JPH06259862A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH06259862A
JPH06259862A JP6767793A JP6767793A JPH06259862A JP H06259862 A JPH06259862 A JP H06259862A JP 6767793 A JP6767793 A JP 6767793A JP 6767793 A JP6767793 A JP 6767793A JP H06259862 A JPH06259862 A JP H06259862A
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JP
Japan
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cartridge
disc
disk
cartridges
rotary table
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Application number
JP6767793A
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English (en)
Inventor
Keiji Hakozaki
恵二 箱崎
Takeshi Ochiai
毅 落合
Michinao Asano
通直 浅野
Hidekuni Hagiwara
秀邦 萩原
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最小スペースの筐体内に複数のディスクを効
率良く収納し、複数のディスクを選択して駆動できるよ
うにする。 【構成】 挿入口12aから挿入されたカートリッジC
は、回転テーブル21のディスク支持部A1,A2,A
3に保持される。回転テーブル21では、各カートリッ
ジCが傾斜姿勢で保持され(イ)(ロ)(ハ)の部分に
てカートリッジの角部どうしが重ねられる。これにより
カートリッジが回転移動するときの最外周の直径を最小
にできる。再生動作では、回転テーブル21の回転によ
りいずれかのカートリッジが選択され、選択されたもの
がディスク駆動ユニット30上に移動してディスクが駆
動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカートリッジに
収納されたディスク、またはカートリッジを有しないデ
ィスクが複数枚装填され、いずれかのディスクが選択さ
れて駆動されるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用または家庭用のディスク装
置では、ディスクを1枚のみ装填して再生などの動作を
行うものが一般的であった。また、複数のディスクを交
換して再生などを行なうものとして、例えば車載用のデ
ィスクチェンジャがある。従来のディスクチェンジャ
は、マガジン内に複数枚のディスクが収納され、このマ
ガジンが機器本体に装填される構造であり、機器本体で
はマガジンからディスクが選択されて引き出され、再生
などの動作が行われる。
【0003】この種のディスクチェンジャでは、複数枚
のディスクを連続してあるいは曲を選択して再生できる
という利点があるが、使用するときにマガジンにディス
クを1枚ずつ挿入しなくてはならず、また再生するディ
スクを変えるときには、マガジンを機器本体から取り出
して内部のディスクを入れ替えなければならないという
使用上の不便さがあった。また車載用のディスクチェン
ジャは比較的大型の機器となるために、自動車のトラン
クルームなどに装備しなくてはならず、そのためマガジ
ンの装填や取り換えの度にトランクルームのドアを開け
なければならなかった。
【0004】一方、マガジンを使用しないで複数枚のデ
ィスクが装填できるものとして、図7に示すものがあ
る。このディスク装置は機器本体1から出入りする大型
のトレイTが設けられ、このトレイTに回転テーブル2
が設けられている。ディスクDを供給するときにはトレ
イTを機器本体1の前方へ突出させ、回転テーブル2に
形成されたディスク保持溝内に所望のディスクを複数枚
設置する。このトレイTが機器本体1内に引き込まれた
状態で、いずれかのディスクの再生駆動を指定すると、
機器本体1内にて回転テーブル2が回転し、指定したデ
ィスクがディスク駆動位置へ移動し、その位置にてディ
スク駆動部のターンテーブルとクランパにディスクDが
クランプされ再生動作が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すディスク装
置では、マガジンを使用する必要がないため、ディスク
をマガジンに挿入したり、マガジン内のディスクを入れ
替えるという手間が省け、個々のディスクの装填と入れ
替えを楽に行うことができる。しかしながら、図7に示
すディスク装置では、トレイTに複数枚のディスクDが
互いに干渉することなく平面的に配置されているため
に、その面積が非常に大きくなっている。そのため、機
器本体1の前方にトレイTが突出するための広い空間が
必要となり、例えば家庭用の機器の場合には、機器本体
1の前方に物を置くことができない。
【0006】また車載用の機器として想定した場合に、
まずトレイTの前方への突出空間を車内に確保するのは
ほとんど不可能である。またカーラジオなどとともにコ
ンソールパネルに設置する場合、機器の大きさはいわゆ
る1ディーンサイズに限られるが、図7に示す構造のデ
ィスク装置は、ディスクが回転方向に沿って平面的に並
べられているため機器外形寸法が大きくなり、1ディー
ンサイズのスペースに設置することは不可能である。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、マガジンを使用することなく、また機器本体の前
方へトレイが突出することなく、複数枚のディスクを装
填でき、このディスクを選択して駆動できるディスク装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるディスク装
置は、ディスク挿入部から挿入されたディスクを支持す
る複数のディスク支持部と、このディスク支持部をその
並び方向へ回転移動させる回転駆動機構と、各ディスク
支持部が所定の回転位置へ移動したときに少なくとも1
つのディスク支持部に対向するディスク駆動部と、が設
けられていることを特徴とするものである。
【0009】また上記ディスク支持部において、回転移
動の中心軸と直交する平面に対してディスクを傾斜して
支持し、且つ隣接するディスクを部分的に重ねるように
配置することが好ましい。
【0010】
【作用】上記手段では、ディスクはディスク挿入部から
例えば1枚ずつ挿入される。機器本体内には並び方向へ
回転移動する複数のディスク支持部が設けられ、挿入さ
れたディスクがそれぞれのディスク支持部に支持され
る。いずれかのディスクの選択指令が与えられると、前
記ディスク支持部が回転移動し、選択されたディスクが
ディスク駆動部に対向する位置へ移動する。この位置で
ディスク駆動部にディスクがクランプされディスクが回
転させられ、ピックアップにより再生あるいは記録が行
われる。
【0011】また、ディスク支持部において、回転移動
の中心軸と直交する平面に対してディスクを傾斜して支
持し、且つ隣接するディスクを部分的に重ねるように配
置すれば、機器本体内の狭い領域にディスクを配置でき
るようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明によるディスク装置の第一実施例の主
要部を示す平面図、図2は図1のII−II線断面図、
図3はディスク支持部を有する回転テーブルの形状を示
す断面図、図4は上記ディスク装置の外観を示す正面
図、図5は図4のV−V線の拡大断面図である。この実
施例は、いわゆるミニディスクなどと称されるような、
小径のディスクがカートリッジCに収納されたものが装
填される車載用ディスク装置について示している。
【0013】図1ないし図5において、符号11は機器
本体の筐体を示している。この筐体11は、金属板シャ
ーシである。筐体11の前部には化粧部であるノーズ1
2が取り付けられている。このノーズ12にディスクを
収納したカートリッジCの挿入口12aが形成されてい
る。図4に示すように、この実施例では、ノーズ12を
正面から見たときに挿入口12aが斜めに形成されてい
る。また、ノーズ12の前面には、機器の動作状態を表
示する液晶などの表示部13、各種操作釦14ならびに
操作ノブ15などが設けられている。このディスク装置
は、自動車のコンソールパネルにカーラジオなどと並ん
で、あるいはカーラジオの代わりに設置されるものであ
り、正面の高さ寸法H、幅寸法Wおよび奥行き寸法B
は、いわゆる1ディーンサイズである。
【0014】筐体11の内部には、回転テーブル21が
設けられている。この回転テーブル21は軸22に対し
回転自在に支持されている。筐体11内の角部にはモー
タ23が設けられ、このモータ23の出力軸に駆動プー
リ24が設けられている。回転テーブル21の外周面あ
るいは回転テーブル21と一体に形成された従動プーリ
と、前記駆動プーリ24との間にはベルト25が掛けら
れている。前記モータ23を駆動制御することにより、
回転テーブル21は正逆いずれかの方向へ回転駆動され
る。
【0015】回転テーブル21にはA1,A2,A3で
示す3箇所のディスク支持部が設けられている。このデ
ィスク支持部A1,A2,A3は、軸22を中心として
放射状に配列しているものである。図3に示すように、
それぞれのディスク支持部A1,A2,A3には、カー
トリッジCが傾斜して設置される傾斜支持面21aとカ
ートリッジCの一方の側部C1を位置決めする段差部2
1bとが形成されている。さらに図5に示すように、軸
22に近い部分には、カートリッジCの挿入方向先端C
2を位置決めする段差部21cが形成されている。
【0016】各ディスク支持部A1,A2,A3のそれ
ぞれが、前記傾斜支持面21aと段差部21bと21c
とを有しており、いずれかのディスク支持部がノーズ1
2に形成された挿入口12aの内側に対向する状態とな
ると、図3と図4を対比して解るように、前記傾斜支持
面21aと挿入口12aの傾斜角度が一致する。よっ
て、カートリッジCが挿入口12aから傾斜した姿勢で
挿入されると、このカートリッジCが挿入口12aの奥
に位置するいずれかのディスク支持部(図3ではA1)
に対しそのままの傾斜姿勢で供給される。なお図5に示
すように、それぞれのディスク支持部A1,A2,A3
の上方には、板ばね26が設けられ、挿入口12aから
挿入されたカートリッジCがこの板ばね26により傾斜
支持面21aに押圧されて位置決めされる。
【0017】回転テーブル21の各ディスク支持部A
1,A2,A3の全ての位置にカートリッジCが傾斜し
た状態で保持されると、図1にて(イ)(ロ)(ハ)で
示す位置にて、カートリッジCの角部どうしが上下に重
なることになる。各ディスク支持部A1,A2,A3に
おいてカートリッジCが傾斜して設置され且つその角部
どうしが重ねられることにより、複数(実施例では3
個)のカートリッジCを軸22に対して放射状に配置し
ても、その最外周の回転半径を小さくできる。図1は、
いわゆる1ディーンサイズの機器本体内に、マイクロデ
ィスクのカートリッジCが配置された状態を示している
が、回転移動するカートリッジが筐体11内に無理なく
収まっていることが解る。
【0018】図4および図5に示すように、挿入口12
aの内側には、対をなす送排出ローラ27と28が設け
られ、いずれか一方のローラ27または28がモータに
より正逆方向へ駆動されるようになっている。この送排
出ローラ27と28は、図4に示すように、挿入口12
aの傾斜角度に対応して傾斜して設けられている。カー
トリッジCが挿入されまたは排出されるときには、一対
の送排出ローラ27と28は、図5にて実線で示すよう
に互いに接近する位置に移動し、弾性的にカートリッジ
Cを挟持できるようになる。またカートリッジCの挿入
・排出が行われないときには、送排出ローラ27と28
は、図5にて鎖線で示すように上下に間隔を開けて離れ
ることができるようになっている。
【0019】図5に示すように、回転テーブル21の前
記ディスク支持部A1,A2,A3にカートリッジCが
保持された状態で、カートリッジCの後端部C3は回転
テーブル21の外周からはみ出している。よってカート
リッジCの挿入・排出が行われないときで前記送排出ロ
ーラ27と28が鎖線で示すように上下に離れている状
態では、回転移動するカートリッジCの後端部C3が送
排出ローラ27と28の間を通過することになる。そし
て、いずれかのカートリッジCを排出するときに、回転
テーブル21が停止すると、排出すべきカートリッジC
の後端部C3が、送排出ローラ27と28との間に位置
することになる。よってそのまま送排出ローラ27と2
8を互いに接近させ、カートリッジCの後端部C3を挟
み込み、この位置で送排出ローラを回転させれば、カー
トリッジCは挿入口12aから直ちに送り出されて排出
される。
【0020】また、例えばマイクロディスクが収納され
るカートリッジCの場合には、カートリッジにシャッタ
が設けられ、このシャッタが開放されると内部のマイク
ロディスクの記録面が露出するようになっている。この
ようなシャッタを有するカートリッジCが装填される場
合には、シャッタ開放機構を設けることが必要である。
このシャッタ開放機構は、例えば回転テーブル21の各
ディスク支持部A1,A2,A3に設けられ、カートリ
ッジCが挿入されるときの相対動作により、シャッタが
開放されるように機能させればよい。
【0021】図1および図2に示すように、前記回転テ
ーブル21の下側で且つ挿入口12aのすぐ内側にはデ
ィスク駆動ユニット30が設けられている。このディス
ク駆動ユニット30では、ユニットシャーシ31にモー
タ33が固定され、このモータ33の出力軸にディスク
をクランプして駆動するクランプテーブル32が設けら
れている。またガイド軸34に沿って移動する光ヘッド
35が設けられている。前記ユニットシャーシ31は、
筐体11に固定されたガイドシャフト37に対して昇降
自在に支持され、図示しない昇降機構によりユニットシ
ャーシ31が昇降駆動されるようになっている。ディス
クに対する再生動作が行われないときには、図3に示す
ようにディスク駆動ユニット30が下降し、回転テーブ
ル21から離れている。また再生動作を行う場合には、
図2に示すようにディスク駆動ユニット30が上昇し、
回転テーブル21の前記傾斜支持面21aに形成された
切欠き21d(図3参照)内を経て前記クランプテーブ
ル32および光ヘッド35がカートリッジC内のディス
クに臨まされる。
【0022】次に、上記ディスク装置の動作を説明す
る。装置が停止しているときには、ディスク支持部A
1,A2,A3のいずれかが挿入口12aの内側に対向
している状態で回転テーブル21が停止している。また
ディスク支持部A1,A2,A3のいずれかに既にカー
トリッジCが設置されているときには、空のディスク支
持部が挿入口12aに対向して停止する待機状態とな
る。また装置が停止している状態では、図3に示すよう
にディスク駆動ユニット30は、回転テーブル21から
離れる位置に下降している。さらに装置が停止している
ときには、一対の送排出ローラ27と28が、図5にお
いて実線で示すように互いに接近している。
【0023】上記停止状態にて、挿入口12aからカー
トリッジCが挿入されると、挿入口12aの内側に設け
られた図示しない検知部材によりこの挿入が検知され
る。この検知出力により送排出ローラ27または28が
回転駆動され、カートリッジCが送排出ローラ27と2
8とで挟まれて筐体11内に送り込まれ、空の状態のデ
ィスク支持部(例えばA1)の傾斜支持面21aと板ば
ね26との間に送り込まれる。カートリッジCの挿入側
先端C2が段差部21cに当たると、カートリッジCの
送り込みが完了する。この時点で送排出ローラ27と2
8は、図5にて鎖線で示すように、上下に移動しカート
リッジCから離れる。なお、図示しないシャッタ開放機
構により、ディスク支持部内に送り込まれた時点でカー
トリッジCのシャッタは開放されている。
【0024】挿入口12aからカートリッジCが送り込
まれディスク支持部(例えばA1)にカートリッジCが
保持された時点で、次の動作を選択できる。まず、挿入
口12aから送り込まれたカートリッジCに対して直ち
に再生動作を行う選択が可能である。操作釦によりこの
選択が行われた場合、挿入口12aからその内側のディ
スク支持部にカートリッジCが送り込まれて保持された
時点で、直ちにディスク駆動ユニット30が上昇し、ク
ランプテーブル32により、カートリッジC内のディス
クがクランプされディスクが回転駆動され、光ヘッド3
5により再生動作が行われる。
【0025】また回転テーブルのディスク支持部に対し
て次々にカートリッジを挿入する動作を選択することも
可能である。操作釦によりこの選択が行われると、挿入
口12aに対向しているディスク支持部(例えばA1)
にカートリッジCが挿入され、送排出ローラ27と28
が上下に離れた時点で、モータ23により回転テーブル
21が正逆いずれかの方向へ回転させられ、他の空のデ
ィスク支持部(例えばA2)が挿入口12aに対向する
位置で回転テーブル21が停止する。そして送排出ロー
ラ27と28が図5にて実線で示す位置へ接近する。次
のカートリッジCが挿入口12aから挿入されると、こ
れが送排出ローラ27と28によりディスク支持部(例
えばA2)に送り込まれ、送り込みが完了した時点で、
送排出ローラ27と28が互いに離れる。
【0026】上記のようにして、回転テーブル21の全
てのディスク支持部A1,A2,A3にカートリッジC
が装填された状態で、いずれかのカートリッジを任意に
選択して再生駆動することが可能になる。すなわち操作
釦により所定のカートリッジが指定されると、モータ2
3により回転テーブル21が回転駆動され、選択された
カートリッジCがディスク駆動ユニット30の真上に移
動した時点で回転テーブル21が停止する。そしてディ
スク駆動ユニット30が上昇し、カートリッジC内のデ
ィスクの再生動作などが行われる。
【0027】次に、カートリッジCを排出するときに
は、排出しようとするカートリッジCが設置されたディ
スク支持部が挿入口12aに対向する位置へ移動する。
図5に示すように、この時点でカートリッジCの後端部
C3は、鎖線で示す位置にある送排出ローラ27と28
の間に移動している。よってそのまま送排出ローラ27
と28を接近させれば、ローラ27と28とでカートリ
ッジCの後端部C3が挟まれる。そのままローラを回転
駆動することにより、カートリッジCは挿入口12aか
ら排出される。
【0028】以上説明したように、図1などに示す実施
例では、ディスク駆動ユニット30が挿入口12aのす
ぐ内側に位置しているため、種々の動作を選択できる。
この選択のひとつは、前述のように1枚のカートリッジ
Cを挿入口12aから挿入してそのまま直ちにディスク
駆動ユニット30により再生し、この再生が完了したら
挿入口12aから排出させる単一のカートリッジCだけ
を使用する方法である。この場合、他のディスク支持部
は空のままにしておいてもよいし、他のカートリッジを
設置しておいてもよい。
【0029】もうひとつの選択は、チェンジャ方式にて
使用する方法である。すなわち、全てのディスク支持部
A1,A2,A3にカートリッジCを装填しておき(2
ヶ所のディスク支持部にのみカートリッジを装填してお
いてもよい)、回転テーブル21を随時回転させて、い
ずれかのカートリッジのディスクを選択して再生するこ
とができる。
【0030】さらにチェンジャ方式として使用する場
合、カートリッジCが挿入口12aから挿入されていず
れかのディスク支持部に保持されたときに、ディスク駆
動ユニット30を上昇させて、そのカートリッジ内のデ
ィスクのTOC情報を読取り、その後に回転テーブル2
1を回転させ、次のカートリッジが挿入されたときに同
様にしてTOC情報を読み取ることができる。これを行
うことにより、カートリッジの選択および再生しようと
する曲などの選択制御が行いやすくなる。
【0031】なお、図1以下に示す第一実施例におい
て、図4に示す挿入口12aをノーズ12に対して水平
な向きとすることも可能である。この場合、前記送排出
ローラ27と28も水平姿勢となっていることが必要で
ある。そしてカートリッジCが挿入口から挿入され送排
出ローラ27と28とで挟まれた時点で、この送排出ロ
ーラ27と28を傾斜させて、ディスク支持部A1,A
2,A3のいずれかにカートリッジCを傾斜姿勢で送り
込むようにすればよい。
【0032】次に図6は、本発明の第二実施例を示して
いる。この実施例では、回転移動するディスク支持部A
1,A2,A3にカートリッジホルダ40が設けられ、
このカートリッジホルダ40が、軸22を中心として回
転移動するようになっている。この3つのカートリッジ
ホルダ40の配置は、図1と図2に示したのと同様にそ
れぞれが傾斜しており、(イ)(ロ)(ハ)で示す位置
にて角部どうしが上下に重なり合っている。
【0033】この場合、挿入口12aの内側に対向する
カートリッジホルダ40に対してカートリッジCを送排
出ローラ27と28とにより送り込んでもよいが、カー
トリッジ40にイジェクト機構を設けることにより送排
出ローラを省略することができる。図6は上記イジェク
ト機構の一例を示している。このイジェクト機構では、
カートリッジホルダ40の上面にa1−a2方向へ移動
するイジェクトレバー41が設けられ、スプリング42
によりa2方向へ付勢されている。またカートリッジホ
ルダ40には、b1−b2方向へ移動するロックレバー
43が設けられスプリング44によりb1方向へ付勢さ
れている。
【0034】カートリッジCが挿入されると、挿入側先
端C2がイジェクトレバー41の折曲片41aに当た
る。そのままカートリッジCを押し込むと、イジェクト
レバー41の突出片41bがロックレバー43によりロ
ックされ、カートリッジCはカートリッジホルダ40内
に保持される。次にカートリッジCを排出するときに
は、いずれかのカートリッジホルダ40が挿入口12a
に対向した状態にて、筐体11内の図示しない機構によ
りロックレバー43をb2方向へ移動させる。これによ
りイジェクトレバー41のロックが解除され、スプリン
グ42の力でイジェクトレバー41がa2方向へ駆動さ
れ、カートリッジCが挿入口12aから排出される。ま
たカートリッジホルダ40には、挿入されたカートリッ
ジCのシャッタを開放するシャッタ開放機構を設けるこ
とが可能である。
【0035】なお、上記実施例では、ディスク支持部A
1,A2,A3に保持されたカートリッジCが斜めに傾
斜して(イ)(ロ)(ハ)で示す部分にてカートリッジ
の角部が重ねられているが、この重なりを設けずに、カ
ートリッジを平面的に配置することもできる。この場合
に、回転移動するときにカートリッジの移動軌跡の最外
周の直径が図示実施例よりも大きくなり、よって筐体1
1も大きくなるため1ディーンサイズには収まらなくな
るが、家庭用の機器として使用する場合には差し支えな
い。またカートリッジCに収納されたディスクではな
く、単体のディスクをそのまま供給してディスク支持部
A1,A2,A3に保持させてもよい。
【0036】また、上記実施例では、ディスク駆動ユニ
ット30が1ヶ所にのみ設けられているが、このディス
ク駆動ユニット30を2ヶ所あるいは3ヶ所に設け、複
数のディスク支持部にこのユニット30が対向するよう
に構成してもよい。さらに再生のみでなく、記録動作が
行えるようにし、車載用、家庭用のみならず、データ処
理機器として使用することも可能である。さらに光方式
に限られず、磁気ディスクに対しても適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明で
は、挿入部からディスクを1枚ずつ挿入して、そのディ
スクを複数枚機器本体内に蓄えることができるため、図
7に示す従来例のように大きなトレイが前方へ突出する
ことなく、機器本体内にてディスクの選択駆動が可能に
なる。また複数のディスク支持部が回転移動して、ディ
スクが選択されるため、選択されたディスクを短時間に
てディスク駆動部に対向させることができ、ディスクの
選択駆動の時間間隔を短くできる。
【0038】請求項2記載の発明では、ディスクの一部
どうしを重ねることにより、狭いスペース内に複数のデ
ィスクを効率良く配置でき、機器の小型化が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例によるディスク装置の主要
部を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】回転テーブルの断面形状の一例を示す図1のI
I−II線断面図である。
【図4】ディスク装置の外観を示す正面図である。
【図5】図4のV−V線の拡大断面図である。
【図6】本発明の第二実施例によるディスク支持部の構
造を示す部分斜視図である。
【図7】従来のディスク装置の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 筐体 12 ノーズ 12a 挿入口 21 回転テーブル 21a 傾斜支持面 21b 段差部 21c 段差部 22 軸 23 モータ 25 ベルト 27,28 送排出ローラ 30 ディスク駆動ユニット 32 クランプテーブル 33 モータ 35 光ヘッド A1,A2,A3 ディスク支持部 C カートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 秀邦 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク挿入部から挿入されたディスク
    を支持する複数のディスク支持部と、このディスク支持
    部をその並び方向へ回転移動させる回転駆動機構と、各
    ディスク支持部が所定の回転位置へ移動したときに少な
    くとも1つのディスク支持部に対向するディスク駆動部
    と、が設けられていることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 ディスク支持部では、回転移動の中心軸
    と直交する平面に対してディスクが傾斜して支持され、
    且つ隣接するディスクが部分的に重ねられている請求項
    1記載のディスク装置。
JP6767793A 1993-03-02 1993-03-02 ディスク装置 Pending JPH06259862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6767793A JPH06259862A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 ディスク装置

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JP6767793A JPH06259862A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 ディスク装置

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JP (1) JPH06259862A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6058097A (en) * 1996-12-27 2000-05-02 Nakamichi Corporation Changer-type disk playback device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6058097A (en) * 1996-12-27 2000-05-02 Nakamichi Corporation Changer-type disk playback device

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