JPH0626003A - 踏切施工法 - Google Patents

踏切施工法

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JPH0626003A
JPH0626003A JP17949392A JP17949392A JPH0626003A JP H0626003 A JPH0626003 A JP H0626003A JP 17949392 A JP17949392 A JP 17949392A JP 17949392 A JP17949392 A JP 17949392A JP H0626003 A JPH0626003 A JP H0626003A
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rail
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bolts
plate
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Minoru Kiyota
穣 清田
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KIYOTA KIDO KOGYO KK
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KIYOTA KIDO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 50kgレールの敷設ブロック上に60kgレー
ルを敷設替えする。 【構成】 ブロックに50kgレールレールを敷設した踏
切に於いて、50kgレールの撤去後のブロック11の溝
12にブロックの埋込栓14にねじ込むボルト13を介
しタイプレート21を固定し、そしてタイプレート上に
60kgレールA’を敷設し、次いでタイプレートの係合
部25にボルト26を係合して、ボルト26にねじ込む
ナット32によりVバネ20を圧縮しながら押え込み座
鉄30を介し60kgレールを締結し、またブロック上に
増厚板を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、剛質構造踏切のレー
ル交換にともなう踏切施工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の剛質構造踏切道は、通常、軌道の
バラスト、枕木並びに踏切舗装材料を1つのコンクリー
トブロックとして工場生産し、現場に搬入したブロック
を連続状に敷設して、このブロック上面の二条の溝内の
パッド上に敷設レールの底部を載置し、然るのち、ブロ
ックの溝の両側に前もって埋設してある埋込栓にねじ込
むボルトに係合する押え金具(Vバネ及びレールクリッ
プ)を介しブロックにレールを固定する。
【0003】このような踏切構造により舗装の破壊が少
なく、かつ軌道の耐久性も増加して電車の通過にも安定
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような剛質構造
踏切に於いて、電車の通過トン数(年間の運行回数や列
車の車両連結両数によって異なる)の増加に対して軌道
を強化するため、50kgレールから60kgレールに敷設
替えを行なう場合、50kgレールの底部に対して60kg
レールの底部の幅が大きくなるため、50kgレールの敷
設ブロックの埋込栓にボルト及び押え金具を介し60kg
レールを締結することができない。
【0005】勿論、50kgレールの底部から頭部迄の高
さに対して60kgレールの底部から頭部迄の高さが大き
くなるため、ブロックの上面に対して60kgレールの頭
部の上面が上方に突出する。このため、60kgレールに
対応するブロックの敷設をしなおす必要があり、極めて
大きな出費になる問題があった。
【0006】また、撤去した50kgレールのブロック
は、再転用の見込みが少なく、保管場所の確保の問題な
どが発生する。
【0007】そこで、この発明の課題は、50kgレール
から60kgレールに敷設替えを行なう場合、50kgレー
ル用のブロックをそのまま使用するようにした踏切施工
法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、踏切区域に路面として敷き詰めるコ
ンクリート製ブロックと、このブロックの上面に設けて
ある二条の平行する溝内のパッド上に底部を載置して敷
設した50kgレールと、上記ブロックの埋込栓にねじ込
むボルトに係合した押え金具により前記ブロックに上記
50kgレールを固定した踏切に於いて、上記50kgレー
ル及びパッドの撤去後に上記溝上に複数枚の60kgレー
ル取付けタイプレートを上記埋込栓にねじ込むボルトを
介し固定したのち、前記タイプレート上にレールパッド
を載置してその上に60kgレールを敷設し、次いで上記
タイプレートの両側に設けてある係止部にボルトの頭部
を係合して、このボルトにねじ込むナットにより前記ボ
ルトに係合した押え金具を押し付けながら上記60kgレ
ールの底部を固定し、また、ブロックの上に上面が前記
60kgレールの頭部上面と同レベルの増厚板を敷設し
て、前記ブロックに前記増厚板を適宜の方法で固定した
ことを特徴とする踏切施工法を採用したものである。
【0009】
【作用】50kgレールから60kgレールに敷設替えを行
なったとき、50kgレールの締結用埋込栓にボルトをね
じ込んでタイプレートを固定するため、このタイプレー
トの係止部にボルトを係合してナットのねじ込みにより
押え金具を介し60kgレールの幅の寸法が大きくなった
底部を締結することができる。
【0010】また、ブロック上に増圧板を敷設して、ブ
ロックに増圧板を固定するため、60kgレールの頭部と
ブロックとの段差を増圧板により回避することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0012】図1及び図2は、50kgレールAを敷設し
た踏切構造である。
【0013】上記踏切の施工法は、まず、踏切区域に路
面として工場生産されたコンクリート製ブロック11を
軌道方向に連続して敷き詰める。
【0014】上記ブロック11の上面両側には、溝12
が前もって形成されており、また、溝12の両側には、
締結用ボルト13のねじ込み用埋込栓14が前もって埋
設されている。
【0015】なお、軌道ブロック11の対向端間や軌道
ブロック11と道路との間には、アスファルト15が充
填されている。
【0016】次に、各溝12に50kgレールA用のレー
ルパッド16を敷設して、このレールパッド16上に底
部1を載置しながら50kgレールAを敷設する。
【0017】その後に、底部1の両側縁上に押え金具の
レールクリップ17の一端を重ね、溝12の側縁上に載
置した調節楔18上にレールクリップ17の他端を重ね
る。
【0018】しかして、レールクリップ17の長孔19
に挿通したボルト13を埋込栓14にねじ込みながら、
レールクリップ17により底部1を押え込んでブロック
11に50kgレールAを締結する。
【0019】なお、ボルト13には、ボルト13の頭部
とレールクリップ17との間に介在する押え金具のVバ
ネ20が嵌装され、ボルト13のねじ込みによりVバネ
20を圧縮する。
【0020】上記踏切の50kgレールAを60kgレール
A’に敷設替えを行なう場合、緩めたボルト13と共に
Vバネ20及びレールクリップ17を取り外して50kg
レールAの締結を解除する。
【0021】次に、50kgレールAを撤去し、また、レ
ールパッド16を回収する。その後に、ブロック11の
溝12にタイプレートパッド16’を敷設し、またタイ
プレートパッド16’の側縁と溝12の側縁との間に調
節楔18を挿入したのち、図3に示す金属製のタイプレ
ート21を載置して、タイプレート21の両側の長孔2
2に挿入したボルト23を埋込栓14にねじ込んで溝1
2の底にタイプレート21を固定する。
【0022】しかるのち、タイプレート21上の両側縁
部間にレールパッド24を載置したのち、レールパッド
24の上に底部1’を重ねて60kgレールA’を敷設す
る。
【0023】60kgレールA’の敷設後に、タイプレー
ト21上の両側縁に設けてある係合部25にボルト26
の頭部を係合する。
【0024】上記の係合部25は、図4に示すように、
タイプレート21の1つの対角線上にそれぞれ所定の間
隔を存して対向するようタイプレート21に下端を溶接
などにより固定した起立片27と、この両起立片27の
上端から連なって互に内方に突出する突片28とで構成
し、起立片27間にボルト26の頭部を嵌入しながら、
突片28間にボルト26の軸部を貫通させて、突片28
の下面とボルト26の頭部裏面との当接により支持する
ようにしたが、タイプレートの上面にコ字形屈曲板の下
方に向く両端を溶接により固定して、屈曲板の頂部に設
けてあるU字状の切欠きにボルトの軸部を貫通させ、屈
曲板にボルトの頭部を係合するようにしてもよい。
【0025】なお、図示のように、タイプレート21の
上面もう一方の対向線上の位置に上方に突出するストッ
パ片29を設けて、60kgレールA’の底部1’の側縁
にストッパ片29を当接しておくと、タイプレート21
の横方向の移動(60kgレールAに対して直角に交差す
る方向)は勿論、回転方向の移動を止めることができ
る。
【0026】しかして、それぞれのボルト26に座鉄3
0を嵌装(中心の透孔31にボルト26を貫通させて)
すると共に、60kgレールA’の底部1’の側縁部上面
に座鉄30の一端部を重ね、係合部25の上面に座鉄3
0の他端部を載置し、次にそれぞれのボルト26にVバ
ネ20を嵌装したのち、ボルト26にねじ込んだナット
32の締め付けより60kgレールA’を締結する。
【0027】また、ブロック11の上面に増厚板33を
敷設して、ブロック11に増圧板33を固定し、60kg
レールA’の頭部2’の頂面と増厚板33の上面とが同
レベルになるようにする。
【0028】ブロック11に対する増厚板33の固定
は、例えば図3に示すようにブロック11の上面から下
方に凹入孔34を点在的に設けて、この凹入孔34に埋
込栓35を嵌入すると共に、充填接着剤36に埋込栓3
5を固定する。
【0029】次に、ゴム製の増厚板33の透孔37に挿
通したボルト38を埋込栓35にねじ込んでブロック1
1の上面に増厚板33を固定する。
【0030】また、増厚板33に埋め込んである受圧板
39にボルト38の頭部裏面を接触させて、増厚板33
のボルト38の頭部接触部分の変形を防止し、さらに、
増厚板33の上面凹所40にボルト38の頭部を落し込
んで歩行の妨げを防止する。
【0031】なお、溝12とレールとの間隙には、車両
輪縁通過に支障をきたさない程度にアスファルト又はゴ
ム製のチップなどが充填される。
【0032】図中41は凹所40に充填したアスファル
トなどの充填材である。
【0033】
【効果】以上のように、この発明に係る踏切施工法によ
れば、50kgレールから60kgレールに敷設替えを行な
う場合、50kgレールのブロックをそのまま使用するこ
とができるので、工期が短縮されると共に、工事費が安
価になる。
【0034】また、ブロック上に増厚板を固定して、増
厚板の上面と60kgレールの頭部頂面とが同レベルにな
るようにしてあるので、歩行の妨げにならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】50kgレールを敷設した踏切の平面図
【図2】同上の縦断拡大正面図
【図3】50kgのレールを撤去して60kgのレールを敷
設した縦断正面図
【図4】タイプレートの斜視図
【符号の説明】
A 50kgレール A’ 60kgレール 1、1’ 底部 2’ 頭部 11 ブロック 12 溝 13 ボルト 14 埋込栓 15 アスファルト 16 レールパッド 17 レールクリップ 18 調節楔 19 長孔 20 Vバネ 21 タイプレート 22 長孔 23 ボルト 24 レールパッド 25 係合部 26 ボルト 27 起立片 28 突片 30 座鉄 31 透孔 32 ナット 33 増厚板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏切区域に路面として敷き詰めるコンク
    リート製ブロックと、このブロックの上面に設けてある
    二条の平行する溝内のパッド上に底部を載置して敷設し
    た50kgレールと、上記ブロックの埋込栓にねじ込むボ
    ルトに係合した押え金具により前記ブロックに上記50
    kgレールを固定した踏切に於いて、上記50kgレール及
    びパッドの撤去後に上記溝上に複数枚の60kgレール取
    付けタイプレートを上記埋込栓にねじ込むボルトを介し
    固定したのち、前記タイプレート上にレールパッドを載
    置してその上に60kgレールを敷設し、次いで上記タイ
    プレートの両側に設けてある係止部にボルトの頭部を係
    合して、このボルトにねじ込むナットにより前記ボルト
    に係合した押え金具を押し付けながら上記60kgレール
    の底部を固定し、また、ブロックの上に上面が前記60
    kgレールの頭部上面と同レベルの増厚板を敷設して、前
    記ブロックに前記増厚板を適宜の方法で固定しことを特
    徴とする踏切施工法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521601A (ja) * 1999-05-31 2003-07-15 グミュンドネル ファーチクタイル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング ウント ツェーオー. カーゲー. 軌 道
KR20160017889A (ko) * 2014-08-07 2016-02-17 한국철도기술연구원 현장경화 탄성재를 이용한 이중방진매립궤도

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521601A (ja) * 1999-05-31 2003-07-15 グミュンドネル ファーチクタイル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング ウント ツェーオー. カーゲー. 軌 道
KR20160017889A (ko) * 2014-08-07 2016-02-17 한국철도기술연구원 현장경화 탄성재를 이용한 이중방진매립궤도

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