JPH0626334U - 多重データ分岐回路 - Google Patents

多重データ分岐回路

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JPH0626334U
JPH0626334U JP8600491U JP8600491U JPH0626334U JP H0626334 U JPH0626334 U JP H0626334U JP 8600491 U JP8600491 U JP 8600491U JP 8600491 U JP8600491 U JP 8600491U JP H0626334 U JPH0626334 U JP H0626334U
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JP
Japan
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unit
data
units
data signal
circuit
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JP8600491U
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Inventor
信広 今泉
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障害が発生しても、正常に動作しているユニ
ット間のデータ伝送を可能なように改良した多重データ
分岐回路を提供することを目的とする。 【構成】 少なくとも3つのユニット1,2,3の各々
が自分に割り当てられた時間に多重伝送路4を介してデ
ータ信号を送出する。3つのユニットの中間のユニット
1に設けられた多重データ分岐回路が、各ユニットから
入力するデータ信号をオンオフさせるゲート回路20
1,202,203を備える。ゲート回路は、各データ
信号が入力される時間帯のみ対応するものがオンしてデ
ータ信号を通過させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は多重データ分岐回路に係り、特に、少なくとも3つのユニットの中間 のユニットに設けられ、各ユニットが自分に割り当てられた時間に多重伝送路を 介して伝送するデータ信号を入力し、この入力したデータ信号を分岐して多重伝 送路を介して残りの他のユニットに伝送する多重データ分岐回路に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
今日、複数のユニットからのデータ信号を時分割多重して伝送し、ユニット相 互間でデータ信号を送受するシステムが多く使用されている。このように、複数 のユニットで伝送路を共用する場合は、多重伝送路を介して入力するデータ信号 を分岐して他のユニットに伝送する多重データ分岐回路が使用される。
【0003】 このような多重データ分岐回路の従来例を図4を参照して説明する。図4にお いて、1、2及び3はデータ信号を送受するユニットであり、11、21及び3 1はデータ信号を送受信する送受制御回路である。ユニット2及び3はユニット 1を中心として上り線4−1及び下り線4−2からなる多重ライン4で接続され ている。
【0004】 多重ライン4を介してユニット1に接続された両端のユニット2及び3が共に 接続されている中央のユニット1には、自ユニット1のデータ信号を他のユニッ ト2及び3に分岐して伝送し、他のユニット2又は3からのデータ信号を分岐し て自ユニット1と他のユニット3又は2とに伝送する多重データ分岐回路10が 設けられている。多重データ分岐挿入回路10はオア回路101、102及び1 03で構成される。
【0005】 ユニット相互間のデータの送受信は、図5で示されるように、ユニット2は時 間帯T1に、ユニット1は時間帯T2に、またユニット3は時間帯T3にデータ を送出する。時間帯T1、T2及びT3の長さは同一であったり、異なる場合も あるが、これらの時間長さ設定は予めシステム運用開始時に決められ、各ユニッ トは決められた時間帯にデータを送出する。また、ユニット1、2及び3が順次 データを送出すると、次にユニット1がデータを送出し、順次繰り返される。
【0006】 図5から明らかなように、ユニット2よりT1の時間帯に、ユニット1からは T2の時間帯にデータがそれぞれ送出されるため、オア回路101の出力にはT 1及びT2の時間帯にデータ信号が多重化されて出力され、このデータ信号がこ のオア回路101の出力に接続されたユニット3に送出される。
【0007】 また、ユニット3よりT3の時間帯に、ユニット1からはT2の時間帯にデー タがそれぞれ送出されるため、オア回路102の出力にはT2及びT3の時間帯 にデータ信号が多重化されて出力され、このデータ信号がこのオア回路102の 出力に接続されたユニット2に送出される。なおユニット1は、ユニット2から T1の時間帯に、ユニット3からT3の時間帯にそれぞれ送出されるデータ信号 をオア回路103介して受信する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、従来の多重データ分岐回路は、受信したデータ信号にオア回 路を用いて自ユニットよりの送信データ信号を挿入して多重化を行っている。そ のため、図6に示すように、例えばユニット2の送受制御回路21の送信部が障 害となり、出力が「1」の状態が保持されると、オア回路101及び103の出 力には常時「1」が出力されて、正常に動作しているユニット1及び3間のデー タ伝送も出来なくなる。
【0009】 よって本考案は、上述した従来の問題点に鑑み、障害を発生したユニットを除 く、正常に動作しているユニット間のデータ伝送を可能なように改良した多重デ ータ分岐回路を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案により成された多重データ分岐回路は、各ユニ ットが自分に割り当てられた時間に多重伝送路を介してデータ信号を送出する少 なくとも3つのユニットの中間のユニットに設けられ、他のユニットからのデー タを分岐して自ユニットに取り込むと共に残る他のユニットに送出し、かつ自ユ ニットからのデータを分岐して他のユニットに送出する多重データ分岐回路にお いて、各ユニットから入力するデータ信号をオンオフさせるゲート回路を備え、 各データ信号が入力される時間帯のみ対応するゲート回路をオンしてデータ信号 を通過させるようにしたことを特徴としている。
【0011】 上記課題を解決するため本考案により成された多重データ分岐回路は、各ユニ ットが自分に割り当てられた時間に多重伝送路を介してデータ信号を送出する縦 続接続された少なくとも3つのユニットの中間のユニットに設けられ、一方の隣 接ユニットからのデータを分岐して自ユニットに取り込むと共に他方の隣接ユニ ットに送出し、他方の隣接ユニットからのデータを分岐して自ユニットに取り込 むと共に一方の隣接ユニットに送出し、かつ自ユニットからのデータを分岐して 両隣接ユニットに送出する多重データ分岐回路において、各ユニットから入力す るデータ信号をオンオフさせるゲート回路を備え、各データ信号が入力される時 間帯のみ対応するゲート回路をオンしてデータ信号を通過させるようにしたこと を特徴としている。
【0012】
【作用】
上記構成により、多重データ分岐回路に入力する各データ信号に対して、デー タ信号の通過をオンオフさせるゲート回路を設ける。この各入力データ信号毎に 設けられたゲート回路は、各ゲート回路にデータ信号が入力される時間帯のみゲ ートをオンとして信号を通過させる。
【0013】 このように、各入力データ信号に対してデータ信号の通過をオンオフさせるゲ ート回路が、データ信号が入力されている時間帯のみオンにして信号を通過させ るので、データ信号を送出する任意のユニットに障害が発生して「1」のデータ 信号を送出し続けるようになっても、この障害が発生したユニットに割り当てら れた時間帯以外は「1」のデータ信号が入力されることがなくなり、正常なユニ ット間のデータ伝送が可能となる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案による多重デ ータ分岐回路の一実施例を示す構成図である。同図において、図4について上述 した従来のものと同等の部分には同一の符号を付し、ユニット1、2及び3、送 受制御回路21及び22、多重ライン4は図4で説明した通りである。
【0015】 200は多重データ分岐回路であり、図4で説明したオア回路101、102 及び103に加えて、ゲート回路としてのアンド回路201、202及び203 が設けられて各入力データ信号の通過をオンオフする。また、211は送受制御 回路であり、自ユニットのデータ信号の送受を行うと共に、上記アンド回路20 1乃至203への制御信号を出力する。
【0016】 各ユニットが正常な時は、図2に示すように、図5で説明したと同様に動作す る。すなわち、送受制御回路211のポート2からはT1の時間帯に、ポート1 からはT2の時間帯に、そしてポート3からはT3なる時間帯に「1」がそれぞ れ出力され、それ以外の時間帯は「0」をそれぞれ出力する。従って、アンド回 路201乃至203の出力には、各アンド回路に入力されたデータ信号と同一信 号が出力される。
【0017】 送受制御回路211のポート1乃至3から「1」を出力する時間帯は、システ ム運用開始時に決定されており、この決定に基づいて送受制御回路211が動作 するようセットされる。
【0018】 そこで図3に示すように、従来例と同様に、ユニット2で障害が発生したとす ると、ユニット2からは常時「1」が出力される。しかし、アンド回路202で 時間帯T1のみがオンとなって、その他の時間帯は「0」が出力されるため、ユ ニット1及び3間のデータ伝送には影響を与えず、通信を行うことができる。
【0019】 なお、実施例ではユニット数を3とし、多重データ分岐回路を持っているユニ ットはユニット1のみとしたが、ユニット数が増加して4以上になった場合には 2種類のシステム構成をとることが可能である。その一つは、4つ以上のユニッ トを縦続接続したシステムの場合であり、他の一つは1つのユニットを中心に残 りの3つのユニットを星型に接続したシステムの場合である。
【0020】 前者のシステムの場合には、両端のユニットを除く中間の2つのユニットに多 重データ分岐回路をそれぞれ設け、この多重データ分岐回路に隣接するユニット からのデータ信号を分岐する機能を持たせるようにすればよい。
【0021】 また、後者の場合には、中央の1つのユニットにのみ多重データ分岐回路を設 け、この多重データ分岐回路に入力データ信号をこの信号を送出しているユニッ ト以外のユニットに分岐して送出する機能を持たせればよい。具体的には、オア 回路及びアンド回路をユニットの数だけ設け、オア回路にユニット数−1のデー タ信号入力を設けると共に、送受制御回路にアンド回路オンオフする制御信号を 出力する出力ポートをユニットの数だけ設けるようにすればよい。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、データ信号が入力されている時間帯のみ オンにして信号を通過させるゲート回路が設けられ、データ信号を送出する任意 のユニットに障害が発生して「1」のデータ信号を送出し続けるようになっても 、この障害が発生したユニットに割り当てられた時間帯以外は「1」のデータ信 号が入力されることがなくなるので、障害を発生したユニットを除く、正常に動 作しているユニット間のデータ伝送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による多重データ分岐回路の一実施例を
示す構成図である。
【図2】図1の回路の正常時の動作を説明するためのタ
イミングチャート図である。
【図3】図1の回路の障害時の動作を説明するためのタ
イミングチャート図である。
【図4】従来例の多重データ分岐回路の一例を示す構成
図である。
【図5】従来の回路の正常時の動作を説明するためのタ
イミングチャート図である。
【図6】従来の回路の障害時の動作を説明するためのタ
イミングチャート図である。
【符号の説明】
1,2,3 ユニット 4 多重伝送路(多重ライン) 21,31,211 送受制御回路 101,102,103 オア回路 201,202,203 ゲート回路(アンド回路)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ユニットが自分に割り当てられた時間
    に多重伝送路を介してデータ信号を送出する少なくとも
    3つのユニットの中間のユニットに設けられ、他のユニ
    ットからのデータを分岐して自ユニットに取り込むと共
    に残る他のユニットに送出し、かつ自ユニットからのデ
    ータを分岐して他のユニットに送出する多重データ分岐
    回路において、 各ユニットから入力するデータ信号をオンオフさせるゲ
    ート回路を備え、 各データ信号が入力される時間帯のみ対応するゲート回
    路をオンしてデータ信号を通過させるようにしたことを
    特徴とする多重データ分岐回路。
  2. 【請求項2】 各ユニットが自分に割り当てられた時間
    に多重伝送路を介してデータ信号を送出する縦続接続さ
    れた少なくとも3つのユニットの中間のユニットに設け
    られ、一方の隣接ユニットからのデータを分岐して自ユ
    ニットに取り込むと共に他方の隣接ユニットに送出し、
    他方の隣接ユニットからのデータを分岐して自ユニット
    に取り込むと共に一方の隣接ユニットに送出し、かつ自
    ユニットからのデータを分岐して両隣接ユニットに送出
    する多重データ分岐回路において、 各ユニットから入力するデータ信号をオンオフさせるゲ
    ート回路を備え、 各データ信号が入力される時間帯のみ対応するゲート回
    路をオンしてデータ信号を通過させるようにしたことを
    特徴とする多重データ分岐回路。
JP8600491U 1991-10-22 1991-10-22 多重データ分岐回路 Withdrawn JPH0626334U (ja)

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JP8600491U JPH0626334U (ja) 1991-10-22 1991-10-22 多重データ分岐回路

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JP8600491U JPH0626334U (ja) 1991-10-22 1991-10-22 多重データ分岐回路

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JPH0626334U true JPH0626334U (ja) 1994-04-08

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ID=13874539

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JP8600491U Withdrawn JPH0626334U (ja) 1991-10-22 1991-10-22 多重データ分岐回路

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