JPH0626085U - 磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープカセットInfo
- Publication number
- JPH0626085U JPH0626085U JP2388292U JP2388292U JPH0626085U JP H0626085 U JPH0626085 U JP H0626085U JP 2388292 U JP2388292 U JP 2388292U JP 2388292 U JP2388292 U JP 2388292U JP H0626085 U JPH0626085 U JP H0626085U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp house
- emitting element
- light emitting
- cylindrical body
- magnetic tape
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】テープ収納部内へのゴミの侵入を防止すると共
に、発光素子から出た光がケース構成部材による乱反射
等を受けることなく、受光部まで確実に到達できるよう
にする。 【構成】ランプハウス7は筒体8を有する。筒体8は発
光素子挿入口の周りの下ケース部材1の内面に立設して
設けられ、光路となる部分81、82が透明で、他の部
分83〜85が不透明となるように着色されている。
に、発光素子から出た光がケース構成部材による乱反射
等を受けることなく、受光部まで確実に到達できるよう
にする。 【構成】ランプハウス7は筒体8を有する。筒体8は発
光素子挿入口の周りの下ケース部材1の内面に立設して
設けられ、光路となる部分81、82が透明で、他の部
分83〜85が不透明となるように着色されている。
Description
【0001】
本考案は、主として、ビデオカセットとして使用される磁気テープカセットに 関し、リーダテープ検出用発光素子を挿入するランプハウスと、テープ収納部と を、光路となる部分が透明で、他の部分が不透明となるように着色されている筒 体によって閉じることにより、テープ収納部内へのゴミの侵入を防止すると共に 、発光素子から出た光がケース構成部材による乱反射等を受けることなく、確実 に受光部まで到達できるようにしたものである。
【0002】
ビデオテープレコーダには、挿填された磁気テープカセットに収納された磁気 テープのテープエンド位置を検出してテープ走行を停止させ、リールのテープエ ンドクランプ部を保護するための機構が設けられている。この保護機構は、一般 に、光学式のものが多用されている。図3はテープエンド位置検出機構を組合せ た磁気テープカセットの平面部分欠損図で、1は下ケース部材、2はこの下ケー ス部材1と組合わされてケースを形成する上ケース部材、3は磁気テープ、4及 び5は磁気テープ3を巻回するリールである。磁気テープ3はリール4を巻取側 とし、リール5を供給側として、リール4ー5間で巻回走行する。磁気テープ3 及びリール4、5は、ケース部材1及び2の組合せによりその内部に形成される テープ収納部6内に収納されている。
【0003】 テープ収納部6の前寄りの略中心部には、ランプハウス7が形成されている。 ランプハウス7は、図4に示すように、ケース部材1、2の内面上に突設した隔 壁8、9によって囲まれていて、下ケース部材1の下部に発光素子挿入口10を 開口させ、この挿入口10からランプハウス7内に発光素子11を挿入配置する ようになっている。
【0004】 ケース外部には受光素子12が配置されていて、磁気テープ3がテープ.エン ド位置まで巻取られると、発光素子11から放射された光が、光路(イ)に示す 如く、ランプハウス7からテープ収納部6を通り、透明なリーダテープを透過し 、受光素子12によって受光され、磁気テープ3のテープエンドが検知される。 従って、ランプハウス7内に配置された発光素子11から放射された光が、光路 (イ)を通って、受光素子12まで届くためには、ランプハウス7を形成する隔 壁8、9に光通過路を形成しなければならない。そこで、従来は、図4及び図5 に示すように、隔壁部8に切欠13、14を設けて光通過路を形成していた。
【0005】 しかし、このような切欠13、14があると、このランプハウス7に発光素子 挿入孔10があるため、ランプハウス7から切欠き13、14を通して、テープ 収納部6内にゴミやホコリが侵入し、磁気記録上のエラーを発生し易くなる。
【0006】 このような問題点を解決するための先行技術としては、実開昭58ー170075号、 同58ー173076号等がある。これらの先行技術は、図6または図7に示すように、 ランプハウス7を形成する隔壁の少なくとも一部を、筒状の透明体15によって 形成し、その全周に亘って光を透過させることにより、光路を確保すると同時に 、テープ収納部内6へのゴミ、ホコリの侵入を防止できるようにしたものである 。
【0007】
しかしながら、上述した先行技術のものは、ランプハウスを形成する隔壁が、 筒状の透明体15によって形成されていて、その全周に亘って光が透過するよう になっているため、発光素子11から放射された光が、本来の光路の方向のみな らず、隔壁の全周方向に拡散され、ケース構成部材による乱反射を受け、テープ エンドを検出していない状態で、光が受光素子に到達してしまい、誤動作を生じ てしまうという重大な問題点があった。
【0008】 そこで、本考案の課題は上述する従来の問題点を解決し、テープ収納部内への ゴミの侵入を防止すると共に、発光素子から出た光がケース構成部材による乱反 射等を受けることなく、確実に受光部まで到達できるようにすることである。
【0009】
上述した課題を解決するため、本考案は、ケース内部にテープ収納部を有し、 前記テープ収納部の領域内に、発光素子挿入口をケース外部に開口させたランプ ハウスを有し、前記ランプハウスから前記テープ収納部を通ってケース外部に至 る光路を有する磁気テープカセットであって、 ランプハウスは筒体を有しており、前記筒体は前記発光素子挿入口の周りの前 記ケースの内面に立設して設けられ、前記光路となる部分が透明で、他の部分が 不透明となるように着色されている。
【0010】
ランプハウスは筒体を有しており、筒体は発光素子挿入口の周りのケースの内 面に立設して設けられ、光路となる部分が透明で、他の部分が不透明となるよう に着色されているから、ランプハウス内の発光素子から放射された光は、透明な 部分で筒体を通過し、本来の光路を通って受光素子に導かれる。透明な部分以外 は不透明となっているから、本来の光路外の異方向に光が漏れることがなく、光 の拡散、乱反射等による誤動作が確実に防止される。
【0011】 筒体は発光素子挿入口の周りのケースの内面に立設して設けられているから、 ランプハウスの内部とテープ収納部の内部の間が筒体によって閉じる。このため 、外部からテープ収納部内へのゴミ、ホコリ等の侵入も確実に防止できる。
【0012】 筒体はケースの内面に立設して設けられているから、ランプハウスを構成する ための部品として、ケース部材以外の部品を必要とせず、部品点数が少なくて済 み、組立工数が減少する。
【0013】
図1は本考案に係る磁気テープカセットの要部の斜視図、図2は同じく要部の 断面図である。図において、図3〜図7と同一の参照符号は同一性ある構成部分 を示している。ランプハウス7は、筒体8を有しており、筒体8は発光素子挿入 口10の周りの下ケース部材1の内面に立設して設けられている。筒部8は光路 となる部分81、82が透明で、他の部分83、84、85が不透明となるよう に着色されている。図示の筒体8は円筒状であり、透明な部分81、82は直径 方向の両側に対向するように配置されている。
【0014】 上ケース部材2との組合わせに当っては、図2に示すように、筒体8の先端面 に上ケース部材2の隔壁9の先端面を当接させる。このようにして組立てられた ランプハウス7の隔壁は、直径方向の両側に光路となる透明な部分81、82と 、この透明な部分81、82に連続する不透明な部分83〜85とを形成したも のとなる。そして、筒体8によってランプハウス7の内部とテープ収納部6の内 部との間が閉じられる。
【0015】 ランプハウス7内の発光素子11から放射された光は、透明な部分81、82 を通し、本来の光路(イ)を通って受光素子12に導かれる(図3参照)。透明 な部分81、82を除く部分83〜85は不透明となっているから、本来の光路 (イ)外に光が漏れることがなく、光の拡散、乱反射等による誤動作が確実に防 止できる。
【0016】 しかも、筒体8は発光素子挿入口10の周りの下ケース部材1の内面に立設し て設けられているから、ランプハウス7の内部とテープ収納部6の内部の間が筒 体8によって閉じられる。このため、外部からテープ収納部6の内部へのゴミ、 ホコリ等の侵入も確実に防止できる。
【0017】 筒体8は下ケース部材1の内面に立設して設けられているから、ランプハウス 7を構成するための部品として、ケース部材以外の部品を必要とせず、部品点数 が少なくて済み、組立工数が減少する。
【0018】
以上述べたように、本考案によれば、次のような効果が得られる。 (a)ランプハウスは筒体を有しており、筒体は発光素子挿入口の周りのケース の内面に立設して設けられ、光路となる部分が透明で、他の部分が不透明となる ように着色されているから、光の拡散、乱反射等による誤動作が確実に防止され る。 (b)筒体は発光素子挿入口の周りのケースの内面に立設して設けられているか ら、ランプハウスの内部とテープ収納部の内部の間が筒体によって閉じられるか ら、外部からテープ収納部内へのゴミ、ホコリ等の侵入が確実に防止できる。 (c)筒体はケースの内面に立設して設けられているから、ランプハウスを構成 するための部品として、ケース部材以外の部品を必要とせず、部品点数が少なく て済み、組立工数が減少する。
【図1】本考案に係る磁気テープカセットのランプハウ
ス部分の斜視図である。
ス部分の斜視図である。
【図2】図1に示した磁気テープカセットのランプハウ
ス部分の断面図である。
ス部分の断面図である。
【図3】テープエンド位置検出機構を組合せた磁気テー
プカセットの平面部分欠損図である。
プカセットの平面部分欠損図である。
【図4】従来の磁気テープカセットにおけるランプハウ
ス部分の断面図である。
ス部分の断面図である。
【図5】従来の磁気テープカセットにおけるランプハウ
ス部分の斜視図である。
ス部分の斜視図である。
【図6】別の従来例におけるランプハウス部分の断面図
である。
である。
【図7】別の従来例におけるランプハウス部分の断面図
である。
である。
1、2 ケース部材 3 磁気テープ 4、5 リール 6 テープ収納部 7 ランプハウス 8 筒体 81、82 透明な部分 83〜85 不透明な部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 橋爪 健二 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース内部にテープ収納部を有し、前記
テープ収納部の領域内に、発光素子挿入口をケース外部
に開口させたランプハウスを有し、前記ランプハウスか
ら前記テープ収納部を通ってケース外部に至る光路を有
する磁気テープカセットであって、 ランプハウスは筒体を有しており、前記筒体は前記発光
素子挿入口の周りの前記ケースの内面に立設して設けら
れ、前記光路となる部分が透明で、他の部分が不透明と
なるように着色されている磁気テープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2388292U JPH0626085U (ja) | 1992-03-21 | 1992-03-21 | 磁気テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2388292U JPH0626085U (ja) | 1992-03-21 | 1992-03-21 | 磁気テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626085U true JPH0626085U (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=12122823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2388292U Pending JPH0626085U (ja) | 1992-03-21 | 1992-03-21 | 磁気テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626085U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54162532A (en) * | 1978-06-13 | 1979-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetic tape containing device |
-
1992
- 1992-03-21 JP JP2388292U patent/JPH0626085U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54162532A (en) * | 1978-06-13 | 1979-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetic tape containing device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19940927 |