JPH06261034A - 文書通信システム - Google Patents
文書通信システムInfo
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- JPH06261034A JPH06261034A JP5048045A JP4804593A JPH06261034A JP H06261034 A JPH06261034 A JP H06261034A JP 5048045 A JP5048045 A JP 5048045A JP 4804593 A JP4804593 A JP 4804593A JP H06261034 A JPH06261034 A JP H06261034A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信文書の受信側での、迅速かつ正確な送信
者の確認を容易とし、コンピュータ間通信等での文書通
信に係わる操作者の負荷を軽減させる。 【構成】 送信側端末から受信側端末へ、文書をコード
情報で通信する文書通信システムにおいて、送信側端末
に、文書を送信する送信者の識別に用いるイメージ情報
を送信する文書に付加する認証イメージ付加部を設け、
受信側端末に、受信したイメージ情報を付加した文書か
らこのイメージ情報を分離する認証イメージ分離部と、
この認証イメージ分離部で分離したイメージ情報と受信
した文書を表示する表示部とを設ける構成とし、受信側
で、受信した通信文書の送信者の確認を視覚的に行な
う。
者の確認を容易とし、コンピュータ間通信等での文書通
信に係わる操作者の負荷を軽減させる。 【構成】 送信側端末から受信側端末へ、文書をコード
情報で通信する文書通信システムにおいて、送信側端末
に、文書を送信する送信者の識別に用いるイメージ情報
を送信する文書に付加する認証イメージ付加部を設け、
受信側端末に、受信したイメージ情報を付加した文書か
らこのイメージ情報を分離する認証イメージ分離部と、
この認証イメージ分離部で分離したイメージ情報と受信
した文書を表示する表示部とを設ける構成とし、受信側
で、受信した通信文書の送信者の確認を視覚的に行な
う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、文書をコード情報で通
信する文書通信技術に係わり、特に、通信先の識別を効
率良く行なうのに好適な文書通信システムに関するもの
である。
信する文書通信技術に係わり、特に、通信先の識別を効
率良く行なうのに好適な文書通信システムに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンピュータ間などで文書の通信
を行なう場合には、例えば、副島俊雄編「新・データ伝
送システム」（１９８３年、産業図書株式会社発行）の
第９頁から第２４頁に記載のように、情報を符号化し
て、すなわち、文書をコード情報に変換して伝送する。
このような文書通信において、受信者には、不特定多数
の送信者から文書が送信られてくるために、受信側で
は、受信した文書がどの送信者から送られてきたのか
を、通信文書内に記述されている送信者名やアドレスを
読み出して、認識している。しかし、送信者名やアドレ
スが、複数頁の文書の最後の頁にある場合には、文書内
に記述された送信者名を探し出すために、文書の表示画
面をスクロールするなどの手間がかかってしまう。ま
た、似通った送信者名の存在により、誤った送信者とし
て認識してしまうこともある。
を行なう場合には、例えば、副島俊雄編「新・データ伝
送システム」（１９８３年、産業図書株式会社発行）の
第９頁から第２４頁に記載のように、情報を符号化し
て、すなわち、文書をコード情報に変換して伝送する。
このような文書通信において、受信者には、不特定多数
の送信者から文書が送信られてくるために、受信側で
は、受信した文書がどの送信者から送られてきたのか
を、通信文書内に記述されている送信者名やアドレスを
読み出して、認識している。しかし、送信者名やアドレ
スが、複数頁の文書の最後の頁にある場合には、文書内
に記述された送信者名を探し出すために、文書の表示画
面をスクロールするなどの手間がかかってしまう。ま
た、似通った送信者名の存在により、誤った送信者とし
て認識してしまうこともある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、コンピュータ間通信などにおい
ては、通信文書の受信側では、受信した通信文書の送信
者を、文書により認識するので、送信者識別用の文書の
検索に負荷がかかることと、認識誤りが起きやすい点で
ある。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決
し、通信文書の送信者の認識を容易とし、コンピュータ
間通信等での文書通信に係わる操作者の負荷の軽減を可
能とする文書通信システムを提供することである。
点は、従来の技術では、コンピュータ間通信などにおい
ては、通信文書の受信側では、受信した通信文書の送信
者を、文書により認識するので、送信者識別用の文書の
検索に負荷がかかることと、認識誤りが起きやすい点で
ある。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決
し、通信文書の送信者の認識を容易とし、コンピュータ
間通信等での文書通信に係わる操作者の負荷の軽減を可
能とする文書通信システムを提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の文書通信システムは、（１）送信側端末か
ら受信側端末へ、文書をコード情報で通信する文書通信
システムにおいて、送信側端末に、文書を送信する送信
者の識別に用いるイメージ情報を、送信する文書に付加
する認証イメージ付加部を設け、受信側端末に、受信し
たイメージ情報を付加した文書から、このイメージ情報
を分離する認証イメージ分離部と、この認証イメージ分
離部で分離したイメージ情報と受信した文書を表示する
表示部とを設けることを特徴とする。また、（２）上記
（１）に記載の文書通信システムにおいて、送信側端末
に、文書を送信する操作者が入力したこの操作者の識別
に用いる識別コードを、送信する文書に付加する識別コ
ード付加部を設け、受信側端末に、識別コードに対応し
て識別用のイメージ情報を格納する受信側認証イメージ
格納部と、受信した文書に付加されている識別コードに
基づき、この受信側認証イメージ格納部から、識別コー
ドに対応するイメージ情報を取り出し、この取り出した
イメージ情報と、認証イメージ分離部で分離したイメー
ジ情報とを照合し、この照合結果を表示部に出力する認
証イメージ照合部とを設けることを特徴とする。また、
（３）上記（１）、もしくは、（２）のいずれかに記載
の文書通信システムにおいて、送信側端末に、識別用の
イメージ情報を、文書を送信する操作者の識別に用いる
識別コードと対応付けて格納する送信側認証イメージ格
納部と、入力される識別コードに基づき、この送信側認
証イメージ格納部を検索して、識別コードに対応するイ
メージ情報を取り出す送信側認証イメージ抽出部とを設
け、この送信側認証イメージ抽出部で取り出したイメー
ジ情報を、認証イメージ付加部により、送信する文書に
付加することを特徴とする。また、（４）送信側端末か
ら受信側端末へ、文書をコード情報で通信する文書通信
システムにおいて、送信側端末に、文書を送信する操作
者が入力したこの操作者の識別に用いる識別コードを、
送信する文書に付加する識別コード付加部を設け、受信
側端末に、文書を送信する送信者の識別に用いるイメー
ジ情報を、上述の識別コードに対応して格納する受信側
認証イメージ格納部と、受信した文書に付加されている
識別コードに基づき、受信側認証イメージ格納部を検索
して、識別コードに対応するイメージ情報を取り出す認
証イメージ抽出部と、この認証イメージ抽出部で取り出
したイメージ情報を表示する表示部とを設けることを特
徴とする。
め、本発明の文書通信システムは、（１）送信側端末か
ら受信側端末へ、文書をコード情報で通信する文書通信
システムにおいて、送信側端末に、文書を送信する送信
者の識別に用いるイメージ情報を、送信する文書に付加
する認証イメージ付加部を設け、受信側端末に、受信し
たイメージ情報を付加した文書から、このイメージ情報
を分離する認証イメージ分離部と、この認証イメージ分
離部で分離したイメージ情報と受信した文書を表示する
表示部とを設けることを特徴とする。また、（２）上記
（１）に記載の文書通信システムにおいて、送信側端末
に、文書を送信する操作者が入力したこの操作者の識別
に用いる識別コードを、送信する文書に付加する識別コ
ード付加部を設け、受信側端末に、識別コードに対応し
て識別用のイメージ情報を格納する受信側認証イメージ
格納部と、受信した文書に付加されている識別コードに
基づき、この受信側認証イメージ格納部から、識別コー
ドに対応するイメージ情報を取り出し、この取り出した
イメージ情報と、認証イメージ分離部で分離したイメー
ジ情報とを照合し、この照合結果を表示部に出力する認
証イメージ照合部とを設けることを特徴とする。また、
（３）上記（１）、もしくは、（２）のいずれかに記載
の文書通信システムにおいて、送信側端末に、識別用の
イメージ情報を、文書を送信する操作者の識別に用いる
識別コードと対応付けて格納する送信側認証イメージ格
納部と、入力される識別コードに基づき、この送信側認
証イメージ格納部を検索して、識別コードに対応するイ
メージ情報を取り出す送信側認証イメージ抽出部とを設
け、この送信側認証イメージ抽出部で取り出したイメー
ジ情報を、認証イメージ付加部により、送信する文書に
付加することを特徴とする。また、（４）送信側端末か
ら受信側端末へ、文書をコード情報で通信する文書通信
システムにおいて、送信側端末に、文書を送信する操作
者が入力したこの操作者の識別に用いる識別コードを、
送信する文書に付加する識別コード付加部を設け、受信
側端末に、文書を送信する送信者の識別に用いるイメー
ジ情報を、上述の識別コードに対応して格納する受信側
認証イメージ格納部と、受信した文書に付加されている
識別コードに基づき、受信側認証イメージ格納部を検索
して、識別コードに対応するイメージ情報を取り出す認
証イメージ抽出部と、この認証イメージ抽出部で取り出
したイメージ情報を表示する表示部とを設けることを特
徴とする。
【０００５】
【作用】本発明においては、送信側端末は、送信する文
書に、イメージスキャナ等で入力した会社の社名ロゴな
どのイメージ情報を、認証イメージとして付加して送信
する。受信側端末では、受信した文書に付加されている
認証イメージにより、視覚的に送信者を確認することが
でき、送信者の認証を、誤ることなく正確に、かつ、迅
速に行なうことができる。また、受信側において、受信
した文書に付加されている認証イメージを、予め認証イ
メージ格納部に保存されている送信者の認証イメージと
照合し、その照合結果や認証イメージを表示部に表示す
ることにより、受信者は、認証イメージと送信者の確認
を容易、かつ、正確に行なうことができる。また、送信
側からは、認証イメージに対応する識別コードを文書に
付加して送り、受信側で、この識別コードに基づき、予
め認証イメージ格納部に保存されている送信者の認証イ
メージを選出して表示することにより、大容量の認証イ
メージの通信が不要となり、通信負荷を軽減することが
できる。
書に、イメージスキャナ等で入力した会社の社名ロゴな
どのイメージ情報を、認証イメージとして付加して送信
する。受信側端末では、受信した文書に付加されている
認証イメージにより、視覚的に送信者を確認することが
でき、送信者の認証を、誤ることなく正確に、かつ、迅
速に行なうことができる。また、受信側において、受信
した文書に付加されている認証イメージを、予め認証イ
メージ格納部に保存されている送信者の認証イメージと
照合し、その照合結果や認証イメージを表示部に表示す
ることにより、受信者は、認証イメージと送信者の確認
を容易、かつ、正確に行なうことができる。また、送信
側からは、認証イメージに対応する識別コードを文書に
付加して送り、受信側で、この識別コードに基づき、予
め認証イメージ格納部に保存されている送信者の認証イ
メージを選出して表示することにより、大容量の認証イ
メージの通信が不要となり、通信負荷を軽減することが
できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図１は、本発明の文書通信システムの本発明
に係わる構成の第１の実施例を示すブロック図である。
本図において、１と２は、それぞれ、通信路３を介して
文書をコード情報で通信する送信側端末と受信側端末で
ある。送信側端末１は、送信者のキーボード等の操作に
よる文書や通信指示等の入力を行なう入力部４と、入力
された文書を格納する文書格納部５と、イメージスキャ
ナなどからなり、文書を入力する送信者の識別に用いる
本発明に係わる認証イメージを入力する認証イメージ入
力部６と、入力した認証イメージを格納する送信側認証
イメージ格納部７と、文書格納部５に格納され送信され
る文書に、送信側認証イメージ格納部７に格納されてい
る対応する認証イメージを付加する認証イメージ付加部
８と、認証イメージを付加した文書の送信処理を含み、
送信側端末１の全体動作制御を行なう送信側端末制御部
９とにより構成されている。受信側端末２は、送信側端
末１との通信制御や受信側端末２の全体動作制御を行な
う受信側端末制御部１０と、受信した文書と認証イメー
ジを分離する認証イメージ分離部１１と、受信した文
書、および、分離された認証イメージをＣＲＴ（Ｃａｔ
ｈｏｄｅ Ｒａｙ Ｔｕｂｅ、陰極線管）等に表示出力
する表示部１２とにより構成されている。
説明する。図１は、本発明の文書通信システムの本発明
に係わる構成の第１の実施例を示すブロック図である。
本図において、１と２は、それぞれ、通信路３を介して
文書をコード情報で通信する送信側端末と受信側端末で
ある。送信側端末１は、送信者のキーボード等の操作に
よる文書や通信指示等の入力を行なう入力部４と、入力
された文書を格納する文書格納部５と、イメージスキャ
ナなどからなり、文書を入力する送信者の識別に用いる
本発明に係わる認証イメージを入力する認証イメージ入
力部６と、入力した認証イメージを格納する送信側認証
イメージ格納部７と、文書格納部５に格納され送信され
る文書に、送信側認証イメージ格納部７に格納されてい
る対応する認証イメージを付加する認証イメージ付加部
８と、認証イメージを付加した文書の送信処理を含み、
送信側端末１の全体動作制御を行なう送信側端末制御部
９とにより構成されている。受信側端末２は、送信側端
末１との通信制御や受信側端末２の全体動作制御を行な
う受信側端末制御部１０と、受信した文書と認証イメー
ジを分離する認証イメージ分離部１１と、受信した文
書、および、分離された認証イメージをＣＲＴ（Ｃａｔ
ｈｏｄｅ Ｒａｙ Ｔｕｂｅ、陰極線管）等に表示出力
する表示部１２とにより構成されている。
【０００７】このような構成により、本第１の実施例の
文書通信システムでは、以下に示す動作により、受信側
端末２の表示部１２に、送信側端末１の送信者の会社の
ロゴなどの認証イメージを表示し、受信側では、送信者
の確認を、迅速かつ正確に行なうことができる。すなわ
ち、送信側端末１において、送信側端末制御部９は、送
信者が入力部４を介して入力した文書を、文書格納部５
に格納する。文書の入力を終了して、送信者が、送信指
示を行なうと、認証イメージ入力部６を起動して、会社
のロゴマーク等のイメージ入力を行ない、そのイメージ
を認証イメージとして、送信側認証イメージ格納部７に
格納する。そして、認証イメージ付加部８に、文書格納
部５に格納した文書と、送信側認証イメージ格納部７に
格納した認証イメージを渡す。送信側認証イメージ格納
部７は、送信側端末制御部９から受け取った送信対象の
文書に認証イメージを付加して、送信側端末制御部９に
返す。送信側端末制御部９は、送信側認証イメージ格納
部７により認証イメージが付加された文書を、通信路３
を介して、受信側端末２に送出する。
文書通信システムでは、以下に示す動作により、受信側
端末２の表示部１２に、送信側端末１の送信者の会社の
ロゴなどの認証イメージを表示し、受信側では、送信者
の確認を、迅速かつ正確に行なうことができる。すなわ
ち、送信側端末１において、送信側端末制御部９は、送
信者が入力部４を介して入力した文書を、文書格納部５
に格納する。文書の入力を終了して、送信者が、送信指
示を行なうと、認証イメージ入力部６を起動して、会社
のロゴマーク等のイメージ入力を行ない、そのイメージ
を認証イメージとして、送信側認証イメージ格納部７に
格納する。そして、認証イメージ付加部８に、文書格納
部５に格納した文書と、送信側認証イメージ格納部７に
格納した認証イメージを渡す。送信側認証イメージ格納
部７は、送信側端末制御部９から受け取った送信対象の
文書に認証イメージを付加して、送信側端末制御部９に
返す。送信側端末制御部９は、送信側認証イメージ格納
部７により認証イメージが付加された文書を、通信路３
を介して、受信側端末２に送出する。
【０００８】受信側端末２において、受信側端末制御部
１０は、受信した認証イメージが付加された文書を、認
証イメージ分離部１１に渡す。認証イメージ分離部１１
は、受信側端末制御部１０から受け取った認証イメージ
が付加された文書から、認証イメージを分離して、受信
側端末制御部１０に返す。受信側端末制御部１０は、認
証イメージ分離部１により分離された文書と認証イメー
ジを、表示部１２に表示する。尚、送信者の会社のロゴ
マークなどの認証イメージと、送信者の識別番号や送信
者名などを対応付けることにより、次の図２〜図４で説
明するように、受信側で、送信者および受信した文書の
信憑性の確認ができる。
１０は、受信した認証イメージが付加された文書を、認
証イメージ分離部１１に渡す。認証イメージ分離部１１
は、受信側端末制御部１０から受け取った認証イメージ
が付加された文書から、認証イメージを分離して、受信
側端末制御部１０に返す。受信側端末制御部１０は、認
証イメージ分離部１により分離された文書と認証イメー
ジを、表示部１２に表示する。尚、送信者の会社のロゴ
マークなどの認証イメージと、送信者の識別番号や送信
者名などを対応付けることにより、次の図２〜図４で説
明するように、受信側で、送信者および受信した文書の
信憑性の確認ができる。
【０００９】図２は、本発明の文書通信システムの本発
明に係わる構成の第２の実施例を示すブロック図であ
る。本第２の実施例において、送信側端末１ａは、図１
における送信側端末１に、識別コード付与部１５を設け
た構成であり、この識別コード付与部１５により、認証
イメージを付与した文書に、さらに、入力部４から入力
された送信者名を送信者の識別コードとして付与して送
信を行なう。また、受信側端末２ａは、図１における受
信側端末２に、送信者名対応の送信者の会社のロゴマー
ク（認証イメージ）を予め格納しておく受信側認証イメ
ージ格納部１３と、送信者名に基づき、この受信側認証
イメージ格納部１３を検索して対応する認証イメージを
読み出し、受信した文書に付加されて送られてきた認識
イメージとの照合を行なう認証イメージ照合部１４とを
新たに設けた構成となっている。このような構成での送
信側端末１ａと受信側端末２ａのそれぞれの動作を、図
３、図４を用いて説明する。
明に係わる構成の第２の実施例を示すブロック図であ
る。本第２の実施例において、送信側端末１ａは、図１
における送信側端末１に、識別コード付与部１５を設け
た構成であり、この識別コード付与部１５により、認証
イメージを付与した文書に、さらに、入力部４から入力
された送信者名を送信者の識別コードとして付与して送
信を行なう。また、受信側端末２ａは、図１における受
信側端末２に、送信者名対応の送信者の会社のロゴマー
ク（認証イメージ）を予め格納しておく受信側認証イメ
ージ格納部１３と、送信者名に基づき、この受信側認証
イメージ格納部１３を検索して対応する認証イメージを
読み出し、受信した文書に付加されて送られてきた認識
イメージとの照合を行なう認証イメージ照合部１４とを
新たに設けた構成となっている。このような構成での送
信側端末１ａと受信側端末２ａのそれぞれの動作を、図
３、図４を用いて説明する。
【００１０】図３は、図２における送信側端末の本発明
に係わる送信動作の一実施例を示すフローチャートであ
る。まず、送信者は、自分自身を特定するために予め決
められている送信者名を入力する（ステップ３０１）。
次に、送信文書を入力する（ステップ３０２）。このと
き、文書が既に図２の文書格納部５に格納されているか
否かを判断する（ステップ３０３）。文書が格納されて
いる場合は、図２の文書格納部５から文書を取り出し送
信文書とする（ステップ３０４）。文書が格納されてい
ない場合は、図２の入力部４から入力される文書を送信
文書とする（ステップ３０５）。次に、ステップ３０１
で入力された送信者名を、図２の識別コード付加部１５
により、送信文書に付加する（ステップ３０６）。さら
に、図２の認識イメージ入力部６から入力され送信側認
証イメージ格納部７に格納されている送信者の会社のロ
ゴマーク等の認証イメージを取り出し（ステップ３０
７）、図２の認証イメージ付加部８により、送信文書に
付加する（ステップ３０８）。そして、このように送信
者名と認証イメージを付加した文書を、図２の受信側端
末２ａに送信する（ステップ３０９）。
に係わる送信動作の一実施例を示すフローチャートであ
る。まず、送信者は、自分自身を特定するために予め決
められている送信者名を入力する（ステップ３０１）。
次に、送信文書を入力する（ステップ３０２）。このと
き、文書が既に図２の文書格納部５に格納されているか
否かを判断する（ステップ３０３）。文書が格納されて
いる場合は、図２の文書格納部５から文書を取り出し送
信文書とする（ステップ３０４）。文書が格納されてい
ない場合は、図２の入力部４から入力される文書を送信
文書とする（ステップ３０５）。次に、ステップ３０１
で入力された送信者名を、図２の識別コード付加部１５
により、送信文書に付加する（ステップ３０６）。さら
に、図２の認識イメージ入力部６から入力され送信側認
証イメージ格納部７に格納されている送信者の会社のロ
ゴマーク等の認証イメージを取り出し（ステップ３０
７）、図２の認証イメージ付加部８により、送信文書に
付加する（ステップ３０８）。そして、このように送信
者名と認証イメージを付加した文書を、図２の受信側端
末２ａに送信する（ステップ３０９）。
【００１１】図４は、図２における受信側端末の本発明
に係わる受信動作の一実施例を示すフローチャートであ
る。図２の通話路３を介して図２の送信側端末１ａから
送信された文書を受信すると（ステップ４０１）、図２
の認証イメージ分離部１１により、受信した文書から、
認証イメージ（送信者の会社のロゴマーク）を分離する
（ステップ４０２）。このように分離した受信した文書
と認証イメージを図２の表示部１２に表示する（ステッ
プ４０３、４０４）。また、図２の認証イメージ照合部
１４により、受信文書から送信者名を抽出し（ステップ
４０５）、この送信者名に対応する認証イメージを、図
２の受信側認証イメージ格納部１３から取り出す（ステ
ップ４０６）。この認証イメージと、ステップ４０５で
表示した認証イメージとを照合する（ステップ４０
７）。この照合結果で、受信した認証イメージと、予め
格納してある認証イメージとが一致していれば（ステッ
プ４０８）、正しい送信者からの送信を示す表示内容
（照合ＯＫ）を、また、不一致であれば、不正な送信者
からの送信を示す表示内容（照合ＮＧ）を、図２の表示
部１２に表示する（ステップ４０９、４１０）。
に係わる受信動作の一実施例を示すフローチャートであ
る。図２の通話路３を介して図２の送信側端末１ａから
送信された文書を受信すると（ステップ４０１）、図２
の認証イメージ分離部１１により、受信した文書から、
認証イメージ（送信者の会社のロゴマーク）を分離する
（ステップ４０２）。このように分離した受信した文書
と認証イメージを図２の表示部１２に表示する（ステッ
プ４０３、４０４）。また、図２の認証イメージ照合部
１４により、受信文書から送信者名を抽出し（ステップ
４０５）、この送信者名に対応する認証イメージを、図
２の受信側認証イメージ格納部１３から取り出す（ステ
ップ４０６）。この認証イメージと、ステップ４０５で
表示した認証イメージとを照合する（ステップ４０
７）。この照合結果で、受信した認証イメージと、予め
格納してある認証イメージとが一致していれば（ステッ
プ４０８）、正しい送信者からの送信を示す表示内容
（照合ＯＫ）を、また、不一致であれば、不正な送信者
からの送信を示す表示内容（照合ＮＧ）を、図２の表示
部１２に表示する（ステップ４０９、４１０）。
【００１２】このように、本第２の実施例では、受信側
端末２ａに、送信者名に対応する認証イメージを予め格
納しておき、この認証イメージと、受信文書に付加され
て送られてきた認証イメージとを照合することにより、
不正な送信者からの送信を判別することができ、受信文
書の信憑性を確認することができる。
端末２ａに、送信者名に対応する認証イメージを予め格
納しておき、この認証イメージと、受信文書に付加され
て送られてきた認証イメージとを照合することにより、
不正な送信者からの送信を判別することができ、受信文
書の信憑性を確認することができる。
【００１３】以上、図１〜図４を用いて説明したよう
に、本実施例の文書通信システムにおて、送信側端末
は、送信する文書に、送信者の会社のロゴマークなどの
イメージ情報を、認証イメージとして付加して送信し、
そして、受信側端末は、受信した文書に付加されている
認証イメージを表示する。このことにより、受信者は、
視覚的に送信者を確認することができ、送信者の認証
を、誤ることなく正確に、かつ、迅速に行なうことがで
き、ヒューマンインタフェースの向上が図れる。また、
受信側端末において、受信した文書に付加されている認
証イメージを、予め認証イメージ格納部に保存されてい
る送信者の認証イメージと照合し、その照合結果や認証
イメージを表示部に表示する。このことにより、受信者
は、正しい送信者からの受信か否かの確認を、容易に行
なうことができ、セキュリティの向上が図れる。
に、本実施例の文書通信システムにおて、送信側端末
は、送信する文書に、送信者の会社のロゴマークなどの
イメージ情報を、認証イメージとして付加して送信し、
そして、受信側端末は、受信した文書に付加されている
認証イメージを表示する。このことにより、受信者は、
視覚的に送信者を確認することができ、送信者の認証
を、誤ることなく正確に、かつ、迅速に行なうことがで
き、ヒューマンインタフェースの向上が図れる。また、
受信側端末において、受信した文書に付加されている認
証イメージを、予め認証イメージ格納部に保存されてい
る送信者の認証イメージと照合し、その照合結果や認証
イメージを表示部に表示する。このことにより、受信者
は、正しい送信者からの受信か否かの確認を、容易に行
なうことができ、セキュリティの向上が図れる。
【００１４】尚、本発明は、図１〜図４を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、上述の
第１、第２の実施例では、送信者の認証イメージを送信
しているが、図２における第２の実施例で示すように、
受信側端末２ａに、受信側認証イメージ格納部１３を設
ける場合には、認証イメージ照合部１４を、本発明の認
証イメージ抽出部として用いて、受信した文書の送信者
名に基づき、対応する認証イメージを、受信側認証イメ
ージ格納部１３から取り出すことにより、送信側端末か
らは、識別コードとしての送信者名のみを文書に付加し
て送信することでも良い。このことにより、大容量の認
証イメージの通信が不要となり、通信負荷を軽減するこ
とができる。また、送信者の認証イメージを、予め、送
信者の識別番号や送信者名などに対応付けて送信側認証
イメージ格納部に格納しておき、送信者からの送信者名
や識別番号などのキー入力に基づき、この送信側認証イ
メージ格納部から、対応する認証イメージを選出して送
信する文書に付加することでも良い。このことにより、
送信時における認証イメージの入力動作にかかる時間を
短縮することができ、操作性が向上する。
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、上述の
第１、第２の実施例では、送信者の認証イメージを送信
しているが、図２における第２の実施例で示すように、
受信側端末２ａに、受信側認証イメージ格納部１３を設
ける場合には、認証イメージ照合部１４を、本発明の認
証イメージ抽出部として用いて、受信した文書の送信者
名に基づき、対応する認証イメージを、受信側認証イメ
ージ格納部１３から取り出すことにより、送信側端末か
らは、識別コードとしての送信者名のみを文書に付加し
て送信することでも良い。このことにより、大容量の認
証イメージの通信が不要となり、通信負荷を軽減するこ
とができる。また、送信者の認証イメージを、予め、送
信者の識別番号や送信者名などに対応付けて送信側認証
イメージ格納部に格納しておき、送信者からの送信者名
や識別番号などのキー入力に基づき、この送信側認証イ
メージ格納部から、対応する認証イメージを選出して送
信する文書に付加することでも良い。このことにより、
送信時における認証イメージの入力動作にかかる時間を
短縮することができ、操作性が向上する。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、コンピュータ間通信な
どにおいて、通信文書の受信側では、受信した通信文書
の送信者の確認を視覚的に行ない、迅速かつ正確な送信
者の確認を容易に行なうことができ、コンピュータ間通
信等での文書通信に係わる操作者の負荷を軽減させるこ
とが可能である。
どにおいて、通信文書の受信側では、受信した通信文書
の送信者の確認を視覚的に行ない、迅速かつ正確な送信
者の確認を容易に行なうことができ、コンピュータ間通
信等での文書通信に係わる操作者の負荷を軽減させるこ
とが可能である。
【図１】本発明の文書通信システムの本発明に係わる構
成の第１の実施例を示すブロック図である。
成の第１の実施例を示すブロック図である。
【図２】本発明の文書通信システムの本発明に係わる構
成の第２の実施例を示すブロック図である。
成の第２の実施例を示すブロック図である。
【図３】図２における送信側端末の本発明に係わる送信
動作の一実施例を示すフローチャートである。
動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図４】図２における受信側端末の本発明に係わる受信
動作の一実施例を示すフローチャートである。
動作の一実施例を示すフローチャートである。
１、１ａ 送信側端末 ２、２ａ 受信側端末 ３ 通信路 ４ 入力部 ５ 文書格納部 ６ 認証イメージ入力部 ７ 送信側認証イメージ格納部 ８ 認証イメージ付加部 ９、９ａ 送信側端末制御部 １０、１０ａ 受信側端末制御部 １１ 認証イメージ分離部 １２ 表示部
Claims (4)
- 【請求項１】 送信側端末から受信側端末へ、文書をコ
ード情報で通信する文書通信システムにおいて、上記送
信側端末に、上記文書を送信する送信者の識別に用いる
イメージ情報を、上記送信する文書に付加する認証イメ
ージ付加手段を設け、上記受信側端末に、受信した上記
イメージ情報を付加した文書から、該イメージ情報を分
離する認証イメージ分離手段と、該認証イメージ分離手
段で分離したイメージ情報と上記受信した文書を表示す
る表示手段とを設けることを特徴とする文書通信システ
ム。 - 【請求項２】 請求項１に記載の文書通信システムにお
いて、上記送信側端末に、上記文書を送信する操作者が
入力した該操作者の識別に用いる識別コードを、上記送
信する文書に付加する識別コード付加手段を設け、上記
受信側端末に、上記識別コードに対応して上記識別用の
イメージ情報を格納する受信側認証イメージ格納手段
と、受信した上記文書に付加されている上記識別コード
に基づき、該受信側認証イメージ格納手段から、上記識
別コードに対応するイメージ情報を取り出し、該取り出
したイメージ情報と、上記認証イメージ分離手段で分離
したイメージ情報とを照合し、該照合結果を上記表示手
段に出力する認証イメージ照合手段とを設けることを特
徴とする文書通信システム。 - 【請求項３】 請求項１、もしくは、請求項２のいずれ
かに記載の文書通信システムにおいて、上記送信側端末
に、上記識別用のイメージ情報を、上記文書を送信する
操作者の識別に用いる識別コードと対応付けて格納する
送信側認証イメージ格納手段と、入力される上記識別コ
ードに基づき、該送信側認証イメージ格納手段を検索し
て、上記識別コードに対応するイメージ情報を取り出す
送信側認証イメージ抽出手段とを設け、該送信側認証イ
メージ抽出手段で取り出したイメージ情報を、上記認証
イメージ付加手段により、上記送信する文書に付加する
ことを特徴とする文書通信システム。 - 【請求項４】 送信側端末から受信側端末へ、文書をコ
ード情報で通信する文書通信システムにおいて、上記送
信側端末に、上記文書を送信する操作者が入力した該操
作者の識別に用いる識別コードを、上記送信する文書に
付加する識別コード付加手段を設け、上記受信側端末
に、上記文書を送信する送信者の識別に用いるイメージ
情報を、上記識別コードに対応して格納する受信側認証
イメージ格納手段と、受信した上記文書に付加されてい
る上記識別コードに基づき、上記受信側認証イメージ格
納手段を検索して、上記識別コードに対応するイメージ
情報を取り出す認証イメージ抽出手段と、該認証イメー
ジ抽出手段で取り出したイメージ情報を表示する表示手
段とを設けることを特徴とする文書通信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5048045A JPH06261034A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 文書通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5048045A JPH06261034A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 文書通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06261034A true JPH06261034A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12792359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5048045A Pending JPH06261034A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 文書通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06261034A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004028079A1 (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-01 | Sony Corporation | データ処理方法、そのプログラムおよびその装置 |
| US7593719B2 (en) | 2004-01-30 | 2009-09-22 | Lg Electronics, Inc. | Apparatus and method for checking originator information of message in mobile communication system |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP5048045A patent/JPH06261034A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004028079A1 (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-01 | Sony Corporation | データ処理方法、そのプログラムおよびその装置 |
| US7593719B2 (en) | 2004-01-30 | 2009-09-22 | Lg Electronics, Inc. | Apparatus and method for checking originator information of message in mobile communication system |
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