JPH06259227A - 演算装置 - Google Patents

演算装置

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JPH06259227A
JPH06259227A JP5046342A JP4634293A JPH06259227A JP H06259227 A JPH06259227 A JP H06259227A JP 5046342 A JP5046342 A JP 5046342A JP 4634293 A JP4634293 A JP 4634293A JP H06259227 A JPH06259227 A JP H06259227A
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JP
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arithmetic
shift
instruction
data
arithmetic unit
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JP5046342A
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Hiroshi Kanekura
広志 金倉
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 算術演算とシフト演算との複合演算を高速に
かつ演算精度を保証して実行可能な演算装置を提供す
る。 【構成】 算術演算とシフト演算との複合演算を1命令
コードで示すような命令コードCCが命令デコーダ2に
与えられると、デコーダ2は該コードCCをデコードし
演算制御信号S1およびシフト信号S3を演算部1およ
びシフタ4にそれぞれ与える。演算部1は信号S1に基
づき入力データD1およびD2を算術演算し、算術演算
結果データは最終的な複合演算結果以上の演算精度を持
ったデータとしてセレクタ3を介してシフタ4に与えら
れ、シフタ4は該入力データをシフト信号S3に基づき
シフト演算するので該複合演算においては演算精度が保
証され、さらに1命令実行時間内に算術演算命令とシフ
ト演算命令の2命令が実行されて高速演算が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、汎用のマイクロコン
ピュータなどに利用可能な演算装置に関し、特に、デジ
タル信号処理用の演算装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のデジタルデータを処理す
る演算装置のブロック図である。図2の演算装置はnビ
ットのデジタルデータD1およびD2をならびにmビッ
トの命令コードCをそれぞれパケットデータとして入力
し、応じて演算動作して、演算結果を示すnビットのデ
ータD4を出力する。以下、演算装置にデータが入力
し、該入力データに関する演算結果を示すデータが出力
されるまでに要する時間を1命令実行時間と呼ぶ。
【0003】図2の装置は、与えられる命令コードCを
デコードして演算制御信号S5,選択信号S2および丸
め有/無信号S4を出力する命令デコーダ2、2nビッ
トの入力データを与えられる丸め有/無信号S4に基づ
いて丸め処理し、nビットのデータD4を出力する丸め
5、与えられるデータD1およびD2を並行して入力
し、応じて演算制御信号S5に基づき並行して動作しデ
ータ出力する加減算器11、論理演算器12、乗算器1
3およびシフタ14を含む演算部6および2nビットの
複数の入力データのうち与えられる選択信号S2に従っ
て1つを選択し出力するセレクタ7を備える。
【0004】演算制御信号S5は、加減算器11を加算
および減算のいずれか一方に機能切換えするための信号
または論理演算器12の論理演算内容を指示する信号ま
たはシフタ14のシフト量およびシフト方向を指示する
信号を含む。選択信号S2はセレクタ7に演算部6から
並行して与えられる複数のデータのうちいずれか1つの
データを選択し出力させるための信号である。丸め有/
無信号S4は入力命令コードCが論理演算命令コードで
あるときのみ丸め処理を指示しない丸め無信号に設定さ
れ、その他の命令コードCが入力されたときは丸め処理
を指示する丸め有信号に設定される。演算部6の各種演
算器の出力データは、演算部6からセレクタ7に与えら
れる時点で、2nビットのデータにして出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2の演算装置を用い
て2つのデータの平均を算出する場合は、まず演算部6
の加減算器11において加算命令が実行されて、その加
算結果データがデータD4として一旦演算装置から出力
される。その後、この加算結果データD4が再度、演算
装置に入力されて演算部6のシフタ14において1ビッ
ト右シフト命令(÷2の処理)が実行されてデータD4
が出力されることにより、2つのデータの平均が算出さ
れる。したがって、この演算処理においては、加算命令
とシフト命令との実行のために少なくとも2命令実行時
間を必要とするので、この演算装置では算術演算とシフ
ト演算とからなる複合演算を高速に処理できないという
問題があった。
【0006】また、図2の演算装置においてn=8ビッ
ト2の補数表現(値域−128〜127)で換算された
値を用いて、100×3/4=75を2命令で実行する
場合 一度目の実行時は乗算命令を行ない結果を8ビット
精度に丸めてしまう。
【0007】100×3=300→丸め5により最大値
に丸められる→127 次の命令実行時にシフト演算を行なう。
【0008】127÷4(127の2ビット右シフト)
を行なう→31(論理値75とは大きく異なる) 以上のように、図2の演算装置により乗算+シフトを行
なう場合、論理上、乗算+シフトの最終結果が演算装置
の有するnビット精度に収まる場合においても、上述
の乗算を行なった時点でnビット精度を越えると、丸め
5を用い、nビット精度で表現し得る値に丸められた不
正確な値(nビットで表現可能な最大値やnビットを越
えたものを切り捨てた値など)に対して上述のシフト
演算が実行されることになって、原理的に正しい演算結
果が得られないという問題があった。
【0009】また、テキサスインスツルメンツ社発行の
「Texas Instruments TM320C
30 DSP Preview Bulletin」の
第1ないし第2頁には一般的なDSP(デジタル信号プ
ロセッサ)が開示される。さらにこの資料の第2頁には
このDSPに採用されるCPU(中央処理装置)のブロ
ック図が開示される。このCPUのブロック図からは、
ALU(算術論理演算装置)とシフタとは直列に配置さ
れているが、乗算器とシフタとは直列に配置されていな
いため、乗算とシフトとの複合演算処理は最低2命令実
行時間を必要とするという欠点があった。
【0010】また、パナソニック’92国際インダスト
リー総合展の出展品ガイド資料に開示された高速画像処
理DSPは、DCT(離散コサイン変換)のための制御
回路を設けていることが最大の特徴であるが、算術演算
とシフト演算との複合演算を考慮したブロック構成が採
用されていないので、このDSPによればこのような複
合演算のために2命令実行時間を必要としたり、丸め誤
差が大きかったりすると推察される。
【0011】さらに特開昭60−54070号公報に開
示される演算装置においては、シフタは算術演算でオー
バフローが生じたときの値の丸め処理のために採用され
ており、算術+シフトの複合演算のためにこのシフタを
用いることは何ら開示されていないので、この演算装置
では複合演算を1命令実行時間では到底処理できず、演
算速度を高速化できないという問題があった。
【0012】それゆえにこの発明の目的は、算術演算と
シフト演算とからなる複合演算を高速に、かつ演算精度
を保証して実行する演算装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る演算装置
は、デジタルデータを用いた算術演算命令およびシフト
演算命令からなる複合演算命令を実行する装置であっ
て、デジタルデータを入力し、応じて算術演算命令に従
って算術演算し、演算結果データを少なくとも該複合演
算精度が保証されるようなデータ長にして出力する算術
演算手段と、この手段から出力される演算結果データを
入力し、応じてシフト演算命令に従ってシフト演算する
シフト演算手段とを備えて構成される。
【0014】
【作用】この発明に係る演算装置は、演算装置に入力さ
れたデジタルデータに対して該装置内で算術演算命令お
よびシフト演算命令が連続して実行されるとともに、算
術演算結果データに対しては算術演算およびシフト演算
からなる複合演算結果データの精度を保証するようなデ
ータ長にしてシフト演算が実行される。
【0015】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるデジタル
データを処理する演算装置のブロック図である。図1の
演算装置はnビットのデジタルデータD1およびD2な
らびにmビットの命令コードCCをそれぞれパケットデ
ータとして入力し、応じて演算動作して、演算結果を示
すnビットのデータD3を出力する。命令コードCCに
は、算術演算命令コードとシフト演算命令コードとから
なる複合演算命令コードが含まれる。図1の演算装置は
加減算器11、論理演算器12および乗算器13を含む
演算部1、命令デコーダ2、セレクタ3、シフタ4およ
び丸め5を含む。命令デコーダ2は命令コードCCをデ
コードし、演算制御信号S1、選択信号S2、シフト信
号S3および丸め有/無信号S4を演算部1、セレクタ
3、シフタ4および丸め5のそれぞれに与える。演算制
御信号S1は加減算器11を加算および減算のいずれか
一方に機能切換えするための信号または論理演算器12
の論理演算内容を指示する信号を含む。選択信号S2は
セレクタ7に演算部1から並行して与えられる複数個の
2nビットのデータのうちいずれか1つのデータを入力
し出力させるための信号である。シフト信号S3はシフ
タ4のシフト量およびシフト方向を指示する信号であ
る。丸め有/無信号は入力命令コードCCが論理演算命
令コードのみであるとき丸め処理を指示しない丸め無信
号に設定され、その他の命令コードCCであるとき丸め
処理を指示する丸め有信号に設定される。
【0016】図示されるように、図1の演算装置と図2
のそれとの異なる点は、図2の演算部6に内蔵されてい
たシフタ14を演算部6から取出して、図1に示される
ようにセレクタ3と丸め5との間にシフタ4として配置
させた点にある。シフタ4はセレクタ3の2nビットの
データを入力し、シフト信号S3に基づいてシフト処理
し、2nビットのデータにして丸め5に出力する。図1
のその他の構成要件は図2に示されたそれらと同様であ
るので、その詳細説明は省略する。
【0017】図1の演算装置の特徴点は、演算部1の出
力段に、演算部1の演算結果を受けて動作するシフタ4
が配置されていること、通常の算術演算のみ、あるいは
シフト演算のみの実行に加えて、算術演算とシフト演算
とからなる複合演算を指示する命令コードCCが与えら
れたとき、演算部1で算術演算が行なわれシフタ4でシ
フト演算が行なわれるような命令実行のための制御機構
が備えられていること、さらに複合演算において演算部
1からシフタ4に引き渡される中間データのビット幅を
広く(2nビット幅)することにより論理的に可能な範
囲で最大限の演算精度保証を行ない得ることなどであ
る。
【0018】図1の演算装置で実行される複合演算とし
ては、加算+シフト、減算+シフト、乗算+シフトなど
を想定する。命令コードCCが算術演算命令コードまた
は論理演算命令コードである場合、命令デコーダ2はシ
フト信号S3を出力しないので、演算部1からセレクタ
3を介して出力される算術演算結果データまたは論理演
算結果データはシフタ4を通過して丸め5に与えられ
る。
【0019】命令コードCCがシフト演算命令コードで
ある場合、演算部1は演算制御信号S1に応じて何ら演
算動作せず入力データを通過させ、セレクタ3は選択信
号S2に応じて加減算器11からの入力データを選択し
シフタ4に与える。
【0020】次に、算術演算とシフト演算との複合演算
命令コードCCに従う演算装置の動作を説明する。
【0021】nビットのデータD1およびD2が演算部
1に与えられるとともに、mビットの複合演算命令コー
ドCCが命令デコーダ2に与えられる。デコーダ2は与
えられる命令コードCCをデコードして演算制御信号S
1、選択信号S2、シフト信号S3および丸め有/無信
号S4を演算部1、セレクタ3、シフタ4および丸め5
にそれぞれに与える。入力データD1およびD2は演算
部1に与えられて演算制御信号S1に基づき加算、減算
および乗算のいずれかの処理が行なわれる。理論上、n
ビットの加減算処理の結果はn+1ビットの精度を必要
とし、nビットデータの乗算処理の結果は2nビットの
精度を必要とする。演算部1の各演算器の出力データは
一律に2nビットのデータに変換されてセレクタ3に並
行して与えられ、セレクタ3は選択信号S2に基づき与
えられる複数の入力データのうちいずれか1つを選択し
シフタ4にそのまま出力する。
【0022】さて、演算部1の各演算器の出力につい
て、加減算器11の出力はn+1ビット幅を有し乗算器
13の出力は2nビット幅を有する。ここでは、加減算
器11の出力データのビット幅を最もビット幅の広い乗
算器13の出力データのそれと一致させるために、最上
位ビットの値をn−1個上位ビットに付け加えた2nビ
ットデータとしてセレクタ3に与える(この操作によっ
て、加減算器11の出力結果データが示す値が変化する
ことはない)。図1の演算装置では、セレクタ3の入力
データのビット幅は2nビット幅が必要かつ十分であ
り、それ以上の精度(ビット幅)を与えても該演算装置
の最終的な演算結果の精度向上には寄与しない。
【0023】セレクタ3が選択信号S2に基づいて選択
した2nビットデータはシフタ4に与えられ、シフタ4
においてシフト信号S3に従うシフト方向に所定ビット
数だけシフト処理が施される。さらにこのシフト結果デ
ータは、2nビットのデータとして丸め5に与えられ、
シフト結果データがnビット精度を越える数値である場
合は、nビットで表現できる最大値に丸められてnビッ
トデータD3として出力される。
【0024】図1の演算装置をデジタル画像処理装置な
どに適用すれば、該処理装置において頻出する画素の平
均値を求める処理である算術演算とシフト演算との複合
演算処理を高速かつ高精度に実行可能となる。さらに、
除算器を設けなくとも定数除算の近似計算が精度よく実
行できる。これらの点について以下に詳細に説明する。
【0025】図1の演算装置によってn=8ビット2の
補数表現(値域−128〜127)に従って、100×
3/4=75を複合演算命令で実行する場合 まず乗算器13を用いて乗算を行なう。
【0026】100×3=300(乗算器13の出力は
2n=16ビット精度を有しているため乗算結果データ
は丸められない) シフタ4はセレクタ3を介して入力した乗算器13
の出力データを入力しシフト演算を行なう。
【0027】300÷4=75(正しい答えが得られ
る。シフト演算結果データは8ビットの精度内に収まっ
ているため丸め5において丸め処理は行なわれない) 以上のように、図1の演算装置では、従来2命令実行時
間必要としていた複合演算を1命令実行時間で実行可能
となって高速演算が図れるとともに、その演算精度が向
上する。
【0028】また、デジタル画像処理に頻出する画素デ
ータ(値115)の1/3倍のデータを求める(結果は
整数値になる)場合 例:115×1/3=38.33…(理論値) [従来例] 115×1/3≒115×1/22 =28
(論理値との誤差10.33…) 8ビット2の補数表現では、値115にかけられる分数
の分子が値2以上では、演算部6の乗算器13による乗
算時にオーバフローが発生するために丸め5における丸
めに伴う誤差が生じる。このため、値115にかけられ
る分数の分子は値1しかとり得ず、分子が1で分母が2
のべき数となる分数のうち、最も1/3に近い分数1/
2 を115にかけている。この分数(小数)の乗算
は、演算部6の乗算器13において115に1をかけ、
その乗算結果値を演算部6のシフタ14において2ビッ
ト算術右シフトすることにより実現される。
【0029】上述した115×1/3の乗算処理を図1
の演算装置で実行する場合、115×1/3≒115×
43/27 =38(論理値との誤差0.33…)となっ
て、従来に比較し演算精度がはるかに向上することがわ
かる。この点について以下に説明する。
【0030】図1で示されるように演算部1の演算結果
データはオーバフローを起こすことはないので、値11
5にかけるべき1/3の近似値の分数の分子としては、
115との積が乗算器13の出力ビット幅(16ビッ
ト)精度を越えない値まで用いることができる。たとえ
ば、分子として43を採用した場合、分母を2のべき数
としかつ値1/3に近似された値43/27 を値115
にかける。したがって、まず演算部1の乗算器13にお
いて115×43の乗算が行なわれ、その結果データを
シフタ4はセレクタ3を介して入力し、応じて該入力デ
ータについて7ビット算術右シフトすることにより実現
される。これにより、図1の演算装置は、整数演算装置
として十分な演算精度をもたらす装置であるといえる。
【0031】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、デジタ
ルデータを用いた算術演算命令およびシフト演算命令か
らなる複合演算命令を実行する場合、演算装置に入力さ
れたデジタルデータに対して演算装置内で算術演算命令
およびシフト演算命令が順次連続して実行されて高速演
算可能になるとともに、算術演算結果データは少なくと
も複合演算精度が保証されるようなデータ長にしてシフ
ト演算手段に与えられシフト演算処理されるので、高い
演算精度が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるデジタルデータを処
理する演算装置のブロック図である。
【図2】従来のデジタルデータを処理する演算装置のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 演算部 2 命令デコーダ 3 セレクタ 4 シフタ 5 丸め D1、D2およびD3 データ CC 命令コード S1 演算制御信号 S2 選択信号 S3 シフト信号 S4 丸め有/無信号 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータを用いた算術演算命令お
    よびシフト演算命令からなる複合演算命令を実行する演
    算装置であって、 前記デジタルデータを入力し、応じて前記算術演算命令
    に従って算術演算し、演算結果データを少なくとも前記
    複合演算精度が保証されるようなデータ長にして出力す
    る算術演算手段と、 前記算術演算手段から出力される前記演算結果データを
    入力し、応じて前記シフト演算命令に従ってシフト演算
    するシフト演算手段とを備えた、演算装置。
JP5046342A 1993-03-08 1993-03-08 演算装置 Pending JPH06259227A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5046342A JPH06259227A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 演算装置
US08/526,781 US6298364B1 (en) 1993-03-08 1995-09-11 Digital signal processing operation apparatus that allows combined operation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5046342A JPH06259227A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 演算装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06259227A true JPH06259227A (ja) 1994-09-16

Family

ID=12744470

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5046342A Pending JPH06259227A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 演算装置

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JP (1) JPH06259227A (ja)

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