JPH032575B2 - - Google Patents

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JPH032575B2
JPH032575B2 JP960084A JP960084A JPH032575B2 JP H032575 B2 JPH032575 B2 JP H032575B2 JP 960084 A JP960084 A JP 960084A JP 960084 A JP960084 A JP 960084A JP H032575 B2 JPH032575 B2 JP H032575B2
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JP
Japan
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anvil
mold
forming machine
formwork
vibration
Prior art date
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Expired
Application number
JP960084A
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English (en)
Other versions
JPS59144555A (ja
Inventor
Buruusu Kurausu Richaado
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Kinematics Corp
Original Assignee
General Kinematics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by General Kinematics Corp filed Critical General Kinematics Corp
Publication of JPS59144555A publication Critical patent/JPS59144555A/ja
Publication of JPH032575B2 publication Critical patent/JPH032575B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C15/00Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor
    • B22C15/28Compacting by different means acting simultaneously or successively, e.g. preliminary blowing and finally pressing
    • B22C15/30Compacting by different means acting simultaneously or successively, e.g. preliminary blowing and finally pressing by both pressing and jarring devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、鋳型形成装置に関し、特に、原型の
周りに鋳型を形成するためにラム組立体に組合わ
された振動衝撃装置を有する鋳型形成機械に関す
る。
鋳物産業においては、近年、金属を溶融して鋳
型内に鋳込むことにより金属を所望の形状に成型
する古くからのシステムを近代化するためにいろ
いろな方法および技術が採用されてきた。初期の
頃の金属鋳造は、原形の型枠または型箱の下型内
に設置し、その原形の周りに砂およびクレーを突
固めて該砂およびクレーを原型の形に鋳型として
形成し、しかる後原型を取出すという方法を用い
ていた。型枠の上型原型についても同じ手段で砂
およびクレーを原型の形に鋳型として形成する。
必要に応じてコアピンを挿入し、スプルーおよび
昇水路を備えたゲート機構を設け、しかる後、型
枠の上型を下型と組合せて固定し、溶融金属を鋳
型内へ鋳込む。
現在市販されている鋳型形成機械の一型式とし
て、原型の一部分を取付ける台板を受容するため
の原型キヤリアを用いる型式のものがある。この
形式の機械においては、ばらの鋳物砂を充填した
型枠内へ原型を上向きに突入させる。機械は、型
枠を、複数個の下向きに突出した圧縮突固めヘツ
ドを備えたプラテンに整合させ、それらのヘツド
を型枠内へ突入させて、原型の周りに砂を突固め
る。次いで、突固めヘツドを引込め、型枠と共に
原型キヤリアを次のステーシヨンへ移動させる。
単一ステーシヨン式と称される別の型式の鋳型
形成機械においては、上型原型と下型原型を交互
に原型キヤリアに対して挿入し、型枠に鋳物砂を
充填し、突固め、取出す操作を行う。更に他の型
式の鋳型形成機械においては、上型原型と下型原
型を同一の原型キヤリアに設置し、型枠の上枠と
下枠を同時に、または交互にキヤリア内へ挿入
し、型枠に鋳物砂を充填し、突固め、取出すよう
になされている。
上述したこれらの鋳型形成機械は、現在使用さ
れている機械のうち2、3の例にすぎないが、そ
してまた、それらは一般的には能率的で満足なも
のとして受入れられているが、圧縮突固め作用に
完全には順応しない形状や形態を有する原型が
多々存在し、その結果、突固めの不十分な型枠が
形成され、従つて、不適格な鋳型が製造される。
また、そのような鋳型を用いたとすれば、満足な
鋳造物が得られない。
この問題を克服するために、従来から、例えば
鋳物砂を突固める前に撹拌し原型の周りにすみず
みにまで分配させるためにばらの状態の鋳物砂に
対して空気を吹上げるなどのいろいろな方式が試
されてきたが、やはり時折原型の一部区域に鋳物
砂のブリツジングや鋳物砂の充填されない空洞部
が生じ、突固めの不十分な不良枠が形成される。
発明の概要 本発明の目的は、鋳型の製造において良好な鋳
物砂突固めおよび流動化特性を有する鋳型形成機
械を提供することである。
より詳しくいえば、不適格な鋳型を排除し、そ
のような不良鋳型を用いて不良鋳造物が製造され
るのを排除するために、型枠内に鋳物砂の望まし
くないブリツジングが生じるのを回避するように
した鋳型形成機械を提供することである。
本発明の一実施例における鋳型形成機械は、型
枠受容ステーシヨンを構成する手段を含むベース
と、該型枠受容ステーシヨン上におかれた型枠内
の内容物をラム押しする(突固める)ために型枠
内へ突入することができるように前記ベース上に
該ステーシヨンに対し進退自在に取付けられたラ
ム(突固め)手段と、 前記ベース上い前記型枠受容ステーシヨンの下
に接近して取付けられており、型枠が該ステーシ
ヨンにあつて、前記ラム手段が作動中であるとき
原型および型枠を支持する原型キヤリアを振動さ
せるための振動手段とから成る。ラム手段の作動
前および/または作動中上記振動手段によつて与
えられる振動作用により、型枠内の鋳物砂が原型
の周りへ均一に流動せしめられ、原型に砂の充填
されない空洞が生じるのを回避し、密度の高い、
そして均一な密度の鋳型を形成することを可能に
する。
本発明の好ましい実施例においては、上記ラム
手段と振動手段は、それぞれ型枠受容ステーシヨ
ンの上方と下方に対向させて配置する。振動手段
は、型枠受容ステーシヨンの下方に配置され、該
ステーシヨンに受容された原型キヤリアに係合す
るように取付けられたアンビルと、該アンビルに
作動的に連結された振動発生器とで構成する。振
動発生器は、モータと、不平衡回転子と、ばね手
段と、上記アンビルに連結されたフレームとで構
成する。
好ましい実施例では、上記アンビルは、上記不
平衡回転子を駆動するためのモータを収容するハ
ウジングを備えたものとし、該ハウジングは、ば
ね手段を介して該アンビルを実質的に垂直(上
下)方向に振動させて原型キヤリアに垂直振動を
与え、それによつて鋳物砂粒子を相対的に移動さ
せ、突固めヘツド(ラム)と協同して鋳物砂を突
固める。
高振動数を得るために回転空気振動器または電
気振動器を用いることができる。そのような振動
器は、それだけでは砂を動かすのに必要な力を発
生することはできないが、本発明は、そのような
高振動数振動器を2質量体系と組合せて使用する
ことにより、上記小さい力を増幅させて、型枠内
の砂に運動を付与するのに必要な力を創生するこ
とができることを見出した。約720〜3600サイク
ル/分の範囲の振動数の振動を2質量体系と組合
せて増幅させると、砂粒子を原型の周りへ流動さ
せるのに必要な力が創生される。
実施例の説明 第1および2図を参照すると、本発明の鋳型形
成機械の一実施例が示されている。この機械は、
ベースまたは機枠10を備えている。ベース10
は、長方形の四隅に配置され、上端において2本
のビーム14と2本のビーム16(いずれも1本
づつしか図示されていないが、合計4本のビーム
で長方形を画定する)によつて相互に結合された
4本の直立支柱12を備えている。ビーム14,
16は、締着具18によつて各支柱の上端に締着
されている。
各支柱12の下端は、足部20に終端してお
り、足部20は、床や地面などの支持面上に固定
されている。ビーム14の下方でベース10の下
端のところにおいて、足部20に固定された端板
と端板(図示せず)の間に1対の互いに隔置され
た第1横断プレート24が延設され、同様にして
該1対の第1横断プレートの内側に1対の互いに
隔置された第2横断プレート26が延設される。
1対のプレート26は、それらの間に延設されて
該プレートに固定された4つのプレート28(第
1図)と協同して、ベース10を強化させるとい
う通常の機能の他に、後述するように案内として
の役割をも果す。
第1および2図にみられるように、横断プレー
ト24の上端の高さのところで1対の水平方向に
互いに隔置された箱形ビーム30がベース10を
通して延設されている。各ビーム30には、この
鋳形形成機によつて処理すべき物体を該機械の内
外へ搬送するためのコンベヤの一部分を構成する
複数のフランジ付ローラ32が回転自在に軸支さ
れている。詳述すれば、コンベヤのうちベース1
0内でビーム30とローラ32とによつて構成さ
れるコンベヤ部分は、総体的に符号34で示され
る型枠受容ステーシヨンを構成する。この機械の
一実施形態においては、これらのローラ32上に
乗るように寸法を定めた四辺形の型枠キヤリアフ
レーム36が設けられ、ローラ32のフランジに
よつて該ローラ上に保持される。フレーム36に
は、少なくとも上面に原型39を有する原型台板
38が着脱自在に取付けられる。この原型台板3
8の上には任意の適当な態様で慣用の型枠40が
載置される。この型枠40内には、それが型枠受
容ステーシヨン34へ搬送されてくる前にばらの
鋳物砂を充填しておいてもよく、あるいは該ステ
ーシヨンに到着したときにばらの鋳物砂を充填し
てもよい。
型枠受容ステーシヨン34の上方において、ベ
ース10に任意の周知型式の圧縮ヘツド42が取
付けられている。例えば、そのような圧縮ヘツド
の一例としては、市販されているハーマンモール
ドマスターなどがある。圧縮ヘツド42は、各々
突固めヘツド(ラム)46に終端する伸縮ピスト
ンロツド44を有する複数の流体圧シリンダ(図
示せず)を備えている。第1および2図にみられ
るように、これらの突固めヘツド46は、多数の
互いに密に隣接した列として配列されており、型
枠40内へ進入した実線位置と、型枠から抜け出た
点線位置との間で移動自在である。周知のよう
に、突固めヘツド46は、型枠40が型枠受容ス
テーシヨン34へもたらされたときに圧力流体に
より枠型40内へ下方に圧入され、原型台板38に
よつて担持されている原型39の周りに鋳物砂を
突固める。先に言及したように、大抵の原型の場
合、これらの突固めヘツド46の作動は、満足な
鋳型を作るのに十分であるが、ある種の原型、特
に複雑な、入りくんだ形状の原型の場合は、突固
めヘツド46の作用は、十分ではなく、満足な鋳
型を形成することができない。なぜなら、鋳物砂
は、原型の入りくんだ空所や凹部にまで完全に進
入することができず、突固めヘツド46による突
固め操作中ブリツジングを生じるからである。
この問題を解決するために、本発明によれば、
型枠受容ステーシヨン34に近接してベース10
上に振動手段50を取付け、型枠40が型枠受容
ステーシヨン34におかれたとき型枠およびその
内容物である鋳物砂を振動させ、突固めヘツド4
6の作動前および作動中鋳物砂を原型の空隙や凹
部内へ流入させ砂のブリツジングを破砕させるこ
とができるようにする。第1および2図に示され
る実施例では2つの振動手段50がそれぞれ対応
する1対のプレート28,28の間で、かつ、1
対のプレート26,26の間にベース10の下方
端内に配設されている。振動手段の一実施形態を
示す第1〜4図を参照して説明すると、振動手段
50は、上側アンビルまたはハンマー52と振動
発生部材55を備えている。第4図に明示される
ように、各アンビル52の上面54は、僅かに中
高形状とされている。第1図に示されるように機
械に組込まれたとき、その上面54は、キヤリア
フレーム36の下縁の平面とほぼ同じ平面内に位
置づけされる。上面54の中高形状は、キヤリア
フレーム36がローラ32に乗つて型枠受容ステ
ーシヨン34内へ移動されるとき、フレーム36
の下縁がアンビル52の側縁に係合せず、従つ
て、キヤリアフレームの移動を妨害することがな
いようにするためである。即ち、フレーム36の
下縁は、ステーシヨン34へ移動される際アンビ
ル52の中高表面54の比較的低い周縁部に最初
に結合し、徐々に高い面に係合していくからであ
る。かくして、中高表面54は、フレーム36の
移動中の詰まりを防止する。
第4図に明示されるように、各アンビル52か
ら両側側部プレート56を有する1つの振動発生
部材55が垂下しており、それらの側部プレート
56,56の下端は端部プレート58によつて相
互に連結されている。かくして、アンビル52
と、側部プレート56,56と、端部プレート5
8とで内部60を有するハウジングが画定され
る。ハウジングの内部60内には、直立ベースプ
レート62が配設されており、該ベースプレート
に軸66の形とした回転出力部材を有する、好ま
しくは電動のモータ64が取付けられている。図
には示されていないが、軸66はモータ64のハ
ウジングの両端から突出しており、該軸の両端に
不平衡回転子68が取付けられている。従つて、
モータが付勢されると、振動が生じる。
ハウジング内部60内で1対の水平プレート7
0,72が直立プレート62の上端と下端にそれ
ぞれ固定されており、それらのプレート70と7
2との間に両側側部プレート74,74が延設さ
れ、プレート70,72および62に固定されて
いる。モータ64の付勢により生じる振動運動
は、該モータが取付けられているベースプレート
62を介してプレート70,72に付与され、更
に、ばね対76,76および78,78の形とし
た第1ばね手段を介してアンビル52へ搬送され
る。詳述すれば、ばね対76、76はプレート7
0とアンビル52の下面との間に介設され、ばね
対78,78はプレート72と端部プレート58
の上面との間に介設されている。第3および4図
に明示されているように、各対のばねはアンビル
52または端部プレート58に固定された分離プ
レート80によつて分離することができる。
第1および2図の参照して説明すると、プレー
ト26と26の下縁の間に横断プレート82が延設
され、該プレートに固定されている。横断プレー
ト82には、端部プレート58に衝接したコイル
ばね84の形とした第2ばね手段が取付けられて
いる。ばね84は、振動手段50のための隔離ば
ねの役割を果す。
プレート26,28は、対応する各アンビル5
2およびそれに関連する、プレート56および5
8によつて画定されるハウジングのための案内の
役割を果す。即ち、プレート26,28は、アン
ビル52およびそれに対応するモータ64および
不平衡回転子68を垂直方向に案内し、それによ
つて、アンビル54に付与される振動運動を主と
して純粋の垂直(上下)運動だけを限定する。
ばね76,78,84を所望の位置に適正に保
持するために、それらのばねが衝接するプレート
の所定部位に第4図に示されるような円形位置づ
けデイスクを固定することができる。
振動手段50は、ばね76,78なしで、隔離
ばね84だけを用いて作動させ、振動手段からの
力をそのままフレーム36、原型台板38、原型
39、砂および形板40へ伝えるようにすること
もできる。
鋳型形成機械に用いられる鋳物砂は、一般に湿
つているので、砂粒子間に粘着力(せん断抵抗
力)が存在し、そのような粘着力と突固めヘツド
46による外部からの拘束力とが相俟つて隣接砂
粒子間の相対移動に対する抵抗が生じる。モータ
および不平衡回転子を高い振動数で作動させる
と、砂粒子の相対移動を起させるために砂粒子間
の粘着力を打破るのには十分でない小さな力しか
生じないことが判明した。しかしながら、高振動
数を2質量体系を組合せて用いると、砂粒子間の
粘着力を打破るのに十分な力が創生され、砂粒子
が互いに相対的に移動して原型の凹部内へ進入す
ることができる。上述した、あるいは米国特許第
3353815号に記載されているような振動手段50
を用いた場合、第1質量体であるアンビル52と
第2質量体である不平衡回転子68を包含した2
質量体系と組合せて約720サイクル/分ないし
3600サイクル/分の高振動数で作動させると、砂
粒子間に予想外の相対的移動を起させ、砂粒子が
原型39の孔、凹部およびその他の不規則表面へ
流入することが判明した。
作動において、キヤリアフレーム36、原型台
板38、および鋳物砂を包含した型枠40をロー
ラ32に沿つて型枠受容ステーシヨン34内へ移
動させる。この操作の間は、突固めヘツド46は
第1および2図に点線で示される位置にある。型
枠40がステーシヨン34内に正しく位置づけさ
れたならば、振動手段50を720〜3600サイク
ル/分の高い振動数で作動させる。この振動運動
は、アンビル52へ伝えられ、アンビルはプレー
ト26,28の案内作用により垂直方向に振動せ
しめられる。その結果、各アンビル52の上面5
4がフレーム36に衝接してこれを振動させ、フ
レーム36はその振動運動を型枠40に伝える。
その結果、型枠内の砂が振動せしめられ、砂粒子
は原型39の空洞部や凹部に進入せしめられる。
鋳物砂に付与されるこの振動運動により砂のブリ
ツジが破砕され、型枠40内に砂の空隙が生じる
のを回避され、原型39の周りに完全に砂が突固
められる。振動手段50が付勢されるのとほとん
ど同時か、あるいは僅かに後の適当な時点で圧縮
ヘツド42を作動させ、突固めヘツド46を型枠
40内へ突入させて砂に突固め力を及ぼし、砂を
原型39の形状に合致するように圧縮する。突固
めヘツド46が原型の周りに実質的に砂を押圧し
たならば、振動手段50を停止させる。かくし
て、型枠内および原型の周りの砂の空隙が排除さ
れた後の、突固めヘツド46の継続した作用によ
り、砂の突固めが行われ、型枠内の砂が原型の周
りに完全に突固められる。これによつて、完全に
満足な鋳型が得られ、そのような鋳型を用いて高
品質の鋳造物を成型することができる。
第1図および2図に実線で示された各突固めヘ
ツド46の位置は、すべて同一の平面内にあるも
のとして示されているが、実際には、砂は、一つ
には原型39の存在により、また一つには型枠内
の場所により砂の密度が異ることにより、型枠内
の部位によつて突固めヘツドの突入深さが異る。
即ち、突固めヘツドは、原型の上のところでは突
入深さが比較的浅く、型枠の四隅においては突入
深さが深くなる。突固め作業終了し、型枠40お
よびキヤリア36が型枠受容ステーシヨン34を
越えて移送された後、追加の砂・結合剤ミツクス
が型枠内に装入され型枠を完全に満たす。また、
突固め作業終了後、適当なスプールおよび昇水路
を鋳物砂内に(例えば、原型の一部分として)成
型するか、あるいは型枠の鋳物砂内に切設する。
叙上のように、砂の圧縮突固め前に、あるいは
それと併行して高振動数の振動手段50によつて
砂を原型の空洞部や凹部内へ進入させることと、
砂のブリツジを破砕することにより、型枠内の砂
の圧縮突固めが終了したとき優れた鋳型が得られ
る。
ここに述べたモータおよび不平衡回転子型振動
発生系の代りに回転空気振動器や、電気励振器な
どを使用することもできる。要は、約720cpm〜
3600cpmの高振動数範囲で作動することができさ
えすればよい。
第5〜7図に示される本発明の変型実施例にお
いては、振動手段50は、互いに離隔され、底部
において連結ベース157によつて連結された2
つのアンビル部材153,153(第6図)を有
するアンビル152を備えている。振動時にアン
ビル152を垂直方向(上下)に案内するための
案内159が設けられている。アンビル152
は、両方のアンビル部材153,153の下に延
在する剛性プレート161上に担持されている。
プレート161と励振プレート165との間に
複数組のばね163が介設されており、励振プレ
ート165は、床面上のプラツトホーム169の
上に取付けられた隔離ばね167によつて支持さ
れている。3組のばね163が設けられており、
第1組のばね163は、1対の隔離ばね167と
整列しており、第2組のばね163は他の1対の
隔離ばね167と整列しており、第3組のばね1
63はアンビル152、プレート161および励
振プレート165の中央部に取付けられている。
床面に剛性の取付プレート171が固定されてお
り、プレート171上に1対の膨縮自在の空気袋
マウント173が支持され、励振プレート165
の下面に連結されている。空気袋マウント173
は、それらが膨縮によつてアンビル152の2つ
のアンビル部材153,153が同時に上げ下げ
されるようにアンビル152の中心に位置づけさ
れている。空気袋マウント173は、市販されて
いる慣用型式のものであり、高圧空気源を用いて
膨満させる。
各々、モータ164と該モータによつて駆動さ
れる1対の不平衡回転子168とから成る1対の
振動発生器155が設けられている。各モータ1
64は、振動部材165の下面に固定したブラケ
ツト177によつて担持されている。1対のブラ
ケツト177,177は、空気袋マウント173
の両側で励振部材165に対称的に取付けられて
おり、2つの振動発生器155が、両方のアンビ
ル部材153のアンビル表面(上面)に均一な振
動運動を与えるように該2つのアンビル表面に対
して位置づけされるようになされている。2つの
振動発生器155は、アンビル152の2つのア
ンビル表面に純粋に垂直方向の振動運動を与える
ように、2つのモータ164を互いに反対方向に
回転させることによつて作動される。
この振動発生系も、第1質量体であるアンビル
152と第2質量体である不平衡回転子168と
を包含した2質量体系である。この2質量体系
は、約720cpm〜3600cpmの振動数で作動するモ
ータ164と組合わされると、先の実施例に関連
して述べたように、型枠内の湿つた砂に対して予
想外の現象をもたらし、砂粒子が互いに相対的に
移動し、原型の凹部や空洞部を満たす。
作動において、フレーム36、原型39を担持
した原型キヤリア38、および湿つた砂を包含し
た型枠40を型枠受容ステーシヨン内へ移送す
る。空気袋マウント173は収縮されていてアン
ビル152および振動発生器155は下降位置に
ある。振動発生器155は、アンビル152を下
降位置においたままで指導させてもよく、あるい
は空気袋マウント173を膨らませてアンビル1
52を上昇させフレーム36に当接させてから振
動発生器を始動させてもよい。いずれにしても、
アンビルはフレーム36に衝接した状態において
は、型枠に高振動数の振動運動を与え、砂粒子を
相互に相対的に移動させて原型39の空洞部や凹
部内へ充填させる。適当な時点に圧縮ヘツド42
を下降させ、突固めヘツド46により砂を原型の
形状に合致するように突固める。この実施例で
は、振動発生器155および突固めヘツド46を
作動させたままで、空気袋マウント173を収縮
させれば、アンビルをフレーム36および型枠40
から解放させることができる。従つて、突固めヘ
ツド46が型枠から引込められた後振動発生器が
なおし型枠を振動しつづけることにより突固めら
れたばかりの鋳型が傷められるような事態が回避
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の鋳型形成機械の一部断面に
よる側面図、第2図は第1図の機械の一部断面に
よる端面図、第3図はこの機械に用いられる振動
機構の拡大断面図、第4図は第3図から90°変位
した位置からみた拡大図、第5図は振動機構の変
形実施例の端面図、第6図は第5図の機構の側面
図、第7図は第6図の線7−7に沿つてみた部分
断面図である。 10:ベース(機枠)、{30:箱形ビーム、3
2:ローラ}コンベヤ、34:形枠受容ステーシ
ヨン(コンベヤ)、36:原型キヤリア(キヤリ
アフレーム)、39:原型、40:型枠、42:
圧縮ヘツド、46:突固めヘツド(ラム)、5
0:振動手段、52:アンビル、55:振動発生
器、64:モータ、68:不平衡回転子、76,
78:ばね、84:ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 総体的に垂直に延長した機枠と、前記機枠内
    に延在するコンベヤの一部分と、前記機枠とによ
    つて画定された型枠受容ステーシヨンと、 該型枠受容ステーシヨンに対し進退自在にほぼ
    垂直方向に移動しうるように前記機枠の上端に取
    付けられた複数個の突固めヘツドと、 前記型枠受容ステーシヨンに受容された物体を
    振動させるためのものであつて、該物体に係合す
    るように該型枠受容ステーシヨンの下側に配置さ
    れた少くとも1つのアンビルを含むアンビル手段
    と、前記機枠の下端に取付けられた回転出力モー
    タと、該モータに連結され該モータによつて駆動
    される少くとも1つの不平衡回転子を含む振動発
    生器とで構成された振動手段と、 前記機枠の下端に取付けられており、前記アン
    ビル及びモータをほぼ垂直方向に振動するように
    案内する案内手段と、 前記振動手段と基礎との間に介設された隔離ば
    ね手段と、から成る鋳型形成機械。 2 前記振動手段は、前記モータとアンビルの間
    に介設されたばね手段を含む特許請求の範囲第1
    項に記載の鋳型形成機械。 3 前記アンビルは、中高上面を有している特許
    請求の範囲第1項又は2項に記載の鋳型形成機
    械。 4 前記アンビル手段は、前記モータ、前記不平
    衡回転子及び前記ばね手段を収容するハウジング
    を含み、該ばね手段は、該モータを挟む少くとも
    2つのばねから成り、各ばねは該ハウジングに衝
    接するようになされている特許請求の範囲第1〜
    3項のいずれかに記載の鋳型形成機械。 5 前記振動発生器は、約720サイクル/分ない
    し約3600サイクル/分の範囲の振動数で作動され
    るようになされている特許請求の範囲第1〜4項
    のいずれかに記載の鋳型形成機械。 6 前記振動手段を前記型枠受容ステーシヨンに
    対し離接させるべく昇降させるための昇降手段が
    設けられている特許請求の範囲第1〜5項のいず
    れかに記載の鋳型形成機械。 7 前記昇降手段は、1対の膨縮自在の空気袋マ
    ウントである特許請求の範囲第6項に記載の鋳型
    形成機械。 8 前記振動発生器は、2質量体系に作動的に連
    結されている特許請求の範囲第1〜7項のいずれ
    かに鋳型形成機械。
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