JPH06262984A - 車載用表示装置 - Google Patents
車載用表示装置Info
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- JPH06262984A JPH06262984A JP5119193A JP5119193A JPH06262984A JP H06262984 A JPH06262984 A JP H06262984A JP 5119193 A JP5119193 A JP 5119193A JP 5119193 A JP5119193 A JP 5119193A JP H06262984 A JPH06262984 A JP H06262984A
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- Japan
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- display mode
- vehicle
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＴＶ放送画面の表示並びに映像記憶装置に記
憶された映像情報の表示が可能な車載用表示装置におい
て、ドライブ上の安全性の維持と映像情報表示機能の有
効活用化を同時に満足する。 【構成】 パーキング検出端子２８のアース接続を切換
えるリレースイッチ３３を既存のサイドブレーキ連動ス
イッチ３４と並列な関係で設ける。リレースイッチ３３
はビデオ信号検出回路３１とタイマー回路３２によって
行われる。すなわちＴＶモード時に表示上有効なＴＶ映
像信号が検出されこの状態が所定時間続けばリレースイ
ッチ３３を駆動してパーキング検出端子２８をアースか
ら切り離し、走行中のＴＶ放送画面の表示を禁止すべく
主電源を落とす。またその一定時間内にＶＴＲモードへ
の切換えが行われた場合はリレースイッチ３３を駆動せ
ず、パーキング検出端子２８をアース接続して主電源を
入れたままにする。
憶された映像情報の表示が可能な車載用表示装置におい
て、ドライブ上の安全性の維持と映像情報表示機能の有
効活用化を同時に満足する。 【構成】 パーキング検出端子２８のアース接続を切換
えるリレースイッチ３３を既存のサイドブレーキ連動ス
イッチ３４と並列な関係で設ける。リレースイッチ３３
はビデオ信号検出回路３１とタイマー回路３２によって
行われる。すなわちＴＶモード時に表示上有効なＴＶ映
像信号が検出されこの状態が所定時間続けばリレースイ
ッチ３３を駆動してパーキング検出端子２８をアースか
ら切り離し、走行中のＴＶ放送画面の表示を禁止すべく
主電源を落とす。またその一定時間内にＶＴＲモードへ
の切換えが行われた場合はリレースイッチ３３を駆動せ
ず、パーキング検出端子２８をアース接続して主電源を
入れたままにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン放送の受
信画面の表示と共に、例えばナビゲーションシステムに
よる地図情報などのデジタル映像情報の表示が可能な車
載用表示装置に関する。
信画面の表示と共に、例えばナビゲーションシステムに
よる地図情報などのデジタル映像情報の表示が可能な車
載用表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶表示パネルなどに代表される
表示部品の縮小・軽量化により車載用の表示装置が普及
し、ドライブ先でのＴＶ番組の鑑賞を楽しめるようにな
った。また最近では、ナビゲーションシステムなどを表
示装置に接続して、ＴＶ画面とナビゲーションシステム
による地図情報を選択的に切換えて表示させることの可
能なものも出現している。
表示部品の縮小・軽量化により車載用の表示装置が普及
し、ドライブ先でのＴＶ番組の鑑賞を楽しめるようにな
った。また最近では、ナビゲーションシステムなどを表
示装置に接続して、ＴＶ画面とナビゲーションシステム
による地図情報を選択的に切換えて表示させることの可
能なものも出現している。
【０００３】このような車載用表示装置、特に車載用純
正ＴＶなどでは、ドライブ中（車の走行中）の安全性を
確保するため、例えばサイドブレーキを引いているとき
だけつまり車が停止しているときだけＴＶ電源が入って
画面を見れるようにしたものが多い。
正ＴＶなどでは、ドライブ中（車の走行中）の安全性を
確保するため、例えばサイドブレーキを引いているとき
だけつまり車が停止しているときだけＴＶ電源が入って
画面を見れるようにしたものが多い。
【０００４】図３はこのような従来の車載用純正ＴＶの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【０００５】同図において、同図において、１はＴＶセ
ット本体を示している。このＴＶセット本体１には、主
電源をＯＮ／ＯＦＦするための電源スイッチ２、チャン
ネルを選択するためのチャンネルアップ／ダウンボタン
３ａ、３ｂ、ＴＶモードとＶＴＲモードとの切り換えを
行うモード切換スイッチ４、ＲＦ信号（アンテナ）入力
端子５、ビデオ入力端子６、ダイバーシティ端子７、パ
ーキング検出端子８などが設けられている。
ット本体を示している。このＴＶセット本体１には、主
電源をＯＮ／ＯＦＦするための電源スイッチ２、チャン
ネルを選択するためのチャンネルアップ／ダウンボタン
３ａ、３ｂ、ＴＶモードとＶＴＲモードとの切り換えを
行うモード切換スイッチ４、ＲＦ信号（アンテナ）入力
端子５、ビデオ入力端子６、ダイバーシティ端子７、パ
ーキング検出端子８などが設けられている。
【０００６】ＲＦ信号（アンテナ）入力端子５には、４
本のアンテナ８の中から最も電界強度の強いもの１本を
選択するダイバーシティユニット９からのＲＦ信号が入
力される。ダイバーシティユニット９は、ＴＶセット本
体１で検波されたテレビジョン映像信号をダイバーシテ
ィ端子７を介して入力し電界強度の比較に用いている。
ビデオ入力端子６にはナビゲーションシステム１０のビ
デオ出力端子が接続され、地図に関する映像情報がこの
ナビゲーションシステム１０からＴＶセット本体１に与
えられる。
本のアンテナ８の中から最も電界強度の強いもの１本を
選択するダイバーシティユニット９からのＲＦ信号が入
力される。ダイバーシティユニット９は、ＴＶセット本
体１で検波されたテレビジョン映像信号をダイバーシテ
ィ端子７を介して入力し電界強度の比較に用いている。
ビデオ入力端子６にはナビゲーションシステム１０のビ
デオ出力端子が接続され、地図に関する映像情報がこの
ナビゲーションシステム１０からＴＶセット本体１に与
えられる。
【０００７】さらにパーキング検出端子８は、車のサイ
ドブレーキと連動したスイッチ１１を介してアースとの
接続が可能となっている。なお、１２は車のバッテリ
ー、１３はサイドブレーキを引いた時に点灯するランプ
であり、スイッチ１１を閉状態にすることでバッテリー
１２の電力がランプ１３に供給され、ランプ１３が点灯
するようになっている。
ドブレーキと連動したスイッチ１１を介してアースとの
接続が可能となっている。なお、１２は車のバッテリ
ー、１３はサイドブレーキを引いた時に点灯するランプ
であり、スイッチ１１を閉状態にすることでバッテリー
１２の電力がランプ１３に供給され、ランプ１３が点灯
するようになっている。
【０００８】このような構成を有する車載用表示装置に
おいて、ＴＶ放送画面の表示は、電源スイッチ２を押し
て主電源を投入し、チャンネルアップ／ダウンボタン３
ａ、３ｂを操作して所望のチャンネルを選局することに
よって行われる。また地図情報を表示したい場合は、Ｔ
Ｖ電源の投入後、もしＴＶ放送画面が映っていれば（Ｔ
Ｖモードの選択中ならば）、モード切換スイッチ４を押
してＶＴＲモードへの切り換えを行う。
おいて、ＴＶ放送画面の表示は、電源スイッチ２を押し
て主電源を投入し、チャンネルアップ／ダウンボタン３
ａ、３ｂを操作して所望のチャンネルを選局することに
よって行われる。また地図情報を表示したい場合は、Ｔ
Ｖ電源の投入後、もしＴＶ放送画面が映っていれば（Ｔ
Ｖモードの選択中ならば）、モード切換スイッチ４を押
してＶＴＲモードへの切り換えを行う。
【０００９】但し、これらＴＶ放送画面および地図情報
の表示は、上述したように、共に車のサイドブレーキを
引いている時つまりＴＶセット本体１のパーキング検出
端子８がアース接続されている時のみ可能であり、サイ
ドブレーキを解除した時には、電源スイッチ２を押して
も主電源が投入されず、表示は行われないものとなって
いる。
の表示は、上述したように、共に車のサイドブレーキを
引いている時つまりＴＶセット本体１のパーキング検出
端子８がアース接続されている時のみ可能であり、サイ
ドブレーキを解除した時には、電源スイッチ２を押して
も主電源が投入されず、表示は行われないものとなって
いる。
【００１０】このように、車の走行中は主電源が入らな
いようにすれば運転の安全性を確保できることは間違い
ない。しかし、地図情報については、例えば運転者以外
の者が走行中にもこれを見て必要な情報を得たいと言う
要望があり、車の走行中はすべての表示を禁止すると言
った従来方式に対しては不満の声も少なくない。
いようにすれば運転の安全性を確保できることは間違い
ない。しかし、地図情報については、例えば運転者以外
の者が走行中にもこれを見て必要な情報を得たいと言う
要望があり、車の走行中はすべての表示を禁止すると言
った従来方式に対しては不満の声も少なくない。
【００１１】これに対し民生用ＴＶでは、パーキングの
検出までは行わないため、停止、走行の如何に拘らず常
に画面にＴＶ放送画面、地図情報を表示することができ
る。しかし、走行中のＴＶ放送画面の表示は、運転者の
運転に対する注意散漫を招き、やはり安全上問題があ
る。
検出までは行わないため、停止、走行の如何に拘らず常
に画面にＴＶ放送画面、地図情報を表示することができ
る。しかし、走行中のＴＶ放送画面の表示は、運転者の
運転に対する注意散漫を招き、やはり安全上問題があ
る。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】このように、ＴＶ放送
並びに地図情報に代表されるデジタル映像情報の表示が
可能な従来の車載用表示装置では、走行中に各画面を共
に表示しないようにする方式と、走行、停車に拘らず各
画面を共に表示する方式とが主流とされているが、各方
式にはそれぞれ一長一短があり、ユーザの要望と安全面
とを同時に満たすことができなかった。
並びに地図情報に代表されるデジタル映像情報の表示が
可能な従来の車載用表示装置では、走行中に各画面を共
に表示しないようにする方式と、走行、停車に拘らず各
画面を共に表示する方式とが主流とされているが、各方
式にはそれぞれ一長一短があり、ユーザの要望と安全面
とを同時に満たすことができなかった。
【００１３】本発明はこのような課題を解決するための
もので、走行中のＴＶ放送画面の表示を禁止する一方、
地図情報などに代表される映像情報については走行中も
その表示を可能とし、これによりドライブ上の安全性の
維持と、映像情報表示機能の有効活用化を同時に満足す
る車載用表示装置の提供を目的としている。
もので、走行中のＴＶ放送画面の表示を禁止する一方、
地図情報などに代表される映像情報については走行中も
その表示を可能とし、これによりドライブ上の安全性の
維持と、映像情報表示機能の有効活用化を同時に満足す
る車載用表示装置の提供を目的としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明の車載用表示装置
は上記した目的を達成するために、テレビジョン放送の
受信画面の表示、並びに映像記憶装置に記憶された映像
情報の表示が可能な車載用表示装置において、車両の停
止状態および走行状態をそれぞれ検出する検出手段と、
前記テレビジョン放送画面を表示する第１の表示モード
と、前記映像情報を表示する第２の表示モードとの間で
所望の表示モードを選択するためのモード選択手段と、
前記モード選択手段により前記第１の表示モードが選択
されたとき、前記検出手段により現在車両が走行中であ
ることが検出された場合は表示動作を禁止し、前記第２
の表示モードが選択されたとき、前記検出手段の検出結
果に拘らず表示動作を許可する手段とを具備している。
は上記した目的を達成するために、テレビジョン放送の
受信画面の表示、並びに映像記憶装置に記憶された映像
情報の表示が可能な車載用表示装置において、車両の停
止状態および走行状態をそれぞれ検出する検出手段と、
前記テレビジョン放送画面を表示する第１の表示モード
と、前記映像情報を表示する第２の表示モードとの間で
所望の表示モードを選択するためのモード選択手段と、
前記モード選択手段により前記第１の表示モードが選択
されたとき、前記検出手段により現在車両が走行中であ
ることが検出された場合は表示動作を禁止し、前記第２
の表示モードが選択されたとき、前記検出手段の検出結
果に拘らず表示動作を許可する手段とを具備している。
【００１５】
【作用】本発明の車載用表示装置では、走行中のテレビ
ジョン放送画面の表示を禁止する一方、地図情報に代表
される映像情報の表示については走行中もこれを可能と
することで、ドライブ上の安全性の維持と、映像情報表
示機能の有効活用化を同時に満足することができる。
ジョン放送画面の表示を禁止する一方、地図情報に代表
される映像情報の表示については走行中もこれを可能と
することで、ドライブ上の安全性の維持と、映像情報表
示機能の有効活用化を同時に満足することができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１７】図１は本発明に係る一実施例の車載用表示
装置の構成を説明するためのブロック図である。
装置の構成を説明するためのブロック図である。
【００１８】同図において、２１はＴＶセット本体を示
している。このＴＶセット本体２１には、主電源をＯＮ
／ＯＦＦするための電源スイッチ２２、チャンネルを選
択するためのチャンネルアップ／ダウンボタン２３ａ、
２３ｂ、ＴＶモードとＶＴＲモードとの切り換えを行う
モード切換スイッチ２４、ＲＦ信号（アンテナ）入力端
子２５、ビデオ入力端子２６、ダイバーシティ端子２
７、パーキング検出端子２８などが設けられている。
している。このＴＶセット本体２１には、主電源をＯＮ
／ＯＦＦするための電源スイッチ２２、チャンネルを選
択するためのチャンネルアップ／ダウンボタン２３ａ、
２３ｂ、ＴＶモードとＶＴＲモードとの切り換えを行う
モード切換スイッチ２４、ＲＦ信号（アンテナ）入力端
子２５、ビデオ入力端子２６、ダイバーシティ端子２
７、パーキング検出端子２８などが設けられている。
【００１９】ＲＦ信号（アンテナ）入力端子２５には、
４本のアンテナ２９の中から最も電界強度の強いもの１
本を選択するダイバーシティユニット３０からのＲＦ信
号が入力される。またダイバーシティユニット３０は、
ＴＶセット本体１で検波されたテレビジョン映像信号を
ダイバーシティ端子２７を介して入力し電界強度の比較
に用いている。このダイバーシィ端子２７から出力され
るテレビジョン映像信号は、電界強度比較のために用い
る目的から明らかなように、ＴＶセット本体２１をＶＴ
Ｒモードで使用しているときには出力されず、ＴＶモー
ドで使用しているときだけ出力される。
４本のアンテナ２９の中から最も電界強度の強いもの１
本を選択するダイバーシティユニット３０からのＲＦ信
号が入力される。またダイバーシティユニット３０は、
ＴＶセット本体１で検波されたテレビジョン映像信号を
ダイバーシティ端子２７を介して入力し電界強度の比較
に用いている。このダイバーシィ端子２７から出力され
るテレビジョン映像信号は、電界強度比較のために用い
る目的から明らかなように、ＴＶセット本体２１をＶＴ
Ｒモードで使用しているときには出力されず、ＴＶモー
ドで使用しているときだけ出力される。
【００２０】またダイバーシティ端子２７を通じて出力
されるテレビジョン映像信号はビデオ信号検出回路３１
にも同時に供給される。ビデオ信号検出回路３１は、表
示上有効なテレビジョン映像信号を入力したときにその
検出信号として“Ｈ”レベルの信号４１をタイマー回路
３２に出力し、その他の場合は“Ｌ”レベル信号を出力
する。図２にこのビデオ信号検出回路３１の具体的な回
路例を示す。
されるテレビジョン映像信号はビデオ信号検出回路３１
にも同時に供給される。ビデオ信号検出回路３１は、表
示上有効なテレビジョン映像信号を入力したときにその
検出信号として“Ｈ”レベルの信号４１をタイマー回路
３２に出力し、その他の場合は“Ｌ”レベル信号を出力
する。図２にこのビデオ信号検出回路３１の具体的な回
路例を示す。
【００２１】タイマー回路３２は、ビデオ信号検出回路
３１より“Ｈ”レベル信号が入力された瞬間からタイム
カウント動作を開始し、一定時間が経過した後、タイム
アウト信号としてリレースイッチ３３を閉状態から開状
態にするための駆動信号４２を出力する。
３１より“Ｈ”レベル信号が入力された瞬間からタイム
カウント動作を開始し、一定時間が経過した後、タイム
アウト信号としてリレースイッチ３３を閉状態から開状
態にするための駆動信号４２を出力する。
【００２２】リレースイッチ３３はＴＶセット本体２１
におけるパーキング検出端子２８とアースとの接続のＯ
Ｎ／ＯＦＦを切り換えるものとされ、タイマー回路３２
より駆動信号４２が入力されるまでは閉状態にセットさ
れ、駆動信号４２を入力して開状態となる。
におけるパーキング検出端子２８とアースとの接続のＯ
Ｎ／ＯＦＦを切り換えるものとされ、タイマー回路３２
より駆動信号４２が入力されるまでは閉状態にセットさ
れ、駆動信号４２を入力して開状態となる。
【００２３】さらに、３４は車のサイドブレーキと連動
したスイッチであり、リレースイッチ３３と同様、ＴＶ
セット本体２１におけるパーキング検出端子２８とアー
スとの接続のＯＮ／ＯＦＦを切り換える。すなわち、ス
イッチ３４はサイドブレーキを引いたとき閉状態に、サ
イドブレーキを解除したとき開状態になる。
したスイッチであり、リレースイッチ３３と同様、ＴＶ
セット本体２１におけるパーキング検出端子２８とアー
スとの接続のＯＮ／ＯＦＦを切り換える。すなわち、ス
イッチ３４はサイドブレーキを引いたとき閉状態に、サ
イドブレーキを解除したとき開状態になる。
【００２４】また、３５は車のバッテリー、３６はサイ
ドブレーキを引いた時に点灯するランプであり、スイッ
チ３４を閉状態にすることでバッテリー３５の電力がラ
ンプ３６に供給され、ランプ３６が点灯するようになっ
ている。
ドブレーキを引いた時に点灯するランプであり、スイッ
チ３４を閉状態にすることでバッテリー３５の電力がラ
ンプ３６に供給され、ランプ３６が点灯するようになっ
ている。
【００２５】さらに３７はナビゲーションシステムであ
り、ＴＶセット本体２１にビデオ入力端子２６を通じて
地図情報である映像信号４３を与える。
り、ＴＶセット本体２１にビデオ入力端子２６を通じて
地図情報である映像信号４３を与える。
【００２６】次に本実施例の車載用表示装置の動作を説
明する。
明する。
【００２７】まずサイドブレーキを引くとこれに連動す
るスイッチ３４が閉状態となり、ＴＶセット本体２１の
パーキング検出端子２８はアース接続される。パーキン
グ検出端子２８がアース接続されることで、現在車は停
止中であることがＴＶセット本体２１内部で判断され
る。ここで電源スイッチ２２が押されると、主電源がＯ
ＮになってＴＶ放送画面またはナビゲーションシステム
３７からの地図情報の表示を行うことが可能になる。
るスイッチ３４が閉状態となり、ＴＶセット本体２１の
パーキング検出端子２８はアース接続される。パーキン
グ検出端子２８がアース接続されることで、現在車は停
止中であることがＴＶセット本体２１内部で判断され
る。ここで電源スイッチ２２が押されると、主電源がＯ
ＮになってＴＶ放送画面またはナビゲーションシステム
３７からの地図情報の表示を行うことが可能になる。
【００２８】またサイドブレーキを解除するとスイッチ
３４が開状態となり、このスイッチ３４を通してのパー
キング検出端子２８のアース接続は断たれることにな
る。但し、このときリレースイッチ３３は閉状態のまま
であるため、このリレースイッチ３３を通してパーキン
グ検出端子２８は以前としてアース接続されている。し
たがって、ＴＶセット本体２１からは見掛け上、車は以
前停止中であるものと判断される。
３４が開状態となり、このスイッチ３４を通してのパー
キング検出端子２８のアース接続は断たれることにな
る。但し、このときリレースイッチ３３は閉状態のまま
であるため、このリレースイッチ３３を通してパーキン
グ検出端子２８は以前としてアース接続されている。し
たがって、ＴＶセット本体２１からは見掛け上、車は以
前停止中であるものと判断される。
【００２９】いまＴＶモードが選択されているものとす
る。そして電源スイッチ２２が押され、チャンネルアッ
プ／ダウンボタン２３ａ、２３ｂで無信号のチャンネル
が選局されている場合を想定する。この場合、ダイバー
シティ端子２７からビデオ信号検出回路３１に表示上有
効なテレビジョン映像信号は供給されないため、ビデオ
信号検出回路３１の出力信号４１は“Ｌ”レベルとな
る。よってタイマー回路３２は動作せずリレースイッチ
３３も閉じたままとなるため、主電源はＯＮの状態を維
持することになる。
る。そして電源スイッチ２２が押され、チャンネルアッ
プ／ダウンボタン２３ａ、２３ｂで無信号のチャンネル
が選局されている場合を想定する。この場合、ダイバー
シティ端子２７からビデオ信号検出回路３１に表示上有
効なテレビジョン映像信号は供給されないため、ビデオ
信号検出回路３１の出力信号４１は“Ｌ”レベルとな
る。よってタイマー回路３２は動作せずリレースイッチ
３３も閉じたままとなるため、主電源はＯＮの状態を維
持することになる。
【００３０】また、チャンネルアップ／ダウンボタン２
３ａ、２３ｂで有信号のチャンネルを選局すると、ダイ
バーシティ端子２７からビデオ信号検出回路３１に表示
上有効なテレビジョン映像信号が供給され、ビデオ信号
検出回路３１の出力信号４１は“Ｈ”レベルとなる。す
るとタイマー回路３２がタイムカウント動作を開始し、
一定時間（例えば３秒間）が経過した後にリレースイッ
チ３３に駆動信号４２が出力される。これによりリレー
スイッチ３３は開状態になってパーキング検出端子２８
のアース接続が断たれ、ＴＶセット本体２１は車が走行
中であるものと判断して主電源をＯＦＦに落とす。すな
わち、走行中のＴＶ放送画面の表示を禁止状態とする。
３ａ、２３ｂで有信号のチャンネルを選局すると、ダイ
バーシティ端子２７からビデオ信号検出回路３１に表示
上有効なテレビジョン映像信号が供給され、ビデオ信号
検出回路３１の出力信号４１は“Ｈ”レベルとなる。す
るとタイマー回路３２がタイムカウント動作を開始し、
一定時間（例えば３秒間）が経過した後にリレースイッ
チ３３に駆動信号４２が出力される。これによりリレー
スイッチ３３は開状態になってパーキング検出端子２８
のアース接続が断たれ、ＴＶセット本体２１は車が走行
中であるものと判断して主電源をＯＦＦに落とす。すな
わち、走行中のＴＶ放送画面の表示を禁止状態とする。
【００３１】次に走行中にナビゲーションシステムの地
図情報を表示する場合の動作を説明する。
図情報を表示する場合の動作を説明する。
【００３２】この場合、電源スイッチ２２を押して主電
源をＯＮにした後、もし画面にＴＶ放送画面が映ってい
る（ＴＶモード選択中の）場合には、一定時間内、つま
りタイマー回路３２がタイムアウト信号をリレースイッ
チ３３に送る前にモード切換スイッチ２４を押してＴＶ
モードからＶＴＲモードへの切り換えを行う。
源をＯＮにした後、もし画面にＴＶ放送画面が映ってい
る（ＴＶモード選択中の）場合には、一定時間内、つま
りタイマー回路３２がタイムアウト信号をリレースイッ
チ３３に送る前にモード切換スイッチ２４を押してＴＶ
モードからＶＴＲモードへの切り換えを行う。
【００３３】ＶＴＲモードが選択されることによって、
ダイバーシティ端子２７からビデオ信号検出回路３１に
表示上有効なテレビジョン映像信号が供給されなくな
り、タイマー回路３２のタイムカウント動作が中止され
る。よって、リレースイッチ３３は閉状態のままとな
り、パーキング検出端子２８はアース接続状態に固定さ
れて主電源もそのままＯＮ状態に固定される。
ダイバーシティ端子２７からビデオ信号検出回路３１に
表示上有効なテレビジョン映像信号が供給されなくな
り、タイマー回路３２のタイムカウント動作が中止され
る。よって、リレースイッチ３３は閉状態のままとな
り、パーキング検出端子２８はアース接続状態に固定さ
れて主電源もそのままＯＮ状態に固定される。
【００３４】また電源スイッチ２２を押して主電源をＯ
Ｎにした後、もし画面が無信号のノイズ画面の場合に
は、制限時間なしでモード切換スイッチ２４を押してＴ
ＶモードからＶＴＲモードへの切り換えを行う。
Ｎにした後、もし画面が無信号のノイズ画面の場合に
は、制限時間なしでモード切換スイッチ２４を押してＴ
ＶモードからＶＴＲモードへの切り換えを行う。
【００３５】かくして本実施例の車載用表示装置によれ
ば、走行中のＴＶ放送画面の表示を禁止する一方、ナビ
ゲーションシステムからの地図情報の表示については走
行中もこれを可能なものとし、これにより２つの機能を
一体化した車載用表示装置における地図情報表示機能の
有効活用化、並びに安全性の確保を同時に図ることがで
きる。
ば、走行中のＴＶ放送画面の表示を禁止する一方、ナビ
ゲーションシステムからの地図情報の表示については走
行中もこれを可能なものとし、これにより２つの機能を
一体化した車載用表示装置における地図情報表示機能の
有効活用化、並びに安全性の確保を同時に図ることがで
きる。
【００３６】なお、本実施例では、ＴＶモード時でも、
表示上有効なテレビジョン映像信号が受信されない期間
（無信号のチャンネルが選局されている期間）は主電源
をＯＮに保ち、その直後にＶＴＲモードに切り換えられ
る場合に供えるようにしたが、ＴＶモード時に車が走行
中であることが検出された場合は表示動作をすべて禁止
し、ＶＴＲモード時は車の走行、停止に拘らず表示動作
を許可するようにしてもよい。この場合、モード切り換
えを行う部分の電源系統を、ＯＮ／ＯＦＦの切換対象と
している部分の電源系統から独立して設けること、ある
いはマイコン制御によって各モードごとに車の走行、停
止状態に応じた表示動作の制約条件を加えることなどに
よって実現可能である。
表示上有効なテレビジョン映像信号が受信されない期間
（無信号のチャンネルが選局されている期間）は主電源
をＯＮに保ち、その直後にＶＴＲモードに切り換えられ
る場合に供えるようにしたが、ＴＶモード時に車が走行
中であることが検出された場合は表示動作をすべて禁止
し、ＶＴＲモード時は車の走行、停止に拘らず表示動作
を許可するようにしてもよい。この場合、モード切り換
えを行う部分の電源系統を、ＯＮ／ＯＦＦの切換対象と
している部分の電源系統から独立して設けること、ある
いはマイコン制御によって各モードごとに車の走行、停
止状態に応じた表示動作の制約条件を加えることなどに
よって実現可能である。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車載用表示
装置によれば、走行中のＴＶ放送画面の表示を禁止する
一方、地図情報に代表される映像情報の表示については
走行中もこれを可能なものとし、これによりドライブ上
の安全性の維持と、映像情報表示機能の有効活用化を同
時に満足することができる。
装置によれば、走行中のＴＶ放送画面の表示を禁止する
一方、地図情報に代表される映像情報の表示については
走行中もこれを可能なものとし、これによりドライブ上
の安全性の維持と、映像情報表示機能の有効活用化を同
時に満足することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る一実施例の車載用表示装置の構成
を説明するためのブロック図である。
を説明するためのブロック図である。
【図２】図１の車載用表示装置におけるビデオ信号検出
回路の具体的な回路例を示す図である。
回路の具体的な回路例を示す図である。
【図３】従来の車載用表示装置の構成を説明するための
ブロック図である。
ブロック図である。
２１…ＴＶセット本体、２２…電源スイッチ、２３ａ、
２３ｂ…チャンネルアップ／ダウンボタン、２４…モー
ド切換スイッチ、２５…ＲＦ信号入力端子、２６…ビデ
オ入力端子、２７…ダイバーシティ端子、２８…パーキ
ング検出端子、２９…アンテナ、３０…ダイバーシティ
ユニット、３１…ビデオ信号検出回路、３２…タイマー
回路、３３…リレースイッチ、３４…サイドブレーキ連
動スイッチ、３５…バッテリー、３６…ランプ。
２３ｂ…チャンネルアップ／ダウンボタン、２４…モー
ド切換スイッチ、２５…ＲＦ信号入力端子、２６…ビデ
オ入力端子、２７…ダイバーシティ端子、２８…パーキ
ング検出端子、２９…アンテナ、３０…ダイバーシティ
ユニット、３１…ビデオ信号検出回路、３２…タイマー
回路、３３…リレースイッチ、３４…サイドブレーキ連
動スイッチ、３５…バッテリー、３６…ランプ。
Claims (3)
- 【請求項１】 テレビジョン放送の受信画面の表示、並
びに映像記憶装置に記憶された映像情報の表示が可能な
車載用表示装置において、 車両の停止状態および走行状態をそれぞれ検出する検出
手段と、 前記テレビジョン放送画面を表示する第１の表示モード
と、前記映像情報を表示する第２の表示モードとの間で
所望の表示モードを選択するためのモード選択手段と、 前記モード選択手段により前記第１の表示モードが選択
されたとき、前記検出手段により現在車両が走行中であ
ることが検出された場合は表示動作を禁止し、前記第２
の表示モードが選択されたとき、前記検出手段の検出結
果に拘らず表示動作を許可する手段とを具備することを
特徴とする車載用表示装置。 - 【請求項２】 テレビジョン放送の受信画面の表示、並
びに映像記憶装置に記憶された映像情報の表示が可能な
車載用表示装置において、 テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段に受信されるテレビジョン映像信号の有無
を検出する第１の検出手段と、 車両の停止状態および走行状態をそれぞれ検出する第２
の検出手段と、 前記テレビジョン放送画面を表示する第１の表示モード
と、前記映像情報を表示する第２の表示モードとの間で
所望の表示モードを選択するためのモード選択手段と、 前記モード選択手段により前記第１の表示モードが選択
されたとき、前記第２の検出手段により現在車両が走行
中であることが検出され、且つ、前記第１の検出手段に
よりテレビジョン映像信号を受信中であることが検出さ
れた場合は表示動作を禁止し、前記第２の表示モードが
選択されたとき、前記各検出手段の検出結果に拘らず、
且つ、前記第１の表示モードの選択中に前記第１の検出
手段によりテレビジョン映像信号を受信中でないことが
検出された期間に前記第２の表示モードに切換えられた
場合を含めて、表示動作を許可する手段とを具備するこ
とを特徴とする車載用表示装置。 - 【請求項３】 テレビジョン放送の受信画面の表示、並
びに映像記憶装置に記憶された映像情報の表示が可能な
車載用表示装置において、 テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段に受信される、表示上有効なテレビジョン
映像信号の有無を検出する第１の検出手段と、 前記第１の検出手段によりテレビジョン映像信号の受信
が検出されるとタイムカウントを開始し所定時間経過後
にタイムアウト信号を出力すると共に、タイムアウト信
号の出力前にテレビジョン映像信号の受信が途絶えたこ
とが前記第１の検出手段によって検出されることでタイ
ムカウントを中止するタイマー手段と、 車両の停止状態および走行状態をそれぞれ検出する第２
の検出手段と、 前記テレビジョン放送画面を表示する第１の表示モード
と、前記映像情報を表示する第２の表示モードとの間で
所望の表示モードを選択するためのモード選択手段と、 前記モード選択手段により前記第１の表示モードが選択
されたとき、前記第２の検出手段により現在車両が走行
中であることが検出された場合、前記タイマー手段より
タイムアウト信号が出力されるタイミングで表示動作を
禁止し、前記第２の表示モードが選択されたとき、前記
各検出手段の検出結果に拘らず、且つ、前記タイマー手
段がタイムカウントを開始してからタイムアウト信号を
出力するまでの期間に前記第１の表示モードから前記第
２の表示モードに切換えられた場合をも含めて、表示動
作を許可する手段とを具備することを特徴とする車載用
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5119193A JPH06262984A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 車載用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5119193A JPH06262984A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 車載用表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06262984A true JPH06262984A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12879987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5119193A Withdrawn JPH06262984A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 車載用表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06262984A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7243012B2 (en) | 2003-03-05 | 2007-07-10 | Alpine Electronics, Inc. | Electronic apparatuses having vehicle-information determining function, and vehicle-information sharing system using the apparatuses |
| KR101451522B1 (ko) * | 2013-09-30 | 2014-10-16 | (주) 비앤디 | 차량용 디스플레이 장치의 화면 제어 방법 및 시스템 |
| CN105895125A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-08-24 | 乐视控股（北京）有限公司 | 多媒体播放状态切换方法、装置以及车载播放器 |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5119193A patent/JPH06262984A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7243012B2 (en) | 2003-03-05 | 2007-07-10 | Alpine Electronics, Inc. | Electronic apparatuses having vehicle-information determining function, and vehicle-information sharing system using the apparatuses |
| KR101451522B1 (ko) * | 2013-09-30 | 2014-10-16 | (주) 비앤디 | 차량용 디스플레이 장치의 화면 제어 방법 및 시스템 |
| CN105895125A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-08-24 | 乐视控股（北京）有限公司 | 多媒体播放状态切换方法、装置以及车载播放器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |