JPH06256456A - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

熱硬化性樹脂組成物

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JPH06256456A
JPH06256456A JP5046684A JP4668493A JPH06256456A JP H06256456 A JPH06256456 A JP H06256456A JP 5046684 A JP5046684 A JP 5046684A JP 4668493 A JP4668493 A JP 4668493A JP H06256456 A JPH06256456 A JP H06256456A
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JP
Japan
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epoxy acrylate
compound
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epoxy
resistance
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JP5046684A
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English (en)
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Takashi Takayanagi
尚 高柳
Hiroshi Nakamura
寛志 中村
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NIPPON YUPIKA KK
Japan U-Pica Co Ltd
Original Assignee
NIPPON YUPIKA KK
Japan U-Pica Co Ltd
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/67Unsaturated compounds having active hydrogen
    • C08G18/6705Unsaturated polymers not provided for in the groups C08G18/671, C08G18/6795, C08G18/68 or C08G18/69

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 机、家具、壁材に代表される装飾用としての
建築材料に有用な、耐候性、耐薬品性および耐ブロッキ
ング性の良好な熱硬化性樹脂組成物を得る。 【構成】 1分子中に少なくとも1個以上のエポキシ基
を有するエポキシ化合物(イ)と不飽和一塩基酸(ロ)
との反応で得られたエポキシアクリレート(ハ)の2級
水酸基と1分子中に2個以上の脂肪族性イソシアネート
基を有するイソシアネート化合物(ニ)とを更に反応し
て得られたウレタン変性エポキシアクリレート(A)1
00重量部に対し、芳香族ジアリルエステル化合物及び
/またはそのプレポリマー(B)を10〜150重量部
配合した熱硬化性樹脂組成物であって、エポキシアクリ
レート(ハ)中には水素添加ビスフェノールA型エポキ
シ化合物と不飽和一塩基酸との反応から得られたエポキ
シアクリレートが20〜100重量部含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐候性、耐薬品性およ
び耐ブロッキング性に優れた熱硬化性樹脂組成物に関す
るものである。本発明の熱硬化性樹脂組成物は机、家
具、壁材に代表される装飾用としての建築材料に有用で
ある。
【0002】
【従来の技術】化粧板は、一般に不飽和ポリエステルを
ジアリルフタレート或いはジアリルフタレートのプレポ
リマーに溶解した不飽和ポリエステル樹脂を化粧紙に含
浸させてプリプレグを作り、基材にプリプレグを必要な
枚数だけ重ね合わせて加熱、加圧(プレス法)して硬化
させることによって製造されている。このようにして出
来上がった化粧板は家具、建材として用いられている。
通常、化粧板用不飽和ポリエステル樹脂は、飽和ジカル
ボン酸もしくは飽和ジカルボン酸無水物および不飽和ジ
カルボン酸もしくは不飽和ジカルボン酸無水物の混合物
と多価アルコールとの脱水縮合反応により得られる不飽
和ポリエステルを重合性ビニル単量体および重合禁止剤
と相互溶解させることにより得られる。不飽和ポリエス
テルの中でイソフタル酸系不飽和ポリエステルは、オル
ソフタル酸系不飽和ポリエステルに比べて分子量が高く
設定でき、これをジアリルフタレート或いはジアリルフ
タレートのプレポリマーに相互溶解させて化粧紙に含浸
させたプレプレグはブロッキングし難く、プレプレグ作
製時の作業性に優れている。また、イソフタル酸系不飽
和ポリエステル樹脂から作製した化粧板はオルソフタル
酸系およびテレフタル酸系不飽和ポリエステル樹脂から
作製したものに比べて耐候性(耐黄変性、重量減少性)
に優れている特徴を有している。化粧板は、建材関係に
用いられるために太陽光線を直接或いは間接的に受ける
場所に設置される場合が多い。従って、化粧板は太陽光
線等の紫外線により黄変しにくいものが要求される。
【0003】現状では、イソフタル酸系不飽和ポリエス
テル樹脂が家具、建材関係の化粧板用途に適したもので
あると認識されている。最近では建材関係の中で、特に
台所、洗面台周辺、風呂場等の水回りの壁材または天井
材として用いられるようになり、従来からの特徴である
成形性、作業性、耐候性に加えて耐水性、耐アルカリ性
および耐薬品性等が要求されるようになってきた。しか
し、現在使われている化粧板は、不飽和ポリエステルを
ベースとしているために耐水性が悪く、化粧板が長期使
用で膨れを発生したりする。また、最近では水回りのか
びを除去するためにアルカリ性の薬剤を使用する機会も
多く、耐アルカリ性の悪い不飽和ポリエステル樹脂を使
用した化粧板は表面に細かいクラックが発生する。この
ように不飽和ポリエステルをベースとする化粧板は水回
りで要求される性能(耐水性、耐アルカリ性)が必ずし
も満足されない。
【0004】耐酸性、耐アルカリ性で優れた性能を有す
るものとして、ビスフェノールAの誘導体を多価アルコ
ール成分として用いた不飽和ポリエステル樹脂が知られ
ている。しかし、これは耐候性で現行のイソフタル酸系
不飽和ポリエステル樹脂よりも相当に劣るという欠点が
ある。また、熱硬化可能な樹脂の中に耐薬品性に優れた
性能を有するものとしてエポキシ樹脂とメタクリル酸と
から得られるエポキシアクリレートを重合性ビニル樹脂
に相互溶解して得たエポキシアクリレート樹脂が知られ
ている。これは、耐酸性、耐アルカリ性及び耐水性に優
れた性能を示し、パイプ、タンク、スクラバー等の化学
装置用FRPのマトリックスとして用いられている。こ
のエポキシアクリレートをジアリルフタレート或いはジ
アリルフタレートのプレポリマーに溶解したエポキシア
クリレート樹脂を化粧板に用いた場合、化粧板の耐アル
カリ性および耐水性はイソフタル酸系不飽和ポリエステ
ル樹脂を用いた時よりも良くなるが、他方耐候性は低下
し、耐候性の促進試験で早期に黄変する傾向にある。ま
た、エポキシアクリレートは不飽和ポリエステルよりも
分子量が低いためにプリプレグ化した時にブロッキング
を起こしたり、べた付いたりする欠点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術における上記したような課題を解決し、耐候性、耐
薬品性および耐ブロッキング性に優れた熱硬化性樹脂組
成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来の優
れた特性を残し、欠点を改良するために鋭意研究を重ね
た結果、エポキシアクリレートの2級水酸基と、脂肪族
性イソシアネート基を有するイソシアネート化合物とを
反応させて芳香族ジアリルエステル化合物と相互溶解さ
せて得られるウレタン変性エポキシアクリレート樹脂を
用いることにより、従来のイソフタル酸系不飽和ポリエ
ステル樹脂と同等の作業性、硬化性を有し、欠点であっ
た耐水性、耐アルカリ性に優れ、しかもイソフタル酸系
不飽和ポリエステル樹脂よりも優れた耐候性を有する樹
脂組成物を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明の第1の発明はウレタン変性
エポキシアクリレート(A)100重量部に対し、芳香
族ジアリルエステル化合物及び/またはそのプレポリマ
ー(B)を10〜150重量部配合した耐候性、耐薬品
性および耐ブロッキング性の良好な熱硬化性樹脂組成物
であって、ウレタン変性エポキシアクリレート(A)
は、1分子中に少なくとも1個以上のエポキシ基を有す
るエポキシ化合物(イ)と不飽和一塩基酸(ロ)との反
応で得られたエポキシアクリレート(ハ)の2級水酸基
と1分子中に2個以上の脂肪族性イソシアネート基を有
するイソシアネート化合物(ニ)とを更に反応させて得
られたものであり、エポキシアクリレート(ハ)中には
水素添加ビスフェノールA型エポキシ化合物と不飽和一
塩基酸との反応から得られるエポキシアクリレートが2
0〜100重量%含まれる、ものであることを特徴とす
る熱硬化性樹脂組成物に関する。
【0008】本発明に用いるエポキシアクリレート
(ハ)は、1分子中に1個以上のエポキシ基を有するエ
ポキシ化合物(イ)と不飽和一塩基酸(ロ)とを公知の
エステル化触媒を用いて90〜160℃で0.5〜5時
間反応させることにより合成することができる。
【0009】1分子中に1個以上のエポキシ基を有する
エポキシ化合物(イ)としては、(ハロゲン化)ビスフ
ェノールAまたはビスフェノールFとエピクロルヒドリ
ン、あるいはメチルエピクロルヒドリンとの反応により
合成されるジグリシジルエーテル、フェノール類とホル
ムアルデヒドとを酸性またはアルカリ性の触媒下で反応
させて得られるノボラックまたはレゾールと、エピクロ
ルヒドリンあるいはメチルエピクロルヒドリンとを反応
させて得られる多官能グリシジルエーテル、水素添加ビ
スフェノールAとエピクロルヒドリンあるいはメチルエ
ピクロルヒドリンとの反応により合成されるジグリシジ
ルエーテル、ポリエーテルグリコールあるいはポリグリ
コールとエピクロルビドリン、あるいはメチルエピクロ
ルヒドリンとの反応により合成されるジグリシジルエー
テル等が例示できる。これらのエポキシ化合物は単独あ
るいは併用して使用することができる。
【0010】不飽和一塩基酸(ロ)としては、(メタ)
アクリル酸、クロトン酸、桂皮酸等が例示できる。これ
らは、単独あるいは併用して使用する事が可能である。
これらのうち硬化性、耐水、耐薬品性等を考慮するとメ
タクリル酸の使用が好ましい。エポキシ基と一塩基酸と
の反応触媒としては、テトラメチルアンモニウムクロラ
イド、トリメチルドデシルベンジルアンモニウムクロラ
イド等の4級アンモニウム塩、N,N′−ジメチルアニ
リン、ピリジン、トリアルキルアミン等の3級アミンお
よびその塩酸塩、パラトルエンスルホン酸塩等のスルホ
ン酸塩、メルカプタン類、トリフェニルホスフィン、ト
リアルキルホスフィン等のホスフィン類、イミダゾー
ル、2−メチルイミダゾール等の置換イミダゾール類、
金属ハロゲン化合物、金属水酸化物等が挙げられる。触
媒は反応物100重量部に対して0.0001〜20重
量部の分量で使用される。
【0011】本発明において、エポキシアクリレート
(ハ)中に水素添加ビスフェノールA型エポキシ樹脂と
不飽和一塩基酸との反応から得られたエポキシアクリレ
ートを20〜100重量%、好ましくは30〜100重
量%含まれるように配合する。エポキシアクリレートの
原料として水素添加ビスフェノールA型エポキシ樹脂を
一定割合使用することにより、本発明の熱硬化性樹脂組
成物の耐候性及び耐水性を向上することができる。
【0012】上記エポキシ化合物(イ)と不飽和一塩基
酸(ロ)とを反応してエポキシアクリレート(ハ)を合
成する際に、ゲル化防止のために公知の重合禁止剤を使
用することができる。重合禁止剤としては、ハイドロキ
ノン、ジターシャリブチルハイドロキノン、ハイドロキ
ノンモノメチルエーテル、ターシャリブチルカテコー
ル、ベンゾキノン、トルハイドロキノン類、銅塩等を挙
げる事ができる。このようにしてでき上がったエポキシ
アクリレート(ハ)の2級水酸基に、1分子中に2個以
上の脂肪族性イソシアネート基を有するイソシアネート
化合物(ニ)を室温〜100℃で0.5〜5時間かけて
反応させる。この時、必要に応じて公知のウレタン化触
媒を使用することができる。脂肪族性イソシアネート基
を有するイソシアネート化合物(ニ)の配合量として
は、エポキシアクリレート(ハ)中の全水酸基1化学当
量に対して0.05〜0.80化学当量反応させるのが
好ましい。イソシアネート化合物(ニ)をエポキシアク
リレート(ハ)中の全水酸基1化学当量に対して0.8
0化学当量を越える量反応させると増粘が進み反応中に
ゲル化したり、得られた樹脂の粘度が高くなるので好ま
しくない。
【0013】1分子中に2個以上の脂肪族性イソシアネ
ート基を有するイソシアネート化合物(ニ)としては、
ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート(XDI)、水
素添加4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの
水素添加化合物、キシリレンジイソシアネートの水素添
加化合物、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート化合物
およびそれらの多量体あるいはポリオール類と反応させ
た末端にイソシアネート基を有するプレポリマー等が例
示できる。これらは単独あるいは2種類以上を併用して
使用することができる。エポキシアクリレート(ハ)の
合成および水酸基と脂肪族性イソシアネート基を有する
イソシアネート化合物(ニ)との反応は、無溶剤の状態
或いはアセトン、トルエン、キシレン等の溶剤中でも反
応させることができる。
【0014】本発明の前記組成物に、不飽和ポリエステ
ル(C)を配合して使用することができる。従って本発
明の第2の発明は、ウレタン変性エポキシアクリレート
(A)100重量部に対し、不飽和ポリエステル(C)
を10〜200重量部配合し、さらにウレタン変性エポ
キシアクリレート(A)と不飽和ポリエステル(C)と
の混合物100重量部に対して芳香族ジアリルエステル
化合物及び/またはそのプレポリマー(B)を10〜1
50重量部配合した耐候性、耐薬品性および耐ブロッキ
ング性の良好な熱硬化性樹脂組成物であって、ウレタン
変性エポキシアクリレート(A)は、1分子中に少なく
とも1個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物
(イ)と不飽和一塩基酸(ロ)との反応で得られたエポ
キシアクリレート(ハ)の2級水酸基と1分子中に2個
以上の脂肪族性イソシアネート基を有するイソシアネー
ト化合物(ニ)とを更に反応させて得られたものであ
り、エポキシアクリレート(ハ)中には水素添加ビスフ
ェノールA型エポキシ化合物と不飽和一塩基酸との反応
から得られたエポキシアクリレートが20〜100重量
%含まれるものである上記の如く、本発明の第2の発明
の熱硬化性樹脂組成物は、第1の発明の熱硬化性樹脂組
成物が成分(A)のウレタン変性エポキシアクリレート
100重量部に対して成分(B)の芳香族ジアリルエス
テル化合物及び/またはそのプレポリマーを10〜15
0重量部配合するのに対して、上記成分(A)と成分
(C)の混合物100重量部に対して上記成分(B)を
10〜150重量部配合した点で異なる。
【0015】不飽和ポリエステル(C)をウレタン変性
エポキシアクリレート(A)に配合したものはプリプレ
グ化したときの貯蔵安定性を長くする効果がある。使用
する不飽和ポリエステル(C)としては、一般に公知の
方法により不飽和二塩基酸及び/または飽和二塩基酸お
よび公知のグリコール成分を原料とした重縮合反応によ
り得られた不飽和ポリエステルである。上記二塩基酸成
分としては、例えばフマル酸、無水マレイン酸等の不飽
和二塩基酸、無水フタル酸、イソフタル酸、アジピン
酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸等の飽和
二塩基酸が挙げられ、不飽和二塩基酸単独或いは飽和二
塩基酸と併用して用いることができる。上記クリコール
成分としては、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,6−ヘキサングリコール、水添ビスフェノール
A等が挙げられる。
【0016】ウレタン変性エポキシアクリレート(A)
と不飽和ポリエステル(C)の混合は、ウレタン変性エ
ポキシアクリレート(A)100重量部に対して不飽和
ポリエステル(C)10〜200重量部の範囲で使用す
る。不飽和ポリエステル(C)を上記200重量部を越
える量を加えると耐薬品性、耐候性が低下する。このよ
うにして第1の発明および第2の発明で得られたウレタ
ン変性エポキシアクリレート(A)単独または不飽和ポ
リエステル(C)との混合した樹脂は、化粧板作製時の
作業性を考慮してアセトン、トルエン、キシレン等に溶
解させて用いるのが好ましい。プリプレグ作製時の乾燥
性を考慮すると、アセトン、トルエンの使用が好まし
い。
【0017】本発明で用いられる芳香族アリルエステル
化合物及び/またはそのプレポリマー(B)としては、
ジアリルフタレート、ジアリルイソフタレート、ジアリ
ルテレフタレートおよびそれらをベースとしたプレポリ
マーが挙げられる。これらは、単独或いは併用して用い
ることができる。芳香族アリルエステル化合物及び/ま
たはそのプレポリマー(B)の添加量は、ウレタン変性
エポキシアクリレート(A)あるいはウレタン変性エポ
キシアクリレート(A)と不飽和ポリエステル(C)を
混合したもの100重量部に対して、通常10〜150
重量部、好ましくは10〜100重量部の範囲で使用す
ることができる。芳香族アリルエステル化合物及び/ま
たはそのプレポリマー(B)の添加量が上記10重量部
未満の時は硬化性が悪くなり、150重量部を越える場
合は芳香族アリルエステル化合物ポリマーに物性が近く
なり、耐候性が低下するおそれがある。これらは、プリ
プレグ作製時に添加して用いられる。
【0018】本発明の熱硬化性樹脂組成物は、上記成分
の外に、重合開始剤、重合禁止剤、内部離型剤、重合促
進剤、顔料、紫外線吸収剤等の添加剤とを混合すること
により得られる。また、スチレン、ビニルトルエン等の
重合性ビニル単量体を本発明に阻害しない範囲で用いる
ことができる。ここで用いる重合開始剤は、過酸化ベン
ゾイル、t−ブチルパーベンゾエート等の加熱分解型の
過酸化物が挙げられる。なかでも使い易くしかも経済的
な過酸化ベンゾイルが好ましい。
【0019】
【実施例】以下に実施例、比較例および参考例により本
発明を更に詳細に説明する。 参考例1 乾燥空気導入管、攪拌装置、冷却装置、温度計の付いた
4つ口フラスコにビスフェノールA型ジグリシジルエー
テルとして日本チバガイギー(株)製の“アラルダイト
#260”700g、水添ビスフェノールA型ジグリシ
ジルエーテルとして新日本理化(株)製の“リカレジン
HBE−100”300g、メタクリル酸440g、ハ
イドロキノン0.56g、触媒としてトリエチルアミン
塩酸塩2.88gを仕込み、120〜125℃で反応さ
せた。酸価が10まで反応させエポキシアクリレート
(ハ)を得た。この反応溶液を70℃まで冷却した。こ
の系にウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート
0.1gを系中に加え、ジイソシアネート化合物として
日本ポリウレタン(株)製のヘキサメチレンジイソシア
ネート248gを系中に滴下した。赤外吸収スペクトル
でイソシアネート基(−NCO)に帰属する2270cm
-1の吸収がなくなるまで70℃で反応させた。最後にトル
エン723gをフラスコに投入し、ウレタン変性エポキ
シアクリレート(A)(A−1)とした。
【0020】参考例2 乾燥空気導入管、攪拌装置、冷却装置、温度計の付いた
4つ口フラスコにビスフェノールA型ジグリシジルエー
テルとして日本チバガイギー(株)製の“アラルダイト
#260”700g、水添ビスフェノールA型ジグリシ
ジルエーテルとして新日本理化(株)製の“リカレジン
HBE−100”300g、メタクリル酸440g、ハ
イドロキノン0.56g、触媒としてトリエチルアミン
塩酸塩2.88gを仕込み、115〜120℃で反応さ
せた。酸価が10まで反応させエポキシアクリレート
(ハ)を得た。この反応溶液を70℃まで冷却した。こ
の系にウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート
0.1gを系中に加え、ジイソシアネート化合物として
ダイセルヒュルス(株)製のイソホロンジンイソシアネ
ート248gを系中に滴下した。赤外吸収スペクトルで
イソシアネート基(−NCO)に帰属する2270cm-1
の吸収がなくなるまで70℃で反応させた。最後にトル
エン723gをフラスコに投入し、ウレタン変性エポキ
シアクリレート(A)(A−2)とした。
【0021】参考例3 乾燥空気導入管、攪拌装置、冷却装置、温度計の付いた
4つ口フラスコにフマル酸461g、プロピレングリコ
ール196g、エチレングリコール74g、水添ビスフ
ェノールA112gを仕込み、210℃で酸価10まで
反応させた。このアルキッド樹脂をトルエン300gに
溶解し、不飽和ポリエステル(C)とした。この(C)
50重量部に、参考例1で得たウレタン変性エポキシア
クリレート(A)(A−1)500重量部を混合して、
樹脂(A−3)とした。
【0022】参考例4 乾燥空気導入管、攪拌装置、冷却装置、温度計の付いた
4つ口フラスコに水添ビスフェノールA型ジグリシジル
エーテルとして旭電化工業(株)製の“EP4080”
1000g、メタクリル酸350g、ハイドロキノン
0.54g、触媒としてトリエチルアミン塩酸塩2.7
0gを仕込み、120〜125℃で反応させた。酸価が
10まで反応させエポキシアクリレート(ハ)を得た。
この反応溶液を70℃まで冷却した。この系にウレタン
化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.1gを系中に
加え、ジイソシアネート化合物として日本ポリウレタン
(株)製のヘキサメチレンジイソシアネート240gを
系中に滴下した。赤外吸収スペクトルでイソシアネート
基(−NCO)に帰属する2270cm-1の吸収がなくな
るまで70℃で反応させた。最後にトルエン681gを
フラスコに投入し、ウレタン変性エポキシアクリレート
(A)(A−4)とした。
【0023】参考例5 乾燥空気導入管、攪拌装置、冷却装置、温度計の付いた
4つ口フラスコにビスフェノールF型ジグリシジルエー
テルとして大日本インキ化学工業(株)製の“エピクロ
ン#830”405g、水添ビスフェノールA型ジグリ
シジルエーテルとして新日本理化(株)製の“リカレジ
ンHBE−100”420g、メタクリル酸369g、
ハイドロキノン0.47g、触媒としてトリエチルアミ
ン塩酸塩2.36g仕込み、115〜120℃で反応さ
せた。酸価が10まで反応させエポキシアクリレート
(ハ)を得た。この反応溶液を70℃まで冷却した。こ
の系にウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート
0.1gを系中に加え、ジイソシアネート化合物として
ダイセルヒュルス(株)製のイソホロンジイソシアネー
ト219gを系中に滴下した。赤外吸収スペクトルでイ
ソシアネート基(−NCO)に帰属する2270cm-1
吸収がなくなるまで70℃で反応させた。最後にトルエ
ン600gをフラスコに投入し、ウレタン変性エポキシ
アクリレート(A)(A−5)とした。
【0024】参考例6 乾燥空気導入管、攪拌装置、冷却装置、温度計の付いた
4つ口フラスコにフマル酸461g、プロピレングリコ
ール284g、水添ビスフェノールA112gを仕込
み、210℃で酸価10まで反応させた。このアルキッ
ド樹脂をトルエン367gに溶解し、不飽和ポリエステ
ル(ハ)とした。この(ハ)1000重量部に、参考例
4で得たウレタン変性エポキシアクリレート(A)(A
−4)500重量部を混合して、樹脂(A−6)とし
た。
【0025】参考例7 乾燥空気導入管、攪拌装置、冷却装置、温度計の付いた
4つ口フラスコにジグリシジルエーテルとして日本チバ
ガイギー(株)製の“アラルダイト#260”1000
g、メタクリル酸457g、ハイドロキノン0.58
g、触媒としてトリエチルアミン塩酸塩2.91gを仕
込み、115〜120℃で反応させた。酸価が10まで
反応させ、70℃まで冷却した。続いて、トルエン62
4gに溶解させ、エポキシアクリレート(B−1)とし
た。
【0026】参考例8 乾燥空気導入管、攪拌装置、冷却装置、温度計の付いた
4つ口フラスコにイソフタル酸326g、プロピレング
リコール129g、エチレングリコール158gを仕込
み、190℃で酸価が20まで反応させた。続いて、無
水マレイン酸193gを仕込み、210℃で酸価15ま
で反応させた。このアルキッド樹脂をトルエン300g
に溶解させ、不飽和ポリエステル(B−2)とした。
【0027】参考例9 乾燥空気導入管、攪拌装置、冷却装置、温度計の付いた
4つ口フラスコにジグリシジルエーテルとして日本チバ
ガイギー(株)製の“アラルダイト#260”500
g、メタクリル酸228g、ハイドロキノン0.29
g、触媒としてトリエチルアミン塩酸塩1.46gを仕
込み、115〜120℃で反応させた。酸価が10まだ
反応させエポキシアクリレート(ハ)を得た。この反応
溶液を70℃まで冷却した。この系にウレタン化触媒と
してジブチル錫ジラウレート0.1gを系中に加え、ジ
イソシアネート化合物として日本ポリウレタン(株)製
のヘキサメチレンジイソシアネート158gを系中に滴
下した。赤外吸収スペクトルでイソシアネート基(−N
CO)に帰属する2270cm-1の吸収がなくなるまで7
0℃で反応させた。最後にトルエン380gをフラスコ
に投入し、ウレタン変性エポキシアクリレート(A)
(B−3)とした。
【0028】参考例10 乾燥空気導入管、攪拌装置、冷却装置、温度計の付いた
4つ口フラスコにイソフタル酸326g、プロピレング
リコール129g、エチレングリコール124g、水添
ビスフェノールA132gを仕込み、190℃で酸価が
20まで反応させた。続いて、無水マレイン酸193g
を仕込み、210℃で酸価15まで反応させた。このア
ルキッド樹脂をトルエン305gに溶解させ、不飽和ポ
リエステル(B−4)とした。
【0029】実施例1〜6および比較例1〜4 参考例1,2,3,4,5,6,7,8,9,10で作
製した樹脂を表1および3に示すように芳香族ジアリル
エステル化合物(B)のジアルリルフタレート(DA
P)またはこれとDAPプレポリマー等と配合して実施
例1〜6および比較例1〜4の樹脂組成物を得た。表1
および3に示す樹脂組成物を80g/m2 のパターン紙
に常法に従って含浸量が90g/m2 となるように含浸
させ、乾燥機を通して溶剤( トルエン) を除去し、樹脂
が含浸したプリプレグを得た。これらのプリプレグを用
い次に示す評価方法で耐ブロッキング性、保存安定性の
比較を行った。これらのプリプレグを厚み4mmのベニヤ
合板の上に重ね合せ、半ツヤジュラルミン板を鏡面板に
用いて、圧力10kg/cm2 、温度150℃で5分成形を
行い化粧板を得た。これらの化粧板を用い次に示す評価
方法で耐水性、耐アルカリ性、耐酸性、耐候性の比較を
行った。
【0030】耐ブロッキング性試験 80℃の乾燥機中で10分間乾燥させ溶剤を除去した。
室温まで放置したプリプレグを重ね合わせ、40℃の乾
燥機中で2時間放置した後、プリプレグを剥がすときの
状態を評価した。
【0031】保存安定性 プリプレグを25℃の恒温室に保存し、1ケ月後に取り
出して10cm角に切り出して、これを10枚重ねて上記
の条件で硬化させた。硬化物の面積によりプリプレグの
保存安定性を評価した。プリプレグ作製直後の硬化物の
面積を100として面積が80以上のものを合格とし
た。
【0032】耐酸性、耐アルカリ性試験 25℃の10%塩酸水溶液または5%水酸化ナトリウム
水溶液に化粧板を浸漬し、1週間後にその溶液から取り
出して、化粧板表面の膨れ、クラックの発生状態を評価
した。
【0033】耐水性試験 60℃の熱水に化粧板を浸漬し、2週間後に取り出し
て、化粧板表面の膨れ、クラックの発生状態を評価し
た。
【0034】耐候性試験 化粧板をスガ試験機(株)製のサンシャインウェザオメ
ーターで200時間紫外線を照射させ、化粧板の色の変
化を色差計で評価した。表2,4に試験結果を示す。表
2,4から、本発明の熱硬化性樹脂組成物を使用した化
粧板は耐水性、耐アルカリ性、耐候性に優れ、プリプレ
グ硬化前の特性も保存性、耐ブロッキング性において従
来の不飽和ポリエステル、エポキシアクリレートより優
れていることが分かる。耐ブロッキング性、耐水性、ア
ルカリ性、耐酸性及び安定性の評価結果は、×:不良、
△:やや不良、○:良好で示した。耐候性の評価は、以
下の表示によりおこなった。 △b:この値が大きいほど黄変している。 △E:この値が大きいほど化粧板の変色が激しい。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の熱硬
化性樹脂組成物は、表2,4の結果から明らかなように
化粧板作製に必要な耐ブロッキング性、安定性を有し、
従来の樹脂より優れた耐候性と耐薬品性を兼ね備えた特
性を有し、従って、机、家具、壁材に代表される装飾用
としての建築材料に有用である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】耐酸性、耐アルカリ性で優れた性能を有す
るものとして、ビスフェノールAの誘導体を多価アルコ
ール成分として用いた不飽和ポリエステル樹脂が知られ
ている。しかし、これは耐候性で現行のイソフタル酸系
不飽和ポリエステル樹脂よりも相当に劣るという欠点が
ある。また、熱硬化可能な樹脂の中に耐薬品性に優れた
性能を有するものとしてエポキシ樹脂とメタクリル酸と
から得られるエポキシアクリレートを重合性ビニル単量
体に相互溶解して得たエポキシアクリレート樹脂が知ら
れている。これは、耐酸性、耐アルカリ性及び耐水性に
優れた性能を示し、パイプ、タンク、スクラバー等の化
学装置用FRPのマトリックスとして用いられている。
このエポキシアクリレートをジアリルフタレート或いは
ジアリルフタレートのプレポリマーに溶解したエポキシ
アクリレート樹脂を化粧板に用いた場合、化粧板の耐ア
ルカリ性および耐水性はイソフタル酸系不飽和ポリエス
テル樹脂を用いた時よりも良くなるが、他方耐候性は低
下し、耐候性の促進試験で早期に黄変する傾向にある。
また、エポキシアクリレートは不飽和ポリエステルより
も分子量が低いためにプリプレグ化した時にブロッキン
グを起こしたり、べた付いたりする欠点を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウレタン変性エポキシアクリレート
    (A)100重量部に対し、芳香族ジアリルエステル化
    合物及び/またはそのプレポリマー(B)を10〜15
    0重量部配合した耐候性、耐薬品性および耐ブロッキン
    グ性の良好な熱硬化性樹脂組成物であって、 ウレタン変性エポキシアクリレート(A)は、1分子中
    に少なくとも1個以上のエポキシ基を有するエポキシ化
    合物(イ)と不飽和一塩基酸(ロ)との反応で得られた
    エポキシアクリレート(ハ)の2級水酸基と1分子中に
    2個以上の脂肪族性イソシアネート基を有するイソシア
    ネート化合物(ニ)とを更に反応させて得られたもので
    あり、 エポキシアクリレート(ハ)中には水素添加ビスフェノ
    ールA型エポキシ化合物と不飽和一塩基酸との反応から
    得られたエポキシアクリレートが20〜100重量%含
    まれるものであることを特徴とする熱硬化性樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 ウレタン変性エポキシアクリレート
    (A)100重量部に対し、不飽和ポリエステル(C)
    を10〜200重量部配合し、さらにウレタン変性エポ
    キシアクリレート(A)と不飽和ポリエステル(C)と
    の混合物100重量部に対して芳香族ジアリルエステル
    化合物及び/またはそのプレポリマー(B)を10〜1
    50重量部配合した耐候性、耐薬品性および耐ブロッキ
    ング性の良好な熱硬化性樹脂組成物であって、 ウレタン変性エポキシアクリレート(A)は、1分子中
    に少なくとも1個以上のエポキシ基を有するエポキシ化
    合物(イ)と不飽和一塩基酸(ロ)との反応で得られた
    エポキシアクリレート(ハ)の2級水酸基と1分子中に
    2個以上の脂肪族性イソシアネート基を有するイソシア
    ネート化合物(ニ)とを更に反応させて得られたもので
    あり、 エポキシアクリレート(ハ)中には水素添加ビスフェノ
    ールA型エポキシ化合物と不飽和一塩基酸との反応から
    得られたエポキシアクリレートが20〜100重量%含
    まれるものであることを特徴とする熱硬化性樹脂組成
    物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005035663A1 (ja) * 2003-10-10 2005-04-21 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. バルブ用樹脂製部材
JP2011517716A (ja) * 2008-04-11 2011-06-16 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア エポキシ樹脂用の硬化剤としての、末端アミノ基を有する高分岐のポリマー及びオリゴマー

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US8366073B2 (en) 2003-10-10 2013-02-05 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. Resin member for valve
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