JP2951465B2 - 燃焼器 - Google Patents
燃焼器Info
- Publication number
- JP2951465B2 JP2951465B2 JP3348045A JP34804591A JP2951465B2 JP 2951465 B2 JP2951465 B2 JP 2951465B2 JP 3348045 A JP3348045 A JP 3348045A JP 34804591 A JP34804591 A JP 34804591A JP 2951465 B2 JP2951465 B2 JP 2951465B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- amount
- pressure difference
- air
- supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/18—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to rate of flow of air or fuel
- F23N2005/181—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to rate of flow of air or fuel using detectors sensitive to rate of flow of air
- F23N2005/182—Air flow switch
Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
用空気量不足を検出する機能を備えた燃焼器に関する。
の空燃比で燃焼する燃焼器においては、ほこり,油等に
より給気フィルタが詰って、単にファンの回転数を制御
するだけでは所定の空燃比を維持できない、つまり、燃
焼用空気量が不足することがある。また、これに伴って
すすが発生し熱交換器のフィンが詰まって排気不良を起
こすこともある。そこで、従来から、このような給排気
不良を検出した場合に燃焼器の動作を停止させる安全装
置が組み込まれている。この給排気不良は、燃焼室内と
ファンケース内の圧力差に応じてオン,オフする風圧ス
イッチ等を用いて検出される。そして、最近では、低レ
ベルの給排気不良であれば燃焼を停止させずに警報を出
力し、高レベルの給排気不良であれば燃焼を停止させる
といった2段階方式のものも知られている。
置では、このような給排気不良を2段階のレベルでとら
えるために、接点の動作レベルの異なる風圧スイッチを
合計2組設けなければならなかった。このため、風圧ス
イッチ,導圧管等の設置スペースを広くとらなければな
らず、近年要求されているコンパクト化に応えることが
難しかった。また、部品点数や製造工数が多くなりコス
トアップにつながってしまう。本発明の燃焼器は、風圧
スイッチ等の差圧センサを1つ用いるだけで所期の安全
動作を維持して上記課題を解決することを目的とする。
本発明の燃焼器は、ファンにより供給される燃焼用空気
の空気量と、燃料ガス量とを制御して燃焼量可変に所定
の空燃比で燃焼する燃焼器において、燃焼室内とファン
ケース内の圧力差あるいは燃焼室内と器具ケース内の圧
力差を検出する差圧検出手段と、上記圧力差の検出タイ
ミングを燃焼量の異なる複数の時期に設定して記憶する
検出タイミング記憶手段と、上記設定された検出タイミ
ングのうち、燃焼量大のとき及び燃焼量小のときのいず
れも上記差圧検出手段により所定の圧力差が検出されな
い場合には燃焼を停止し、燃焼量大のときに上記所定圧
力差が検出されるが燃焼量小のときには上記所定圧力差
が検出されない場合には燃焼を停止せずに異常を報知す
る異常処理手段とを備えたことを要旨とする。
焼器において燃焼を停止した場合には、所定の操作によ
りリセット処理しない限り、次回からの燃焼動作をも禁
止することを要旨とする。
変に燃焼するが、検出タイミング記憶手段に記憶された
検出タイミングのうち、燃焼量大のとき及び燃焼量小の
ときのいずれも差圧検出手段により所定の圧力差(燃焼
室内とファンケースあるいは器具ケース内の圧力差)が
検出されない場合には燃焼を停止する。また、燃焼量大
のときに所定圧力差が得られるものの燃焼量小の検出タ
イミングでは所定圧力差が得られない場合には、燃焼を
停止せずに異常を報知する。空燃比制御を行なう場合、
燃焼量が大きいほどファン回転数が大となって圧力差が
大きくなるのであるが、給排気不良が生じていれば、そ
の不良度合いが大きいほど圧力差が小さい。従って、燃
焼量大のときに所定の圧力差が得られない場合には、危
険な給排気不良レベルであるとして燃焼を禁止し、燃焼
量小のときのみ所定の圧力差が得られない場合には、低
レベルの給排気不良として燃焼を禁止せずに異常を報知
するのである。この結果、1つの差圧検出手段で2段階
レベルの検出が可能となり、コンパクト化,部品点数削
減等を図ることができる。また、低レベル時に異常を報
知することで、燃焼器を突然停止させてしまうという不
具合もなく、非常に使い勝手が良い。
にするために、以下本発明の燃焼器の好適な実施例につ
いて説明する。図1は、一実施例としての給湯器の概略
構成図である。給湯器1は、器具ケース2内中央に設け
られる燃焼室3と、燃焼室3内のバーナ4による燃焼熱
で伝熱管(図示略)に通水された水と熱交換する熱交換
器5と、熱交換器5の上部に設けられる排気フード6
と、燃焼排気を排出する排気筒7とを備えると共に、燃
焼室3底部には燃焼用空気を吸入して燃焼室3に供給す
るファン8(本実施例ではシロッコファン)が設けられ
ている。燃焼用空気は、ファン8の回転により器具ケー
ス2側面に設けられた給気口9から取り込まれ、給気フ
ィルタ10によりほこり等が除去された後ファンケース
11を経由して燃焼室3に送られる。
スが供給される。このガス導管12には、ガス流路の開
閉のみを行なう主電磁弁13と、制御信号に応じた開度
に設定されて所望のガス供給量に調整する比例電磁弁1
4とが直列に設けられる。そして、このガス供給量に応
じた量の燃焼用空気が燃焼室3に供給されるよう、ファ
ン8のモータ(図示略)が制御(回転数制御)される。
つまり、出湯温,入水温,通水量(これらは図示しない
センサにより検出される)に応じて設定される燃焼量が
得られるようにガス供給量,ファン回転数が制御され
る。
良を検出するために、ファンケース11内圧力と燃焼室
3内圧力との差を検出する風圧スイッチ20が設けられ
る。この風圧スイッチ20は、ファンケース11内と連
通する導圧管21をダイヤフラムの第一室22に、燃焼
室3内と連通する導圧管23をダイヤフラムの第二室2
4にそれぞれ連通し、両者の圧力差が所定圧力以上の場
合に接点部25がオンするものである。
排気系の制御を司どるコントローラ30が設けられる。
コントローラ30は、図示しない周知の算術論理演算回
路を構成するCPU,RAM,ROMと、各種のセンサ
からの信号を入力する入力インタフェースと、各種のア
クチュエータに駆動信号を出力する出力インタフェース
等から構成されるマイクロコンピュータである。尚、図
2においては、本発明の特徴となる給排気不良検出処理
にかかる構成のみの入出力関係を破線にて表している。
このコントローラ30には、遠隔操作用のリモコン31
が接続される。リモコン31には、通常の温度設定スイ
ッチ,運転スイッチ等(図示略)の他に、給排気不良を
報知する警告ランプ32(警告ブザーであってもよい)
が設けられる。尚、給湯器本体側にも同様の警告ランプ
33が設けられる。また、給排気不良の検出により燃焼
が停止した後、再度運転を可能にするリセットスイッチ
34が器具ケース2内に設けられ、器具ケース2を開け
て不良箇所除去後に操作するようになされている。
検出する処理について図2を用いて説明する。図2は、
コントローラ30が実行する給排気不良検出ルーチンを
表すもので、ROM内に記憶された制御プログラムや検
出タイミング等の各種パラメータに基づいて実行され
る。本ルーチンは、燃焼中に行なわれるもので、まず現
時点の燃焼量が予め設定記憶された第1燃焼量Aか否か
を判断し(S1)、第1燃焼量Aになるまで待って風圧
スイッチ20の状態(オンかオフか)を読み込む(S
2)。つまり、圧力差の検出タイミングを燃焼量が第1
燃焼量Aになった時としている。そして、風圧スイッチ
20がオンであれば(S3:YES)、所定の差圧が得
られているため正常であるとして本ルーチンを終了す
る。
チ20がオフであれば、燃焼用空気不足としてその異常
レベルを判定するためにステップ4からの処理に移行す
る。ステップ4に移行すると、燃焼量が第1燃焼量Aよ
りも大きい第2燃焼量Bになるまで待って、風圧スイッ
チ20の状態を読み込む(S5)。つまり、圧力差の検
出タイミングを今度は第1燃焼量Aより大きい第2燃焼
量Bとしている。そして、風圧スイッチ20がオンであ
れば(S6:YES)、低レベルの燃焼用空気不足(給
排気不良)として警告ランプ32,33を点滅させる
(S7)。
(S6:YES)、高レベルの燃焼用空気不足として不
完全燃焼による危険防止のために燃焼を停止すると共
に、次回からの器具動作も禁止し(S8)、ステップ7
の警告ランプ32,33を点滅させて本ルーチンを終了
する。
燃焼停止となる範囲を表したものである。正常時におい
ては、燃焼量と空気量との関係がほぼ直線的なラインL
1上を推移するが、給排気不良が高レベルになるほどこ
の傾きが小さくなる。つまり、風圧スイッチ20のオ
ン,オフが切り替わるレベルXと第1燃焼量Aとの交点
をY、レベルXと第2燃焼量Bとの交点をZとすると、
原点Oと点Yとを結ぶラインL2の傾きより小さい特性
であればまず給排気不良とされ、さらに、原点Oと点Z
とを結ぶラインL3より傾きが小さい特性であれば高レ
ベルの給排気不良(燃焼停止レベル)となる。従って、
警告処理が行なわれるのは領域R1であり、燃焼が停止
されるのは領域R2となる。簡単に表せば、次の表1の
通りとなる。
永年使用により給気フィルタ10が詰って給排気不良と
なった場合には、まず先に警告ランプ32,33により
異常が報知されるため、器具が停止してしまう前に給気
フィルタ10等を掃除することで正常に戻すことがで
き、突然給湯不能となって困ることがなく非常に使い勝
手が良い。また、燃焼停止した場合には、器具ケース2
を開けてリセットスイッチ34を操作しない限り、次回
からの給湯運転が禁止されているため極めて安全性が高
い。
を検出しているため、1つの風圧スイッチ20で燃焼禁
止と警告との2段階レベルでの異常を検知することがで
きる。この結果、従来のように2組の風圧スイッチを設
ける必要がなくなり、給湯器1のコンパクト化や製造工
数,部品点数等の削減を図ることができる。
本発明はこうした実施例に何等限定されるものでなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々な態様で実施し得
ることは勿論である。例えば、本実施例では燃焼室3内
とファンケース11内との圧力差を用いたが、燃焼室3
内と器具ケース2内との圧力差を用いても同様な給排気
不足を検出することができる。また、検出タイミング
は、第2燃焼量Bから先に行なってもよく、燃焼量が所
定値になった方から検出すればよい。
圧力差の検出タイミングを燃焼量の異なる時期に複数設
定しているため、1つの風圧スイッチで燃焼禁止と警告
との2段階レベルでの異常を検知することができる。こ
の結果、従来のように2組の風圧スイッチを設ける必要
がなくなり、燃焼器のコンパクト化や製造工数,部品点
数等の削減を図ることができる。また、低レベル時に異
常を報知することで、燃焼を突然停止させてしまうとい
う不具合もなく、非常に使い勝手が良い。また、燃焼を
停止した場合に次回からの燃焼動作をも禁止すること
で、非常に安全性が高いものとなる。
である。
ある。
ン,11…ファンケース,20…風圧スイッチ,30…
コントローラ,32,33…警告ランプ,34…リセッ
トスイッチ。
Claims (2)
- 【請求項1】 ファンにより供給される燃焼用空気の空
気量と、燃料ガス量とを制御して燃焼量可変に所定の空
燃比で燃焼する燃焼器において、 燃焼室内とファンケース内の圧力差あるいは燃焼室内と
器具ケース内の圧力差を検出する差圧検出手段と、 上記圧力差の検出タイミングを燃焼量の異なる複数の時
期に設定して記憶する検出タイミング記憶手段と、 上記設定された検出タイミングのうち、燃焼量大のとき
及び燃焼量小のときのいずれも上記差圧検出手段により
所定の圧力差が検出されない場合には燃焼を停止し、燃
焼量大のときに上記所定圧力差が検出されるが燃焼量小
のときには上記所定圧力差が検出されない場合には燃焼
を停止せずに異常を報知する異常処理手段とを備えたこ
とを特徴とする燃焼器。 - 【請求項2】 上記燃焼を停止した場合には、所定の操
作によりリセット処理しない限り、次回からの燃焼動作
をも禁止する請求項1記載の燃焼器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348045A JP2951465B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348045A JP2951465B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 燃焼器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05157231A JPH05157231A (ja) | 1993-06-22 |
JP2951465B2 true JP2951465B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=18394371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3348045A Expired - Lifetime JP2951465B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 燃焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2951465B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10094591B2 (en) | 2011-08-15 | 2018-10-09 | Carrier Corporation | Furnace control system and method |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1287317B1 (it) * | 1996-07-12 | 1998-08-04 | Rbl Spa | Dispositivo di sicurezza per il controllo della produzione di ossido di carbonio nei bruciatori. |
US6571817B1 (en) * | 2000-02-28 | 2003-06-03 | Honeywell International Inc. | Pressure proving gas valve |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP3348045A patent/JP2951465B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10094591B2 (en) | 2011-08-15 | 2018-10-09 | Carrier Corporation | Furnace control system and method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05157231A (ja) | 1993-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100186678B1 (ko) | 연소 장치 | |
CA2125760C (en) | Variable speed inducer motor control method | |
JP2951465B2 (ja) | 燃焼器 | |
JP2951464B2 (ja) | 燃焼機器の安全装置 | |
JPH05248646A (ja) | ボイラ循環ポンプの保護装置 | |
JP3558439B2 (ja) | 安全燃焼装置 | |
JP3558448B2 (ja) | 燃焼機器 | |
JP6671242B2 (ja) | 熱源機 | |
KR0146011B1 (ko) | 연소기기의 불완전연소시의 연소정지장치 | |
JPH0512676Y2 (ja) | ||
JP3693203B2 (ja) | 不完全燃焼防止装置 | |
JPH05164323A (ja) | 燃焼器 | |
KR0153692B1 (ko) | 역풍에 대한 강제배기식 보일러의 제어방법 | |
JP3566757B2 (ja) | 燃焼機器 | |
KR960016352B1 (ko) | 보일러에서 폐가스 배출시 안전연소 제어장치 | |
JP3654607B2 (ja) | ガス燃焼機器の不完全燃焼防止装置 | |
JP3695386B2 (ja) | 燃焼装置 | |
JPH0422213Y2 (ja) | ||
JP4110665B2 (ja) | 複合燃焼機器の燃焼改善方法 | |
KR0157001B1 (ko) | 가스보일러의 열교환기 비등음 방지방법 | |
JP3511155B2 (ja) | 燃焼装置 | |
JPH08210637A (ja) | 燃焼装置 | |
JP3663818B2 (ja) | ボイラにおける故障判定方法 | |
JPH05113156A (ja) | 排気ガス再循環装置の故障診断装置 | |
JPH04143513A (ja) | 燃焼器具からの排ガスの屋内流出による危険防止方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070709 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709 Year of fee payment: 11 |