JP3440504B2 - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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Description
し、特にデータ用カセットとビデオ用カセットの識別が
可能なテープカセットに関する。
なるテープカセットにおいては、テープの巻始め位置
(以下、テープトップと称する。)と巻終わり位置(以
下、テープエンドと称する。)を検出するのに、光学的
手段を用いた検出が行われている。
された一対のテープリール間に設けられた孔にドライブ
側に設けられた発光素子が臨み、カセット本体の両側面
に開設された光透過孔を介して上記発光素子からの検出
光を、該カセット本体外に設けられた受光素子で検出す
ることにより、テープトップとテープエンドを判別する
ようになっている。
00nm〜900nmの光で60%以下であり、これを
接続するリーダーテープが60%以上であることを利用
して、供給側のテープリールと対向する受光素子で検出
された出力が60%以上のときにはテープエンド、巻取
り側のテープリールと対向する受光素子で検出された出
力が60%以上ならテープトップと判断する。なお、両
方の受光素子の出力が60%以下のときには、磁気テー
プは走行中であることを示す。
8mmとされた磁気テープには、データ用のものとビデ
オ用のものとがある。これらデータ用のテープとビデオ
用のテープは、いずれも共通のカセット本体に収納さ
れ、外観上両者の識別が困難なものとなっている。した
がって、ビデオ用のテープカセットをデータ用として使
用した場合には、データ用テープに比べてデビオ用テー
プはエラーレートの保証が低いために、記録容量が足り
ず、必要なデータを記録することができない場合が生ず
る。さらに、必要なデータが欠落する等の重大な問題が
発生する。
るための識別孔を設けることも考えられるが、カセット
本体を作製する金型を改造するコストがかかるばかり
か、ドライブ側にもこれを検出するための検出機構を別
途設ける必要があり、コスト面で問題が残る。
題を解消するために、簡単な構造でデビオ用とデータ用
のテープカセットを瞬時且つ確実に識別することができ
る信頼性の高いテープカセットを提供することを目的と
する。
ットは、上下ハーフからなるカセット本体と、上記カセ
ット本体内に回転自在に配設される一対のテープリール
と、各テープリールに一端が固定されたリーダーテープ
の他端と接続される磁気テープとを備えてなり、磁気テ
ープがいずれか一方のテープリールに全て巻回された状
態のときに、カセット本体内に臨む発光素子とこの発光
素子からの検出光をカセット本体に設けられた光透過孔
を介して受光するカセット本体外に設けられた受光素子
とを結ぶ線と上記リーダーテープとの交点と、上記リー
ダーテープと接続される磁気テープの端縁との間に設け
られるテープ部分に光学的に検出される少なくとも1つ
以上の情報識別マークが設けられてなり、上記情報識別
マークはテープの幅方向に亘って形成されたことを特徴
とする。
下ハーフからなるカセット本体と、上記カセット本体内
に回転自在に配設される一対のテープリールと、これら
テープリールに巻回される磁気テープと、各テープリー
ルに一端が固定された一対のリーダーテープと、上記リ
ーダーテープの他端と磁気テープの他端とを接続する一
対の接続用テープとを備えてなり、上記接続用テープに
は、光学的手段によって検出される少なくとも1つ以上
の情報識別マークが設けられてなり、上記情報識別マー
クはテープの幅方向に亘って形成されたことを特徴とす
る。
識別マークの形成ピッチの2倍の長さがリーダーテープ
にかかるように設けられてなることを特徴とする。
別マークが、カセット本体内に臨む発光素子とこの発光
素子からの検出光をカセット本体に設けられた光透過孔
を介して受光するカセット本体外に設けられた受光素子
とを結ぶ線と上記リーダーテープとの交点と、上記リー
ダーテープと接続される磁気テープの端縁との間に設け
られるテープ部分、又はリーダーテープと磁気テープを
接続する接続用テープに設けられているので、上記情報
識別マークがドライブに設けられる光検出手段によって
検出された場合には、データ用のカセットと判断され、
そうでない場合にはビデオ用のカセットであると判断さ
れる。
識別マークの形成ピッチの2倍の長さがリーダーテープ
にかかるように設けられているので、情報識別マークの
一部が磁気テープ上にかかった場合でも、必ず他方の情
報識別マークがリーダーテープ上にあることになり、確
実な識別が行える。
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例のテ
ープカセットは、図1及び図2に示すように、上ハーフ
1と下ハーフ2とからなるカセット本体3と、上記カセ
ット本体3内に回転自在に配設される一対のテープリー
ル4,5と、これらテープリール4,5に巻装される磁
気テープ6とから構成される。
と下ハーフ2は、いずれも磁気テープ6が巻装された一
対のテープリール4,5を回転可能に収納するに足る大
きさに射出成形等によって一体成形されてなる。そし
て、これら上ハーフ1と下ハーフ2とは、互いの開口を
相対向させて突き合わせることにより、カセット本体3
を構成するようになっている。
収納される磁気テープ6の巻姿を外部から目視により確
認できるように透明な窓部7が上面部分に設けられてい
る。一方、下ハーフ2には、テープリール4,5に設け
られたフランジ部8,9の外周に形成されたギヤ10,
11に噛合して、これらテープリール4,5の回転を防
止するリールロック部材12が設けられている。
設けられる光検出機構を構成する発光素子13が挿入し
カセット本体3内に臨む発光素子挿入用孔14が設けら
れている。上記発光素子挿入用孔14は、ドライブ側に
設けられる発光素子13と相対向する位置に円形の孔と
して形成されている。本実施例では、上記発光素子挿入
用孔14は、ドライブ側のテープ引出しピンが挿入され
るカセット本体3の前面側に切り欠かれたテープ引出し
凹部15寄りであって、上記一対のテープリール4,5
の略中央部分に設けられている。
設けられるカセット位置決めピンが挿入係合し、ドライ
ブに対するテープカセットの位置決めを行うためのカセ
ット位置決め孔16,17が設けられている。これらカ
セット位置決め孔16,17は、カセット本体3のテー
プ引出し凹部15寄りの開口両端縁部に円形状をなす孔
と楕円形状をなす孔として形成されている。
子13からの検出光をドライブ側に設けられる一対の受
光素子18,19によって受光するための光路を構成す
る光透過孔20,21が設けられている。これら光透過
孔20,21は、一辺が2.5mmの正方形状をなす孔
として、上記受光素子18,19と対向するそれぞれの
側壁22,23に設けられている。本実施例では、発光
素子13のセンターを通りカセット本体3のテープ引出
し凹部15内を直線状に引き出される磁気テープ6と平
行な線Aと、発光素子13と受光素子18,19とを結
ぶ線Bとのなす角度θ1 ,θ2 が、いずれも5.5度と
なる位置に光透過孔20,21を設けた。
も磁気テープ6が巻回される円筒状をなすハブ24,2
5と、このハブ24,25の片側にのみ設けられる円盤
状をなすフランジ部8,9とを有してなる。これらテー
プリール4,5は、フランジ部8,9が設けられる側の
ハブ24,25の一端部が、下ハーフ2の底面に開設さ
れた円形の装着孔(図示は省略する。)に臨むことによ
って枢支されている。また、これらテープリール4,5
は、上記ハブ24,25の回転中心部を上ハーフ1に設
けられたリール押さえバネ(図示は省略する。)によっ
て軸方向に押圧されることにより、上記テープリール
4,5のがたつきが抑えられるようになっている。
4,5にクランパー26,27によって一端が固定され
た透明なリーダーテープ28(供給側のリーダーテープ
は図示を省略する。)の他端に接続されている。これら
磁気テープ6とリーダーテープ28は、スプライステー
プと称される透明で薄く、一方の面に粘着層が形成され
た接続用テープ29によって接続されている。すなわ
ち、これら磁気テープ6とリーダーテープ28とは、図
3に示すように、その端面同士が突合わされた後に、磁
気ヘッドが摺接する記録面とは反対側の裏面にこれら磁
気テープ6とリーダーテープ28とに亘るようにして、
上記接続用テープ29により接続されている。なお、か
かる接続用テープ29は、リーダーテープ28と同じ材
料で形成されている。
ープリール4に必要長さ巻回されるとともに、上記カセ
ット本体3のテープ引出し凹部15の開口周縁部に設け
られた半円弧状をなすテープガイド部材30,31にガ
イドされて、上記テープ引出し凹部15内を直線状に引
き出されるようになっている。
気テープ6は、ドライブに装着されない状態のときに塵
埃や外力等から磁気テープ6を保護するための開閉蓋と
して機能するフロントリッド32とバックリッド33に
よって挾み込まれる形で覆われている。これらフロント
リッド32とバックリッド33は、ドライブに装着され
ない状態のときには、磁気テープ6を挾み込む形で上記
テープ引出し凹部15を覆い、ドライブに装着されると
図1中矢印C方向に回動して磁気テープ6をテープ引出
し凹部15内に露出させるようになっている。
本体3に対して回動自在に支持する支持部34,35に
は、上記下ハーフ2に設けられた光透過孔20,21を
外方に臨ませるための矩形状をなす開口孔36(一方の
開口孔は図示を省略する。)が設けられている。上記開
口孔36は、フロントリッド32が開蓋したときに上記
光透過孔20,21と相対向する位置に設けられ、少な
くとも上記光透過孔20,21よりも大きな孔として形
成されている。
セットとビデオ用のカセットを識別するために、データ
用の磁気テープ6が収納されてなるテープカセットにの
み、光学的手段によって検出可能な情報識別マーク37
がテープ部分に設けられている。データ用かビデオ用か
を識別するためには、テープトップとテープエンドを検
出する発光素子13と受光素子18,19よりなる光検
出機構を用い、その出力の変動によって情報を検出す
る。すなわち、磁気テープ6の光透過率と略同じ光透過
率を有する材料によって情報識別マーク37を形成し、
これを磁気テープ6の光透過率よりも高い透明なリーダ
ーテープ28との接続部分である磁気テープ6の端面よ
り所定距離隔てて設ける。そして、これら磁気テープ6
と情報識別マーク37との光透過率と、磁気テープ6と
情報識別マーク37間のリーダーテープ28部分の光透
過率との差によって得られる出力変動が得られたときを
データ用と識別する。つまり、磁気テープ6と情報識別
マーク37部分では、略同じ出力が得られるが、これら
の間のリーダーテープ28部分では、これによりも大き
な出力が得られることになり、その出力の変動が生じた
ときをデータ用と識別する。
00nm〜900nmの光を60%以下の光透過率とな
るような材料で情報識別マーク37を形成する。かかる
要求を満たす材料としては、例えば磁気テープ6の磁性
層を構成するCo−Ni等の磁性材料やカーボンブラッ
ク或いはアルミ等の金属材料等が挙げられる。また、こ
の情報識別マーク37の形成方法としては、一般的な印
刷技術に用いられているシルク印刷やパッド印刷等がい
ずれも使用でき、その他、紫外線硬化型樹脂をコーティ
ングする方法等が挙げられる。さらに、磁気テープ6と
同様に蒸着やスパッタリング等による真空薄膜形成技術
を用いて形成するようにしてもよい。中でも、印刷技術
を使用すれば、リーダーテープ28と磁気テープ6を接
合してテープリール4,5に巻装した最終段階の状態
で、例えば印刷機等によって所定位置に情報識別マーク
37を印刷することができる。したがって、生産性の面
で非常に有利なものとなるばかりか、既に完成された識
別マークの無いテープカセットに対しても、後に情報識
別マーク37を設けることが可能となる。
2 は、カセット本体3に設けられる光透過孔20,21
を完全に遮断するために最低限3mm以上の長さが必要
である。3mm以上と規定したのは、光透過孔20,2
1の開口寸法が一辺を2.5mmとする正方形であるた
め、通常は2.5mm以上あれば完全に光透過孔20,
21を塞ぐことができるが、図2に示すように供給側の
テープリール4に磁気テープ6が全て巻回された状態の
ときの巻取り側のテープリール5とテープガイド部材3
1間のリーダーテープ28部分が斜めとなることから、
その斜めとなった分余分に必要となるためである。その
ときの長さが3mmである。したがって、最低限3mm
以上とする必要がある。
2mmとした場合(図4)と、3mmとした場合(図
5)について受光素子18,19で得られる出力波形を
とってみた。この結果、磁気テープ6と情報識別マーク
37は、いずれも光透過率が60%以下であることか
ら、光透過孔20,21を完全に塞いだ場合には出力電
圧が0mVとなるはずであるが、情報識別マーク37の
長さL2 が2mmの場合には1.3mV程度の出力が得
れらており、完全に光透過孔20,21を塞ぐには至っ
ていないことがわかる。これに対して、3mmの場合に
は、出力電圧が略0mVとなっており、光透過孔20,
21を完全に塞いでいることがわる。したがって、情報
識別マーク37を3mm以上とすれば、光透過孔20,
21を完全に塞ぐことができる。
ーテープ28との接続部分である磁気テープ6の端面よ
り長さL1 とした位置に設ける必要がある。かかる長さ
L1は、リーダーテープ28の光透過率が60%以上で
あることから、光透過孔20,21を完全に開放する3
mmの長さを有せば、発光素子13では100%の出力
(磁気テープ6及び情報識別マーク37での出力を零%
とした場合)が得られるが、その出力の60%以上あれ
ばテープトップとテープエンドを判別できるので、3×
0.6=1.8mmの長さとなり、これに安全性を考慮
して2mmとされる。なお、L1 部分では、リーダーテ
ープ28の裏側に接続用テープ29が貼付されている
が、この接続用テープ29はリーダーテープ28と同じ
く波長800nm〜900nmの光を60%以上の光透
過率となる材料で形成されているので、受光素子18,
19での出力60%以上が保証される。
ープ6の端面より2mm以上の位置であれば何処でも良
いわけではなく、図2に示す前述した線Bと巻取り側の
テープリール5とテープガイド部材31間のリーダーテ
ープ28との交点Dまでの間のテープ部分に形成する必
要がある。つまり、情報識別マーク37が上記交点Dよ
りもテープリール5側に設けられていた場合には、図2
に示すテープトップの状態からドライブに装着し記録再
生したときに、情報識別マーク37は受光素子18,1
9により検出される前にテープリール5に巻き取られて
しまうからである。なお、本実施例では、図2のテープ
トップの状態で磁気テープ6の端面より上記交点Dまで
のテープ長さLが65mm程度となっている。
けでなく、上述の条件の下で2以上設けるようにしても
よい。例えば、情報識別マーク37が1つの場合には、
情報識別マーク37部分の1回の出力低下があったとき
がデータ用であると識別され、情報識別マーク37が2
つの場合には、出力低下が2回あったときがデータ用で
あると識別される。なお、上記情報識別マーク37は、
巻取り側のリーダーテープ28部分のみならず、前述の
条件の下で供給側のリーダーテープ28部分にも設け
る。このようにすれば、いずれの状態のときにもドライ
ブに装着したときに、瞬時にしてデータ用かビデオ用で
あるかを識別することができる。
成されたリーダーテープ28を作製するには、以下のよ
うにして行う。先ず、長尺状の透明なポリエチレンテレ
フタレート(PET)よりなるリーダーテープ38に、
図6に示すように前述した条件の下で、情報識別マーク
39を形成する。
ーボンブラックを顔料として長さが5mmとなるように
コーティングによって形成した。
0に巻き取った後、その一端を引き出し、その中途部に
供給側のテープリール41と巻取り側のテープリール4
2を、リーダーテープとしての必要長さ(90mm)の
2倍(180mm)となるような位置にそれぞれ配設す
る。なお、これらテープリール41,42は、生産性を
上げるため一対1組となるように複数設ける。
のテープリール41,42間のリーダーテープ38を、
それぞれ90mmとなるように図7中矢印E,F,Gの
位置でカッティングする。この結果、巻取り側と供給側
のリーダーテープ28が同時に得られる。
ク39が磁気テープ6の端面と前記交点Dとの間という
比較的ラフな位置に設けることができるから、そのカッ
ティング精度を高精度に行う必要がない。したがって、
寸法精度の高いリーダーテープが不要となり、生産性良
くカッティングを行うことができ、しかも組立て精度も
向上する。
プ38に3.0mm幅の情報識別マーク39を2.0m
m間隔で連続して設けるようにしてもよい。このように
することによって、図7に示すような位置合わせも不要
になり、しかも情報識別マーク39の位置合わせも不要
となって、生産性をさらに向上させることができる。
ついて説明したが、本発明は上述の実施例に限定される
ことなく種々の変更が可能である。前述の実施例では、
リーダーテープ28に情報識別マーク37を形成した
が、接続用テープ29に形成するようにしてもデータ用
のカセットとビデオ用のカセットを瞬時にして正確に識
別することができる。
プ28と同じく波長800nm〜900nmの光を60
%以上の光透過率となるような材料によって形成した接
続用テープ29に、長さが3mmの情報識別マーク43
を透明部分が2mmとなるように複数連続して形成す
る。このときの情報識別マーク43の長さは、前述の実
施例と同じ観点より3mm以上とし、その間隔はやはり
同じく2mm以上とする。そして、この接続用テープ2
9を、少なくとも情報識別マーク43の形成ピッチP
(本例では5mm)の2倍の長さ(10mm)がリーダ
ーテープ28にかかるように設ける。なお、磁気テープ
6と重なる部分においては、情報識別マーク43間の透
明な部分が磁気テープ6上に重なることになるが、この
透明な部分はその背面が磁気テープ6であるから、当該
磁気テープ6と同じく光透過率が60%以下となり出力
の点で問題がない。
43の形成ピッチPの2倍の長さをリーダーテープ28
上にかかるように設ければ、例え図8に示すように、リ
ーダーテープ28と磁気テープ6との境界線上に情報識
別マーク43が来ても、必ずリーダーテープ28上に一
つの情報識別マーク43が設けられることになる。した
がって、この情報識別マーク43を受光素子18,19
によって検出することにより、瞬時にしてデータ用のカ
セットであることを識別できる。
明に係るテープカセットにおいては、比較的ラフな位置
に光学的に検出される情報識別マークをテープ部分に設
けているので、ドライブに装着し記録再生モードとした
ときに、瞬時にしてこの情報識別マークを読み取り、そ
の出力変動に基づいてデータ用とビデオ用のテープカセ
ットを識別することができる。このように、単に情報識
別マークをテープ部分に形成することのみで構成される
ので、データ専用のテープカセットを安価に提供でき
る。したがって、誤ってビデオ用のテープカセットをデ
ータ用に使用するようなことが起こらず、必要な記録情
報をデータ用の磁気テープに欠落することなく記録する
ことができ、信頼性が大幅に向上する。
ては、データ用のテープカセットであることを示す情報
識別マークを接続用テープに形成しているので、この接
続用テープの変更のみで簡単にデータ専用のテープカセ
ットを提供することができる。また、接続用テープの変
更のみであることから、組立てコストや部品コストを安
価なものとなすことが可能となる。
て示す斜視図である。
面図である。
図である。
における出力波形図である。
における出力波形図である。
プの平面図である。
カッティング位置を示す模式図である。
示す要部拡大平面図である。
例を示すリーダーテープの平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】上下ハーフからなるカセット本体と、 上記カセット本体内に回転自在に配設される一対のテー
プリールと、 各テープリールに一端が固定されたリーダーテープの他
端と接続される磁気テープとを備えてなり、 磁気テープがいずれか一方のテープリールに全て巻回さ
れた状態のときに、カセット本体内に臨む発光素子とこ
の発光素子からの検出光をカセット本体に設けられた光
透過孔を介して受光するカセット本体外に設けられた受
光素子とを結ぶ線と上記リーダーテープとの交点と、上
記リーダーテープと接続される磁気テープの端縁との間
に設けられるテープ部分に光学的に検出される少なくと
も1つ以上の情報識別マークが設けられてなり、上記情
報識別マークはテープの幅方向に亘って形成されたこと
を特徴とするテープカセット。 - 【請求項2】上下ハーフからなるカセット本体と、 上記カセット本体内に回転自在に配設される一対のテー
プリールと、 これらテープリールに巻回される磁気テープと、 各テープリールに一端が固定された一対のリーダーテー
プと、 上記リーダーテープの他端と磁気テープの他端とを接続
する一対の接続用テープとを備えてなり、 上記接続用テープには、光学的手段によって検出される
少なくとも1つ以上の情報識別マークが設けられてな
り、上記情報識別マークはテープの幅方向に亘って形成
されたことを特徴とするテープカセット。 - 【請求項3】少なくとも情報識別マークの形成ピッチの
2倍の長さがリーダーテープにかかるように設けられて
なることを特徴とする請求項2記載のテープカセット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP22850493A JP3440504B2 (ja) | 1992-09-14 | 1993-09-14 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
JP4-269063 | 1992-09-14 | ||
JP26906392 | 1992-09-14 | ||
JP22850493A JP3440504B2 (ja) | 1992-09-14 | 1993-09-14 | テープカセット |
Publications (2)
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JPH06176535A JPH06176535A (ja) | 1994-06-24 |
JP3440504B2 true JP3440504B2 (ja) | 2003-08-25 |
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ID=26528294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22850493A Expired - Lifetime JP3440504B2 (ja) | 1992-09-14 | 1993-09-14 | テープカセット |
Country Status (1)
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KR101692024B1 (ko) * | 2014-07-18 | 2017-01-23 | 박재규 | 무염 또는 저염의 김치 제조 및 보관 방법 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP22850493A patent/JP3440504B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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