JPH0625782Y2 - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
- Publication number
- JPH0625782Y2 JPH0625782Y2 JP1989100653U JP10065389U JPH0625782Y2 JP H0625782 Y2 JPH0625782 Y2 JP H0625782Y2 JP 1989100653 U JP1989100653 U JP 1989100653U JP 10065389 U JP10065389 U JP 10065389U JP H0625782 Y2 JPH0625782 Y2 JP H0625782Y2
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- JP
- Japan
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- shutter
- outdoor
- opening
- side opening
- outdoor side
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- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は居室の換気装置に関するものである。
従来の技術 近年、住宅は冷暖房効果や防音効果の向上を図るために
その気密性はたいへん高くなってきている。したがって
衛生上換気が重要となり、換気装置が取り付けられる
が、外風の侵入を防止する構成にしないと、とくに冬
期、在室者に不快感を与えることになる。
その気密性はたいへん高くなってきている。したがって
衛生上換気が重要となり、換気装置が取り付けられる
が、外風の侵入を防止する構成にしないと、とくに冬
期、在室者に不快感を与えることになる。
このようなことから、従来の換気装置はたとえば、第３
図に示すように、モーター１０１および羽根１０２を内
蔵し、室内と連通する室内側開口部１０３と室外と連通
する室外側開口部１０４を有する枠体１０５の室外側開
口１０４に、軸１０７を中心に回動し、運転時には室外
側開口１０４を開放し、停止時には室外側開口１０４を
閉鎖するように、運転および停止を行うスイッチ１０８
に取付けられた引きひも１０９により操作されるシャッ
ター１１０が設けられていた。
図に示すように、モーター１０１および羽根１０２を内
蔵し、室内と連通する室内側開口部１０３と室外と連通
する室外側開口部１０４を有する枠体１０５の室外側開
口１０４に、軸１０７を中心に回動し、運転時には室外
側開口１０４を開放し、停止時には室外側開口１０４を
閉鎖するように、運転および停止を行うスイッチ１０８
に取付けられた引きひも１０９により操作されるシャッ
ター１１０が設けられていた。
考案が解決しようとする課題 このような従来の換気装置のシャッター１１０は、停止
時には枠体１０５の室外側開口部１０４を閉鎖し、外気
の侵入を防止するのであるが、シャッター１１０が回動
するために枠体１０５とシャッター１１０の間には隙間
が設けてあり、停止時に外風がこの隙間から少しではあ
るが侵入するために、とくに住宅の気密性が向上した最
近では、少しの外風でも不快感を在宅者に与えるもので
あった。
時には枠体１０５の室外側開口部１０４を閉鎖し、外気
の侵入を防止するのであるが、シャッター１１０が回動
するために枠体１０５とシャッター１１０の間には隙間
が設けてあり、停止時に外風がこの隙間から少しではあ
るが侵入するために、とくに住宅の気密性が向上した最
近では、少しの外風でも不快感を在宅者に与えるもので
あった。
本考案は上記従来の課題に留意し、停止時に外風の侵入
を完全に防止する換気装置を提供することを目的とする
ものである。
を完全に防止する換気装置を提供することを目的とする
ものである。
課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、羽根およびモータ
ーを内蔵し、室内と連通する室内側開口部と室外と連通
する室外側開口部とを有し、前記室外側開口部が室内側
に前傾した枠体の室外側に位置して前記室外側開口部を
開閉し、上部を前記室外側開口部の横幅より小さい幅小
部とし、この幅小部より下方を前記室外側開口部の横幅
より大きい幅大部としたシャッターを備え、このシャッ
ターの幅大部の室内側面にパッキンを貼付し、前記シャ
ッターの幅小部の室外面側に可撓性を有しシャッター閉
鎖時に前記室外側開口部の縁部に密着するシャッターカ
バーを設けた換気装置の構成としたものである。
ーを内蔵し、室内と連通する室内側開口部と室外と連通
する室外側開口部とを有し、前記室外側開口部が室内側
に前傾した枠体の室外側に位置して前記室外側開口部を
開閉し、上部を前記室外側開口部の横幅より小さい幅小
部とし、この幅小部より下方を前記室外側開口部の横幅
より大きい幅大部としたシャッターを備え、このシャッ
ターの幅大部の室内側面にパッキンを貼付し、前記シャ
ッターの幅小部の室外面側に可撓性を有しシャッター閉
鎖時に前記室外側開口部の縁部に密着するシャッターカ
バーを設けた換気装置の構成としたものである。
作用 上記構成により、シャッターが閉じたときは、シャッタ
ー室内側面に貼付されたパッキンが枠体の室外側開口部
の縁部に、かつシャッター室外面側に設けられたシャッ
ターカバーが枠体の室外側開口部の縁部ににそれぞれ密
接し、さらに枠体の室外側開口部が室内側に前傾してい
るので、シャッターに閉まり方向の力が付勢され、室外
側開口部は完全に閉塞されることとなる。
ー室内側面に貼付されたパッキンが枠体の室外側開口部
の縁部に、かつシャッター室外面側に設けられたシャッ
ターカバーが枠体の室外側開口部の縁部ににそれぞれ密
接し、さらに枠体の室外側開口部が室内側に前傾してい
るので、シャッターに閉まり方向の力が付勢され、室外
側開口部は完全に閉塞されることとなる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第１図および第２図にもとづ
き説明する。
き説明する。
図において１は、モーター２および羽根３を内蔵し、室
内と連通する室内側開口部４と室外と連通する室外側開
口部５とを有し、室外側開口部５が室内側に前傾した枠
体である。枠体１の室内側開口部４には羽根３の吸込口
を形成したオリフィス６が設けられている。
内と連通する室内側開口部４と室外と連通する室外側開
口部５とを有し、室外側開口部５が室内側に前傾した枠
体である。枠体１の室内側開口部４には羽根３の吸込口
を形成したオリフィス６が設けられている。
枠体１の室外側開口部には、枠体１の上部に固定した軸
７を中心に、運転時には室外側開口部５を開放し、停止
時には室外側開口部５を閉鎖するように、換気装置の運
転および停止を行うスイッチ８に取付けられた引きひも
９により回動するシャッター１０が設けられている。シ
ャッター１０は枠体１の外側に位置し、かつその上部
は、室外側開口部５の横幅より小さい幅小部１０Ａに形
成され、この幅小部１０Ａより下方は、室外側開口部５
の横幅より大きい幅大部１０Ｂに形成されている。そし
て、幅大部１０Ｂの室内側面には、パッキン１２が貼付
られている。
７を中心に、運転時には室外側開口部５を開放し、停止
時には室外側開口部５を閉鎖するように、換気装置の運
転および停止を行うスイッチ８に取付けられた引きひも
９により回動するシャッター１０が設けられている。シ
ャッター１０は枠体１の外側に位置し、かつその上部
は、室外側開口部５の横幅より小さい幅小部１０Ａに形
成され、この幅小部１０Ａより下方は、室外側開口部５
の横幅より大きい幅大部１０Ｂに形成されている。そし
て、幅大部１０Ｂの室内側面には、パッキン１２が貼付
られている。
また、枠体１の室外側の上端部には、可撓性を有し、室
外側からシャッター１０の幅小部１０Ａの室外面に密着
し、かつシャッター閉鎖時に室外側開口部５の縁部に密
接するシャッターカバー１１が固定されている。
外側からシャッター１０の幅小部１０Ａの室外面に密着
し、かつシャッター閉鎖時に室外側開口部５の縁部に密
接するシャッターカバー１１が固定されている。
上記構成において、引きひも９を引っぱると、スイッチ
８が動作しモーター２および羽根３が回転する。同時に
シャッター１０が軸７を中心に回動し、枠体１の室外側
開口部５が開放される。このときシャッターカバー１１
の一部はシャッターにより曲げられるが、可撓性を有す
るので変形し、何ら支障なくシャッター１０の開放状態
が維持できる。つぎに引きひも９を引っぱるとスイッチ
８が動作しモーター２および羽根３が停止する。同時に
シャッター１０が軸７を中心に回動し枠体１の室外側開
口部５を閉鎖する。このときシャッター１０の室内側面
に貼付されたパッキン１２が、枠体１の室外側開口部５
の縁部に、かつ枠体上部に位置するシャッターカバー１
１が、シャッター１０の室外側面上部、枠体１の室外側
開口部５の縁部にそれぞれ密接することとなり、シャッ
ター１０と枠体１との隙間がなくなり、枠体１の室外側
開口部５は完全に閉鎖される。シャッターカバー１１は
可撓性を有するので、外風が室内に侵入しようとするシ
ャッター１０に密着し、かつ枠体１の室外側開口部５の
傾斜をもった縁部に沿いシャッター１０が閉じることに
より、シャッター１０に閉まり方向の力が付勢され、外
風の侵入が完全に防止できることとなる。
８が動作しモーター２および羽根３が回転する。同時に
シャッター１０が軸７を中心に回動し、枠体１の室外側
開口部５が開放される。このときシャッターカバー１１
の一部はシャッターにより曲げられるが、可撓性を有す
るので変形し、何ら支障なくシャッター１０の開放状態
が維持できる。つぎに引きひも９を引っぱるとスイッチ
８が動作しモーター２および羽根３が停止する。同時に
シャッター１０が軸７を中心に回動し枠体１の室外側開
口部５を閉鎖する。このときシャッター１０の室内側面
に貼付されたパッキン１２が、枠体１の室外側開口部５
の縁部に、かつ枠体上部に位置するシャッターカバー１
１が、シャッター１０の室外側面上部、枠体１の室外側
開口部５の縁部にそれぞれ密接することとなり、シャッ
ター１０と枠体１との隙間がなくなり、枠体１の室外側
開口部５は完全に閉鎖される。シャッターカバー１１は
可撓性を有するので、外風が室内に侵入しようとするシ
ャッター１０に密着し、かつ枠体１の室外側開口部５の
傾斜をもった縁部に沿いシャッター１０が閉じることに
より、シャッター１０に閉まり方向の力が付勢され、外
風の侵入が完全に防止できることとなる。
考案の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本考案によれ
ば、枠体の室外側開口部を室内側に前傾させ、そして枠
体の外側に位置して室外側開口部を開閉し、上部を室外
側開口部の横幅より小さい幅小部およびこの幅小部より
下方を室外側開口部の横幅より大きい幅大部とし、かつ
幅大部の室内側面にパッキンを貼付したシャッターと、
シャッターの幅小部の室外面側に可撓性を有しシャッタ
ー閉鎖時に前記室外側開口部の縁部に密着するシャッタ
ーカバーとを具備することにより、外風の侵入を完全に
防止できるという効果が得られる。
ば、枠体の室外側開口部を室内側に前傾させ、そして枠
体の外側に位置して室外側開口部を開閉し、上部を室外
側開口部の横幅より小さい幅小部およびこの幅小部より
下方を室外側開口部の横幅より大きい幅大部とし、かつ
幅大部の室内側面にパッキンを貼付したシャッターと、
シャッターの幅小部の室外面側に可撓性を有しシャッタ
ー閉鎖時に前記室外側開口部の縁部に密着するシャッタ
ーカバーとを具備することにより、外風の侵入を完全に
防止できるという効果が得られる。
第１図は本考案の一実施例の換気装置を示す断面図、第
２図は同背面図、第３図は従来の換気装置の断面図であ
る。 １……枠体、２……モーター、３……羽根、４……室内
側開口部、５……室外側開口部、１０……シャッター、
１１……シャッターカバー、１２……パッキン。
２図は同背面図、第３図は従来の換気装置の断面図であ
る。 １……枠体、２……モーター、３……羽根、４……室内
側開口部、５……室外側開口部、１０……シャッター、
１１……シャッターカバー、１２……パッキン。
Claims (1)
- 【請求項１】羽根およびモーターを内蔵し、室内と連通
する室内側開口部と室外と連通する室外側開口部とを有
し、前記室外側開口部が室内側に前傾した枠体の室外側
に位置して前記室外側開口部を開閉し、上部を前記室外
側開口部の横幅より小さい幅小部とし、この幅小部より
下方を前記室外側開口部の横幅より大きい幅大部とした
シャッターを備え、このシャッターの幅大部の室内側面
にパッキンを貼付し、前記シャッターの幅小部の室外面
側に可撓性を有しシャッター閉鎖時に前記室外側開口部
の縁部に密着するシャッターカバーを設けた換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989100653U JPH0625782Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989100653U JPH0625782Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0342940U JPH0342940U (ja) | 1991-04-23 |
| JPH0625782Y2 true JPH0625782Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31649647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989100653U Expired - Fee Related JPH0625782Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625782Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5520062U (ja) * | 1978-07-26 | 1980-02-08 | ||
| JPS58123228U (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-22 | タカラスタンダ−ド株式会社 | 換気扇 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP1989100653U patent/JPH0625782Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0342940U (ja) | 1991-04-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |