JP2921125B2 - 燃焼機の風量センサ故障判定装置 - Google Patents

燃焼機の風量センサ故障判定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼機のファンモータ
による送風量をアナログ値で検出する風量センサの故障
を判定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空燃比制御を行う給湯機等の燃焼
機においては、空気量の検出をファンモータ回転数から
検知し、燃焼量に対応するファンモータ回転数に制御し
ている。しかし最近の燃焼機では小型化に伴い高負荷燃
焼の傾向があり、空燃比制御がシビアになっており、排
気筒延長や排気口への逆風等の諸要因によるファンモー
タの負荷変動で、空燃比が最適状態に保ち難いという問
題が生じている。
【0003】この問題を解決する手段として、ファンモ
ータの制御を回転数検出によるフィードバック制御から
風量(風速)センサを用いた風量検出によるフィードバ
ック制御に変える方法が考えられる。然るにこの風量
(風速)センサとしては従来より温度センサを用いた熱
線式風量(風速)センサが計測器等に使用されているこ
とはよく知られており、燃焼機においても利用できるも
のである(特開昭61-110814 )。
【0004】ここで回転数センサ及び風量センサを用い
た場合について、その故障モードと故障判定手段につい
て説明する。従来、回転数センサでは回転数は周波数出
力に変換されてセンサ出力され、燃焼機の制御装置(一
般にはマイクロコンピュータ)は前記周波数出力を直接
読み込むかまたはF−V変換回路を通して電圧レベルと
して読み込んでいる。この様にセンサ出力が周波数の形
態である場合は、センサが故障した時の出力はLレベル
またはHレベル固定となり、風量レベルにかかわらず周
波数は出力されない。よって従来は回転数センサの故障
検出は、ファンモータ駆動時に回転数センサの出力が故
障検出レベル以下のときに故障と判定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが一方、前記風
量センサの出力形態は一般的に電圧等のアナログ値であ
るため、センサ故障時の出力は故障モードにより任意の
値になり、回転数センサにおける場合の故障検出方式で
は、風量センサが故障検出レベル以下の低出力状態で故
障した時は検出できるが、故障検出レベルを越える出力
状態で故障したときには、故障検出が不可能となり、適
性な空燃比制御ができないという不具合が生じる。
【0006】そこで、本発明は上記従来技術の欠点を解
消し、風量に応じたアナログ変化量を出力する風量セン
サを用いた燃焼機において、風量センサの故障を確実に
判定することができる判定装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の燃焼機の風量センサ故障判定装置は、ファ
ンモータの送風量に応じたアナログ量を出力する風量セ
ンサを有する燃焼機の風量センサ故障判定装置であっ
て、ファンモータ停止時に対応する第1基準アナログ値
を出力する第1の基準値設定手段と、ファンモータ駆動
時に対応する第2基準アナログ値を出力する第2の基準
値設定手段と、ファンモータの駆動の有無を判定するフ
ァンモータ駆動判定手段と、該ファンモータ駆動判定手
段による駆動有無信号により前記第1、第2の基準値設
定手段からの出力ラインを切り換える出力ライン切替え
手段と、前記風量センサからのアナログ値と前記第1若
しくは第2の基準判定手段からのアナログ値とを比較
し、風量センサからのアナログ値が前記第1基準アナロ
グ値をこえるとき又は前記第2基準アナログ値未満のと
きに安全動作手段へ出力指令を出力する比較判定手段と
を有することを特徴としている。
【0008】
【作用】ファンモータの停止中は、切替え手段によって
第1の基準値設定手段からの第1基準アナログ値が比較
判定手段に入力され、この値が風量センサから入力され
た風量値と比較判定手段で比較され、風量値が第1基準
アナログ値をこえるときには比較判定手段が風量センサ
を故障と判定し、安全動作手段へ出力指令を出力する。
また、ファンモータの駆動中は、切替え手段によって第
2の基準値設定手段からの第2基準アナログ値が比較判
定手段に入力され、この値が風量センサから入力された
風量値と比較判定手段で比較され、風量値が第2基準ア
ナログ値未満のときには比較判定手段が風量センサを故
障と判定し、安全動作手段へ出力指令を出力する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る燃焼機の風量センサ故
障判定装置の1実施例を示すブロック構成図、図2は同
じく判定動作を示すフローチァート、図3は風量とセン
サ出力の関係を示す図である。
【0010】1はアナログ式の風量センサで、給湯機等
の燃焼機の通風路、例えばファンモータ12の送風口等に
取り付けられており、アナログ出力3は比較判定手段2
に入力される。4は第1の基準値設定手段で、ファンモ
ータ12が停止している時には正常な風量センサ1では当
然それ以下の値となる値を、第1基準アナログ値aとし
て設定する。5は第2の基準値設定手段で、ファンモー
タ12が駆動中において正常な風量センサ1では当然それ
以上の値となる値を、第2基準アナログ値bとして設定
する。前記各設定は風量センサの種類や取り付け位置、
その他の条件に応じて予め行う。
【0011】6は切替え手段で、ファンモータ駆動判定
手段7の出力信号8により、出力信号ライン9を前記第
1の基準値設定手段4側と第2の基準値設定手段5側と
で切り換える。即ち、ファンモータ駆動判定手段7がフ
ァンの停止を示す信号、例えばL信号を出力すれば切替
え手段6がライン9を第1の基準値設定手段4側に接続
し、ファンモータ駆動判定手段7がファンの駆動中を示
す信号、例えばH信号を出力すれば、ライン9を第2の
基準値設定手段5側に接続する。ファンモータ駆動判定
手段7は例えば前記ファンモータ12からの信号を拾うこ
とによって駆動の有無を判定することができる。
【0012】前記比較判定手段2は前記風量センサ1か
らのアナログ値とライン9からの第1基準アナログ値a
若しくは第2基準アナログ値bと比較し、風量センサ1
からのアナログ値が第1基準アナログ値aを越える場
合、及び第2基準アナログ値b未満になる場合には安全
動作手段10に対して出力指令を出力する。安全動作手段
10は比較判定手段2からの出力指令を入力すると、装置
の安全動作指令、例えばファンモータ駆動回路11に対し
て駆動停止指令を出力する。これによりファンモータ12
は停止される。勿論、ファンモータ12の停止中において
風量センサ1 からのアナログ値が第1基準アナログ値a
以下の場合、及びファンモータ12の駆動中において風量
センサ1からのアナログ値が第2基準アナログ値b以上
の場合には、比較判定手段2により風量センサ1は正常
と判定され、安全動作手段10への出力指令は出力されな
い。即ちそのまま運転が継続される。
【0013】なお、符号2から10までの各ブロックは一
般的にはマイクロコンピュータ13等の処理装置に置き換
えることができる。又、風量センサ1は熱線式のみなら
ず、O2センサ、COセンサ、CO2 センサ等同等の空燃比制
御を行わしめる他のセンサを用いてもよい。またセンサ
出力3は直接比較判定手段2に入力せずに、インターフ
ェイス回路を通してもよい。又、比較判定手段2の出力
にタイマー手段を設けて、遅延させてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請
求項1に記載の燃焼機の風量センサ故障判定装置によれ
ば、アナログ値出力を有する風量センサを使用した燃焼
機において、ファンモータの停止中及び駆動中共に、セ
ンサの故障を確実に判定することができる。また、状況
に応じて第1、第2の基準アナログ値を設定変更できる
ので、燃焼機の構造等に応じた適用範囲が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃焼機の風量センサ故障判定装置
の1実施例を示すブロック構成図である。
【図2】実施例における判定動作を示すフローチァート
である。
【図3】実施例における風量とセンサ出力の関係を示す
図である。
【符号の説明】
1 風量センサ 2 比較判定手段 4 第1の基準値設定手段 5 第2の基準値設定手段 6 切替え手段 7 ファンモータ駆動判定手段 10 安全動作手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 5/18 101 F23N 5/24 104 G01F 1/00 G01F 1/68 G01P 5/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンモータの送風量に応じたアナログ
    量を出力する風量センサを有する燃焼機の風量センサ故
    障判定装置であって、ファンモータ停止時に対応する第
    1基準アナログ値を出力する第1の基準値設定手段と、
    ファンモータ駆動時に対応する第2基準アナログ値を出
    力する第2の基準値設定手段と、ファンモータの駆動の
    有無を判定するファンモータ駆動判定手段と、該ファン
    モータ駆動判定手段による駆動有無信号により前記第
    1、第2の基準値設定手段からの出力ラインを切り換え
    る出力ライン切替え手段と、前記風量センサからのアナ
    ログ値と前記第1若しくは第2の基準判定手段からのア
    ナログ値とを比較し、風量センサからのアナログ値が前
    記第1基準アナログ値をこえるとき又は前記第2基準ア
    ナログ値未満のときに安全動作手段へ出力指令を出力す
    る比較判定手段とを有することを特徴とする燃焼機の風
    量センサ故障判定装置。
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