JPH0625747A - 薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0625747A JPH0625747A JP18521392A JP18521392A JPH0625747A JP H0625747 A JPH0625747 A JP H0625747A JP 18521392 A JP18521392 A JP 18521392A JP 18521392 A JP18521392 A JP 18521392A JP H0625747 A JPH0625747 A JP H0625747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- annealing
- magnetic flux
- flux density
- high magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、低鉄損化の有力な手段である板厚
薄手化を、インヒビターを強化、2次再結晶を安定化さ
せることで、工業的に可能とする製造方法を提供する。 【構成】 Siが2.5〜4.5%、AlN他公知のイ
ンヒビター成分を含有するスラブを高温加熱・熱延し、
焼鈍した後、最終冷延圧下率50%以上の1回ないし中
間焼鈍を含む2回以上の冷間圧延を施し、さらに脱炭焼
鈍と仕上げ焼鈍を行う一方向性電磁鋼板の製造方法にお
いて、前記スラブ素材がNbを0.02〜0.2%を含
有し、板厚が200μm以下の最終製品板厚とすること
を特徴とする。 【効果】 本発明によれば、薄手材の2次再結晶が安定
化、Goss方位粒集積度が高まるので、薄手高磁束密
度一方向性電磁鋼板を製造することができる。
薄手化を、インヒビターを強化、2次再結晶を安定化さ
せることで、工業的に可能とする製造方法を提供する。 【構成】 Siが2.5〜4.5%、AlN他公知のイ
ンヒビター成分を含有するスラブを高温加熱・熱延し、
焼鈍した後、最終冷延圧下率50%以上の1回ないし中
間焼鈍を含む2回以上の冷間圧延を施し、さらに脱炭焼
鈍と仕上げ焼鈍を行う一方向性電磁鋼板の製造方法にお
いて、前記スラブ素材がNbを0.02〜0.2%を含
有し、板厚が200μm以下の最終製品板厚とすること
を特徴とする。 【効果】 本発明によれば、薄手材の2次再結晶が安定
化、Goss方位粒集積度が高まるので、薄手高磁束密
度一方向性電磁鋼板を製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2.5〜4.5%のS
iを含む高い磁束密度を有する薄手一方向性電磁鋼板の
製造方法に関する。
iを含む高い磁束密度を有する薄手一方向性電磁鋼板の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一方向性電磁鋼板は、トランス等の電気
機器の鉄心材料として使用されており、磁気特性として
励磁特性と鉄損特性が良好でなくてはならない。しかも
近年特にエネルギーロスの少ない低鉄損素材への市場要
求が強まっている。鉄損を良くする方法として板厚を薄
くすることが一般に良く知られているが、工業的には困
難であった。
機器の鉄心材料として使用されており、磁気特性として
励磁特性と鉄損特性が良好でなくてはならない。しかも
近年特にエネルギーロスの少ない低鉄損素材への市場要
求が強まっている。鉄損を良くする方法として板厚を薄
くすることが一般に良く知られているが、工業的には困
難であった。
【0003】すなわち板厚を薄くする方法として次のよ
うな提案がなされている。特開昭59−126722号
及び特開昭61−79721号公報において、薄手化し
た製品の2次再結晶安定化のために、熱延後2回の冷間
圧延を施す方法が開示された。また特開昭61−217
526号及び特開昭61−238916号公報におい
て、熱延後冷間圧延時にCBS圧延(Contact−
Bend−Stretch圧延)を適用して圧延集合組
織を改善し、板厚0.18mm以下でも安定した2次再
結晶を得る方法が開示された。
うな提案がなされている。特開昭59−126722号
及び特開昭61−79721号公報において、薄手化し
た製品の2次再結晶安定化のために、熱延後2回の冷間
圧延を施す方法が開示された。また特開昭61−217
526号及び特開昭61−238916号公報におい
て、熱延後冷間圧延時にCBS圧延(Contact−
Bend−Stretch圧延)を適用して圧延集合組
織を改善し、板厚0.18mm以下でも安定した2次再
結晶を得る方法が開示された。
【0004】また特開昭61−238939号公報にお
いて、板厚0.15mm以下でも安定した2次再結晶を
得るための一方法として、急冷法で直接薄帯としたのち
最終冷間圧延の圧下率が55〜80%の範囲になる1回
以上の冷間圧延を施す方法が開示された。しかしこれら
冷間圧延で薄くする場合は、いずれも2次再結晶が困難
になる問題を伴う。一方2次再結晶後化学研磨で薄くす
る場合は、著しく歩留が低下し、コスト高となる問題が
ある。
いて、板厚0.15mm以下でも安定した2次再結晶を
得るための一方法として、急冷法で直接薄帯としたのち
最終冷間圧延の圧下率が55〜80%の範囲になる1回
以上の冷間圧延を施す方法が開示された。しかしこれら
冷間圧延で薄くする場合は、いずれも2次再結晶が困難
になる問題を伴う。一方2次再結晶後化学研磨で薄くす
る場合は、著しく歩留が低下し、コスト高となる問題が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は板厚0.20
mm以下の薄手一方向性電磁鋼板の、低コストでしかも
極めて磁気特性の優れた製造方法を提供するものであ
る。
mm以下の薄手一方向性電磁鋼板の、低コストでしかも
極めて磁気特性の優れた製造方法を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決すべく検討を重ねた結果、重量比でC:0.03
〜0.10%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.0
2〜0.15%、酸可溶性Al:0.01〜0.04
%、N:0.003〜0.015%で、さらにSb:
0.01〜0.15%及びS,Se:0.01〜0.0
5%を少なくとも1種含む溶鋼にNb:0.02〜0.
2%を含有させると、2次再結晶が安定し磁気特性が改
善されることを見出した。
を解決すべく検討を重ねた結果、重量比でC:0.03
〜0.10%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.0
2〜0.15%、酸可溶性Al:0.01〜0.04
%、N:0.003〜0.015%で、さらにSb:
0.01〜0.15%及びS,Se:0.01〜0.0
5%を少なくとも1種含む溶鋼にNb:0.02〜0.
2%を含有させると、2次再結晶が安定し磁気特性が改
善されることを見出した。
【0007】これはNbが強力な炭化物、窒化物形成元
素であるため、Nb添加によって析出が促進され、従っ
て析出物の粗大化が抑制され微細分散するためインヒビ
ターが強化される効果と推定される。このNb添加効果
は、従来公知の一方向性電磁鋼素材成分一般にも適用で
きると思われる。
素であるため、Nb添加によって析出が促進され、従っ
て析出物の粗大化が抑制され微細分散するためインヒビ
ターが強化される効果と推定される。このNb添加効果
は、従来公知の一方向性電磁鋼素材成分一般にも適用で
きると思われる。
【0008】本発明の要旨は、重量比でC:0.03〜
0.10%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.02
〜0.15%、酸可溶性Al:0.01〜0.04%、
N:0.003〜0.015%で、さらにSb:0.0
1〜0.15%及びS,Se:0.01〜0.05%を
少なくとも1種含有し、残部Fe及び不可避的不純物か
らなるスラブを素材とし、熱延、析出焼鈍後、最終冷延
圧下率50%以上の1回ないし中間焼鈍を含む2回以上
の冷間圧延を施し、さらに脱炭焼鈍と仕上げ焼鈍を行う
一方向性電磁鋼板の製造方法において、前記スラブ素材
がNb:0.02〜0.2%を含有し、厚み200μm
以下の最終製品板厚とすることを特徴とする薄手高磁束
密度一方向性電磁鋼板の製造方法にある。
0.10%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.02
〜0.15%、酸可溶性Al:0.01〜0.04%、
N:0.003〜0.015%で、さらにSb:0.0
1〜0.15%及びS,Se:0.01〜0.05%を
少なくとも1種含有し、残部Fe及び不可避的不純物か
らなるスラブを素材とし、熱延、析出焼鈍後、最終冷延
圧下率50%以上の1回ないし中間焼鈍を含む2回以上
の冷間圧延を施し、さらに脱炭焼鈍と仕上げ焼鈍を行う
一方向性電磁鋼板の製造方法において、前記スラブ素材
がNb:0.02〜0.2%を含有し、厚み200μm
以下の最終製品板厚とすることを特徴とする薄手高磁束
密度一方向性電磁鋼板の製造方法にある。
【0009】以下に本発明を詳細に説明する。まず本発
明の特徴であるNb添加の効果について述べる。本発明
者らは薄手一方向性電磁鋼板の製造における前記課題を
解決すべく、種々検討を行った。その結果通常の方向性
電磁鋼の成分を含む溶鋼にNb:0.02〜0.2%を
含有させると、2次再結晶前の微細析出物が増加するこ
とがわかった。
明の特徴であるNb添加の効果について述べる。本発明
者らは薄手一方向性電磁鋼板の製造における前記課題を
解決すべく、種々検討を行った。その結果通常の方向性
電磁鋼の成分を含む溶鋼にNb:0.02〜0.2%を
含有させると、2次再結晶前の微細析出物が増加するこ
とがわかった。
【0010】インヒビターが強化され前述したように高
圧延率まで2次再結晶が安定し磁束密度が改善される。
このNb添加は、2次再結晶が不安定なためより強力な
インヒビターを必要とする薄手材ほど有効である。
圧延率まで2次再結晶が安定し磁束密度が改善される。
このNb添加は、2次再結晶が不安定なためより強力な
インヒビターを必要とする薄手材ほど有効である。
【0011】またNbは強固な炭化物を形成し易いた
め、製品板厚が厚い場合は脱炭性、ひいては製品磁性の
時効劣化が問題となる。従って本特許の最終板厚の上限
は200μmとした。以上のことから、Nbは薄手製品
に有効な元素と言える。
め、製品板厚が厚い場合は脱炭性、ひいては製品磁性の
時効劣化が問題となる。従って本特許の最終板厚の上限
は200μmとした。以上のことから、Nbは薄手製品
に有効な元素と言える。
【0012】
【作用】次に本発明において鋼組成及び製造条件を上述
のように限定した理由を詳細に説明する。この発明の鋼
成分については、Nbは微細析出物を増加させインヒビ
ターを強化、製品薄手材の2次再結晶が安定化して高磁
束密度が得られるよう下限を0.02%とし、また多す
ぎるとインヒビターとして強すぎ、細粒が出易く磁束密
度が劣化するので上限を0.2%とした。このNb量と
磁束密度B10の関係を、図1に示す。
のように限定した理由を詳細に説明する。この発明の鋼
成分については、Nbは微細析出物を増加させインヒビ
ターを強化、製品薄手材の2次再結晶が安定化して高磁
束密度が得られるよう下限を0.02%とし、また多す
ぎるとインヒビターとして強すぎ、細粒が出易く磁束密
度が劣化するので上限を0.2%とした。このNb量と
磁束密度B10の関係を、図1に示す。
【0013】Cはγ相を適当に生じ析出物の微細分散が
よいように下限を0.03%とし、また脱炭が困難とな
らない限り高めとし、その上限を0.10%とする。
よいように下限を0.03%とし、また脱炭が困難とな
らない限り高めとし、その上限を0.10%とする。
【0014】Siは鉄損をよくするため下限を2.5%
とするが、多すぎると冷間圧延の際に割れ易く加工が困
難となるので上限を4.5%とする。
とするが、多すぎると冷間圧延の際に割れ易く加工が困
難となるので上限を4.5%とする。
【0015】さらに以下の成分は、2次再結晶のための
析出分散相として使用する不純物であり、効果的作用の
ためには適当量含有させる必要がある。すなわちMn:
0.02〜0.15%、S:0.01〜0.05%、酸
可溶性Al:0.01〜0.04%、N:0.003〜
0.015%、Sb:0.01〜0.15%、Se:
0.01〜0.15%を2種以上適宜組み合わせること
でGoss方位粒集積度の高い2次再結晶を得ることが
できる。
析出分散相として使用する不純物であり、効果的作用の
ためには適当量含有させる必要がある。すなわちMn:
0.02〜0.15%、S:0.01〜0.05%、酸
可溶性Al:0.01〜0.04%、N:0.003〜
0.015%、Sb:0.01〜0.15%、Se:
0.01〜0.15%を2種以上適宜組み合わせること
でGoss方位粒集積度の高い2次再結晶を得ることが
できる。
【0016】その他Cu,Snはインヒビターを強くす
る目的で1.0%以下となるよう少なくとも1種添加し
てもよい。
る目的で1.0%以下となるよう少なくとも1種添加し
てもよい。
【0017】次にこの鋳造スラブを熱延し、次に950
〜1200℃で30秒〜30分の焼鈍を行った後、最終
冷延圧下率が50%以上、望ましくは80%以上になる
1回ないし中間焼鈍を含む2回以上の冷間圧延を施し、
厚み200μm以下の最終板厚とする。
〜1200℃で30秒〜30分の焼鈍を行った後、最終
冷延圧下率が50%以上、望ましくは80%以上になる
1回ないし中間焼鈍を含む2回以上の冷間圧延を施し、
厚み200μm以下の最終板厚とする。
【0018】圧下率をこのように高くとることで理想的
な方位({110}〈001〉)に近い組織を得ること
ができる。
な方位({110}〈001〉)に近い組織を得ること
ができる。
【0019】この後湿潤水素雰囲気中で脱炭焼鈍を行
い、さらにMgO等の焼鈍分離剤を塗布して、2次再結
晶と純化のため1100℃以上の仕上げ焼鈍を行うこと
で、高い磁束密度を有する薄手一方向性電磁鋼板が製造
される。
い、さらにMgO等の焼鈍分離剤を塗布して、2次再結
晶と純化のため1100℃以上の仕上げ焼鈍を行うこと
で、高い磁束密度を有する薄手一方向性電磁鋼板が製造
される。
【0020】
実施例1 表1に示す鋼の成分組成を含む溶鋼を鋳造したスラブ
を、1350℃で1時間加熱した後熱延し、2.2,
1.8,1.5mm厚みの熱延板とした。
を、1350℃で1時間加熱した後熱延し、2.2,
1.8,1.5mm厚みの熱延板とした。
【0021】ついでこれらの熱延板を1050℃で5分
間焼鈍を行い、さらに酸洗した後冷間圧延を行い0.2
2〜0.15mm厚(冷延圧下率90.0%)にした。
次にこの冷延板を湿潤水素中で脱炭焼鈍し、MgO粉を
塗布した後、1200℃に10時間水素ガス雰囲気中で
高温焼鈍を行った。
間焼鈍を行い、さらに酸洗した後冷間圧延を行い0.2
2〜0.15mm厚(冷延圧下率90.0%)にした。
次にこの冷延板を湿潤水素中で脱炭焼鈍し、MgO粉を
塗布した後、1200℃に10時間水素ガス雰囲気中で
高温焼鈍を行った。
【0022】
【表1】
【0023】得られた製品は、表2に示すように、20
0μm以下の薄手材では本発明であるNb添加材の方が
2次再結晶が安定し、良好な磁気特性が得られた。
0μm以下の薄手材では本発明であるNb添加材の方が
2次再結晶が安定し、良好な磁気特性が得られた。
【0024】
【表2】
【0025】実施例2 表3に示す鋼の成分組成を含む溶鋼を鋳造したスラブ
を、1350℃で1時間加熱した後熱延し、2.2,
1.8,1.5mm厚みの熱延板とした。
を、1350℃で1時間加熱した後熱延し、2.2,
1.8,1.5mm厚みの熱延板とした。
【0026】ついでこれらの熱延板を1050℃で5分
間焼鈍を行い、さらに酸洗した後冷間圧延を行い0.2
2〜0.15mm厚(冷延圧下率90.0%)にした。
次にこの冷延板を湿潤水素中で脱炭焼鈍し、MgO粉を
塗布した後、1200℃に10時間水素ガス雰囲気中で
高温焼鈍を行った。
間焼鈍を行い、さらに酸洗した後冷間圧延を行い0.2
2〜0.15mm厚(冷延圧下率90.0%)にした。
次にこの冷延板を湿潤水素中で脱炭焼鈍し、MgO粉を
塗布した後、1200℃に10時間水素ガス雰囲気中で
高温焼鈍を行った。
【0027】
【表3】
【0028】得られた製品は、表4に示すように、20
0μm以下の薄手材では本発明であるNb添加材の方が
2次再結晶が安定し、良好な磁気特性が得られた。
0μm以下の薄手材では本発明であるNb添加材の方が
2次再結晶が安定し、良好な磁気特性が得られた。
【0029】
【表4】
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、Nb添加によって製品
厚0.18mm以下の薄手材では2次再結晶が安定し、
Goss方位粒集積度の高い磁気特性の良好な一方向性
電磁鋼板を製造することができる。
厚0.18mm以下の薄手材では2次再結晶が安定し、
Goss方位粒集積度の高い磁気特性の良好な一方向性
電磁鋼板を製造することができる。
【図1】磁気特性B10と溶鋼中のNb添加量の関係を示
したグラフである。
したグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 重量比で C :0.03〜0.10%、 Si:2.5〜4.5%、 Mn:0.02〜0.15%、 S :0.01〜0.05%、 酸可溶性Al:0.01〜0.04%、 N :0.003〜0.015%、 残部Fe及び不可避的不純物からなるスラブを素材と
し、熱延、析出焼鈍後、最終冷延圧下率50%以上の1
回ないし中間焼鈍を含む2回以上の冷間圧延を施し、さ
らに脱炭焼鈍と仕上げ焼鈍を行う一方向性電磁鋼板の製
造方法において、前記スラブ素材がNb:0.02〜
0.2%を含有し、最終製品板厚を200μm以下とす
ることを特徴とする薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の
製造方法。 - 【請求項2】 前記素材の最終冷延圧下率が80%以上
であることを特徴とする請求項1記載の薄手高磁束密度
一方向性電磁鋼板の製造方法。 - 【請求項3】 スラブの成分が、重量比で C :0.03〜0.10%、 Si:2.5〜4.5%、 Mn:0.02〜0.15%、 酸可溶性Al:0.01〜0.04%、 N :0.003〜0.015%、 さらに Sb:0.01〜0.15% 及び S,Se:0.01〜0.05% を少なくとも1種含有することを特徴とする請求項1記
載の薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18521392A JPH0625747A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18521392A JPH0625747A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625747A true JPH0625747A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16166857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18521392A Withdrawn JPH0625747A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625747A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7828961B2 (en) | 2005-04-14 | 2010-11-09 | Ishigaki Company Limited | Sludge thickening device |
JP2013545885A (ja) * | 2010-09-30 | 2013-12-26 | 宝山鋼鉄股▲分▼有限公司 | 高磁束密度の方向性ケイ素鋼製品の製造方法 |
WO2014132354A1 (ja) | 2013-02-27 | 2014-09-04 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
WO2019131853A1 (ja) | 2017-12-28 | 2019-07-04 | Jfeスチール株式会社 | 低鉄損方向性電磁鋼板とその製造方法 |
WO2021125681A3 (ko) * | 2019-12-20 | 2021-08-05 | 주식회사 포스코 | 방향성 전기강판 및 그의 제조방법 |
WO2022158541A1 (ja) | 2021-01-21 | 2022-07-28 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP18521392A patent/JPH0625747A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7906029B2 (en) | 2005-04-14 | 2011-03-15 | Ishigaki Company Limited | Sludge thickening method |
EP2626333A1 (en) | 2005-04-14 | 2013-08-14 | Ishigaki Company Limited | Sludge thickening method |
US7828961B2 (en) | 2005-04-14 | 2010-11-09 | Ishigaki Company Limited | Sludge thickening device |
JP2013545885A (ja) * | 2010-09-30 | 2013-12-26 | 宝山鋼鉄股▲分▼有限公司 | 高磁束密度の方向性ケイ素鋼製品の製造方法 |
US10431359B2 (en) | 2013-02-27 | 2019-10-01 | Jfe Steel Corporation | Method for producing grain-oriented electrical steel sheet |
WO2014132354A1 (ja) | 2013-02-27 | 2014-09-04 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
KR20150109486A (ko) | 2013-02-27 | 2015-10-01 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 방향성 전자 강판의 제조 방법 |
WO2019131853A1 (ja) | 2017-12-28 | 2019-07-04 | Jfeスチール株式会社 | 低鉄損方向性電磁鋼板とその製造方法 |
KR20200089321A (ko) | 2017-12-28 | 2020-07-24 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 저철손 방향성 전자 강판과 그의 제조 방법 |
US11459633B2 (en) | 2017-12-28 | 2022-10-04 | Jfe Steel Corporation | Low-iron-loss grain-oriented electrical steel sheet and production method for same |
WO2021125681A3 (ko) * | 2019-12-20 | 2021-08-05 | 주식회사 포스코 | 방향성 전기강판 및 그의 제조방법 |
WO2022158541A1 (ja) | 2021-01-21 | 2022-07-28 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
KR20230113364A (ko) | 2021-01-21 | 2023-07-28 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 방향성 전기 강판의 제조 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3172439B2 (ja) | 高い体積抵抗率を有する粒子方向性珪素鋼およびその製造法 | |
JP2983128B2 (ja) | 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH0774388B2 (ja) | 磁束密度の高い一方向性珪素鋼板の製造方法 | |
JPH10298653A (ja) | 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP3359449B2 (ja) | 超高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
WO1999046416A1 (fr) | Feuille d'acier magnetique unidirectionnel et procede de fabrication associe | |
JPH0625747A (ja) | 薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH059666A (ja) | 方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
JP3056970B2 (ja) | 磁気特性が優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
EP0486707B1 (en) | A Process for Producing an Ultrahigh Silicon, Grain-Oriented Electrical Steel Sheet and Steel Sheet obtainable with said Process | |
JPH06256847A (ja) | 磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP2001049351A (ja) | 磁束密度の高い一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH05186828A (ja) | 低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP4261633B2 (ja) | 一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP3311021B2 (ja) | 鉄損の低い高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH0673454A (ja) | 高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH0762437A (ja) | 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP3474594B2 (ja) | 磁気特性の優れた厚い板厚の一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH09118920A (ja) | 磁気特性が優れた一方向性電磁鋼板の安定製造方法 | |
JPH07258738A (ja) | 高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP3479984B2 (ja) | 安定した磁気特性を有する一方向性けい素鋼板およびその製造方法 | |
JPH0741860A (ja) | 一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH07258737A (ja) | 高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP3324616B2 (ja) | 高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH07122094B2 (ja) | 高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |