JPH08180641A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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Publication number
JPH08180641A
JPH08180641A JP6323185A JP32318594A JPH08180641A JP H08180641 A JPH08180641 A JP H08180641A JP 6323185 A JP6323185 A JP 6323185A JP 32318594 A JP32318594 A JP 32318594A JP H08180641 A JPH08180641 A JP H08180641A
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JP
Japan
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tape
bar code
magnetic tape
magnetic
cassette
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Application number
JP6323185A
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English (en)
Inventor
Jiyunya Oomachi
純哉 大町
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの仕様を多数表示可能となす。 【構成】 磁気テープ6と、磁気テープ6が巻回される
一対のテープリール4,5と、一対のテープリール,5
を回転可能に収納したカセットハーフ3とを備えてテー
プカセットであり、磁気テープ6の端部に接続された端
部テープ20の長手方向に亘って、複数のバーコードパ
ターン列によって1情報単位を構成するバーコード1を
1周期を超えて設けた。 【効果】 1情報単位のバーコードに複数の磁気テープ
情報を付与させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ信号や映像信号
等の情報信号が記録される磁気テープをカセットハーフ
内に収納したテープカセットに関し、特に、磁気テープ
の端部に接続されるリーダテープ等の端部テープに、カ
セットハーフに収納された磁気テープに関する情報を表
示する表示機能を具備させたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データ信号や映像信号等の情報信
号を記録するための記録媒体として、カセットハーフ内
に回転自在に支承された一対のテープリール間に、情報
信号が記録される磁気テープを巻回したテープカセット
が広く用いられている。
【0003】この種のテープカセットにあっては、カセ
ットハーフ等の外形の形態をほとんど共通にしながら、
カセットハーフに収納する磁気テープの種類や状態等の
仕様を異にするものがある。例えば、同種の情報信号で
あっても記録可能時間を異にする磁気テープや、記録方
式を異にする情報信号が記録される磁気テープを収納し
たテープカセットがある。さらに、既に情報信号が記録
され、この情報信号の消去を禁止する磁気テープを収納
したテープカセットがある。
【0004】そこで、カセットハーフ等の外形の形態を
ほとんど共通にしながら、カセットハーフに収納された
磁気テープの種類や状態等の仕様を異にするテープカセ
ットにおいては、カセットハーフの一部に収納した磁気
テープの仕様を表示するための表示部が設けられてい
る。この種の表示部として、カセットハーフの一部に、
複数の検出孔を設け、この検出孔の状態によって磁気テ
ープの種類や状態を表示するように構成したものが用い
られている。この検出孔によって磁気テープの種類や状
態を表示するようにした表示部は、いくつかの検出孔の
状態、すなわち、いずれかの検出孔が開放され、他の検
出孔が閉塞された状態にあるかによって、カセットハー
フに収納した磁気テープの仕様を表示するようにしてい
る。
【0005】また、他のテープカセットにおいては、磁
気テープをカセットハーフ内に支承されたテープリール
に固定するため、磁気テープの端部に接続される透明な
リーダテープの一部に、光学的に検出可能な光透過部と
光遮蔽部の縞模様を施し、この縞模様の有無を光学的検
出機構によって検出することによって、磁気テープの種
類や状態等の仕様を表示するようにしたものも用いられ
ている。
【0006】
【発明が解決使用とする課題】ところで、カセットハー
フに収納した磁気テープの仕様を表示するための表示部
を、カセットハーフに設けた検出孔によって構成したも
のにあっては、このテープカセットが装着される記録及
び/又は再生装置側に、検出孔の開閉状態を検出するた
めの検出機構を設ける必要がある。この検出機構は、各
検出孔の開閉状態をそれぞれ検出する検出スイッチを備
えてなるものであるので、構成が複雑となるばかりか、
機構自体が大型化してしまう。そのため、種々の機構や
電子回路が配置された記録及び/又は再生装置内に、さ
らに検出機構を設けることが極めて困難となってしま
う。
【0007】また、小型のテープカセットにあっては、
カセットハーフに多数の検出孔を設けることができない
ため、表示し得る磁気テープの情報に限りがある。さら
に、検出孔を設けることによって、合成樹脂により成形
されるカセットハーフの形成が複雑になってしまう。
【0008】そして、磁気テープ接続されるリーダテー
プの一部に縞模様を施して、カセットハーフに収納した
磁気テープの仕様を表示するようにしたテープカセット
にあっては、縞模様が検出されるか否かによって、磁気
テープの仕様を表示させるだけであるので、2つの情報
しか表示することができない。
【0009】そこで、本発明は、複雑で大型の検出機構
を用いることなく、磁気テープの仕様を多数表示可能と
なすテープカセットを提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、磁気テープを収納するカ
セットハーフに変更を加えることなく、磁気テープの仕
様を多数表示可能となすテープカセットを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を達成するための手段】本発明に係るテープカセ
ットは、上述したような目的を達成するため、磁気テー
プと、上記磁気テープが巻回される一対のテープリール
と、上記一対のテープリールを回転可能に収納したカセ
ットハーフとを備え、上記磁気テープの端部に接続され
た端部テープの長手方向に亘って、複数のバーコードパ
ターン列によって1情報単位を構成するバーコードが1
周期を超えて設けるようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明に係るテープカセットは、磁気テープの
端部に接続された端部テープに設けられたバーコードを
バーコード読み取り手段により読み取ることによって、
当該バーコードが施された磁気テープに関する情報が検
出される。
【0013】複数のバーコードパターン列によって1情
報単位を構成するバーコードが1周期を超えて設けられ
てなるの、バーコードパターン列の任意の位置から1情
報単位を構成するバーコードを読み取り検出することに
よって、磁気テープに関する情報の検出が行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るテープカセットの具体的
な実施例を図面を参照して説明する。
【0015】本発明に係るテープカセットは、図1に示
すように、上下一対のハーフ1,2を突合せ結合したカ
セットハーフ3内を備え、このカセットハーフ3内に一
対のテープリール4,5が回転可能に支承されている。
この一対のテープリール4,5間には、データ信号等の
情報信号が記録される磁気テープ6が巻装されている。
この磁気テープ6は、カセットハーフ3の前面側の両側
に形成されたテープ引き出し口7,8を介してカセット
ハーフ3の外方に引き出され、このカセットハーフ3の
前面側に沿って延在させられている。
【0016】カセットハーフ3には、このカセットハー
フ3の前面側に延在された磁気テープ6を覆う開閉蓋9
が取付けられている。この開閉蓋9は、カセットハーフ
3の前面側に延在された磁気テープ6を覆う覆板10
と、この覆板10の両端に相対向して突設された一対の
回動片11,11とを備え、これら回動片11,11の
相対向する面に突設した回動軸12,12をカセットハ
ーフ3の相対向する側面に支持させることによって、回
動軸12,12を中心に回動可能となされてカセットハ
ーフ3に取付けられている。そして、開閉蓋9は、図示
しない捩りコイルバネによってカセットハーフ3の前面
側を閉塞する図1中矢印A方向に回動付勢されている。
また、開閉蓋9は、このテープカセットが磁気記録及び
/又は再生装置に装着されたとき、この装置側に設けら
れた蓋開放機構によって捩りコイルバネの付勢力に抗し
て図1中反矢印A方向に回動操作され、カセットハーフ
3の前面側を開放し、磁気テープ6をカセットハーフ3
の前面側外方に臨ませる。
【0017】そして、テープカセットが磁気記録及び/
又は再生装置に装着され、開閉蓋9が回動操作されるこ
とによってカセットハーフ3の前面側外方に臨まされた
磁気テープ6は、装置側に設けられたテープローディン
グ機構によって装置内のテープ走行路に引き出され、図
2に示すように、回転磁気ヘッド装置13のテープ案内
ドラム14に巻回される。このテープ案内ドラム14の
回転する部分には、磁気テープ6と相対摺接し、磁気テ
ープ6に情報信号の記録を行い、あるいは磁気テープ6
に記録された情報信号の再生を行う磁気ヘッド13aが
取付けられている。
【0018】なお、磁気テープ6は、テープ案内ドラム
14の外周面に一定角度範囲に亘って巻回されるように
テープガイド15,16によって走行方向のガイドが行
われている。
【0019】磁気テープ6は、走行操作させたとき、テ
ープリール4,5から外れてしまうことを防止するた
め、両端部をそれぞれテープリール4,5のリールハブ
に固定する必要がある。しかし、薄いベースフィルムの
一方の面に磁性媒体を被着し、他方の面に潤滑層を設け
て形成されており、十分な機械的な強度を維持すること
ができない。そのため、磁気テープ6の端部を直接リー
ルハブに固定することができない。そこで、磁気テープ
6の両端部には、図3に示すように、この磁気テープ6
をテープリール4,5に固定させるためのリーダテープ
18が接続されている。このリーダテープ18は、磁気
テープ6を構成するベースフィルムに比し大きな機械的
な強度を有する合成樹脂製のフィルム材によって形成さ
れている。そして、磁気テープ6は、リーダテープ18
の一端部をリールハブに固定することによって、テープ
リール4,5に連結される。
【0020】そして、磁気テープ6とリーダテープ18
は、図3に示すように、互いの端部を突当て、これら磁
気テープ6とリーダテープ18に亘って接合用テープ1
9を接合することによって接続される。この磁気テープ
6の両端部にそれぞれ接続されるリーダテープ18及び
このリーダテープ18と磁気テープ6を接続する接合用
テープ19は、端部テープ20を構成する。
【0021】この端部テープ20を構成する接合用テー
プ19には、図3及び図4に示すように、バーコード2
1が印刷により施されている。このバーコード21は、
数本のバーコードパターン列を1組として、1情報単位
1 を構成するように設けられている。この1情報単位
1 のバーコード21は、例えば図4に示すように、空
白のパターンを含んで5本のバーコードパターン列によ
って構成されている。この図4に示す1情報単位S1
構成するバーコード21は、1本の空白パターン21a
と、それぞれ線の幅を異にする3本のバーコードパター
ン21b,21c,21dから構成され、これらバーコ
ードパターン21a〜21dを一定の順序に配列して1
情報単位S1 を構成している。
【0022】そして、接合用テープ19には、一定の順
序で配列された5本のバーコードパターン21a〜21
dの列により構成される1情報単位S1 を1周期とする
バーコード21が、1周期以上、具体的には、2周期以
上長手方向に亘って設けられている。すなわち、同一周
期をもって配列された5本のバーコードパターン21a
〜21dの列からなる1情報単位S1 のバーコード21
が2組と、さらに1情報単位S1 の一部を構成する3本
のバーコードパターン21b〜21dが形成されてい
る。
【0023】ここで、空白パターン以外の印刷により形
成されるバーコードパターン21b〜21dは、照射さ
れた光を少なくとも50%以上遮蔽するインクによって
形成される。この場合、接合用テープ19のバーコード
21が形成された部分は、照射された光の少なくとも5
0%以上を透過させるに足る透明性を有するように形成
される。従って、接合用テープ19及びこの接合用テー
プ19が重ね合わせられるリーダテープ18は、互いに
重ね合わせられた状態で、照射された光を少なくとも5
0%以上を透過させるに足る光透過性を有する合成樹脂
製のフィルムから形成されている。
【0024】また、空白パターン以外の印刷により形成
されるバーコードパターン21b〜21dは、照射され
た光を遮蔽するものではなく、少なくとも50%以上反
射させるような材料によって形成してもよい。この場
合、接合用テープ19のバーコードパターン21b〜2
1dが形成されない部分は、照射された光の反射率が5
0%以下となるような処理が施される。例えば、接合用
テープ19及びこの接合用テープ19が重ね合わせられ
た部分を、50%以上の光透過性を有する透明になすこ
とによって、光の反射率を50%以下にすることができ
る。
【0025】なお、バーコード21は、接合用テープ1
9の磁気テープ6と重ね合わせられない部分に設けられ
る。すなわち、磁性媒体が被着される磁気テープ6を光
透過性を有するように形成することが極めて困難である
ためである。
【0026】また、バーコード21は、接合用テープ1
9とともに端部テープ20を構成するリーダテープ18
側に設けるようにしてもよい。
【0027】そして、磁気テープ6の一方の端部に接続
されるリーダテープ18と接合用テープ19とからなる
端部テープ20は、磁気テープ6を磁気記録及び/又は
再生装置内のテープ走行路にローディングした状態でテ
ープ供給側となる一方のテープリール4に巻き取ったと
き、図2に示すように、他方のテープリール5から回転
磁気ヘッド装置13のテープ案内ドラム14に至る長さ
に形成されている。このとき、磁気テープ6側に位置す
る接合用テープ19は、テープ案内ドラム14とテープ
走行路中に位置する一方のテープガイド15との間に位
置する。この接合用テープ19に施されたバーコード2
1も同位置に位置することになる。
【0028】そこで、磁気記録及び/又は再生装置側
に、テープ案内ドラム14と一方のテープガイド15と
の間に位置してバーコード読み取り装置30を設けるこ
とにより、磁気テープ6をテープ供給側となる一方のテ
ープリール4に巻き取った状態からテープ巻取り側とな
る他方のテープリール5側方向の図2中矢印B方向に走
行させることにより、接合用テープ19に施されたバー
コード21の読み取り検出が行われる。このバーコード
読み取り検出装置30は、磁気記録及び/又は再生装置
内のテープ走行路にローディングされた磁気テープ6若
しくは端部テープ20に照射される光を発光する発光素
子を備えた発光部31と、この発光部31に磁気テープ
6若しくは端部テープ20を介して対向して配置され上
記発光部31からの光を受光する受光素子を備えた受光
部32を備えている。この受光部30は、接合用テープ
19に施されたバーコード21に照射されて透過された
光を受光し、その受光出力をバーコード解析回路33に
出力する。このバーコード解析回路33では、受光部3
2の受光出力に基づいて接合用テープ19に施されたバ
ーコード21を解析し、その解析して得られたバーコー
ド21の読み取り情報を演算処理回路34に出力する。
この演算処理回路34では、バーコード解析回路33で
解析して得られたバーコード21の読み取り情報に基づ
いて、バーコード21によって表現された磁気テープ6
の種類や状態等の仕様情報を出力する。
【0029】なお、バーコードパターン21b〜21d
が反射型のインク等の材料によって形成されたものであ
る場合には、受光部30はバーコードパターン21b〜
21dからの反射光を受光し得るように発光部31が配
設される側に配設される。
【0030】ここで、図4に示すバーコード21を具体
的に説明すると、このバーコード21は、前述したよう
に、5本のバーコードパターン列を1周期として1情報
単位S1 を構成している。この1情報単位S1 は、空白
パターン21aと、第1の幅のバーコードパターン21
bと、第2の幅のバーコードパターン21cと、第3の
幅のバーコードパターン21dの4種類のパターンを順
次配列して構成されている。そして、バーコード21
は、接合用テープ19の長手方向に亘って、例えば、図
4中左側から順に第1の幅のバーコードパターン21
b、第3の幅のバーコードパターン21d、第2の幅の
バーコードパターン21c、第3の幅のバーコードパタ
ーン21d、空白パターン21aが順次配列され、この
配列周期を1周期として、2周期以上に亘って形成され
ている。
【0031】そして、空白パターン21aを「1」、第
1の幅のバーコードパターン21bを「2」、第2の幅
のバーコードパターン21cを「3」、第3の幅のバー
コードパターン21dを「4」とそれぞれ定義すると、
図4に示すバーコード21は、「2,4,3,4,1,
2,4,3,4,1,2,4,3」の配列となされてい
る。
【0032】そこで、テープカセットを磁気記録及び/
又は再生装置に装着し、磁気テープ6をテープ供給側と
なる一方のテープリール4に巻き取った状態からテープ
巻取り側となる他方のテープリール5側方向に走行させ
ると、接合用テープ19に施されたバーコード21に発
光部31からの光が照射され、このバーコード21分分
を透過した光が受光部32によって受光され、その受光
出力がバーコード解析回路33に入力される。このバー
コード解析回路33では、受光出力に基づいて空白パタ
ーン21aを含む各バーコードパターン21b〜21d
に対応するパターン情報が解析され数字情報として読み
出し検出される。このとき、バーコード解析回路33
は、パターン情報を数字情報に変換して検出する際、5
本のバーコードパターンを1組として検出する。5本の
バーコードパターンは、接合用テープ19の長手方向に
順次配列された空白パターン21aを含む各バーコード
パターン21b〜21d中の任意の位置から順に取り出
される。例えば、接合用テープ19の長手方向に亘って
設けられたバーコードパターン21b〜21d中の第3
番目から第8番目までを取り出す。そして、「3,4,
1,2,4」の配列の数字情報が検出される。この数字
情報は、演算処理回路34に入力され、この演算処理回
路34で和及び積を求める。上記数字情報からは、和と
して「14」が得られ、積として「96」が得られる。
この演算処理回路34から得られる解に対応して磁気テ
ープ6の仕様情報を定義しておくことにより、バーコー
ド21の施された磁気テープ6の仕様の検出が行われ
る。
【0033】接合用テープ19に施されたバーコード2
1は、一定の本数で1情報単位Sを構成する空白パタ
ーン21aを含む各バーコードパターン21b〜21d
が、1情報単位Sを構成する本数毎に1周期をなす
ように設けられ、且つ1周期分以上の空白パターン21
aを含む各バーコードパターン21b〜21dが設けら
れている。そして、バーコード解析回路33で検出され
る1情報単位S1 を構成する本数の空白パターン21a
を含む各バーコードパターン21b〜21dに基づく数
字情報に基づいて、演算処理回路34で和及び積を求め
るようにしているので、任意の空白パターン21aを含
む各バーコードパターン21b〜21dから順次1情報
単位S1 を構成するに本数の空白パターン21aを含む
各バーコードパターン21b〜21dを検出することに
より、1のバーコード21からは一定の情報が得られ
る。
【0034】上述のように、バーコード21は、空白パ
ターン21aを含む各バーコードパターン21b〜21
dが1情報単位S1 を構成する本数毎に一定の周期をも
って形成されているので、任意の位置から1情報単位S
1 を構成するに必要な空白パターン21aを含む各バー
コードパターン21b〜21dを検出し、これを演算す
ることにより常に一定の情報が得られる。
【0035】従って、バーコード21が施された接合用
テープ19を形成する場合に、この接合用テープ19を
構成する原反に1情報単位S1 を構成する本数毎に一定
の周期をもって空白パターン21aを含む各バーコード
パターン21b〜21dを施しておくだけで良くなる。
すなわち、1情報単位S1 を構成する1周期分以上の空
白パターン21aを含む各バーコードパターン21b〜
21dを含むようにして切断することにより、本発明に
用いる接合用テープ19が得られる。
【0036】また、バーコード21をリーダテープ18
に設けるようにした場合にも、このリーダテープ18を
構成する原反に1情報単位S1 を構成する本数毎に一定
の周期をもって空白パターン21aを含む各バーコード
パターン21b〜21dを施しておき、この原反を任意
の位置から切断するだけでよい。
【0037】リーダテープ18は、テープリール4,5
からの引き出し部分を有するものであるので、接合用テ
ープ19に比し長尺に形成されている。一方、バーコー
ド読み取り装置30は、磁気記録及び/又は再生装置内
のテープ案内ドラム14と一方のテープガイド15との
間に位置して配置されてなる。そこで、テープカセット
を磁気記録及び/又は再生装置に装着し、磁気テープ6
を装置内のテープ走行路にローディングした状態におい
てテープ供給側となる一方のテープリール4に全て巻き
取ったときに、バーコード21は、バーコード読み取り
装置30が配置されるテープ案内ドラム14と一方のテ
ープガイド15との間に位置するようにしてリーダテー
プ18に設けることで足る。すなわち、リーダテープ1
8の巻取り側となる他方のテープリーダテープ5側に位
置する部分にまでバーコード21を設ける必要ななく、
磁気テープ6への接続側に設けるだけで足りる。
【0038】このように磁気テープ6への接続部側にの
みバーコード21を設けるようにしたリーダテープ18
を形成するには、リーダテープ18を構成する原反に、
リーダテープ18に施されるバーコード21に対応する
バーコード21を形成されるリーダテープ18の長さに
対応した間隔をあけて設けておく。そして、この原反を
切断してリーダテープ18を形成する場合には、各リー
ダテープ18毎に一定の位置にバーコード21が位置す
るようにして同期を図って原反の切断を行う。すなわ
ち、原反を切断してリーダテープ18を形成するリーダ
テープ切断用機器に同期切断機構を備えたものを用い
る。
【0039】上述した実施例では、磁気テープ6をテー
プ供給側となる一方のテープリール4に全て巻き取った
ときに、テープ巻取り側となる他方のテープリール5側
に位置する端部テープ20にバーコード21を設けてい
る。このようにバーコード21を設けることにより、磁
気テープ6の走行を開始したときに、磁気テープ6の仕
様の検出を直ちに行うことができるが、一方のテープリ
ール4側に位置する端部テープ20にもバーコード21
を設けるようにしてもよい。このように磁気テープ6の
両端にバーコード21を設けることにより、双方向走行
を行う磁気記録及び/又は再生装置に用いる場合、いず
れの方向に磁気テープ6を走行させる場合であっても、
直ちに磁気テープ6の仕様の検出を行うことができる。
また、磁気テープ6の両端にバーコード21を設けるこ
とにより、テープ巻取り側となる他方のテープリール5
側に巻き取られた磁気テープ6をテープ供給側となる一
方のテープリール4側に巻き取り操作する際にも磁気テ
ープ6の仕様の検出が可能となる。
【0040】
【発明の効果】上述したように、本発明に係るテープカ
セットは、磁気テープの種類や状態等の仕様をバーコー
ドで表示するようにしてなるので、複数の仕様情報を容
易に表示させるとができ、その検出も極めて容易とな
る。
【0041】さらに、複数のバーコードパターン列によ
って1情報単位を構成するバーコードが1周期を超えて
設けられてなるので、バーコードパターン列の任意の位
置から1情報単位を構成するバーコードを読み取り検出
することによって、磁気テープに関する情報の検出を行
うことができる。そのため、磁気テープを走行させる過
程で、バーコード情報を確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカセットを示す斜視図であ
る。
【図2】カセットハーフから磁気テープを引き出し、磁
気記録及び/又は再生装置内のテープ走行路にローディ
ングさせた状態を示す斜視図である。
【図3】磁気テープに接続された端部テープ部分を示す
斜視図である。
【図4】接合用テープに設けたバーコードを示す平面図
である。
【符号の説明】
3 カセットハーフ 6 磁気テープ 18 リーダテープ 19 接合用テープ 20 端部テープ 21 バーコード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープと、上記磁気テープが巻回さ
    れる一対のテープリールと、上記一対のテープリールを
    回転可能に収納したカセットハーフとを備えてテープカ
    セットにおいて、 上記磁気テープの端部に接続された端部テープの長手方
    向に亘って、複数のバーコードパターン列によって1情
    報単位を構成するバーコードが1周期を超えて設けられ
    てなるテープカセット。
  2. 【請求項2】 上記バーコードは、光透過部と光遮蔽部
    とで形成されてなる請求項1記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 上記バーコードは、光反射部と非反射部
    とで形成されてなる請求項1記載のテープカセット。
JP6323185A 1994-12-26 1994-12-26 テープカセット Pending JPH08180641A (ja)

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JP6323185A JPH08180641A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 テープカセット

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JP6323185A Pending JPH08180641A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 テープカセット

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JP (1) JPH08180641A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048912A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Hewlett-Packard Development Co Lp テープドライブ装置において使用するための媒体
JP2006114210A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Hewlett-Packard Development Co Lp テープドライブ装置

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