JPH0626191U - ストリップの検出装置 - Google Patents

ストリップの検出装置

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JPH0626191U
JPH0626191U JP6120592U JP6120592U JPH0626191U JP H0626191 U JPH0626191 U JP H0626191U JP 6120592 U JP6120592 U JP 6120592U JP 6120592 U JP6120592 U JP 6120592U JP H0626191 U JPH0626191 U JP H0626191U
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JP
Japan
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strip
electric wire
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coating
wire
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JP6120592U
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並 仙 章 柿
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、自動端子圧着装置における電線の
端部の被覆を剥離してストリップを形成したことを検出
するストリップの検出装置に係り、ストリップの色彩と
電線の被覆とを色分けして識別し、電線のストリップを
無接触で正確に検出して信頼性の向上を図るものであ
る。 【構成】 本考案は、電線の端部の被覆を剥離してスト
リップを形成し、このストリップに端子を圧着するよう
にした端子圧着装置において、上記ストリップの搬送通
路上に保持部材16を設け、この保持部材16の一部に
光ファイバー20a、20bを上記ストリップからの光
を受光するように延設し、この光ファイバーに比較判定
器24を備えたカラーセンサ23を接続したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、端子圧着装置における電線の端部の被覆を剥離して形成し たストリップを無接触で検出するストリップの検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、端子圧着装置は、電線の端部の被覆を剥離してストリップを形成し、 このストリップに端子を圧着するように構成されており、ストリップの検出装置 は、上記端子圧着装置において被覆を剥離してストリップを形成したことを検出 して確認し、上記ストリップの検出装置は、上記ストリップに端子を圧着する事 前にストリップミスを検出する手段として採用されている。
【0003】 従来、この種の電線によるストリップの検出装置は、図7及び図8に示される ように構成されている(実開昭3−86247号)。
【0004】 即ち、図7及び図8において、自動端子圧着装置におけるインデックステーブ ルとしての回転円盤1はその回転軸2によって間欠的に回転するように機枠(図 示されず)に軸装されており、上記回転円盤1の外周には、複数の電線把持装置 (電線クランプ装置ともいう)3が各電線Wを把持するように構成されている。 又、上記回転円盤1の外周の一部に近接した機枠には、一対のV型切込み刃によ る周知のカッタ装置4が各電線Wの端部の被覆を所定の長さに剥離してストリッ プWaを形成するように設けられており、このストリップした電線Wは上記電線 把持装置3で授受されて把持し、これを次の圧着装置5へ移送し、ここでストリ ップWaに端子を圧着して次の工程へ移送している。
【0005】 一方、上記カッタ装置4と圧着装置5との間に位置する上記回転円盤1の回転 通路上の機枠には、保持部材6が電線Wの移動方向に直交して立設されており、 この保持部材6の正面6aには、例えば、銅板による固定検出導板7が電線Wの ストリップWaを案内するように敷設されており、この固定検出導板7の端子取 付け部には、検出表示装置(図示されず)がリード線を介して接続されている。 又、上記固定検出導板7の上位の上記保持部材6には、例えば、銅板による調整 検出導板8が上記ストリップWaのラッパ状の通路9を形成して設けられており 、この調整検出導板8の尾端部8aは上記保持部材6に螺装された調整螺杆10 で上記ストリップWaの通路9を加減調整しており、これにより上記ストリップ Waが上記固定検出導板7と調整検出導板8とを接触して導通可能にしている。 さらに、上記調整検出導板8の中程の端子取付部8bには、検出表示装置(図示 されず)がリード線を介して接続されている。
【0006】 従って、上述したストリップの検出装置は、一対のV型切込み刃によるカッタ 装置4で被覆を所定の長さに剥離してストリップWaを形成した後、電線把持装 置3がストリップした電線Wを授受して把持し、このストリップWaを次の圧着 装置5へ移送する際、上記ストリップWaのストリップミスを検出して検出表示 装置に表示する。
【0007】 即ち、上記ストリップWaの通路9を形成する上記固定検出導板7と上記調整 検出導板8との間に上記ストリップWaを接触して導通することにより、この導 通信号を上記各リード線を介して上記検出表示装置に表示して確認する。
【0008】 このようにして上述した電線のストリップの検出装置は、電線Wの被覆のスト リップミス(剥離不良)があれば、上記固定検出導板7と上記調整検出導板8と の間に電線Wの被覆を接触しても導通しないから、これを上記各リード線を介し て上記検出表示装置にストリップミスの表示して確認している。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したストリップの検出装置は、上記ストリップWaの通路 9を形成する上記固定検出導板7と上記調整検出導板8との間に上記ストリップ Waを接触して導通することにより確認しているため、腰の強い電線Wを検出す ると、上記固定検出導板7や上記調整検出導板8が腰の強い電線Wで押し曲げら れて変形して、次に、後行する電線WのストリップWaが正常なものであっても 、電線Wの被覆の剥離不良として検出されるおそれがあるばかりでなく、腰の強 い電線Wを検出すると、上記固定検出導板7や上記調整検出導板8が経時的に材 料疲労を生じて亀裂や折損を生じる等の問題がある。
【0010】 又一方、上述したストリップの検出装置は、ストリップWaのサイズが合って いないと、接触不良を生じて検出ミスの誤判定をするばかりでなく、ストリップ Waが押し曲げられると、次の端子圧着工程に不具合を生じると共に、電線Wの 被覆が薄肉のものになると、被覆とストリップとの差異が少なくなり、検出動作 の誤判定をするおそれがある。
【0011】 本考案は、上述した問題を解消するために、銅色したストリップの色彩及び電 線のカラー被覆を色分けして識別し、電線のストリップを無接触で高精度に検出 して信頼性の向上を図ることを目的とするストリップの検出装置を提供すること を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電線の端部の被覆を剥離してストリップを形成し、このストリップ に端子を圧着するようにした端子圧着装置において、上記ストリップの搬送通路 上に保持部材を設け、この保持部材の一部に光ファイバーを上記ストリップから の光を受光するように延設し、この光ファイバーに比較判定器を備えたカラーセ ンサを接続したものである。
【0013】
【作用】
本考案は、電線の端部の被覆を剥離してストリップを形成し、このストリップ に端子を圧着するようにした端子圧着装置において、上記ストリップの搬送通路 に上記ストリップを通過させると、このストリップからの光を光ファイバーで受 光し、この光ファイバーを通して比較判定器を備えたカラーセンサでストリップ の色彩を色分けして識別し、電線のストリップを無接触で高精度に検出して信頼 性の向上を図るものである。
【0014】
【実施例】
以下、本考案を図示のー実施例について説明する。
【0015】 図1乃至図4において、符号11は、自動端子圧着装置におけるインデックス テーブルとしての回転円盤であって、この回転円盤11は、その回転軸12aに 連結した駆動モータ(例えば、パルスモータ)12よって間欠的に回転するよう に機枠(図示されず)に設けられており、上記回転円盤11の外周には、複数の 電線把持装置(電線クランプ装置ともいう)13が電線Wを把持するように付設 されている。又、上記回転円盤11の外周に位置する上記機枠には、一対のV型 切込み刃による周知のカッタ装置14が電線Wの端部を所定の長さのストリップ を形成するように設けられており、このストリップした電線Wは上記電線把持装 置13で授受して把持し、次の圧着装置15へ移送し、ここでストリップWaに 端子(図示されず)を圧着して次の工程へ移送している。
【0016】 一方、図1乃至図3に示されるように、上記カッタ装置4と圧着装置5との間 に位置する上記回転円盤11の回転通路上の機枠には、保持部材16が立設され ており、この保持部材16の上部16aには、支持部材17が上下方向に調整可 能にして水平に取付けられている。又、この支持部材17の自由端部には、断面 が略コ字状をなす検出フレーム18が設けられており、この検出フレーム18に は、開口部19がストリップした電線Wの移送通路を形成している。さらに、こ の開口部19の位置する検出フレーム18には、上下各一対の光ファイバー20 a、20b、21a、21bが互いに向合ってストリップした電線Wからの光を 受光するように配設されている。つまり、上記各光ファイバー20a、20bは ストリップWaからの光を受光し、又、上記各光ファイバー21a、21bは電 線Wの被覆からの光を受光するように配設されている。
【0017】 他方、上記各一対の光ファイバー20a、20b、21a、21bは上記検出 フレーム18に付設された各コネクタ22を介してAmpを内蔵した各カラーセ ンサ23a、23bに接続されており、この各カラーセンサ23a、23bには 、比較判定器24が接続されている。
【0018】 特に、上記カラーセンサ23aは上記比較判定器24との比較判定動作によっ て上記ストリップWaの銅色による色彩を識別するように構成されており、上記 カラーセンサ23bは上記比較判定器24との比較判定動作によって、例えば、 赤、白、青色等に着色した電線Wのカラー被覆を色分けして識別するように構成 されている。
【0019】 以下、本考案の作用について説明する。
【0020】 従って、予め、電線Wの端部を一対のV型切込み刃によるカッタ装置14で所 定の長さにストリップした後、上記電線把持装置13が電線Wを他のクランプ装 置から授受して把持し、このストリップWaを次の圧着装置5へ移送する際、ス トリップした電線Wの移送通路を形成する上記検出フレーム18の開口部19を 無接触の状態でストリップした電線Wを通すことにより、上記電線Wのストリッ プWaからの光を各光ファイバー20a、20bと21a、21bで受光し、こ の各ストリップWaからの光を各光ファイバーを通して上記比較判定器24を備 えたカラーセンサ23a、23bで上記ストリップWaの銅色による色彩の識別 と着色したカラー被覆の電線Wを色分けして識別する。
【0021】 他方、電線WのストリップWaの被覆のストリップミス(剥離不良)があれば 、上記比較判定器24を備えたカラーセンサ23aが上記電線把持装置13に把 持された剥離不良の電線Wを排棄すると共に図示されない検出表示装置(図示さ れず)にミス表示して確認して警報装置(図示されず)を作動して警報を発する 。
【0022】 又一方、上記カラーセンサ23bは電線Wの被覆の色彩を識別し、ストリップ Waと被覆の色彩との混同を防止している。 このようにして本考案は、電線Wを無接触で正確に検出して信頼性の向上を図る ものでる。
【0023】 図5に示される本考案の他の実施例は、上記圧着装置5でストリップWaに端 子Wbを圧着し、この電線Wの端子Wbの黄色若しくは白色による色彩の識別を 各光ファイバー20a、20bと21a、21bで受光し、この各ストリップW aからの光を各光ファイバーを通して上記比較判定器24を備えたカラーセンサ 23a、23bで上記端子Wbの黄色若しくは白色による色彩の識別と着色した カラー被覆の電線Wを色分けし識別して検査するものである。
【0024】 図6に示される本考案の他の実施例は、電線WのストリップWaを一対の光フ ァイバー20a、20bで受光し、この各ストリップWaからの光を各光ファイ バーを通して上記比較判定器24を備えたカラーセンサ23で上記ストリップW aの銅色による色彩の識別をして検査するものである。即ち、上述した実施例は 、ストリップWaのみを一対の光ファイバー20a、20bで受光して識別して 検査するものである。
【0025】 なお、本考案は、インデックステーブルのような回転円盤11の回転通路上に 設けた具体例について説明したけれども、本考案の要旨を変更しない範囲内で、 例えば、圧着装置の入口側に設置するように設計変更することは自由である。
【0026】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、電線の端部の被覆を剥離してストリップを 形成し、このストリップに端子を圧着するようにした端子圧着装置において、上 記ストリップの搬送通路上に保持部材を設け、この保持部材の一部に光ファイバ ーを上記電線ストリップからの光を受光するように延設し、この光ファイバーに 比較判定器を備えたカラーセンサを接続してあるので、ストリップの色彩を電線 の被覆と色分けして識別できるばかりでなく、電線のストリップを無接触で高精 度に検出して信頼性の向上を図ることができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のストリップの検出装置の正面図。
【図2】同上側面図。
【図3】本考案を組込んだ端子圧着装置における回転円
盤の正面図。
【図4】同上側面図。
【図5】本考案の他の実施例を示す図。
【図6】本考案の他の実施例を示す図。
【図7】従来のストリップの検出装置を組込んだ端子圧
着装置の一部を示す正面図。
【図8】従来のストリップの検出装置の拡大正面図。
【符号の説明】
16 保持部材 20a、20b、21a、21b 光ファイバー 23a、23b カラーセンサ 24 比較判定器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線の端部の被覆を剥離してストリップを
    形成し、このストリップに端子を圧着するようにした端
    子圧着装置において、上記ストリップの搬送通路上に設
    けられた保持部材と、この保持部材の一部に上記電線ス
    トリップからの光を受光するように延設された光ファイ
    バーと、この光ファイバーに接続された比較判定器を備
    えたカラーセンサとを具備したことを特徴とするストリ
    ップの検出装置。
JP6120592U 1992-08-31 1992-08-31 ストリップの検出装置 Pending JPH0626191U (ja)

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JP6120592U JPH0626191U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 ストリップの検出装置

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014228367A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 Necフィールディング株式会社 検査装置、検査方法及びプログラム
JP2015056383A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 日本オートマチックマシン株式会社 電線の端子圧着システムおよび電線の端子圧着方法

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