JPH0625608B2 - ファン回転数自動切替方法 - Google Patents

ファン回転数自動切替方法

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JPH0625608B2
JPH0625608B2 JP1025738A JP2573889A JPH0625608B2 JP H0625608 B2 JPH0625608 B2 JP H0625608B2 JP 1025738 A JP1025738 A JP 1025738A JP 2573889 A JP2573889 A JP 2573889A JP H0625608 B2 JPH0625608 B2 JP H0625608B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、燃焼空気用ファンの回転数自動切替方法に関
する。
〔従来技術〕 強制通風式燃焼器具においては、燃焼器具の設置場所に
より給排気筒の長さを工場または施工現場で調節しなく
てはならず、施工現場に応じて給排気筒の長さを定める
給排気延長タイプの燃焼器具では、給排気筒の長さ変化
による流動抵抗の変化が大きく、この抵抗変化による燃
焼空気過剰率m値の変化が大きくなり、適正な燃焼を行
うことが困難になる恐れがあるという問題があった。
従来、この問題を解決するために、燃焼器具に内蔵され
たコントローラに予め補助回路を組み込み、コネクタの
抜き差しによりメイン回路との接続または断絶を行うよ
うにし、補助回路を接続すると、燃焼ガス量に対するフ
ァンの目標回転数特性がメイン回路にて設定されている
排気路延長用の特性(全体的に目標回転数が高くなる)
に切り替わるようにして、給排気筒の施工時に施工者が
コネクタの操作を行い、ファン回転数の切替を行うもの
が用いられている。
しかしながら、上記従来のファン回転数の切替手段にお
いては、施工時に行う切替作業が施工者にとって手間で
あるという問題があり、また、切替作業が忘れられた場
合には適正な燃焼が得られなくなるという問題があっ
た。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、燃焼開始時に、
適切なファン回転数を選択して自動的に切り替えて燃焼
を開始することのできるファン回転数自動切替方法を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明のファン回転数自動切
替方法は、燃焼開始前にファンを予め定めた回転数で運
転し、この時のファンモータの駆動電圧または駆動電流
を計測し、この駆動電圧または駆動電流の値により給排
気筒の流動抵抗即ち給排気筒条件を推定した後、燃焼開
始時に上記推定した給排気筒条件を勘案して必要燃焼量
に応じた使用ファン回転数を自動的に選択し、選択され
た使用ファン回転数に対応する駆動電圧または駆動電流
を設定するようにしたものである。
〔作用〕
上記のように構成された本発明のファン回転数自動切替
方法は、運転スイッチをオンにすると、燃焼開始前に試
運転またはプリパージとしてファンを予め定めた回転数
(例えば 4,500rmp)で運転し、この時のファンモータ
の駆動電圧または駆動電流を計測し、予め確認した回転
数が一定の時のファンモータの駆動電圧(電流)と風量
との関係に基づき、この駆動電圧(電流)の値により給
排気筒の流動抵抗即ち給排気筒条件を推定し、使用する
ファン回転数を、予め設定された値の中から自動的に選
択するものである。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に一例として示される本発明のファン回転数自動
切替方法を適用する燃焼器具1は、燃焼室2内上方に熱
交換器3が、下方にバーナ4が配置されており、燃焼室
2の下部にファンボックス5が接続され、ファンボック
ス5にファン6と直流ファンモータ7が設置され、ファ
ンボックス5の吸入側は給気ダクト8を介して二重給排
気筒の給気筒9に連通され、燃焼室2の上端に二重給排
気筒の排気筒10が連通されている。
第2図に、上記直流ファンモータ7の回転数を4,000rpm
に保持した状態で、給排気路の流動抵抗を変化させるこ
とにより風量を変化させた場合の直流ファンモータの駆
動電圧値及び駆動電流値の変化の計測結果が示されてお
り、第3図に直流ファンモータ7の回転数を4,500rpmに
保持した状態での駆動電圧値及び駆動電流値の変化の計
測結果が示されている。
第2図及び第3図に示された駆動電圧値及び駆動電流値
の変化により、回転数が一定に保持された状態におい
て、風量(即ち仕事量)が増大すると駆動電圧値及び駆
動電流値が増加することが確認できるものであり、回転
数を高く保持した方がこの傾向が著しいものである。
第4図には、適正な燃焼を行わせるために予め計測され
た、給排気筒が長い(流動抵抗大)場合における燃料ガ
ス量に対するファンの目標回転数特性Hi と、給排気筒
が短い(流動抵抗小)場合における燃料ガス量に対する
ファンの目標回転数特性Lowとが示されている。
第5図において、運転スイッチをオンすると、ファン6
のみを所定の試運転用回転数(ここでは4,500rpm)で運
転させるファン試運転信号が目標回転数演算部11に入力
され、目標回転数演算部11はファン試運転信号に基づい
て目標回転数として試運転用回転数(4,500rpm)を選択
し、その信号をファンモータ駆動回路12に入力する。
ファンモータ駆動回路12からは目標回転数に基づく駆動
電圧が出力され、この出力された駆動電圧によりファン
モータ7が運転される。
ファンモータ7の回転数が回転数検出手段13により検出
され、その検出信号がファンモータ駆動回路12にフィー
ドバックされる。
また、ファンモータ駆動回路12から出力された駆動電圧
を駆動電圧検知回路14により検知し、その駆動電圧検知
信号Vが判定部15に入力される。
判定部15において、駆動電圧検知信号Vを第3図に示さ
れる回転数4,500rpmでの適正電圧V0(風量は 1.0m3/mi
n)と比較し、目標回転数演算部11にその比較結果を出力
する。
一方、定常燃焼時における燃料ガス量信号が別途に目標
回転数演算部11に入力されている。
比較結果がV≧Vの時は、給排気路の流動抵抗が大即
ち給排気路の長さが大であるから、目標回転数演算部11
において、第4図に示される高回転数特性Hi を選択
し、燃料ガス量に応じて目標回転数を算出して出力し、
ファンモータ駆動回路12に入力し、燃焼が開始される。
また、V<Vの時は、給排気路の流動抵抗が小即ち給
排気路の長さが小であるから、目標回転数演算部11にお
いて、第4図の低回転数特性Lowを選択し、燃料ガス量
に応じて目標回転数を算出して出力し、ファンモータ駆
動回路12に入力し、燃焼が開始されるものである。
なお、上述の実施例では駆動電圧Vを計測して判定して
いるが、駆動電流Aを計測して判定しても良いことは勿
論である。
また、上述の実施例においては、ファンを試運転させて
駆動電圧または駆動電流の判定を行っているが、通常の
燃焼器具の運転フローの中で、例えばプリパージ時に駆
動電圧または駆動電流の判定を行い、目標回転数を選択
決定しても良いものである。
〔発明の効果〕
本発明は上述のとおり構成されているので、以下に記載
する効果を奏する。
施工場所の設置条件により給排気筒の長さに長短を生じ
た場合に、燃焼器具のファン回転数の切替を自動的に行
うようにしたから、従来施工者が現場において施工時に
コネクタの抜き差し等の切替操作を行っていた手間を省
くことができるとともに、施工時に切替を忘れることに
より生じる問題を解消することができるものである。
燃焼開始時に適切な使用ファン回転数を選択することが
できるとともに、給排気筒条件が大きく変化した場合に
も容易に対応することができるとともに、駆動電圧また
は駆動電流を制御することにより、燃焼開始時には最適
の使用ファン回転数で運転を開始できる
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明を適
用する燃焼器具の一例を示す概略図、第2図及び第3図
はそれぞれ回転数を一定に保持して風量を変化させた場
合の直流ファンモータの駆動電圧値及び駆動電流値の変
化の計測結果を示すグラフ、第4図はガス量に対するフ
ァンの回転数特性図、第5図はフローチャートである。 1……燃焼器具、2……燃焼室、 3……熱交換器、4……バーナ、 5……ファンボックス、6……ファン、 7……直流ファンモータ、 8……給気ダクト、9……給気筒、 10……排気筒、11……目標回転数演算部、 12……ファンモータ駆動回路、 13……回転数検出手段、 14……駆動電圧検知手段、15……判定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼開始前にファンを予め定めた回転数で
    運転し、この時のファンモータの駆動電圧または駆動電
    流を計測し、この駆動電圧または駆動電流の値により給
    排気筒の流動抵抗即ち給排気筒条件を推定した後、燃焼
    開始時に上記推定した給排気筒条件を勘案して必要燃焼
    量に応じた使用ファン回転数を自動的に選択し、選択さ
    れた使用ファン回転数に対応する駆動電圧または駆動電
    流を設定するようにしたことを特徴とするファン回転数
    自動切替方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015090243A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 株式会社パロマ 燃焼装置

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JP2619750B2 (ja) * 1991-07-29 1997-06-11 阪神エレクトリック株式会社 ファンモータの制御方法
JP6310789B2 (ja) * 2014-06-24 2018-04-11 リンナイ株式会社 燃焼装置
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JPS6249123A (ja) * 1985-08-27 1987-03-03 Sanyo Electric Co Ltd 燃焼制御装置

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