JPH1013592A - 電子メールシステムとそのメッセージ配信方法 - Google Patents

電子メールシステムとそのメッセージ配信方法

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JPH1013592A
JPH1013592A JP8165986A JP16598696A JPH1013592A JP H1013592 A JPH1013592 A JP H1013592A JP 8165986 A JP8165986 A JP 8165986A JP 16598696 A JP16598696 A JP 16598696A JP H1013592 A JPH1013592 A JP H1013592A
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JP
Japan
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destination
message information
character recognition
facsimile
message
Prior art date
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Withdrawn
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JP8165986A
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English (en)
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Yoshiki Nakabayashi
良樹 仲林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FAX受信したメッセージ情報を目的の宛先
に配信する従来の電子メールシステムでは、FAX受信
したメッセージ情報の宛先を人為的に確認し、その宛先
をシステムに通知してはじめて目的の宛先に情報が配信
されるため、管理が面倒であり、またメッセージ情報の
配信に遅延が生じる恐れがあった。 【解決手段】 本発明は、FAX受信したメッセージ情
報に含まれている宛先を文字認識部24によって認識
し、さらに配信制御部27によって、その宛先の文字認
識結果と宛先テーブル25の情報から当該メッセージ情
報の宛先を判定してその宛先に対応するメールボックス
13のアドレス情報を得、そのアドレス情報をメッセー
ジ情報に付加して電子メールサーバ11に転送するよう
に構成されている。これにより、メッセージ情報の宛先
の判定が自動化され、メッセージ情報のユーザの受け取
りに遅延が生じることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ受信
したメッセージ情報を目的のユーザ宛てに配信する電子
メールシステムとそのメッセージ配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特定ユーザ間でのメッセージ情報
のやりとりに止まらず、FAX装置で受信した不特定ユ
ーザからのメッセージ情報を目的のユーザ宛てに配信す
ることを可能とした電子メールシステムがある。
【0003】図4にこの種の電子メールシステムの構成
を示す。同図に示すように、この電子メールシステム
は、電子メールサーバ1、FAXサーバ2、個々の宛先
に対応したメールボックス3を複数設定したメッセージ
情報蓄積装置4、及び複数のクライアント端末5を互い
にLAN等のデータ伝送路6を通じて接続して構成され
る。電子メールサーバ1は、FAXサーバ2、メールボ
ックス3及びクライアント端末5の間におけるメッセー
ジ情報の転送を制御するMTA(Message Transfer Age
nt)7を有している。FAXサーバ2は公衆回線に接続
されたFAX装置8を有し、このFAX装置8にて受信
したメッセージ情報を電子メールサーバ1に転送する。
個々のクライアント端末5は自身のメールボックス3に
蓄積されているメッセージ情報を電子メールサーバ1を
通じアクセスして、そのメッセージ情報を表示装置に表
示するなどして閲覧することができる。
【0004】次にこの電子メールシステムにおいてメッ
セージ情報をFAX受信した場合の動作を説明する。
【0005】FAXサーバ2はメッセージ情報をFAX
受信すると、その受信したメッセージ情報をデータ伝送
路6を通じて電子メールサーバ1に送る。電子メールサ
ーバ1(MTA7)は受信したメッセージ情報をメッセ
ージ情報蓄積装置4内のメールボックス群の一つである
管理者用のメールボックス3に一意に記録すると共に、
管理者用のクライアント端末5に対してメッセージ情報
のFAX受信が発生したことを通知する。
【0006】管理者はクライアント端末5を操作して、
メッセージ情報蓄積装置4内の自身のメールボックス3
からのメッセージ情報の転送を電子メールサーバ1に対
して要求する。この要求を受けた電子メールサーバ1
は、管理者用のメールボックス3からメッセージ情報を
取り出して管理者用のクライアント端末5に転送する。
ここで管理者は、電子メールサーバ1より転送されたメ
ッセージ情報をクライアント端末5上の表示装置に表示
するなどして、そのメッセージ情報の宛先(氏名等)を
目視により確認する。そして管理者は電子メールサーバ
1に対して確認したメッセージ情報の宛先を通知する。
この通知を受けた電子メールサーバ1は、管理者用のメ
ールボックス3に記録されたメッセージ情報を管理者よ
り知らされた宛先のメールボックス3に移し換える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにファクシミ
リ受信したメッセージ情報を目的のユーザ宛てに配信す
ることの可能な従来の電子メールシステムでは、ファク
シミリ受信したメッセージ情報がイメージデータである
ために、これを表示装置に実際に表示するなどして宛先
を人為的に確認し、その宛先を電子メールサーバに通知
してやる必要があった。したがって、これらの業務を遂
行する管理者の負担が重く、またメッセージ情報を受信
してからこのメッセージ情報を本来の宛先のユーザに提
供できるまでに長い時間がかかるという課題があった。
【0008】本発明はこのような課題を解決するための
もので、ファクシミリ受信したメッセージ情報を目的の
宛先に配信する処理を自動化することのできる電子メー
ルシステムとそのメッセージ配信方法の提供を目的とし
ている。
【0009】また、本発明は、メッセージ情報を受信し
てからこのメッセージ情報を宛先のユーザに提供できる
までの時間を短縮して信頼性の向上を図ることのできる
電子メールシステムとそのメッセージ配信方法の提供を
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電子メールシス
テムは、上述した目的を達成するために、請求項1に記
載されるように、宛先を含むメッセージ情報をファクシ
ミリ受信する受信手段と、個々の宛先に対応した複数の
メッセージ情報記憶領域と、受信手段にてファクシミリ
受信したメッセージ情報を対象に文字認識を行う文字認
識手段と、文字認識手段の文字認識結果からメッセージ
情報の宛先を判定する宛先判定手段と、宛先判定手段に
より判定された宛先に対応するメッセージ情報記憶領域
にメッセージ情報を配信する配信手段とを具備すること
を特徴とする。
【0011】この発明によれば、ファクシミリ受信した
メッセージ情報に含まれる宛先を文字認識を通して自動
的に判定し、その宛先に対応するメッセージ情報記憶領
域にメッセージ情報を配信するので、メッセージ情報の
ユーザの受け取りに遅延が生じることを極力防止するこ
とができ、また、管理者の負担も大幅に軽減することが
できる。
【0012】また本発明の電子メールシステムは、請求
項2に記載されるように、請求項1記載の電子メールシ
ステムにおいて、文字認識手段が、ファクシミリ受信し
たメッセージ情報の書式を識別して、この書式識別結果
に基づいてメッセージ情報中の宛先記入位置を判定する
宛先位置判定手段を有し、この宛先位置判定手段により
判定された宛先記入位置のメッセージ情報を対象に文字
認識を行うことを特徴とするものである。
【0013】本発明によれば、メッセージ情報の書式か
ら、この書式において定められた宛先記入位置を判定し
てこの宛先記入位置のメッセージ情報に文字認識を絞り
込んで行うことで、より少ない処理量の文字認識によっ
て宛先の文字認識結果が得られ、宛先の判定精度も向上
させることができる。
【0014】さらに、本発明の電子メールシステムは、
請求項3に記載されるように、請求項1または2記載の
電子メールシステムにおいて、宛先判定手段が、個々の
メッセージ情報記憶領域に対応する宛先の文字データを
予め登録した宛先データ登録手段を有し、この宛先デー
タ登録手段に登録されている宛先の文字データと文字認
識手段の文字認識結果とを照合してメッセージ情報の宛
先を判定することを特徴とするものであり、この構成を
採ることにより、文字認識結果からの宛先の判定が容易
にかつ正確に行うことが可能となる。
【0015】また、本発明の電子メールシステムのメッ
セージ配信方法は、請求項4に記載されるように、宛先
を含むメッセージ情報をファクシミリ受信し、このファ
クシミリ受信したメッセージ情報を対象に文字認識を行
い、その文字認識結果から前記メッセージ情報の宛先を
判定し、この宛先に対応するメッセージ情報記憶領域に
メッセージ情報を配信することを特徴とするものであ
る。本発明により、ファクシミリ受信したメッセージ情
報の宛先の判定が自動化され、メッセージ情報のユーザ
の受け取りに遅延が生じることを極力防止することがで
き、また、管理者の負担も大幅に軽減することができ
る。
【0016】また、本発明の電子メールシステムのメッ
セージ配信方法は、請求項5に記載されるように、宛先
を含むメッセージ情報をファクシミリ受信し、このファ
クシミリ受信したメッセージ情報の書式を識別し、この
書式識別結果に基づいてメッセージ情報中の宛先記入位
置を判定し、この宛先記入位置のメッセージ情報を対象
に文字認識を行い、その文字認識結果からメッセージ情
報の宛先を判定し、この宛先に対応するメッセージ情報
記憶領域にメッセージ情報を配信することを特徴とする
ものである。本発明により、より少ない処理量の文字認
識によって宛先の文字認識結果が得られ、宛先の判定精
度も向上させることができる。
【0017】さらに、本発明の電子メールシステムのメ
ッセージ配信方法は、請求項6に記載されるように、請
求項4または5記載の電子メールシステムのメッセージ
配信方法において、メッセージ情報の宛先の判定を、予
め登録された複数の宛先文字データと文字認識結果との
照合により行うことを特徴とするものであり、これによ
り文字認識結果からの宛先の判定が容易にかつ正確に行
うことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態である電子メー
ルシステムの全体的な構成を示す図である。
【0020】同図に示すように、この電子メールシステ
ムは、電子メールサーバ11、FAXサーバ12、個々
の宛先に対応したメールボックス13を複数設定したメ
ッセージ情報蓄積装置14、及び複数のクライアント端
末15を互いにLAN等のデータ伝送路16を通じて接
続して構成される。電子メールサーバ11は、FAXサ
ーバ12、メールボックス13及びクライアント端末1
5の間におけるメッセージ情報の転送を制御するMTA
(Message Transfer Agent)17を有している。FAX
サーバ12はFAX受信したメッセージ情報を、そのイ
メージデータに対する文字認識によって得た宛先に対応
するメールボックス13のアドレス情報とともに電子メ
ールサーバ11に送信する機能を有する。個々のクライ
アント端末15は自身のメールボックス13に蓄積され
ているメッセージ情報を電子メールサーバ11を通じア
クセスして、そのメッセージ情報を表示装置に表示する
などして閲覧することができる。
【0021】ここで、FAXサーバ12の構成の詳細に
ついて説明する。21は公衆回線網に接続されたFAX
装置、22はFAX装置21にて受信した不特定ユーザ
からのメッセージ情報を一時的に保持する一時的受信キ
ューである。23は一時的受信キュー22からFAX紙
単位のメッセージ情報を取り込んで文字認識対象のイメ
ージデータとして展開するイメージ展開部である。24
はイメージ展開部23によって展開されたFAX紙単位
のイメージデータを対象に文字認識を行う文字認識部で
ある。25は氏名等の宛先を表す文字データと電子メー
ルサーバ11のMTA17が認識可能なメールボックス
13のアドレス情報とが対応付けて登録された宛先テー
ブルである。26は宛先テーブル25の登録内容を作
成、変更、削除するテーブル管理部である。27は文字
認識部24の文字認識結果と宛先テーブル25に登録さ
れた宛先の文字データとを照合して、一致した宛先に対
応するアドレス情報を宛先テーブル25から引き出し、
このアドレス情報を一時的受信キュー23に保持された
メッセージ情報に付加して電子メールサーバ転送用の受
信キュー28に出力する配信制御部である。また、29
はFAX送信用のデータが保持される送信キューであ
る。
【0022】次に、この電子メールシステムの動作を説
明する。
【0023】FAXサーバ12はメッセージ情報をFA
X装置21にて受信すると、そのメッセージ情報を一時
的受信キュー22に蓄積する。一時的受信キュー22に
蓄積されたメッセージ情報はイメージ展開部23によっ
てFAX紙単位に取り込まれて文字認識対象のイメージ
データとして展開される。この後、文字認識部24によ
ってFAX紙単位のイメージデータに対する文字認識が
行われ、その文字認識結果は配信制御部27に出力され
る。配信制御部27は文字認識結果と宛先テーブル25
の情報を基に当該メッセージ情報の宛先を判定してその
宛先に対応するメールボックス13のアドレス情報を得
る。そして配信制御部27はそのアドレス情報を一時的
受信キュー22に保持されているメッセージ情報に付加
して電子メールサーバ転送用の受信キュー28に出力す
る。受信キュー28に保持されたアドレス情報の付加さ
れたメッセージ情報はデータ伝送路16を通じて電子メ
ールサーバ11に転送される。電子メールサーバ11
(MTA17)は受信したメッセージ情報に付加された
アドレス情報に基づいて該当する宛先のメールボックス
13を判断し、このメールボックス13にメッセージ情
報を記録する。
【0024】ここで、メッセージ情報に対する文字認識
処理の具体的な方法について説明する。
【0025】送信用FAX紙には、その書式が当該電子
メールシステムにおいて統一された定型のものとそうで
ないものとが存在する。書式が定型であればどの位置に
宛先が記載されているかが分かるので、その宛先の記載
された位置のイメージデータを対象に文字認識を行えば
文字認識処理の効率化を図れる。
【0026】受信したメッセージ情報の書式が定型であ
るか不定型であるかをFAXサーバ12が判断できるよ
うにするために、例えば図2に示すように、送信用FA
X紙31の所定の位置に特定のマーク32を印刷する。
このマーク32はその識別を容易に行えるように、通常
の文書にはあまり使用されることない星印等の特殊な種
類のマークが用いられる。
【0027】FAXサーバ12の文字認識部24はメッ
セージ情報のイメージデータを一定方向に文字認識して
行き、マーク32を検出すると当該メッセージ情報が定
型書式の送信用FAX紙を用いて送信されたものである
ことを知り、文字認識を一旦中止する。そして、文字認
識部24はマーク32の検出位置を基準に送信用FAX
紙上の宛先記入枠33の位置を判断し、この宛先記入枠
33内のイメージデータを全体のイメージデータの中か
ら切り出してその文字認識を行うことで、宛先の文字デ
ータを得ることができる。
【0028】マーク32の検出はメッセージ情報のイメ
ージデータを先頭より順に一定方向に文字認識して行く
ことで行われるので、マーク32は宛先やメッセージ本
文よりも先に文字認識される位置に印刷されていること
が好ましい。
【0029】書式が不定型の送信用FAX紙を用いて送
信されたメッセージ情報については、マーク32が最後
まで検出されないから、文字認識は宛先テーブル25に
登録されている宛先の文字データと一致する文字データ
が検出されるまで行われることになる。
【0030】なお、通常のFAX送信では1枚目の送信
用FAX紙に宛先が記入されるので、以上の文字認識処
理は1枚目の送信用FAX紙のみに対して行うことが好
ましい。全ての送信用FAX紙に対して文字認識を行っ
てもよいが、処理時間が非常に長くかかってしまい、効
率上望ましくない。
【0031】次に、以上の文字認識によって検出された
宛先の文字データからその宛先に対応するメールボック
ス13のアドレス情報を得る処理の具体的な方法につい
て説明する。
【0032】送信用FAX紙に記載される宛先は、実質
的に一人の受信者を送信者が意図して記載したものであ
っても常に統一されているとは限らない。例えば、受信
者の所属名称が短縮して記載されたり、氏名が漢字やカ
タカナで記載される場合がある。このような宛先の記載
の不統一性を吸収できるようにするために、宛先テーブ
ル25に登録される宛先の文字データはテーブル管理部
26によって逐次最適に管理する必要がある。また、宛
先テーブル25には実質一つの宛先に対して複数の文字
データを登録することが可能であり、配信制御部27は
これら複数の文字データのいずれかが文字認識結果と一
致すれば、宛先テーブル25からその宛先に対応するメ
ールボックス13のアドレス情報を引き出す。このよう
にすることで、送信側での宛先の記載が統一されていな
くても、送信者の意図する宛先に対応するメールボック
ス13のアドレス情報を確実に得ることができる。
【0033】ところで、この電子メールシステムにおい
ては、宛先の記載誤りや誤操作送信等によって、宛先エ
ラーつまり宛先テーブル25に登録された宛先の文字デ
ータに該当するものが文字認識結果の中から見つけ出せ
ない場合が考えられる。このような場合の対策として、
宛先エラーが発生した場合は、特定の宛先に対応するメ
ールボックスのアドレス情報をメッセージ情報に付加し
て電子メールサーバ11に送信する方法が考えられる。
特定の宛先とはシステム管理者であり、管理者はそのメ
ッセージ情報を自身のクライアントPC15の表示装置
に表示するなどしてその宛先を確認し、必要ならば電子
メールサーバ11に正しい宛先を通知する。電子メール
サーバ11はこの通知を受けると、管理者用のメールボ
ックス13に記録されたメッセージ情報を本来の宛先の
メールボックス13に移し換える。そして、管理者は必
要に応じて、同じ宛先エラーの発生を防止するために、
テーブル管理部26を用いて宛先エラーを起した宛先の
文字データを宛先テーブル25に登録する。
【0034】かくして本実施形態の電子メールシステム
によれば、FAX受信したメッセージ情報の宛先を自動
的に判別してその宛先に配信することができ、メッセー
ジ情報のユーザの受け取りに遅延が生じることを防止す
ることができる。また、管理者の負担も大幅に軽減する
ことができる。
【0035】以上、本実施形態においては、FAX受信
したメッセージ情報をイメージデータのまま宛先に配信
するものとしたが、メッセージ情報の文字認識結果であ
るコードデータを宛先に配信するように構成してもよ
い。このようにFAX受信したメッセージ情報をコード
化して宛先に配信することで、ユーザのクライアントP
C15上で当該メッセージ情報を加工するなど再利用す
ることが可能となる。
【0036】また、FAXサーバ12の文字認識部24
にメッセージ情報のイメージデータから罫線等の線分を
認識する機能を持たせることで、メッセージ情報として
罫線を使った表を受信した場合でも、その中の罫線を文
字と共に認識してコード化した表データを得ることがで
きる。
【0037】さらに、この線分を認識する機能を用いる
ことで、メッセージ情報の書式を判断し、その書式にお
いて定められた宛先記入位置のイメージデータを対象に
文字認識を行って宛先を判定するように構成してもよ
い。
【0038】図3にこの場合のFAXサーバ12′の構
成を示す。書式データテーブル41には、各種の送信用
FAX紙の書式データと宛先記入位置の情報が対応付け
て登録されている。書式判定部42は、文字認識部24
より線分の認識結果を入力し、認識されたFAX紙1枚
分の線分データと書式データテーブル41に登録されて
いる書式データとを照合して、一致した書式データに対
応する宛先記入位置の情報を書式データテーブル41か
ら読み出して文字認識部24に送る。文字認識部24は
その情報に基づいてメッセージ情報の全体のイメージデ
ータの中から当該宛先記入位置のイメージデータを切り
出して文字認識を行い、宛先の文字データとしてこれを
配信制御部27に出力する。
【0039】かくして本実施形態により、様々な書式の
送信用FAX紙を用いてメッセージ情報が送信されてき
た場合の、宛先を判定するための文字認識の処理量を低
減することができ、高速化を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子メール
システムとそのメッセージ配信方法によれば、ファクシ
ミリ受信したメッセージ情報に含まれる宛先を文字認識
を通して自動的に判定し、その宛先に対応するメッセー
ジ情報記憶領域にメッセージ情報を配信するので、メッ
セージ情報のユーザの受け取りに遅延が生じることを極
力防止することができ、また、管理者の負担も大幅に軽
減することができる。
【0041】また、本発明によれば、メッセージ情報の
書式から、この書式において定められた宛先記入位置を
判定してこの宛先記入位置のメッセージ情報に文字認識
を絞り込んで行うことで、より少ない処理量の文字認識
によって宛先の文字認識結果が得られ、宛先の判定精度
も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である電子メールシステム
の全体的な構成を示す図
【図2】図1の電子メールシステムに適用される送信用
FAX紙の定型書式の例を示す図
【図3】本発明の他の実施形態の電子メールシステムの
全体的な構成を示す図
【図4】従来の電子メールシステムの全体的な構成を示
す図
【符号の説明】
11……電子メールサーバ 12……FAXサーバ 13……メールボックス 15……クライアント端末 16……データ伝送路 21……FAX装置 24……文字認識部 25……宛先テーブル 26……テーブル管理部 27……配信制御部 41……書式データテーブル 42……書式判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宛先を含むメッセージ情報をファクシミ
    リ受信する受信手段と、 個々の宛先に対応した複数の
    メッセージ情報記憶領域と、 前記受信手段にてファクシミリ受信したメッセージ情報
    を対象に文字認識を行う文字認識手段と、 前記文字認識手段の文字認識結果から前記メッセージ情
    報の宛先を判定する宛先判定手段と、 前記宛先判定手段により判定された宛先に対応する前記
    メッセージ情報記憶領域に前記メッセージ情報を配信す
    る配信手段とを具備することを特徴とする電子メールシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子メールシステムにお
    いて、 前記文字認識手段が、ファクシミリ受信したメッセージ
    情報の書式を識別して、この書式識別結果に基づいて前
    記メッセージ情報中の宛先記入位置を判定する宛先位置
    判定手段を有し、この宛先位置判定手段により判定され
    た宛先記入位置のメッセージ情報を対象に文字認識を行
    うことを特徴とする電子ファイルシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電子メールシス
    テムにおいて、 前記宛先判定手段が、前記個々のメッセージ情報記憶領
    域に対応する宛先の文字データを予め登録した宛先デー
    タ登録手段を有し、この宛先データ登録手段に登録され
    ている宛先の文字データと前記文字認識手段の文字認識
    結果とを照合して前記メッセージ情報の宛先を判定する
    ことを特徴とする電子メールシステム。
  4. 【請求項4】 宛先を含むメッセージ情報をファクシミ
    リ受信し、このファクシミリ受信したメッセージ情報を
    対象に文字認識を行い、その文字認識結果から前記メッ
    セージ情報の宛先を判定し、この宛先に対応するメッセ
    ージ情報記憶領域に前記メッセージ情報を配信すること
    を特徴とする電子メールシステムのメッセージ配信方
    法。
  5. 【請求項5】 宛先を含むメッセージ情報をファクシミ
    リ受信し、このファクシミリ受信したメッセージ情報の
    書式を識別し、この書式識別結果に基づいて前記メッセ
    ージ情報中の宛先記入位置を判定し、この宛先記入位置
    のメッセージ情報を対象に文字認識を行い、その文字認
    識結果から前記メッセージ情報の宛先を判定し、この宛
    先に対応するメッセージ情報記憶領域に前記メッセージ
    情報を配信することを特徴とする電子メールシステムの
    メッセージ配信方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の電子メールシス
    テムのメッセージ配信方法において、 メッセージ情報の宛先の判定は、予め登録された複数の
    宛先文字データと前記文字認識結果との照合により行う
    ことを特徴とする電子メールシステムのメッセージ配信
    方法。
JP8165986A 1996-06-26 1996-06-26 電子メールシステムとそのメッセージ配信方法 Withdrawn JPH1013592A (ja)

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