JP3427386B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP3427386B2
JP3427386B2 JP51162196A JP51162196A JP3427386B2 JP 3427386 B2 JP3427386 B2 JP 3427386B2 JP 51162196 A JP51162196 A JP 51162196A JP 51162196 A JP51162196 A JP 51162196A JP 3427386 B2 JP3427386 B2 JP 3427386B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、カセット本体内に回転自在に支承した一対
のテープリール間に情報信号が記録されるテープ体を巻
装したテープカセットに関し、特に記録再生装置に装着
されたテープカセットが専ら映像信号の記録を目的とす
るものであるか、あるいはデータ信号の記録を目的とす
るものであるか等のテープ体に関する情報を表示する情
報表示部をテープ体の一部に設けたものに関する。
背景技術 従来、テープカセットを構成するカセット本体内に収
納された長尺な磁気テープを含むテープ体の始端及び終
端の検出を行うため、光学手段を用いた検出方法が用い
られている。
ところで、カセット本体に収納されるテープ体は、情
報信号が記録される磁気テープの始端及び終端のそれぞ
れに機械的強度が十分に保証された合成樹脂製のリーダ
テープを接続している。そして、テープ体は、リーダテ
ープを介してテープリールに固定することによって、こ
れらテープリール間に巻装されている。
そして、テープ体を構成する磁性記録媒体が被着され
た磁気テープと、磁性記録媒体が被着されていないリー
ダテープとでは光透過率が異なる。具体的には、波長が
800nm〜900nmの光を照射したとき、磁気テープの光透過
率が60%以下であるのに対し、リーダテープの光透過率
は60%以上である。そこで、これら磁気テープとリーダ
テープの光透過率の差に着目し、テープ体の始端若しく
は終端の検出を行うようにしたものが光学的手段を用い
た検出方法である。
このような光学的手段を用いて磁気テープの始端若し
くは終端の検出を可能となすため、従来のテープカセッ
トにおいては、テープ体を収納したカセット本体に、記
録再生装置側に配設される発光素子が挿入される発光素
子挿入孔を設ける。この発光素子挿入孔は、カセット本
体内に回転可能に支承された一対のテープリール間に位
置するように設けられる。一方、カセット本体の一対の
テープリール間に亘って走行するテープ体の走行方向と
直交する相対向する側面壁のそれぞれに、発光素子挿入
孔内に挿入される装置側に設けられる発光素子からの光
をテープ体を介在させてカセット本体の外方に透過させ
るための光透過孔が開設されている。そして、記録再生
装置側に、カセット本体に開設した各透過孔を透過する
光をそれぞれ検出する検出素子としての受光素子を配設
する。そして、これら受光素子による各透過孔を通過す
る光の状態を検出することによってテープ体の始端若し
くは終端を検出する。
具体的には、発光素子挿入孔を介してカセット本体内
に臨まされた記録再生装置側に配設された発光素子から
の光を、カセット本体の両側にそれぞれ対向して記録再
生装置側に配設された各受光素子で受光する。このと
き、テープ供給側となる一方のテープリール側に配設さ
れた受光素子と、テープ巻取り側となる他方のテープリ
ール側に配設された受光素子の受光量を比較する。そし
て、一方の受光素子の検出出力が、他方の受光素子の検
出出力に比し大きい場合には、テープ始端であることを
検出する。また、他方の受光素子の検出出力が、一方の
受光素子の検出出力に比し大きい場合には、テープ終端
であることを検出する。すなわち、磁気テープの始端側
又は終端側に接続されたこの磁気テープに比し光透過率
の高いリーダテープの検出がいずれの側に配設された受
光素子で検出されたかを判断することによって、テープ
体の始端又は終端の検出が行われる。
なお、カセット本体の両側にそれぞれ対向して記録再
生装置側に配設された各受光素子の検出出力が等しい場
合には、各テープリールにテープ体が一定量ずつ巻回さ
れた状態であって、磁気テープが一対のテープリール間
に延在された状態であることを示し、さらには、供給側
となる一方のテープリールから巻取り側となる他方のテ
ープリールに向かってテープ体の磁気テープが走行して
いる状態を示す。
ところで、テープ幅を8mmとなす磁気テープを収納し
たテープカセットにあっては、カセット本体の大きさ及
び外観の形状を略共通にして、専ら映像信号の記録を目
的とする磁気テープを収納したものと、専らデータ信号
の記録を目的とした磁気テープを収納したものとがあ
る。
そして、専ら映像信号を記録を目的とするテープカセ
ットに収納される磁気テープと、専らデータ信号を記録
を目的とするテープカセットに収納される磁気テープと
は、磁性媒体の磁気特性等の諸特性を異にする。そのた
め、専ら映像信号の記録を目的とする記録再生装置及び
専らデータ信号の記録を目的とする記録再生装置では、
それぞれ用いる磁気テープに適合した磁気ヘッドを用い
ている。さらに、各記録再生装置で磁気テープの走行速
度を異にする。
このように磁気テープの特性を異にし、記録再生装置
側に用いられる磁気ヘッドの特性を異にし、さらにテー
プ走行速度を異にする等、テープカセット及び記録再生
装置の仕様をそれぞれ異にすることから、例えば映像信
号用のテープカセットをデータ信号の記録再生を行う装
置に装着した場合には、記録容量が不足し、必要なデー
タを記録することができなくなってしまう。また、映像
信号の記録を目的とする磁気テープとデータ信号の記録
を目的とする磁気テープでは、エラーレートの保証が異
なるため、映像信号用のテープカセットをデータ信号の
記録用に用いた場合には、十分な記録特性をもってデー
タ信号の記録を行うことができなくなり、記録すべきデ
ータ信号の欠落を生じさせてしまう虞れもある。
そこで、カセット本体の大きさ及び外観の形状を略共
通にしながら、映像信号の記録再生を目的とする記録再
生装置及びデータ信号の記録再生を目的とする記録再生
装置に互換性をもって利用することができないテープカ
セットが、誤ってそれぞれの記録再生装着されないよう
にする必要がある。特に、映像信号用のテープカセット
が誤ってデータ信号の記録再生装置に装着されて、デー
タ信号の記録操作が行われないようにする必要がある。
カセット本体の大きさ及び外観の形状を略共通にしな
がら、収納される磁気テープの種類を異にするテープカ
セットの識別をなすため、磁気テープを収納するカセッ
ト本体に識別穴等の表示部を設けることが考えられる。
カセット本体に識別穴等の表示部を設けると、このカセ
ット本体を成形するための金型の構造が複雑となり、カ
セット本体の成形が困難となってしまう。さらに、テー
プカセットの製造コストを高めてしまう。
さらにまた、カセット本体に識別穴等の表示部を設け
ると、この表示部を検出するための検出機構を記録再生
装置側に新たに独立して設ける必要も生じ、記録再生装
置の構成を複雑してしまう。
そこで、磁気テープを収納するカセット本体の構成を
変えることなく、収納する磁気テープの種類を異にする
テープカセットの識別を可能となすテープカセットとし
て、特開平6−176535号公報に記載される通りのものが
提案されている。
この公報に記載されるテープカセットは、磁気テープ
をテープリールに固定するために用いられる透明なリー
ダテープ部分に光学的に検出されるテープ情報表示部を
設けたものである。特に、テープ情報表示部は、磁気テ
ープの端部とリーダテープの端部を突き合わせた状態で
接続する光透過性を有する接続用テープによって覆われ
るリーダテープ部分に設けられている。
さらに、上記公報に記載されるテープカセットは、磁
気テープとリーダテープとを接続する接続用テープにテ
ープ情報表示部を設けている。
上記公報に記載されるテープカセットに設けられるテ
ープ情報表示部は、光透過率の差を有する光透過部と不
透明部を順次形成することによって、一定のテープ情報
を表示する。
上記公報に記載されるテープカセットの如く、カセッ
ト本体に収納されるリーダテープ又は接続用テープにテ
ープ情報表示部を設けることにより、カセット本体の構
成を変えることなく、収納する磁気テープの種類を異に
するテープカセットの判別を行うことが可能となる。ま
た、このテープカセットを用いる記録再生装置側の構成
を変更することもないので、記録再生装置の汎用性を維
持することができる。
ところで、接続用テープには、磁気プとリーダテープ
とを接続するため接着剤が被着されている。そのため、
リーダテープ及び接続用テープを透明な材料で形成した
場合であっても、リーダテープと接続用テープとが重な
る部分は、接続用テープに被着された接着剤によって光
透過率が下がってしまう。特に、経年変化によって接着
剤が変質すると、一層光透過率が劣化してしまう。この
ようなリーダテープと接続用テープとが重なる部分に光
透過率の差をもってテープ情報を表示するテープ情報表
示部を設けたテープカセットにあっては、接着剤により
十分な光透過率の差を光学的な検出手段によって正確に
検出できなくなり、テープ情報表示部に表示されたテー
プ情報を正確に識別できなくなる虞れがある。
発明の開示 本発明の目的は、光学的な検出手段によって正確にテ
ープ情報の識別を行うことを可能となすテープ情報表示
部を備えたテープカセットを提供することにある。
本発明の他の目的は、経年変化の影響を受けることな
く、長期間に亘って、光学的な検出手段によって正確に
テープ情報の識別を行うことを可能となすテープカセッ
トを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、記録再生装置に装着した
ときに、迅速にテープカセットの種別を判別し、記録す
べき情報を的確に記録することを可能となすテープカセ
ットを提供することにある。
上述のような目的を達成するために提案された本発明
に係るテープカセットは、カセット本体と、カセット本
体内に回転可能に支承された一対のテープリールと、磁
気テープと、一端が上記テープリールに固定されるリー
ダテープと、磁気テープの端部と上記リーダテープの他
端とを一方の面に形成された粘着層で接続する接続テー
プとを有し、リーダテープが上記磁気テープの光透過率
よりも高い高透過率を有し、一対のテープリール間に亘
って巻装されるテープ体とを備えてなる。
そして、カセット本体には、一対のテープリール間に
位置して発光素子挿入孔が設けられるとともに、一対の
テープリール間に亘って走行するテープ体の走行方向と
直交する側面壁に、発光素子挿入孔を介してカセット本
体内に臨まされる発光素子からの孔をテープ体を介して
カセット本体外方に透過させる光透過孔が設けられてい
る。さらに、テープ体には、このテープ体のいずれか一
方をテープリールに全て巻回させたとき、発光素子挿入
孔と光透過孔とのを結び線とリーダテープとの交点と、
接続テープとの間のリーダテープ上に、接続テープのテ
ープリール側の端部から一部のリーダテープを臨ませた
透明部を介して、リーダテープの光透過率を下げる材料
を被着して形成されたテープ情報表示部が少なくとも1
つ以上設けられる。また、テープ情報表示部は、テープ
体の幅方向に亘って上記光透過孔を遮蔽する大きさに形
成されている。
ここで、テープ体が全て巻回されるテープリールは、
テープ供給側のテープリールとなす。
このテープカセットは、記録再生装置に装着される
と、記録再生装置側に設けた発光素子がカセット本体に
設けた発光素子挿入孔に挿入され、カセット本体内に臨
まされる。このカセット本体内に臨まされた発光素子か
らの光が、カセット本体の一対のテープリール間に亘っ
て走行するテープ体の走行方向と直交する側面壁に設け
た光透過孔を透過し、記録再生装置側に設けた受光素子
により検出可能な状態となされる。
そして、テープカセットが、磁気テープを含むテープ
体の全体を一方のテープリールに巻回させた状態で記録
再生装置に装着され、あるいは記録再生装置に装着され
た後磁気テープを含むテープ体の全体を一方のテープリ
ールに巻回された状態とした後、テープ体を一方のテー
プリールから他方のテープリール方向に走行させる。こ
のテープ体の走行によって、リーダテープ部分に設けた
テープ情報表示部が発光素子からの光が受光素子に透過
する光路中に至ると、このテープ情報表示部によって発
光素子からの光は遮られる。そして、発光素子からの光
の光量の変化として受光素子により検出され、テープ情
報表示部を設けたテープ体の種類が判別される。
図面の簡単な説明 図1は、本発明に係るテープカセットを一部破断して
示す斜視図である。
図2は、図1に示すテープカセットを構成するカセッ
ト本体内を示す平面図である。
図3は、テープ情報表示部を設ける位置を示す要部拡
大斜視図である。
図4は、テープ情報表示部を2mmとしたときの受光素
子で検出される出力波形図である。
図5は、テープ情報表示部を3mmとしたときの受光素
子で検出される出力波形図である。
図6は、本発明に係るテープカセットに収納されるテ
ープ体を構成するリーダテープを作成する状態を説明す
る平面図である。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明に係るテープカセットの具体的な実施例
を図面を参照して説明する。
本発明に係るテープカセットは、図1に示すように、
方形状をなす上下で一対の上ハーフ1と下ハーフ2を互
いに突合せ結合して形成したカセット本体3を備えてい
る。このカセット本体3内には、図2に示すように、一
対のテープリール4,5が回転自在に支承されている。こ
れら一対のテープリール4,5間には、後述するように構
成された磁気テープを含むテープ体6が巻装されてい
る。
カセット本体3の下面側を構成する下ハーフ2には、
図示はしないが、カセット本体3内に回転可能に支承さ
れたテープリール4,5の中心部に設けたリールハブ7,8を
カセット本体3の外方に臨まさせるリール駆動軸挿入穴
が開設されている。これらリール駆動軸挿入穴には、テ
ープカセットを記録再生装置に装着したとき、記録再生
装置側に設けたリール駆動機構を構成するリール駆動軸
が進入する。リール駆動軸挿入穴を介してカセット本体
3内に進入するリール駆動軸は、リールハブ7,8に係合
し、テープリール4,5を回転操作する。
そして、一対のテープリール4,5間に亘って巻装され
たテープ体6は、カセット本体3の前面側の両側に設け
られたテープ引き出し口9,10を介してカセット本体3の
外方に引き出されてカセット本体3の前面に沿って延在
され、一対のテープリール4,5間に亘って走行可能とな
されている。テープ引き出し口9,10の開口端側の側面に
は、図2に示すように、一対のテープリール4,5間に亘
って走行するテープ体6の走行方向をガイドするテープ
ガイド部11,12が設けられている。これらテープガイド
部11,12は、テープ体6の摺接する面を円弧状に膨出形
成することによって、テープ体6の円滑な摺接を保証す
るようにしている。
また、カセット本体3のテープ体6が延在する前面側
のテープ引き出し口9,10間に亘る部分には、記録再生装
置側に設けられるテープローディング機構を構成するテ
ープ引き出し部材が臨むテープローディング用凹部13が
設けられている。そして、テープカセットが記録再生装
置に装着されると、テープ引き出し部材がテープローデ
ィング用凹部13に進入し、カセット本体3の前面側に延
在するテープ体6の背面側に臨み、テープローディング
機構が駆動を介しすることによってテープ体6のカセッ
ト本体3からの引き出し操作が行われ、このテープ体6
を所定のテープテープ走行路にローディング操作する。
さらに、カセット本体3の前面側には、カセット本体
3から引き出されたこのカセット本体3の前面側に延在
するテープ体6の保護を図るため、図1に示すように、
開閉蓋14が回動可能に取付けられている。この開閉蓋14
は、カセット本体3の前面側を覆う履板15の両側に回動
片16,17を突設し、これら回動片16,17をカセット本体3
の前面に直交する相対向する両側面壁18,19に支軸を介
して枢支させることによってカセット本体3に回動可能
に取付けられている。そして、開閉蓋14は、カセット本
体3内に設けた捩りコイルバネ等の付勢手段により常時
カセット本体3の前面側を閉塞する方向の図1中矢印A
方向に回動付勢され、カセット本体3の前面側に延在す
るテープ体6を覆うようにしている。また、開閉蓋14
は、テープカセットが記録再生装置に装着操作される
際、装置側に設けた蓋開閉機構によって付勢手段の付勢
力に抗して図1中矢印B方向に回動操作されることによ
りカセット本体3の前面側を開放し、テープ体6のカセ
ット本体3の外方への引き出しを可能となす。
そして、カセット本体3内には、一対のテープリール
4,5間に巻装されたテープ体6が不用意に引き出されな
いようになすため、テープリール4,5の回転を規制する
リールロック部材20が設けられている。このリールロッ
ク部材20は、図2に示すように、カセット本体3の背面
壁21側に位置して配設され、一対のテープリール4,5間
に進退する図2中矢印C方向及びD方向に移動可能に取
付けられている。そして、リールロック部材20は、コイ
ルバネ等の付勢手段により常時一対のテープリール4,5
間に進入する図2中矢印C方向に付勢され、先端側に設
けたリールロック爪20a,20bを、テープリール4,5のフラ
ンジ4a,5aの外周縁に形成したギヤ部22に係合させるこ
とによって、テープリール4,5の回転を規制する。ま
た、リールロック部材20は、テープカセットが記録再生
装置に装着操作される際、装置側に設けたリールロック
解除機能によって付勢手段の付勢力に抗して図2中矢印
D方向に移動されてテープリール4,5のロックを解除
し、これらテープリール4,5を回転可能な状態となし、
テープ体6のカセット本体3からな繰り出しを可能とな
す。
また、カセット本体3の下面側を構成する下ハーフ2
には、テープカセットを記録再生装置に装着したとき、
このテープカセットの水平方向の装着位置の位置決めを
行うための位置決めピンが係合する一対の位置決め孔2
3,24が設けられている。このら位置決め孔23,24は、図
2に示すように、一対のテープリール3,4からテープ体
6が繰り出される位置の近傍に設けられている。このよ
うに、一対の位置決め孔23,24が設けられることによ
り、テープカセットを記録再生装置に装着したとき、テ
ープカセットから繰り出されるテープ体6の走行開始位
置が正確に規制され、安定したテープ体6の走行が可能
となる。
上述のように構成されたテープカセットには、このテ
ープカセットを記録再生装置に装着したとき、カセット
本体3に収納されたテープ体6の始端や終端、あるいは
収納されたテープ体6の種類を、記録再生装置側に設け
た光学的な検出手段によって検出可能となすテープ情報
表示部39が設けられる。
カセット本体3の下面側を構成する下ハーフ2には、
記録再生装置側に設けられたテープ体検出機構を構成す
るLED等の発光素子25が挿入される発光素子挿入孔26が
設けられている。この発光素子挿入孔26は、図2に示す
ように、カセット本体3の前面側の位置であって、一対
のテープリール4,5間に位置して設けられている。ま
た、カセット本体3の側面壁18,19には、発光素子挿入
孔26に挿入された発光素子25からの光が一対のテープリ
ール4,5間に亘って走行するテープ体6を介してカセッ
ト本体3の外方に透過させるための光透過孔27,28が穿
設されている。これら光透過孔27,28は、各側面壁18,19
の開閉蓋14の回動片17,18が延在されて回動する部分
に、方形の形状をなして設けられている。そして、各光
透過孔27,28は、開閉蓋14がカセット本体3の前面を閉
塞した位置にあるとき、回動片17,18によって閉塞さ
れ、開閉蓋14がカセット本体3の前面を開放した位置に
回動されると、各回動片17,18に穿設した透孔29に一致
させられて開放される。
ところで、各光透過孔27,28は、発光素子挿入孔26の
中心を通り一対のテープリール4,5間に亘ってカセット
本体3の前面に沿って走行するテープ体6の走行方向と
平行な線S1と、発光素子挿入孔26の中心と各光透過孔2
7,28の中心を結ぶ線S2とのなす角度θ1が略5.5度
をなす位置に設けられている。
なお、記録再生装置側には、発光素子挿入孔26の中心
と各光透過孔27,28の中心を結ぶ線S2の延長線上に位置
して、発光素子挿入孔26に挿入されてカセット本体3内
に挿入された発光素子からの光を受光するフォトディテ
クタ等の受光素子31,32が設けられている。
一方、一対のテープリール4,5間に亘って巻装されて
カセット本体3内に収納されるテープ体6は、図3に示
すように、データ信号等の情報信号が記録される磁性記
録媒体が被着された磁気テープ35と、この磁気テープ35
の始端及び終端の両端部に接続される機械的な強度が十
分に保証された合成樹脂により形成されたリーダテープ
36とから構成されてなる。このリーダテープ36は、例え
ば透明なポリエチレンテレフタレート(PET)の如き合
成樹脂材料により形成されている。
そして、磁気テープ35とリーダテープ36とは、重なり
合わないようにして互いに端部を突合せ、一方の面に接
着剤等からなる粘着層が設けられた接続用テープ37によ
って接続されている。なお、接続用テープ37は、磁気テ
ープ35の磁性記録媒体が被着されない側の面に接合され
て、磁気テープ35とリーダテープ36とを接続する。
テープ体6を構成るリーダテープ36は、光透過性を有
する透明又は半透明な合成樹脂材料によって形成されて
なる。一方、磁気テープ35は、合成樹脂性の基材の一方
の面に磁性記録媒体が被着されることにより形成されて
なるので、リーダテープ36に比し光透過率が著しく小さ
いものとなされている。また、接続用テープ37は、リー
ダテープ36と同一の材料により形成されているが、一方
の面に粘着層が設けられてなるものであって、リーダテ
ープ36に比し光透過率が小さいものとなされている。
そして、テープ体6は、磁気テープ35の各端部に接続
した各リーダテープ36の端部を各テープリール4,5に固
定されてこれらテープリール4,5間に巻装されてなる。
リーダテープ36は、テープリール4,5に嵌合配設される
クランパ38に挾持されてテープリール4,5に固定されて
いる。このリーダテープ36は、いずれか一方のテープリ
ール4,5にテープ体6の全てを巻き取ったとき、少なく
ともいずれか他方のテープリール5,4への固定端からカ
セット本体3のテープ引き出し口9,10の近傍に至る長さ
を有する。本実施例においては、リーダテープ36は、い
ずれか一方のテープリール4,5にテープ体6の全てを巻
き取ったとき、少なくともいずれか他方のテープリール
5,4への固定端からカセット本体3の前面側の略中央部
に至る長さを有する。
本発明に係るテープカセットに収納されるテープ体6
には、このテープ体6を構成する磁気テープ35が専らデ
ータ信号の記録に用いられるものであることを表示する
テープ情報表示部39が設けられている。このテープ情報
表示部39は、図3に示すように、テープ供給側となる一
方のテープリール4にテープ体6を全て巻回させたと
き、発光素子挿入孔26の中心と各光透過孔27,28の中心
を結ぶ線S2とリーダテープ36との交点P1と、接続用テー
プ37との間に位置するリーダテープ36部分に設けられて
いる。
そして、テープ情報表示部39は、リーダテープ36の一
部を磁気テープ35の光透過率と略同一の光透過率を有す
るようにして形成される。具体的には、テープ情報表示
部39は、波長が800nm〜900nmの光を照射したとき、磁気
テープ35と同等の60%以下の光透過率を有するように、
リーダテープ36の一部に光透過率を下げる材料を被着す
ることによって形成される。
テープ情報表示部39を、磁気テープ35と同等の光透過
率となすためには、磁気テープ35に被着されるCo−Ni等
の磁性記録媒体や、カーボンブラックあるいはアルミニ
ュウム等の金属材料、さらには紫外線硬化型樹脂等の樹
脂材料が用いられる。これら光透過率を下げる材料は、
シルク印刷やパッド印刷等の印刷によってリーダテープ
36に被着されることによって、テープ情報表示部39を形
成する。このような印刷によってテープ情報表示部39を
形成する工程は、テープ体6をテープリール4,5間に巻
装させた後でも可能であるので、テープ情報表示部39を
設けることなくカセット本体3内に収納されたテープ体
6に対しても、このテープ情報表示部39を設けることが
可能となる。
テープ情報表示部39を形成する材料に磁性記録媒体を
用いる場合には、磁気テープ35を形成する場合と同様
に、蒸着やスパッタリング等の真空薄膜形成技術によっ
て形成することができる。
上述のような位置に設けられたテープ情報表示部39
は、テープ体6を図3に示すように、テープ供給側とな
る一方のテープリール4に全て巻き取ると、発光素子挿
入孔26の中心と各光透過孔27,28の中心を結ぶ線S2とリ
ーダテープ36との交点P1からさらに一方のテープリール
4側に位置させられる。そこで、テープ体6をテープ供
給側となる一方のテープリール4に全て巻き取った状態
でテープカセットを記録再生装置に装着し、あるいはテ
ープカセットを記録再生装置に装着した後一方のテープ
リール4にテープ体6の全てを巻取り、記録再生装置側
のリール駆動機構を正転駆動させてテープ体6を一方の
テープリール4から巻取り側となる他方のテープリール
5に向かって走行させると、発光素子挿入孔25に挿入さ
れた発光素子25から出射され受光素子31,32によって受
光される光が透過する光路である発光素子挿入孔26の中
心と各光透過孔27,28の中心を結ぶ線S2をリーダテープ3
6の透明部分が通過し、この透明部分に続いて光透過率
の低いテープ情報表示部39が通過し、さらに再びリーダ
テープ36に透明部分36aが通過する。その結果、各受光
素子31,32によって受光される光量が、リーダテープ36
の透明部分、テープ情報表示部39及びリーダテープ36の
透明部分36aの通過に応じて変化する。そいて、受光素
子32は、受光量が変化に応じた検出出力を出力する。こ
の検出出力の変動を波形成形回路によって波形成形して
検出することにより、テープ情報表示部39の検出が行わ
れる。このテープ情報表示部39の検出が行われた場合に
は、当該テープ体6は、専らデータ信号の記録用に用い
られる磁気テープ35が接続されたものであるとを判別す
る。すなわち、記録再生装置に装着されたテープカセッ
トがデータ信号用のものであるが判別される。
なお、テープ情報表示部39の検出が行われなかったテ
ープカセットは、専ら映像信号の記録用のものであるこ
とが判別される。
ところで、幅を8mmとなすテープ体6を収納したテー
プカセットに適用した場合、テープ情報表示部39は、テ
ープ体6の長手方向に対する長さL1が略3mmとなされ
る。これは、幅を8mmとなすテープ体6を収納したテー
プカセットに設けられる光透過孔27,28が一辺の長さを
2.5mmとなす方形状に形成され、さらにテープ体6をテ
ープ供給側となる一方のテープリール4に全て巻き取っ
たとき、図2に示すようにテープ体6が発光素子挿入孔
26の中心と各光透過孔27,28の中心を結ぶ線S2に対し直
交することなく傾斜して交差するためである。すなわ
ち、テープ体6が発光素子挿入孔26の中心と各光透過孔
27,28の中心を結ぶ線S2に対し傾斜した状態で走行した
場合であっても、一辺の長さを2,5mmとなす方形状をな
す光透過孔27,28を、テープ情報表示部39によって確実
に遮蔽するためである。
実際に、テープ情報表示部39の長さL1を2mmとした場
合と、3mmとした場合の受光素子31,32によって検出され
る発光素子25からの光の検出出力の変動を比較すると図
4及び図5に示すようになる。すなわち、磁気テープ35
部分が検出されるときの受光素子31,32の検出出力を0mV
としたとき、磁気テープ35と光透過率を同等にしたテー
プ情報表示部39が検出されるとき、受光素子31,32の検
出出力は、磁気テープ35部分を検出したときの検出出力
と同じく0mVになる。しかし、テープ情報表示部39の長
さL1を2mmとした場合には、図4に示すように、1.3mV程
度の検出出力が得られる。一方、テープ情報表示部39の
長さL1を3mmとした場合には、図5に示すように、磁気
テープ35部分を検出したときと同様に、略0mV程度の検
出出力しか得られない。これは、テープ情報表示部39の
長さL1を略3mmとした場合には、テープ情報表示部39に
よって光透過孔27,28が完全に遮蔽されるが、テープ情
報表示部39の長さL1を2mmとした場合には、テープ情報
表示部39によって光透過孔27,28に完全に遮蔽されず、
漏れ光量が受光素子31,32によって検出されるためであ
る。従って、幅を8mmとなすテープ体6を収納したテー
プカセットに適用した場合、テープ情報表示部39は、テ
ープ体6の長手方向に対する長さL1を略3mm若しくは3mm
より稍々長く形成しておく必要がある。
また、テープ情報表示部39は、受光素子31,32によっ
て検出される受光量の変化に応じた検出出力の変動とし
て検出されるので、磁気テープ35とリーダテープ36を接
続する接続用テープ37のリーダテープ36側の端部との間
に、一定の長さL2のリーダテープ36の一部を臨まさせる
透明部36aを設けられる。この透明部36aの長さL2は、本
実施例では、テープ情報表示部39の光透過率を、磁気テ
ープ35の光透過率と同等の60%以下としているので、発
光素子25から出射される光の60%以上を受光素子31,32
で受光可能な長さとなされている。すなわち、透明部36
aの長さL2を60%以上の光透過率を有するようになすこ
とにより、この透明部36aと光透過率が60%以下のテー
プ情報表示部39との間で、受光素子31,32によって検出
される受光量の変化に応じた検出出力に変動が現れ、こ
の検出出力の変動としてテープ情報表示部39の検出が可
能となるためである。
そして、透明部36aの光透過率を60%以上となすため
には、本実施例にあっては、1,8mm以上必要となる。す
なわち、光透過孔27,28が完全に開放された状態にある
とき、受光素子31,32で受光される発光素子25からの光
量を100%とするとき、受光素子31,32で受光される光量
を60%以上となすためには、光透過孔27,28が60%以上
開放される必要がある。透明部36aの光透過率が100%で
あるとすると、光透過率27,28を60%以上開放するに足
る長さに形成されることが必要となる。ここで、一辺の
長さを2,5mmとなす方形状に形成された光透過孔27,28を
完全に開放するためには、前述したテープ情報表示部39
の長さL1とは逆に、3mm以上の長さL2の透明部36aが必要
となる。そこで、光透過孔27,28を60%以上開放するた
めに、透明部36aは、光透過孔27,28を完全に開放する長
さである3mmの60%の1.8mm以上必要となる。従って、本
実施例においては、接続用テープ37のリーダテープ36側
の端部とテープ情報表示部39との間に1.8mm以上の長さL
2の透明部36aが設けられている。なお、透明部36aの光
透過率を確実に60%以上となすためには、その長さを2m
m以上とすることが望ましい。
また、受光素子31,32によってテープ情報表示部39を
確実に検出するようになすためには、テープ体6をいず
れか一方の供給側となるテープリール4に全て巻取り、
記録再生装置側のリール駆動機構を正転駆動させて一方
のテープリール4から巻取り側となる他方のテープリー
ル5に向かって走行させたとき、テープ体6が一定長さ
走行してからテープ情報表示部39が発光素子25から出射
され受光素子31,32によって受光される光が透過する光
路を遮断することが望ましい。そこで、本実施例にあっ
ては、テープ情報表示部39は、テープ体6をいずれか一
方の供給側となるテープリール4に全て巻き取った状態
で、発光素子挿入孔26の中心と各光透過孔27,28の中心
を結ぶ線S2とテープ体6との交点P1から60mm〜65mm隔て
た位置に設けられている。
なお、テープ情報表示部39は、一方のテープリール4
のみを供給側とする場合には、テープ体6の一方の端部
側にのみ設ければ足るが、テープ体6を正逆双方向に走
行させてデータ信号の記録を可能とする場合には、テー
プ体6の両端部のそれぞれに設けられる。
また、テープ情報表示部39は、テープ体6のいずれか
一方あるいは両方の端部側に複数設けるようにしてもよ
い。そして、テープ情報表示部39が1つ設けられ、受光
素子31,32によって検出出力の変動が1回検出された場
合には、データ信号の記録用のテープカセットであるこ
とを表示し、テープ情報表示部39が2つ設けられ、受光
素子31,32によって検出出力の変動が2回検出された場
合には、映像信号の記録用のテープカセットであること
を表示する如くしてもよい。
ところで、磁気テープ35の一方の端部にテープ情報表
示部39が設けられたリーダテープ36Aを接続し、他方の
端部にテープ情報表示部が設けられないリーダテープ36
Bを接続するテープ体6の各リーダテープ36を形成する
には、図6に示すように、例えばリーダテープ36の幅に
切断された長尺は原反136を容易する。そして、磁気テ
ープ35の各端部に接続される各リーダテープ36A,36Bの
長さL3の2倍の長さL4を有するリーダテープ素材を1単
位としてテープ情報表示部39を順次設ける。すなわち、
1単位に相当する長さL4分の一方の端部に前述したよう
な長さL1を有するテープ情報表示部39を設ける。そし
て、テープ情報表示部39の一方の端部側に、透明部36a
分の長さL2及び磁気テープ35との接合を図る接続用テー
プ37が接合される長さ分を加えた長さL5を隔てた位置を
第1の基準切断位置G1とする。この第1の基準切断位置
G1を基準にしてリーダテープ36Aの長さL3に対応する位
置を第2の基準切断位置G2として原反136を切断してい
くことにより、テープ情報表示部39が設けられたリーダ
テープ36Aとテープ情報表示部を有しないリーダテープ3
6Bとが順次形成される。
ここで、テープ情報表示部39は、カーボンブラックを
原反136に所定の長さL1にコーティングすることによっ
て形成することができる。
産業上の利用可能性 本発明に係るテープカセットは、リーダテープの接続
用テープと重ならない部分にテープ情報表示部を設けて
なるので、接続用テープの影響を受けることなくテープ
情報表示部を光学的な検出手段によって正確に検出する
ことができる。また、経年変化の影響を受けることな
く、長期間に亘って、光学的な検出手段によって正確に
テープ情報の識別を行うことができる。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット本体と、 上記カセット本体内に回転可能に支承された一対のテー
    プリールと、 磁気テープと、一端が上記テープリールに固定されるリ
    ーダテープと、上記磁気テープの端部と上記リーダテー
    プの他端とを接続する接続テープとを有し、上記リーダ
    テープが上記磁気テープの光透過率よりも高い光透過率
    を有し、上記一対のテープリール間に亘って巻装される
    テープ体とを備え、 上記カセット本体には、上記一対のテープリール間に位
    置して発光素子挿入孔が設けられるとともに、上記一対
    のテープリール間に亘って走行するテープ体の走行方向
    と直交する側面壁に、上記発光素子挿入孔を介して上記
    カセット本体内に臨まされる発光素子からの光を上記テ
    ープ体を介して上記カセット本体外方に透過させる光透
    過孔が設けられ、 上記テープ体には、このテープ体のいずれか一方をテー
    プリールに全て巻回させたとき、上記発光素子挿入孔と
    光透過孔とを結ぶ線と上記リーダテープとの交点と、上
    記接続テープとの間の上記リーダテープ上に、上記接続
    テープの上記テープリール側の端部から一部のリーダテ
    ープを臨ませた透明部を介して、上記リーダテープの光
    透過率を下げる材料を被着して形成されたテープ情報表
    示部が少なくとも1つ以上設けられ、上記テープ情報表
    示部は、上記テープ体の幅方向に亘って、上記光透過孔
    を遮蔽する大きさに形成されているテープカセット。
  2. 【請求項2】上記テープ体が全て巻回されるテープリー
    ルがテープ供給側である晴球の範囲第1項記載のテープ
    カセット。
  3. 【請求項3】上記テープ情報表示部は、上記磁気テープ
    の光透過率と略同一の光透過率を有することを特徴とす
    る請求項1記載のテープカセット。
  4. 【請求項4】上記テープ情報表示部は、上記磁気テープ
    の一方の端部に接続されたリーダテープに所定の間隔を
    あけて複数形成されたことを特徴とする請求の範囲第1
    項記載のテープカット。
  5. 【請求項5】上記テープ情報表示部は、上記磁気テープ
    の両端に接続されたリーダテープにそれぞれ設けられた
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載のテープカセッ
    ト。
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