキサン 4b C3H7 CH3 H 30 非晶質 -- 4c C6H11 CH3 H 51 非晶質 -- 4d C6H5 CH3 H 52 -- MeOH−ET2O 4e CH3 シクロ H 44 -- EtOAc −ヘキサン プロピル 4f CH3H7 シクロ H 25 142-143 ゜ EtOAc −ヘキサン プロピル 4g C6H5 シクロ H 60 非晶質 -- プロピル 4h Br シクロ H 25 subl 85 ゜ CH2Cl2−ヘキサン プロピル 4i I シクロ H 30 subl 87 ゜ CH2Cl2−ヘキサン プロピル 4j Br CH3 H 35 141-142 ゜ EtOAc −ヘキサン 4k I CH3 H 40 146-149 ゜ EtOAc −ヘキサン 4l Br CH3 Br 30 146-148 ゜ EtOAc −ヘキサン
【0060】次表に化合物の特性を示す。
【0061】
【表6】 化合物 Ka ± Se Ki(l/Ka) 活性度 (L/mole) (moles/L) 4a 2.3E+9 ± 7.7E+8 4.33E-10 作動薬 4b 2.4E+8 ± 1.7E+7 4.30E-9 作動薬 4c 1.9E+8 ± 7.1E+7 5.30E-9 半拮抗剤 4d 1.8E+10 ± 5.6E+9 5.70E-11 拮抗剤 4e 1.5E+9 ± 4.1E+8 6.30E-10 作動薬 4f 5.5E+7 ± 7.1E+6 1.8 E-8 不活性 4g 4.1E+9 ± 5.1E+8 2.40E-10 半拮抗剤 4h 4.6E+8 ± 2.2E+7 2.10E-10 作動薬 4i 1.0E+10 ± 2.1E+9 1.0E-10 作動薬 4j 1.7E+10 ± 5.9E+9 5.80E-11 作動薬 4k 4.6E+10 ± 5.9E+9 2.10E-11 作動薬 4l 1.5E+10 ± 3.1E+9 6.7E-11 作動薬 メラトニン 6.5E+8 ± 7.1E+7 1.5E-9 作動薬 ここに、Ka±Seは定数(association constant)の平均±標準偏差であり、 Kiは1/Kaである。
【0062】
【発明の効果】本出願人によって合成された新しい物質
は、γ−アミノ酪酸レセプタ複合体(GABAa)との
相互作用を通じてマクロ−ミクロ構造に影響を及ぼし、
睡眠の時間組織を改善するのに効果的であった。本出願
人によって合成された新規な作動薬は、末梢血液から分
離された人間の単核細胞の化学走性を増加させることが
でき、従って、免疫システムの細胞間の信号変換に直接
的に関係していることが示される。
は、γ−アミノ酪酸レセプタ複合体(GABAa)との
相互作用を通じてマクロ−ミクロ構造に影響を及ぼし、
睡眠の時間組織を改善するのに効果的であった。本出願
人によって合成された新規な作動薬は、末梢血液から分
離された人間の単核細胞の化学走性を増加させることが
でき、従って、免疫システムの細胞間の信号変換に直接
的に関係していることが示される。
【0063】本発明により、新しいトリプタミン誘導体
を用いて、概日リズム障害や疾患(時間疾患chron
opathologies)の治療に利用できる化合物
を提供すること、このような化合物を含有する薬剤を提
供すること、及び該化合物の合成方法を提供することが
できた。
を用いて、概日リズム障害や疾患(時間疾患chron
opathologies)の治療に利用できる化合物
を提供すること、このような化合物を含有する薬剤を提
供すること、及び該化合物の合成方法を提供することが
できた。
【0064】
【実施例】 作動薬の治療適応例 1)概日組織障害 1.a.時差ぼけ 5つ以上の時間ゾーンを短時間で特に東方向に移動する
人において、特に顕著な非同期化現象が観察される。 1.b.心理的不眠症、「睡眠相遅延症候群(”Del
ayed PhaseSleep Sydrom
e”)」等の睡眠の時間的マクロ及びミクロ組織の障害
等の睡眠障害 例えば、本出願人によって合成されたN
−アセチル−2−ブロモ−5−メトキシトリプタミンの
ような新しいトリプタミン誘導体は、睡眠障害のケース
において、ベンゾジアゼピン(BDZ)の代わりに、N
−アセチル−5−メトキシトリプタミンに関係する治療
を、代用することができる同じ作動薬によって特徴付け
られる物質に言及する。夜間に投与されたベンゾジアゼ
ピンにより、体内リズムの時間相が遅延し、その結果、
概日リズムが中断される。
人において、特に顕著な非同期化現象が観察される。 1.b.心理的不眠症、「睡眠相遅延症候群(”Del
ayed PhaseSleep Sydrom
e”)」等の睡眠の時間的マクロ及びミクロ組織の障害
等の睡眠障害 例えば、本出願人によって合成されたN
−アセチル−2−ブロモ−5−メトキシトリプタミンの
ような新しいトリプタミン誘導体は、睡眠障害のケース
において、ベンゾジアゼピン(BDZ)の代わりに、N
−アセチル−5−メトキシトリプタミンに関係する治療
を、代用することができる同じ作動薬によって特徴付け
られる物質に言及する。夜間に投与されたベンゾジアゼ
ピンにより、体内リズムの時間相が遅延し、その結果、
概日リズムが中断される。
【0065】この作用は、神経−thalamocor
ticalネットワークにおける作用とともに、体内時
計(the suprachiasmatic nuc
lei,SCN)に対する直接的影響によるものであ
る。睡眠障害の場合、メラトニンの内生リズム、即ち、
概日ペースメーカ機能の生物的マーカも又変化すること
が非常に多い。ベンジアゼピンには、昼間の不安や自殺
衝動(ideations観念作用)等の副作用があ
る。人間を含めて哺乳動物のSCNには、新しいトリプ
タミン誘導体に対して高い親和力を有するN−アセチル
−5−メトキシトリプタミンレセプタが存在している。
ベンゾジアゼピンと同時にメラトニンを投与することに
よって、時間相を強化し、その結果、体内時計に対する
ベンゾジアゼピンの有害な作用を補償することができ
る。本出願人によって合成された新しい物質は、γ−ア
ミノ酪酸(γ−anino−butiryc aci
d)レセプタ複合体(GABAa)との相互作用を通じ
てマクロ−ミクロ構造に影響を及ぼし、睡眠の時間組織
を改善するのに効果的である。
ticalネットワークにおける作用とともに、体内時
計(the suprachiasmatic nuc
lei,SCN)に対する直接的影響によるものであ
る。睡眠障害の場合、メラトニンの内生リズム、即ち、
概日ペースメーカ機能の生物的マーカも又変化すること
が非常に多い。ベンジアゼピンには、昼間の不安や自殺
衝動(ideations観念作用)等の副作用があ
る。人間を含めて哺乳動物のSCNには、新しいトリプ
タミン誘導体に対して高い親和力を有するN−アセチル
−5−メトキシトリプタミンレセプタが存在している。
ベンゾジアゼピンと同時にメラトニンを投与することに
よって、時間相を強化し、その結果、体内時計に対する
ベンゾジアゼピンの有害な作用を補償することができ
る。本出願人によって合成された新しい物質は、γ−ア
ミノ酪酸(γ−anino−butiryc aci
d)レセプタ複合体(GABAa)との相互作用を通じ
てマクロ−ミクロ構造に影響を及ぼし、睡眠の時間組織
を改善するのに効果的である。
【0066】1.c. 様々な時間帯で労働する人々 異なった時間ローテーションで働く人々は、睡眠/覚醒
サイクルにおいて、不眠症、昼間における過剰活動(h
ypoacxtivity)、や憂欝として現れる生体
リズム障害に苦しむことが多い。又、メラトニンの生体
リズムも狂う。 1.d.目が不自由で非同期化した人々の治療 全盲の人々は、その概日リズムの「外部の影響を受けな
い進行(free running)」に関連する障害
に苦しむことが多い。
サイクルにおいて、不眠症、昼間における過剰活動(h
ypoacxtivity)、や憂欝として現れる生体
リズム障害に苦しむことが多い。又、メラトニンの生体
リズムも狂う。 1.d.目が不自由で非同期化した人々の治療 全盲の人々は、その概日リズムの「外部の影響を受けな
い進行(free running)」に関連する障害
に苦しむことが多い。
【0067】2. 老齢化 老齢化に伴い、松果体の衰えによりメラトニン濃度が血
清中と松果体との両方において低下する。高齢者におけ
る松果体の機能不全に関連する多数の問題は、生体リズ
ムの変化、特に、光に対する敏感度が変化することが原
因であると考えられる。
清中と松果体との両方において低下する。高齢者におけ
る松果体の機能不全に関連する多数の問題は、生体リズ
ムの変化、特に、光に対する敏感度が変化することが原
因であると考えられる。
【0068】この分野における主たる適応例は次の通り
である。 2.a.生体リズム交替の矯正(上述) 2.b.睡眠障害(上述) 2.c.免疫不全
である。 2.a.生体リズム交替の矯正(上述) 2.b.睡眠障害(上述) 2.c.免疫不全
【0069】近年、N−アセチル−5−メトキシトリプ
タミンに免疫調節能力があることが、生体内及び生体外
モデルを使用して証明された。本出願人によって合成さ
れた新規な作動薬は、末梢血液から分離された人間の単
核細胞の化学走性(chemiotaxis)を増加さ
せることができ、従って、免疫システムの細胞間の信号
変換に直接的に関係していることが示される。
タミンに免疫調節能力があることが、生体内及び生体外
モデルを使用して証明された。本出願人によって合成さ
れた新規な作動薬は、末梢血液から分離された人間の単
核細胞の化学走性(chemiotaxis)を増加さ
せることができ、従って、免疫システムの細胞間の信号
変換に直接的に関係していることが示される。
【0070】3.腫瘍 新しい作動薬が、細胞増殖の減少に直接的作用を有して
いることが、いくつかの生体外モデルシステム(人間の
黒色腫及びネズミ黒色腫(murino)、乳ガン)に
おいて証明された。複数の種において行われた生体内研
究によれば、新しい作動薬は化学療法と併用できる。そ
の生体内作用は、又、その免疫システムに対する積極的
影響にも帰することができる。
いることが、いくつかの生体外モデルシステム(人間の
黒色腫及びネズミ黒色腫(murino)、乳ガン)に
おいて証明された。複数の種において行われた生体内研
究によれば、新しい作動薬は化学療法と併用できる。そ
の生体内作用は、又、その免疫システムに対する積極的
影響にも帰することができる。
【0071】4)排卵のコントロール 生理周期の制御、排卵の防止、そして避妊の目的で低量
のプロゲスチン化合物と、毎日、微量(10−30m
g)の新トリプタミンを使用することができることが証
明されている。 拮抗剤の治療用途例 1)周期的憂欝症候群(SAD) SADにかかった患者の多数において観察された時間相
の遅延は、これらの患者を朝の時間帯において、強い光
に当てることによって治療できた。これによって、時間
相が速められ、内生メラトニンの高いレベルが低下し
た。これらの患者において、メラトニンのリズムが異常
であることが観察された。従って、有効なメラトニン拮
抗剤は、時間相の遅延を矯正し、内生メラトニンの作用
を避けるために、昼間の治療に使用できるであろう。
のプロゲスチン化合物と、毎日、微量(10−30m
g)の新トリプタミンを使用することができることが証
明されている。 拮抗剤の治療用途例 1)周期的憂欝症候群(SAD) SADにかかった患者の多数において観察された時間相
の遅延は、これらの患者を朝の時間帯において、強い光
に当てることによって治療できた。これによって、時間
相が速められ、内生メラトニンの高いレベルが低下し
た。これらの患者において、メラトニンのリズムが異常
であることが観察された。従って、有効なメラトニン拮
抗剤は、時間相の遅延を矯正し、内生メラトニンの作用
を避けるために、昼間の治療に使用できるであろう。
【0072】2)女性におけるハイポサラミック(hy
pothalmic)無月経症の治療 生殖年齢にある数多くの女性が、末梢血液中の異常に高
い内生N−アセチル−5−メトキシトリプタミンレベル
に関連するこの種の無月経症に苦しんでいる。
pothalmic)無月経症の治療 生殖年齢にある数多くの女性が、末梢血液中の異常に高
い内生N−アセチル−5−メトキシトリプタミンレベル
に関連するこの種の無月経症に苦しんでいる。
【0073】3)生殖サイクルにおいて季節性を示す動
物の処置 商業繁殖においては、動物の出産が一年の内の限られた
期間内で、かつ、はっきりと決められた期間内に行われ
ることが重要である。例えば、馬(longday b
reeder)のように、年間において日の長い季節に
交尾する動物に、冬の日の短い時に新化合物の拮抗剤を
投与して繁殖活動を誘発させることが可能である。反対
に、日の短い季節に交尾する羊等の動物に、夏の日の長
い時に新化合物の拮抗剤を投与して繁殖活動を誘発させ
ることも可能である。
物の処置 商業繁殖においては、動物の出産が一年の内の限られた
期間内で、かつ、はっきりと決められた期間内に行われ
ることが重要である。例えば、馬(longday b
reeder)のように、年間において日の長い季節に
交尾する動物に、冬の日の短い時に新化合物の拮抗剤を
投与して繁殖活動を誘発させることが可能である。反対
に、日の短い季節に交尾する羊等の動物に、夏の日の長
い時に新化合物の拮抗剤を投与して繁殖活動を誘発させ
ることも可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 209/10 9284−4C (72)発明者 ボジダール・スタンコフ イタリア 20127 ミラノ ヴィア・プラ ンディーナ 7 (72)発明者 アルド・ラグッジィ イタリア 20127 ミラノ ヴィア・プラ ンディーナ 7 (72)発明者 エルマンノ・ドゥランティ イタリア 20127 ミラノ ヴィア・プラ ンディーナ 7
Claims (29)
- 【請求項1】 概日リズムの障害となる疾患の治療に特
に有効な、トリプタミンタイプの合成医薬用であって、
下記式によって作られる化合物。 【化1】 前記化合物を次表に示す。 【表1】 化合物 R R1 R2 2a CH3 -- H 2b C6H11 -- H 2c C6H5 -- H 3a Br -- H 3b Br -- Br 4a CH3 CH3 H 4b C3H7 CH3 H 4c C6H11 CH3 H 4d C6H5 CH3 H 4e CH3 シクロプロピル H 4f C3H7 シクロプロピル H 4g C6H5 シクロプロピル H 4h Br シクロプロピル H 4i I シクロプロピル H 4j Br CH3 H 4k I CH3 H 4l Br CH3 Br - 【請求項2】 下記式によって表される2−置換−3−
(2−ニトロビニール)−5−メトキシインドールであ
る請求項1に記載の化合物。 【化2】 - 【請求項3】 下記式によって表される2−置換−3−
(2−ニトロビニール)−5−メトキシインドールであ
る請求項1に記載の化合物。 【化3】 - 【請求項4】 下記式によって表される2−置換−3−
(2−ニトロビニール)−5−メトキシインドールであ
る請求項1に記載の化合物。 【化4】 - 【請求項5】 下記式によって表される2−置換−5−
メトキシトリプタミンである請求項1に記載の化合物。 【化5】 - 【請求項6】 下記式によって表される2,6−置換−
5−メトキシトリプタミンである請求項1に記載の化合
物。 【化6】 - 【請求項7】 請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシ
トリプタミンを含有する薬剤。 【化7】 - 【請求項8】 請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシ
トリプタミンを含有する薬剤。 【化8】 - 【請求項9】 請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシ
トリプタミンを含有する薬剤。 【化9】 - 【請求項10】請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシ
トリプタミンを含有する薬剤。 【化10】 - 【請求項11】請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシ
トリプタミンを含有する薬剤。 【化11】 - 【請求項12】請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシ
トリプタミンを含有する薬剤。 【化12】 - 【請求項13】請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシ
トリプタミンを含有する薬剤。 【化13】 - 【請求項14】請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシ
トリプタミンを含有する薬剤。 【化14】 - 【請求項15】請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシ
トリプタミンを含有する薬剤。 【化15】 - 【請求項16】請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2−置換−5−メトキシ
トリプタミンを含有する薬剤。 【化16】 - 【請求項17】請求項1に記載の有効成分として下記式
によって表されるN−アシル−2,6−置換−5−メト
キシトリプタミンを含有する薬剤。 【化17】 - 【請求項18】下記表にその特性を示す請求項1に記載
の化合物。 【表2】 化合物 Ka ± Se Ki(l/Ka) 活性度 (L/mole) (moles/L) 4a 2.3E+9 ± 7.7E+8 4.33E-10 作動薬 4b 2.4E+8 ± 1.7E+7 4.30E-9 作動薬 4c 1.9E+8 ± 7.1E+7 5.30E-9 半拮抗剤 4d 1.8E+10 ± 5.6E+9 5.70E-11 拮抗剤 4e 1.5E+9 ± 4.1E+8 6.30E-10 作動薬 4f 5.5E+7 ± 7.1E+6 1.8 E-8 不活性 4g 4.1E+9 ± 5.1E+8 2.40E-10 半拮抗剤 4h 4.6E+8 ± 2.2E+7 2.10E-10 作動薬 4i 1.0E+10 ± 2.1E+9 1.0 E-10 作動薬 4j 1.7E+10 ± 5.9E+9 5.80E-11 作動薬 4k 4.6E+10 ± 5.9E+9 2.10E-11 作動薬 4l 1.5E+10 ± 3.1E+9 6.7 E-11 作動薬 メラトニン 6.5E+8 ± 7.1E+7 1.5 E-9 作動薬 - 【請求項19】作動薬として請求項1に記載の化合物の
少なくとも一つを含有する薬剤であって、前記化合物は
概日リズム障害の治療に対して有効で、複数の時間ゾー
ンを短時間で移動する人間の非同期化症状を除去する作
動薬である。 - 【請求項20】トリプタミン構造体を有する作動薬とし
て請求項1に記載の化合物の少なくとも一つを含有する
薬剤であって、前記化合物は人間の睡眠障害及び、非同
期化症状を有する視覚障害者の治療に有効な化合物を含
む。 - 【請求項21】活性成分として請求項1に記載の化合物
の少なくとも一つを有する薬剤であって、高齢化に関連
する疾患の治療と、概日リズムの不調、睡眠障害、免疫
不全の治療とに有効な薬剤。 - 【請求項22】活性成分として請求項1に記載の化合物
の少なくとも一つを有する薬剤であって、前記化合物
が、腫瘍の治療と防止、更に排卵のコントロールとに有
効な作動薬である。 - 【請求項23】活性成分として請求項1に記載の化合物
の少なくとも一つを有する薬剤であって、前記化合物
が、季節憂欝症の治療、生殖サイクルにおいて季節性を
有する動物の処置と、ハイポサラミック無月経症の治療
に有効な拮抗剤である。 - 【請求項24】請求項1に記載の化合物の合成方法であ
って、この方法の第1段階において、0℃に冷却された
トリフロロ酢酸(TFA)中の1−ジメチルアミノ−2
−ニトロエチレンの溶液に、5−メトキシ 2−置換イ
ンドールを添加する合成方法。 - 【請求項25】請求項24に記載の合成方法であって、
前記反応物を室温で約0.5時間攪拌し、次に、これを
氷水に注ぎ、エチルアセテート又は塩化メチレンで抽出
する合成方法。 - 【請求項26】請求項24及び25に記載の合成方法で
あって、無水テトラハイドロフラン中の粗製2又は2,
6−置換5−メトキシトリプタミン及びトリエタノール
アミン(TEA)の冷溶液に、N−アシル化化合物を添
加し、これによって得られた反応物を約16時間室温で
攪拌し続ける合成方法。 - 【請求項27】請求項26に記載の合成方法であって、
前記溶媒を蒸発させ、その残留物をエチルアセテートに
溶解し、飽和重炭酸塩溶液で洗浄する合成方法。 - 【請求項28】請求項27に記載の合成方法であって、
前記有機相を減圧下で留去し、その粗製生成物を7:3
の割合のエチルアセテートとシクロヘキサンの混合物を
使用してフラッシュクロマトグラフィーによって純化す
る合成方法。 - 【請求項29】活性物質が概日リズムの障害となる疾患
の治療に有効である請求項1に記載の化合物を含む薬
剤。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT92A-01612 | 1992-07-01 | ||
IT92A-1612 | 1992-07-01 | ||
ITMI921612A IT1255199B (it) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | Farmaco sintetizzato analogo della melatonina particolarmente efficacenelle patologie che interferiscono con i ritmi circadiani |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183968A true JPH06183968A (ja) | 1994-07-05 |
JP2805575B2 JP2805575B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=11363605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5159817A Expired - Lifetime JP2805575B2 (ja) | 1992-07-01 | 1993-06-30 | 概日リズム治療用薬剤、これに用いる化合物およびその合成方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0585206B1 (ja) |
JP (1) | JP2805575B2 (ja) |
AT (1) | ATE187442T1 (ja) |
DE (1) | DE69327207D1 (ja) |
IT (1) | IT1255199B (ja) |
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CN113480467A (zh) * | 2021-07-13 | 2021-10-08 | 河北维达康生物科技有限公司 | 一种放射性示踪剂2-碘褪黑素的合成工艺 |
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FR2737725B1 (fr) * | 1995-08-08 | 1997-10-31 | Valentonine | Nouveaux derives acyles de la melatonine et d'analogues melatoninergiques, leur procede de preparation et leur utilisation en tant que medicament |
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