JPH06261B2 - 振動テ−ブルの加振方法 - Google Patents

振動テ−ブルの加振方法

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JPH06261B2
JPH06261B2 JP62095869A JP9586987A JPH06261B2 JP H06261 B2 JPH06261 B2 JP H06261B2 JP 62095869 A JP62095869 A JP 62095869A JP 9586987 A JP9586987 A JP 9586987A JP H06261 B2 JPH06261 B2 JP H06261B2
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JP
Japan
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model
dry sand
vibration
vibration table
casting
Prior art date
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JP62095869A
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Inventor
啓治 田村
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Taiyo Chuki Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Chuki Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C15/00Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、消失模型鋳造法により鋳造枠に充填する乾燥
砂内に製品と同一形状とした発泡模型を埋設してこれを
結め固める振動テーブルにおいて、該振動テーブルを荷
重検知機上に配置すると共にその下面と周側面とに振動
モーターを固着して、鋳造枠内への乾燥砂の投入状況に
よる荷重を自動的に検知して、その加振力を該砂の投入
段階の如何に拘らず常時一定となる様に制御しつつ垂直
方向と前後、左右の水平方向の3軸に加振して、該乾燥
砂の充填を斑なく均一にして効率的に行なえる様にした
振動テーブルの加振方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より消失模型鋳造法において、製品と同一形状とし
た発泡模型を振動テーブルを用いて鋳造枠の乾燥砂内に
埋設するには、振動テーブル上に配置した鋳造枠内に床
砂とすべく通常200m/m位の層厚となる様に乾燥砂を
一次的に投入して、該鋳造枠を通常0.7乃至1gの加速
度により垂直方向に加振してこれを締め固めた後振動テ
ーブルを停止し、その床砂の上面中央部に湯道と湯口を
連続せしめた方案を配置すると共に、その湯道上に発泡
模型を適宜数接着剤等により接着した後、鋳造枠の周囲
部と発泡模型との間隙に乾燥砂を隙間なく均一に該発泡
模型を埋設する迄二次的に投入して再度振動テーブルを
起動し、この発泡模型が歪まない様に二次的投入分の乾
燥砂を締め固めて振動テーブルを停止し、更にこの二次
的に投入した乾燥砂が鋳造枠の上面より降下した分だけ
三次的に乾燥砂を鋳造枠の上面より稍多く投入して前同
様に振動テーブルを起動してかかる乾燥砂内への発泡模
型の埋設を図っているものである。而してこの発泡模型
を鋳造枠内に二段、三段と組立てて埋設する場合は更に
乾燥砂の投入と振動テーブルの起動とを交互に繰返して
行っているものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらかかる振動テーブルによる乾燥砂の充填で
は、一次的の床砂の充填より鋳造上面迄の三次的充填ま
で砂の投入と振動テーブルの起動、停止の繰返しにより
造型に時間が掛り、更にこの振動テーブルの振動方向が
垂直方向のみの加速度である為、例えば斜め上方或は横
向きに深く穿設した孔等を有する複雑な形状の発泡模型
では、これらの孔内に乾燥砂が均一に充填せず、又、発
泡模型の下向き面等も同等に乾燥砂が硬く充填されない
ものである。従ってこの様な不均一な乾燥砂の充填によ
る鋳造枠に熔湯を注湯してもかかる充填度の低い部分で
は発泡模型と同一形状の鋳造品が出来ないと云う最大の
欠陥を有しているもので、これを是正する為には発泡模
型の該部分を手込めにより充填する必要が生じてこの造
型に時間が掛って生産効率が悪く量産品には適応出来な
いと云う不都合を有しているものである。
又、この発泡模型を二段、三段と組立てた発泡模型の埋
設を行う場合には、一段の発泡模型の埋設より以上に慎
重に乾燥砂の充填を段階的に時間を掛けて行なわなけれ
ば、該模型に歪が生じて鋳造欠陥を生じる憂いを有して
おり、更にこれらの場合、振動テーブルの加振力は常に
一定であるので、当初の床砂の充填時における加振力
と、三次的な砂投入時、更には二段、三段と発泡模型の
埋設充填時においては振動テーブル上に荷重が大きくな
るので、これに従い該振動テーブルの加振力が必然的に
小さくなって乾燥砂の均一充填が行なわれず鋳造欠陥の
原因となる等、種々の不都合を有しているものである。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明は叙上の如き現状と、消失模型鋳造における重要
工程の一つである乾燥砂の充填が均一にして確実に行な
われると共に該模型に変形を生じない様にして発泡模型
を埋設することに鑑みて創作したものであって、横向き
に深く穿設した孔や下向き面を有した複雑形状の模型で
あっても均一に乾燥砂が充填すべく振動テーブルの下面
とその周側面とに振動モーターを固着して、該振動テー
ブルを垂直方向と前後、左右の水平方向との3軸に加振
出来る様にすると共に、振動テーブルをロードセル等の
荷重検知機上に配置して、振動テーブル上に載置する鋳
造枠及びその内部に段階的に順次投入される乾燥砂の充
填状況に応じてこれらの重量を自動的に検知してその荷
重に応じて常に一定した加振力を加えて、かかる乾燥砂
の充填を斑なく均一にしつつ発泡模型を適切に埋設して
いる様にしているものである。
〔作用〕
本発明は振動テーブル上に配置した鋳造枠内に一定厚の
床砂を締め固めて発泡模型を配設した後、乾燥砂を順次
投入しつつ該振動テーブルを垂直方向と前後、左右の水
平方向との3軸振動を同時に加振することにより乾燥砂
が流動化して横向きの盲孔や下向き面等に対しても斑な
く均一に充填しつつ、且つ振動テーブル上の荷重が増大
すればそれに応じて加振力も増大して鋳造枠内へ加わる
加速度を一定として効率的にしかも発泡模型に歪を与え
ることなく適切に埋設して発泡模型と同一形状の寸法精
度の高い鋳造品を得られる様にしているものである。
〔実施例〕
本発明による一実施例を説明すれば、消失模型鋳造法に
より鋳造枠に充填する乾燥砂内に発泡模型を埋設してこ
れを結め固める振動テーブルにおいて、該振動テーブル
をエアークッション等の緩衝部材を介してロードセル等
の荷重の検知機上に配置すると共に、該振動テーブルの
下面とその周側面とに振動モーターを固着してなる3軸
加振可能の振動テーブルを、鋳造枠内への乾燥砂の投入
状況による荷重を自動的に検知してその加振力を常時一
定となる様に制御しつつ垂直方向と前後、左右の水平方
向との3軸加振を可能として該乾燥砂の充填を斑なく均
一にして効果的に行なえる様にしてなるものである。
〔発明の効果〕
本発明は叙上の如き構成によりなるものであって、消失
模型鋳造法により、鋳造枠の乾燥砂内の中核に発泡模型
を埋設するに際し、鋳造枠への乾燥砂の投入状況による
荷重に対応して常時一定の加振力が得られる様に荷重検
知機により検知した重量に応じて振動モーターの回転数
を変換して鋳造枠及び発泡模型の大きさに最適の加振力
を床砂投入後より最終の乾燥砂の投入段階まで維持し、
しかもその過程においては振動テーブルが垂直方向と前
後、左右の水平方向の3軸に加振するので鋳造枠内に投
入された乾燥砂が流動化して如何様な複雑形状の発泡模
型であってもこれに歪みを与えることなく斑なく均一に
充填して鋳造欠陥のない最良の鋳造品を製作する一助と
なるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】消失模型鋳造法により鋳造枠に充填する乾
    燥砂内に発泡模型を埋設してこれを結め固める振動テー
    ブルにおいて、該振動テーブルを荷重検知機上に配置す
    ると共に、振動テーブルの下面とその周側面とに振動モ
    ーターを固着してなる3軸加振可能の振動テーブルを、
    鋳造枠内への乾燥砂の投入状況による荷重を自動的に検
    知して、その加振力を常時一定となる様に制御しつつ垂
    直方向と前後、左右の水平方向との3軸加振を可能とし
    たことを特徴とする振動テーブルの加振方法。
JP62095869A 1987-04-18 1987-04-18 振動テ−ブルの加振方法 Expired - Lifetime JPH06261B2 (ja)

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JPS63260649A JPS63260649A (ja) 1988-10-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5067549A (en) * 1989-12-04 1991-11-26 General Kinematics Corporation Compaction apparatus and process for compacting sand
KR960002401B1 (ko) * 1990-11-14 1996-02-17 미쯔비시주우고오교오 가부시기가이샤 코어 및 주형의 제작방법
CN105834362B (zh) * 2016-05-16 2018-06-15 广西大学 超声振动树脂自硬砂的消失模铸造方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Publication date
KR960003709B1 (ko) 1996-03-21
JPS63260649A (ja) 1988-10-27
KR880012287A (ko) 1988-11-26

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