JPH062568U - タブ端子組合せ体 - Google Patents

タブ端子組合せ体

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JPH062568U
JPH062568U JP4612192U JP4612192U JPH062568U JP H062568 U JPH062568 U JP H062568U JP 4612192 U JP4612192 U JP 4612192U JP 4612192 U JP4612192 U JP 4612192U JP H062568 U JPH062568 U JP H062568U
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JP
Japan
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terminal
tab
tab terminal
circuit board
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP4612192U
Other languages
English (en)
Inventor
耕二 大橋
Original Assignee
協伸工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 協伸工業株式会社 filed Critical 協伸工業株式会社
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Publication of JPH062568U publication Critical patent/JPH062568U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタの差込み端子が差込まれるタブ端子
の厚みを増して差込み端子との嵌合性を高めつつ、自動
挿入することができる部品寸法が定められている市販の
部品自動挿入機を用いてタブ端子を回路基板に自動挿入
することができる。 【構成】 複数のタブ端子16をテープ上に組合わせて
タブ端子組合せ体が形成されている。このタブ端子16
を金属ストリップを打ち抜いて形成する際に、脚20は
打ち抜いたまま形成され、舌状の端子本体18は打ち抜
いた部分を折り畳んで形成する。このため、端子本体1
8は、脚20の厚みの2倍となって差込み端子30との
嵌合部分の規格に合わせることができ、また脚20は、
部品自動挿入機で打ち込める厚みの範囲に限定すること
によって部品自動挿入機によって自動挿入することがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種電気機器の印刷配線基板の如き回路基板に取付けられて各種電 気機器等にリード線を介して接続された差込み端子が差込まれるべき複数の雄型 タブ端子から成っているタブ端子組合せ体の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
回路基板の端子貫通孔に複数のタブ端子を機械的に連続して挿入するために市 販の電子部品自動挿入機をタブ端子自動挿入機として用いられている。このよう な部品自動挿入機に用いられるタブ端子組合せ体は、通常、部品自動挿入機のス プロケットの送り爪が係入するパーフォレーションを有するテープに所定の間隔 をあけて取付けられた少なくとも2つの脚を有する複数のタブ端子から成ってい る。
【0003】 従来技術では、このタブ端子組合せ体は、部品自動挿入機のスプロケットの回 転によって端子取付け位置に送給し、部品自動挿入機のチャックによる把持とカ ッターによる切断とによって複数のタブ端子を順次その脚で切断して相互に切り 離し、各タブ端子の脚を回路基板の端子貫通孔に貫通して回路基板に挿入し、そ の後回路基板の裏側でカッター兼クリンチャーによって脚を所定の長さに切断し 、折り曲げ、このようにして折曲げられた各タブ端子の脚を回路基板の導電層に はんだ付けして各タブ端子を回路基板に電気的に接続するように取付けられてい た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一方、この種のタブ端子は、銅、銅合金等の導電性金属ストリップを打ち抜い て形成されるが、タブ端子は、差込み端子との関係から規格上定められた厚みが 要求され、例えばJIS2809によると、この厚みは、0.5〜0.8mmで あることが要求されている。一方、市販の部品自動挿入機が打ち込むことができ る厚みは例えば0.4mmと限定されており、従ってタブ端子を市販の部品自動 挿入機を使用して回路基板に挿入することができないため、専用の部品自動挿入 機を必要とし、不経済であった。
【0005】 本考案の目的は、規格に合った厚みを有し、且つ市販の部品自動挿入機で回路 基板に挿入することができるタブ端子組合せ体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するため、部品自動挿入機のスプロケットの送り 爪が係入するパーフォレーションを有するテープに間隔をあけて取付けられた複 数の雄型のタブ端子を含み、各タブ端子は差込み端子が嵌合すべき舌状の端子本 体とこの端子本体に一体に形成され回路基板に貫通して回路基板の導電層にはん だ付けされる脚とから成っているタブ端子組合せ体において、タブ端子の端子本 体は、導電性金属ストリップの打ち抜き部分を折り畳んで形成され、タブ端子の 脚は、導電性金属ストリップの打ち抜き部分から成っていることを特徴とするタ ブ端子組合せ体を提供することにある。
【0007】
【作用】
このように、各タブ端子は、金属ストリップを打ち抜いて形成されるが、脚は 打ち抜いたまま形成され、舌状の端子本体は打ち抜いた部分を折り畳んで形成す ると、端子本体は脚の厚みの2倍となって差込み端子との嵌合部分は規格に合っ た厚みを有し、また脚は部品自動挿入機で打ち込める厚みの範囲に限定すること によって市販の部品自動挿入機によって自動挿入することができる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべると、図1及び図2は本考案に用 いられるタブ端子組合せ体10を示し、このタブ端子組合せ体10は、部品(タ ブ端子)自動挿入機のスプロケットの送り爪が係入するパーフォレーション12 を有するテープ14と、このテープ14に間隔をあけて設けられた複数のタブ端 子16とから成っている。
【0009】 各タブ端子16は、差込み端子が嵌合すべき舌状の端子本体18と、この端子 本体18に一体に形成され図4及び図5に関連して後にのべる回路基板50に貫 通してこの回路基板50の導電層52にはんだ付けされる脚20とから成ってい る。尚、図1において符号18aは後にのべるように回路基板50に係合する鍔 状部分を示す。
【0010】 図示の実施例では、テープ14は、タブ端子16とは別体であるのが示され、 複数のタブ端子16は、図3に示すように、導電性金属ストリップを打ち抜いて 形成されたフレーム付きタブ端子ストリップ22から得られる。タブ端子ストリ ップ22は、複数のタブ端子16から延びる2つの脚20に一体に連続するフレ ーム部分24を有し、各タブ端子16は、フレーム部分24を隣り合うタブ端子 16の中間の切断線C−C(図3)で切断して形成される。
【0011】 このようにして形成された複数のタブ端子16は、所定の間隔となるように相 互に離間し、フレーム部分24を粘着テープ26によってテープ14に貼り付け てテープ14に取付けられて図1のタブ端子組合せ体10を形成している。タブ 端子16の間隔は、テープ14のパーフォレーション12の間隔と同じであり、 各タブ端子16は、パーフォレーション12の隣り合う孔の中間に位置するよう に取付けられている。
【0012】 このタブ端子16の間隔(ピッチ)は、市販されている部品自動挿入機をその まま使用することができるように、その規格に合わせて設定される。尚、図3の ように、フレーム部分24をリードフレームとしてそのまま使用することができ るが、この場合には隣り合うタブ端子16の間隔に合わせて専用の自動挿入機を 作らなければならない。
【0013】 本考案のタブ端子組合せ体10の各タブ端子16は、先にのべたように、導電 性金属ストリップを打ち抜いて形成するが、この場合、タブ端子16の端子本体 18は、図3の点線で示すように、その頂部を中心線として対称的になるように 2倍の長さに打ち抜いた導電性金属ストリップの打ち抜き部分18Aを中心線で 折り畳んで形成され、またタブ端子16の脚20は、導電性金属ストリップの打 ち抜き部分20Aからそのまま形成されている。
【0014】 従って、図2から解るように、各タブ端子16の端子本体18の厚みt18は、 脚20の厚みt20の2倍となるのでコネクタの差込み端子との嵌合性が向上する 。また、脚20は、金属ストリップの厚みのままであり、この厚みを部品自動挿 入機で打ち込める厚みの範囲に限定することによってこの部品自動挿入機によっ て後にのべるように自動挿入することができる。
【0015】 次に、本考案のタブ端子10の取付け方法を詳細にのべると、タブ端子組合せ 体10のテープ14のパーフォレーション12を図示しない部品(タブ端子)自 動挿入機のスプロケットに噛み合わせてこのスプロケットの回転によってタブ端 子組合せ体10をタブ端子取付け位置に送給する。
【0016】 タブ端子取付け位置では、タブ端子組合せ体10の最先のタブ端子16を部品 自動挿入機の挿入チャック40(図1の想像線参照)によって把持した状態で図 示しないカッターに移送し、このカッターによって図1の切断線A−Aで切断し て後続のタブ端子組合せ体10から切り離す。
【0017】 次いで、挿入チャック40で把持しながら切り離されたタブ端子16を横に倒 し、脚20を同じカッターでテープ14に近い切断線B−Bで切断し、タブ端子 16から余分の部分を切り離す。
【0018】 その後、挿入チャック40でタブ端子16を把持しながらタブ端子16をその 脚20が回路基板50の端子貫通孔52に係入する位置に合わせ、その後挿入チ ャック40を解放し、図示しないプッシャーで脚20をガイドチャックを経て端 子貫通孔50aに押し込んでタブ端子16の鍔状部分18aが回路基板50に係 合するまで行なわれる。
【0019】 最後に、図4及び図5に示すように、タブ端子16の脚20の長い余分の部分 を切り落とし、残った短い脚20を折曲げはんだ54によって回路基板50の導 電層52に電気的に接続してタブ端子16を回路基板50に取付ける。
【0020】 先にのべたように、部品自動挿入機で自動挿入することができる部品の厚みは 限定され、従ってタブ端子16の脚20がガイドチャック等を通過することがで きる寸法が限定される。例えば、市販の部品自動挿入機では、打ち込むことがで きる部品部分の厚み寸法は0.5mmまでである。この場合、端子本体18の厚 みを0.8mmの規格に合わせるには、例えば、打ち抜くべき導電性金属ストリ ップの厚みを0.4mmとすると、本考案のタブ端子では、端子本体18の厚み は0.8mm、脚20の厚みは0.4mmとなる。従って、図5に示すように、 端子本体18に差込み端子30を嵌合する部分は、規格に合わせることができる 。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、上記のように、タブ端子を金属ストリップを打ち抜いて形成 する際に、脚は打ち抜いたまま形成され、舌状の端子本体は打ち抜いた部分を折 り畳んで形成するので、端子本体は脚の厚みの2倍となって差込み端子が嵌合す る部分の厚みを規格に合わせ、また脚は部品自動挿入機で打ち込める厚みの範囲 に限定することによって部品自動挿入機によって自動挿入することができる実益 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るタブ端子組合せ体の正面図であ
る。
【図2】本考案のタブ端子組合せ体を図1のII−II線に
沿って切断して示された断面図である。
【図3】図1及び図2のタブ端子組合せ体を製造するの
に用いられるタブ端子ストリップの正面図である。
【図4】本考案のタブ端子を回路基板に取付けた状態の
回路基板を断面で示す拡大正面図である。
【図5】本考案のタブ端子を回路基板に取付けた状態の
回路基板を断面で示す拡大側面図である。
【符号の説明】
10 タブ端子組合せ体 12 パーフォレーション 14 テープ 16 タブ端子 18 端子本体 20 脚 22 フレーム付きタブ端子ストリップ 24 フレーム部分 26 粘着テープ 40 チャック 50 回路基板 50a 端子貫通孔 52 導電層 54 はんだ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品自動挿入機のスプロケットの送り爪
    が係入するパーフォレーションを有するテープに間隔を
    あけて取付けられた複数の雄型のタブ端子を含み、各タ
    ブ端子は差込み端子が嵌合すべき舌状の端子本体と前記
    端子本体に一体に形成され回路基板に貫通して前記回路
    基板の導電層にはんだ付けされる脚とから成っているタ
    ブ端子組合せ体において、前記タブ端子の端子本体は、
    導電性金属ストリップの打ち抜き部分を折り畳んで形成
    され、前記タブ端子の脚は、前記導電性金属ストリップ
    の打ち抜き部分から成っていることを特徴とするタブ端
    子組合せ体。
JP4612192U 1992-06-10 1992-06-10 タブ端子組合せ体 Pending JPH062568U (ja)

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JP4612192U JPH062568U (ja) 1992-06-10 1992-06-10 タブ端子組合せ体

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JPH062568U true JPH062568U (ja) 1994-01-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529596U (ja) * 1975-07-08 1977-01-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529596U (ja) * 1975-07-08 1977-01-22

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