JPH11219583A - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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Publication number
JPH11219583A
JPH11219583A JP2238098A JP2238098A JPH11219583A JP H11219583 A JPH11219583 A JP H11219583A JP 2238098 A JP2238098 A JP 2238098A JP 2238098 A JP2238098 A JP 2238098A JP H11219583 A JPH11219583 A JP H11219583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
cassette box
hub
optical sensor
cassette
Prior art date
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Pending
Application number
JP2238098A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Shindo
哲 新藤
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP2238098A priority Critical patent/JPH11219583A/ja
Publication of JPH11219583A publication Critical patent/JPH11219583A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テープレコーダのカセットボックスの内部に光
センサが配置されていても、カセットボックスの内部を
見る窓を設置可能とする。 【解決手段】テープレコーダのカセットボックスの内部
に配置した光センサ26の受光素子から発しリール台1
2(14)にセットされたハブ32(34)の外面の各
所に接する線で囲まれ、かつこのハブ32(34)を含
む影領域36(40)内に対応する、蓋28の部位に窓
38を設け、窓38から入った外光がハブ32(34)
で遮光されて受光素子へ到達不能とし光センサ26が外
乱により誤動作することを防止する。またこの窓38か
らカセットボックス内の状態を視認可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光センサをカセ
ットボックスの内部に備えるとともに、カセットボック
スの内に収納したカセットテープの所要部分が見えるよ
うにした窓を設けたテープレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテープレコーダには、磁気テープ
を走行させて記録又は再生動作中に磁気テープの終端を
光センサで検出した際に、磁気テープの走行方向を自動
的に反転させて記録又は再生を連続するように続行する
クイックオートリバース装置を有するテープレコーダが
ある。
【0003】このようなオートリバーステープレコーダ
では、磁気テープの走行路の一部に光センサが配置され
ている。この光センサは、発光素子からの光を磁気テー
プ側に照射し、その反射光を受光素子で受けるように構
成されている。
【0004】そして、この光センサは、発光素子から発
射されて磁気テープに反射し受光素子に入射される光量
と、磁気テープの始端又は終端に接続されている透明、
有色半透明、又は有色材等のリーダテープに発光素子か
ら発射された光が反射し受光素子に入射されたときの光
量とに差があることから、磁気テープの始端又は終端を
検出し、オートリバースの動作制御を行うよう構成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなオートリバ
ーステープレコーダでは、テープレコーダ本体のカセッ
トボックス内へカセットテープを収納した状態で記録、
再生を行うときに、カセットテープの磁気テープの残量
等を確認するため外部から見られるようにカセットボッ
クスの蓋に窓を設けることがある。
【0006】しかし、近年ではカセットハーフを透明に
構成したカセットテープが広く使われるようになったの
で、カセットボックスの蓋に窓を設けたとき、この窓か
ら入射した外光が透明のカセットハーフを透過し、光セ
ンサの受光素子に入射する外乱が生じている間中、オー
トリバース装置のオートリバース動作が繰り返されて、
テープレコーダの記録、又は再生動作が正常に動作しな
くなるおそれがある。
【0007】本発明は、上記事実を考慮し、光センサを
カセットボックスの内部に配置するとともに、このカセ
ットボックスの内部に収められたカセットテープの所要
部分が見えるようにした窓が設けられたテープレコーダ
を新たに提供することを、目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
テープレコーダは、開閉可能な蓋を有するカセットボッ
クスと、カセットボックスの内部に配置された光センサ
の受光素子と、カセットボックスの内部に配置され、磁
気テープを巻装したハブの挿入孔に嵌挿し、磁気テープ
をハブに巻装し、又は引き出すため、当該ハブを回動す
るリール台と、光センサの受光素子から発しリール台に
嵌挿されたハブの外面の各所に接する線で囲まれ、かつ
ハブを含む空間領域である影領域の範囲内に対応する、
蓋の部位に設けられた窓と、を有することを特徴とす
る。
【0009】上述のように構成することにより、窓から
入った外光が全てハブで遮光され、受光素子へ到達しな
いので、光センサが外乱により誤動作することを防止す
る。さらに、カセットボックの蓋に設けた窓から内部に
あるハブに巻装された磁気テープの残量等のカセットボ
ックス内の状態を目視により確認可能とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のテ
ープレコーダにおいて、光センサが、カセットボックス
内に配置されたピンチレバーに設けられていることを特
徴とする。
【0011】上述のように構成することにより、光セン
サをカセットボック内に設置するための特別の部材を不
用とし、構成を簡素化できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテープレコーダの
実施の形態を図1〜図3によって説明する。図1は、カ
セットテープレコーダの要部を示す概略斜視図であっ
て、この図1で10はシャーシである。
【0013】このシャーシ10には、その中央部に所定
間隔を置いて2個のリール台12、14が装着されてい
る。またシャーシ10の一方の側部に設定されたテープ
走行路上には、その中央部に記録、再生用ヘッド16が
配置され、このヘッド16の両横からそれぞれ所定距離
を置いた位置には、図示しない各キャプスタンに対応し
て、各ピンチレバー18、20に支受された各ピンチロ
ーラ22、24が支受されている。
【0014】この一方のピンチレバー18には、クイッ
クオートリバース装置用の発光素子と受光素子とを一体
的に組み合わせた赤外線光センサ26が配置されてい
る。
【0015】このように構成されたシャーシ10は、図
2、及び図3に示すように、開閉用の蓋28を有するハ
ウジング30内に装着されて、カセットテープレコーダ
が構成されている。また、このハウジング30のシャー
シ10と蓋28との間がカセットボックスとして構成さ
れている。
【0016】このカセットテープレコーダは、その蓋2
8を開いてカセットボックス内のシャーシ10上に図示
しないカセットテープを装着し、蓋28を閉じて使用状
態とされる。この使用状態では、カセットテープにおけ
る磁気テープを巻装する2個のハブ32、34の各挿入
孔に、それぞれ対応する磁気テープを正方向又は逆方向
に走行するため図示しないモータで正、又は、逆方向へ
回転駆動されるリール台12、14が、一体に回動する
よう嵌挿されている。この各ハブ32、34は、通常不
透明の材料で形成されている。
【0017】このカセットテープレコーダでは、図1、
及び図2に示すようにその光センサ26の受光素子から
発し、この光センサ26の受光素子から遠い位置にある
一方のハブ32の外面の各所に接する線(例えば図に一
点鎖線で示した線)で囲まれ、かつ一方ハブ32を含む
空間領域である影領域36を想定する。そして、この影
領域36内に対応する蓋28の一部にハウジング30内
部に入れたカセットテープの磁気テープの残量を見るた
めに、小矩形状の透明材料を蓋28に嵌め込んで構成し
た窓38が設けられている。なおこのテープレコーダの
カセットボックスは、蓋28を閉じると、窓38以外の
部分からカセットボックス内に外部の光が入らない遮光
構造とされている。
【0018】図1に示すように、光センサ26の受光素
子から発し、光センサ26に近い位置にある他方のハブ
34の外面の各所に接する線(図に3点鎖線で例示した
線)で囲まれた他方のハブ34を含む空間領域である他
方の影領域40内に対応する蓋28の一部に窓38を設
けても良い。また、光センサ26を他方のピンチレバー
20側に設けても、これに対応して上述と同様に各影領
域を設定し、この影領域内に窓38設けることができ
る。さらに、光センサ26は、ヘッド16の横に隣接し
て設け、又は磁気テープの走行路上の任意の位置に設け
ても良く、この場合でも、それぞれ設定された影領域内
に対応する蓋28の部分に窓38を設けることができ
る。加えて、窓38の形状は影領域からはみ出さない限
り、任意の形状に形成できる。
【0019】このように蓋28に窓38を設ければ、窓
38を通ってカセットボックス内に入射した外光は、ハ
ブ32に遮ぎられて光センサ26の受光素子に入射しな
いので、光センサ26がこの外光による外乱により、誤
動作することを防止できる。よって、このセンサ26が
磁気テープの始端又は終端のリーダテープを検出したと
きの、検出信号に基づいて制御作動されるクイックオー
トリバース装置も適正に動き、テープレコーダの記録又
は、再生動作も正常に動作する。
【0020】さらにまた、光センサ26はクイックオー
トリバース装置用以外の装置のためのものであっても良
い。
【0021】
【発明の効果】本発明のテープレコーダによれば、カセ
ットボックスの内部に配置した受光素子から発し、この
カセットボックスの内部のリール台に使用状態にセット
された所定のハブの外面の各所に接する線で囲まれ、か
つこの所定のハブを含む影領域内に対応する蓋の部位
に、カセットボックス内部を見得る窓を設けたので、こ
の窓から入った外光が全てハブで遮光され、受光素子へ
到達しないようにし、光センサが外乱により誤動作する
ことを防止することができる。さらに、カセットボック
の蓋に設けた窓から内部にあるハブに巻装された磁気テ
ープの残量等のカセットボックス内の状態を目視により
確認可能とするという効果がある。
【0022】また、受光素子を持つ光センサをピンチレ
バーに設けたので、光センサをカセットボック内に設置
するための特別の部材を不用とし、構成を簡素化できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープレコーダの実施の形態を示すシ
ャーシ要部の概略斜視図である。
【図2】本発明のテープレコーダの実施の形態を示す部
分断面平面図である。
【図3】本発明のテープレコーダの実施の形態を示す部
分断面正面図である。
【符号の説明】
10 シャーシ 12 リール台 14 リール台 16 ヘッド 18 ピンチレバー 20 ピンチレバー 26 光センサ 28 蓋 30 ハウジング 32 ハブ 34 ハブ 36 影領域 38 窓 40 影領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な蓋を有するカセットボックス
    と、 前記カセットボックスの内部に配置された光センサの受
    光素子と、 前記カセットボックスの内部に配置され、磁気テープを
    巻装したハブの挿入孔に嵌挿し、前記磁気テープを前記
    ハブに巻装し、又は引き出すため、当該ハブを回動する
    リール台と、 前記光センサの前記受光素子から発し前記リール台に嵌
    挿された前記ハブの外面の各所に接する線で囲まれ、か
    つ前記ハブを含む空間領域である影領域の範囲内に対応
    する、前記蓋の部位に設けられた窓と、 を有することを特徴とするテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 前記光センサが、前記カセットボックス
    内に配置されたピンチレバーに設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載のテープレコーダ。
JP2238098A 1998-02-03 1998-02-03 テープレコーダ Pending JPH11219583A (ja)

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JP2238098A JPH11219583A (ja) 1998-02-03 1998-02-03 テープレコーダ

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JP2238098A JPH11219583A (ja) 1998-02-03 1998-02-03 テープレコーダ

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