JPH06259171A - Dc出力監視回路 - Google Patents
Dc出力監視回路Info
- Publication number
- JPH06259171A JPH06259171A JP5046259A JP4625993A JPH06259171A JP H06259171 A JPH06259171 A JP H06259171A JP 5046259 A JP5046259 A JP 5046259A JP 4625993 A JP4625993 A JP 4625993A JP H06259171 A JPH06259171 A JP H06259171A
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- JP
- Japan
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- voltage
- load
- time
- basic device
- microcomputer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】DC値監視回路においてマイコンを使用してD
C出力値を監視し±12Vの負荷に対する動作保証電圧
領域を常に+5Vの動作保証電圧領域内に確保するこ
と。 【構成】DC出力値監視回路にA/Dコンバータを内蔵
したマイコンを使用し、電源内のDC出力回路により生
成されたDC電圧値をマイコン内蔵のA/Dコンバータ
にてディジタル値に変換後、マイコン内部の演算部を使
用してDCの値を監視し、復電時には+5V値が動作保
証電圧領域である4.75V に達した時点より±12V
等の他種電源を生成するように他種電源生成回路を制御
する。又、停電時には他種電源が動作保証電圧領域であ
る定格値の90%まで低下した時点より+5Vを低下す
るように+5V生成回路を制御する。
C出力値を監視し±12Vの負荷に対する動作保証電圧
領域を常に+5Vの動作保証電圧領域内に確保するこ
と。 【構成】DC出力値監視回路にA/Dコンバータを内蔵
したマイコンを使用し、電源内のDC出力回路により生
成されたDC電圧値をマイコン内蔵のA/Dコンバータ
にてディジタル値に変換後、マイコン内部の演算部を使
用してDCの値を監視し、復電時には+5V値が動作保
証電圧領域である4.75V に達した時点より±12V
等の他種電源を生成するように他種電源生成回路を制御
する。又、停電時には他種電源が動作保証電圧領域であ
る定格値の90%まで低下した時点より+5Vを低下す
るように+5V生成回路を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源のDC出力監視回路
に係り、基本装置用電圧(以下+5Vと仮定する)と共
に出力される周辺装置用電圧(以下±12Vと仮定す
る)の電圧レベルを監視する回路にマイコンを使用し、
±12Vの動作保証電圧領域が、常に+5Vの動作保証
電圧領域内に確保され、周辺装置の動作が必ず+5Vを
使用する基本装置の動作中に行われ、基本装置と負荷間
の動作タイミングのずれによる動作不良を防ぐことをを
可能とする回路に関する。
に係り、基本装置用電圧(以下+5Vと仮定する)と共
に出力される周辺装置用電圧(以下±12Vと仮定す
る)の電圧レベルを監視する回路にマイコンを使用し、
±12Vの動作保証電圧領域が、常に+5Vの動作保証
電圧領域内に確保され、周辺装置の動作が必ず+5Vを
使用する基本装置の動作中に行われ、基本装置と負荷間
の動作タイミングのずれによる動作不良を防ぐことをを
可能とする回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源では電源を供給する装置の負
荷が増大した場合、復電時にCPU等の基本装置が使用
する+5Vが動作保証電圧領域に達していないうちに、
F/D,H/D等の周辺装置が使用する±12Vの動作
保証電圧領域が確定してしまう可能性があった。そのた
め、周辺装置が基本装置より早く動作してしまうと基本
装置との間に同期がとれず正常な動作が行なわれない。
同様に、停電時に±12Vが動作保証電圧領域から低下
するより早く+5Vが低下してしまうと周辺機器が未だ
動作状態であるのに基本装置によるデータの取扱いが不
能となり動作不良となってしまう危険性があった。
荷が増大した場合、復電時にCPU等の基本装置が使用
する+5Vが動作保証電圧領域に達していないうちに、
F/D,H/D等の周辺装置が使用する±12Vの動作
保証電圧領域が確定してしまう可能性があった。そのた
め、周辺装置が基本装置より早く動作してしまうと基本
装置との間に同期がとれず正常な動作が行なわれない。
同様に、停電時に±12Vが動作保証電圧領域から低下
するより早く+5Vが低下してしまうと周辺機器が未だ
動作状態であるのに基本装置によるデータの取扱いが不
能となり動作不良となってしまう危険性があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今後のコンピュータシ
ステムを考える場合、システムの安全性が最も要求され
る。特にシステムの動力源である電源の安全性及び信頼
性については、システムやシステム内の回路等の性能が
よくても電源が不安定であるとシステム自体の性能や信
頼性が低下してしまう。電源を供給する装置の負荷が増
大した場合、復電時にCPU等の基本装置が使用する+
5Vが動作保証電圧領域に達していないうちに、F/
D,H/D等の周辺装置が使用する±12Vの動作保証
電圧領域が確定し、周辺装置が基本装置より早く動作し
てしまうと基本装置との間に同期がとれず正常な動作が
行なわれない。同様に、停電時に±12Vが動作保証電
圧領域から低下されるより早く+5Vが低下してしまう
と周辺機器が未だ動作状態であるのに基本装置がデータ
の取扱が不能となり動作不良となってしまう。
ステムを考える場合、システムの安全性が最も要求され
る。特にシステムの動力源である電源の安全性及び信頼
性については、システムやシステム内の回路等の性能が
よくても電源が不安定であるとシステム自体の性能や信
頼性が低下してしまう。電源を供給する装置の負荷が増
大した場合、復電時にCPU等の基本装置が使用する+
5Vが動作保証電圧領域に達していないうちに、F/
D,H/D等の周辺装置が使用する±12Vの動作保証
電圧領域が確定し、周辺装置が基本装置より早く動作し
てしまうと基本装置との間に同期がとれず正常な動作が
行なわれない。同様に、停電時に±12Vが動作保証電
圧領域から低下されるより早く+5Vが低下してしまう
と周辺機器が未だ動作状態であるのに基本装置がデータ
の取扱が不能となり動作不良となってしまう。
【0004】本発明では、DC出力回路より出力される
DC電圧値を監視するDC出力監視回路にマイコンを使
用し、マイコン内蔵の入出力ポート,A/Dコンバータ
を使用しデータの変換を行なって電圧値を監視し、周辺
装置用電圧の負荷に対する動作保証電圧領域を、常に基
本装置用電圧の動作保証電圧領域内に確保し、基本装置
用電圧を使用する基本装置の動作中に、周辺装置用電圧
を使用する負荷が常に動作保証されることを1個のマイ
コンで負荷の特性及び電圧の変化を監視し、その制御を
プログラマブルに行ない負荷による各電圧の立上り/立
下りの順序及び時間を制御し、基本装置と負荷間の動作
タイミングのずれによる動作不良防止を実現することに
ある。
DC電圧値を監視するDC出力監視回路にマイコンを使
用し、マイコン内蔵の入出力ポート,A/Dコンバータ
を使用しデータの変換を行なって電圧値を監視し、周辺
装置用電圧の負荷に対する動作保証電圧領域を、常に基
本装置用電圧の動作保証電圧領域内に確保し、基本装置
用電圧を使用する基本装置の動作中に、周辺装置用電圧
を使用する負荷が常に動作保証されることを1個のマイ
コンで負荷の特性及び電圧の変化を監視し、その制御を
プログラマブルに行ない負荷による各電圧の立上り/立
下りの順序及び時間を制御し、基本装置と負荷間の動作
タイミングのずれによる動作不良防止を実現することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】DC出力値監視回路にA
/Dコンバータを内蔵したマイコンを使用し、電源内の
DC出力回路により生成されたDC電圧値をマイコン内
蔵のA/Dコンバータにてディジタル値に変換後、マイ
コン内部の演算部を使用してDCの値を監視し、復電時
には+5V値が動作保証電圧領域である4.75V に達
した時点より±12V等の他種電源を生成するように他
種電源生成回路を制御する。又、停電時には他種電源が
動作保証電圧領域である定格値の90%まで低下した時
点より+5Vを低下するように+5V生成回路を制御す
る。
/Dコンバータを内蔵したマイコンを使用し、電源内の
DC出力回路により生成されたDC電圧値をマイコン内
蔵のA/Dコンバータにてディジタル値に変換後、マイ
コン内部の演算部を使用してDCの値を監視し、復電時
には+5V値が動作保証電圧領域である4.75V に達
した時点より±12V等の他種電源を生成するように他
種電源生成回路を制御する。又、停電時には他種電源が
動作保証電圧領域である定格値の90%まで低下した時
点より+5Vを低下するように+5V生成回路を制御す
る。
【0006】以上の手段によりDC値監視回路において
マイコンを使用してDC出力値を監視し±12Vの負荷
に対する動作保証電圧領域を常に+5Vの動作保証電圧
領域内に確保することが可能となる。
マイコンを使用してDC出力値を監視し±12Vの負荷
に対する動作保証電圧領域を常に+5Vの動作保証電圧
領域内に確保することが可能となる。
【0007】
【作用】マイコン内蔵のA/DコンバータはDC生成回
路により生成されたDC電圧値をマイコンの演算部が処
理可能なディジタル値に変換する。演算部は変換された
ディジタル値を監視し、復電時には負荷の特性により、
+5Vが動作保証電圧領域に達した後に±12Vが負荷
に対する動作保証電圧領域に達するように各電圧生成回
路による電圧の立上りの順序及び時間を制御し、同様に
停電時に±12Vが動作保証電圧領域より低下した後に
基本装置用電圧が動作保証電圧領域より低下するように
各電圧生成回路による電圧の立下りの順序及び時間を制
御し、±12Vの動作保証電圧領域を+5Vの動作保証電
圧領域内に確保する。
路により生成されたDC電圧値をマイコンの演算部が処
理可能なディジタル値に変換する。演算部は変換された
ディジタル値を監視し、復電時には負荷の特性により、
+5Vが動作保証電圧領域に達した後に±12Vが負荷
に対する動作保証電圧領域に達するように各電圧生成回
路による電圧の立上りの順序及び時間を制御し、同様に
停電時に±12Vが動作保証電圧領域より低下した後に
基本装置用電圧が動作保証電圧領域より低下するように
各電圧生成回路による電圧の立下りの順序及び時間を制
御し、±12Vの動作保証電圧領域を+5Vの動作保証電
圧領域内に確保する。
【0008】またマイコンは、負荷の特性及び電圧の変
化を監視することで各電圧の立上り/立下りをプログラ
マブルに制御することで、様々な状況に対応する。
化を監視することで各電圧の立上り/立下りをプログラ
マブルに制御することで、様々な状況に対応する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図4によ
り説明する。
り説明する。
【0010】図1に定電圧電源のブロック図を示す。定
電圧電源は、AC入力回路1にAC100Vが入力され
スイッチ2を介してノイズフィルタ3に送られる。ノイ
ズフィルタ3にてノイズ除去されたAC100VはDC
+5V生成回路4,±12V生成回路5に送られ各々+
5V,±12Vを生成する。この際、停復電検出回路6
においてAC100Vによる+5V,±12Vの生成タ
イミングがシステムで使用されているバスのタイミング
仕様を満足しているかを判定し判定結果により各種制御
信号を外部に出力する。またDC+5V生成回路4,±
12V生成回路5により生成された+5V,±12Vは
DC出力監視回路7にて出力値を常時監視され、DC出
力監視回路7は停復電時に各生成回路に対し生成の制御
を行なう。生成された各電圧は、DC+5V出力回路
8,DC±12V出力回路9を介し外部へ出力される。
電圧電源は、AC入力回路1にAC100Vが入力され
スイッチ2を介してノイズフィルタ3に送られる。ノイ
ズフィルタ3にてノイズ除去されたAC100VはDC
+5V生成回路4,±12V生成回路5に送られ各々+
5V,±12Vを生成する。この際、停復電検出回路6
においてAC100Vによる+5V,±12Vの生成タ
イミングがシステムで使用されているバスのタイミング
仕様を満足しているかを判定し判定結果により各種制御
信号を外部に出力する。またDC+5V生成回路4,±
12V生成回路5により生成された+5V,±12Vは
DC出力監視回路7にて出力値を常時監視され、DC出
力監視回路7は停復電時に各生成回路に対し生成の制御
を行なう。生成された各電圧は、DC+5V出力回路
8,DC±12V出力回路9を介し外部へ出力される。
【0011】図2に信号生成回路を形成するマイコンの
ブロック図を示す。マイコンは演算処理を行なうCPU
1を核にPORT2により入力したデータをROM3,
RAM4によりデータ管理を行ない、A/Dコンバータ5で
信号処理を行なう。処理された信号は、CPUにて演算
され再びPORT1にて外部へ送信される。本発明に関
してのマイコンの動作はDC+5V生成回路,DC±1
2V生成回路により生成された+5V,±12VをPO
RT2より入力し、A/Dコンバータ5によりCPU1
が解読可能なディジタル値に変換する。CPU1はA/
Dコンバータ5により変換されたディジタル値を演算部
により各DCの値を監視する。
ブロック図を示す。マイコンは演算処理を行なうCPU
1を核にPORT2により入力したデータをROM3,
RAM4によりデータ管理を行ない、A/Dコンバータ5で
信号処理を行なう。処理された信号は、CPUにて演算
され再びPORT1にて外部へ送信される。本発明に関
してのマイコンの動作はDC+5V生成回路,DC±1
2V生成回路により生成された+5V,±12VをPO
RT2より入力し、A/Dコンバータ5によりCPU1
が解読可能なディジタル値に変換する。CPU1はA/
Dコンバータ5により変換されたディジタル値を演算部
により各DCの値を監視する。
【0012】図3に復電時の+5V及び±12Vのタイ
ミング図を示す。
ミング図を示す。
【0013】AC入力後、+5Vは+5V生成回路によ
り生成される()。この際、マイコンは+5V電圧を監
視し動作保証電圧領域に達するまで±12V生成回路に
対し電圧生成を禁止する。+5Vが動作保証電圧領域に
達した後、マイコンは+5Vを使用する基本装置がイニ
シャル等で必要な動作可能となるまでの時間経過後、±
12V生成回路に対し電圧生成を許可し、±12V生成
回路は生成を開始する()。±12Vは+5Vの動作保
証電圧領域内で動作保証電圧領域に達する()。従っ
て、復電時±12Vは常に+5Vより遅れて動作保証電
圧領域に達し、+5Vを使用する基本装置が動作可能と
なった後±12Vを使用する周辺装置が動作を開始し動
作不良を回避できる。
り生成される()。この際、マイコンは+5V電圧を監
視し動作保証電圧領域に達するまで±12V生成回路に
対し電圧生成を禁止する。+5Vが動作保証電圧領域に
達した後、マイコンは+5Vを使用する基本装置がイニ
シャル等で必要な動作可能となるまでの時間経過後、±
12V生成回路に対し電圧生成を許可し、±12V生成
回路は生成を開始する()。±12Vは+5Vの動作保
証電圧領域内で動作保証電圧領域に達する()。従っ
て、復電時±12Vは常に+5Vより遅れて動作保証電
圧領域に達し、+5Vを使用する基本装置が動作可能と
なった後±12Vを使用する周辺装置が動作を開始し動
作不良を回避できる。
【0014】図4に停電時の+5V及び±12Vのタイ
ミング図を示す。
ミング図を示す。
【0015】AC入力断後、マイコンは±12V値を監
視するとともに+5V生成回路に対し、±12Vが動作
保証電圧領域外に低下した後+5Vの低下を許可する
()。その後マイコンは、±12Vが電圧確定領域外に
低下するまでは+5V生成回路に対し電圧確定領域外に
低下することを禁止し()、+5Vの動作保証電圧領域
内で±12Vは動作保証電圧領域外に低下する。従っ
て、停電時+5Vは±12Vが動作保証電圧領域外に低
下した後、動作保証電圧領域外に低下を開始することが
でき±12Vを使用する周辺装置が動作終了後+5Vを
使用する基本装置が動作を終了するため動作不良を回避
できる。
視するとともに+5V生成回路に対し、±12Vが動作
保証電圧領域外に低下した後+5Vの低下を許可する
()。その後マイコンは、±12Vが電圧確定領域外に
低下するまでは+5V生成回路に対し電圧確定領域外に
低下することを禁止し()、+5Vの動作保証電圧領域
内で±12Vは動作保証電圧領域外に低下する。従っ
て、停電時+5Vは±12Vが動作保証電圧領域外に低
下した後、動作保証電圧領域外に低下を開始することが
でき±12Vを使用する周辺装置が動作終了後+5Vを
使用する基本装置が動作を終了するため動作不良を回避
できる。
【0016】以上、本実施例によれば各電圧生成回路に
よる電圧の立上り/立下りの順序及び時間を制御し、±
12Vの負荷に対する動作保証電圧領域を常に+5Vの
動作保証電圧領域内に確保し、+5Vを使用する基本装
置の動作中に、±12Vを使用する負荷が常に動作保証
されることを1個のマイコンで負荷の特性及び電圧の変
化を監視し、その制御をプログラマブルに行ない、基本
装置と負荷間の動作タイミングのずれによる動作不良を
防ぐことが可能となる。
よる電圧の立上り/立下りの順序及び時間を制御し、±
12Vの負荷に対する動作保証電圧領域を常に+5Vの
動作保証電圧領域内に確保し、+5Vを使用する基本装
置の動作中に、±12Vを使用する負荷が常に動作保証
されることを1個のマイコンで負荷の特性及び電圧の変
化を監視し、その制御をプログラマブルに行ない、基本
装置と負荷間の動作タイミングのずれによる動作不良を
防ぐことが可能となる。
【0017】
【発明の効果】従来の電源では電源を供給する装置の負
荷が増大した場合、復電時にCPU等の基本装置が使用
する+5Vが動作保証電圧領域に達していないうちに、
F/D,H/D等の周辺装置が使用する±12Vの動作
保証電圧領域が確定し、周辺装置が基本装置より早く動
作してしまうと基本装置との間に同期がとれず正常な動
作が行なわれない可能性があった。同様に、停電時に±
12Vが動作保証電圧領域から低下されるより早く+5
Vが低下してしまうと、周辺機器が未だ動作状態である
のに基本装置がデータの取扱が不能となり動作不良とな
ってしまう可能性があった。
荷が増大した場合、復電時にCPU等の基本装置が使用
する+5Vが動作保証電圧領域に達していないうちに、
F/D,H/D等の周辺装置が使用する±12Vの動作
保証電圧領域が確定し、周辺装置が基本装置より早く動
作してしまうと基本装置との間に同期がとれず正常な動
作が行なわれない可能性があった。同様に、停電時に±
12Vが動作保証電圧領域から低下されるより早く+5
Vが低下してしまうと、周辺機器が未だ動作状態である
のに基本装置がデータの取扱が不能となり動作不良とな
ってしまう可能性があった。
【0018】本発明では、DC出力回路より出力される
DC電圧値を監視するDC出力監視回路にマイコンを使
用し、マイコン内蔵の入出力ポート,A/Dコンバータ
を使用しデータの変換を行なって電圧値を監視し、±1
2Vの負荷に対する動作保証電圧領域を常に+5Vの動
作保証電圧領域内に確保し、+5Vを使用する基本装置
の動作保証電圧領域内で±12Vを使用する負荷を常に
動作保証することで、基本装置と負荷間の動作タイミン
グのずれによる動作不良防止が可能となる。
DC電圧値を監視するDC出力監視回路にマイコンを使
用し、マイコン内蔵の入出力ポート,A/Dコンバータ
を使用しデータの変換を行なって電圧値を監視し、±1
2Vの負荷に対する動作保証電圧領域を常に+5Vの動
作保証電圧領域内に確保し、+5Vを使用する基本装置
の動作保証電圧領域内で±12Vを使用する負荷を常に
動作保証することで、基本装置と負荷間の動作タイミン
グのずれによる動作不良防止が可能となる。
【図1】本発明による定電圧電源のブロック図である。
【図2】DC電圧監視回路を構成するマイコンのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】復電時の+5V及び±12Vのタイミング図で
ある。
ある。
【図4】停電時の+5V及び±12Vのタイミング図で
ある。
ある。
1…AC入力回路、2…スイッチ、3…ノイズフィル
タ、4…基本装置用電圧生成回路、5…周辺装置用電圧
生成回路、6…停復電検出回路、7…DC出力監視回
路、8…基本装置用電圧出力回路、9…周辺装置用電圧
出力回路。
タ、4…基本装置用電圧生成回路、5…周辺装置用電圧
生成回路、6…停復電検出回路、7…DC出力監視回
路、8…基本装置用電圧出力回路、9…周辺装置用電圧
出力回路。
Claims (1)
- 【請求項1】バスを使用しデータ伝送を行い処理を実行
するシステム内で、AC電源を入力するAC入力部と、
AC入力からシステムに対する停復電の動作仕様を満足
するタイミングで各種制御信号を生成する信号生成回路
及び制御信号をシステムに出力する信号出力回路より成
る停復電検出回路と、外部より入力したAC電源により
基本装置用電圧を生成する基本装置用電圧生成回路と、
周辺装置用電圧を生成する周辺装置用電圧生成回路と、
DC生成回路により生成された電圧値の監視を行うDC
出力監視回路と、DC電圧を外部に出力するDC出力回
路よりなる定電圧電源において、DC出力監視回路に複
数の入出力ポート,A/Dコンバータを内蔵したマイク
ロコンピュータ(以下マイコンと称する)を使用し、各
DC生成回路により生成された電圧値をマイコン内蔵の
A/Dコンバータに入力し、ディジタル値に変換後、マ
イコン内部の演算部を使用して停復電時の各電圧の立上
り/立下りの順序及び時間を監視し、復電時に負荷の特
性により電源からの出力電流の複雑な変化が要求され、
そのため各電圧の立上り順序及び時間の制御が問題にな
る場合、基本装置用電圧が動作保証電圧領域に達した後
に周辺装置用電圧が負荷に対する動作保証電圧領域に達
するように、各電圧生成回路による電圧の立上りの順序
及び時間を制御するとともに、同様に停電時に各電圧の
立下がり順序及び時間の制御が問題になる場合、周辺装
置用電圧が動作保証電圧領域より低下した後に基本装置
用電圧が動作保証電圧領域より低下するように、各電圧
生成回路による電圧の立下りの順序及び時間を制御し、
周辺装置用電圧の負荷に対する動作保証電圧領域を常に
基本装置用電圧の動作保証電圧領域内に確保し、基本装
置用電圧を使用する基本装置の動作中に、周辺装置用電
圧を使用する負荷が常に動作保証されることを1個のマ
イコンで負荷の特性及び電圧の変化を監視し、その制御
をプログラマブルに行い、負荷による各電圧の立上り/
立下りの順序及び時間を制御し、基本装置と負荷間の動
作タイミングのずれによる動作不良を防ぐことを特徴と
するDC出力監視回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5046259A JPH06259171A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | Dc出力監視回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5046259A JPH06259171A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | Dc出力監視回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06259171A true JPH06259171A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12742209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5046259A Pending JPH06259171A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | Dc出力監視回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06259171A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7501716B2 (en) | 2005-05-11 | 2009-03-10 | Nec Electronics Corporation | Power supply apparatus |
JP2015141585A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-03 | Necプラットフォームズ株式会社 | 電源制御装置、電源制御方法および情報処理装置 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP5046259A patent/JPH06259171A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7501716B2 (en) | 2005-05-11 | 2009-03-10 | Nec Electronics Corporation | Power supply apparatus |
JP2015141585A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-03 | Necプラットフォームズ株式会社 | 電源制御装置、電源制御方法および情報処理装置 |
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